JP2005243984A - 積層型セラミック基板の製造方法及び積層型セラミック基板 - Google Patents

積層型セラミック基板の製造方法及び積層型セラミック基板 Download PDF

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Abstract

【課題】基板端面方向の伸びが抑制され、且つ基板面上に段差がない積層型セラミック基板および、そのの製造方法を提供する。
【解決手段】グリーンシート積層体102を成形するグリーンシート積層体成形工程と、グリーンシート積層体を焼成する焼成工程と、を有する積層型セラミック基板の製造方法であり、グリーンシート積層体成形工程は、外周がグリーンシート1と略同形状で且つ内周を電子回路素子等2、3を囲みうる形状に開口させたシート状の枠体6をグリーンシートと焼結しうる材質で形成し、複数重ねたグリーンシートの最上面若しくは最下面のいずれか一方又は最上面及び最下面の両方に、枠体をグリーンシートと外周が揃うように重ねて配置して加圧する工程を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリーンシートを積層して焼成した積層型セラミック基板の製造方法と積層型セラミック基板に関する。
グリーンシートを積層して焼成した積層型セラミック基板の製造方法の多くは、誘電体セラミックスのグリーンシートに導電ペーストを印刷したものを積層、圧着、焼成することにより製造される。この製造方法のうち、プレス工程では、グリーンシートを複数重ねたものを金型に挟んで一軸加圧プレス機により加圧し、圧着する。一軸加圧プレス機により所定の圧力で加圧してグリーンシートを圧着する際、金型により一度にグリーンシートの積層方向に所定の圧力で加圧するため、圧着されたグリーンシート積層体には各々の端面方向に伸びが生じる。そのため、焼成された積層型セラミック基板に形成される電子部品の歩留まりが低下する。また、基板内部の電気的機能要素が多く重なり合う部分とそうでない部分との間で大きな段差が形成されるため、電気的機能要素が重なり合っている部分とそうでない部分とで圧力分布が生じる。電気的機能要素が重なり合っている部分では圧力が高く、電気的機能要素が重なり合っていない部分では圧力が低くなる。そのため、グリーンシートに圧着むらが生じ、焼成後の積層型セラミック基板において、例えば層間剥離等の構造上の欠陥を招く。
この問題を解決すべく、次の方法が開発された(例えば、特許文献1、2、3、4を参照。)。ここで、上記特許文献に係る発明について簡単に説明する。特許文献1及び特許文献2に係る発明は、プレス工程において、グリーンシートの中心部を加圧する部分よりグリーンシートの縁辺部近傍領域を加圧する部分を突出させた金型を用いることにより、プレス工程におけるグリーンシート積層体の伸びを抑制するものである。また、特許文献3に係る発明は、グリーンシートの縁辺部近傍領域の一部を加圧しうる突条部を有するスペーサをグリーンシートに当接させた状態で加圧することにより、プレス工程におけるグリーンシート積層体の伸びを抑制するものである。また、特許文献4に係る発明は、積層型セラミック基板上で電気的機能要素が配置される領域以外の領域に複数の島状膜を不連続に分布させ、プレス工程においてグリーンシートが均一に加圧されることにより、プレス工程におけるグリーンシート積層体の伸びを抑制するものである。
特開平10−214746号公報 特開2003−133171号公報 特開平7−106188号公報 特開平9−82558号公報
しかし、特許文献1、特許文献2及び特許文献3に係る発明では、グリーンシート積層体の縁辺部分に金型又はスペーサの突部に起因する段差が生じる。段差部分ではグリーンシート積層体の厚みが薄くなるために、焼成時に段差部分が重力で下方に変形してしまう。また、基板縁辺部に残存する段差により、基板縁辺部に印刷される認識マークの印刷スペースに制限ができてしまう。さらに、基板縁辺部に印刷された認識マークを識別することが困難となってしまう。また、特許文献4に係る発明に於いては、直径10μmの島状膜を印刷することは、印刷時のインクのにじみ等の問題から実質的には困難で、直径10μmの島状膜を印刷して形成した基板ではショートの可能性が高くなる。一方、島状膜の直径を大きくすると必要余白面積が大きくなり、基板上で電気的機能要素を配置する部分の設計に制限を与える。また、印刷時のインクのにじみを解消するために、例えばフォトリソグラフィー法を利用することも考えられる。しかし、フォトリソグラフィー法は高価なため、基板の製造コストがかかってしまう。さらに、島状膜が増えるにつれ焼成時にグリーンシート積層体の層間剥離が起こり易くなる。
