JP2018137920A - 振動モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】弾性部材によるノイズの発生を抑制することが可能となる振動モータを提供する。【解決手段】弾性部材8は、横方向と直交する縦方向に屈曲する少なくとも2つの第1屈曲部81A、81Bと、前記第1屈曲部81A、81Bと縦方向において反対側に屈曲する少なくとも1つの第2屈曲部82と、前記第1屈曲部81A、81Bの両端および前記第2屈曲部82の両端にそれぞれ接続される平板部83A、83Dと、を有し、前記第1屈曲部81A、81Bの個数は、前記第2屈曲部82の個数よりも多く、前記第1屈曲部81A、81Bと前記第2屈曲部82は、交互に前記平板部によって連結され、前記第1屈曲部81A、81Bの横方向幅の最大値は、前記第2屈曲部82の横方向幅の最小値よりも小さい。【選択図】図2
Description
本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、振動モータが備えられる。この振動モータには、横方向に振動体が振動する所謂、横リニア型の振動モータが存在する。このような従来の振動モータの一例は、特許文献1に開示される。
特許文献1の振動モータは、カバーと、ベースプレートと、コイル部材と、横方向に振動する振動体と、一対の弾性部材と、を有する。コイル部材は、ベースプレート上に固定される。コイル部材は、振動体の内部空間に収容される。
振動体の横方向一端部には、一方の弾性部材の一端が固定される。当該一方の弾性部材の他端は、カバーの内面に固定される。振動体の横方向他端部には、他方の弾性部材の一端が固定される。当該他方の弾性部材の他端は、カバーの内面に固定される。
上記一対の弾性部材は、板バネ部材であり、複数の屈曲部と、当該屈曲部を順に連結する平板部と、を有する。
しかしながら、上記特許文献1では、弾性部材は、横方向に直交する縦方向一方側に屈曲する3つの屈曲部と、縦方向他方側に屈曲する2つの屈曲部を有する。そして、横方向に隣り合う平板部間の間隔は、均一である。
これにより、振動体が変位することでいずれかの弾性部材が圧縮されたときに、縦方向他方側に屈曲する2つの屈曲部よりも個数が多いほうの縦方向一方側に屈曲する3つの屈曲部同士が衝突する虞がある。屈曲部同士が衝突すると、衝突音によるノイズが発生する問題が生じる。
上記状況に鑑み、本発明は、弾性部材によるノイズの発生を抑制することが可能となる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、
静止部と、
前記静止部に対して、横方向に振動可能に支持される振動体と、
前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、
横方向と直交する縦方向に屈曲する少なくとも2つの第1屈曲部と、
前記第1屈曲部と縦方向において反対側に屈曲する少なくとも1つの第2屈曲部と、
前記第1屈曲部の両端および前記第2屈曲部の両端にそれぞれ接続される平板部と、を有し、
前記第1屈曲部の個数は、前記第2屈曲部の個数よりも多く、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部は、交互に前記平板部によって連結され、
前記第1屈曲部の横方向幅の最大値は、前記第2屈曲部の横方向幅の最小値よりも小さい、構成としている。
静止部と、
前記静止部に対して、横方向に振動可能に支持される振動体と、
前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、
横方向と直交する縦方向に屈曲する少なくとも2つの第1屈曲部と、
前記第1屈曲部と縦方向において反対側に屈曲する少なくとも1つの第2屈曲部と、
前記第1屈曲部の両端および前記第2屈曲部の両端にそれぞれ接続される平板部と、を有し、
前記第1屈曲部の個数は、前記第2屈曲部の個数よりも多く、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部は、交互に前記平板部によって連結され、
前記第1屈曲部の横方向幅の最大値は、前記第2屈曲部の横方向幅の最小値よりも小さい、構成としている。
例示的な本発明の振動モータによれば、弾性部材によるノイズの発生を抑制することが可能となる。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、振動体が振動する方向である横方向をX方向で表す。具体的に、横方向一方側をX1方向、横方向他方側をX2方向で表す。また、横方向に対して、直交する方向である縦方向をY方向として表す。具体的に、縦方向一方側をY1方向、縦方向他方側をY2方向として表す。また、横方向および縦方向に直交する方向である上下方向をZ方向として表す。具体的に、上側をZ1方向、下側をZ2方向として表す。但し、この方向の定義は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係および方向を示すものではない。
