JP2005239283A - ガラスロービング梱包体及びガラスロービングの梱包方法 - Google Patents

ガラスロービング梱包体及びガラスロービングの梱包方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のガラスロービングを集積した梱包体について、ガラスロービングの積載作業とストランドの始端、終端の連結作業を容易かつ迅速に行える構成を有するガラスロービング梱包体及びその梱包方法を提供する。
【解決手段】本発明のガラスロービング梱包体は、ガラスロービング30を集積した梱包体10であって、ガラスロービング30のストランド終端33と次のガラスロービングのストランドの始端31の全ての連結部32が、梱包体10の外側にあることを特徴とする。また、本発明の複数のガラスロービング30を、そのガラスロービング30のストランドの終端33と次のガラスロービング30のストランドの始端31とを梱包体10の外側に向けて基台20上に整列状態で集積する工程と、集積したガラスロービング30のストランドの始端31と終端33とを一時期に連結する工程とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、SMC(Sheet Molding Compound)、スプレーアップ(Spray−up)、フィラメントワインディング(Filament Winding、またはFW)、引き抜き等の成形法により、FRPもしくはその成形材料を製造する際に使用するガラスロービングの梱包体及びガラスロービングの梱包方法に関する。
ガラスロービングは、一般に、直径数μmから数十μmのガラスフィラメントをブッシングから紡出し、集束剤を塗布し、数十から数千本を束ねたストランドをなし、これを紙管に巻き取ってケーキ(粗糸巻き)として、次いで複数のケーキから複数本のストランドを解舒して綾を掛けながら巻き取って製造されている。
このように製造された合糸ガラスロービングは、例えばSMC、スプレーアップ成形等に使用する場合、その内層から解舒されるものであり、複数個のガラスロービングを連続的に引き出して解舒する場合には、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを連結して継ぎ足す連結操作が行われる。
この操作は、多数のガラスロービングを集積した梱包体を1つの基台上等に積載する際には、積載した複数のガラスロービングの陰にガラスロービングのストランド始端や終端が隠れてしまうため、ガラスロービングの積載を行いながら、その途中でガラスロービングのストランド束の終端と次のガラスロービングストランド束の始端との連結継ぎ足し操作を行う必要性がある。また、この連結して継ぎ足す連結部については、堅く結束しすぎると樹脂等が含浸しにくいなどの問題が発生することもあるため、ガラスロービング梱包体を作る際にはその点でも注意が必要となる。このような観点から、これまで、特許文献1にあるように連結する一方のストランドを縦方向に分割して輪を作ることで他方とストランド端と連結する方法がある。また特許文献2にあるように重ね合わされた一方のストランドと他方のストランドに逆向きの撚りを与えて連結する方法もある。さらに特許文献3のように、ストランド端部を重ね合わせた状態で空気を吹き込んで2つの端部を接続して連続したストランドを製造する方法、特許文献4、特許文献5のように2つのストランド端をそれぞれ複数の引き揃え束としてそれぞれの束を各々管状通路内で圧縮空気によって連結させる方法等、多数の発明が提案されている。
このようなストランドの連結作業を行いつつ、複数のガラスロービングを集積して最終的な梱包体とするには、種々の方法があり、最終的なガラスロービング梱包体の構成についてもその用途等によって様々な形態がある。例えば図6に、ガラスロービングを集積した典型的な梱包体の斜視図を示す。この図から明らかなように、ガラスロービング梱包体1は、基台2上に一段が縦横3列のガラスロービング3を整列させたもので、この構造を4段に重ね合わせた構造となっている。そしてこのようなガラスロービング梱包体1は、次のような手順を経ることで形成される。まず、複数のガラスロービング3を1つのパレット等の基台2上に集積してゆき、この集積を行いながら随時ガラスロービング3の終端と次のガラスロービングのストランドの始端との連結を行ってゆく。そして、ガラスロービング3を複数段、例えば図6にあるように4段に積層し、必要に応じ各段間に保護プレート等の中間パッド(図6では省略)を配し、さらに各段毎に外周部にPP(ポリプロピレンの略称)バンド等の結束バンド5を使用して結束固定する。そして、その後に集積されたガラスロービング3の全体にシュリンク包装4、あるいは集積体の上方よりシート状カバー等を使用することによって被覆し、さらにその上から外周にストレッチフィルム等を巻き付けて固定することによって最終的なガラスロービング3を集積した梱包体1の形態とするものである。
