JP2005243698A - 電力変換装置及び、その製造方法。 - Google Patents

電力変換装置及び、その製造方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】電気的な信頼性の高い電力変換装置を効率良く製造する方法を提供すること。
【解決手段】一対の電力端子150を有する平板状の電力用半導体モジュール10と扁平管形状の冷却チューブ20とを交互に積層してなる半導体積層ユニット2と、少なくとも積層方向において電力端子150の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部420、520を、電力端子150毎に形成した電力バスバー4、5a、5bとを含む電力変換装置の製造方法に関する。この製造方法では、半導体積層ユニット2を作製するユニット作製工程と、電力バスバー4、5a、5bの各収容部420、520内に電力端子150を貫通収容する配置工程と、該配置工程の後、電力バスバー4、5a、5bを積層方向に並進させる並進工程と、電力バスバー4、5a、5bの当接面421、521と電力端子150とを溶融接合する接合工程とを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は,電力用半導体モジュールの電力端子に、導電部材としての電力バスバーを溶融接合した電力変換装置及び、その製造方法に関する。
従来より、DC−DCコンバータ回路やインバータ回路等の電力変換回路は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流を生成するのに用いられることがある。一般に、電気自動車やハイブリッド自動車等では、交流モータから大きな駆動トルクを得る必要があるため、大きな駆動電流が必要である。
そのため、その交流モータ向けの駆動電流を生成する上記電力変換回路においては、該電力変換回路を構成するIGBT等の電力用半導体素子を含む電力用半導体モジュールからの発熱が大きくなる傾向にある。
そこで、電力変換回路を構成する複数の電力用半導体モジュールを均一性高く冷却できるように、冷却用媒体(冷媒)の供給及び排出を担う一対のヘッダ間に多数の扁平冷却チューブを配置し、該扁平冷却チューブの間に電力用半導体モジュールを挟持した冷却チューブ並列型の電力変換装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記のように構成された電力変換装置では、複数の電力用半導体モジュールの入出力電流をまとめて通電するために、複数の電力端子を、例えば、導電部材としての共通の電力バスバー等と溶融接合する場合がある。
電力端子と電力バスバーとを溶融接合するには、例えば、2分割構造の第1の電極と、電流を供給する第2の電極とを有する溶接装置を用いる場合がある。この溶接装置は、例えば、2分割構造の第1の電極を用いて溶接対象である電力端子と電力バスバーとを挟持して相互に密着させておき、その当接箇所を経由して、上記第2の電極から上記第1の電極に向けて大電流を通電する。そして、電力端子と電力バスバーとの当接箇所を、ジュール熱によって溶融させ、溶着する。
特開2002−26215号公報
しかしながら、上記従来の電力変換装置では、次のような問題がある。すなわち、上記のごとく2分割構造の第1の電極を用いて電力端子と電力バスバーとを密着させる方法では、溶融接合したい箇所の周囲に、上記2分割構造の第1の電極をアクセスさせるためのスペースを十分に空けておく必要がある。それ故、上記従来の電力変換装置では、溶融接合を実施する装置側の制約により電力端子相互の間隔を広く確保する必要があり、製品形状など設計自由度を十分に高くすることができなかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、製品形状の設計自由度が高い電力変換装置及び、その電力変換装置を効率良く製造するための製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、制御電流及び入力電流を通電する一対の電力端子を有する平板状の電力用半導体モジュールと冷媒を流動させる扁平管形状の冷却チューブとを交互に積層してなる半導体積層ユニットと、少なくとも2本以上の上記電力端子と溶融接合される複数の電力バスバーとを含む電力変換装置において、
上記半導体積層ユニットは、隣り合って積層した上記冷却チューブの間隙から、上記冷却チューブの長手方向に対して略直交する突出方向に突き出した上記電力端子を有してなり、