<1.第1実施形態>
<1−1.振動モータの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータ100の上方から視た全体斜視図である。但し、図1では、カバー12の天面部の図示を省略して、カバー12の内部を可視状態とした図であり、実際の製品としてはカバー12の天面部により内部構成は視えない。図2は、振動モータ100をカバー12の上下方向途中位置で切断した状態の上面視での平面断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータ100の上方から視た全体斜視図である。但し、図1では、カバー12の天面部の図示を省略して、カバー12の内部を可視状態とした図であり、実際の製品としてはカバー12の天面部により内部構成は視えない。図2は、振動モータ100をカバー12の上下方向途中位置で切断した状態の上面視での平面断面図である。
振動モータ100は、大きく分けると、静止部Sと、振動体6と、一対の弾性部材7、8と、を備える。静止部Sは、筐体1と、基板2と、コイル部Lと、を有する。
筐体1は、ベースプレート11と、カバー12と、を含む。ベースプレート11は、横方向に延びる板状部材であり、横方向他方側端部には突出基台部11Aを有する。カバー12は、不図示の天面部と、当該天面部の四辺からそれぞれ下方へ延びる側面部を有する。カバー12は、ベースプレート11に上方から取り付けられる。筐体1は、基板2、コイル部L、振動体6、および弾性部材7、8を内部に収容する。
基板2は、ベースプレート11の上面に固定され、FPC(フレキシブルプリント基板)により構成される。なお、基板2は、リジッド基板でもよい。基板2は、横方向に延び、横方向他方側端部が突出基台部11A上に配置される。基板2の当該端部には、端子21A、21Bが設けられる。
コイル部Lは、コイル部材3と、ダンパー部材4、5と、を含む。コイル部材3は、横方向に延びる軸周りにコイル線が巻き回されることで構成される。コイル線により囲まれる空間内には横方向に延びる鉄心が配置される。この鉄心により、コイル線により囲まれる空間内の磁束密度を高めることができる。コイル部材3は、ベースプレート11の上面に固定される。コイル部材3から引き出される各引出線は、基板2の各端子22A、22Bに電気的接続される。端子21Aと端子22Aが導通し、端子21Bと端子22Bが導通する。これにより、振動モータ100の外部から端子21A、21Bに電圧を印加することで、コイル部材3に電流を流して、コイル部材3を駆動させることができる。コイル部材3に流す電流を制御することで、コイル部材3は、横方向一方側にN極、横方向他方側にS極を発生する状態と、横方向一方側にS極、横方向他方側にN極を発生する状態と、を切替える。すなわち、コイル部材3は、横方向の磁束を発生する。
コイル部材3の横方向一方側端部にはダンパー部材4が固定され、横方向他方側端部にはダンパー部材5が固定される。
振動体6は、保持部61と、第1磁石部M1と、第2磁石部M2と、第1おもり部65と、第2おもり部66と、を有する。保持部61は、天板部610と、天板部610の四辺からそれぞれ下方へ突出する側板部611〜614と、を有する。横方向に延びる側板部611と側板部613は、縦方向に対向する。縦方向に延びる側板部612は、側板部611の横方向一方側端部と連接される。縦方向に延びる側板部614は、側板部613の横方向他方側端部と連接される。
第1磁石部M1は、側板部611の内面に固定される。第2磁石部M2は、側板部613の内面に固定される。第1おもり部65、第2おもり部66は、それぞれ側板部611の内面および側板部613の内面に固定される。これにより、第1磁石部M1、第2磁石部M2、第1おもり部65、および第2おもり部66は、保持部61に保持される。
第1磁石部M1は、第1磁石62Aと、第2磁石63Aと、第3磁石64Aと、を含む。第3磁石部64Aは、第1磁石62Aと第2磁石63Aにより横方向両側から挟まれて配置される。
第1磁石62Aは、横方向一方側にS極を有し、横方向他方側にN極を有する。第2磁石63Aは、横方向一方側にN極を有し、横方向他方側にS極を有する。すなわち、第1磁石62Aおよび第2磁石63Aは、互いに逆の横方向における磁束の方向を有する。
第3磁石64Aは、縦方向一方側にS極を有し、縦方向他方側にN極を有する。すなわち、第3磁石64Aは、縦方向に磁束の方向を有する。
