JP2005239346A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パルスモータを有するオプションの装着の有無の判断および装着状態の判断を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】 オプションユニットのパルスモータの相励磁信号間に高抵抗を設置し、画像形成装置の電源投入時などにCPUから1相の信号線に対して信号を送出すると、オプションユニットが装着されていれば、励磁相間の高抵抗を介して相対する1相の信号線から同じレベルの信号が戻り、オプションユニットが装着されていなければ、相対する1相の信号線の変化がないことからオプションの装着の有無を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パルスモータを具備したオプションとしての装置、例えば、両面ユニット、オプションカセット等が接続されている、レーザプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来、シートに画像を生成する画像形成装置には、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機があり、このうち、複写機ではシートの両面に画像を形成する機構(両面コピー機)を標準装備した製品が広く普及しており、一方、プリンタやファクシミリ装置などでは、この機構(両面印字機構)を標準装備していない製品、あるいは、比較的大型、高速、高コストの装置にオプションとしての両面ユニットを画像形成装置本体側に着脱可能に取り付け可能とした製品が多くなってきている。
また、パーソナルユースにおいても、オプションユニットを装着する要望も増えてきている。
ここで、ユーザがオプションユニットの着脱を行うことにより、オプションが接続されたことを画像形成装置本体が認識する必要があることと、さらに、そのオプションの接続状態が正しい接続状態であることを確認する必要が生じてくる。
そこで、オプションユニットが装着されたか否かを判断したり、接続状態の確認を行ったりするために、オプションユニットと画像形成装置本体との間に、通信機能を持たせて、その通信機能を使用して確認を行ったり、新たに、オプションユニットの着脱の有無を判断する信号線を増加するなどを行ってその判断をしていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−127743号公報
しかしながら、前述したように、オプションユニットを装着、例えば、両面ユニットをオプション装着する場合、両面機能の有無を判断して、本体装置の制御を行うためには、両面ユニットを装着したか否かを検知するための検知手段を新たに設けなければならない。また、オプションカセットを装着した場合も同様で、オプションカセットの有無を判断して、本体装置の制御を行うために、オプションカセットを装着したか否かを検知するための検知手段を設けなければならず、コストアップになってしまうこと、あるいは、複雑な回路を搭載することになってしまう。
さらに、オプションユニットを接続するためには、オプションユニットの制御を行うために電気的な接続が必要であり、その接続はコネクタを利用することがほとんどである。コネクタでの接続は、簡易であり、接続の失敗は少ないが、希に半差しの状態になる可能性があること、最近多いのが、この接続部分にフレキシブルフラットケーブル(FFC)を使用する形態であり、この場合は、斜め差しの状態になってしまうことが発生する可能性がある。
そこで、本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、低コストでオプションユニットを装着したか否かを判別可能であり、かつ、その装着が正しく行われているかも判別できるような画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを反転して再度前記画像形成部に搬送し、前記シートの裏面に画像形成を行う画像形成装置において、両面機能のあるモデルでは、前記反転させたシートを前記画像形成部に搬送するための両面搬送路、およびパルスモータ(以下、反転モータと呼ぶ)を着脱可能に取り付けられるように構成している。
また、画像形成装置本体の下部に配置され、予備給紙装置として装着、接続されるオプションカセットも構成される。
前記両面搬送路へシートを搬送するための反転モータの駆動制御回路と演算処理装置がECUと呼ばれる回路基板に実装されている。この反転モータへは駆動制御を行うための、2相4本の励磁信号線(以下、A相、/A相、B相、/B相と記載する)がコネクタによって接続可能となっている。
ここで、反転モータ側の基板上にパターンを配する励磁信号線の内、A相、/A相の励磁信号線の間に高抵抗を配置し、反転モータのA相励磁信号線に演算処理装置から信号を送出し、その相対する/A相励磁信号線における信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視することにより、この監視している/A相励磁信号線の信号が前述の演算処理装置から送出された信号の変化と同様に変化していることが検出されれば、A相と/A相が連結されており、反転モータが装着されていると判断でき、即ち、オプションユニットが装着されていると判断することが出来る。逆に、監視している/A相励磁信号線に変化が検出されければ、A相と/A相が連結されておらず、反転モータが装着されていないと判断することもでき、即ち、オプションユニットが装着されていないと判断することが出来る。もちろん、B相と/B相の間に高抵抗を配置することでも同様である。