該各電力端子は、弾性的な変形により、その先端部が積層方向に移動するように構成してあり、
上記各電力バスバーは、溶融接合する上記電力端子を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、溶融接合する上記電力端子毎に有してなると共に、上記各収容部に、積層方向の同じ側に面する当接面を有してなり、該当接面に、上記電力端子を当接していることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
上記第1の発明の電力変換装置は、弾性的な変形により、その先端部が積層方向に移動するように構成した上記電力端子と、溶接接合する上記電力端子を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、貫通収容する上記電力端子毎に有してなる上記各電力バスバーとを有してなる。
そして、上記電力変換装置では、上記各収容部の積層方向の同じ側に面する当接面に、上記電力端子が当接している。
上記第1の発明では、上記のような構成により、次の2つの作用効果が生じている。
ひとつめの作用効果は、例えば、上記半導体積層ユニットに、上記電力バスバーを取り付ける際に有効となる効果である。上記電力バスバーの上記各収容部は、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wを広く形成してある。
そのため、上記電力バスバーを上記半導体積層ユニットに取り付けるに当たって、上記電力端子相互間の積層方向の間隔や、上記各電力端子の積層方向の絶対位置等に寸法誤差を生じていても、溶融接合するべき上記各電力端子を、対応する上記収容部に無理なく、容易に収容させることができる。
ふたつめの作用効果は、例えば、上記電力端子と上記電力バスバーとを溶融接合する際に有効となる効果である。上記のごとく電力端子は、弾性的な変形により、その先端部が積層方向に移動するように構成してある。そして、上記電力変換装置では、上記各電力端子の弾性的な変形を利用して、該各電力端子が、上記各収容部の積層方向の同じ側に面する当接面に当接している。
そのため、上記電力バスバーを上記電力バスバーに溶融接合するに当たって、上記電力端子相互間の積層方向の間隔や、上記各電力端子の積層方向の絶対位置等に寸法誤差を生じていても、溶融接合するべき上記各電力端子を、対応する上記収容部の上記当接面に、確実性高く密着させることができる。さらに、上記弾性変形により、上記当接面に当接させた上記電力端子によれば、その弾性力に基づく押圧力を上記当接面に対して作用することができる。それ故、一層、上記電力端子と上記当接面との密着をより確実にして、接合信頼性の高い溶融接合を実現できる。
以上のように、上記第1の発明の電力変換装置は、上記半導体積層ユニットにおける上記電力端子の積層方向の寸法誤差を吸収して、該電力端子と上記電力バスバーとを信頼性高く溶融接合したものである。
第2の発明は、弾性的な変形により先端部が積層方向に変位するように構成した一対の電力端子を有する平板状の電力用半導体モジュールと冷媒を流動させる扁平管形状の冷却チューブとを交互に積層してなる半導体積層ユニットと、2本以上の上記電力端子を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、上記電力端子毎に形成した電力バスバーとを含む電力変換装置の製造方法において、
上記冷却チューブと、該冷却チューブの長手方向と上記電力端子の軸方向とが略直交するように配置した上記半導体モジュールとを交互に積層することにより、隣り合う上記冷却チューブの間から上記電力端子を突出させた上記半導体積層ユニットを作製するユニット作製工程と、
上記電力バスバーの上記各収容部内に、溶融接合する上記電力端子を貫通収容するよう、上記半導体積層ユニットに対して上記電力バスバーを配置する配置工程と、
該配置工程の後、上記電力バスバーの上記各収容部の内周面のうちの積層方向の同じ側に面する当接面が、貫通収容した上記各電力端子を押圧するよう、上記電力バスバーを積層方向に並進させる並進工程と、
上記電力バスバーの上記当接面に上記電力端子を溶融接合する接合工程とを行うことを特徴とする電力変換装置の製造方法にある(請求項5)。
上記第2の発明の電力変換装置の製造方法における上記配置工程では、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、上記電力端子毎に形成した電力バスバーを、その上記収容部に上記電力端子を貫通収容して上記半導体積層ユニットに取り付ける。