第1磁石部M1とコイル部Lは、縦方向に対向して配置される。上記のような第1磁石部M1における磁極の配置により、所謂ハルバッハ配列構造が構成される。これにより、磁束をコイル部L側に集中させる磁路を形成できる。
第2磁石部M2は、第1磁石部M1とコイル部Lを挟んで縦方向に対向して配置され、第1磁石62Bと、第2磁石63Bと、第3磁石64Bと、を含む。第3磁石部64Bは、第1磁石62Bと第2磁石63Bにより横方向両側から挟まれて配置される。
第1磁石62Bは、横方向一方側にS極を有し、横方向他方側にN極を有する。第2磁石63Bは、横方向一方側にN極を有し、横方向他方側にS極を有する。すなわち、第1磁石62Bおよび第2磁石63Bは、互いに逆の横方向における磁束の方向を有する。
第3磁石64Bは、縦方向一方側にN極を有し、縦方向他方側にS極を有する。すなわち、第3磁石64Bは、縦方向に磁束の方向を有する。
第2磁石部M2とコイル部Lは、縦方向に対向して配置される。上記のような第2磁石部M2における磁極の配置により、ハルバッハ配列構造が構成される。これにより、磁束をコイル部L側に集中させる磁路を形成できる。
なお、第1磁石部M1と第2磁石部M2は、いずれか一方のみを設けてもよい。
第1おもり部65は、第1おもり部材651を含む。本実施形態では、第1おもり部65は、第1おもり部材651以外の部材は有さない。第2おもり部66は、第2おもり部材661を含む。本実施形態では、第2おもり部66は、第2おもり部材661以外の部材は有さない。
第1おもり部65と第2おもり部66は、第1磁石部M1および第2磁石部M2を横方向両側から挟む位置に配置される。第1磁石部M1および第2磁石部M2の横方向長さLmは、第1おもり部6と第2おもり部66との間の横方向における間隔Lwよりも短い。第1おもり部65と第1磁石部M1、第2磁石部M2との間には、隙間S1、S2が配置される。第2おもり部66と第1磁石部M1、第2磁石部M2との間には、隙間S3、S4が配置される。また、コイル部材3の横方向長さは、第1磁石部M1、第2磁石部M2の横方向長さよりも短い。
弾性部材7および弾性部材8は、板バネ部材である。概略的に述べれば、弾性部材7の横方向他方側端部は、保持部61に固定され、横方向一方側端部は、カバー12に固定される。また、弾性部材8の横方向一方側端部は、保持部61に固定され、横方向他方側端部は、カバー12に固定される。これにより、振動体6は、弾性部材7、8によって筐体1に対して横方向に振動可能に支持される。なお、弾性部材7の構成についての詳細は、後述する。
<1−2.振動モータの動作>
次に、上記で説明したような構成の振動モータ100の動作について説明する。図2の状態は、コイル部材3に通電されておらず振動体6が静止した状態である。この状態から、コイル部材3に発生する磁極を切替える制御を通電制御によって行うことにより、振動体6を横方向に振動させることができる。
次に、上記で説明したような構成の振動モータ100の動作について説明する。図2の状態は、コイル部材3に通電されておらず振動体6が静止した状態である。この状態から、コイル部材3に発生する磁極を切替える制御を通電制御によって行うことにより、振動体6を横方向に振動させることができる。
振動体6の振動中において、第1磁石62A、62BのS極の位置が、コイル部材3の横方向一方側端より更に横方向一方側にずれた位置となる状態で、コイル部材3の横方向一方側端にN極を発生させた場合、第1磁石62A、62BのS極とコイル部材3のN極との引き合いによって、振動体6には横方向他方側に向かう力が作用する。これにより、第1おもり部65がダンパー部材4に近づく方向へ振動体6は移動する。
隙間S1、S2の配置により、振動体6の移動によって、第1おもり部65がダンパー部材4に接触する前に第1磁石62A、62BのS極の位置は、コイル部材3の横方向一方側端のN極の位置より横方向他方側に位置することができる。この状態のとき、第1磁石62A、62BのS極とコイル部材3のN極との引き合いによって、振動体6には移動する方向とは反対方向である横方向一方側に向かう力が作用する。
これにより、振動体6は減速され、図3に示すように、第1おもり部65がダンパー部材4に接触する前に振動体6を停止させることができる。図3に示す白抜きの矢印は、振動体6に作用する上記横方向一方側に向かう力である。すなわち、磁気ダンパー効果によって、振動体6の最大変位時に、第1おもり部65がダンパー部材4に接触しない。これにより、第1おもり部65とダンパー部材4の衝突により生じる衝突音としてのノイズの発生を抑制することができる。