そこで、本発明では、グリーンシート積層体の基板端面方向の伸びが抑制され、且つ基板面上に段差がない積層型セラミック基板の製造方法を提供することを目的とする。また、基板の端面方向の伸びによる基板外周の真直度を最大で0.02%以下、平均で0.012%以下とし、積層型セラミック基板に形成される電子部品の歩留まりを向上させることが可能な積層型セラミック基板を提供することを目的とする。
本発明では、プレス工程において、積層したグリーンシートの層間に電気的機能要素が配置されていない領域、つまりグリーンシートの縁辺部近傍の耳領域の厚さを意図的に厚くしてグリーンシートを加圧する。このように加圧することで、グリーンシートが均一に加圧され、グリーンシートの加圧むらをなくす。すなわち、本発明は、電子回路素子又は配線となる導電ペーストを印刷したグリーンシートを複数重ねてプレスしてグリーンシート積層体を成形するグリーンシート積層体成形工程と、前記グリーンシート積層体を焼成する焼成工程と、を有する積層型セラミック基板の製造方法において、前記グリーンシート積層体成形工程は、外周が前記グリーンシートと略同形状で且つ内周を前記電子回路素子又は配線を囲みうる形状に開口させたシート状の枠体を前記グリーンシートと焼結しうる材質で形成し、複数重ねた前記グリーンシートの最上面若しくは最下面のいずれか一方又は最上面及び最下面の両方に、前記枠体を前記グリーンシートと外周が揃うように重ねて配置して加圧する工程を含むことを特徴とする。複数重ねたグリーンシートに枠体を重ねることで、枠体が重ねられた部分の厚みが厚くなり、加圧時にグリーンシートを均一に加圧することができる。これにより、プレス工程におけるグリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制することができる。また、プレスによって枠体も一緒に押しつぶされ、グリーンシート積層体の面上は平坦となる。ここで、枠体をグリーンシートと焼結しうる材質とすることで、枠体とグリーンシート積層体とは焼結して一体となり、積層型セラミック基板成形後に基板面上に段差が残ることがない。
また、本発明は、電子回路素子又は配線となる導電ペーストを印刷したグリーンシートを複数重ねてプレスしてグリーンシート積層体を成形するグリーンシート積層体成形工程と、前記グリーンシート積層体を焼成する焼成工程と、を有する積層型セラミック基板の製造方法において、前記グリーンシート積層体成形工程は、外周が前記グリーンシートと略同形状で且つ内周を前記電子回路素子又は配線を囲みうる形状に開口させたシート状の枠体を前記グリーンシートと焼結しうる材質で形成し、複数重ねた前記グリーンシートのいずれか1以上の層間に、前記枠体を前記グリーンシートと外周が揃うように重ねて配置して加圧する工程を含むことを特徴とする。複数重ねたグリーンシートのいずれかの層間に枠体を重ねることで、枠体が重ねられた部分の厚みが厚くなり、加圧時にグリーンシートを均一に加圧することができる。これにより、プレス工程におけるグリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制することができる。また、プレスによって枠体も一緒に押しつぶされ、グリーンシート積層体の面上は平坦となる。ここで、枠体をグリーンシートと焼結しうる材質とすることで、枠体とグリーンシート積層体とは焼結して一体となり、積層型セラミック基板成形後に基板面上に段差が残ることがない。
ここで、前記枠体の総厚さは、複数重ねた前記グリーンシートの総厚さの5〜15%とすることが望ましい。枠体の総厚さをグリーンシートの総厚さの5〜15%とすることで、プレス工程において、グリーンシート面全体に均一に圧力がかかり、グリーンシートの加圧むらを防止する。
また、前記枠体の材質を前記グリーンシートの材質と同一とすることが望ましい。枠体の材質をグリーンシートと同一とすれば、加圧時にグリーンシートと枠体とが圧着し易く、グリーンシートと枠体とが容易に焼結して一体化する。
また、前記枠体の面積を前記グリーンシートの面積の4〜8%とすることが望ましい。枠体の面積をグリーンシートの面積の4〜8%とすることで、グリーンシート面全体に均一に圧力がかかり、グリーンシートの加圧むらを防止する。
本発明に係る積層型セラミック基板は、積層した複数のグリーンシートが焼結した焼結体の外周に沿って内側に設けた耳領域と、該耳領域の内側で前記焼結体の内部に電子回路素子又は配線を前記焼結体の厚さ方向に所定間隔で層状に配置した電気的機能要素配置領域と、を備える積層型セラミック基板であり、前記焼結体の表面における前記耳領域と前記電気的機能要素配置領域との境界は平坦で、且つ前記耳領域の密度が、前記電気的機能要素配置領域のうち前記電子回路素子又は配線が配置されていない部分の密度より大きいことを特徴とする。
上記積層型セラミック基板では、前記耳領域の密度は、前記電気的機能要素配置領域のうち前記電子回路素子又は配線が配置されていない部分の5〜15%大である場合を含む。
また、本発明に係る積層型セラミック基板は、積層した複数のグリーンシートが焼結した焼結体の外周に沿って内側に設けた耳領域と、該耳領域の内側で前記焼結体の内部に電子回路素子又は配線を前記焼結体の厚さ方向に所定間隔で層状に配置した電気的機能要素配置領域と、を備える積層型セラミック基板であり、前記耳領域と前記電気的機能要素配置領域との境界に沿って、前記耳領域の表面直下に細帯形状の光屈折面を有することを特徴とする。
上記積層型セラミック基板では、前記焼結体の外周を長方形又は正方形とし、且つ4辺の最大真直度を0.02%以下とするか、或いは4辺の平均真直度を0.012%以下としたことを含む。寸法精度の良い積層型セラミック基板を実現したものである。これにより、基板に形成される電子部品の歩留まりを向上させることができる。
本発明に係る積層型セラミック基板の製造方法では、基板端面方向の伸びが抑制され、且つ基板面上に段差がない積層型セラミック基板の製造することができる。また、本発明に係る積層型セラミック基板では、基板端面方向の伸びによる基板外周の真直度を最大で0.02%以下、平均で0.012%以下とすることができ、寸法精度が良い。これにより、積層型セラミック基板に形成される電子部品の歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明に実施の形態を示して本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。なお、図中、同一部材には同一符号を付している。まず、本実施形態に係る積層型セラミック基板の製造方法について説明する。図1に、本実施形態に係る積層型セラミック基板の焼成前の状態を示した概略断面図を示す。図1(a)に、加圧前のグリーンシートを複数重ねた状態の概略断面図を示し、図1(b)に、加圧後のグリーンシート積層体の概略断面図を示す。
(グリーンシートの成形工程)
積層型セラミック基板は、グリーンシート多層法により作製する。グリーンシートは、セラミック粉末と有機ビヒクルを混合しスラリーを作り、ドクターブレード法等によりPET(ポリエチレンテレフタレート)シート等の樹脂シート上に成膜することで得られる。積層型セラミック基板をガラスセラミック基板とする場合には、セラミック粉末とガラス粉末と有機ビヒクルを混合したスラリーを使用する。有機ビヒクルは主としてトルエンやイソプロピルアルコール等の溶媒、ポリビニルブチラールやアクリル等のバインダ、ジ−n−ブチルフタレート等の可塑剤で構成される。その他、解こう剤、湿潤剤等を入れても良い。
ガラスセラミック基板を低温焼成セラミック基板(LTCC基板)とする場合には、ガラス成分とセラミック成分は目的とする比誘電率や焼成温度に基づいて適宜選択すればよく、1000℃以下で焼成して得たアルミナ(結晶相)と酸化ケイ素(ガラス相)からなる基板が例示できる。その他、セラミック成分として、マグネシア、スピネル、シリカ、ムライト、フォルステライト、ステアタイト、コージェライト、ストロンチウム長石、石英、ケイ酸亜鉛、ジルコニア、チタニア等を用いることができる。ガラス成分としては、ホウケイ酸ガラス、ホウケイ酸バリウムガラス、ホウケイ酸ストロンチウムガラス、ホウケイ酸亜鉛ガラス、ホウケイ酸カリウムガラス等を用いることができる。ガラス成分は60〜80体積%とし、骨材であるセラミック成分を40〜20体積%とすることが好ましい。ガラス成分が上記の範囲を外れると複合組成物となりにくく、強度及び焼結性が低下するからである。
(導体又は誘電体原料の印刷工程)
得られたグリーンシート1について、縁辺部近傍の耳領域5を残して、電子回路素子又は配線を形成するために電気的機能要素配置領域7に導体ペーストや誘電体ペーストを印刷する。このとき、打ち抜き、ビアホール加工を形成する工程を行なっても良い。1000℃以下で焼成できるため内部導体を配線する場合にはAg、Ag−Pd合金、Cuの使用が可能である。
(プレス工程)
次にグリーンシート1に印刷を行なったものを所定の枚数積み重ねる。このとき、グリーンシート1の最上面に、シート状の枠体6をグリーンシート1と外周が揃うように重ねて配置する。図1(a)で示すように、グリーンシート1を複数重ねた状態では、グリーンシート1と、グリーンシート1との層間にある電子回路素子又は配線の導電ペースト層2と、ビアホールに充填された導電ペースト3と、ビアホールに充填された誘電体ペースト4と、を有し、さらに最上面に枠体6を有する。耳領域5を除いた基板の内側は電気的機能要素配置領域7である。
図2に、本実施形態に係る枠体の概略図を示す。図2(a)に、枠体の概略正面図を示し、図2(b)に、枠体のA−A´における概略断面図を示す。シート状の枠体6は、外周14を図1(a)に示すグリーンシート1と略同形状とし且つ内周15を電子回路素子又は配線が配置された図1(a)に示す電気的機能要素配置領域7を囲みうる形状に開口させた形状である。また、枠体6は、グリーンシート1と圧着し焼結しうる材質で形成している。焼成後に、枠体6とグリーンシート1とを分離させず、一体の焼結体を得るためである。さらに、枠体6は、グリーンシート1と同一材料からなるものとすることが望ましい。枠体6をグリーンシート1と同一材料からなるものとすると、加圧時に枠体6とグリーンシート1とが容易に圧着し、さらに焼成時に枠体6とグリーンシート1とが容易に焼結する。なお、枠体6の枠幅11は耳領域5(図1(a))の大きさと同一である必要はなく、グリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制する最適な大きさを選択する。これについては後述する。
従来では、複数重ねたグリーンシートを凹状の金型を用いてプレスしていた。凹状の金型を用いて、電気的機能要素が配置されていない耳領域を加圧する圧力を高めることでグリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制することができるからである。しかし、これらの方法では、基板の耳領域に段差が残ってしまうという問題が発生していた。本実施形態では、耳領域を加圧する圧力を高めるために、グリーンシート1の例えば最上面に枠体6を重ねる。耳領域5の厚みを厚くすることで耳領域5を加圧する圧力を高めることができるため、グリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制することができる。そのため、焼成後の積層型セラミック基板においても寸法精度が良く、積層型セラミック基板に形成される電子部品の歩留まりを向上させることができる。さらに、枠体6はグリーンシート1と圧着し焼結しうる材質であるため、焼成後には、枠体6とグリーンシート1とは焼結して一体となる。そのため、焼成後の積層型セラミック基板では基板上面は平坦となり、基板の耳領域に段差が残ることがない。図1(a)では、枠体6は、グリーンシート1の最上面に配置した形態を示したが、グリーンシート1の耳領域5の厚さを厚くして耳領域5と電気的機能要素配置領域7とを均一に加圧するために、枠体6は、グリーンシート1の最下面にグリーンシート1と外周が揃うように重ねて配置することとしてもよいし、最上面及び最下面の両方にグリーンシート1と外周が揃うように重ねて配置することとしてもよい。また、グリーンシート1のいずれか1以上の層間に枠体6をグリーンシート1と外周が揃うように重ねて配置することとしてもよい。また、枠体6はグリーンシート1の最上面、最下面及び層間いずれの位置にランダムに配置することとしてもよい。グリーンシート積層体の端面方向の伸びを抑制でき、且つ基板上面を平坦とすることができるという効果は、枠体6の上記いずれの配置位置によっても得ることができる。
枠体6の総厚さは、複数重ねたグリーンシート1の総厚さの5〜15%とすることが望ましい。枠体6の総厚さが5%未満であると、端面方向の伸びを抑制する効果を十分得ることができず、枠体6の総厚さが15%より大きいと、プレス工程において、電気的機能要素配置領域7に圧力が十分かからず圧着むらが生じるためである。なお、枠体6の総厚さが複数重ねたグリーンシート1の総厚さの5〜15%となれば、複数の枠体6を準備してグリーンシート1と共に重ねることとしてもよい。
また、枠体6の面積をグリーンシート1の面積の4〜8%とすることが望ましい。枠体6の面積が4%未満であると、端面方向の伸びを抑制する効果を十分得ることができず、枠体6の面積が8%より大きいと、積層型セラミック基板に形成することができる電子部品の数が少なくなるため、1つの積層型セラミック基板に対する電子部品の製造効率が下がる。ここで、例えばグリーンシート1の外周が円や正方形の場合、枠体6の枠幅11(図2(a))は一定であることが望ましい。グリーンシート1の外周が円や正方形の場合、グリーンシート1は加圧時に端面の等方向に伸びるためである。一方、グリーンシート1の外周が円や正方形でない場合は、枠体6の枠幅11は、グリーンシート1の外周の形状により適宜変更可能である。例えばグリーンシート1の外周が長方形である場合、長方形の長辺に該当する部分の枠体6の枠幅11は小さくし、長方形の短辺に該当する部分の枠体6の枠幅11は大きくして、全体として枠体6の面積をグリーンシート1の面積の4〜8%とすることが望ましい。加圧時のグリーンシート積層体の端面方向の伸びは、長方形の長辺と平行な方向が長く、長方形の短辺と平行な方向が短いためである。
グリーンシート1を複数重ねてさらに枠体6をグリーンシート1の最上面に重ねた状態で熱圧着して図1(b)に示すグリーンシート積層体102を形成した。熱圧着条件は、例えば温度が80℃、圧力は700kg/cmとする。ここで、グリーンシート1を複数重ねて枠体6をグリーンシート1の最上面に重ねた上にさらに離型フィルムを重ねてプレスすることとしてもよい。離型フィルムを設けることで、一軸加圧プレス機の金型のプレス面とグリーンシート積層体102とが直接接触せず、加圧後に一軸加圧プレス機からグリーンシート積層体102を取出し易くなる。離型フィルムは、ポリエステル等のプラスチックフィルムを適用することができる。一軸加圧プレス機は、平坦なプレス面を有する金型を使用する。このようにして加圧することによって、加圧後のグリーンシート積層体102の端面方向の伸びを抑制できる。また、枠体6は、一軸加圧プレス機の金型の平坦なプレス面によってグリーンシート1と共に押しつぶされ、グリーンシート積層体102の面上は平坦となる。そのため、従来では凹状の金型を用いていたために残存した耳領域の段差が、本実施形態に係るグリーンシート積層体102では残ることがない。
(焼成)
次にグリーンシート積層体102を連続炉に入れて焼成する。図3に連続炉(ベルト炉)におけるグリーンシート積層体の概略配置図を示した。グリーンシート積層体102は、ベルト20に載せられて連続炉21を通過し、焼成され、積層型セラミック基板101が得られる。枠体6は、焼成されることによってグリーンシートと共に焼結して一体化し、基板面上の枠体部分と枠体の内側のグリーンシート部分との境界は見分けがつかなくなる。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明する。
複数重ねたグリーンシートに枠体を重ねることについての効果を、枠体を使用しない場合と比較することで確認する。実施形態で説明したとおりにグリーンシートに電子回路素子又は配線を印刷してペースト層を形成した。グリーンシートの大きさは118mm×118mmとした。ペースト層を形成済みの厚さ125μmのグリーンシートを5枚重ね、さらにペースト層を形成済みの厚さ65μmのグリーンシートを10枚重ねた。合計15枚(総厚さ1275μm)重ねたグリーンシートの最上面に厚さ65μmの枠体を2枚(総厚さ130μm、グリーンシートの総厚さの10%)重ね、さらにその上面及び下面にポリエステルからなる離型フィルムを配置して熱圧着した。枠体の枠幅は、3mm幅(118mm辺)及び4mm幅(118mm辺)とした。図4(a)に、プレス工程におけるグリーンシート積層体の概略配置図を示す。熱圧着条件は、温度が80℃、圧力は700kg/cmとした。枠体6は、グリーンシートの中心部を開口させて枠形状として形成した。複数重ねたグリーンシートに枠体6を重ね、さらに離型フィルム40を配置した状態で、プレス面が平坦な金型49を取り付けた一軸加圧プレス機500によって矢印30の方向に加圧する。その後、一軸加圧プレス機500の圧力を開放する。その後、グリーンシート積層体201から離型フィルム40を剥がしてグリーンシート積層体201が完成する。さらに、最高温度900℃の連続炉にグリーンシート積層体201を入れて焼成して積層型セラミック基板を作製した。なお、連続炉において最高温度900℃で10〜20分間保持され、その後、30分間程度で炉冷される。図5は焼成後の積層型セラミック基板の概略図である。図5(a)は積層型セラミック基板301の概略正面図を示し、図5(b)は積層型セラミック基板301の概略側面図を示す。図4(a)に示す枠体6に相当する領域が図5(a)の耳領域5となる。耳領域5以外の部分は図5(a)の電気的機能要素配置領域7となる。また、積層型セラミック基板301の4辺に、真直度を計測するために等間隔で計測点を設け、各計測点に番号を付した。なお、耳領域5には電子回路素子又は配線用のペースト層は形成していない。この積層型セラミック基板301を実施例とした。
次に、枠体を使用しないで実施例と同様のペースト層を形成済みの厚さ85μmのグリーンシートを合計15枚(総厚さ1275μm)重ねたグリーンシート積層体を作製した。グリーンシートの大きさは実施例と同様に118mm×118mmとした。図4(b)に、プレス工程におけるグリーンシート積層体の概略配置図を示す。複数重ねたグリーンシートの上面及び下面に離型フィルム40を配置した状態で、凹状に窪んだ金型50を取り付けた一軸加圧プレス機500によって熱圧着した。熱圧着条件は、実施例と同様に温度が80℃、圧力は700kg/cmとした。実施例と同様にして加圧したグリーンシート積層体600を焼成して、積層型セラミック基板を作成した。図6は焼成後の積層型セラミック基板の概略図である。図6(a)は積層型セラミック基板401の概略正面図を示し、図6(b)は積層型セラミック基板401の概略側面図を示す。この積層型セラミック基板401を比較例とした。比較例では、凹状に窪んだ金型50を用いるため、積層型セラミック基板401の耳領域5には図4(b)に示す金型50に起因した段差65(図6(b))が形成される。耳領域5以外の部分は電気的機能要素配置領域7となる。また、積層型セラミック基板401の4辺に、真直度を計測するために実施例と同様に等間隔で計測点を設け、各計測点に番号を付した。
実施例と比較例とで、積層型セラミック基板外周の4辺の真直度を計測し、比較した。結果を図7から図10に示す。図7は、図5(a)に示す辺51、及び図6(a)に示す辺61の真直度を示す。図8は、図5(a)に示す辺52、及び図6(a)に示す辺62の真直度を示す。図9は、図5(a)に示す辺53、及び図6(a)に示す辺63の真直度を示す。図10は、図5(a)に示す辺54、及び図6(a)に示す辺64の真直度を示す。図7から図10において、横軸は、積層型セラミック基板外周の計測点番号を示し、縦軸は真直度を示す。真直度は、グリーンシート積層体の辺の長さと真直度公差との比で表す。
辺51及び辺61は、図7からプレス後の端面方向の伸びに差はなく、真直度に差は生じていない。一方、辺52及び辺62では、図8から、真直度に大きな差が生じている。辺62の最大真直度は計測点(39)において0.048%を超えているが、辺52の最大真直度は計測点(38)で0.010%に抑制されている。辺53及び辺63では、図9から、辺63の最大真直度は計測点(52)で0.041%を超えているが、辺53の最大真直度は計測点(46)、(55)で0.01%に抑制されている。辺54及び辺64についても、図10から、辺64の最大真直度は計測点(7)、(9)で0.034%以上であるが、辺54の最大真直度は計測点(10)で0.020%に抑制されている。以上の結果から、実施例の積層型セラミック基板301(図5)では、比較例の積層型セラミック基板401(図6)と比較して各辺総ての真直度を小さくすることができることがわかる。そのため、実施例の積層型セラミック基板301では、焼成後の積層型セラミック基板に形成される電子部品の歩留まりを向上させることができる。図7から図10から、実施例の積層型セラミック基板301では、基板4辺の真直度を最大で0.02%以下、平均で0.012%以下とすることができることがわかる。なお、積層型セラミック基板の各辺の真直度は、金型のプレス面の平行度に依存する。そのため、金型のプレス面の平行度によっては、図7に示すように枠体を使用しない場合でも真直度が小さくなる場合があるが、枠体を使用することによって、各辺総ての真直度を小さくすることができることは明らかである。また、積層型セラミック基板の各辺の真直度は、焼成温度や焼成速度にも依存する場合がある。
次に、実施例の積層型セラミック基板301に略平行に可視光を当てて基板上面を観察した。結果を図11に示す。図11から、図面左に基板端部10が観察でき、図面右側に基板の電気的機能要素配置領域7が観察できる。基板端部10と電気的機能要素配置領域7との間に耳領域5が観察できる。実施例の積層型セラミック基板301の基板面上は平坦となるため、基板面のみの観察では基板面が平坦な通常の積層型セラミック基板と見分けがつかない。しかし、実施例の積層型セラミック基板301では、耳領域5と電気的機能要素配置領域7との境界に沿って、耳領域5に境界線9を観察することができる。図1(b)に示すように、グリーンシート積層体102の表面は平坦となる。枠体がグリーンシートと共に平坦なプレス面を有する金型によって押しつぶされるためである。そのため、グリーンシート積層体102を焼成した積層型セラミック基板301(図11)の耳領域5では、プレス工程において重ねた枠体の厚みの分、密度が高くなる。密度の違いから、耳領域5の枠体に相当する部分の焼結体と電気的機能要素配置領域7の焼結体との間で屈折率が異なる。そのため、図11に示されるように基板表面に略平行に光を当てたときに屈折率の異なる基点で光が反射若しくは散乱する。この屈折率の異なる基点は、耳領域5の表面直下に細帯形状に存在する。その結果、細帯形状の光屈折面を枠体に由来する境界線9として観察することができると推察できる。なお、境界線9上の耳領域5の表面は平坦であるため、光屈折面での反射光を観察できる。
次に、図11に示す積層型セラミック基板301表面における耳領域5の密度と、電気的機能要素配置領域7のうち電子回路素子又は配線が配置されていない部分の密度と、を計測した。図12に、積層型セラミック基板301の概略断面図を示す。積層型セラミック基板301の電気的機能配置領域7には、グリーンシートに印刷されたペーストが焼結した電子回路素子又は配線12が配置されている。密度を計測した結果、耳領域5の密度が、電気的機能要素配置領域7のうち電子回路素子又は配線12が配置されていない部分13の密度より大きいことがわかった。積層型セラミック基板301では、枠体が押しつぶされて耳領域5と電気的機能要素配置領域7との境界が平坦となるため、耳領域5は密度が大きくなると推察される。さらに、枠体の総厚さをグリーンシートの総厚さの5〜15%とすることで、耳領域5の密度は、電気的機能要素配置領域7のうち電子回路素子又は配線12が配置されていない部分13の5〜15%大となることがわかった。
また、耳領域5表面と電気的機能要素配置領域7表面とのビッカース硬度を計測した結果、耳領域5の密度が高いために、耳領域5表面のビッカース硬度は電気的機能要素配置領域7表面のビッカース硬度よりも大きいことがわかった。
本実施形態に係る積層型セラミック基板の焼成前の状態を示した概略断面図を示す。(a)は、加圧前のグリーンシートを複数重ねた状態の概略断面図である。(b)は、加圧後のグリーンシート積層体の概略断面図である。 枠体の概略図を示す。(a)は概略正面図である。(b)はA−A´における概略断面図である。 連続炉(ベルト炉)におけるグリーンシート積層体及び積層型セラミック基板の概略配置図を示した。 (a)は、プレス工程におけるグリーンシート積層体の概略配置図(実施例)である。(b)は、プレス工程におけるグリーンシート積層体の概略配置図(比較例)である。 実施例の積層型セラミック基板の概略図である。(a)は、概略正面図である。(b)は、概略側面図である。 比較例の積層型セラミック基板の概略図である。(a)は、概略正面図である。(b)は、概略側面図である。 図5(a)に示す辺51、及び図6(a)に示す辺61の真直度を示す。 図5(a)に示す辺52、及び図6(a)に示す辺62の真直度を示す。 図5(a)に示す辺53、及び図6(a)に示す辺63の真直度を示す。 図5(a)に示す辺54、及び図6(a)に示す辺64の真直度を示す。 実施例のグリーンシート積層体を焼成した積層型セラミック基板に略平行に光を当てて基板上面を観察した写真(画像)を示す。 実施例のグリーンシート積層体を焼成した積層型セラミック基板の概略断面図である。
符号の説明
1 グリーンシート
2 電子回路素子又は配線の導電ペースト層
3 ビアホールに充填された導電ペースト
4 ビアホールに充填された誘電体ペースト
5 耳領域
6 枠体
7 電気的機能要素配置領域
9 境界線
10 基板端部
11 枠幅
12 電子回路素子又は配線
13 電子回路素子又は配線が配置されていない部分
14 外周
15 内周
20 ベルト
21 連続炉
30 矢印
40 離型フィルム
49、50 金型
51、52、53、54、61、62、63、64 縁辺
65 段差
101 積層型セラミック基板(焼成済み)
102 グリーンシート積層体(加圧後)
201 グリーンシート積層体(加圧後)
301 グリーンシート積層体(実施例)
401 グリーンシート積層体(比較例)
500 一軸加圧プレス機
600 グリーンシート積層体(加圧後)

Claims (9)

  1. 電子回路素子又は配線となる導電ペーストを印刷したグリーンシートを複数重ねてプレスしてグリーンシート積層体を成形するグリーンシート積層体成形工程と、前記グリーンシート積層体を焼成する焼成工程と、を有する積層型セラミック基板の製造方法において、
    前記グリーンシート積層体成形工程は、外周が前記グリーンシートと略同形状で且つ内周を前記電子回路素子又は配線を囲みうる形状に開口させたシート状の枠体を前記グリーンシートと焼結しうる材質で形成し、複数重ねた前記グリーンシートの最上面若しくは最下面のいずれか一方又は最上面及び最下面の両方に、前記枠体を前記グリーンシートと外周が揃うように重ねて配置して加圧する工程を含むことを特徴とする積層型セラミック基板の製造方法。
  2. 電子回路素子又は配線となる導電ペーストを印刷したグリーンシートを複数重ねてプレスしてグリーンシート積層体を成形するグリーンシート積層体成形工程と、前記グリーンシート積層体を焼成する焼成工程と、を有する積層型セラミック基板の製造方法において、
    前記グリーンシート積層体成形工程は、外周が前記グリーンシートと略同形状で且つ内周を前記電子回路素子又は配線を囲みうる形状に開口させたシート状の枠体を前記グリーンシートと焼結しうる材質で形成し、複数重ねた前記グリーンシートのいずれか1以上の層間に、前記枠体を前記グリーンシートと外周が揃うように重ねて配置して加圧する工程を含むことを特徴とする積層型セラミック基板の製造方法。
  3. 前記枠体の総厚さは、複数重ねた前記グリーンシートの総厚さの5〜15%としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の積層型セラミック基板の製造方法。
  4. 前記枠体の材質を前記グリーンシートの材質と同一としたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の積層型セラミック基板の製造方法。
  5. 前記枠体の面積を前記グリーンシートの面積の4〜8%としたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の積層型セラミック基板の製造方法。
  6. 積層した複数のグリーンシートが焼結した焼結体の外周に沿って内側に設けた耳領域と、該耳領域の内側で前記焼結体の内部に電子回路素子又は配線を前記焼結体の厚さ方向に所定間隔で層状に配置した電気的機能要素配置領域と、を備える積層型セラミック基板において、
    前記焼結体の表面における前記耳領域と前記電気的機能要素配置領域との境界は平坦で、且つ前記耳領域の密度が、前記電気的機能要素配置領域のうち前記電子回路素子又は配線が配置されていない部分の密度より大きいことを特徴とする積層型セラミック基板。
  7. 前記耳領域の密度は、前記電気的機能要素配置領域のうち前記電子回路素子又は配線が配置されていない部分の5〜15%大としたことを特徴とする請求項6に記載の積層型セラミック基板。
  8. 積層した複数のグリーンシートが焼結した焼結体の外周に沿って内側に設けた耳領域と、該耳領域の内側で前記焼結体の内部に電子回路素子又は配線を前記焼結体の厚さ方向に所定間隔で層状に配置した電気的機能要素配置領域と、を備える積層型セラミック基板において、
    前記電気的機能要素配置領域と前記耳領域との境界に沿って、前記耳領域の表面直下に細帯形状の光屈折面を有することを特徴とする積層型セラミック基板。
  9. 前記焼結体の外周を長方形又は正方形とし、且つ4辺の最大真直度を0.02%以下とするか、或いは4辺の平均真直度を0.012%以下としたことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の積層型セラミック基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094890A (ja) * 2005-11-22 2012-05-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 多層セラミック・チップ・キャリアの層を積層する際に均一な軸方向荷重分布を提供する方法

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