上記電力バスバーによれば、その収容部が、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wを広くしてあるため、上記電力端子相互間の積層方向の間隔や、上記各電力端子の積層方向の絶対位置等に寸法誤差を生じていても、比較的、容易に上記半導体積層ユニットに取り付けることができる。
さらに、上記配置工程の後工程として実施する上記並進工程では、弾性的な変形により上記先端部が積層方向に変位するように構成した上記電力端子に対して、上記電力バスバーを積層方向に並進させる。そして、上記電力バスバーの上記各当接面を、貫通収容した上記各電力端子に当接させる。
そのため、上記電力端子相互間の積層方向の間隔や、上記各電力端子の積層方向の絶対位置等に寸法誤差に起因して、上記各収容部に対する上記電力端子の相対的な位置関係にばらつきがあっても、そのばらつきを吸収して全ての上記収容部について、その当接面を上記電力端子に当接させることができる。ここで、特に、上記電力端子は、弾性変形により、その先端部が積層方向に変位するように構成してあるため、例えば、いずれか1本の電力端子がまず上記当接面に当接した後にも、全ての電力端子が上記各当接面に当接するまで、上記電力バスバーを並進させることができる。さらに、上記電力端子は、その弾性変形に基づく弾性力を上記当接面に作用する。それ故、この弾性力により、両者の当接関係は一層確実なものとなる。
そして、上記電力端子と、上記電力バスバーの上記当接面とを確実性高く当接させた状態で、上記接合工程を実施すれば、電気的な信頼性が高い優れた品質の上記電力変換装置を製造することができる。
以上のように上記第2の発明の電力変換装置の製造方法によれば、上記電力バスバーを並進させることで、該電力端子と上記各電力端子とを当接させることができ、その後、効率良く溶融接合を行うことができる。
上記第1の発明においては、上記電力端子は、上記先端部の積層方向の変位量を拡大するための弾性変形部を有してなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記弾性変形部において積極的に弾性変形を生じさせることにより、上記先端部における積層方向の変位量を拡大できる。
上記弾性変形部としては、例えば、上記電力端子における突出部分の中間に設けた湾曲部や、屈曲部等がある。
また、上記収容部の形成幅Wは、上記電力バスバーに溶融接合する上記各電力端子の積層方向の位置ずれ量の分散値の平均である平均分散値Zavと、上記電力端子の端子厚Tとを加算した値以上であり、かつ、上記各電力端子の積層方向の位置ずれ量の分散値のうち最大の分散値である最大分散値Zmaxと、上記電力端子の端子厚Tとを加算した値以下であることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記収容部の形成幅Wが適切であり、上記半導体積層ユニットに対する上記電力バスバーの取り付けを容易にでき、かつ、上記各収容部の当接面に対して上記電力端子を容易に当接させることができる。
また、上記電力バスバーは、上記収容部を形成した金属よりなる導電部と、該導電部を保持する樹脂よりなる保持部とを組み合わせてなると共に、該保持部に形成した取付部を利用して上記半導体積層ユニットに直接的又は間接的に固定してあることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記半導体積層ユニットに対して上記電力バスバーを容易に取り付けることができる。特に、上記保持部に設けた上記取付部によれば、上記半導体積層ユニットと電気的に短絡するおそれ少なく、上記電力バスバーの取り付けを行うことができる。
上記第2の発明においては、上記並進工程では、上記当接面と上記電力端子との各当接箇所に、大きさ1kg以上2kg以下の当接荷重を作用させることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記当接面と上記電力端子とを密着させることができ、後工程として行う上記接合工程において良好な溶融接合を実現できる。
上記当接荷重が1kg未満であると、上記当接面と上記電力端子との密着が十分でないおそれがある。一方、上記当接荷重が2kgを超えると、端子の変形により端子部の根本に過大な応力が作用するおそれがある。
