JP2005239713A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2005239713A5
JP2005239713A5 JP2005023789A JP2005023789A JP2005239713A5 JP 2005239713 A5 JP2005239713 A5 JP 2005239713A5 JP 2005023789 A JP2005023789 A JP 2005023789A JP 2005023789 A JP2005023789 A JP 2005023789A JP 2005239713 A5 JP2005239713 A5 JP 2005239713A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
liquid
particles
hemostatic
homogeneous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005023789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5178992B2 (ja
JP2005239713A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/768,912 external-priority patent/US7109163B2/en
Application filed filed Critical
Publication of JP2005239713A publication Critical patent/JP2005239713A/ja
Publication of JP2005239713A5 publication Critical patent/JP2005239713A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5178992B2 publication Critical patent/JP5178992B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明の組成物は一定の連続的な液体の相を有しており、この相の中に、上記の固体粒子、グリセロールおよび塩化ベンズアルコニウムが分散している。特定の医療装置およびその使用方法に応じて、上記液体は水性または非水性にすることができる。ただし、好ましくは、上記液体は水性である。このような水性の液体は塩化カルシウムおよび生理食塩水等のような種々の生体適合性の水性溶液を含むことができるが、これらに限定されない。さらに好ましくは、上記液体は生理食塩水を含む。これらの液体および固体粒子は止血を行なうことにおける使用に適している一定のペーストまたはスラリーを形成するために有効である種々の相対的な量において存在している。ただし、固体粒子の相の過度の希釈は、上記の最大圧出力をさらに低下するので有利であるが、その材料の止血特性に悪影響を及ぼすことになり、それゆえ望ましいと考えられない。この結果、上記の固体粒子の液体に対する重量比率は一般に約1:2乃至1:12である。さらに、上記固体のゼラチン粒子の生理食塩水に対する好ましい重量比率は約1:3乃至約1:6である。
本発明の組成物を作成するための一例の実施形態において、一定の溶液を形成するために上記の塩化ベンズアルコニウムおよびグリセロールを生理食塩水中において最初に混合することにより一定の実質的に均質なペーストが調製されている。この生理食塩水の溶液は上述したようにその中に溶けている種々の有効な量の別の添加物を含有できる。その後、上記粒子が上記の溶液中にこれらの粒子がその溶液全体に実質的に均質に分散されるまで混合して組み込まれることにより、上記の実質的に均質なペーストまたはスラリーが形成される。なお、この混合は押出処理によるか、上記固体粒子の溶液中における一定の均一な分散を行なうために有効な種々の条件下における混合処理により達成できる。この場合に、上記固体粒子の液体に対する好ましい比率(重量/容量)は約1:12乃至約1:2(g/ml)である。
あるいは、本発明の組成物の作成において一定の二軸遊星形ミキサーを利用できる。この場合に、上記の生理食塩水の溶液が上述したように調製されてこのミキサーに加えられる。その後、上記固体の粒子が、最も一般的には一定の粉末の形態で、時間をかけて上記ミキサーの中の溶液に加えられて、その溶液全体の中に均一に分散された上記固体を含有している一定の実質的に均質な組成物が形成される時間まで連続的な混合が行なわれる。さらに、望まれる場合に、上記粉末は、それぞれの粒子の多孔度または直径が悪影響を外界から受けるかひとりでに生じない限りにおいて、取り扱い性を改善して粉塵を最少にするために上記溶液への添加の前に成形または圧縮することができる。
実施例1:
合計で10個のサンプルが以下のように調製されている。1グラムの乾燥したサージフォーム(Surgifoam)(登録商標)を一定のプラスチック容器の中に入れて、4mlの生理食塩水と共に混合した。この容器に蓋をして、その内容物を均一な濃度の一定の実質的に均質なペーストが得られるまで振盪した。その後、このペーストを一定の円筒形の形状に形成して、一定の10ccのBD型ポリプロピレン廃棄式ルアー注射器の中に入れた。次に、これらの注射器に蓋をして、その充填した注射器の内の5個を25kGyの線量におけるガンマ線の照射により滅菌処理した。この場合の最大圧出力が決定されて以下の表1において示されている。この場合に、滅菌処理していないサンプルは1aとして示されており、滅菌処理したサンプルは1bとして示されている。
