JP2005239214A - 集積包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テーパー形状を有する容器を強固に固定することができ、また単品の場合でも使用可能な集積包装体を提供する。
【解決手段】 本発明は、複数の収容物を並べて集積する角筒状の集積包装体であって、両端の辺上を折り込んだ第一抜け止め部11a,11aと、前記収容物ごとに分割する切断予定部14とを備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の容器を並べて集積する集積包装体に関し、特に、ロールケーキなどの食品を収容するために、トレー部とドーム状の蓋部からなる容器を複数並べて集積する集積包装体に関する。
複数のビンや缶、容器等をまとめて包装する方法として、集積包装(マルチパック)と言われるものがある。この集積包装により包装された包装体は、購入者がまとめ買いをしたい場合に便利であり、さらに、簡単に複数のものを持ち運びできるので、キャリー性をも有する。
しかし、デザートや洋菓子を収容したカップ状の容器は、容器にテーパー形状を有したり、本体と蓋を嵌合するために、蓋にフランジ部を有する場合がある。このような形状を有する容器を一列に並べて集積包装する場合、容器同志を隣接させて並べることができず、容器を固定するために何らかの工夫が必要となる。そこで、フランジ部を有する容器を集積包装するために、フランジ部を係止するスリットを設けた集積包装体がある(特許文献1)。
図3に従来の集積包装体の展開図(a)、及び斜視図(b)を示す。
図3(a)より、まず、長方形の底板101の長辺に折線107a,107aを介して台形状の側壁パネル102,102を設け、側壁パネル102,102に折線107b,107bを介して天板パネル103,103を延設している。そして、底板101の短片に折線107a,107aを介して両側に糊代部105,…を有する台形状の端部側壁パネル104,104を連接している。さらに、側壁パネル102,102と天板パネル103,103の間に複数個のスリット106,…をスリット同士が対向するように設けている。また、延長した天板パネル103,103端部には、それぞれ切り込み108a,108bが互いに噛み合うように設けられている。
このような形状を有する集積包装体は、図3(b)に示すように、底板101上にカップ状の容器を詰め合わせ、天板パネル103,103を折り曲げて先端に設けられた切り込み108a,108bを互いに噛み合わせることによって集積包装を行うことができる。
このように構成された集積包装体によれば、テーパー形状を有する容器でも容易に集積包装することができ、商品の持ち運びが容易になる。しかも、上部が広く開口されているので、商品の外観を透視することができる。
特開平8−104358号公報
しかしながら、特許文献1に記載の集積包装体によれば、フランジ部をスリット106,…で係止することにより容器の固定を行っているので、持ち運びの際に係止が解かれてしまうと、容器が上部から飛び出すおそれがある。また、この集積包装体は、容器にフランジ部があることを前提としているので、フランジ部がないカップ状の容器は集積包装を行うことができないという問題がある。
また、別の問題点として、以下の事柄が挙げられる。集積包装体に収容された容器は、他の商品と共にキャリー箱やスーパーのレジ袋等に入れて持ち運びする場合がある。その際に、集積包装体が緩衝作用を有し、他の商品と接しても、内容物の破損を防止することができる。しかし、従来の集積包装体は、複数の収容物を集積するためだけのものであり、集積後、個別に分割することを想定していない。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、テーパー形状を有する容器を強固に固定することができ、また単品の場合でも使用可能な集積包装体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る集積包装体10は、複数の収容物を並べて集積する角筒状の集積包装体であって、両端の辺上を折り込んだ第一抜け止め部11a,11aと、前記収容物ごとに分割する切断予定部14とを備えることを特徴とするものである。
上記構成からなる集積包装体10によれば、少ない押さえで、作業効率よく収容物を固定することができ、特に、第一抜け止め部11a,11aは収容物を両端から規制し、収容物が外に飛び出すのを防止することができる。また、切断予定部14を切断することにより、集積包装体10を収容物ごとに分離して使用することもできる。なお、前記第一抜け止め部11a、11aは同一の辺上にあることが好ましい。
また、辺上の一部を折り込んで前記収容物の側面に当接する固定部11c,11cを備えることが好ましい。この構成からなる集積包装体10によれば、収容物の面を固定することにより、収容物が揺動するのを防止することができ、収容物を強固に固定することができる。