特公昭49−41494号公報 特開平02−68322号公報 特開平05−239729号公報 特開平06−10260号公報 特開平06−17370号公報
このような一連の作業は、ガラスロービング梱包体を保護すると同時に、このガラスロービング集積体からストランドを取り出し易くするといったことも考慮されて行われるものであるが、前記したように複数段でしかも複数列を有する構成でガラスロービングを集積する場合には、ガラスロービングの積載作業とガラスロービングのストランドの始端、終端の連結作業をほぼ同時に行わねばならず、さらに複数の引き出し用糸口を設ける必要のある場合等には、さらに煩雑な作業を行うこととなる問題がある。また、この作業に誤操作が行われていないかどうか、チェックすることも困難なものとなっている問題もある。
かかる状況に鑑み、本発明は、複数のガラスロービングを集積した梱包体について、ガラスロービングの積載作業とガラスロービングのストランドの始端、終端の連結作業を容易かつ迅速に行える構成を有するガラスロービング梱包体とガラスロービングの梱包方法を提供することを課題とする。
本発明のガラスロービング梱包体は、複数のガラスロービングを基台上に集積したガラスロービング梱包体であって、前記ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とが連結された全ての連結部が、梱包体の外側に配置されていることを特徴とする。
ここで、複数のガラスロービングを基台上に集積したガラスロービング梱包体であって、前記ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とが連結された全ての連結部が、梱包体の外側に配置されているとは、複数のガラスロービングを集積して1の梱包体とした集積物梱包体の外面に位置する箇所に、それぞれのガラスロービングについて、そのストランドの終端と次のロービングの始端を接続する連結部(あるいは繋ぎ合わされた部位、結束された部位または継ぎ足し箇所といった表現でもよい)があることを意味するものである。
ガラスロービングの全てのストランド終端と始端の連結の方法については、実用上支障のない方法であって、容易に連結することのできるものであるならば、特に限定せずに採用することができるものである。具体的な連結方法を例示すれば、SMC、スプレイアップ、DWR(Direct Wound Rovingの略称)に利用されるものとしてストランド終端と始端とを固結びとならないように工夫されたクリルと呼称される結び方、ストランドの終端と始端の一部を重複させて絹糸やナイロン糸で結束するスプライスと呼称される連結方法、ストランドの終端と始端をエア等で解舒しつつ結束するエアスプライスと呼ばれる方法等を必要に応じて適宜利用する事ができる。
ガラスロービングのストランド終端と始端の全ての連結について、その具体的な数を例示すれば、N個のガラスロービングを集積する場合に、1つのガラスロービング集積物梱包体当たりの引き出し用糸口数が1ならば、その連結部の数は(N−1)個、引き出し用糸口数が2ならば、その連結部の数は(N−2)個、さらに引き出し用糸口数が3ならば(N−3)個といったように決まるものである。よって、本発明の集積物梱包体については、集積梱包物の個数と、引き出し用糸口数、そして連結部の数を計測すれば、連結状態等を確認することができるものである。
また、集積物梱包体の外面に位置する箇所、あるいは梱包体の外側とは、梱包体についてガラスロービングを集積した状態でその周囲より観察して目視することができる表面であることを意味している。この位置は、直接目視でストランド連結部を確認できるものが好ましいが、例えば、ガラスロービング集積物の表面に製品名称やロット番号等の添付されているシールや集積梱包体を一時的に保護するシールドあるいは、集積物を区分するペイント、さらに集積物以外のシート、フィルムや保護板等の構成物品の陰に隠れているために連結部が見えない場合についても、これらの遮蔽物は本発明の付加的なものであるので、ストランド連結部が本来ならば集積された状態の梱包体のロービングの外側に該当する位置にあるのならば、連結部が外面に位置するとするものである。よって、梱包体の外側にあるとは、基台上に複数のロービングを全て積載した状態で、その他のロービングの陰に隠れて見えない箇所以外のロービング自体の外面部にあることを意味するものである。
また、連結部の全体が見えずともその連結部の一部が梱包体の外側に認められ、それが連結部であると認識することができるならば、その連結部は梱包体の外側にあると考えてよいものである。また、その連結部のみを意図的にテープ等によって被覆するか、あるいは梱包体全体を被覆するフィルム等を採用し、不透過性フィルム等を使用することによって連結部を隠した構造である場合にも、本来その不透過性フィルムがなければ、目視できる位置に連結部があるならば、本発明の梱包体に該当するものとみなすことができる。
