JP2005244770A - インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機 - Google Patents

インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005244770A
JP2005244770A JP2004053923A JP2004053923A JP2005244770A JP 2005244770 A JP2005244770 A JP 2005244770A JP 2004053923 A JP2004053923 A JP 2004053923A JP 2004053923 A JP2004053923 A JP 2004053923A JP 2005244770 A JP2005244770 A JP 2005244770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
div
interleave parameter
parameter calculation
value
interleaver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004053923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4909498B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Ishida
一博 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004053923A priority Critical patent/JP4909498B2/ja
Priority to EP20050004021 priority patent/EP1569374B1/en
Priority to US11/064,479 priority patent/US7698620B2/en
Priority to CNB2005100524559A priority patent/CN100449949C/zh
Publication of JP2005244770A publication Critical patent/JP2005244770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4909498B2 publication Critical patent/JP4909498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0064Concatenated codes
    • H04L1/0066Parallel concatenated codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0041Arrangements at the transmitter end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0071Use of interleaving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】 IMT2000の標準規格3GPP TS25.212で規定されるターボ符号のインターリーバで使用されるパラメータである行内入れ替えパターンU[i][j]を、素数p、ベースシーケンスs[j]、行間入れ替えパターンT[i]、素数列q[i]から求める際に、中間値として求められるy[i]=q[i]×mod(p−1)を簡単に計算する。
【解決手段】 パラメータ演算装置は、ステップ32で、i、divを0に初期化する。ステップ33で、q[i]≧div+p−1の場合、ステップ34で、divの値にp−1を加算する。q[i]<div+p−1の場合、そのままステップ35に進む。ステップ35で、y[i]=q[i]−divから、y[i]を求める。ステップ36で、iをインクリメントし、iがRになるまで、ステップ33からステップ36の処理を繰り返す。以上により、多くのクロック数を要する剰余演算を行わなくて済む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、第3世代の移動通信システム(IMT2000)の無線アクセス方式(RAN)の1つとして標準化されている広域DS−CDMA(W−CDMA)において規格化されている、素数インターリーバと呼ばれるターボコーディング用の内部インターリーバに関する。
広域DS−CDMA(W−CDMA)は、第3世代の移動通信システム(IMT2000)の無線アクセス方式(RAN)の1つとして標準化され、その中で、素数インターリーバと呼ばれるターボコーディング用の内部インターリーバが規格化されている。その詳細な説明が、「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Multiplexing And Channel Coding (FDD) (Release 1999) 3GPP TS25.212 V3.10.0 (2002−06) 4.2.3.2.3章 Turbo Code Internal Interleaver 16頁〜19頁」(非特許文献1)に開示されている。以下の説明は、非特許文献1の記載にもとづく。
IMT2000(W−CDMA)の標準規格3GPP TS25.212で規定されるターボ符号のインターリーバにおいて、送信するデータを符号化するのに必要不可欠な行内の入れ替えパターンU[i][j]は、素数p、ベースシーケンスs[j]、後述のように定義されるr[i]を用いて、次のように定義されている。
