JP2005239791A - 有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料及び有機エレクトロルミネッセント素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料及び有機エレクトロルミネッセント素子 Download PDF

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【課題】 キャリア輸送性または発光性を有するポリマー材料を用いた有機エレクトロルミネッセント素子において、駆動電圧を低くし、発光効率を高めるとともに、発光波長を短波長化する。
【解決手段】 キャリア輸送性または発光性を有する共役ユニットと、飽和環状化合物の構造を有するバルキーユニットとを主鎖に含むコポリマーからなる有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料を、キャリア輸送層または発光層の形成に用いることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセント素子に関するものである。
有機エレクトロルミネッセント素子(有機EL素子)は、無機エレクトロルミネッセント素子に比べて、大面積化が容易であり、また発光材料の選択により所望の発色が得られ、低電圧で駆動可能であるため、近年盛んに応用研究がなされている。有機EL素子においては、一対の電極間に発光層及びキャリア輸送層などの有機材料からなる層が形成される。
従来有機材料層の形成方法としては、真空蒸着法等の方法が用いられている。しかしながら、溶液を塗布することにより塗膜として有機材料層を形成することができれば、素子の製造工程を簡略化することができる。このような塗膜形成方法により有機材料層を形成するためには、膜形成能を有するポリマーを用いる必要があり、発光性またはキャリア輸送性を有するポリマーを用いることにより、発光層またはキャリア輸送層を形成することができる。
しかしながら、ポリマーはそれ自体凝集しやすい分子であるため、このようなポリマー材料を用いた場合、ポリマーの分子中に導入されているユニットの発光性またはキャリア輸送性が十分に発揮されないという問題があった。例えば、発光性を有するポリマーの場合、その発光波長は、ポリマー中に含まれる発光性を有するユニットの発光波長よりも長波長側にシフトしてしまい、色純度が低下するという問題があった。
特許文献1においては、このような問題を解決するため、発色団セグメントを有するポリマーに、スペーサーセグメントを導入することが提案されている。このようなスペーサーセグメントとしては、ベンゼン環や芳香族縮合環などの構造が示されている。
特表平9−503239号公報
本発明の目的は、駆動電圧を低くし、発光効率を高めることができるとともに、発光波長を短波長化することができるポリマー材料からなる有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料及びこれを用いた有機エレクトロルミネッセント素子を提供することにある。
本発明の有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料は、キャリア輸送性または発光性を有する共役ユニットと、飽和環状化合物の構造を有するバルキーユニットとを主鎖に含むコポリマーからなることを特徴としている。
本発明者らは、ポリマー同士が凝集するのを抑制し、本来の波長の発光を得るためには、特許文献1のような芳香族環構造のユニットでは不十分であることを見い出した。すなわち、特許文献1に開示されている芳香族環構造は、平面構造であり、このような平面構造では、十分にポリマー分子同士の凝集を抑制することができないことがわかった。本発明におけるバルキーユニットは、飽和環状化合物の構造を有しており、SP3混成軌道を有する炭素、すなわち、立体的な元素結合を有する炭素からなっている。このため、SP2軌道やSP軌道等の不飽和で平面的な炭素−炭素結合を有する化合物に比べて立体的になり、バルキーな構造となる。また環状構造を1つないし2つ以上有することにより、より立体的でバルキーとなる。このため、ポリマー分子同士の凝集を十分に抑制することができ、発光波長を本来の波長に近づけることができる。すなわち、発光波長を短波長化することができる。また、駆動電圧を低くし、発光効率を高めることができる。
特許文献1では、芳香族系の構造をスペーサーユニットとして用いているため、分子の共役構造が長くなり、このため長波長化するという問題も生じる。本発明では、飽和環状化合物の構造をバルキーユニットとして導入しているので、共役構造を短くすることができ、この点からも発光波長を短波長化することができる。