また、上記接合工程では、TIG溶接、MIG溶接、レーザ溶接又は電子ビーム溶接により上記当接面と上記電力端子との溶融接合を実施することが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記接合工程において確実性高く上記電力端子と上記当接面とを確実性高く密着させておく必要性が高いため、上記第2の発明の作用効果が特に有効になる。
(実施例1)
本例の電力変換装置1の製造方法について、図1〜図14を用いて説明する。
本例は、図1〜図3に示すごとく、制御電流及び入力電流を通電する一対の電力端子150を有する平板状の電力用半導体モジュール10と冷媒を流動させる扁平管形状の冷却チューブ20とを交互に積層してなる半導体積層ユニット2と、2本以上の電力端子150を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において電力端子150の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部420、520(図1(B)参照。)を、電力端子150毎に形成した電力バスバー4、5a、5b(図8、図9参照。)とを含む電力変換装置の製造方法に関する。
本例の電力変換装置1の製造方法では、冷却チューブ20と、該冷却チューブ20の長手方向と電力端子150の軸方向とが略直交するように配置した電力用半導体モジュール10とを交互に積層することにより、隣り合う上記冷却チューブ20の間から電力端子150が突出していると共に、該電力端子150の弾性的な変形により該電力端子150の先端部が積層方向に変位するように構成した半導体積層ユニット2(図6及び図7。)を作製するユニット作製工程と、電力バスバー4、5a、5bの各収容部420、520内に、溶融接合する電力端子150を貫通収容するよう、半導体積層ユニット2に対して電力バスバー4、5a、5bを配置(図10参照。)する配置工程と、該配置工程の後、電力バスバー150の各収容部420、520の内周面のうちの積層方向の同じ側に面する当接面421、521が、貫通収容した各電力端子150を押圧するよう(図11参照。)、電力バスバー4、5a、5bを積層方向に並進させる並進工程と、電力バスバー4、5a、5bの当接面421、521に電力端子150を溶融接合する接合工程とを行う。
以下に、この内容について詳しく説明する。
まず、本例の電力変換装置1について説明する。この電力変換装置1は、図1〜図3に示すごとく、例えば、電気自動車用の交流3相モータ(図示略)に通電する駆動電流(U相、V相、W相)を生成するための装置である。
この電力変換装置1は、電力用半導体モジュール10を用いて構成した半導体積層ユニット2のほか、コンデンサやリアクトル等から構成される図示しない電力回路等を有してなる。
本例の電力用半導体モジュール10は、図4及び図5に示すごとく、電力用半導体素子であるIGBT素子11と、モータの回転を滑らかにするために必要なフライホイールダイオード素子12とを相互に対面する一対の電極放熱板15の間に配置したモジュールである。そして、この電力用半導体モジュール10は、モールド樹脂13を用いて、一対の電極放熱板15と上記各素子11、12とを一体的に成形し、モジュール化してなる。本例では、電力用半導体モジュール10の両面側に電極放熱板15が露出するように樹脂成形してあり、この露出した電極放熱板15を放熱面として利用している。
上記電力用半導体モジュール10は、同図に示すごとく、その外部端子として、各電極放熱板15と一体的に形成された2本一対の電力端子150と、モールド樹脂13中に埋設して保持した制御端子160とを有してなる。そして、本例の電力用半導体モジュール10では、電極放熱板15と平行な面内において、電力端子150と制御端子160とを対向配置してある。
2本一組の電力端子150のうちの一方は、IGBT素子11へ供給する入力電流を通電するものである。他方は、電力用半導体モジュール10の出力である制御電流を通電する端子である。そして、上記制御端子160は、電力用半導体モジュール10に制御信号を入力する端子であり、該電力用半導体モジュール10は、この制御信号に基づいて制御電流を生成するように構成してある。
上記半導体積層ユニット2は、図6及び図7に示すごとく、冷媒の流路をなす扁平管形状の冷却チューブ20と、上記の平板状の電力用半導体モジュール10とを交互に積層してなる多層積層構造のものである。本例の半導体積層ユニット2では、隣り合わせで積層した冷却チューブ20の間隙に、それぞれ2個の電力用半導体モジュール10を並列配置してある。