(数1)
U[i][j]=s[(j×r[i])×mod(p−1)]=s[x[i][j]]
ただし、x[i][j]=(j×r[i])×mod(p−1)。
ここで、r[i]は、行間の入れ替えパターンT[i]と、後述のように定義される素数列q[i]を用いて、次のように定義されている。
(数2)
r[T[i]]=q[i]。
素数列q[i]は、インターリーバの行数R、素数pを用いて、次のように定義されている。
(数3)
q[0]=1
q[i](i=1,2,・・・,R−1)は、g.c.d(q[i],p−1)=1かつq[i]>6かつq[i]>q[i−1]を満たす最小の素数。
ただし、g.c.d(x,y)は、xとyの最大公約数。
表1を参照すると、インターリーバの行数R=20のときの、素数pの各値に対する素数列q[i]の値が例示されている。
Figure 2005244770
Figure 2005244770
以上のように、行内の入れ替えパターンU[i][j]は、素数p、ベースシーケンスs[j]、行間の入れ替えパターンT[i]、素数列q[i]を用いて計算されることになる。
IMT2000における携帯電話機などでは、まず、送信を行うデータのデータ長が求められる。そして、求められたデータ長(または、送信を行うデータを格納する行列の大きさ)にしたがって、素数p、ベースシーケンスs[j]、行間の入れ替えパターンT[i]、素数列q[i]が求められ、これらをもとに、行内の入れ替えパターンU[i][j]が計算される。そして、計算された行内の入れ替えパターンU[i][j]と、行間の入れ替えパターンT[i]をもとに、送信データが符号化され、符号化された送信データは携帯電話網に送出される。この符号化されたデータを受信した別の携帯電話機は、同じく計算された行内の入れ替えパターンU[i][j]と、行間の入れ替えパターンT[i]をもとに、符号化されている受信データを復号化する。
素数p、ベースシーケンスs[j]、素数列q[i]は、送信を行うデータのデータ長(または、送信を行うデータを格納する行列の大きさ)から、一義的に求められるようになっている。素数列q[i]に関しては、(数3)および[表1]で示した。また、ベースシーケンスs[j]の効率的な計算方法が、本出願人により、すでに出願されている(特願2003−298493)。また、行間の入れ替えパターンT[i]には、4つの固定化されたパターンが存在し、いずれか1つが選択される。
以上のように、行内の入れ替えパターンU[i][j]は、素数p、ベースシーケンスs[j]、行間の入れ替えパターンT[i]、素数列q[i]を用いて計算されるが、計算の簡略化のため、行内の入れ替えパターンU[i][j]を求めるための中間値として、次のように定義されるy[i]を求めたうえで、行内の入れ替えパターンU[i][j]を計算することが通常である。
(数4)
y[i]=w[i][1]=q[i]×mod(p−1)。
ここで、w[i][j]は、次のように定義される。
(数5)
w[i][j]=x[T[i]][j]=(j×r[T[i]])×mod(p−1)=(j×q[i])×mod(p−1)。
以下、具体例を用いて、従来技術による、行内の入れ替えパターンU[i][j]の計算方法を説明する。
まず、送信を行うデータのデータ長から、素数p、ベースシーケンスs[j]、行間の入れ替えパターンT[i]、素数列q[i]が求められる。例えば、次のような、p、s[j]、T[i]、q[i]が得られたとする。
(設定パラメータ)
p=7
s[j]=[1,3,2,6,4,5](j=0〜5)
T[i]=[4,3,2,1,0](i=0〜4)(R=5)
q[i]=[1,7,11,13,17](i=0〜4)(R=5)。
まず、中間値y[i]が、(数4)、p、q[i]をもとに、次のように計算される。図4を参照すると、y[i]を求めるためのフローチャートが示されている。
(計算プロセス1)
y[0]=q[0]×mod(7−1)= 1×mod6=1
y[1]=q[1]×mod(7−1)= 7×mod6=1
y[2]=q[2]×mod(7−1)=11×mod6=5
y[3]=q[3]×mod(7−1)=13×mod6=1
y[4]=q[4]×mod(7−1)=17×mod6=5。
次に、x[i][1]が、(計算プロセス1)で求められたy[i]、T[i]、(数4)、(数5)をもとに、次のように求められる。
(計算プロセス2)
y[i]=w[i][1]=x[T[i]][1]
y[0]=w[0][1]=x[T[0]][1]=x[4][1]=1
y[1]=w[1][1]=x[T[1]][1]=x[3][1]=1
y[2]=w[2][1]=x[T[2]][1]=x[2][1]=5
y[3]=w[3][1]=x[T[3]][1]=x[1][1]=1
y[4]=w[4][1]=x[T[4]][1]=x[0][1]=5
よって、x[i][1]=[5,1,5,1,1](i=0〜4)(R=5)。
次に、x[i][j]が、(計算プロセス2)で求められたx[i][1]、pをもとに、次のように(数1)を参考にして、剰余演算を行わずに求められる。
(計算プロセス3)
x[0][0]=0
x[0][1]=5
x[0][2]=x[0][1]+x[0][1]−(p−1)=5+5−6=4
x[0][3]=x[0][2]+x[0][1]−(p−1)=4+5−6=3
x[0][4]=x[0][3]+x[0][1]−(p−1)=3+5−6=2
x[0][5]=x[0][4]+x[0][1]−(p−1)=2+5−6=1
(x[0][1]+x[0][1]、x[0][2]+x[0][1]、x[0][3]+x[0][1]、x[0][4]+x[0][1]がp−1より大きいので、p−1だけ減算される。)