また、コイル部材3の横方向他方側端にN極を発生させた場合も上記と同様に、横方向一方側に移動する振動体6は、第2磁石63A、63BのS極とコイル部材3のN極との引き合いによって、移動方向とは反対側の横方向他方側に向かう力が作用する。このような磁気ダンパー効果により、第2おもり部66がダンパー部材5に接触する前に振動体6を停止できる。従って、振動体6の最大変位時に第2おもり部66はダンパー部材5に接触せず、第2おもり部66とダンパー部材5との衝突によるノイズが発生することを抑制できる。
<1−3.弾性部材について>
次に、弾性部材7、8について詳細に説明する。ここで、図4は、本実施形態に係る振動モータ100における弾性部材8に対して、比較のために仮に上記特許文献1と同様な構成とした場合の弾性部材801の平面図である。
次に、弾性部材7、8について詳細に説明する。ここで、図4は、本実施形態に係る振動モータ100における弾性部材8に対して、比較のために仮に上記特許文献1と同様な構成とした場合の弾性部材801の平面図である。
図4に示すように、板バネ部材である弾性部材801は、2つの第1屈曲部8011A、8011Bと、1つの第2屈曲部8012と、平板部8013A〜8013Dと、固定部8014と、を有する。第1屈曲部8011A、8011Bは、縦方向一方側に屈曲する。第2屈曲部8012は、縦方向他方側に屈曲する。すなわち、第2屈曲部8012は、第1屈曲部8011A、8011Bと縦方向において反対側に屈曲する。
平板部8013A〜8013Dはそれぞれ、平面視で直線状に延びる部分のみを有し、湾曲する部分は有さない。なお、以下に説明する他の平板部についても同様とする。平板部8013A〜8013Dは、振動体6が静止状態のときの弾性部材801の自然状態において、縦方向に延びる。
第1屈曲部8011Aの両端には、平板部8013Aと平板部8013Bとが接続される。第2屈曲部8012の両端には、平板部8013Bと平板部8013Cとが接続される。第1屈曲部8011Bの両端には、平板部8013Cと平板部8013Dとが接続される。固定部8014は、平板部8013Aの縦方向他方側端から湾曲して横方向一方側に延びる。
そして、図4に示すように、弾性部材801では、第1屈曲部8011Aの横方向幅W11Aと、第1屈曲部8011Bの横方向幅W11Bは同一である。なお、横方向幅とは、屈曲部の両端間の横方向間隔のことであり、以下も同様とする。また、第2屈曲部8012の横方向幅W12は、横方向幅W11A、W11Bと同一である。すなわち、各屈曲部の横方向幅は均一である。
ここで、固定部8014を側板部613に固定し、平板部8013Aを側板部614に固定し、平板部8013Dをカバー12の内面に固定することで、弾性部材801を振動体6とカバー12の間に固定したとする。この状態で、図6に示すように、振動体6の変位によって弾性部材801が圧縮された場合、第1屈曲部8011A、8011B同士が衝突する虞がある。すなわち、上記のように各屈曲部の横方向幅が均一であると、第2屈曲部8012よりも個数の多い第1屈曲部8011A、8011Bは、弾性部材801の圧縮時に衝突しやすい。屈曲部の衝突により、衝突音としてのノイズが生じる問題がある。
そこで、本実施形態では、弾性部材8の構成を次のようにしている。図5は、本実施形態に係る弾性部材8の平面図である。図5に示すように、板バネ部材である弾性部材8は、2つの第1屈曲部81A、81Bと、1つの第2屈曲部82と、平板部83A〜83Dと、固定部84と、を有する。第1屈曲部81A、81Bは、縦方向一方側に屈曲する。第2屈曲部82は、縦方向他方側に屈曲する。すなわち、第2屈曲部82は、第1屈曲部81A、81Bと縦方向において反対側に屈曲する。平板部83A〜83Dは、振動体6が静止状態のときの弾性部材8の自然状態において、縦方向に延びる。
第1屈曲部81Aの両端には、平板部83Aと平板部83Bとが接続される。第2屈曲部82の両端には、平板部83Bと平板部83Cとが接続される。第1屈曲部81Bの両端には、平板部83Cと平板部83Dとが接続される。第1屈曲部81A、81B、および第2屈曲部82は、交互に平板部83B、83Cによって連結される。固定部84は、平板部83Aの縦方向他方側端から湾曲して横方向一方側に延びる。
そして、図5に示すように、弾性部材8では、第1屈曲部81Aの横方向幅W1Aと、第1屈曲部81Bの横方向幅W1Bは同一である。また、横方向幅W1A、W1Bは、第2屈曲部82の横方向幅W2よりも小さい。すなわち、個数が第2屈曲部82よりも多い第1屈曲部81A、81Bの横方向幅を小さくしている。
そして、図2に示すように、固定部84を側板部613に固定し、平板部83Aを側板部614に固定し、平板部83Dをカバー12の内面に固定することで、弾性部材8は振動体6とカバー12の間に固定される。この状態で、図3に示すように、振動体6の変位によって弾性部材8が圧縮された場合、第1屈曲部81A、81B同士は衝突することが抑制される。すなわち、上記のような各屈曲部の横方向幅の大小関係とすることにより、第2屈曲部82よりも個数の多い第1屈曲部81A、81Bは、弾性部材8の圧縮時に衝突することが抑制される。従って、衝突音によるノイズの発生を抑制することができる。