上記は、両面ユニットを例に挙げて記載したが、これが予備給紙装置として装着、接続されるパルスモータを搭載したオプションカセットにも同様のことが言える。
その他に、コストダウン、生産性向上のために、オプションとの接続の他に、マルチハーネスと呼ばれ、同時にセンサ、あるいは、ソレノイドなどの部品との接続用のリード線と一緒にすることもある。
この時、反転モータ側の基板上にパターンを配する励磁信号線、つまり、A相と/A相、B相と/B相の間にそれぞれ高抵抗を配置し、さらに、センサ、ソレノイドなどへの接続線を間に挟み込むように、反転モータへの接続線の1相ずつをコネクタ列のパターン配線の両端に配設して、反転モータの各相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、それぞれにその相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視することにより、この監視している側の信号線が前述の演算処理装置からの信号の変化と同様に各相ともに変化していれば、コネクタが正常に接続されていると判断することができ、監視している信号線のどちらか一方でも変化しなければ、コネクタが正常の接続されていないと判断できる。
この手段は、センサ、ソレノイドなどのマルチハーネスの形を為していない、反転モータのみの場合でも同様である。
以上、本発明について説明したが、これを下記に整理して記述する。
(1)パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本でのみ構成され、前記パルスモータの励磁信号線の内、1相の励磁信号線の2本の信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの1相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、その相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視して前記記録紙反転装置および予備給紙装置の装着の有無を判断することを特徴とした画像形成装置。
(2)パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本でのみ構成され、前記パルスモータの励磁信号線の各励磁相の2本の信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの各相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、その相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視して前記記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断することを特徴とした画像形成装置。
(3)前記パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断した結果、異常な接続状態を検出した場合、その判断結果をユーザに報知する手段を備えたことを特徴とする前記(2)記載の画像形成装置。
(4)パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本とセンサ等の他の接続線と合わせて同一の接続構成にされている場合、前記パルスモータの励磁信号線の各励磁相の2本の励磁信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの励磁信号線の2相4本は、接続部のコネクタの両端に1相2本ずつを配置し、他の信号線をその間に配設することを特徴とする前記(2)記載の画像形成装置。
(5)前記パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断した、異常を認めた場合、その判断結果をユーザに報知する手段を備えたことを特徴とする前記(4)記載の画像形成装置。
本発明によれば、パルスモータの必要なオプションユニットの着脱において、接続を最も簡素なパルスモータの励磁に必要な励磁信号線の2相4本のみで構成し、そのうちの1相の励磁信号線の正・負の信号間に高抵抗を配置し、パルスモータの1相の励磁信号線の片側にCPUから信号を送出し、その相対する励磁信号線の信号の変化を監視することにより、オプションユニットの装着の有無の判断を簡単な構成で実現できること、また、接続用の信号線の数を減らすことが可能となりコスト削減に寄与することができる。