x[1][0]=0
x[1][1]=1
x[1][2]=x[1][1]+x[1][1]=1+1=2
x[1][3]=x[1][2]+x[1][1]=2+1=3
x[1][4]=x[1][3]+x[1][1]=3+1=4
x[1][5]=x[1][4]+x[1][1]=4+1=5
(x[0][1]+x[0][1]、x[0][2]+x[0][1]、x[0][3]+x[0][1]、x[0][4]+x[0][1]がp−1より小さいので、そのまま出力される。)
x[2][0]=0
x[2][1]=5
x[2][2]=x[2][1]+x[2][1]−(p−1)=5+5−6=4
x[2][3]=x[2][2]+x[2][1]−(p−1)=4+5−6=3
x[2][4]=x[2][3]+x[2][1]−(p−1)=3+5−6=2
x[2][5]=x[2][4]+x[2][1]−(p−1)=2+5−6=1
(x[0][1]+x[0][1]、x[0][2]+x[0][1]、x[0][3]+x[0][1]、x[0][4]+x[0][1]がp−1より大きいので、p−1だけ減算される。)
x[3][0]=0
x[3][1]=1
x[3][2]=x[3][1]+x[3][1]=1+1=2
x[3][3]=x[3][2]+x[3][1]=2+1=3
x[3][4]=x[3][3]+x[3][1]=3+1=4
x[3][5]=x[3][4]+x[3][1]=4+1=5
(x[0][1]+x[0][1]、x[0][2]+x[0][1]、x[0][3]+x[0][1]、x[0][4]+x[0][1]がp−1より小さいので、そのまま出力される。)
x[4][0]=0
x[4][1]=5
x[4][2]=x[4][1]+x[4][1]−(p−1)=5+5−6=4
x[4][3]=x[4][2]+x[4][1]−(p−1)=4+5−6=3
x[4][4]=x[4][3]+x[4][1]−(p−1)=3+5−6=2
x[4][5]=x[4][4]+x[4][1]−(p−1)=2+5−6=1
(x[0][1]+x[0][1]、x[0][2]+x[0][1]、x[0][3]+x[0][1]、x[0][4]+x[0][1]がp−1より大きいので、p−1だけ減算される)。
最後に、x[i][j]、s[i]、(数1)をもとに、U[i][j]が求められる。
(計算プロセス4)
U[0][0]=s[x[0][0]]=s[0]=1
U[0][1]=s[x[0][1]]=s[5]=5
U[0][2]=s[x[0][2]]=s[4]=4
U[0][3]=s[x[0][3]]=s[3]=6
U[0][4]=s[x[0][4]]=s[2]=2
U[0][5]=s[x[0][5]]=s[1]=3
U[1][0]=s[x[1][0]]=s[0]=1
U[1][1]=s[x[1][1]]=s[1]=3
U[1][2]=s[x[1][2]]=s[2]=2
U[1][3]=s[x[1][3]]=s[3]=6
U[1][4]=s[x[1][4]]=s[4]=4
U[1][5]=s[x[1][5]]=s[5]=5
U[2][0]=s[x[2][0]]=s[0]=1
U[2][1]=s[x[2][1]]=s[5]=5
U[2][2]=s[x[2][2]]=s[4]=4
U[2][3]=s[x[2][3]]=s[3]=6
U[2][4]=s[x[2][4]]=s[2]=2
U[2][5]=s[x[2][5]]=s[1]=3
U[3][0]=s[x[3][0]]=s[0]=1
U[3][1]=s[x[3][1]]=s[1]=3
U[3][2]=s[x[3][2]]=s[2]=2
U[3][3]=s[x[3][3]]=s[3]=6
U[3][4]=s[x[3][4]]=s[4]=4
U[3][5]=s[x[3][5]]=s[5]=5
U[4][0]=s[x[4][0]]=s[0]=1
U[4][1]=s[x[4][1]]=s[5]=5
U[4][2]=s[x[4][2]]=s[4]=4
U[4][3]=s[x[4][3]]=s[3]=6
U[4][4]=s[x[4][4]]=s[2]=2
U[4][5]=s[x[4][5]]=s[1]=3。
「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Multiplexing And Channel Coding (FDD) (Release 1999) 3GPP TS25.212 V3.10.0 (2002−06) 4.2.3.2.3章 Turbo Code Internal Interleaver 16頁〜19頁」
携帯電話機などに使用されるプロセッサでは、その回路規模が抑えられているため、剰余演算を1桁ずつ行うものが多く、プロセッサのデータ幅が16bitの場合、(計算プロセス1)のy[i]の各行の演算(図4のステップ43)には16クロックを要することになる。さらに、図4の条件分岐(ステップ45)に2クロック、その以外の処理(ステップ44)に1クロックを要するとすると、図4のステップ43からステップ45の1回の繰り返し当たり、19クロックを要する。その結果、(計算プロセス1)には、合計で(19×R)クロック(Rの最大値は20なので、最大380クロック)を要することになる。
本発明の目的は、(計算プロセス1)のy[i]を求めるのに要するクロック数を大幅に減らし、(計算プロセス1)の処理時間を削減することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、(計算プロセス1)のy[i]を求める際に剰余演算を行わずに、代わりに加算と減算のみで、y[i]を計算する。具体的には、以下のように計算する。
[表1]を参照すると、すべてのpにおいて、q[i+1]−q[i]<p−1なので、