さらに、上記のごとく、電力用半導体モジュール10では、電極放熱板15と平行な面内において、電力端子150と制御端子160とを対向配置してある。
そのため、図6及び図7に示すごとく、この電力用半導体モジュール10を用いた本例の半導体積層ユニット2では、その表面201側に電力端子150が突出していると共に、裏面202側に制御端子160が突出している。
本例の半導体積層ユニット2では、並列配置した2個の半導体モジュールから突出する4本の電力端子150のうち、外側の2本を、上記入力電流用の電力端子とし、内側2本を、上記制御電流用の電力端子としてある。そして、同一層で並列配置した2個の半導体モジュールは、同相のモータ駆動電流を出力するように構成してある。
冷却チューブ20は、内部に冷媒流路を有する扁平管形状をなす中空管(図1参照。)である。本例では、アルミ合金材料の押し出し材により上記冷却チューブ20を形成した。この冷却チューブ20は、図6及び図7に示すごとく、その両端部付近の扁平表面210に、ヘッダ管240を接続するための貫通穴(図示略)を穿孔してなる。
本例の半導体積層ユニット2は、図6及び図7に示すごとく、上記冷媒の供給、排出のための冷媒ヘッダとして供給用のヘッダ部241と排出用のヘッダ部242とを有している。本例では、長さ方向に伸縮可能なアルミ材よりなる上記ベローズ管状のヘッダ管240を隣り合う冷却チューブ20の間隙に配置し、略同一直線上に配置した複数のヘッダ管240により各ヘッダ部241、242を形成した。各ヘッダ管240は、冷却チューブ20の貫通穴に嵌入した両端部をろう付け接合することにより、各冷却チューブ20に接続してある。なお、各冷却チューブ20の端部は、キャップ状を呈する封止部材23を用いて封止してある。
本例の電力変換装置1は、図1に示すごとく、相互に対面する保持プレート310及び挟圧プレート320を有する支持構造を有してなる。この支持構造では、保持プレート310と挟圧プレート320との間で積層方向の荷重を作用した状態で半導体積層ユニット2を保持するように構成してある。このように半導体積層ユニット2に対して積層方向の荷重を作用させると、冷却チューブ20と電力用半導体モジュール10との間に適切な当接荷重を作用できる。そして、冷却チューブ20と電力用半導体モジュール10との間で接触面積を確保して、両者間の熱伝導を促進することができる。
さらに、本例の電力変換装置1では、積層方向の荷重を作用した半導体積層ユニット2において、相互に密着させた冷却チューブ20と電力用半導体モジュール10との間には、図示しないセラミック板とシリコングリス層を配置してある。このセラミック板は、両者間の電気的な絶縁性を確保するのに有効であり、上記シリコングリス層は、熱伝導率を向上するために役立つ。
したがって、本例の電力変換装置1では、電力用半導体モジュール10と冷却チューブ20との間の熱の移動が容易となり、電力用半導体モジュール10を効率良く冷却することができる。特に、本例の電力変換装置2では、電力用半導体モジュール10の両面側に冷却チューブ20が当接する構造を有するため、該電力用半導体モジュール10を冷却する性能が非常に高いのである。
半導体積層ユニット2を利用した上記電力変換装置1では、図1に示すごとく、電力端子150が突出する側面に、入力電流を通電する対称形状の電力バスバー5a、5b(図8参照。)と、制御電流を通電する電力バスバー4(図9参照。)とを配置してあり、該各電力バスバー4、5a、5bを所定の電力端子150と溶融接合してある。
また、図2に示すごとく、制御端子160が突出する側面には、制御基盤40を配置してある。該制御基盤40には、各制御端子160を挿入するスルーホール(図示略)を形成してあり、該各スルーホールに所定の制御端子160を挿入し、半田付け接合してある。
上記電力バスバー4、5a、5bは、図8及び図9に示すごとく、溶接接合する電力端子150を貫通収容するためのスリット状の収容部420、520を形成した平板状の導電部42a〜c、52と、該導電部42a〜c、52を保持する材質エポキシ樹脂よりなる保持部41、51とよりなる複合部材である。本例では、予め作製した導電部42a〜c、52を、インサートした状態で上記保持部41、51を樹脂成形することにより、上記各電力バスバー4、5a、5bを作製した。
