JP2003242871A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2003242871A
JP2003242871A JP2002035153A JP2002035153A JP2003242871A JP 2003242871 A JP2003242871 A JP 2003242871A JP 2002035153 A JP2002035153 A JP 2002035153A JP 2002035153 A JP2002035153 A JP 2002035153A JP 2003242871 A JP2003242871 A JP 2003242871A
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JP
Japan
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movable contact
fixed
electromagnetic relay
armature spring
electromagnetic
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Pending
Application number
JP2002035153A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Nakanishi
義仁 中西
Hirobumi Mokuya
博文 杢屋
Yoshichika Abe
義親 阿部
Yoshio Okada
義雄 岡田
Tetsuya Nakanishi
哲也 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Denso Corp
Anden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーマチャばね6のねじれ振動により発生す
る音を抑制する。 【解決手段】 アーマチャばね6は、可動鉄片5との固
定部A側と可動接点7側との間が複数の脚部61によっ
て連結され、且つその脚部61の外側部位61aが可動
接点7側から固定部A側に向かって広がっているため、
可動接点7と固定部Aとの間のねじれ剛性が高くなり、
アーマチャばね6のねじれ振動が抑制される。また、複
数の脚部61間に形成した孔62により、可動接点7と
固定部Aとの間の撓みばね定数を調整することができる
ため、撓みばね定数を変化させることなくねじれ剛性の
みを高くすることができる。従って、従来の基本特性を
維持したままねじれ振動を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気負荷への通電
を断続する電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電磁
コイルへの通電断続により電磁継電器を作動させた場
合、可動鉄片と固定鉄心の衝突、または可動接点と固定
接点の衝突により、作動音が発生することが知られてい
る。
【0003】また、それ以外に、図4に示すように、可
動接点7と固定接点8とが接触する局所的な部位に加振
力が働いてアーマチャばね6が矢印Bのようにねじれ振
動し、それによりキュイーンという高周波数の音が発生
する現象があり、この現象は、ランプ負荷等のラッシュ
電流が流れるときに顕著である。
【0004】このアーマチャばねのねじれ振動により発
生する音は、可動鉄片が固定鉄心に完全に吸引された後
も継続するため、これが乗員に対して耳障りな異音に聞
こえると共に、何処か故障しているのではないかと不安
を与えるものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、アーマチャばねのねじれ振動により発生する音を抑
制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、通電時に電磁力を発生
する電磁コイル(2)と、電磁コイル(2)の電磁力に
より吸引される可動鉄片(5)と、固定部(A)にて可
動鉄片(5)に固定された板状のアーマチャばね(6)
と、アーマチャばね(6)の自由端部に取り付けられた
可動接点(7)と、可動接点(7)に対向して配置され
た固定接点(8)とを備え、電磁コイル(2)への通電
の有無により可動接点(7)と固定接点(8)の開閉を
行って電気負荷への通電を断続する電磁継電器におい
て、アーマチャばね(6)は、可動接点(7)側と固定
部(A)側との間が複数の脚部(61)によって連結さ
れると共に、複数の脚部(61)間に孔(62)が形成
され、複数の脚部(61)の外側部位(61a)は、可
動接点(7)側から固定部(A)側に向かって広がって
いることを特徴とする。
【0007】これによると、複数の脚部の外側部位が可
動接点側から固定部側に向かって広がっているため、可
動接点と固定部との間のねじれ剛性が高くなり、従っ
て、アーマチャばねのねじれ振動を抑制し、アーマチャ
ばねのねじれ振動により発生する音を抑制することがで
きる。
【0008】また、複数の脚部間に形成する孔の形状に
より、可動接点と固定部との間の撓みばね定数を調整す
ることができるため、撓みばね定数を変化させることな
くねじれ剛性のみを高くすることができる。従って、従
来の基本特性を維持したままねじれ振動を抑制すること
ができる。
【0009】請求項2に記載の発明のように、可動接点
と固定部との間に孔が形成される。また、請求項3に記
載の発明のように、ランプまたはモータの通電を断続す
る電磁継電器に好適である。
【0010】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1および図2
は本発明に係る電磁継電器の第1実施形態を示すもの
で、この電磁継電器は、例えばランプやモータ等の電気
負荷への通電を断続するのに用いられる。なお、図1は
電磁継電器の平面図、図2は図1の電磁継電器の正面図
である。
【0012】図1および図2において、樹脂製のベース
1には図示しない筒状のボビンが一体に形成されてお
り、そのボビンにワイヤが巻かれて電磁コイル2が形成
されると共に、ボビンの図示しない貫通孔に円柱状の固