(数6)
z[i]=floor(q[i]/(p−1))
ただし、floor(q[i]/(p−1))は、q[i]/(p−1)の商

と、z[i]を定義すると、

(数7)
z[i]×(p−1)≦q[i]<(z[i]+1)×(p−1)
z[i]×(p−1)≦q[i]<q[i+1]<q[i]+p−1<(z[i]+2)×(p−1)

となる。よって、z[i]は、

(数8)
z[0]=0
q[i]<z[i−1]+p−1の場合、z[i]=z[i−1]
q[i]≧z[i−1]+p−1の場合、z[i]=z[i−1]+p−1
ただし、i=1,・・・,R−1

で表される。これを、i=1から順に計算することで、剰余演算を行わずに、加算と減算のみで、z[i]を求めることができる。そして、

(数9)
y[i]=q[i]−z[i]

により、剰余演算を行わずに、加算と減算のみで、y[i]を求めることができる。
以上説明したように、本発明によれば、y[i]を求めるために、クロック数を多く要する剰余演算を行わなくてもよいので、プロセッサの動作時間を削減することができる。また、プロセッサの動作時間の削減により、プロセッサの消費電力を削減することができる。また、剰余演算器を用いて装置を構成していた場合と比べて、剰余演算器が不要となることで、その分、装置の回路規模を削減できる。また、装置の回路規模の削減により、装置の消費電力が削減できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明のy[i]の計算方法は、[課題を解決するための手段]で説明した通りであるが、ここでは、具体例を用いて説明する。
ここでも、[背景技術]で用いた(設定パラメータ)を用いる。(設定パラメータ)、(数8)、(数9)をもとに、[背景技術]の(計算プロセス1)に対応するy[i]の計算を行う。
まず、(数8)、q[i]、pをもとに、z[i]が計算される。
(z[i]の計算)
z[0]= 0
7=q[1]≧z[0]+p−1= 6なので、z[1]=z[0]+p−1= 6
11=q[2]<z[1]+p−1=12なので、z[2]=z[1] = 6
13=q[3]≧z[2]+p−1=12なので、z[3]=z[2]+p−1=12
17=q[4]<z[3]+p−1=18なので、z[4]=z[3] =12。
次に、(z[i]の計算)で求められたz[i]、q[i]、(数9)をもとに、y[i]が求められる。
(y[i]の計算)
y[0]=q[0]−z[0]= 1− 0=1
y[1]=q[1]−z[1]= 7− 6=1
y[2]=q[2]−z[2]=11− 6=5
y[3]=q[3]−z[3]=13−12=1
y[4]=q[4]−z[4]=17−12=5。
得られた結果は、[背景技術]の(計算プロセス1)で得られた結果と一致している。
以降、U[i][j]を求めるために、[背景技術]の(計算プロセス2)から(計算プロセス4)と全く同じ計算を行う。(計算プロセス2)から(計算プロセス4)には、剰余演算は含まれていない。
以下、このy[i]の計算方法を採用したインターリーブパラメータ演算装置について、詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施例の構成が示されている。1は、インターリーブパラメータ演算装置1であり、プロセッサ11と、q[i]メモリ12と、y[i]メモリ14を含む。2は、インターリーバである。インターリーブパラメータ演算装置1と、インターリーバ2は、携帯電話機などに搭載される。
インターリーブパラメータ演算装置1は、送信を行うデータを受信し、そのデータ長を求める。プロセッサ11が、求められたデータ長から、p、s[j]、T[i]、q[i]、次いで中間値y[i]、次いでU[i][j]を計算する。プロセッサ11は、計算したq[i]、y[i]を、それぞれq[i]メモリ12、y[i]メモリ14に格納する。そして、インターリーブパラメータ演算装置1は、インターリーバ2に、U[i][j]、T[i]を出力する。
インターリーバ2は、送信を行うデータを受信し、インターリーブパラメータ演算装置1から受信したU[i][j]、T[i]をもとに、送信を行うデータを符号化し、これを出力する。