電力バスバー5a、5bは、図8に示すごとく、上記半導体積層ユニット2において、冷却チューブ20の長手方向に並列する4列の電力端子150のうちの外側一列の電力端子に溶融接合するものである。この電力バスバー5a、5bは、平板の長尺矩形状の導電部52における長手方向の一方の側部を、保持部51により保持してなると共に、他方の側部には、導電部52の側端部を露出しており、該側端部に開口するように、その長手方向に略直交するスリット状の収容部520を多数、設けてある。
電力バスバー5a、5bは、同図に示すごとく、保持部に設けた取付部510を利用して、上記保持プレート310及び挟圧プレート320に固定するように構成してある。本例では、保持プレート310及び挟圧プレート320に穿孔したボルト孔(図示略)に対応して、積層方向に長い長穴形状の取付部510を形成した。本例の電力バスバー5a、5bは、この長穴形状の取付部510を利用して、積層方向の取り付け位置を調整できるように構成してある。
なお、本例の電力バスバー5a、5bとしては、左外側用のものと、右外側用のものとがあり、相互に対称形状を呈する。
電力バスバー4は、図9に示すごとく、上記半導体積層ユニット2において、冷却チューブ20の長手方向に並列する4列の電力端子150のうちの内側の2列の電力端子と溶融接合するためのものである。そして、この電力バスバー4は、3片の導電部42a〜cを相互に電気的に絶縁した状態で、材質エポキシ樹脂よりなる保持部41により保持してなる。導電部42a〜cは、位相の異なるモータ駆動電流を通電するためのものであり、それぞれ、3相モータのU相、V相、W相に対応している。
導電部42a〜cは、それぞれ、平板略矩形状を呈する金属性の部材であり、対向する2辺には、該各辺と略直交するスリット状の収容部420を開口してなる。そして、各導電部42a〜cは、各収容部420が積層方向の2列をなすように配列されると共に、上記対向する2辺の中間部分を上記保持部41により保持してある。
なお、電力バスバー4は、保持部41に設けた取付部410により、上記保持プレート310及び挟圧プレート320に固定するように構成してある。本例では、保持プレート310及び挟圧プレート320に穿孔したボルト孔(図示略)に対応して、積層方向に長い長穴形状の取付部410を形成した。本例の電力バスバー4は、この長穴形状の取付部を利用して、積層方向の取り付け位置を調整できるように構成してある。
なお、電力バスバー4、5a、5bでは、図1(B)に示すごとく、収容部420、520は、少なくとも積層方向において電力端子150の端子厚Tよりも形成幅Wが広くなるように形成してある。
本例では、収容部420、520の形成幅Wは、端子厚T=0.5mmよりも厚いW=1.0mmとしてある。
次に、上記の電力変換装置1を製造する方法について説明する。
まず、図6及び図7に示すごとく、冷却チューブ20と電力用半導体モジュール10とを積層して半導体積層ユニット2を作製する上記ユニット作製工程について、簡単に説明する。
この工程では、予め、ヘッダ管240を用いて冷却チューブ20をはしご状に組み立てると共に、各冷却チューブ20の両端に封止部材23を装着する。そして、冷却チューブ20に対して、ヘッダ管240及び封止部材23をろう付け接合する。その後、同図に示すごとく、隣り合う冷却チューブ20の間隙に電力用半導体モジュール10を配置するに当たっては、まず、各ヘッダ部241、242を形成するベローズ状のヘッダ管240を積層方向に伸ばしておき、その間隙を拡げた状態で電力用半導体モジュール10を冷却チューブ20間に配置する。その後、積層方向の圧縮荷重を作用させてヘッダ管240を積層方向に縮めることにより、冷却チューブ20と電力用半導体モジュール10とを密着させる。
そして、上記ユニット作製工程により作製した半導体積層ユニット2について、図8及び図9に示すごとく、電力バスバー4、5a、5bを取り付ける上記の配置工程を実施する。本例では、右外側一列の電力端子150に溶融接合する電力バスバー5aを例にして、説明する。その他の、左外側一列の電力端子用の電力バスバー5b、電力バスバー4についても略同様である。
この工程では、図10に示すごとく、電力バスバー5aの各収容部520に対して、右外側一列の電力端子150を貫通収容するように、電力変換装置1に電力バスバー31aを取り付ける。
そして、この配置工程の後工程として実施する並進工程では、図11に示すごとく、電力端子150を貫通収容した電力バスバー31を、積層方向に並進させ、各電力端子150を当接面521に当接させる。そして、全ての電力端子150が当接面521に当接し、全ての当接箇所の当接荷重が1.5kg以上となる並進位置で、上記取付部510を利用して電力バスバー5aを固定する。