実施例2:
合計で10個のサンプルが以下のように調製されている。0.005重量%の塩化ベンズアルコニウムおよび5重量%のグリセロールを含有している一定の生理食塩水の溶液を調製した。この溶液を用いて実施例1において記載されているような均質なゼラチン粉末の種々のペーストを調製した。その後、このペーストを一定の円筒形の形状に形成して、一定の10ccのBD型ポリプロピレン廃棄式ルアー注射器の中に入れた。次に、これらの注射器に蓋をして、その充填した注射器の内の5個を25kGyの線量におけるガンマ線の照射により滅菌処理した。この場合の最大圧出力が決定されて以下の表1において示されている。この場合に、滅菌処理していないサンプルは2aとして示されており、滅菌処理したサンプルは2bとして示されている。
実施例3:
凍結乾燥処理したウシのトロンビン(20,000単位のトロンボゲンJJMI)の2個のバイアルを20mlの生理食塩水の中において再構成することにより1000単位/mlの一定の作業溶液を作成した。その後、凝固活性を実施例3において記載されているように一定の生体外試験において測定した。この材料の1個のバイアルを4℃乃至8℃において保管してその凝固活性を1日目、8日目および30日目においてそれぞれ測定した。その後、第2のバイアルをガンマ線照射(25kGY)により滅菌処理して、その凝固活性を以下のように測定した。この場合に、滅菌処理をしないまたは滅菌処理した各サンプルがサンプル3aおよび3bとしてそれぞれ示されている。なお、この滅菌処理したおよび滅菌処理していない各サンプルはそれぞれの測定の間に4℃乃至8℃において保管されている。
さらに、凍結乾燥処理したウシのトロンビンの20,000単位の別の2個のバイアルを0.005%の塩化ベンズアルコニウムおよび5%のグリセロールを含有している生理食塩水中において再構成した。1個のバイアルを4℃乃至8℃において保管して、その凝固活性を0日目、1日目、8日目および30日目において測定した。その後、第2のバイアルをガンマ線照射(25kGY)により滅菌処理して、その凝固活性を以下のように測定した。これらの測定の間において、上記の滅菌処理したおよび滅菌処理していないサンプルは共に4℃乃至8℃において保管されている。この場合に、滅菌処理をしないまたは滅菌処理した各サンプルがサンプル3cおよび3dとしてそれぞれ示されている。
本発明の具体的な実施態様は以下のとおりである。
(1)止血組成物において、
一定の生体適合性の液体、
止血において使用することに適していて前記液体中において不溶性である一定の生体適合性のポリマーの粒子、
前記液体の約1重量パーセントまでの塩化ベンズアルコニウム、および
前記液体の約20重量パーセントまでのグリセロールを含有しており、
前記粒子、グリセロールおよび塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において実質的に均質に分散しており、前記液体の前記粒子に対する比率が前記組成物に止血特性を賦与するために有効である止血組成物。
(2)前記液体が水性である実施態様1に記載の組成物。
(3)前記液体が生理食塩水を含む実施態様2に記載の組成物。
(4)前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択される一定のタンパク質である実施態様3に記載の組成物。
(5)前記タンパク質がゼラチンを含む実施態様4に記載の組成物。
(11)前記組成物が無菌である実施態様1に記載の組成物。
(12)前記組成物が無菌である実施態様8に記載の組成物。
(13)前記機能的な添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される実施態様12に記載の組成物。
(14)止血を必要としている一定の部位に一定の流動性の止血組成物を供給することに適している止血装置を調製することにおいて使用することに適している一定の実質的に均質な止血組成物を作成するための方法において、
一定の生体適合性の液体を含み、当該液体の重量に基づいて、約20重量パーセントのグリセロールおよび約1パーセントまでの塩化ベンズアルコニウムを含有している一定の溶液を調製する処理、
前記溶液を止血において使用することに適していて前記溶液中において実質的に不溶性である一定の生体適合性のポリマーの粒子と共に組み合わせる処理、
前記溶液および前記粒子を前記溶液の全体において当該粒子を実質的に均質に分散するために有効な条件下において混合することにより、一定の実質的に均質な止血組成物を形成する処理、
前記液体の前記粒子に対する比率が前記組成物に止血特性を賦与するために有効である方法。
(15)前記液体が生理食塩水を含む実施態様14に記載の方法。
(21)さらに、一定量の電離放射線の照射により一定の無菌の実質的に均質な組成物を形成するために有効な一定時間にわたり前記実質的に均質な組成物を照射する処理を含む実施態様19に記載の方法。
(22)前記添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される実施態様21に記載の方法。
(23)止血を必要としている一定の部位に一定の流動性の止血組成物を供給することに適している一定の医療装置において、当該装置が一定の実質的に均質な止血組成物をその内部に配置されており、当該実質的に均質な止血組成物が
