JP2005243244A - 固定接点端子板への固定接点の固着方法。 - Google Patents

固定接点端子板への固定接点の固着方法。 Download PDF

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Atsushi Sato
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Abstract

【課題】 電磁継電器の製造に使用され、固定接点の足部の端面と、固定接点端子板の背面との間に段差が生じにくい固定接点端子板への固定接点の固着方法を提供する。
【解決手段】 固定接点端子板1に、表面8側の穴径が、背面9側の穴径よりも小さい貫通孔2を形成すると共に、接点用素材4が貫通孔2に対応する形状の足部形成部5と、足部形成部5から延設していて、固定接点端子板1の表面8側に形成される貫通孔2の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部6とを備えるものであり、固定接点端子板1の貫通孔2に背面9側から接点用素材4の頭部形成部6を挿入し、貫通孔2に接点用素材4の足部形成部5を嵌合させた状態で、接点用素材4をかしめて頭部形成部6を変形させて、固定接点端子板1の表面8側に固定接点10の頭部11を、背面9側に足部12を形成することにより、固定接点端子板1に固定接点10を固着することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁継電器の製造に使用される、固定接点端子板への固定接点の固着方法に関するものである。
従来、電磁継電器の製造に使用される、可動バネへの可動接点の固着方法や、固定接点端子板への固定接点の固着方法としては、可動バネや固定接点端子板等に形成した貫通孔に、接点用素材の足部形成部を挿入した状態で、この足部形成部を、その先端側からかしめて、可動バネ(又は固定接点端子板)に、可動接点(又は固定接点)を固着している(特許文献1の従来技術欄参照)。この従来の固定接点端子板への固定接点の固着方法を詳しく説明すると、図4(a)に示すように、予め貫通孔2を形成した固定接点端子板1と共に、可動接点が接離する固定接点の頭部となるように予め頭部の形状に形成している頭部形成部6と、この頭部形成部6から延設している足部形成部5を有した接点用素材4を準備する。なお、貫通孔2は、その中央部に段部7を有している。次いで、図4(b)に示すように、固定接点端子板1の貫通孔2に、可動接点が接離する表面8側から接点用素材4の足部形成部5を挿入する。次いで、頭部形成部6は変形させずに、足部形成部5を変形させるように接点用素材4をかしめて、図4(c)に示すように、可動接点が接離する固定接点10の頭部11と、足部12を形成して、固定接点端子板1に固定接点10を固着するようにしている。
しかし、この方法の場合には、図4(c)に示すように、足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差14が生じることがあり、かしめ条件によって、この段差14にばらつきが生じることがある。段差14にばらつきが生じると、そのばらつきの分だけ、電磁継電器の内部におけるスペース配分を増す必要がある。そこで、電磁継電器の内部スペースをできるだけ小さくするために、足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差14が生じにくい固定接点端子板1への固定接点10の固着方法が求められている。
特開平11−219648号公報(従来の技術欄、図15)
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、電磁継電器の製造に使用される、固定接点端子板への固定接点の固着方法であって、固定接点の足部の端面と、固定接点端子板の背面との間に段差が生じにくい固定接点端子板への固定接点の固着方法を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、鉄芯が内装されたボビンと、このボビンに巻回されたコイルと、固定接点端子板に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点と、可動バネに固着した可動接点と、コイルの励磁状態に応じて鉄芯に吸引離反されることにより、固定接点に対し可動接点を接離させる接極子とを備える電磁継電器の製造に使用される固定接点端子板への固定接点の固着方法であって、固定接点端子板に、可動接点が接離する表面側の穴径が、背面側の穴径よりも小さい貫通孔を形成すると共に、接点用素材が前記貫通孔に対応する形状の足部形成部と、この足部形成部から延設していて、固定接点端子板の表面側に形成される貫通孔の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部とを備えるものであり、固定接点端子板の貫通孔に固定接点端子板の背面側から接点用素材の頭部形成部を挿入し、貫通孔に接点用素材の足部形成部を嵌合させた状態で、接点用素材をかしめて頭部形成部を変形させて、固定接点端子板の表面側に固定接点の頭部を、背面側に足部を形成することにより、固定接点端子板に固定接点を固着することを特徴とする。このようにすることによって、固定接点の足部の端面と、固定接点端子板の背面との間に段差が生じないようにして、固定接点端子板に固定接点を固着することが可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の固定接点端子板への固定接点の固着方法において、固定接点端子板に形成する貫通孔を、可動接点が接離する表面側に向けて先細りとなるすり鉢状に形成していることを特徴とする。このようにすることによって、固定接点端子板に、表面側の穴径が、背面側の穴径よりも小さい貫通孔を容易に形成することが可能となる。
本発明の固定接点端子板への固定接点の固着方法においては、固定接点端子板に、可動接点が接離する表面側の穴径が、背面側の穴径よりも小さい貫通孔を形成すると共に、接点用素材が前記貫通孔に対応する形状の足部形成部と、この足部形成部から延設していて、固定接点端子板の表面側に形成される貫通孔の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部とを備えるものであり、固定接点端子板の貫通孔に固定接点端子板の背面側から接点用素材の頭部形成部を挿入し、貫通孔に接点用素材の足部形成部を嵌合させた状態で、接点用素材をかしめて頭部形成部を変形させて、固定接点端子板の表面側に固定接点の頭部を、背面側に足部を形成して、固定接点端子板に固定接点を固着するので、固定接点の足部の端面と、固定接点端子板の背面との間に段差が生じないようにして、固定接点端子板に固定接点を固着することが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示している。この第1実施形態の固定接点端子板への固定接点の固着方法は、図3に示すような電磁継電器15の製造に使用される固定接点端子板への固定接点の固着方法である。図3に示す電磁継電器15は、鉄芯16が内装されたボビン17と、このボビン17に巻回されたコイル18と、固定接点端子板1に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点10と、可動バネ19に固着した可動接点20と、コイル18の励磁状態に応じて鉄芯16に吸引離反されることにより、カード22を介して、固定接点10に対し可動接点20を接離させる接極子21とを備えている。なお、図3に示す電磁継電器15は固定接点端子板1に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点10が二組存在するタイプであるが、一組だけの電磁継電器の場合にも第1実施形態の固定接点端子板への固定接点の固着方法は適用できる。
