JP2007515041A5 - - Google Patents

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光学装置
本発明は有機電子発光装置及びこれを形成する方法に関する。
光学電子装置の1種類は、発光又は検出のための有機材料の使用するものである。これら装置の基本構造は、負電荷担体(電子)を有機層に注入するためのカソード及び正電荷担体(正孔)を有機層に注入するためのアノードとの間に挟まれた発光有機層、例えば、ポリ(p−フェニレンビニレン)(“PPV”)又はポリフルオレンの膜である。電子及び正孔は有機層で結合して光子を発生する。国際公開90/13148号パンフレットにおいては、有機発光材料はポリマーである。米国特許4,539,507号明細書においては、有機発光材料は、(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(“Alq3”)のような低分子材料として知られる種類の材料である。実用的装置においては、電極の1つは光子が装置から放出できるように透明である。
典型的な有機発光装置(「OLED」)はインジウム錫酸化物(ITO)のような透明第1電極で被覆されたガラス又はプラスチック基板上に形成される。少なくとも1つの電子発光有機材料薄膜層は第1電極を覆う。最終的にカソードは電子発光有機材料覆う。カソードは典型的には金属又は合金であり、アルミニウムのような単層又はカルシウム及びアルミニウムのような複数層を含んでもよい。例えば、電極から電子発光材料への電荷の注入を改良するために他の層も装置に追加することができる。例えば、アノードと電子発光材料との間にポリ(エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルフォネート(PEDOT−PSS)又はポリアニリンなどの正孔注入層を供給することができる。電源から電極の間に電圧が印加されるとき、電極の1つはカソードとして働き、他方はアノードとして働く。
有機半導体において、重要な特徴は、電子エネルギレベル、特に、「最高被占分子軌道」(HOMO)及び「最低空分子軌道」(LUMO)レベルの真空レベルに関して測定される結合エネルギーである。これらは、光放射の測定、特に酸化及び還元の電化学電位の測定から推定される。この技術分野においては、このようなエネルギは、境界近傍の局部環境、及びその値が決められる曲線上の点(ピーク)のような多くの要因によって影響されることがよく理解されている。したがって、そのような値の使用は定量的というより指標的である。
駆動の際、正孔はアノードを通して装置に注入され、電子はカソードを通して装置に注入される。正孔と電子は有機電子発光層中で結合し、後で放射崩壊に至り、光を放出する励起を形成する。
OLEDの活性有機層は、典型的には材料の蒸着(低分子材料の場合)、又は溶液堆積(ポリマー又はデンドリマー材料の場合)によって形成される。蒸は、複数層の形成、特に、電荷の電子発光層への輸送を促進するための正孔輸送及び/又は電子輸送層の形成を可能にする。溶液堆積層は次の層の堆積に使用される溶媒に溶解してしまう傾向があるため、溶液堆積材料は、そのような複数層の形成には不向きである。
複数層の形成を必要とせずに溶液可処理システム用の電荷輸送材料を利用する一手法は、国際公開99/48160号パンフレット及び国際公開02/28983号パンフレットに開示されており、正孔輸送構成材、電子輸送構成材及び発光構成材が一緒に混合される。
他の手法は、国際公開99/48160号パンフレットに開示される電荷輸送単位を、式(a)の青色電子発光ポリマーを開示する国際公開00/55927号パンフレットに記載される電子発光ポリマーに組み込むことである。
Figure 2007515041
ここで、w+x+=1、w<0.5、0≦x+y≦0.5、及びn<2である。