なお、その他の左外側列の電力端子用の電力バスバー5b、電力バスバー4についても同様に、並進工程を実施する。
次に、上記のごとく固定した電力バスバー5a、5b、4に対して、各電力端子150を溶融接合する上記接合工程を実施する。この工程は、第1の電極と第2の電極との間に大電流を通電することにより、溶融接合を行うように構成した図示しない溶接装置を用いて行う。本例では、上記第1の電極を電力バスバー4、5a、5bにおける、どこでもよい接続しやすい箇所と電気的に接続すると共に、高電圧を印加した上記第2電極を、電力端子150と当接面421、521との各当接箇所に近接させる。そして、上記第2電極から上記当接箇所に向けてアークを発生させ、その際に通電される大電流によるジュール熱により上記当接箇所を溶融接合させる。
以上のように、本例の製造方法は、溶接接合する電力端子150を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において電力端子150の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部420、520を、貫通収容する電力端子150毎に有してなる各電力バスバー4、5a、5bを用いて行う。そして、この電力バスバー4、5a、5bの各収容部420、520に、溶融接合する電力端子150を貫通収容する。その後、上記並進工程を実施し、弾性変形を生じるように構成した電力端子150を、電力バスバー4、5a、5bの当接面421、521と確実性高く当接させる。そして、上記接合工程では、弾性力に基づく当接荷重を作用して相互に密着する電力端子150と、電力バスバー4、5a、5bとを溶融接合する。
本例では、上記接合工程を行うに当たって、電力端子150が当接面421、521と確実性高く当接しており、かつ、電力端子150の弾性変形に基づく当接荷重が作用している。
そのため、本例の製造方法では、当接箇所を密着させるために溶接装置の電極等を用いて挟持する必要がない。それ故、本例で製造する電力変換装置1では、隣接する電力端子150間を必要以上に空ける必要がなく、さらに、溶接する電力端子150に応じて接地電極を移設する必要もない。
すなわち、本例の電力変換装置の製造方法によれば、製造する電力変換装置1における電力端子150の配置に制約がなく、設計自由度の高い電力変換装置1を製造し得る。加えて、上記接合工程においては、溶融接合する電力端子150に応じて溶接装置の接地電極を移設する必要がないため、生産効率良く電力変換装置1を製造し得る。
(実施例2)
本例は、実施例1の電力変換装置を基にして、電力端子150の形状を変更した例である。この内容について、図15を用いて説明する。
本例の電力変換装置1を構成する各電力用半導体モジュール10は、同図に示すごとく、各電力端子150の軸方向の中間に、その先端部を積層方向に容易に変位させるための弾性変形部158を有している。
この弾性変形部158によれば、電力端子150の先端部の積層方向の移動を容易にして、その変位量を拡大できる。そして、先端部の積層方向の移動を容易とした電力端子150によれば、電力バスバー4、5a、5bの収容部420、520に電力端子150を貫通収容する上記配置工程を容易に実施できる。
また、先端部の積層方向の移動を容易とした電力端子150によれば、電力バスバー4、5a、5bを積層方向に並進させることで、収容部420、520の当接面421、521を電力端子150に当接させ、その当接箇所に適切な当接荷重を作用させることができる。
実施例1における、電力バスバーを溶融接合した電力変換装置を示す正面図((B)図は、(A)図の一部を拡大した図。)。 実施例1における、電力変換装置の断面構造を示す断面図。 実施例1における、電力変換装置を示す上面図。 実施例1における、半導体モジュールを示す上面図。 実施例1における、半導体モジュールの断面構造を示す断面図(図4におけるA−A線矢視断面図。)。 実施例1における、半導体積層ユニットの表面を示す側面図。 実施例1における、半導体積層ユニットの表側を斜め上方から観た斜視図。 実施例1における、電力バスバーその1を示す斜視図。 実施例1における、電力バスバーその2を示す斜視図。 実施例1における、配置工程を実施した電力変換装置を示す説明図。 実施例1における、並進工程を実施した電力変換装置を示す説明図。 実施例1における、電力端子を溶融接合する接合工程を説明する説明図その1。 実施例1における、電力端子を溶融接合する接合工程を説明する説明図その2。 実施例1における、接合工程を実施した電力変換装置を示す説明図。 実施例2における、接合工程前の電力変換装置を示す断面図。