また、本発明のガラスロービング梱包体は、上記に加え巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmとの間に1.1≦d/h≦4の関係を有するものであることが好適である。
ここで、巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmとの間に1.1≦d/h≦4の関係を有するというのは、複数本のストランドを引き揃え円筒状に巻き取ったガラスロービングについて、その略円筒状の外観形状を有するガラスロービングの回転軸方向の巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmとの間にガラスロービング直径(d)mmを巻き高さ(h)mmで除した値が1.1から4の範囲内にあること、すなわち1.1≦d/h≦4の関係を有することを意味している。
ここで、巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmについては、この2つの寸法について、前記のd/hという値が1.1よりも小さくなると、1つのガラスロービングのストランドの巻き量が少なくなる。よって、1つのガラスロービングを集積した梱包体に同量のストランドを積載しようとすれば、前記の連結部の数が増加することになる。また各々のガラスロービングの重心位置が上方に存在することになるので、複数段に積層した状態で、固定等せずに傾斜面等を搬送したりする際に荷崩れを起こす原因となる危険性もあるため好ましいものではない。また、ガラスロービングを複数段に積載する場合に、ガラスロービングを集積した構造体の全体としての丈が高くなり、その結果として前記した連結作業そのものを行い難い状況となる場合もある。また、このd/hという値が、4を越える値になると、巻き崩れが発生し易くなり、ストランドを巻き取る作業が困難となる。よって、ガラスロービングを集積して複数段に積載した段組状態となった集積体を作成する際に、そのガラスロービング回転軸方向を上下方向とする状態で配列し、ガラスロービング底面が占める面積を充分に広くすることによって、安定した段組状態を実現し、さらに実用上支障のない寸法比率とするためには、d/hという値は、1.1から4の範囲内とするのが好ましい。そしてさらにこの値について、安定性を向上させる上でより好ましい範囲は1.2≦d/h≦3.7であって、さらに好ましくは、1.3≦d/h≦3.5、一層好ましくは1.4≦d/h≦3.0の範囲内とすることである。
また、本発明のガラスロービング梱包体は、上記に加え巻き高さ(h)が200〜700mmであるガラスロービングを集積したものであることが好適である。
ここで、巻き高さ(h)が200〜700mmであるガラスロービングを集積したとは、略円筒形状の外観形状を有するガラスロービングの回転軸方向の最大寸法が200mmから700mmの範囲内の大きさであるガラスロービングを集積したものであることを意味している。
この巻き高さ(h)が、低すぎると1つのガラスロービングのストランドの巻き量が少なくなりすぎるため、ストランドの連結部の数が増加してしまい、連結作業が煩雑になる。逆に巻き高さが高くなりすぎると、解舒の際にガラスロービングの内層部が剥がれ落ちるような状態となる、あるいは持ち上がりの発生頻度が多くなるために好ましくない。以上の観点から、巻き高さ(h)については、最適な範囲があり、その範囲は200〜700mmである。またより好ましい範囲としては230〜600mmであって、さらに好ましい範囲は250〜500mmである。
また、本件のガラスロービング梱包体は、質量が25〜160kgであるガラスロービングを集積したものであることが好適である。
25kgより軽い質量のガラスロービングについては、容易にロービングを動かすことができる場合もあり、必ずしも本発明を適用せずとも支障が発生しないことも多い。よって、必要に応じて25kg未満であっても本発明を適用できるが、対費用効果が小さいならば、採用しない方が好適である。また160kgを越える質量のガラスロービングについては、多段に集積した状態で最下段のガラスロービングに加わる荷重が大きくなりすぎるため、長期間に亘り集積された状態で保持された場合にロービングの上下方向からの静圧がガラスロービングに印加され続けることによって、例えばガラスロービングをカットした際にガラスチョップドストランドの分散状況に偏りが生じたり、1ロール中のガラス繊維の硬さに偏りが発生する等の虞が高くなるので好ましくない。
また、本件のガラスロービング梱包体は、その梱包対体のロービングの外周直径が300〜700mmの範囲とすることが好適である。
ロービングの外周直径は、300mmに満たない場合には、前記同様に対費用効果が小さいため好適ではない。また700mmを越える場合には、ガラスロービングに巻き崩れが発生し易くなる傾向が認められるため好ましくない。このような観点から、350mmから600mmの範囲内とすることがより好ましく、さらに好ましくは400mmから550mmの範囲内とすることである。