止血において使用することに適している一定の生体適合性のポリマーの粒子を含有している一定の生体適合性の液体を含み、前記生体適合性のポリマーが前記液体の相の中において実質的に不溶性であり、さらに前記止血物質が、約20重量パーセントまでのグリセロール、および約1重量パーセントまでの塩化ベンズアルコニウムを含有しており、
前記粒子、前記グリセロールおよび前記塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において実質的に均質に分散しており、前記液体の前記粒子に対する比率が前記組成物に止血特性を賦与するために有効である医療装置。
(24)前記液体の相が生理食塩水を含む実施態様23に記載の装置。
(25)前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択される一定のタンパク質である実施態様24に記載の装置。
(31)前記機能的な添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される実施態様30に記載の装置。
(32)止血を必要としている一定の部位に一定の流動性の止血組成物を供給することに適している一定の医療装置を作成するための方法において、
一定の実質的に均質な止血組成物を供給する処理を含み、当該組成物が一定の生体適合性の液体、止血において使用することに適していて前記液体中において実質的に不溶性である一定の生体適合性のポリマーの粒子、前記液体の重量に基づいて、約20重量%までのグリセロール、および前記液体の重量に基づいて、約1重量%までの塩化ベンズアルコニウムを含有しており、
前記粒子、グリセロールおよび塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において実質的に均質に分散しており、前記液体の前記粒子に対する比率が前記組成物に止血特性を賦与するために有効であり、さらに
前記実質的に均質な止血組成物を前記医療装置の中に分配する処理を含む方法。
(33)前記液体が生理食塩水を含む実施態様32に記載の方法。
(34)前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択される一定のタンパク質を含む実施態様33に記載の方法。
(35)前記タンパク質がゼラチンを含む実施態様34に記載の方法。

Claims (39)

  1. 止血組成物において、
    生体適合性の液体、
    止血において使用することに適していて前記液体中において不溶性である生体適合性のポリマーの粒子、
    前記液体の1重量パーセントまでの塩化ベンズアルコニウム、および
    前記液体の20重量パーセントまでのグリセロールを含有しており、
    前記粒子、グリセロールおよび塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において均質に分散しており、前記粒子の前記液体に対する比率(重量/容量)が、前記組成物に止血特性を賦与するために有効な、1:12乃至1:2(g/ml)である止血組成物。
  2. 前記液体が水性である請求項1に記載の組成物。
  3. 前記液体が生理食塩水を含む請求項2に記載の組成物。
  4. 前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択されるタンパク質である請求項3に記載の組成物。
  5. 前記タンパク質がゼラチンを含む請求項4に記載の組成物。
  6. 前記粒子の平均の直径が40ミクロン乃至1200ミクロンである請求項5に記載の組成物。
  7. さらに、抗菌剤、発泡剤、発泡安定化剤、界面活性剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘剤、希釈剤、潤滑剤、湿潤化剤、照射安定化剤、可塑剤、ヘパリン中和剤、凝血剤および止血剤から成る群から選択される機能的に有効な量の添加物を含有している請求項1に記載の組成物。
  8. 前記液体の重量に基づいて、1重量パーセント乃至10重量パーセントのグリセロールを含有している請求項1に記載の組成物。
  9. 前記液体の重量に基づいて、0.001重量パーセント乃至0.01重量パーセントのグリセロールを含有している請求項1に記載の組成物。
  10. 前記組成物が無菌である請求項1に記載の組成物。
  11. 前記組成物が無菌である請求項7に記載の組成物。
  12. 前記機能的な添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される請求項11に記載の組成物。
  13. 止血を必要としている部位に流動性の止血組成物を供給することに適している止血装置を調製することにおいて使用することに適している均質な止血組成物を作成するための方法において、
    生体適合性の液体を含み、当該液体の重量に基づいて、20重量パーセントまでのグリセロールおよび1パーセントまでの塩化ベンズアルコニウムを含有している溶液を調製すること、
    前記溶液を止血において使用することに適していて前記溶液中において不溶性である生体適合性のポリマーの粒子と共に組み合わせること、
    前記溶液および前記粒子を前記溶液の全体において当該粒子を均質に分散するために有効な条件下において混合して、前記均質な止血組成物を形成することを含み、