また、先述した図4と図5との比較で分かるように、弾性部材全体の横方向幅を変えることなく、各屈曲部の横方向幅を調整することで、ノイズの発生を抑制できる。つまり、振動モータ全体の横幅が大きくなることを抑制できる。
なお、弾性部材7についても弾性部材8と同様な構成とすることで、振動体6が横方向一方側に変位して弾性部材7が圧縮された場合に、図2において縦方向他方側に屈曲する2つの屈曲部同士が衝突することが抑制される。
ここで、図7は、本実施形態の第1変形例に係る弾性部材811の平面図である。図7に示すように、弾性部材811は、第1屈曲部8111A〜8111Cと、第2屈曲部8112A、8112Bと、平板部8113A〜8113Fと、固定部8114と、を有する。弾性部材811の構成の弾性部材8との相違点は、第1屈曲部8111A〜8111Cの個数と、第2屈曲部8112A、8112Bの個数である。すなわち、弾性部材811は、3つの第1屈曲部8111A〜8111Cと、2つの第2屈曲部8112A、8112Bと、を有する。
そして、全ての第1屈曲部8111A〜8111Cの横方向幅W111A〜W111Cは、同一であり、全ての第2屈曲部8112A、8112Bの横方向幅W112A、W112Bも同一である。横方向幅W111A〜W111Cは、横方向幅W112A、W112Bよりも小さい。
このような構成であれば、振動体6の変位によって弾性部材811が圧縮した場合でも、個数の多い第1屈曲部8111A〜8111Cのうち隣り合うもの同士が衝突することが抑制される。
また、図8は、本実施形態の第2変形例に係る弾性部材821の平面図である。図8に示すように、弾性部材821は、第1屈曲部8211A〜8211Cと、第2屈曲部8212A、8212Bと、平板部8213A〜8213Fと、固定部8214と、を有する。
第1屈曲部8211Aの横方向幅W211Aと第1屈曲部8211Cの横方向幅W211Cとは同一であり、第1屈曲部8211Bの横方向幅W211Bは、横方向幅W211A、W211Cよりも小さい。第2屈曲部8212Aの横方向幅W212Aは、第2屈曲部8212Bの横方向幅W212Bよりも小さい。そして、横方向幅W211A、W211Cは、横方向幅W212Aよりも小さい。すなわち、第1屈曲部8211A〜8211Cの横方向幅の最大値である横方向幅W211A、W211Cは、第2屈曲部8212A、8212Bの横方向幅の最小値である横方向幅W212Aよりも小さい。
このような構成であれば、振動体6の変位によって弾性部材821が圧縮した場合でも、個数の多い第1屈曲部8211A〜8211Cのうち隣り合うもの同士が衝突することが抑制される。
但し、弾性部材821は、図7に示す弾性部材811との相違点として、第1屈曲部の横方向幅が同一ではなく、第2屈曲部の横方向幅も同一でない。これにより、弾性部材821では、横方向幅の短い第1屈曲部8211Bの各端部に接続される平板部8213Cと平板部8213Dとは衝突しやすい。これに対して、弾性部材811であれば、全ての第1屈曲部の横方向幅が同一であり、全ての第2屈曲部の横方向幅も同一であるので、全体として衝突する箇所の発生を抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係る振動モータ100は、静止部Sと、前記静止部Sに対して、横方向に振動可能に支持される振動体6と、前記静止部Sと前記振動体6との間に位置する弾性部材8と、を備える。
前記弾性部材8は、横方向と直交する縦方向に屈曲する少なくとも2つの第1屈曲部81A、81Bと、前記第1屈曲部81A、81Bと縦方向において反対側に屈曲する少なくとも1つの第2屈曲部82と、前記第1屈曲部81A、81Bの両端および前記第2屈曲部82の両端にそれぞれ接続される平板部83A〜83Dと、を有する。
前記第1屈曲部81A、81Bの個数は、前記第2屈曲部82の個数よりも多く、前記第1屈曲部81A、81Bと前記第2屈曲部82は、交互に前記平板部83B、83Cによって連結され、前記第1屈曲部81A、81Bの横方向幅W1A、W1Bの最大値は、前記第2屈曲部82の横方向幅W2の最小値よりも小さい。
なお、上記の弾性部材の構成の特徴は、弾性部材811、821にも該当する。
このような構成によれば、振動体6が変位して弾性部材が圧縮された場合でも、第1屈曲部同士の衝突を抑制し、衝突音によるノイズの発生を抑制することができる。また、弾性部材の全体の横方向幅が大きくなることを抑制することで、振動モータ全体の横方向幅が大きくなることを抑制できる。