本発明における共役ユニットは、キャリア輸送性または発光性を有する構造であれば特に限定されるものではないが、フルオレン構造が特に好ましい。フルオレン構造としては、例えば、以下に示すようなフルオレン構造が挙げられる。
Figure 2005239791
(ここで、Rは、炭素数1〜20のアルキル基であり、O、S、N、F、P、Si、またはアリール基が含まれていてもよいアルキル基である。)
Figure 2005239791
(ここで、Arは、以下に示すアリール基である。)
Figure 2005239791
(ここで、Cn2n+1は、炭素数1〜20のアルキル基であり、O、S、N、F、P、Si、またはアリール基が含まれていてもよいアルキル基である。)
Figure 2005239791
(ここで、Eは、アルキル基、アリール基、フェニルアミン基、オキサジアゾール基、またはチオフェン基であり、アルキル基は、上記のような炭素数1〜20のアルキル基Rであり、アリール基は、上記のようなArである。)
上記において、アリール基の炭素数を1〜20としているのは、炭素数が1より小さいとポリマーが溶剤に溶解しにくくなるからであり、炭素数が20を超えるとポリマーのキャリア輸送性または発光性が低下するからである。
本発明におけるバルキーユニットとしては、飽和環状化合物の構造であれば特に限定されるものではないが、例えば、シクロヘキサンまたはアダマンタンの構造が挙げられる。アダマンタンは立体的に構築された3つの環を有し、特にバルキー性が高い。
本発明におけるポリマーの重量平均分子量(Mw)は、好ましくは500〜10,000,000の範囲内であり、さらに好ましくは1,000〜5,000,000であり、特に好ましくは5,000〜2,000,000である。分子量が低くなりすぎると、膜形成能などのポリマーとしての特性が失われ、分子量が高すぎると、溶剤に溶解しにくくなる。
本発明のポリマー中において含まれるバルキーユニットの量は、5〜30モル%程度であることが好ましい。バルキーユニットの含有量が少なすぎると、本発明における効果が十分に得られない場合がある。また、バルキーユニットの含有量が多すぎると、相対的にキャリア輸送性または発光性を有する共役ユニットの量が少なくなるため、これらの特性が低下する場合がある。
本発明の有機EL素子は、本発明の有機材料をキャリア輸送層または発光層に含有することを特徴としている。
本発明のコポリマーは、種々の方法により合成することができる。例えば、後述の実施例1〜3において合成しているコポリマーは、以下の反応により製造することができる。
Figure 2005239791
本発明によれば、有機EL素子の駆動電圧を低くし、発光効率を高めることができるとともに、発光波長を短波長化することができる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、適宜変更して実施することが可能なものである。
(実施例1)
<ポリ〔(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(シクロヘキサン−1,2−ジイル)〕〔ポリマー1〕(PF8−Cy(10%))の調製>
Figure 2005239791
攪拌機、ラバーセプター、並びに真空及び窒素マニホールドの注入口を備えた反応容器に、1,2−ジブロモシクロヘキサン(24.2mg、0.1mmol)、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレン(219mg、0.4mmol)、9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(321mg、0.5mmol)、鈴木カップリング触媒、トルエン5ml、及び塩基性水溶液8mlを添加した。反応容器内を排気し、窒素で3回パージした後、90℃に加熱した。窒素雰囲気下で、反応溶液を約3時間90℃に保持した。次に、フェニルホウ酸61mgを添加し、反応容器を窒素雰囲気下で90℃にさらに2時間保持した。その後、約0.12mlのブロモベンゼンを添加し、反応溶液を窒素雰囲気下で90℃に2時間保持した。
次に、ポリマーを沈殿させるため、反応混合物を300mlのメタノール中に注ぎ込み、メタノールで3回洗浄した。真空下で乾燥させた後、ポリマーを約10mlのトルエンに溶解し、トルエンを溶出液としてカラム分離した。回転エバポレーターで溶剤の一部を除去した後、ポリマー溶液を300mlのメタノール中に添加して沈殿させ、その後メタノールで3回洗浄した。真空下で乾燥し、うす黄色の繊維状生成物を得た。収率は約84%であった。数平均分子量(Mn)は、3.4×104であり、重量平均分子量(Mw)は8.4×104であり、Mw/Mnは2.47であった。
(実施例2)