符号の説明
1 電力変換装置
10 電力用半導体モジュール
11 IGBT素子
12 フライホイールダイオード素子
150 電力端子
160 制御端子
2 半導体積層ユニット
20 冷却チューブ
23 封止部材
240 ヘッダ管
241、242 ヘッダ部
4、5a、5b 電力バスバー
420、520 収容部
421、521 当接面
40 制御基板

Claims (7)

  1. 制御電流及び入力電流を通電する一対の電力端子を有する平板状の電力用半導体モジュールと冷媒を流動させる扁平管形状の冷却チューブとを交互に積層してなる半導体積層ユニットと、少なくとも2本以上の上記電力端子と溶融接合される複数の電力バスバーとを含む電力変換装置において、
    上記半導体積層ユニットは、隣り合って積層した上記冷却チューブの間隙から、上記冷却チューブの長手方向に対して略直交する突出方向に突き出した上記電力端子を有してなり、
    該各電力端子は、弾性的な変形により、その先端部が積層方向に移動するように構成してあり、
    上記各電力バスバーは、溶融接合する上記電力端子を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、溶融接合する上記電力端子毎に有してなると共に、上記各収容部に、積層方向の同じ側に面する当接面を有してなり、該当接面に、上記電力端子を当接していることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、上記電力端子は、上記先端部の積層方向の変位量を拡大するための弾性変形部を有してなることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1又は2において、上記収容部の形成幅Wは、上記電力バスバーに溶融接合する上記各電力端子の積層方向の位置ずれ量の分散値の平均である平均分散値Zavと、上記電力端子の端子厚Tとを加算した値以上であり、かつ、上記各電力端子の積層方向の位置ずれ量の分散値のうち最大の分散値である最大分散値Zmaxと、上記電力端子の端子厚Tとを加算した値以下であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記電力バスバーは、上記収容部を形成した金属よりなる導電部と、該導電部を保持する樹脂よりなる保持部とを組み合わせてなると共に、該保持部に形成した取付部を利用して上記半導体積層ユニットに直接的又は間接的に固定してあることを特徴とする電力変換装置。
  5. 弾性的な変形により先端部が積層方向に変位するように構成した一対の電力端子を有する平板状の電力用半導体モジュールと冷媒を流動させる扁平管形状の冷却チューブとを交互に積層してなる半導体積層ユニットと、2本以上の上記電力端子を貫通収容するよう、少なくとも積層方向において上記電力端子の端子厚Tよりも形成幅Wが広い収容部を、上記電力端子毎に形成した電力バスバーとを含む電力変換装置の製造方法において、
    上記冷却チューブと、該冷却チューブの長手方向と上記電力端子の軸方向とが略直交するように配置した上記半導体モジュールとを交互に積層することにより、隣り合う上記冷却チューブの間から上記電力端子を突出させた上記半導体積層ユニットを作製するユニット作製工程と、
    上記電力バスバーの上記各収容部内に、溶融接合する上記電力端子を貫通収容するよう、上記半導体積層ユニットに対して上記電力バスバーを配置する配置工程と、
    該配置工程の後、上記電力バスバーの上記各収容部の内周面のうちの積層方向の同じ側に面する当接面が、貫通収容した上記各電力端子を押圧するよう、上記電力バスバーを積層方向に並進させる並進工程と、
    上記電力バスバーの上記当接面に上記電力端子を溶融接合する接合工程とを行うことを特徴とする電力変換装置の製造方法。
  6. 請求項5において、上記並進工程では、上記当接面と上記電力端子との各当接箇所に、大きさ1kg以上2kg以下の当接荷重を作用させることを特徴とする電力変換装置の製造方法。
  7. 請求項5又は6において、上記接合工程では、TIG溶接、MIG溶接、レーザ溶接又は電子ビーム溶接により上記当接面と上記電力端子との溶融接合を実施することを特徴とする電力変換装置の製造方法。
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