図2を参照すると、プロセッサ11が行う計算のうち、上述した本発明のy[i]の計算をルーチン化したフローチャートが示されている。
ステップ32で、i、divを0に初期化する。ここで、変数divは、z[i]に対応する。ステップ33で、(数8)に対応する判定を行い、q[i]≧div+p−1の場合、ステップ34で、divの値にp−1を加算する。q[i]<div+p−1の場合、そのままステップ35に進む。ステップ35で、y[i]=q[i]−divから、y[i]を求める。ステップ36で、iをインクリメントし、iがRになるまで、ステップ33からステップ36の処理を繰り返す。
ここで、条件分岐(ステップ33、37)は2クロック、それ以外の処理(ステップ34、35、36)は1クロックに相当するので、ステップ33からステップ37の1回の繰り返し当たり、7クロックを要する。これは、[発明が解決しようとする課題]で検討したように、従来の方法が、1回の繰り返し当たり19クロックを要していたので、結局、12クロック分の処理量削減効果が得られたことになる。Rの最大値が20なので、最大240クロックの処理量削減が可能となる。
図3を参照すると、インターリーブパラメータ演算装置1の実装例が示されている。
12は、q[i]の値を格納するメモリである。72は、−(p−1)の値を有する定数ブロックである。73は、−divの値を有するレジスタである。74は、メモリアドレスを生成するカウンタである。14は、y[i]の値を格納するメモリである。76は、メモリ12のアドレスiの値を選択するセレクタである。77は、q[i]−div、または、q[i]−(div+p−1)の値で出力を選択するセレクタである。78は、−(div+p−1)、または、−divの値で出力を選択するセレクタである。79は、メモリ14の格納先を選択するセレクタである。
次に、この実装例の動作を説明する。初期状態では、カウンタ74、レジスタ73の値i、divは、それぞれ「0」、「0」を保持している。セレクタ76により、メモリ12のアドレスiのデータq[i]が選択される。q[i]と、レジスタ73の値−divと、定数ブロック72の値−(p−1)より、q[i]−(div+p−1)が求められる。q[i]−(div+p−1)<0の場合、セレクタ77、78は、それぞれq[i]−div、−divを選択し、それ以外の場合は、それぞれq[i]−(div+p−1)、−(div+p−1)を選択する。セレクタ77の選択値はメモリ14のアドレスiに格納され、セレクタ78の選択値はレジスタ73に格納される。以上の処理が、カウンタ74の値iがR−1になるまで繰り返される。以上により、メモリ14にy[i]が生成される。
なお、インターリーブパラメータ演算装置1は、専用のハードウェアにより実現する以外に、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取りが可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを、インターリーブパラメータ演算装置1となるべきコンピュータに読み込ませて実行することにより、実現するものでもよい。コンピュータ読み取りが可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取りが可能な記録媒体とは、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間に、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、コンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
本発明の一実施例の構成を示した図である。 本発明による、y[i]を計算するためのフローチャートである。 インターリーブパラメータ演算装置の実装例を示した図である。 従来技術による、y[i]を計算するためのフローチャートである。
符号の説明
1 インターリーブパラメータ演算装置
2 インターリーバ
11 プロセッサ
12 q[i]メモリ
14 y[i]メモリ
31〜38 ステップ
72 定数ブロック
73 レジスタ
74 カウンタ
76 セレクタ
77 セレクタ
78 セレクタ
79 セレクタ
41〜46 ステップ

Claims (5)