簡潔化すると、国際公開99/48160号パンフレットに開示される別々の正孔輸送、電子輸送及び発光構成要素が単一分子に組み合わされる。F8繰り返し単位の共役鎖が、電子輸送を行い、正孔輸送のためにTFB単位が供給され、PFB単位が発光単位として供給される。混合ではなく単一電子発光ポリマーの使用の方が、電子発光材料、特に、青色電子発光材料の寿命が改良され、同時に電荷輸送構成要素によって効率が改良されことがわかった(「寿命」は、DC駆動下で作動させた場合にOLEDの輝度が半減するのに要する時間を意味する)。単一ポリマーへの単位の組み合わせは混合より好ましい場合があり、例えば、分子内電荷輸送は分子間電荷輸送より好ましい場合があり、混合物中好ましくない形の相分離によって引き起こされる潜在的な困難が避けられる。
共同出願であるPCTGB03/01991号は、正孔輸送“TFB”繰り返し単位の除去によ、正孔輸送と発光が共に“PFB”繰り返し単位によって行われるポリマー供給することによるポリマー(a)の寿命の改良について記載している。
混合ポリマーをこれらの非混合「単一構成材」ポリマーに取り替えることによる青色寿命の改良は、フルカラーOLEDが赤、緑及び青色発光材料を必要とするが、上述の開発にもかかわらず、今日までに知られている青色発光材料は赤及び緑色材料に比較して相対的に短い寿命に依然として留っているので特に重要である。
したがって、本発明の目的は、電子発光装置、特に、改良された寿命を有する青色発光体を含む電子発光装置を提供することにある。
本発明者は、驚くべきことに、正孔輸送材料及び正孔輸送単位を含む電子発光材料を含む混合物の堆積によって寿命が改良されることを発見した。
したがって、第1の側面において、本発明は次の工程を含む電子発光装置の形成方法を提供する。
第1のタイプの電荷担体の注入のための第1の電極を含む基板を提供する工程、
第1のタイプの電荷担体の輸送用第1の材料並びに発光用及び第1のタイプの電荷担体の輸送用第2の材料を含む組成物を基板上に堆積することによって半導体領域を形成する工程、及び
第2のタイプの電荷担体を注入するための第2の電極を半導体領域上に堆積する工程。
「正孔輸送材料」は正孔注入材料から電子発光材料に正孔を輸送することができる材料を意味する。好ましくは、正孔輸送材料のHOMOは、アノード又は正孔注入材料のHOMOから0.7eV未満であり、より好ましくは0.5eV未満であり、最も好ましくは0.2eV未満である。典型的な電子発光装置は仕事関数4.8eVを有するアノードを含む。したがって、正孔輸送材料のHOMOレベルは、好ましくは約4.8〜5.5eVである。正孔輸送材料のHOMOレベルは4.8eVより小さくすることができこの場合アノードから正孔注入への障壁は存在しない。
典型的な装置のカソードは約3eVの仕事関数を有することになろう。したがって、電子輸送材料のLUMOレベルは好ましくは約3−3.5eVである。
第2の材料の発光区域は最も小さいHOMO−LUMOバンドギャップを有する第2の材料の構成要素によって決められる。
好ましくは、第1の電極はアノードであり、第2の電極はカソードであり、第1のタイプの電荷担体は正孔であり、第2のタイプの電荷担体は電子である。
第2の材料は電荷輸送及び発光の別々の領域又は単位を含んでもよい。あるいは、電荷輸送及び発光の機能が、発光材料の同じ領域又は単位によって供給されてもよい。
好ましくは、第1の材料及び第2の材料の少なくとも1つ(より好ましくは両者)はポリマー、より好ましくは共役ポリマーである。
好ましくは、第1の材料は選択的に置換される一般式(I)の繰り返し単位を含む。
Figure 2007515041
ここで、各Arは選択的に置換されるアリール又はヘテロアリールから独立して選択される。
好ましくは、各Arは選択的に置換されるフェニルである。より好ましくは、第1の繰り返し単位は選択的に置換される一般式(II)の繰り返し単位である。
Figure 2007515041
ここで、各Rは水素又は置換基から選択される。好ましい置換基Rはアルキル又はアルコキシ基のような可溶化基、電子求引基のような繰り返し単位の電子親和性を改良する基を含む。
好ましくは、一般式(II)の繰り返し単位は主鎖に単一窒素原子を含む。
好ましくは、第2の材料は選択的に置換される一般式(III)の繰り返し単位を含むポリマーである
Figure 2007515041
ここで、各Ar1は独立して選択的に置換されるアリール又はヘテロアリールを表す。