また、本件のガラスロービング梱包体は、ガラスロービングの番手(tex:g/1000m)は、1000texから7000texの範囲とするのが好適である。
1000tex〜7000texの番手とすることによって各種の用途に対応することのできるガラスロービングに対して適用可能となるものであるため好ましい。
また、本発明のガラスロービング梱包体は、梱包されるガラス繊維のストランドを構成するモノフィラメントの繊維経や繊維断面形状、さらにガラス繊維の材質について、特に限定されるものではない。すなわち、直径数μmから数十μmまでのモノフィラメントガラス繊維を使用することができ、さらに断面形状についても真円から扁平円、中空円、矩形等の多様な形状を採用することが可能なものである。
また、本発明のガラスロービング梱包体は、ガラスロービングとしてDWRを集積して梱包したものとしても使用することができる。ここで、DWRとは、数百〜数千のノズルを有する白金製ブッシングより引き出された溶融ガラスを、数μmから数十μmのガラスフィラメントに引き伸ばし、それぞれのガラスフィラメント表面に集束剤を塗布した後に、ガラスフィラメントを数百から数千本引き揃えてガラスストランドとし、回転するコレットに綾を掛けながら巻き取ることによって製造されるものである。
また、本発明の梱包体で基台上に積載されたガラスロービングは、フィラメントワインディング法、引き抜き法等の用途に使用されるガラス繊維よりなるものである。
本発明のガラスロービングの梱包方法は、複数のガラスロービングを基台上に集積し、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを連結して連結部を形成するガラスロービングの梱包方法であって、前記全ての連結部を、梱包体の外側に配置することを特徴とするものである。
ここで、複数のガラスロービングを基台上に集積し、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを連結して連結部を形成するガラスロービングの梱包方法であって、前記全ての連結部を、梱包体の外側に配置するとは、3以上のガラスロービングをガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端との連結箇所を梱包体の外側に向けて集積するものである。
また、本発明のガラスロービングの梱包方法は、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを外側に向けて整列状態で基台上に集積するものであることが好適である。
ここで、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを外側に向けて整列状態で基台上に集積するとは、1つの基台上に集積したガラスロービングにあるストランドの終端と次のストランドの始端の位置が、ガラスロービング集積体の外側にある状態で連結作業を行って、最終的にストランドの終端と次のストランドの始端との全ての連結位置がガラスロービング梱包体の外側となるようにし、基台上に各々のガラスロービングを縦横の所定位置となるように整列状態に集積することを意味するものである。よってこのガラスロービング集積体の外側近傍で行う連結作業の後に、連結部のチェック等を行い、その後に必要に応じて結束バンド等で、それぞれのガラスロービングを固定する操作を行い、そして集積された状態のガラスロービングの上方よりフィルム等によって覆って固定することによってガラスロービング梱包体とするものである。
前記した様に複数のガラスロービングを基台上に所定方向に向けて整列集積するには、その操作をロボットハンド等によって自動化してもよいし、人力によって行ってもよい。いずれにせよ、基台上の予め決めた所定位置にそれぞれのガラスロービングの方向を定めて配置していく操作を連続して行う。ここで注意すべきは、この整列集積操作を行いながらガラスロービングのストランド終端と始端について、ガラスロービングを集積した状態で梱包体を形成した後にその集積した梱包体の外面に位置づけられるように調整することである。この作業については、ガラスロービングのストランド終端と始端位置を目視にて確認しながら位置決めしてもよいし、ガラスロービングに所定のマーカー、目印等を施すことによって、位置決めセンサーからの情報に基づいてロボットハンド等によって、正確な位置を把握しつつガラスロービングの位置を調整してもよい。また、同様の操作は人力でも行うことはでき、必要に応じてロボットと人力を組み合わせて行うことも可能である。
また、ガラスロービングのストランド終端と始端とが、ガラスロービングを基台上に集積した状態でその外側に位置づけられるように調整する際に、前記ガラスロービングにマーカーや目印等を施さずとも、基台の四隅とガラスロービングの位置関係から基台の角部に相当する箇所を基準としてガラスロービングのストランド終端と始端位置を決めるのが最も容易な方法である。また、必要に応じて基台上にペイントや目印等を施すことによって、ガラスストランドをその位置に合わせるように設置することも可能である。