    前記粒子の前記液体に対する比率(重量/容量)が、前記組成物に止血特性を賦与するために有効な、1:12乃至1:2(g/ml)である方法。
  14. 前記液体が生理食塩水を含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択されるタンパク質である請求項14に記載の方法。
  16. 前記タンパク質がゼラチンを含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記粒子の平均の直径が40ミクロン乃至1200ミクロンである請求項16に記載の方法。
  18. さらに、抗菌剤、発泡剤、発泡安定化剤、界面活性剤、酸化防止剤、保湿剤、潤滑剤、増粘剤、希釈剤、湿潤化剤、照射安定化剤、ヘパリン中和剤、凝血剤および止血剤から成る群から選択される機能的に有効な量の添加物を前記液体に添加することを含む請求項13に記載の方法。
  19. さらに、電離放射線の照射により無菌の均質な組成物を形成するために有効な時間にわたり前記均質な組成物を照射することを含む請求項13に記載の方法。
  20. さらに、電離放射線の照射により無菌の均質な組成物を形成するために有効な時間にわたり前記均質な組成物を照射することを含む請求項18に記載の方法。
  21. 前記添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される請求項20に記載の方法。
  22. 止血を必要としている部位に流動性の止血組成物を供給することに適している医療装置において、当該装置が均質な止血組成物をその内部に配置しており、当該均質な止血組成物が、
    止血において使用することに適している生体適合性のポリマーの粒子を含有している生体適合性の液体を含み、前記生体適合性のポリマーが前記液体の相の中において不溶性であり、さらに前記止血組成物が、20重量パーセントまでのグリセロール、および1重量パーセントまでの塩化ベンズアルコニウムを含有しており、
    前記粒子、前記グリセロールおよび前記塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において均質に分散しており、前記粒子の前記液体に対する比率(重量/容量)が、前記組成物に止血特性を賦与するために有効な、1:12乃至1:2(g/ml)である医療装置。
  23. 前記液体の相が生理食塩水を含む請求項22に記載の装置。
  24. 前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択されるタンパク質である請求項23に記載の装置。
  25. 前記タンパク質がゼラチンを含む請求項24に記載の装置。
  26. 前記粒子の平均の直径が40ミクロン乃至1200ミクロンである請求項25に記載の装置。
  27. 前記組成物がさらに抗菌剤、発泡剤、発泡安定化剤、界面活性剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘剤、潤滑剤、希釈剤、湿潤化剤、照射安定化剤、可塑剤、ヘパリン中和剤、凝血剤および止血剤から成る群から選択される機能的に有効な量の添加物を含有している請求項22に記載の装置。
  28. 前記組成物および前記装置が無菌である請求項22に記載の装置。
  29. 前記組成物および前記装置が無菌である請求項27に記載の装置。
  30. 前記機能的な添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される請求項29に記載の装置。
  31. 止血を必要としている部位に流動性の止血組成物を供給することに適している医療装置を作成するための方法において、
    均質な止血組成物を供給することを含み、当該組成物が生体適合性の液体、止血において使用することに適していて前記液体中において不溶性である生体適合性のポリマーの粒子、前記液体の重量に基づいて、20重量%までのグリセロール、および前記液体の重量に基づいて、1重量%までの塩化ベンズアルコニウムを含有しており、
    前記粒子、グリセロールおよび塩化ベンズアルコニウムが前記液体の全体において均質に分散しており、前記粒子の前記液体に対する比率(重量/容量)が、前記組成物に止血特性を賦与するために有効な、1:12乃至1:2(g/ml)であり、さらに
    前記均質な止血組成物を前記医療装置の中に分配することを含む方法。
  32. 前記液体が生理食塩水を含む請求項31に記載の方法。
  33. 前記生体適合性のポリマーがゼラチン、コラーゲン、フィブリノゲンおよびフィブロネクチンから成る群から選択されるタンパク質を含む請求項32に記載の方法。
  34. 前記タンパク質がゼラチンを含む請求項33に記載の方法。
  35. 前記粒子の平均の直径が40ミクロン乃至1200ミクロンである請求項34に記載の方法。
  36. さらに、抗菌剤、発泡剤、発泡安定化剤、界面活性剤、酸化防止剤、保湿剤、潤滑剤、増粘剤、希釈剤、湿潤化剤、照射安定化剤、ヘパリン中和剤、凝血剤および止血剤から成る群から選択される機能的に有効な量の添加物を前記液体の相に添加することを含む請求項31に記載の方法。
  37. さらに、前記均質な組成物が内部に分配されている前記装置を、電離放射線の照射により無菌の均質な止血組成物が内部に分配されている無菌の装置を形成するために有効な時間にわたり照射することを含む請求項31に記載の方法。