好ましくは、各Ar1は選択的に置換されるフェニルである。より好ましくは、第1の繰り返し単位は一般式(IV)の選択的に置換される繰り返し単位を含む。
Figure 2007515041
ここで、Rは上記のように定義される。
好ましくは、第1及び第2の材料の少なくとも1つ(より好ましくは両者)は、選択的に置換されるフルオレン、スピロフルオレン、インデノフルオレン、フェニレン又はオリゴフェニレンから選ばれる追加の繰り返し単位、好ましくはフルオレン、より好ましくは9,9−ジ置換フルオレン−2,7−ジイル含むポリマーである。
特に好ましい追加の繰り返し単位は選択的に置換される一般式(V)の繰り返し単位から選択される。
Figure 2007515041
ここで、各R1は、選択的に置換されるアルキル、アルコキシ、アリール及びヘテロアリールから独立して選ばれる。特に好ましい置換基R1は分岐状又は直鎖C 1〜10 アルキル及びヒドロカルビルアリールから選ばれる。
特に好ましい追加の繰り返し単位は選択的に置換される9,9−ジアルキル又は9,9−ジアルコキシ2,7−フルオレニル、最も好ましくは9,9−ジ(n−オクチル)フルオレンである。
好ましくは、第2の材料は波長範囲400〜500nm、最も好ましくは430〜500nmにおける電子発光ができるものである。
好ましくは、第1材料:第2材料の比の範囲は、5:95〜30:70、より好ましくは10:90〜20:80である。
好ましくは、組成物は溶媒中の溶液から堆積される。
組成物のための溶媒は単一溶媒又は2以上の溶媒の混合液である。好ましくは、溶媒は置換されているベンゼン、より好ましくはモノ又はポリアルキル化ベンゼンを含む
好ましくは、第1の材料のピーク平均分子量は15〜150kDa、より好ましくは25〜100kDa、よりさらに好ましくは30〜80kDa、最も好ましくは40〜60kDaである。
好ましくは、第1の材料及び第2の材料は実質的に完全に分離する。分離は、基板上に組成物を堆積した後に生じてもよい
第2の側面において、本発明は、本発明の第1の側面の方法によって得られる電子発光装置を提供する。
以下に、付随する図面を参照しながら本発明を、例示だけのためにさらに詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の光学装置、特に電子発光装置の標準的な構造は、透明ガラス又はプラスチック基板1、インジウム錫酸化物のアノード2及びカソード4を含む。半導体領域はアノード2とカソード4の間に位置する。
半導体領域3は本発明の第1及び第2の材料のみ、又は追加の材料を含むことができる。第1及び第2の材料は好ましくは混合の形で溶液から堆積され、溶媒の蒸発によって部分的又は全体的に分離が生じる。もし、第1又は第2の材料が正孔輸送又は電子輸送の機能の1つを提供しないとき、国際公開99/48160号パンフレットに開示されるような、第1及び第2の材料と混合された別の材料として、又は第1若しくは第2の材料に組み込まれる単位、特に国際公開00/55927号パンフレットに開示されるポリマーの繰り返し単位として、この機能を提供する追加の材料が半導体領域3に含有されてもよい。追加の材料は半導体領域3内の別の層として提供されることもできる。
第2の材料がポリマーである場合、発光及び電荷輸送機能はポリマーの単一繰り返し単位を含む領域、又は電子輸送領域として機能するポリフルオレン単位の共役鎖のような繰り返し単位の鎖により提供されてもよい。このようなポリマー内の異なる領域は米国特許6353083号明細書のようにポリマー主鎖に沿って、又はWO01/62869のようにポリマー主鎖からのペンダント基として提供することができる。
第1及び第2の材料がポリマーである場合、それは、好ましくは、フルオレン、特に2,7結合9,9ジアルキルフルオレン又は2,7結合9,9ジアリールフルオレン2,7結合9,9−スピロフルオレンのようなスピロフルオレン、2,7結合インデノフルオレンのようなインデノフルオレン、又はアルキル若しくはアルコキシ置換1,4−フェニレンのようなフェニルなどのアリーレン又はヘテロアリーレン共在繰り返し単位を含むコポリマーである。これらの各基は置換されていてもよい