ここで使用する基台としては、木製、金属製、合成樹脂製、FRP製等の材料を単独あるいは複数組み合わせて構成し、ガラスロービング集積体を積載しても経時的に変形したり、ガラスロービングそのものに損傷を誘発するような破損を生じたりすることがない剛性を有するものであるならば採用することができる。また、この基台としては、車載したり搬送したりする際に、フォークリフト等の爪が挿入可能な構造を有し、さらに車載等して搬送する際にロープ等で基台を固定することもあるため、固定し易いような突起や開口部等を有するパレット形状のものであることが好ましい。
整列集積の形状や方法については、集積体に積載するガラスロービングの個数や、ガラスロービングの大きさ、さらに一つのガラスロービング集積体にどれだけの糸口を設けるかによって適宜選択できるものである。好ましい整列集積の形状として、最もオーソドックスなものを例示するならば、一段につき縦横2列の配列とし、3〜5段の段組構造を採用することができる。また整列集積の方法については、最下段から順次上段まで積み上げてもよいし、予め他の箇所で整列配列させた状態とし、その形状のまま積載する基台上に移送してもよい。
結束によるそれぞれのガラスロービングの固定作業については、ガラスロービング梱包体を基台上で固定することができるものであるならば、どのような固定方法であってもよく、その固定状態の外観についても特に限定されるものではない。また、結束バンドの種類についても、ガラスロービングを固定して搬送中に荷崩れしたりすることがないような構成をとるものであるならば、どのようなものでも採用することができる。具体的に例示するなら、結束バンドとしてポリプロピレン、ポリエチレンさらにPET(ポリエチレンテレフタレート)等が好適であるが、他のものを採用してもよい。
また、必要に応じて前記の集積状態にあるガラスロービングのストランドの終端と次のストランドの始端との連結作業の前にガラスロービングの結束バンドによる結束を行ってもよい。ただし、この際にはストランドの連結部が結束バンドと交差するような状態となり、結束バンドを解除する際の妨げにならないように注意する必要がある。さらに結束バンドの使用箇所として、最上段に位置する複数のガラスロービングのみを結束固定するだけで、それなりの効果があるため、最上段の結束固定のみを行うものであってもよいが、横ずれ等の心配が大きい場合には、各段ごと、あるいは隔段ごとの結束固定を採用することも可能である。
また、集積状態のガラスロービングの上方より覆うフィルム等としては、防塵等の所望される機能を有するものであれば種々の材質を採用することが可能であって、必要に応じてシュリンク包装を採用したものでもよい。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等の合成樹脂製のストレッチシート状物を採用することができるが、所望の機能を有するものであれば他の材料についても採用することが可能である。
また、前記の基台、結束バンド、被覆フィルム以外に本発明のガラスロービング梱包体には、下面保護板、上面保護板そして側面保護板等として採用する保護板がある。この保護板としては、下面保護板として利用されるものは、ガラスロービングを基台上に積載する時等にガラスロービングと基台との間に配設することによって、ガラスロービングを汚れや衝撃、摩擦等による機械的な損傷等から効率的に保護するものである。このような材料としては、例えば段ボール板、ゴムシート、ウレタンシート等を使用することによって、目的を達成することができるものである。また、この下面保護板が受け皿状に加工することによって最下段のガラスロービングの位置決めを容易にし、下方向からの水等の侵入を防ぐ効果を持たせることも可能であり、さらに所定箇所にスリット、凹凸状の窪みや突起等を設けることによって基板に設けた同形状の部位に合致させることで基板の所定箇所に配設する構造を採用することも可能である。また、上面保護板や側面保護板として所望の形状、材質を有する板状体を使用することによって、下面保護板と同様の効果を実現することや、あるいは梱包体の機械的な強度面に関する補償を行うことも可能となるものである。
そして、前記のようなガラスロービングの上面、あるいは側面の保護板の配設については、必要に応じて被覆フィルムで集積状態のガラスロービングの被覆を行う前、あるいは被覆した後に所定位置に配設することによって最終的なガラスロービング梱包体を構成するものであってもよいものである。
そして、必要に応じて前記の基台四隅の基台表面に設けた挿入孔に、充分な強度を有し、基台と同材質、あるいは異材質による柱状物を挿入する等して適切な方法によって固定することで柱状物を直立させ、その柱状物の上部にさらに他の基台、あるいは他のガラスロービング梱包体を構成した後の基台の所定箇所に配設することによって、複数のガラスロービング梱包体を複数段に段組した集積状態とすることも可能である。