  38. さらに、前記均質な組成物が内部に分配されている前記装置を、電離放射線の照射により無菌の均質な止血組成物が内部に分配されている無菌の装置を形成するために有効な時間にわたり照射することを含む請求項36に記載の方法。
  39. 前記添加物がフィブリノゲンおよびトロンビンから成る群から選択される請求項38に記載の方法。
JP2005023789A 2004-01-30 2005-01-31 止血組成物および装置 Active JP5178992B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US768912 2004-01-30
US10/768,912 US7109163B2 (en) 2004-01-30 2004-01-30 Hemostatic compositions and devices

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012170859A Division JP5599846B2 (ja) 2004-01-30 2012-08-01 止血組成物の作成方法および止血装置の作成方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005239713A JP2005239713A (ja) 2005-09-08
JP2005239713A5 true JP2005239713A5 (ja) 2012-02-16
JP5178992B2 JP5178992B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=34654376

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005023789A Active JP5178992B2 (ja) 2004-01-30 2005-01-31 止血組成物および装置
JP2012170859A Active JP5599846B2 (ja) 2004-01-30 2012-08-01 止血組成物の作成方法および止血装置の作成方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012170859A Active JP5599846B2 (ja) 2004-01-30 2012-08-01 止血組成物の作成方法および止血装置の作成方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7109163B2 (ja)
EP (1) EP1559438B1 (ja)
JP (2) JP5178992B2 (ja)
AT (1) ATE487501T1 (ja)
CA (1) CA2495048C (ja)
DE (1) DE602005024633D1 (ja)
DK (1) DK1559438T3 (ja)
ES (1) ES2352088T3 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7923431B2 (en) * 2001-12-21 2011-04-12 Ferrosan Medical Devices A/S Haemostatic kit, a method of preparing a haemostatic agent and a method of promoting haemostatis
US7955288B2 (en) 2002-12-11 2011-06-07 Ferrosan Medical Devices A/S Gelatine-based materials as swabs
US7927626B2 (en) * 2003-08-07 2011-04-19 Ethicon, Inc. Process of making flowable hemostatic compositions and devices containing such compositions
US20060019868A1 (en) * 2004-01-30 2006-01-26 Pendharkar Sanyog M Hemostatic compositions and devices
US8440225B2 (en) * 2003-08-07 2013-05-14 Ethicon, Inc. Process of making flowable hemostatic compositions and devices containing such compositions
US7109163B2 (en) * 2004-01-30 2006-09-19 Ethicon, Inc. Hemostatic compositions and devices
WO2005072700A2 (en) 2004-01-30 2005-08-11 Ferrosan A/S Haemostatic sprays and compositions
CA2571981C (en) 2004-07-09 2014-12-30 Ferrosan A/S Haemostatic composition comprising hyaluronic acid
MX2009006369A (es) 2006-12-15 2010-02-24 Lifebond Ltd Apositos y selladores hemostaticos de gelatina-transglutaminasa.