さらに適切なアリレン又はヘテロアリレン基は、例えば、国際公開00/55927号パンフレット及び国際公開00/46321号パンフレットに開示されているようにこの分野で公知であり、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
各上記ポリマーはホモポリマー、コポリマー、ターポリマー又は高次ポリマーでもよい。これらコポリマー、ターポリマー又は高次ポリマーは、規則交互ランダム及びブロックポリマーを含み、ここでポリマーを製造するために使用される各モノマーの割合は変化してもよい
処理の容易性のため、第1及び第2の材料は可溶性であることが好ましい。C1〜10アルキル又はC1〜10アルコキシのような置換基が特定の溶媒系においてポリマー可溶性を与えるために選択される。典型的な溶媒は、トルエン及びキシレンのようなモノ又はポリアルキル化ベンゼン又はテトラヒドロフランのような溶媒を含む。
第1及び第2の材料の溶液を堆積させるための適切な技術は欧州特許0880303号明細書に開示されるインクジェット印刷、スピンコート、ディップコート及びドクターブレードコートを含む。
芳香族モノマーから共役ポリマーを製造するために特に適する2つの重合技術は、例えば、国際公開00/53656号に開示されるスズキ重合、及び例えば、"Macromolecules", 31, 1099-1103 (1998)に開示されるヤマモト重合である。スズキ重合は、ハロゲン官能基及びホウ素誘導官能基のカップリングを伴う。ヤマモト重合は、ハロゲン官能基のカップリングを伴う。したがって、各モノマーは2つの反応官能基Pが供給されることが好ましく、ここで、Pは、(a)ボロン酸基、ボロンエステル基及びボラン基から選択されるホウ素誘導官能基、並びに(b)ハロゲン官能基から構成される群から独立して選択される。
必須ではないが、アノードから1つ又は複数の半導体ポリマー層への正孔の注入を促進するためアノード2及びポリマー3の間に有機正孔注入材料層(図示しない)が望ましい。有機正孔注入材料の例としては、欧州特許0901176号明細書及び欧州特許0947123号明細書に開示されるポリ(エチレンジオキシチオフェン)(PEDT/PSS)又は米国特許5723873号明細書及び米国特許5798170号明細書に開示されるようなポリアニリンを含む。
カソード4は電子を電子発光層へ注入するのを可能にする仕事関数を有する材料から選択される。カソードと電子発光材料の間の不利な相互作用の可能性のような他の要因がカソードの選択に影響を与える。カソードはアルミニウム層のような単一材料で構成することができる。あるいは、例えば、国際公開98/10621号パンフレットに開示されるようなカルシウムとアルミニウムの2層のような複数の金属、国際公開98/57381号パンフレット、Appl. Phys. Lett. 2002,81(4),634及び国際公開02/84759号パンフレットに開示されている単体バリウム、又は例えば国際公開00/48258号パンフレットに開示されるフッ化リチウム若しくはAppl. Phys. Lett. 2001,79(5) 2001に開示されるようなフッ化バリウムのような電子注入を促進する誘電材料の層を含むことができる。
本発明の電子発光ディスプレイは、モノクロディスプレイ又はフルカラーディスプレイ(すなわち、赤、緑及び青色電子発光材料から形成される)であり得る。本発明の電子発光装置は、照明、特に、白色光源として使用することできる。例えば、の装置は、例えば、発光材料層内に位置するナノ粒子がダウンコンバージョンを起こす米国特許6515314号明細書、又は装置の基板の外側表面にダウンコンバーター粒子付着しているApplied Physics Letters 80(19), 3470-3472,2002に開示されるように、赤、緑及び青色発光の混合から白色光を生成させるために、赤及び緑ダウンコンバーターによ青色ポリーの一部をダウンコンバージョンさせる手段を有する青色電子発光ポリマーを含んでもよい
実施例
モノマーの実施例
本発明のモノマーが下記のスキームに従って製造された。
Figure 2007515041
モノマーの実施例 M1:2,7−ジブロモ−9,9−ジフェニルフルオレン
2,7−ジブロモフルオレン