また、上記構成において、特に弾性部材811では、全ての前記第1屈曲部8111A〜8111Cの横方向幅は略同一であり、全ての前記第2屈曲部8112A、8112Bの横方向幅は略同一である。
このような構成によれば、弾性部材全体において衝突する箇所が発生することが抑制できる。
また、上記構成において、前記静止部Sは、筐体1と、コイル部Lと、を有する。前記振動体6は、第1おもり部65と、第2おもり部66と、磁石部M1、M2と、を有する。前記第1おもり部65と前記第2おもり部66は、前記磁石部M1、M2を横方向両側から挟む位置に配置される。
前記磁石部M1、M2は、互いに逆の横方向における磁束の方向を有する第1磁石62A、62Bおよび第2磁石63A、63Bと、前記第1磁石62A、62Bと前記第2磁石63A、63Bに横方向両側から挟まれて横方向に直交する縦方向に磁束の方向を有する第3磁石64A、64Bと、を有する。前記磁石部M1、M2と前記コイル部Lは、縦方向に対向して配置される。前記コイル部Lに含まれるコイル部材3は、横方向の磁束を発生する。前記コイル部材3の横方向の長さは、前記磁石部M1、M2の横方向の長さよりも短い。
このような構成によれば、所謂ハルバッハ配列構造を有する磁石部M1、M2によりコイル部Lに磁束を集中させることで振動体6に大きな力を作用させる構成において、屈曲部および平板部から構成される弾性部材8は振動体6を支持するのに適する。このような弾性部材8によるノイズの発生を抑制できる。
また、上記構成において、前記磁石部M1、M2の横方向の長さは、前記第1おもり部65と前記第2おもり部66との間の横方向における間隔よりも短く、前記第1おもり部65と前記第1磁石62A、62Bとの間に隙間が配置され、前記第2おもり部66と前記第2磁石63A、63Bとの間に隙間が配置される。
このような構成によれば、磁石部M1、M2に振動体6が変位した方向と逆方向に引き戻す力が作用するので(磁気ダンパー効果)、第1おもり部65または第2おもり部66とコイル部Lとが衝突してノイズが発生することが抑制される。
また、上記構成において、前記第1おもり部65および前記第2おもり部66はそれぞれ、おもり部材651、661を有し、前記第1おもり部65および前記第2おもり部66はそれぞれ、前記おもり部材651、661より前記磁石部M1、M2側に部材を有さない。
これにより、第1おもり部65および第2おもり部66の可動範囲が広がり、第1おもり部65または第2おもり部66がコイル部Lに衝突することを、より抑制できる。
また、上記構成において、前記コイル部Lは、前記コイル部材3の横方向両端部より横方向外側に配置されるダンパー部材4、5を有する。
これにより、振動モータを落下させた等の場合に、第1おもり部65または第2おもり部66が過剰に移動した場合でも、おもり部がダンパー部材4、5に接触することで、弾性部材の過剰な変形を抑制できる。そして、通常稼働時には、上記磁気ダンパー効果により、おもり部65、66がダンパー部材4、5に衝突することが抑制される。
<2.第2実施形態>
次に、上記第1実施形態の一変形例としての本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態に係る振動モータ101の構成を示す平面断面図である。図9は、第1実施形態の図2に対応する図である。
次に、上記第1実施形態の一変形例としての本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態に係る振動モータ101の構成を示す平面断面図である。図9は、第1実施形態の図2に対応する図である。
ここでは、第1実施形態との相違点について主に述べる。振動モータ101は、振動体601を有する。振動体601は、第1磁石部M11と、第2磁石部M12と、第1おもり部65と、第2おもり部66と、を有する。
第1磁石部M11は、第1磁石62A、第2磁石63A、第3磁石64A、バックヨーク67A、およびバックヨーク68Aを有する。第1磁石62A、第2磁石63A、および第3磁石64Aの構成は、第1実施形態と同様であるが、バックヨーク67Aは、第1磁石62Aの横方向一方側端に固定され、バックヨーク68Aは、第2磁石63Aの横方向他方側端に固定される。バックヨーク67A、68Aは、磁性体を有する。
第1磁石部M11の横方向長さは、第1おもり部65と第2おもり部66との間の間隔よりも短い。バックヨーク67Aと第1おもり部65との間には隙間S11が配置され、バックヨーク68Aと第2おもり部66との間には隙間S13が配置される。
第2磁石部M12は、第1磁石62B、第2磁石63B、第3磁石64B、バックヨーク67B、およびバックヨーク68Bを有する。第1磁石62B、第2磁石63B、および第3磁石64Bの構成は、第1実施形態と同様であるが、バックヨーク67Bは、第1磁石62Bの横方向一方側端に固定され、バックヨーク68Bは、第2磁石63Bの横方向他方側端に固定される。バックヨーク67B、68Bは、磁性体を有する。