また、本発明のガラスロービングの梱包方法は、基台上に集積されたガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを一時期に連結するものとすることが好適である。
ガラスロービングのストランド終端と始端との連結を一時期に行うには、ガラスロービングのストランドを連結するための治具、器具等を使用するものであってもよいし、人力によって行うものであってもよい。いずれにせよ、所定の方法によって積載されたガラスロービングの連結作業を連続して一度に行うことができればよい。よって、ガラスロービング集積体の周囲については、どのような連結方法を採用するかによっても異なるが、最低一人の人が作業することができるだけのスペースが確保できていることが必要である。
ここで連結作業を一時期に行うということは、連結作業の途中でガラスロービングの積載作業を行わないことを意味するものであって、連結作業中に連結作業に必要な器具等の調整作業や他の点検作業を行うことを妨げるものではない。さらに一時期に行うというのは、複数の連結作業を一斉に行うということでは必ずしもなく、結束作業を続けて行うことによって連結に際する誤操作の防止を行い、ガラスロービング集積体としての品位、特にその連結箇所の外観やそれぞれのストランドに関してその連結の状態について、各々の異なった連結位置で異なる状態とならないように注意することができるものである。
(1)以上のように、本発明のガラスロービング梱包体は、複数のガラスロービングを基台上に集積したガラスロービング梱包体であって、前記ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とが連結された全ての連結部が、梱包体の外側に配置されているものであるため、ガラスロービング梱包体を形成するために必要となる一連の手間のかかる梱包作業を迅速かつ誤りの発生しにくい状況下で行うことを可能とするものであって、ガラスロービングの使用者に高品位なガラス繊維製品の供給を実現できるものである。
(2)また、本発明のガラスロービング梱包体は、ガラスロービングが、巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmとの間に1.1≦d/h≦4の関係を有するものであるならば、ストランド解舒における巻き崩れや搬送中の荷崩れ等の危険を確実に回避することが可能なものであって、高い性能を有するガラスロービングを効率良く搬送して使用することを可能とするものである。
(3)さらに、本発明のガラスロービング梱包体は、巻き高さ(h)が200〜700mmであるガラスロービングを集積したものであるならば、所定寸法を有するガラスロービングを使用することで、ガラスロービング集積梱包作業に関する労力を省力化することができ、梱包に要する費用を抑止することによって、製造原価を低減することが可能となるものである。
(4)また、本発明のガラスロービング梱包体は、質量が25〜160kgであるガラスロービングを集積したものであるならば、ガラスロービングをカットした際にカットされたストランドの分散状態に偏りが生じたり、1ロール中のガラス繊維の硬さに偏りが発生する等のガラス特性分布に著しい偏りの生じにくい安定した品質を有するガラスロービングを潤沢に市場に供給することを容易にするものである。
(5)本発明のガラスロービングの梱包方法は、複数のガラスロービングを基台上に集積し、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを連結して連結部を形成するガラスロービングの梱包方法であって、前記全ての連結部を、梱包体の外側に配置するものであるため、ガラスロービングの集積した梱包体を作製する際の一連の作業を容易かつ迅速に行うことができるものであって、誤った作業等によって発生するトラブル等の発生数を減らし、安定した品質を有するガラスロービング梱包体を作成することができるものである。
(6)また、本発明のガラスロービングの梱包方法は、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを外側に向けて整列状態で基台上に集積するものであるならば、連結を行った後にその箇所の確認作業を容易に行うことができるものであって、集積物梱包体の結束部の品質を容易に確認することができるものである。
(7)さらに、本発明のガラスロービングの梱包方法は、基台上に集積されたガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを一時期に連結するものであるならば、作業が繁雑なものとならず、連結における誤操作を最小限に抑制することが可能となるものである。
以下に本発明のガラスロービング梱包体とその梱包方法について、実施例に基づいて具体的に説明する。
