JP2005240301A - トラス構造体 - Google Patents

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恵美 一丸
Yusuke Kasuya
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【課題】製作が容易で強度の高いトラス構造体を提供する。
【解決手段】第1上弦材11と第2上弦材12及び下弦材10を三角形状に配置して基本枠14を構成し、第1上弦材11と下弦材10の間及び第2上弦材12と下弦材10の間をそれぞれ斜めに連結すると共に、第1上弦材11と第2上弦材12の間を連結する斜材15を設けてなるトラス構造体において、第1上弦材11と第2上弦材12及び下弦材10はそれぞれ突出状のフィン部13を備え、斜材15は内部に中空部21を備えた押出型材からなり、両端部にそれぞれフィン部13と略同じ幅で長手方向に切り欠いて形成された取付部20を有すると共に、取付部20における中空部21は挿入されたフィン部13と略直交する押圧壁22を備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は建造物に用いられるトラス構造体に関し、特に三角形状に配置した基本枠を斜材によって斜めに連結してなるトラス構造体に関する。
従来から、カーポートやテラス等の建造物に対し、上下弦材を斜材で連結したトラス構造体が用いられている。このトラス構造体の各部材をアルミ材にて構成することにより、軽量でかつ強固な構造とすることができる。このようなトラス構造体としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2001−262685号公報
しかし、従来のトラス構造体においては、以下に述べる問題点を有していた。
特許文献1にも記載されているように、斜材における上下弦材との連結部分は、薄板状に形成されている。中空状に形成されたアルミの押出型材の両端部を薄板状に形成するには、斜材の両端部を押しつぶし加工する工程が必要となる。また、斜材に予め表面処理を行っていると、押しつぶし加工の際に膜割れを生じるので、斜材の表面処理は押しつぶし加工の後に行う必要があり、工程が複雑となる。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、製作が容易で強度の高いトラス構造体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るトラス構造体は、第1上弦材と第2上弦材及び下弦材を三角形状に配置して基本枠を構成し、上記第1上弦材と下弦材の間及び上記第2上弦材と下弦材の間をそれぞれ斜めに連結すると共に、上記第1上弦材と第2上弦材の間を連結する斜材を設けてなるトラス構造体において、
上記第1上弦材と第2上弦材及び下弦材はそれぞれ突出状のフィン部を備え、
上記斜材は内部に中空部を備えた押出型材からなり、両端部にそれぞれ上記フィン部と略同じ幅で長手方向に切り欠いて形成された取付部を有すると共に、該取付部における中空部は挿入された上記フィン部と略直交する押圧壁を備えたことを特徴として構成されている。
また、本発明に係るトラス構造体は、上記斜材の中空部は両端部を上記フィン部と略同じ幅に形成すると共に、上記斜材の両端部における壁面が上記取付部と連続状とされて上記フィン部を押圧する押圧面を形成することを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るトラス構造体は、上記斜材の中空部は中央部を上記両端部よりも幅広に形成すると共に、中央部の壁面が上記押圧壁と略直交することを特徴として構成されている。
本発明に係るトラス構造体によれば、斜材は中空状で、両端部にそれぞれフィン部と略同じ幅に長手方向に切り欠いて形成された取付部を有していることにより、斜材をアルミの押出型材にて構成し、取付部としては切欠を形成するだけでよいので、その制作が容易である。また、中空部に挿入されたフィン部と略直交する押圧壁を備えていることにより、取付部とフィン部を固定する際に、フィン部を略鉛直方向に押圧することができて、強固なトラス構造体とすることができる。