第2磁石部M12の横方向長さは、第1おもり部65と第2おもり部66との間の間隔よりも短い。バックヨーク67Bと第1おもり部65との間には隙間S12が配置され、バックヨーク68Bと第2おもり部66との間には隙間S14が配置される。
このような構成の振動モータ101では、例えばコイル部材3の横方向一方側にN極を発生させた場合、振動体601が横方向他方側に移動する。このとき、隙間S11、S12の配置により、第1おもり部65がダンパー部材4に接触する前にバックヨーク67A、67Bは、コイル部材3の横方向一方側端のN極の位置より横方向他方側にずれた位置に位置することができる。これにより、コイル部材3のN極とバックヨーク67A、67Bとの引き合いによって、振動体601には移動方向と逆である横方向一方側に向かう力が作用する。従って、磁気ダンパー効果により振動体601は減速し、第1おもり部65がダンパー部材4に接触する前に振動体601を停止させることができる。すなわち、図9に示すように、振動体601の最大変位時に第1おもり部65とダンパー部材4が接触することを回避することができ、衝突によるノイズの発生を抑制できる。
また、コイル部材3の横方向他方側にN極を発生させた場合も、振動体601が横方向一方側に移動するときに、コイル部材3のN極とバックヨーク68A、68Bとの引き合いによって、振動体601に横方向他方側に引き戻す力が作用する。これにより、第2おもり部66がダンパー部材5に接触する前に振動体601を停止させることができる。すなわち、振動体601の最大変位時に第2おもり部66とダンパー部材5が接触することを回避することができ、衝突によるノイズの発生を抑制できる。
このように本実施形態の振動モータ101は、磁石部M11、M12は、第1磁石62A、62Bと第2磁石63A、63Bのそれぞれ横方向外側に配置されるバックヨーク67A、67B、68A、68Bをさらに有する。
これにより、より大きな移動方向と逆方向に引き戻す力を振動体601に作用させることが可能となる。従って、第1おもり部65、第2おもり部66とコイル部Lとが衝突することを効果的に抑制できる。
<3.第3実施形態>
次に、上記第1実施形態の別変形例である第3実施形態について説明する。図10は、第3実施形態に係る振動モータ102の構成を示す平面断面図である。図10は、第1実施形態の図2に対応する図である。
次に、上記第1実施形態の別変形例である第3実施形態について説明する。図10は、第3実施形態に係る振動モータ102の構成を示す平面断面図である。図10は、第1実施形態の図2に対応する図である。
ここでは、第1実施形態との相違点について主に述べる。振動モータ102は、振動体602を有する。振動体602は、第1磁石部M1と、第2磁石部M1と、第1おもり部65Aと、第2おもり部66Aと、を有する。
本実施形態では、第1おもり部65Aは、第1おもり部材651の他にバックヨーク652を有する。バックヨーク652は、磁性体を有し、第1おもり部材651の横方向他方側端に固定される。また、第2おもり部66Aは、第2おもり部材661の他にバックヨーク662を有する。バックヨーク662は、磁性体を有し、第2おもり部材661の横方向一方側端に固定される。
第1磁石部M1の横方向長さは、第1おもり部65Aと第2おもり部66Aとの間の間隔よりも短い。バックヨーク652と第1磁石62A、62Bとの間には隙間S21、S22が配置され、バックヨーク662と第2磁石63A、63Bとの間には隙間S23、S24が配置される。
このような構成の振動モータ102では、例えばコイル部材3の横方向一方側にN極を発生させた場合、振動体602が横方向他方側に移動する。このとき、隙間S21、S22の配置により、バックヨーク652がダンパー部材4に接触する前に第1磁石62A、62Bは、コイル部材3の横方向一方側端のN極の位置より横方向他方側にずれた位置に位置することができる。これにより、コイル部材3のN極と第1磁石62A、62Bとの引き合いによって、振動体602には移動方向と逆である横方向一方側に向かう力が作用する。従って、磁気ダンパー効果により振動体602は減速し、バックヨーク652がダンパー部材4に接触する前に振動体602を停止させることができる。すなわち、図10に示すように、振動体602の最大変位時にバックヨーク652とダンパー部材4が接触することを回避することができ、衝突によるノイズの発生を抑制できる。