定鉄心3が挿入されている。
【0013】ヨーク4は略L字状になっており、図2に
おいて紙面上下方向に延びる第1ヨーク板部4aと、図
2において第1ヨーク板部4aの下端から紙面右向きに
延びる図示しない第2ヨーク板部とを有している。そし
て、ヨーク4は第2ヨーク板部にて固定鉄心3と結合さ
れている。
【0014】可動鉄片5は、一端側が固定鉄心3と対向
し、他端が第1ヨーク板部4aに保持され、中間部がア
ーマチャばね6に固定されている。因みに、可動鉄片5
とアーマチャばね6は、固定部Aにてかしめ等によって
接合されている。そして、可動鉄片5は、第1ヨーク板
部4aに保持された部位を支点として回動可能になって
いる。
【0015】アーマチャばね6は板状で且つ略L字状に
折り曲げられており、一端が第1ヨーク板部4aに固定
され、中間部が可動鉄片5に固定され、他端の自由端部
に可動接点7が取り付けられている。この可動接点7の
一方の面側に対向する位置に固定接点8が配置され、可
動接点7の他方の面側に対向する位置にストッパ9が配
置されている。
【0016】アーマチャばね6は、可動接点7側と固定
部A側との間が2つの脚部61によって連結され、2つ
の脚部61の外側部位61aは、可動接点7側から固定
部A側に向かって所定の角度をもって広がっている。こ
のように、2つの脚部61の外側部位61aを可動接点
7側から固定部A側に向かって広げることにより、可動
接点7と固定部Aとの間のねじれ剛性を高くしている。
【0017】また、2つの脚部61間で、且つ可動接点
7と固定部Aとの間に、二等辺三角形の孔62が形成さ
れており、この孔62により、可動接点7と固定部Aと
の間の撓みばね定数を調整するようになっている。従っ
て、撓みばね定数を従来の電磁継電器と同等に設定し、
ねじれ剛性のみを高くすることができる。
【0018】上記構成になる電磁継電器は、電磁コイル
2に通電すると、その電磁吸引力により可動鉄片5が固
定鉄心3に吸引され、可動接点7が固定接点8に当接し
て電気回路が閉じられ、図示しない電気負荷に通電され
る。
【0019】一方、電磁コイル2への通電を断つと、ア
ーマチャばね6の復元力によって可動接点7がストッパ
9側に移動され、可動接点7が固定接点8から離れて、
電気負荷への通電が停止される。
【0020】本実施形態では、2つの脚部61の外側部
位61aが、可動接点7側から固定部A側に向かって広
がっているため、可動接点7と固定部Aとの間のねじれ
剛性が高くなり、従って、アーマチャばね6のねじれ振
動を抑制し、アーマチャばね6のねじれ振動により発生
する音を抑制することができる。
【0021】また、2つの脚部61間で且つ可動接点7
と固定部Aとの間に形成した孔62により、可動接点7
と固定部Aとの間の撓みばね定数を調整することができ
るため、撓みばね定数を変化させることなくねじれ剛性
のみを高くすることができる。従って、従来の基本特性
を維持したままねじれ振動を抑制することができる。
【0022】(他の実施形態)上記実施形態では、孔6
2の形状を三角形にしたが、図3(a)に示すように、
孔62の形状を砲弾状にしてもよいし、図3(b)に示
すように、孔62の形状を楕円にしてもよい。また、図
3(c)に示すように、孔62を2つ設けて、可動接点
7側と固定部A側との間を3つの脚部61によって連結
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態になる電磁継電器の平面
図である。
【図2】図1の電磁継電器の正面図である。
【図3】他の実施形態になる電磁継電器の要部の平面図
である。
【図4】(a)は従来の電磁継電器の要部の平面図、
(b)は(a)の電磁継電器の右側面図である。
【符号の説明】
2…電磁コイル、5…可動鉄片、6…アーマチャばね、
7…可動接点、8…固定接点、61…脚部、61a…外
側部位、62…孔、A…固定部。
フロントページの続き (72)発明者 杢屋 博文 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 (72)発明者 阿部 義親 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 (72)発明者 岡田 義雄 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 (72)発明者 中西 哲也 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電時に電磁力を発生する電磁コイル
    (2)と、 前記電磁コイル(2)の電磁力により吸引される可動鉄
    片(5)と、 固定部(A)にて前記可動鉄片(5)に固定された板状
    のアーマチャばね(6)と、 前記アーマチャばね(6)の自由端部に取り付けられた
    可動接点(7)と、 前記可動接点(7)に対向して配置された固定接点
    (8)とを備え、 前記電磁コイル(2)への通電の有無により前記可動接
    点(7)と前記固定接点(8)の開閉を行って電気負荷
    への通電を断続する電磁継電器において、 前記アーマチャばね(6)は、前記可動接点(7)側と
    前記固定部(A)側との間が複数の脚部(61)によっ
    て連結されると共に、前記複数の脚部(61)間に孔
    (62)が形成され、 前記複数の脚部(61)の外側部位(61a)は、前記
    可動接点(7)側から前記固定部(A)側に向かって広
    がっていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 前記孔(62)は、前記可動接点(7)
    と前記固定部(A)との間に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 前記電気負荷は、ランプおよびモータの
    いずれか一方であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の電磁継電器。
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Cited By (4)

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