<ポリ〔(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(シクロヘキサン−1,2−ジイル)〕〔ポリマー2〕(PF8−Cy(20%))の調製>
使用した1,2−ジブロモシクロヘキサンの量を48.4mg(0.2mmol)とし、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレンの量を164.4mg(0.3mmol)とする以外は、実施例1と同様にして合成した。うす黄色の粉末状生成物を得た。収率は約67%であった。数平均分子量(Mn)は2.3×104であり、重量平均分子量(Mw)は6.4×104であり、Mw/Mnは2.78であった。
(実施例3)
<ポリ〔(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(シクロヘキサン−1,2−ジイル)〕〔ポリマー3〕(PF8−Cy(30%))の調製>
使用した1,2−ジブロモシクロヘキサンの量を72.6mg(0.3mmol)とし、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレンの量を110mg(0.2mmol)とする以外は、実施例1と同様にして合成した。うす黄色の粉末状生成物を得た。収率は約44%であった。数平均分子量(Mn)は1.3×104であり、重量平均分子量(Mw)は4.4×104であり、Mw/Mnは3.38であった。
(実施例4)
<ポリ〔(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(アダマンタン−1,3−ジイル)〕〔ポリマー4〕(PF8−Adm(5%))の調製>
Figure 2005239791
1,2−ジブロモシクロヘキサンに代えて、1,3−ジブロモアダマンタンを14.7mg(0.05mmol)用い、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレンを246.6mg(0.45mmol)用いる以外は、実施例1と同様にして合成した。緑色の微細な繊維状生成物を得た。収率は約87%であった。数平均分子量(Mn)は3.6×104であり、重量平均分子量(Mw)は8.4×104であり、Mw/Mnは2.33であった。
(実施例5)
<ポリ〔(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(アダマンタン−1,3−ジイル)〕〔ポリマー5〕(PF8−Adm(10%))の調製>
1,3−ジブロモアダマンタンの量を29.4mg(0.10mmol)とし、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレンの量を219.2mg(0.40mmol)とする以外は、実施例4と同様にして合成した。灰色の粉末状生成物を得た。収率は約80%であった。数平均分子量(Mn)は1.6×104であり、重量平均分子量(Mw)は4.4×104であり、Mw/Mnは2.75であった。
(比較例1)
<ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)〔ポリマー6〕(PF8)の調製>
Figure 2005239791
攪拌機、ラバーセプター、並びに真空及び窒素マニホールドの注入口を備えた反応容器に、2,7−ジブロモ−9,9−ジオクチルフルオレン(274mg、0.5mmol)、9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(321mg、0.5mmol)、鈴木カップリング触媒、トルエン5ml、及び塩基性水溶液8mlを添加した。反応容器内を排気し、窒素で3回パージした後、90℃に加熱した。窒素雰囲気下で、反応溶液を約3時間90℃に保持した。次に、フェニルホウ酸61mgを添加し、反応容器を窒素雰囲気下で90℃にさらに2時間保持した。その後、約0.12mlのブロモベンゼンを添加し、反応溶液を窒素雰囲気下で90℃に2時間保持した。
次に、ポリマーを沈殿させるため、反応混合物を300mlのメタノール中に注ぎ込み、メタノールで3回洗浄した。真空下で乾燥させた後、ポリマーを約10mlのトルエンに溶解し、トルエンを溶出液としてカラム分離した。回転エバポレーターで溶剤の一部を除去した後、ポリマー溶液を300mlのメタノール中に添加して沈殿させ、その後メタノールで3回洗浄した。真空下で乾燥し、うす灰色の繊維状生成物を得た。収率は約86%であった。数平均分子量(Mn)は、1.4×105であり、重量平均分子量(Mw)は4.4×105であり、Mw/Mnは3.23であった。
(蛍光スペクトルの測定)
ポリマー1〜6について、蛍光スペクトルを測定した。図1及び図2に測定結果を示す。