Figure 2007515041
3Lのフランジフラスコ中にフルオレン(100.006g,0.555mol)、五酸化リン(110.148g,0.776mol)及びトリメチルフォスファート(1200mL)が混合された。機械的撹拌をしながら、トリメチルフォスファート(200mL)中の臭素溶液(63mL、1.23mol)が迅速に加えられた。次いで、この透明な溶液は120℃で22時間加熱された。混合物は室温まで冷却され、次いで3Lの水中に注がれた。チオ硫酸ナトリウム(50.045g)が加えられ、混合物は黄色に変色した。1時間撹拌が行われ、次いで、黄色い固体がろ過された。この固体は、モノ臭化化合物を除去するためにメタノール中で加熱され、176.183g(HPLCにより純度98%、94%収率)が得られた。
H NMR(CDCl3)7.73(2H,d,J2.0)、7.61(2H,dd,J7.6,2.0)、7.36(2H,d,J8.0);13C NMR(CDCl3)142.3,137.5,135.3,127.9,123.3,121.8,109.8
4,4’−ジブロモ−2−カルボン酸−1,1’−ビフェニル
Figure 2007515041
2Lのフランジフラスコ中に、2,7−ジブロモフルオレン(120.526g,0.356mol)水酸化カリウム(微細粉末フレーク,168.327g,3.000mol)及びトルエン(600mL)を入れた。この混合物は120℃で4時間加熱され、次いで室温まで冷却された。激しく撹拌しながら固体を溶解するために水(〜2L)が加えられた。緑がかった水層が除去され、黄色のトルエン層が水で2回洗浄された。合わせ水層は濃塩酸で酸性化され、次いで沈殿固体がろ過され、乾燥され次いでトルエンから再結晶され灰色がかった白い結晶(79%収率)100.547gが得られた。1H NMR((CD32CO)8.00(1H,d,J2.0)、7.77(1H,dd,J8.0,2.4)、7.57(2H,d,J8.0)7.34(1H,d,J8.4),7.29(2H,d,J8.8);13C NMR((CD32CO)167.1,140.4,139.8,134.2,133.5,132.8,132.7,131.2,130.6,121.4,121.1
4,4’−ジブロモ−2−カルボン酸−1,1’−ビフェニルのメチルエステル
Figure 2007515041
4,4−ジブロモ−2−カルボン酸ビフェニル(171.14g,0.481mol)がメタノール(700mL)及び硫酸(15mL)中に懸濁され、次いで80℃で21時間加熱された。溶媒は除去され、油が酢酸エチル中に溶解された。この溶液は、2Nの水酸化ナトリウム、水、飽和塩化ナトリウムで洗浄され、硫酸マグネシウム上で乾燥され、ろ過され、蒸発されてオレンジの油が得られた。この油は熱メタノールで処理され、冷却によってエステルを沈殿させ、ろ過された。母液は蒸発され、固体が再結晶化されて追加の生成物が得られた。エステルはGCMSによって純度100%であり、123.27gの収量(69%)が得られた。1H NMR(CDCl3)7.99(1H,d,J2.0)、7.64(1H,dd,J8.0,1.6)、7.51(2H,d,J8.4)、7.19(1H,d,J8.8),7.13(2H,d,J8.8),3.67(3H,s);13C NMR(CDCl3)167.1,140.3,139.1,134.4,132.9,132.1,132.0,131.3,129.8,121.9,121.5,52.3;GCMS:M+=370
4,4−ジブロモ−2−ジフェニルアルコール−1,1’−ビフェニル
Figure 2007515041