図1に本発明のガラスロービング梱包体についての説明図として、(A)には全体の斜視図、(B)には1つのガラスロービングについての斜視図を示す。
図1から明らかなように、本発明のガラスロービング梱包体10は、フォークリフトの爪を挿入することのできる開口部21を有する木製の基台20の上にガラスロービング30を縦2列、横2列を1段として、4段に積載したものであり、ガラスロービング30のストランドの終端33が次のガラスロービングの始端31と連結部32で連結されたものである。このガラスロービング30の寸法は、ガラスロービング30の巻き高さhが275mm、ガラスロービングの直径dが415mmである。すなわち、d/h=1.51である。またガラスロービングの質量は、55kg/個である。そして、ガラスロービング梱包体10の各段のガラスロービング30については、ポリプロピレン(PPと称す。)製の結束バンド41によって互いに固定されている。このガラスロービング梱包体10全体をポリエチレン製の伸縮フィルム40で被覆したものである。このガラスロービング梱包体10は、前記したストランド始端31とストランド終端33の全ての連結部32が梱包体10の外面にある。そして、このガラスロービング梱包体10では、ストランドを引き出すための糸口数が4であって、ガラスロービングの数が16個であるので、連結部32の数は、全部で12箇所となり、その全ての連結部32の位置をガラスロービング梱包体10の外部から確認できる状態になっている。
図1のガラスロービング梱包体10の梱包手順は、次の様になる。まず、パレット形状の木製基台20の上にガラスロービング30を人力によって順番に整列、積載していき、縦2列、横2列の集積状態を形成する。この作業で注意するのは、ガラスロービング30のストランドの始端31とストランドの終端33の位置が、ガラスロービング梱包体10を形成した後にその外側にあるように配設することである。そして、ここでは基体20に予め目印を付けた位置に合わせるようにストランドの始端31、ストランドの終端33の位置を揃えるようにしている。
こうして、ガラスロービング30の16個全部を1つの木製基台20上に積載し終えた後に、ガラスロービング30のストランドの始端31とストランドの終端33の連結作業を行う。このようにすることによって、ストランドの連結作業が完全に行われないままに梱包されてしまうことを防止しやすくなる。さらに、積載作業と連結作業とを交互に行うことによる煩雑さから解放され、梱包作業が迅速なものとなる。ちなみに、この連結作業は、前述のクリルと呼ばれる連結方法によって行われる。連結作業を終了した時点で、全ての連結箇所の確認を行い、その数等に間違いがないことを確認する。こうしてガラスロービング梱包体10が出来上がる。次いで本発明のガラスロービング梱包体10としては付加的なものであるが、各段のガラスロービング30について、PP製結束バンド41を使用して固定作業を行う。そして積載されたガラスロービング30の全体を覆うことのできる面積を有するポリエチレン製の伸縮フィルム40によって被覆して、最終的な形態とすることになる。
次いで、積載段数を変えた場合について、本発明のガラスロービング梱包体10a、10bの説明図を図2、図3に示す。いずれも、(A)が斜視図で(B)は平面図を表している。図2のガラスロービング梱包体10aでは、基台20の上に下面保護板42としてゴムシートを配設し、その上に巻き高さhが450mm、直径dが520mm、d/hの値が1.16のガラスロービング30を3段に積載し、最上段のみを結束バンド41で結束した構成となっている。また図3では、基台20の上に段ボールを下面保護板42として採用し、その上に、巻き高さhが650mm、直径dが740mm、d/hの値が1.14の寸法を有しガラスロービング30を縦2列、横2列を1段として2段に積載し、最上段のみを結束した構造としている。そして集積状態のガラスロービング30全体にシュリンクフィルム40で覆った状態とし、ガラスロービング梱包体10bとしている。
この図2、図3の構成では、いずれもガラスロービング30のストランドの始端31とストランドの終端33の連結部32の位置をガラスロービング梱包体の外側にあるように積載した状態となっている。ここで、ガラスロービング梱包体の外側とは図4に平面説明図で実線で表した部位Sのことを意味しており、ここで示したガラスロービング梱包体10の外側Sに位置するように、前記したようにガラスロービング30のストランドの始端31とストランドの終端33の連結部32があるように、ガラスロービング30を積載する際に調整することで、本発明のガラスロービング梱包体10a、10bとすることができている。