第1実施形態では、図1(a)に示すように、可動接点が接離する表面8側の穴径が、背面9側の穴径よりも小さい貫通孔2を形成している固定接点端子板1を準備する。また、第1実施形態では、貫通孔2が、その中央部に段部7を有している。そして、接点用素材4として、前記貫通孔2に対応する形状の足部形成部5と、この足部形成部5から延設していて、固定接点端子板1の表面8側に形成される貫通孔2の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部6とを備えるものを準備する。次いで、図1(b)に示すように、固定接点端子板1の貫通孔2に、背面9側から接点用素材4の頭部形成部6を挿入し、貫通孔2に接点用素材4の足部形成部5を嵌合させた状態で、接点用素材4をかしめる。なお、第1実施形態では、足部形成部5を貫通孔2に嵌合させた状態で、足部形成部5の端面23が、固定接点端子板1の背面9と面一になるように接点用素材4を形成している。そして、接点用素材4をかしめる際に、接点用素材4の足部形成部5を変形させることなく、頭部形成部6を変形させて、図1(c)に示すように、固定接点端子板1の表面8側に固定接点10の頭部11を、背面9側に足部12を形成することにより、固定接点端子板1に固定接点10を固着する。
このようにすることによって、固定接点10の足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差が生じることなく、固定接点端子板1に固定接点10が固着される。なお、図3に示すような、固定接点端子板1に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点10が2組存在するタイプの電磁継電器15の場合には、二組ともに、第1実施形態の固着方法を適用することが好ましいが、何れかの一組のみに適用することも可能である。そして、第1実施形態の固着方法を適用すると、かしめ条件によって、固定接点10の足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差が生じることがないので、電磁継電器15の内部におけるスペースを小さくすることが可能となる利点がある。
次に、本発明の第2実施形態を、図2に基づいて説明する。第2実施形態の固定接点端子板への固定接点の固着方法も、既に説明した図3に示すような電磁継電器15の製造に使用される固定接点端子板への固定接点の固着方法である。また、固定接点端子板1に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点10が一組だけの電磁継電器の場合にも第2実施形態の固定接点端子板への固定接点の固着方法は適用できる。
第2実施形態では、図2(a)に示すように、可動接点が接離する表面8側の穴径が、背面9側の穴径よりも小さい貫通孔2を形成している固定接点端子板1を準備する。第2実施形態では、貫通孔2を可動接点が接離する表面8側に向けて先細りとなるすり鉢状に形成している。そして、接点用素材4として、前記貫通孔2に対応する形状の足部形成部5と、この足部形成部5から延設していて、固定接点端子板1の表面8側に形成される貫通孔2の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部6とを備えるものを準備する。次いで、図2(b)に示すように、固定接点端子板1の貫通孔2に、背面9側から接点用素材4の頭部形成部6を挿入し、貫通孔2に接点用素材4の足部形成部5を嵌合させた状態で、接点用素材4をかしめる。なお、第2実施形態では、足部形成部5を貫通孔2に嵌合させた状態で、足部形成部5の端面23が、固定接点端子板1の背面9と面一になるように接点用素材4を形成している。そして、接点用素材4をかしめる際に、接点用素材4の足部形成部5を変形させることなく、頭部形成部6を変形させて、図2(c)に示すように、固定接点端子板1の表面8側に固定接点10の頭部11を、背面9側に足部12を形成することにより、固定接点端子板1に固定接点10を固着する。このようにすることによって、固定接点10の足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差が生じることなく、固定接点端子板1に固定接点10が固着される。なお、図3に示すような、固定接点端子板1に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点10が2組存在するタイプの電磁継電器15の場合には、二組ともに、第2実施形態の固着方法を適用することが好ましいが、何れかの一組のみに適用することも可能である。第2実施形態の固着方法を適用すると、第1実施形態の固着方法と同様に、かしめ条件によって、固定接点10の足部12の端面13と、固定接点端子板1の背面9との間に段差が生じることがないので、電磁継電器の内部におけるスペースを小さくすることが可能となる利点がある。また、第2実施形態の場合には、固定接点端子板1に、表面8側の穴径が、背面9側の穴径よりも小さい貫通孔2を容易に形成することが可能となるという利点もある。
本発明の第1実施形態を示していて、(a)、(b)、(c)はそれぞれ各工程の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態を示していて、(a)、(b)、(c)はそれぞれ各工程の状態を示す断面図である。 本発明の固定接点端子板への固定接点の固着方法が適用される電磁継電器の例を示す概略図である。 従来固定接点端子板への固定接点の固着方法を示していて、(a)、(b)、(c)はそれぞれ各工程の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 固定接点端子板
2 貫通孔
4 接点用素材
5 足部形成部
6 頭部形成部
7 段部
8 表面
9 背面
10 固定接点
11 頭部
12 足部
13 端面
14 段差
15 電磁継電器
16 鉄芯
17 ボビン
18 コイル
19 可動バネ
20 可動接点
21 接極子
22 カード
23 端面