US8133484B2 (en) 2006-12-15 2012-03-13 Lifebond Ltd Hemostatic materials and dressing
US8642831B2 (en) 2008-02-29 2014-02-04 Ferrosan Medical Devices A/S Device for promotion of hemostasis and/or wound healing
JP5562324B2 (ja) * 2008-04-03 2014-07-30 ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド 止血マイクロスフェア
WO2009142638A1 (en) * 2008-05-22 2009-11-26 Ethicon, Inc. Protein assay
EP2487206A3 (en) 2008-06-18 2012-11-28 Lifebond Ltd Cross-linkable gelatin-based compositions
JP5796860B2 (ja) 2009-12-22 2015-10-21 ライフボンド リミテッドLifebond Ltd 架橋マトリックスの特性を調節するための酵素的架橋剤の改変
JP6289096B2 (ja) 2010-06-01 2018-03-07 バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated 乾燥した安定な止血組成物を作製するためのプロセス
CA2807012A1 (en) 2010-08-05 2012-02-09 Lifebond Ltd. Dry composition wound dressings and adhesives
US11109849B2 (en) 2012-03-06 2021-09-07 Ferrosan Medical Devices A/S Pressurized container containing haemostatic paste
CN104349797B (zh) 2012-06-12 2017-10-27 弗罗桑医疗设备公司 干止血组合物
US9040093B2 (en) 2013-03-13 2015-05-26 Orthovita, Inc. Bone graft materials containing calcium phosphate and chitosan
JP6390873B2 (ja) 2013-06-21 2018-09-19 フェッローサン メディカル ディバイス エー/エス 減圧膨張させた乾燥組成物およびそれを保持するためのシリンジ
AU2014361291B2 (en) * 2013-12-11 2017-11-30 Ferrosan Medical Devices A/S Dry composition comprising an extrusion enhancer
EP3206726B1 (en) 2014-10-13 2020-05-27 Ferrosan Medical Devices A/S Dry composition for use in haemostasis and wound healing
BR112017013565B1 (pt) 2014-12-24 2021-12-28 Ferrosan Medical Devices A/S Seringa para retenção e mistura de primeira e segunda substâncias
BR112017027695A2 (pt) 2015-07-03 2018-09-04 Ferrosan Medical Devices As seringa para retenção e mistura de primeira e segunda substâncias
DE202017007661U1 (de) 2016-11-10 2024-02-21 Medisca Pharmaceutique Inc. System zur pharmazeutischen Zubereitung
US11007299B2 (en) 2017-11-08 2021-05-18 Ethicon, Inc. Hemostatic paste having surface enriched with hemostasis-promoting agents and devices for delivery
WO2019215274A1 (en) * 2018-05-09 2019-11-14 Ferrosan Medical Devices A/S Method for preparing a haemostatic composition
IL262716A (en) * 2018-11-01 2018-11-29 Omrix Biopharmaceuticals Ltd Oxidized cellulose preparations
JP7389418B2 (ja) * 2019-02-18 2023-11-30 青葉化成株式会社 止血剤
CN113144277B (zh) * 2021-04-13 2022-06-14 武汉理工大学 一种可注射流体明胶及其制备方法和应用
CA3216397A1 (en) * 2021-04-14 2022-10-20 Guangzhou Bioseal Biotech Co., Ltd. Flowable hemostatic paste
CN115154646B (zh) * 2022-06-20 2023-12-01 国科温州研究院(温州生物材料与工程研究所) 一种可降解止血微球及制备方法与应用

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2507244A (en) * 1947-04-14 1950-05-09 Upjohn Co Surgical gelatin dusting powder and process for preparing same
JPS6144825A (ja) * 1984-08-09 1986-03-04 Unitika Ltd 止血剤
EP0237601B1 (de) 1986-03-19 1989-05-31 Rollei Fototechnic GmbH Verfahren zur photogrammetrischen Erfassung eines Objektes mit Hilfe zumindest eines opto-elektrischen Festkörper-Flächensensors
JPS62228009A (ja) * 1986-03-29 1987-10-06 Nitto Electric Ind Co Ltd 外用部材
DE3706484A1 (de) * 1987-02-27 1988-09-08 Bernhard Dr Janiak Viruzide und spermizide mit einem gehalt an quaternaeren ammoniumsalzen
DE3843126C3 (de) * 1988-12-22 1994-10-06 Octapharma Ag Verfahren zur Herstellung eines hochreinen Thrombinkonzentrates
JPH02182259A (ja) * 1989-01-06 1990-07-16 Ube Ind Ltd 止血用絆創膏
US5733572A (en) * 1989-12-22 1998-03-31 Imarx Pharmaceutical Corp. Gas and gaseous precursor filled microspheres as topical and subcutaneous delivery vehicles
US6066325A (en) * 1996-08-27 2000-05-23 Fusion Medical Technologies, Inc. Fragmented polymeric compositions and methods for their use
US7435425B2 (en) * 2001-07-17 2008-10-14 Baxter International, Inc. Dry hemostatic compositions and methods for their preparation
US6063061A (en) 1996-08-27 2000-05-16 Fusion Medical Technologies, Inc. Fragmented polymeric compositions and methods for their use
US6045570A (en) * 1997-02-11 2000-04-04 Biointerventional Corporation Biological sealant mixture and system for use in percutaneous occlusion of puncture sites and tracts in the human body and method
US5908054A (en) * 1997-06-16 1999-06-01 Fusion Medical Technologies, Inc. Fluid dispersion and delivery assembly and method
AT407117B (de) * 1997-09-19 2000-12-27 Immuno Ag Fibrinschwamm
IT1307887B1 (it) 1999-06-18 2001-11-19 Perini Fabio Spa Metodo e dispositivo di goffratura per la produzione di materialenastriforme multivelo, e prodotto cosi' ottenuto.
US6566345B2 (en) * 2000-04-28 2003-05-20 Fziomed, Inc. Polyacid/polyalkylene oxide foams and gels and methods for their delivery
AU2001266926A1 (en) 2000-06-16 2002-01-02 University Of Medicine And Dentistry Of New Jersey Hemostatic compositions, devices and methods
AT412445B (de) 2000-06-20 2005-03-25 Biering Wolfgang Flüssiges collagen-hämostatikum
US8187625B2 (en) * 2001-03-12 2012-05-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Cross-linked gelatin composition comprising a wetting agent
CA2470684A1 (en) 2001-12-21 2003-07-10 Ferrosan A/S A haemostatic kit, a method of preparing a haemostatic agent and a method of promoting haemostatis
JP4611641B2 (ja) * 2002-03-20 2011-01-12 エラン ファーマ インターナショナル,リミティド Mapキナーゼ阻害剤のナノ粒子組成物
US20040105889A1 (en) * 2002-12-03 2004-06-03 Elan Pharma International Limited Low viscosity liquid dosage forms
US20040120993A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-24 Guanghui Zhang Hemostatic wound dressing and fabric and methods of making and using same
US20040101546A1 (en) * 2002-11-26 2004-05-27 Gorman Anne Jessica Hemostatic wound dressing containing aldehyde-modified polysaccharide and hemostatic agents
US7927626B2 (en) 2003-08-07 2011-04-19 Ethicon, Inc. Process of making flowable hemostatic compositions and devices containing such compositions
US7109163B2 (en) * 2004-01-30 2006-09-19 Ethicon, Inc. Hemostatic compositions and devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005239713A5 (ja)
JP5178992B2 (ja) 止血組成物および装置
US7718412B2 (en) Hemostatic compositions containing sterile thrombin
US7833965B2 (en) Process of making flowable hemostatic compositions and devices containing such compositions
US8440225B2 (en) Process of making flowable hemostatic compositions and devices containing such compositions