図1から明らかなように、バルキーユニットとしてシクロヘキサンの構造を導入したポリマー1〜3は、バルキーユニットを有しないポリマー6と比較すると、発光波長が短波長化していることがわかる。また、バルキーユニットの含有量が多くなるにつれて、その発光波長がより短波長にシフトすることがわかる。
図2から明らかなように、バルキーユニットとしてアダマンタンの構造を導入したポリマー4及び5も、バルキーユニットを有しないポリマー6と比較すると、発光波長が短波長化していることがわかる。また、バルキーユニットの含有量が多くなるにつれて、その発光波長がより短波長にシフトすることがわかる。
(UV吸収スペクトルの測定)
ポリマー1〜3及びポリマー6について、UV吸収スペクトルを測定した。測定結果を図3に示す。
図3に示す結果から明らかなように、バルキーユニットを導入したポリマー1〜3においては、バルキーユニットを導入していないポリマー6に比べ、UV吸収スペクトルの最大吸収波長が短波長側にシフトしていることがわかる。また、シフト量は、バルキーユニットの含有量が増えるにつれて大きくなっていることがわかる。またUV吸収(光吸収スペクトル)と蛍光スペクトルそれぞれのピーク波長について表1にまとめた。
Figure 2005239791
(実施例6)
<ポリマー4を用いた発光素子1の作製>
素子の作製に用いるITO−ガラス基板を、イオン交換水、2−プロパノール、及びアセトンで洗浄した後、オゾンガスにより処理した。ポリ(エチレンジオキシチオフェン):ポリ(スチレンスルフォネート)(以下、PEDOT:PSSという)(バイエルン社製)を、このITO基板の上にスピンコートした。PEDOT:PSS薄膜(PEDOT薄膜)の厚みは約200Åに制御した。このPEDOT薄膜を約200℃で約10分間空気中で加熱し、次に80℃で約30分間真空中で加熱した。次に、ポリマー4のトルエン溶液を塗布し発光層を形成した。発光層の厚みは、1000Åに制御した。次に、発光層の上に、カルシウム及びアルミニウムを真空中で堆積し、陰極を形成した。この基板をグローブボックス中でガラスキャリアにより覆い、素子を得た。
なお、PEDOT:PSSは、以下の構造を有している。
Figure 2005239791
(実施例7)
<ポリマー5を用いた発光素子2の作製>
実施例6において、ポリマー4に代えて、ポリマー5を用いる以外は、実施例6と同様にして素子を作製した。
(比較例2)
<ポリマー6を用いた発光素子3の作製>
実施例6において、ポリマー4に代えて、ポリマー6を用いる以外は、実施例6と同様にして素子を作製した。
(発光素子の評価)
発光素子1〜3について、駆動電圧、最高輝度、最高発光効率、及びCIE色座標を測定した。測定結果を表2に示す。またポリマー1〜ポリマー6までを用いた発光素子の色度(100cd/m2のとき)について、表3に示す。
Figure 2005239791
Figure 2005239791
表2に示す結果から明らかなように、本発明に従う発光素子1及び2は、比較の発光素子3よりもより青色に近い発光を示している。また、本発明に従う発光素子1及び2は、発光素子3に比べ駆動電圧が低くなっており、発光効率が高くなっていることがわかる。また、ポリマー1〜3を用いた発光素子についても、より青色の濃い発光が得られることが明らかになった。
ポリマー1〜3の発光スペクトルを示す図。 ポリマー4及び5の発光スペクトルを示す図。 ポリマー1〜3のUV吸収スペクトルを示す図。

Claims (5)

  1. キャリア輸送性または発光性を有する共役ユニットと、飽和環状化合物の構造を有するバルキーユニットとを主鎖に含むコポリマーからなることを特徴とする有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料。
  2. 前記共役ユニットがフルオレン構造を有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料。
  3. 前記バルキーユニットの飽和環状化合物の構造が、シクロヘキサンまたはアダマンタンの構造であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料。
  4. 前記バルキーユニットが5〜30モル%含まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセント素子用有機材料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の有機材料をキャリア輸送層または発光層に含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセント素子。
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