  1. IMT2000の標準規格である3GPP TS25.212で規定されるターボ符号のインターリーバ装置に対して、前記インターリーバ装置が送信データを符号化するのに必要な行内入れ替えパターンU[i][j]と、行間入れ替えパターンT[i]を出力するインターリーブパラメータ演算装置が、前記送信データのデータ長から求めた、前記行間入れ替えパターンT[i]と、素数pと、ベースシーケンスs[j]と、素数列q[i]をもとに前記行内入れ替えパターンU[i][j]を計算する過程で、中間値として求めるべきy[i]=q[i]×mod(p−1)を計算するインターリーブパラメータ演算方法において、
    前記インターリーブパラメータ演算装置が、iと変数divを0に初期化する第1のステップと、
    前記インターリーブパラメータ演算装置が、q[i]≧div+p−1の場合、divの値にp−1を加算して保存し、q[i]<div+p−1の場合、divの値をそのまま保存する第2のステップと、
    前記インターリーブパラメータ演算装置が、前記第2のステップで保存されたdivの値をもとに、y[i]=q[i]−divから、y[i]を求める第3のステップを有し、
    前記インターリーブパラメータ演算装置が、iがインターリーバの行数Rになるまでiをインクリメントして、前記第2のステップと前記第3のステップを繰り返し、すべてのiに対して、y[i]を求めることを特徴とするインターリーブパラメータ演算方法。
  2. 請求項1に記載の前記インターリーブパラメータ演算方法を、前記インターリーブパラメータ演算装置となるべきコンピュータに実行させるプログラム。
  3. 請求項1に記載の前記インターリーブパラメータ演算方法を、前記インターリーブパラメータ演算装置となるべきコンピュータに実行させるプログラムを記録した、コンピュータ読み取りが可能な記録媒体。
  4. IMT2000の標準規格である3GPP TS25.212で規定されるターボ符号のインターリーバ装置に対して、前記インターリーバ装置が送信データを符号化するのに必要な行内入れ替えパターンU[i][j]と、行間入れ替えパターンT[i]を出力するインターリーブパラメータ演算装置であって、前記送信データのデータ長から求めた、前記行間入れ替えパターンT[i]と、素数pと、ベースシーケンスs[j]と、素数列q[i]をもとに前記行内入れ替えパターンU[i][j]を計算する過程で、中間値として求めるべきy[i]=q[i]×mod(p−1)を計算するインターリーブパラメータ演算装置において、
    iと変数divを0に初期化する第1の手段と、
    q[i]≧div+p−1の場合、divの値にp−1を加算して保存し、q[i]<div+p−1の場合、divの値をそのまま保存する第2の手段と、
    前記第2の手段が保存したdivの値をもとに、y[i]=q[i]−divから、y[i]を求める第3の手段と、
    iがインターリーバの行数Rになるまでiをインクリメントして、前記第2の手段と前記第3の手段に処理を繰り返えさせて、すべてのiに対して、y[i]を求める第4の手段を有することを特徴とするインターリーブパラメータ演算装置。
  5. 請求項4に記載の前記インターリーブパラメータ演算装置を有する携帯電話機。
JP2004053923A 2004-02-27 2004-02-27 インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機 Expired - Fee Related JP4909498B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004053923A JP4909498B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機
EP20050004021 EP1569374B1 (en) 2004-02-27 2005-02-24 Interleave parameter processing method
US11/064,479 US7698620B2 (en) 2004-02-27 2005-02-24 Interleave parameter processing method
CNB2005100524559A CN100449949C (zh) 2004-02-27 2005-02-28 交织参数处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004053923A JP4909498B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005244770A true JP2005244770A (ja) 2005-09-08
JP4909498B2 JP4909498B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=34747548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004053923A Expired - Fee Related JP4909498B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7698620B2 (ja)
EP (1) EP1569374B1 (ja)
JP (1) JP4909498B2 (ja)
CN (1) CN100449949C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708474B1 (ko) * 2005-09-15 2007-04-18 삼성전자주식회사 선형 합동 인터리버의 매개변수 결정 방법 및 그를 이용한 선형 합동 인터리버