また、本発明に係るトラス構造体によれば、斜材の中空部は両端部をフィン部と略同じ幅に形成すると共に、斜材の両端部における壁面が取付部と連続状とされてフィン部を押圧する押圧面を形成することにより、斜材内部の中空部から斜材の外周面に渡る押圧面によりフィン部を押圧するので、斜材の取付部によりフィン部を強固に押圧することができ、より強固なトラス構造体とすることができる。
さらに、本発明に係るトラス構造体によれば、斜材の中空部は中央部を両端部よりも幅広に形成すると共に、その壁面が押圧壁と略直交することにより、斜材を外周面から押圧しても、取付部に挿入されるフィン部を略鉛直方向に押圧することができ、より強固なトラス構造体とすることができる。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるトラス構造体2の断面図であり、図2は本実施形態におけるトラス構造体2の正面図である。図1に示すように、本実施形態におけるトラス構造体2は、下弦材10と第1上弦材11及び第2上弦材12を三角形状に配置して基本枠14を構成し、各弦材間を斜材15にて連結してなるものである。また、図2に示すように、下弦材10と第1上弦材11の間に設けられる斜材15と、下弦材10と第2上弦材12の間に設けられる斜材15は、それぞれ各弦材に対して傾斜状に固定される。
下弦材10と第1上弦材11及び第2上弦材12はそれぞれ断面中空状でアルミの押出型材から形成されている。また、これら各弦材は斜材15を取付固定するための薄板状のフィン部13をそれぞれ長手方向略全長に渡って備えている。下弦材10には、第1上弦材11及び第2上弦材12に向かってそれぞれ突出するフィン部13、13が一体的に形成されている。また、第1上弦材11には、下弦材10及び第2上弦材12に向かってそれぞれ突出するフィン部13、13が一体的に形成されている。さらに、第2上弦材12には、下弦材10及び第1上弦材11に向かってそれぞれ突出するフィン部13、13が一体的に形成されている。
斜材15も各弦材と同様に、断面中空状のアルミの押出型材から形成されている。斜材15の両端部には、それぞれ取付部20、20が形成されており、この取付部20、20に各弦材のフィン部13を挿入し、ボルト16、16によって固定することにより、斜材15を基本枠14に固定することができる。なお、フィン部13には、斜材15の固定位置にそれぞれボルト孔が形成されており、このボルト孔を介して斜材15をフィン部13にボルト固定することができる。下弦材10と第1上弦材11及び第2上弦材12を三角形状に配置して基本枠14を構成していることにより、図1に示すように基本枠14及び斜材15によって、断面三角形状のトラス構造を構成する。
斜材15の取付部20について、より詳細に説明する。図3は斜材15の正面図、図4は斜材15の側面図である。図3及び図4に示すように、斜材15は長手方向の全長に渡って略同形状の断面略楕円形で中空棒状に形成され、その両端部にはそれぞれ切欠部20a、20aを形成して取付部20とされている。
斜材15内部の中空部21も、斜材15の外形状と同様に長手方向の全長に渡って略同形状に形成されている。この中空部21は、両端部21aを各弦材のフィン部13と略同じ幅とし、中央部21bを両端部21aよりも幅広として形成される。また、両端部21aの上下面と中央部21bの上下面とは、それらと互いに垂直な押圧壁22によってそれぞれ連続状とされている。すなわち、押圧壁22は両端部21aの上下面と中央部21bの上下面のいずれとも直交する面から構成されている。
取付部20に形成される切欠部20aは、各弦材のフィン部13と略同じ幅に形成される。つまり、切欠部20aは中空部21の両端部21aと同じ幅であって、切欠部20aの上下面はそれぞれ中空部21の両端部21aにおける上下面と連続状とされる。これによって、取付部20には中空部21の両端部21aから斜材15の外周面に渡る押圧面23が形成される。
このようにフィン部13と略同じ幅の押圧面23が中空部21から斜材15の外周面に渡って形成されていることにより、斜材15の取付部20によってフィン部13を強固に固定することができる。また、中空部21の両端部21a及び中央部21bが互いに垂直な押圧壁22によって連続状とされていることにより、押圧壁22は取付部20に挿入されるフィン部13と略直交し、斜材15のボルト固定による押圧力がフィン部13に対して垂直にかけられることになり、斜材15とフィン部13との固定を強固にすることができて、強固なトラス構造を構成することができる。