4,4−ジブロモ−2−メチルエステルビフェニル(24.114g,65.1mol)が乾燥ジエチルエーテル(120mL)中に溶解され、溶液はイソプロパノール/ドライアイス浴を使用して−60℃まで冷却された。次いで、フェニルリチウム(シクロヘキサン−エーテル中1.8M溶液,91mL)が滴下された。混合物は撹拌され、室温まで加熱された。反応は4時間後に終了した。次いで、水(70mL)が加えられ、水層はジエチルエーテルにより1回洗浄された。合わせた有機は塩化ナトリウムで洗浄され、硫マグネシウム上で乾燥され、ろ過され、蒸発されて黄色の粉末を得た。イソプロパノールからの再結晶により白い固体(59%収率)19gが得られた。GC−MS(m/z,相対的強度%)494(M+,100);1H NMR(CDCl3)7.43(1H,dd,J8.4,2.4)、7.28(6H,m)、7.23(2H,d,J8.0)7.11(4H,m),6.99(1H,d,J2.4),6.94(1H,d,J8.4),6.61(2H,d,J8.4);13C NMR(CDCl3)147.5,146.7,140.3,139.3,134.0,133.0,131.2131.1,130.3,128.2,128.1,127.8,121.8,121.3,83.2
2,7−ジブロモ−9,9−ジフェニルフルオレン
Figure 2007515041
アルコール(69.169g,140mmol)及び氷酢酸(450ml)が撹拌され、還流するまで加熱され、次いで濃塩酸(0.5ml)が滴下された。添加が完了したとき、混合物は1時間加熱され、次いで冷却された。反応混合物は水(500ml)中に注がれ、その後固体がろ過された。白い固体が酢酸n−ブチルから3回再結晶されて目標生成物(HPLCにより99.59%,30%収率)が20.03g得られた。
1H NMR(CDCl3),δ/ppm:7.58(2H,d,J7.6)、7.49(2H,d,1.2)、7.48(2H,dd,1.6)、7.25(6H,m),7.14(4H,m).
1 NMR(CDCl3),δ/ppm:153.2,144.6,138.3,131.1,129.6,128.7,128.2,127.4,122.0,121.7,65.8
モノマーの実施例 M2−M4
下記の表1に示されるAr基を有するモノマーが上記のスキーム及び一般的実験プロセスにしたがって製造された。表1に示されるAr基に対応するアリールリチウム化合物が対応する臭化アリールから製造された。
Figure 2007515041
ポリマーの実施例P1
本発明の青色電子発光ポリマーが9,9−ジ−n−オクチルフルオレン−2,7−ジ(エチレニルボロネート)(0.65当量)、2,7−ジブロモ−9,9−ジフェニルフルオレン(0.30当量)及びN,N’−ジ(4−ブロモフェニル)−N,N’−ジ(4−n−ブチルフェニル)−1,4−ジアミノベンゼン(0.05当量)の反応によって国際公開00/53656号パンフレットのプロセスにしたがって製造され、ポリマーP1が得られた。
Figure 2007515041
装置の実施例
一般的手法
ガラス基板(Applied Films,Colorado,USAより入手可)上に支持されたインジウム錫酸化物上に、Bayer(登録商標)からBaytron P(登録商標)として入手可能なPEDT/PSS層をスピンコートにより堆積された。TFBとポリマーP1との混合溶液がPEDT/PSS上にスピンコートにより堆積された。ポリマーP1上にバリウムの第1層と第2のアルミニウムキャッピングからなるカソード蒸着により堆積された。
寿命
本発明の装置が異なるP1:TFBの割合の範囲及び異なる溶媒を使用して一般的手法により製造された。比較の目的のため、TFBを含まない装置が製造された。それぞれの場合、少なくとも2つの装置が製造された。装置は、800cd/m2で稼動された。
Figure 2007515041
結果からわかるように、本発明の混合物を含む装置の寿命は寿命が4〜5倍増加していることを示す。異なる溶媒を使用することによる寿命への影響は、混合液における相分離の影響は装置性能を決定する役割を果たすことを示す。上記のポリマー(a)からTFB単位を除くと寿命が改良されると以前発見され、また、非混合ポリマーは混合ポリマーに比較して優れた寿命が得れることが以前発見されたことを考慮すれば、F8−TFBコポリマーの混合によるP1の寿命の改良は驚くべきことである。理論に拘束されたくはないが、本発明の混合物は垂直の分離を受けることにより、F8−TFBコポリマーは装置のアノード側に移動し、その結果、事実上、アノードと電子発光層の間にあるF8−TFB正孔輸送層が形成され、これはITO及び/又はPEDOTからの不純物電子発光材料への侵入に対して障壁の役目も果たすと考えられる。正孔輸送層の堆積に続いて電子発光層が形成されることは技術分野で公知であるが、本発明は正孔輸送層と電子発光層を1段階プロセスで形成することを可能にする。さらに、本発明は、事実上多層装置形成するために相分離を利用し、その結果、溶液プロセス可能な材料の多層形成における前述の難点を克服している。
駆動電圧
図2からわかるように、駆動電圧の低減は、対照と比較して本発明による混合系において達成されている。この低減は、TFB:ポリマー1の異なる比率の範囲及び異なる溶媒において得られた。
量子効率
Figure 2007515041
P1ポリマーのみに比較して本発明の混合系の最大量子効率は有意な増加が見られ、また、100cd/m2における量子効率のわずかな増加が見られる。
電子発光ポリマー内のTFB対混合物中の単独材料としてのTFB
比較ポリマーC1(下記に構造を示す)から“TFB”繰返し単位を除去し、ポリマーP1を得、“TFB”成分を同じポリマーの成分としてではなく混合物単独材料として供給することの影響は驚くべきことである。
ポリマーC1及びP1のみを含む装置の比較は、ポリマーC1からの“TF”繰り返し単位の除去が性能の有意な改良をもたらすことを示している。この観点から、混合物中に正孔輸送材料F8−TFBの形で“TFB”を含めることが装置性を改良することは驚くべきことであり、分離の優位な影響を示している。
Figure 2007515041
スピンコート対インクジェット印刷
上記に示されるように、正孔輸送機能を有する電子発光材料を含む層中への追加の正孔輸送材料の混合は、寿命の増加、駆動電圧の低下、量子効率の増加のような得られる装置に優位な影響を与えることが発見された。
これら優位な影響は、スピンコートされた装置(上記に例示される)及び印刷された装置の両者において観察された。例えば、下記表は正孔輸送の混合はスピンコートされた層及びインクジェット印刷された層の両者の装置の寿命を増加させることを示している。装置は、1600cd/ 2 で駆動され
Figure 2007515041
結果からわかるように、混合物を含む装置の寿命はスピンコートされた層及びインクジェット印刷された層の両者で増加している。インクジェット印刷された装置の寿命はスピンコートされた層よりわずかに長い。
下記の表は、パルスの寿命は直流の結果と同様に、スピンコートされたデバイス及びインクジェット印刷された装置の両者において大きな寿命の増加が観察されることを示している。装置は、14000cd/m2のパルスで駆動され
Figure 2007515041
下記の表からわかるように、ポリマーP1のみに比較して本発明の混合系が最大量子効率の有意な増加並びに100cd/m2における量子効率のわずかな増加が示されている。
Figure 2007515041
混合物中の正孔輸送体の分子量に対する依存性
混合物中の電子発光材料への正孔輸送材料の追加(電子発光ポリマー内で完全に正孔輸送を結合するのではなく)によって性が大きく改良されることは、正孔輸送材料が垂直に分離することを示唆している。正孔輸送がアノード側に優先的に移動するので、最終的な構造は正孔輸送及び電子発光層が別々にスピンコート/印刷されときに得られたものと類似のものとなる。この分離過程はプロセスの多くの要因及び分子量のような材料特性に依存する。
分子量を変えて一連のTFBポリマーが製造された。前述のようなTFBの混合は導電性の増加をもたらす。この導電性の増加はTFBの分子量に敏感であることが見出された
TFBの分子量の変化の寿命への影響は下記の表及び図3に示されている。装置は、800cd/m2で駆動した
Figure 2007515041
最適な寿命はピーク平均分子量Mp〜50kDa周辺で生じる。混合物中に高分子量のTFBが使用されると寿命は大幅に低下する。
TFBの分子量は混合系の性に重要である。Mp〜50kを有するTFBは混合物の最適な性を与え、より低い又は高い分子量のTFBは性が低下する。
混合層の上部を洗浄することにより、アノードに数ナノメータ近い組成物分光分析により調べることができる。この技術により、正孔輸送(例えば、TFB)が優先的にアノード方向に移動しながら混合物中で垂直の分離が生じることが確認された。正孔輸送の分子量はこのプロセスにおいて重要で、高い分子量サンプルは正孔輸送のアノード方向への移動の兆候は示さない。