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101453220B (zh) * 2007-12-03 2012-02-01 华为技术有限公司 用于重复累积码编码的交织方法和编码方法及相应设备
US8693570B2 (en) * 2008-10-31 2014-04-08 Industrial Technology Research Institute Communication methods and systems having data permutation
CN102812431A (zh) 2010-03-22 2012-12-05 Lrdc系统有限公司 用于识别与保护一组源数据的完整性的方法
KR20120071511A (ko) * 2010-12-23 2012-07-03 한국전자통신연구원 이동통신 시스템의 데이터 레이트 매칭 방법 및 장치
US9015551B2 (en) * 2012-04-19 2015-04-21 Mediatek Inc. Decoding apparatus with de-interleaving efforts distributed to different decoding phases and related decoding method thereof
CN109842461B (zh) * 2017-11-24 2022-08-26 山东协力合智通信科技有限公司 数据交织方法和装置、交织数据解交织方法和装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267934A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd インタリーブアドレス生成装置
JP2002190743A (ja) * 2000-09-29 2002-07-05 Samsung Electronics Co Ltd Umtsにおけるターボ符号化器のインターリーバ及びインターリービングを遂行するための方法
JP2005072843A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Nec Corp 携帯電話機、インターリーブパラメータ演算装置、方法及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE349108T1 (de) 1999-05-19 2007-01-15 Samsung Electronics Co Ltd Vorrichtung und verfahren zur turboverschaltelung
JP3865556B2 (ja) 2000-02-01 2007-01-10 松下電器産業株式会社 サンプルデータ変換装置およびプログラム記録媒体
FR2809249B1 (fr) 2000-05-16 2004-04-23 France Telecom Procede et systeme de detection et de decodage iteratif de symboles recus, couple a une reestimation des coefficients du canal de transmission
US6675347B1 (en) * 2000-07-19 2004-01-06 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for combined puncturing and repeating of code symbols in a communications system
US6845482B2 (en) * 2001-02-28 2005-01-18 Qualcomm Incorporated Interleaver for turbo decoder
US7028230B2 (en) * 2001-11-05 2006-04-11 Nokia Corporation Partially filling block interleaver for a communication system
US7058874B2 (en) * 2002-05-24 2006-06-06 Lucent Technologies Inc. Interleaver address generator and method of generating an interleaver address

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267934A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd インタリーブアドレス生成装置
JP2002190743A (ja) * 2000-09-29 2002-07-05 Samsung Electronics Co Ltd Umtsにおけるターボ符号化器のインターリーバ及びインターリービングを遂行するための方法
JP2005072843A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Nec Corp 携帯電話機、インターリーブパラメータ演算装置、方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708474B1 (ko) * 2005-09-15 2007-04-18 삼성전자주식회사 선형 합동 인터리버의 매개변수 결정 방법 및 그를 이용한 선형 합동 인터리버

Also Published As

Publication number Publication date
CN1661925A (zh) 2005-08-31
EP1569374A2 (en) 2005-08-31
EP1569374B1 (en) 2013-08-14
EP1569374A3 (en) 2012-03-07
US7698620B2 (en) 2010-04-13
JP4909498B2 (ja) 2012-04-04
CN100449949C (zh) 2009-01-07
US20050204259A1 (en) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3677257B2 (ja) 畳込み復号装置
KR20040065268A (ko) 데이터 비트들을 병렬로 코딩하기 위한 방법 및 장치
JP2010539787A (ja) ビット列の符号化方式および符号化回路
US7698620B2 (en) Interleave parameter processing method
JP4064894B2 (ja) インタリーブド・アドレスを生成するための方法および装置
CN112800386A (zh) 傅里叶变换处理方法和处理器、终端、芯片及存储介质
CN108574560A (zh) 一种编码方法、译码方法、装置和设备
RU2577588C1 (ru) Способ и устройство для формирования кода скремблирования
US7552377B1 (en) Method of and circuit for interleaving data in a data coder
JP4265345B2 (ja) 携帯電話機、インターリーブパラメータ演算装置、方法及びプログラム
JP2009246474A (ja) ターボデコーダ
JP3962023B2 (ja) Cdmaシステム伝送行列係数計算
US6324504B1 (en) System and method for bit interleaving of full-rate speech data
JP3943329B2 (ja) レートマッチング/デマッチング処理装置
JP2006172475A (ja) 電子回路中で乗算演算または除算演算を行う方法およびその装置
JP2002247127A (ja) 無線装置におけるチャネル符号化及び復号化装置
EP1300954A1 (en) Encoding device and method, decoding device and method, providing medium, and method for generating data substitution position information
JP2008311869A (ja) レートマッチング装置及びその方法、デレートマッチング装置及びその方法、通信装置、プログラム、記録媒体
TWI572148B (zh) Optimized interleaved sequence generation method and interleaver for turbo code interleaver
JP2008527878A (ja) チャネル符号化
WO2008156341A2 (en) Method for data rate matching
KR100486530B1 (ko) 직교가변 확산계수 코드 생성 방법
JP5196567B2 (ja) 演算装置、復号化装置およびメモリ制御方法ならびにプログラム
JP2006211403A (ja) 誤り訂正装置
KR100853497B1 (ko) 터보 인터리빙 장치 및 그의 출력주소 발생 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090909

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees