JP2005242048A - バックライト用光学部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 バックライト用光学部材であって、該部材を基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有し、該電離放射線硬化型樹脂層の少なくとも一方は機能層を兼ね備えるように構成する。または、該部材を基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有し、該電離放射線硬化型樹脂層の少なくとも一方の面に機能層を有するように構成する。あるいは、該部材を機能性基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有するように構成する。
【選択図】 なし
Description
厚み100μmのプラスチック基材フィルムの片面にそれぞれ、下記処方の電離放射線硬化型樹脂層塗布液a及び光拡散性電離放射線硬化型樹脂層塗布液bを塗布し、高圧水銀灯により紫外線を1〜2秒照射して厚み3.5μmの電離放射線硬化型樹脂層及び光拡散機能を兼ね備えた電離放射線硬化型樹脂層を設け、光拡散機能を有した実施例1のバックライト用光学部材を作成した。
・紫外線硬化型樹脂 13.0部
(UniDic 17−806:大日本インキ化学工業社)
・メチルエチルケトン 12.0部
・トルエン 12.0部
・エチルセロソルブ 4.7部
・光重合開始剤 0.3部
(IrgCure 651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・紫外線硬化型樹脂 50.0部
(UniDic 17−813:大日本インキ化学工業社)
・光拡散剤(平均粒径5μm) 0.8部
(PMMAビーズ、MX−500:綜研化学社)
・プロピレングリコールモノメチルエーテル 100.0部
・光重合開始剤 0.5部
(IrgCure 651:チバスペシャリティケミカルズ社)
厚み100μmのプラスチック基材フィルムの両面に、下記処方の電離放射線硬化型樹脂層塗布液を塗布し、高圧水銀灯により紫外線を1〜2秒照射して厚み3.5μmの電離放射線硬化型樹脂層を設け、電離放射線硬化型樹脂層の設けられたどちらか一方の面に下記処方の光拡散層塗布液を乾燥後の厚みが12μmとなるように塗布乾燥し、光拡散機能を有した実施例2のバックライト用光学部材を作成した。
・紫外線硬化型樹脂 13.0部
(UniDic 17−806:大日本インキ化学工業社)
・メチルエチルケトン 12.0部
・トルエン 12.0部
・エチルセロソルブ 4.7部
・光重合開始剤 0.3部
(IrgCure 651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・熱硬化型樹脂 10.0部
(アクリディックA−807:大日本インキ化学工業社)
・イソシアネート硬化剤 2.0部
(タケネートD110N:三井武田ケミカル社)
・ポリメチルメタクリレート粒子 10.0部
(テクポリマーMBX−8:平均粒径8μm:積水化成品工業社)
・メチルエチルケトン 18.0部
・酢酸ブチル 18.0部
実施例2の電離放射線硬化型樹脂層を下記処方の電離放射線硬化型有機無機ハイブリッド樹脂層塗布液に変えた以外は、実施例2と同様にして、光拡散機能を有した実施例3のバックライト用光学部材を作成した。
・紫外線硬化型有機無機ハイブリッド樹脂 50.0部
(デソライト7501:JSR社)
・メチルエチルケトン 20.0部
・トルエン 7.5部
・光重合開始剤 0.8部
(IrgCure 651:チバスペシャリティケミカルズ社)
[実施例4]
厚み100μmのプラスチック基材フィルムの片面に、スパッタリング法によりITO薄膜を設け、さらにITO薄膜面とITO薄膜を設けなかったプラスチック基材面に、下記組成の電離放射線硬化型樹脂層塗布液を塗布し、高圧水銀灯により紫外線を1〜2秒照射して厚み3.5μmの電離放射線硬化型樹脂層を設け、電磁波シールド機能を有した実施例4のバックライト用光学部材を作成した。
・紫外線硬化型樹脂 13.0部
(UniDic 17−806:大日本インキ化学工業社)
・メチルエチルケトン 12.0部
・トルエン 12.0部
・エチルセロソルブ 4.7部
・光重合開始剤 0.3部
(IrgCure 651:チバスペシャリティケミカルズ社)
厚み100μmのプラスチック基材フィルムの片面に、下記の処方の光拡散層塗布液を乾燥後の厚みが12μmとなるように塗布乾燥し、光拡散機能を有した比較例1のバックライト用光学部材を作成した。
・熱硬化型樹脂 10.0部
(アクリディックA−807:大日本インキ化学工業社)
・イソシアネート硬化剤 2.0部
(タケネートD110N:三井武田ケミカル社)
・アクリル樹脂粒子 10.0部
(テクポリマーMBX−8:積水化成品工業社)
・メチルエチルケトン 18.0部
・酢酸ブチル 18.0部
実施例1〜4で得られたバックライト用光学部材(光拡散材および電磁波シールドフィルム)を、40℃、90%RHの環境で24時間放置した後、市販の26型液晶TVのバックライトにそれぞれ組み込み、液晶TVを点灯させ、映像状態の経過を観察した。その結果、実施例1〜4いずれも、点灯から何時間経過しても液晶ディスプレイに映像不良が生じることはなかった。また、液晶TVに組み込んだバックライト用光学部材(光拡散材および電磁波シールドフィルム)を取り出したところ、何れのものもたわみは観察されなかった。特に、実施例3の電離放射線硬化型有機無機ハイブリッド樹脂を用いたものは、平面性が大変に優れていた。なお、実施例1〜4で得られたバックライト用光学部材の電離放射線硬化型樹脂層(単層)の鉛筆硬度はいずれもH以上であった。
Claims (4)
- バックライト用光学部材であって、前記部材は、基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有し、該電離放射線硬化型樹脂層の少なくとも一方は機能層を兼ね備えたことを特徴とするバックライト用光学部材。
- バックライト用光学部材であって、前記部材は、基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有し、該電離放射線硬化型樹脂層の少なくとも一方の面に機能層を有することを特徴とするバックライト用光学部材。
- バックライト用光学部材であって、前記部材は、機能性基材の両面に電離放射線硬化型樹脂層を有することを特徴とするバックライト用光学部材。
- 前記バックライト用光学部材の電離放射線硬化型樹脂層がJIS K5600−5−4:1999における鉛筆硬度でH以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のバックライト用光学部材。
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2004
- 2004-02-27 JP JP2004052782A patent/JP2005242048A/ja active Pending
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