さらに、この接続部分がマルチハーネスになっている場合は、パルスモータの励磁信号線2相の正・負の信号線の間に高抵抗を配置して、他のユニットへの接続線を間に挟み込むように、パルスモータへの接続線の1相ずつをコネクタ列の配線のならびの両端に配設し、反転モータの各相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、それぞれにその相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視することにより、この監視している信号線が前述の演算処理装置からの信号の変化と同様に各相ともに変化していれば、コネクタが正常に接続されていると判断し、監視している信号線のどちらか一方でも変化しなければ、コネクタが正常の接続されていないと判断できる。
上述したように、簡単な回路構成で、オプションの装着の有無、または、オプションの接続状態が正しいかどうかを判断することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(第1の実施例)
本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態では、本発明を電子写真方式のレーザプリンタに適用した例について、オプションとして両面ユニットを装着した場合をモデルとして、図1、図3、図4を使って説明する。
実施の形態のレーザプリンタは、図3に示すように、レーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体と呼ぶ)1内の上方に、シートに画像を形成する画像形成手段としての画像形成部5が配置され、プリンタ本体1の下方には、記録媒体としてのシートを画像形成部5に供給するためのシート給送部2が配置され、さらに、画像形成部5で画像形成されたシートについて画像形成面を下側にして排出するためのフェイスダウン排出部9がプリンタ本体1の上方面に配置されている。
そして、このレーザビームプリンタでは、プリンタ本体1内でシートを搬送するシート搬送路として、シート給送部2から画像形成部5まで略U字状に折り返し形成されたシート給送路L1と、画像形成部5内に形成されたシート搬送路L2と接続されフェイスダウン排出部9に連なるスイッチバック搬送路L3と、上流側がシート搬送路L2及びスイッチバック搬送路L3に接続部に接続され下流側がシート給送路L1合流するように接続された両面印字搬送路L4とを有している。
また、このレーザビームプリンタでは、シートの有無や通過等について検出するためのシート検出手段として、各種センサS1〜S6が前記シート搬送路等に配置されており、これらセンサS1〜S6の出力信号が図1に示す本体制御用演算処理装置101(以下、CPU101と呼ぶ)に供給され、この出力信号に応じてCPU101が各部に制御信号を出力することによって、装置全体が制御されるようになっている。
シート給送部2は、図3に示すように、画像形成部5に供給するシートが積載されるシート積載手段としてのシートカセット(以下、カセットと呼ぶ)3とカセット3内のシートの有無を検知するシート有無検知センサS1と、カセット3の上方に回転可能に配置された断面略半月状のピックアップローラ3aと、シート給送路L1の上流側に回転可能に配置された搬送ローラ対3bと、シート給送路L1の下流側に回転可能に配置された搬送ローラ対3cと、搬送ローラ対3cの下流近傍に配置された給紙センサS2とを備えている。
また、シート給送部2は、により画像形成されたシートを再び画像形成部5に給送するために、両面印字搬送路L4と、両面印字搬送路L4の上流側に回転可能に配置された反転シート誘導ローラ11と、反転シート誘導ローラ11の下流側に配置された反転シート導入検知センサS5と、両面印字搬送路L4の中流部に回転可能に配置された反転シート搬送ローラ対12と、反転シート誘導ローラ11と、両面印字搬送路L4の下流側に回転可能に配置された反転シート再給紙ローラ対13と、反転シート誘導ローラ11と、反転シート再給紙ローラ13との間の位置に配置された再給紙センサS6とを備えている。
画像形成部5は、トナー画像を形成する感光体ドラム5aと、感光体ドラム5aを帯電させる帯電器5bと、感光体ドラム5a上の静電潜像を現像する現像器5cと、現像された感光体ドラム5a上のトナー画像をシートに転写させる転写器5dとを備えている。
また、画像形成部5は、画像データに基づくレーザ光を生成して感光体ドラム5a上にスキャニングするレーザスキャナユニット4及び折り返しミラー4aと、転写器5dによって転写されたシート上のトナー画像を定着させるための熱定着器6と、感光体ドラム5aと転写器5dとのニップ部付近から熱定着器6の下流側まで形成されたシート搬送路L2とを備えている。
熱定着器6は、不図示の加熱体及び加熱体の温度を検知するサーミスタ等によって構成され、転写プロセスの終了したシートに熱と圧力とを加えることにより、トナー画像をシートに定着させる。
そして、レーザビームプリンタでは、シート搬送路L2の下流端側に、排出ローラ対7が回転可能に配置されると共に、シートの通過を検知するための排出センサS3が熱定着器6と排出ローラ7との間に配置される。
さらに、スイッチバック搬送路L3の下流側には、シートをフェイスダウン排出部9に排出するフェイスダウン排出ローラ対10と、フェイスダウン排出部9に排出される際のシートの通過及びフェイスダウン排出部9に排出、積載されたシートについての満載を検知するフェイスダウンシート満載検知センサ(以下、満検センサと呼ぶ)S4及びプリンタ本体1内のシート排出口9aの近傍に回転可能に取り付けられたフラッパ14と、フェイスダウン排出ローラ対10をフェイスダウン排出部9へ搬送するために回転駆動させるための、反転モータ103(図4参照)が配置される。
ここで、フェイスダウン排出ローラ対10は、後述する両面印字の際に正/逆方向に切り換え可能に回転駆動されるスイッチバックローラとしての機能を有している。また、シート排出口9aからフェイスダウン排出部9にシートが排出される際には、当該シートによってフラッパ14が図1の上方に押し上げられ、これに伴って満載検知センサS4が一時的にオンになる。一方、フェイスダウン排出部9に排出、積載されたシートが所定の高さ以上になると、シートの最上面によってフラッパ14が図1の上方に押し上げられた状態となり、これに伴って満載検知センサS4が常にオンとなる。
このレーザビームプリンタでは、フェイスアップトレイ8はプリンタ本体1に対して開閉可能に配置されている。このフェイスアップトレイ8は、下端側を中心として、プリンタ本体1に対して図1の矢印方向に回動可能に取り付けられており、図3に示す閉状態ではスイッチバック搬送路L3の一部を構成する。一方、フェイスアップトレイ8を開くと、このスイッチバック搬送路L3及び両面印字搬送路L4の一端を開放すると共に、スイッチバック搬送路L3の基端側の向きを水平方向とすることにより、スイッチバック搬送路L3に沿って搬送されたシートがフェイスアップトレイ8に排出され、フェイスダウン排出ローラ対10及びフェイスダウン排出部9には到達しないようになっている。
このレーザビームプリンタは、不図示にパーソナルコンピュータ等の外部端末装置と接続され、この外部端末装置から供給される画像データ及び各種コマンドに基づいて前記CPU303が各部に制御信号を出力し、シートの印字動作が実行される。また、このレーザビームプリンタは、プリンタ本体1の上部に、LCD等からなる不図示の表示部と、キースイッチ等からなる不図示の操作入力部が配置されている。
以下、このレーザビームプリンタにおける各部の動作を、シートの搬送動作に従って説明する。
実施の形態のレーザビームプリンタでは、CPU303により前記外部端末装置からの印字実行コマンドが検出されると、シート有無検知センサS1の出力信号によりシートカセット3内のシートの有無が検出され、シート無しと判断した場合には、前記表示部に「シートを補給」する内容が表示され、シートがある場合には、シート給送部2によるシート給送動作が実行される。
すなわち、シート給紙部2では、ピックアップローラ3a及び搬送ローラ対3bが回転駆動されることにより、シートカセット3内の最上位のシートが給送路L1に沿って給送され、さらに搬送ローラ対3cによって画像形成部5まで給送される。このとき、搬送ローラ対3cを通過したシートに先端及び後端が、給紙センサS2によって検知され、この検知結果に基づいて画像の書き込みタイミングが決定される。
レーザビームプリンタでは、この書き込みタイミングに基づいて、外部端末装置から供給される画像データに対応するレーザ光がレーザスキャナユニット4から照射(ラスタスキャニング)され、このレーザ光が折り返しミラー4aによって感光体ドラム5a上に走査されることにより、感光体ドラム5a上に画像データについての静電潜像が形成される。なお、感光ドラム5aの表面は、予め帯電器5bによってレーザ光の走査に先立って帯電されており、感光体ドラム5a上に静電潜像が現像器5cでトナー画像に現像される。さらに、画像形成部5では、感光ドラム5aの表面のトナー画像は、給送されたシートの上面に転写器5dによって転写される。
このような画像形成プロセスにより上面にトナー画像が転写されたシートは、シート搬送路L2に沿って熱定着装置6まで搬送され、この熱定着器6によって加熱及び加圧されることにより、トナー画像が定着される。
さらに、トナー画像が定着されたシートは、排出センサS3を通過することにより、排出センサS3がオンとなり熱定着器6を通過したタイミングが検出され、排出ローラ対7によってスイッチバック搬送路L3に沿って搬送される。ここで、シートは、排出モードの場合にはフェイスダウン排出部9または、フェイスアップトレイ8のいずれかに排出され、両面印字モードの場合には両面印字搬送路L4に沿って画像形成部5に再給送される。
まず、排出モードの場合について説明すると、図1のようにフェイスアップトレイ8が閉状態に時には、シートは、スイッチバック搬送路L3に沿ってフェイスダウン排出ローラ対10まで搬送され、フェイスダウン排出ローラ対10が正方向に回転駆動されることによって、プリンタ本体1のシート排出口9aを介してフェイスダウン排出部9上に画像面を下向きにして排出、積載される。このとき、排出されるシートがフラッパ14を上方向に回動させることにより、満載検知センサS4が一時的にオンになる。
一方、フェイスアップトレイ8が開状態の時には、シートは、上述のように水平状態となったスイッチバック搬送路L3に沿って搬送され、フェイスアップトレイ8上に画像面を上向きにして排出、積載される。