また、斜材15は断面形状が長手方向に略同形状で中空状の押出型材からなり、取付部20は切欠部20aを形成したものであるため、押しつぶしの工程等を必要とせず、その製造が容易である。
次に、本実施形態におけるトラス構造体2をカーポートに用いた例について説明する。図5はカーポートの全体斜視図である。このカーポートは、左右両側に立設する支柱1、1にトラス構造体2を取付け、このトラス構造体2の上部に屋根体3を固定してなるものである。トラス構造体2は、屋根体3の荷重を支えるものであって、強度が必要とされる。
左右の支柱1、1間はカーポートの間口となり、一つの屋根体3につき1台の車を置いておくことができる。本実施形態では、屋根体3を2体連結し、2台の車を置くことができるように構成されている。そのため、トラス構造体2はその両端部及び中央部において屋根体3を支持している。屋根体3はアーチ状に形成されており、その両端部にそれぞれ桁3a、3aが形成されている。トラス構造体2と桁3a、3aが固定されることにより、屋根体3はトラス構造体2に対して固定されている。
図6はカーポートのトラス構造体2部分における断面図である。この図に示すように、下弦材10は支柱取付金具30に固定され、この支柱取付金具30がさらに支柱1に対して固定されていることにより、下弦材10と支柱1を固定している。また、第1上弦材11及び第2上弦材12は、それぞれ桁取付金具31に固定され、この桁取付金具31がさらに屋根体3の桁3aに固定されていることにより、第1上弦材11及び第2上弦材12と屋根体3を固定している。
このようにトラス構造体2をカーポートに設けることにより、屋根体3の荷重を強固に支持することができる。なお、このカーポートはトラス構造体2の使用例の一つであって、本実施形態のトラス構造体2はカーポートに限らずバルコニーやテラスなど様々な建造物に用いることができる。特に、トラス構造体2は軽量でかつ強度の高い構造であることにより、簡易構造物に用いるのに適している。
なお、本発明に係るトラス構造体は、上記実施形態のように断面三角形状のトラス構造のみならず、1つの上弦材と1つの下弦材との間に斜材15を傾斜状に設けたトラス構造に適用することもできる。また、2つの上弦材と2つの下弦材を四角形状に配置して各弦材の間を斜材15で傾斜状に連結した断面四角形状のトラス構造にも適用することができる。
本実施形態におけるトラス構造体の断面図である。 本実施形態におけるトラス構造体の正面図である。 斜材の正面図である。 斜材の側面図である。 本実施形態におけるトラス構造体を用いたカーポートの全体斜視図である。 カーポートのトラス構造体部分における断面図である。
符号の説明
1 支柱
2 トラス構造体
3 屋根体
3a 桁
10 下弦材
11 第1上弦材
12 第2上弦材
13 フィン部
14 基本枠
15 斜材
20 取付部
20a 切欠部
21 中空部
21a 両端部
21b 中央部
22 押圧壁
23 押圧面

Claims (3)

  1. 第1上弦材と第2上弦材及び下弦材を三角形状に配置して基本枠を構成し、上記第1上弦材と下弦材の間及び上記第2上弦材と下弦材の間をそれぞれ斜めに連結すると共に、上記第1上弦材と第2上弦材の間を連結する斜材を設けてなるトラス構造体において、
    上記第1上弦材と第2上弦材及び下弦材はそれぞれ突出状のフィン部を備え、
    上記斜材は内部に中空部を備えた押出型材からなり、両端部にそれぞれ上記フィン部と略同じ幅で長手方向に切り欠いて形成された取付部を有すると共に、該取付部における中空部は挿入された上記フィン部と略直交する押圧壁を備えたことを特徴とするトラス構造体。
  2. 上記斜材の中空部は両端部を上記フィン部と略同じ幅に形成すると共に、上記斜材の両端部における壁面が上記取付部と連続状とされて上記フィン部を押圧する押圧面を形成することを特徴とする請求項1記載のトラス構造体。
  3. 上記斜材の中空部は中央部を上記両端部よりも幅広に形成すると共に、壁面が上記押圧壁と略直交することを特徴とする請求項1または2記載のトラス構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010511811A (ja) * 2006-12-05 2010-04-15 スマーテック・デザインズ・プロプライエタリー・リミテッド 折畳み式筺状物

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