また、コイル部材3の横方向他方側にN極を発生させた場合も、振動体602が横方向一方側に移動するときに、コイル部材3のN極と第2磁石63A、63Bとの引き合いによって、振動体602に横方向他方側に引き戻す力が作用する。これにより、バックヨーク662がダンパー部材5に接触する前に振動体602を停止させることができる。すなわち、振動体602の最大変位時にバックヨーク662とダンパー部材5が接触することを回避することができ、衝突によるノイズの発生を抑制できる。
このように本実施形態の振動モータ102では、第1おもり部65Aおよび第2おもり部66Aはそれぞれ、おもり部材651、661と、前記おもり部材651、661より磁石部M1、M2側に配置されるバックヨーク652、662と、を有する。
これにより、第1おもり部65Aまたは第2おもり部66Aをそれぞれコイル部L側に引き寄せる力を大きくすることができる。その上で、磁気ダンパー効果によって第1おもり部65A、第2おもり部66Aとコイル部Lとが衝突することを効果的に抑制できる。
<4.その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、コイル部Lにおいて、ダンパー部材4、5は必須ではない。
本発明は、例えばスマートフォンまたはゲームパッドなどに備えられる振動モータに利用することができる。
100、101、102・・・振動モータ、S・・・静止部、1・・・筐体、11・・・ベースプレート、12・・・カバー、2・・・基板、L・・・コイル部、3・・・コイル部材、4・・・ダンパー部材、5・・・ダンパー部材、6・・・振動体、61・・・保持部、M1、M11・・・第1磁石部、M2、M12・・・第2磁石部、62A、62B・・・第1磁石、63A、63B・・・第2磁石、64A、64B・・・第3磁石、65、65A・・・第1おもり部、651・・・第1おもり部材、652・・・バックヨーク、66、66A・・・第2おもり部、661・・・第2おもり部材、662・・・バックヨーク、67A、67B、68A、68B・・・バックヨーク、7、8・・・弾性部材
Claims (8)
- 静止部と、
前記静止部に対して、横方向に振動可能に支持される振動体と、
前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、
横方向と直交する縦方向に屈曲する少なくとも2つの第1屈曲部と、
前記第1屈曲部と縦方向において反対側に屈曲する少なくとも1つの第2屈曲部と、
前記第1屈曲部の両端および前記第2屈曲部の両端にそれぞれ接続される平板部と、を有し、
前記第1屈曲部の個数は、前記第2屈曲部の個数よりも多く、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部は、交互に前記平板部によって連結され、
前記第1屈曲部の横方向幅の最大値は、前記第2屈曲部の横方向幅の最小値よりも小さい、
振動モータ。 - 全ての前記第1屈曲部の横方向幅は略同一であり、
全ての前記第2屈曲部の横方向幅は略同一である、請求項1に記載の振動モータ。 - 前記静止部は、筐体と、コイル部と、を有し、
前記振動体は、第1おもり部と、第2おもり部と、磁石部と、を有し、
前記第1おもり部と前記第2おもり部は、前記磁石部を横方向両側から挟む位置に配置され、
前記磁石部は、互いに逆の横方向における磁束の方向を有する第1磁石および第2磁石と、前記第1磁石と前記第2磁石に横方向両側から挟まれて横方向に直交する縦方向に磁束の方向を有する第3磁石と、を有し、
前記磁石部と前記コイル部は、縦方向に対向して配置され、
前記コイル部に含まれるコイル部材は、横方向の磁束を発生し、
前記コイル部材の横方向の長さは、前記磁石部の横方向の長さよりも短い、請求項1または請求項2に記載の振動モータ。 - 前記磁石部の横方向の長さは、前記第1おもり部と前記第2おもり部との間の横方向における間隔よりも短く、
前記第1おもり部と前記第1磁石との間に隙間が配置され、
前記第2おもり部と前記第2磁石との間に隙間が配置される、請求項3に記載の振動モータ。 - 前記第1おもり部および前記第2おもり部はそれぞれ、おもり部材を有し、
前記第1おもり部および前記第2おもり部はそれぞれ、前記おもり部材より前記磁石部側に部材を有さない、請求項4に記載の振動モータ。 - 前記磁石部は、前記第1磁石と前記第2磁石のそれぞれ横方向外側に配置されるバックヨークをさらに有する、請求項4または請求項5に記載の振動モータ。
- 前記第1おもり部および前記第2おもり部はそれぞれ、おもり部材と、前記おもり部材より前記磁石部側に配置されるバックヨークと、を有する、請求項4に記載の振動モータ。
- 前記コイル部は、前記コイル部材の横方向両端部より横方向外側に配置されるダンパー部材を有する、請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の振動モータ。
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