次に、両面モード時の場合について説明する。両面印字モードの場合には、図1に示すように、フェイスアップトレイ8が閉状態にセットされ、排出ローラ対7によってスイッチバック搬送路L3に沿って搬送されたシートは、フェイスダウン排出ローラ対10が正方向に回転駆動されて、所定時間だけフェイスダウン排出部9の方向へ搬送される。これにより、シートは、フェイスダウン排出部9の方向へ搬送される。
これにより、シートは、フェイスダウン排出ローラ対10に挟まれた状態を維持しながら、その先端部側がプリンタ本体1のシート排出口9aから外部に露出すると共に、その後端部がシート搬送路L2からスイッチバック搬送路L3に移動する。このとき、排出されるシートがフラッパ14を上方向に回動させることにより、満載検知センサS4がオンになる。
続いて、シート後端が排出ローラ対7を抜けてスイッチバック搬送路L3に達した後、フェイスダウン排出ローラ対10が逆方向に回転駆動されることにより、シートが逆(下)方向に搬送され、移動方向における先端部がスイッチバック搬送路L3から両面印字搬送路L4に移動し、反転シート誘導ローラ11が回転駆動されることにより両面印字搬送路L4に沿って搬送される。このとき、反転シート誘導ローラ11を通過したシートは、その先端及び後端が反転シート誘導検知センサS5によって検知され、この検知結果に基づいて両面印字搬送路L4に搬送されたタイミングが検出される。
さらに、このシートは、回転駆動される反転シート搬送ローラ対12によって図1の右方向に搬送され、この搬送中に再給紙センサS6によって先端部が検出される。そして、シートは、この検出タイミングに基づく所定時間後に反転シート搬送ローラ対12の回転が停止するように駆動制御されることにより、反転シート再給送ローラ対13の手前で停止され、両面印字の2面目(裏面)用のシートとして再給送されるのを待機する。両面印字されるシートが複数ある場合、この待機中には次のシートについての画像形成が行われており、この画像形成動作が終了して排出センサS3に検出されるまで、先のシートは再給送ローラ対13の手前で待機する。
続いて、反転シート搬送ローラ対12及び反転シート再給送ローラ対13の駆動により、両面印字搬送路L4に待機しているシートがシート給送路L1に再給送され、搬送ローラ対3cへと搬送されることにより、前述したカセット3からの印字動作と同様に2面目(裏面)への印字動作が行われる。このようにして両面印字されたシートは、前述した排出モードの場合と同様の動作にてフェイスダウン排出部9に排出される。
なお、このレーザビームプリンタでは、上述のようにフェイスアップトレイ8の開閉によりスイッチバック搬送路L3及び両面印字搬送路L4の一端側が開閉する構成となっており、フェイスアップトレイ8を開くことによってスイッチバック搬送路L3または、両面印字搬送路L4で発生したジャムシートを容易に取り除くことが出来るようになっている。
このようにある部分を着脱可能にした構成のレーザビームプリンタにおいて、両面ユニットをサポートするモデルとサポートしないモデルにおいて、両面ユニットをサポートする場合には、両面ユニット内の基板上に配されているA相励磁信号の信号間(A相信号線と/A相信号線)に高抵抗104、例えば10MΩの高い抵抗値の抵抗を配置する。
ここで、抵抗を高い抵抗値のものとする理由は、通常時は反転モータの励磁信号線として使用するため、A相と/A相との間を高インピーダンス(分離状態)に保持するためである。
そして、電源投入時などに、CPU101が反転モータ103の励磁信号線の例えば、A相励磁信号線にその時点とは逆の信号、つまり、Hレベルの状態で有れば、Lレベルを、Lレベルの状態で有れば、Hレベルの信号を送出する。
次に、先の信号線と対になる/A相励磁信号を監視して、CPU101から送出した信号レベルと同じように変化が生じた時には、この監視している信号線が抵抗104を介して伝達されていると判断できるため、反転モータ103が接続されている、つまり、両面ユニットが装着されていると判断することが出来る。
逆に、CPU101から反転モータ103の励磁信号線のA相に信号を送出しても、監視している励磁信号線の/A相には変化が現れない場合は、信号線がオープンになっていると判断することができるため、反転モータ103が装着されていない、つまり、両面ユニットが装着されていないと判断することが出来る。
(第2の実施例)
本実施例では、図2を用いて、説明する。
ある部分を着脱可能にした構成のプリンタ1において、オプションカセットをサポートするモデルとしないモデルにおいて、オプションカセットをサポートする場合で、かつ、画像形成装置本体との接続部にそれ以外のユニット、例えば、ソレノイド203、センサ204接続を含む場合がある。
この場合、画像形成装置との接続部には、パルスモータ103以外にソレノイド203、センサ204などの信号線を含むマルチハーネスと呼ばれるものである。このとき、オプションカセット内の基板上において、そのうちのA相励磁信号線と/A相励磁信号線の間に高抵抗104、例えば10MΩの高い抵抗値の抵抗を配置する。
さらに、B相励磁信号線と/B相励磁信号線の間にも高抵抗202、例えば10MΩ等の高い抵抗値の抵抗を配置する。