次に、図5は、前記した図1、図2、図3以外のガラスロービング30の配列構造を採用した場合の、応用例について示す。図5(A)は、一見すると本発明のガラスロービング梱包体には該当しないもののようであるが、実際は本発明のガラスロービング梱包体に相当するものである。このガラスロービング梱包体の梱包方法は、次の様になる。すなわち、このガラスロービング梱包体10cは、梱包作業の最終段階で、2つの基台20上にそれぞれガラスロービング32個ずつを集積して、ガラスロービング30のストランド始端31とストランド終端33の連結操作を終え、本発明のガラスロービング梱包体を構成する。そしてその後、基台20は、基台20の端にある予め準備されたジョイント用の治具22で接続され、それを覆うフィルム40で全体を被覆したものである。こうして2つの基台20がジョイント用の治具22で接合された状態の基台上に計62個のガラスロービングが集積された形態が出来上がっている。しかし、この場合であっても前記した様に本発明のガラスロービング梱包体10の梱包方法を採用することによってガラスロービング30の梱包体10を構成しているのであって、本発明のガラスロービング梱包体10と見なすことができるものである。
また、図5(B)には別の態様の本発明のガラスロービング梱包体10dを示す。ここでは、一つの基台20上に計46個のガラスロービング30を集積した集積体を完全に形成し、その後にガラスロービング30のストランドの始端31とストランドの終端33の連結部32を形成する連結作業を行い、全ての連結箇所の数等についての確認作業を行って本発明のガラスロービング梱包体が構成される。その後、所定の箇所に予め準備してあった段ボールとウレタンで作られた緩衝材43を配設して、フィルム40によってシュリンク包装を行ったものである。ここでも、緩衝材43によって遮られてはいるものの、前記したように本発明の梱包方法を採用することによってガラスロービング梱包体10を作成しているため、本発明のガラスロービング梱包体と見なすことができるものである。
本発明のガラスロービング梱包体及びその梱包方法は、ガラス繊維以外の繊維製品についても適用することができるものであって、例えば炭素繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等の各種繊維製品の梱包体へ応用することが可能であり、その梱包方法についても、本発明を適用することができるものである。
本発明のガラスロービング梱包体の説明図。(A)は斜視図で、(B)は1つのガラスロービングについての拡大図。 本発明の他のガラスロービング梱包体の説明図。(A)は斜視図で、(B)は平面図。 本発明の他のガラスロービング梱包体の説明図。(A)は斜視図で、(B)は平面図。 本発明のガラスロービング梱包体の平面説明図 本発明の他のガラスロービング梱包体の斜視図。(A)はその一例、(B)は他の例。 従来のガラスロービング梱包体の斜視図。
符号の説明
10、10a、10b、10c、10d ガラスロービング梱包体
20 基台
21 開口部
22 ジョイント治具
30 ガラスロービング
31 ストランド始端
32 連結部
33 ストランド終端
40 フィルム
41 結束バンド
42 保護板
43 緩衝材
d ガラスロービングの直径
h ガラスロービングの巻き高さ
S ガラスロービング梱包体の外側部位

Claims (7)

  1. 複数のガラスロービングを基台上に集積したガラスロービング梱包体であって、
    前記ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とが連結された全ての連結部が、梱包体の外側に配置されていることを特徴とするガラスロービング梱包体。
  2. ガラスロービングが、巻き高さ(h)mmと、円筒の外周直径(d)mmとの間に1.1≦d/h≦4の関係を有するものであることを特徴とする請求項1に記載のガラスロービング梱包体。
  3. 巻き高さ(h)が200〜700mmであるガラスロービングを集積したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガラスロービング梱包体。
  4. 質量が25〜160kgであるガラスロービングを集積したことを特徴とする請求項1から請求項3に記載のガラスロービング梱包体。
  5. 複数のガラスロービングを基台上に集積し、ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを連結して連結部を形成するガラスロービングの梱包方法であって、
    前記全ての連結部を、梱包体の外側に配置することを特徴とするガラスロービングの梱包方法。
  6. ガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを外側に向けて整列状態で基台上に集積することを特徴とする請求項5に記載のガラスロービングの梱包方法。
  7. 基台上に集積されたガラスロービングのストランドの終端と次のガラスロービングのストランドの始端とを一時期に連結することを特徴とする請求項5または6に記載のガラスロービングの梱包方法。
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