Claims (2)

  1. 鉄芯が内装されたボビンと、このボビンに巻回されたコイルと、固定接点端子板に接点用素材をかしめ固着して形成した固定接点と、可動バネに固着した可動接点と、コイルの励磁状態に応じて鉄芯に吸引離反されることにより、固定接点に対し可動接点を接離させる接極子とを備える電磁継電器の製造に使用される固定接点端子板への固定接点の固着方法であって、
    固定接点端子板に、可動接点が接離する表面側の穴径が、背面側の穴径よりも小さい貫通孔を形成すると共に、接点用素材が前記貫通孔に対応する形状の足部形成部と、この足部形成部から延設していて、固定接点端子板の表面側に形成される貫通孔の形状に対応した断面形状を有する頭部形成部とを備えるものであり、固定接点端子板の貫通孔に固定接点端子板の背面側から接点用素材の頭部形成部を挿入し、貫通孔に接点用素材の足部形成部を嵌合させた状態で、接点用素材をかしめて頭部形成部を変形させて、固定接点端子板の表面側に固定接点の頭部を、背面側に足部を形成することにより、固定接点端子板に固定接点を固着することを特徴とする固定接点端子板への固定接点の固着方法。
  2. 固定接点端子板に形成する貫通孔を、可動接点が接離する表面側に向けて先細りとなるすり鉢状に形成していることを特徴とする請求項1記載の固定接点端子板への固定接点の固着方法。
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