ここで、抵抗を高い抵抗値のものとする理由は、通常時は反転モータの励磁信号線として使用するため、A相と/A相との間、B相と/B相との間を高インピーダンス(分離状態)に保持するためである。
そして、電源投入時などに、CPU101が反転モータ103の励磁信号線の例えば、A相とB相にその時点とは逆の信号、つまり、Hレベルの状態で有れば、Lレベルを、Lレベルの状態で有れば、Hレベルの信号を送出する。
次に、先の各々の励磁信号線と対になる/A相励磁信号線と/B相励磁信号線を監視して、2本共にCPU101から送出した信号レベルと同じように変化が生じた時には、この監視している励磁信号線が抵抗104と抵抗202を介して伝達されていると判断できるため、反転モータ103が接続されている、つまり、オプションカセットが装着されていると判断することが出来る。
さらに、コネクタの両端の信号線で問題無く動作していることから、コネクタの接続も正常であると判断することが出来る。
逆に、CPU101から反転モータ103の励磁信号線のA相励磁信号線とB相励磁信号線に信号を送出しても、監視している励磁信号線の/A相励磁信号線と/B相励磁信号線に変化が現れない場合は、信号線がオープンになっていると判断することができるため、反転モータ103が装着されていない、つまり、オプションカセットが装着されていないと判断することが出来る。
また、前述の監視している励磁信号線のどちらか一方が正常に反応しない場合、コネクタが傾いて接続されたり、なんらかの接続異常であることが考えられるため、ユーザに再度接続の確認を促すように、表示ユニットがあれば表示ユニットに表示したり、PCを介してユーザへその情報を流すことで、正常な接続状態にしてプリンタを使用することが出来る。
本発明の第1の実施例の構成を説明する図 本発明の第2の実施例の構成を説明する図 プリンタ本体の概略図 プリンタ本体を上部から見た反転モータの配置図
符号の説明
101 本体制御用CPU
102 モータドライバ
103 パルスモータ(反転モータ)
104 高抵抗
202 高抵抗

Claims (5)

  1. パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本でのみ構成され、前記パルスモータの励磁信号線の内、1相の励磁信号線の2本の信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの1相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、その相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視して前記記録紙反転装置および予備給紙装置の装着の有無を判断することを特徴とした画像形成装置。
  2. パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本でのみ構成され、前記パルスモータの励磁信号線の各励磁相の2本の信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの各相の励磁信号線の一方に演算処理装置から信号を送出し、その相対する励磁信号線の信号の変化の状態を前記演算処理装置で監視して前記記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断することを特徴とした画像形成装置。
  3. 前記パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断した結果、異常な接続状態を検出した場合、その判断結果をユーザに報知する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置を装着可能な画像形成装置において、前記記録紙反転装置および予備給紙装置と前記画像形成装置の電気接続がパルスモータの励磁信号線の2相4本とセンサ等の他の接続線と合わせて同一の接続構成にされている場合、前記パルスモータの励磁信号線の各励磁相の2本の励磁信号線の間に高抵抗を配置し、前記パルスモータの励磁信号線の2相4本は、接続部のコネクタの両端に1相2本ずつを配置し、他の信号線をその間に配設することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記パルスモータを具備した記録紙反転装置および予備給紙装置の接続状態を判断した、異常を認めた場合、その判断結果をユーザに報知する手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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JP2009058903A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Kyocera Mita Corp 高圧電源ユニット及び画像形成装置
JP2014208428A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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