本発明は特定の例示の実施例によって記載されているが、添付の特許請求の範囲で規定される本発明の精神及び範囲から逸脱しない、本明細書で開示した特徴の多くの改良、変更及び/又は組み合わせが当業者にとって自明であると理解されよう
従来の電子発光装置を示す。 種々の電子発光系における100cd/ 2 輝度に必要な電圧の比較データを示す。 第1の材料の分子量の変化が装置の寿命へ与える影響を示す。
1 透明ガラス又はプラスチック基板
2 インジウム錫酸化物アノード
3 半導体領域
4 カソード

Claims (14)

  1. 正孔注入用のアノードを含む基板を提供する工程、正孔輸送用の第1の材料と、発光及び正孔輸送用の第2の材料を含む組成物を基板上に堆積することによって半導体領域を形成する工程、及び電子注入用のカソードを前記半導体領域上に堆積する工程、を含む電子発光装置の形成方法であって:
    前記第1の材料は、選択的に置換される一般式(II)の繰返し単位を含むポリマーであり、
    Figure 2007515041
    (式中、Rは水素又は置換基から選択される)
    前記第2の材料は、選択的に置換される一般式(IV)の繰返し単位と一般式(V)の繰返し単位を含むポリマーであり、
    Figure 2007515041
    (式中、各Rは独立して水素又は置換基から選択される)
    Figure 2007515041
    (式中、各R1は選択的に置換されるアルキル、アルコキシ、アリール及びヘテロアリールから独立して選択され、2つのR1は結合されていてもよい)
    前記第1の材料対前記第2の材料の比が5:95〜20:80であり、かつ前記第1の材料のピーク平均分子量Mpが15と150kDaの間である前記方法。
  2. 前記第1の材料が、選択的に置換される一般式(V)の繰返し単位を含むものである、請求項1に前記方法。
    Figure 2007515041
    (式中、各R1は選択的に置換されるアルキル、アルコキシ、アリール及びヘテロアリールから独立して選択され、2つのR1は結合されていてもよい)
  3. 前記一般式(II)の繰返し単位はその主鎖上の単一の窒素原子からなる請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2の材料は400〜500nmの波長範囲の電子発光を行うことができる請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第2の材料は430〜500nmの波長範囲の電子発光を行うことができる請求項4に記載の方法。
  6. 前記組成物は溶媒中の溶液から堆積される請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記溶媒が置換されるベンゼンを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記溶媒がモノ又はポリアルキルベンゼンを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の材料のピーク平均分子量 Mpが25と100kDaの間である請求項に記載の方法。
  10. 前記第1の材料のピーク平均分子量 Mpが30と80kDaの間である請求項に記載の方法。
  11. 前記第1の材料のピーク平均分子量 Mpが40と60kDaの間である請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の材料と前記第2の材料が実質的に完全に相分離する請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 置換基がC1-10アルキル又はC1-10アルコキシである請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 請求項1ないし13のいずれかの方法によって得られる電子発光装置。
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