さらに、前記切断予定部14を跨いで、辺上の一部を折り込んだ第二抜け止め部11bを備えることが好ましい。この構成からなる集積包装体10によれば、切断予定部14で分割して使用する場合、第二抜け止め部11bと第一抜け止め部11aが収容物を両端から規制し、収容物が外に飛び出すのを防止することができる。
なお、前記収容物は、トレー部51とドーム状の蓋部52とからなる容器50であることが好ましい。この構成からなる集積包装体10によれば、収容物がテーパーを有する形状であっても、収容物を強固に固定し、収容物が外に飛び出すのを防止することができる。
このように、本発明に係る集積包装体は、少ない押さえで作業効率よく、収容物を固定することができ、かつ、収容物ごとに分割して使用することもできる。
以下、本発明の一実施形態として、収容物がトレー部51とドーム状の蓋部52とから構成される容器50であり、このような容器50を2個収容する集積包装体10を例に取り、図面を参酌しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る集積包装体の斜視図である。集積包装体10の形状は、上面、前面、底面及び背面からなる角筒状を有する。この集積包装体10は、容器50ごとに分離することが可能な切断予定部14と、上面の一方の辺を、切断予定部14を跨いで折り込んだ第二抜け止め部11bと、第二抜け止め部11bを設けた辺の両端を折り込んだ第一抜け止め部11a,11aと、上面の他方の辺を容器50の蓋部52の側面に当接するように折り込んだ固定部11c,11cとから構成される。
第一抜け止め部11a,11a及び第二抜け止め部11bは、容器50の蓋部52の上部を両端から挟み込むように設けられている。また、固定部11c,11cは、蓋部52の上部側面に当接するように設けられている。つまり、第一抜け止め部11a,11a及び、第二抜け止め部11bは、容器50の蓋部52を両端から挟み込んで規制することにより、容器50が外に飛び出すのを防止することができる。また、固定部11cは、蓋部52の側面に当接することにより、容器50が揺動するのを抑止することができる。従って、抜け止め部11a,11b及び固定部11cの作用を組み合わせて、容器50を集積包装体10に強固に固定することができる。
また、集積包装体10は、必要に応じて図1に示す窓部を設けてもよい。図1では、一つの容器50上に対し、2個の楕円形状の上面窓部32,32を並列させて設けている。さらに、前面に容器50の側面を見せることができる略扇状の側面窓部31,31が設けられている。なお、これら窓部の形状は一例であり、内容物を見せることができれば、これらの形状に限るものではない。
続いて、第一抜け止め部11a,11a、第二抜け止め部11b及び固定部11c,11cの組み立て方法について、図2を参照して説明する。
図2は、図1の集積包装体10を組み立てる前の斜視図である。
まず、図2より、集積包装体10の一方の辺の両端に切り込み線21a,21aが設けられている。そして、切り込み線21a,21aの両端から垂直に縁部分に向かって折り込み線22a,…を有する。次いで、同じ辺上に、切断予定部14を跨いで、切り込み線21b,21bが設けられている。そして、切り込み線21b,21bのそれぞれの両端を繋ぐように、折り込み線22b,22bを有する。さらに、他方の辺に、容器50の蓋部52の側面に当接するように切り込み線21c,…が設けられている。そして、切り込み線21c,…のそれぞれの両端を繋ぐように、折り込み線22c,…を有する。なお、折り込み線は必ず設ける必要はなく、折り込み線がない場合は、切り込み線の両端から垂直に折り曲げるようにしてもよい。
次に、本発明の集積包装体10の組み立て方法について説明する。まず、容器50を集積包装体10に収容後、第一抜け止め部11a,11aを折り込み線22a,…で、第二抜け止め部11bを折り込み線22b,22bで内側に折り込むことにより、組み立てることができる。続いて、固定部11c,11cは、折り込み線22c,…を内側に折り込むことにより組み立てることができる。
このように本実施形態に係る集積包装体10は、一つの容器50に対し、第一抜け止め部11a,11aで両端を規制するようにし、さらに、固定部11cで側面を固定するようにしたので、少ない押さえで容器50を強固に固定することができる。これにより、作業者は、効率よく容器50を集積包装することができる。さらに、必要に応じて、切断予定部14を切断し、集積包装体10を個別に分割させることができ、その場合も第一抜け止め部11a及び第二抜け止め部11bで容器50の両端を規制することができる。
また、このような集積包装体10は、ロールケーキやパウンドケーキ等を収容するための、トレー部とドーム状の蓋部からなる容器を集積包装するために有効である。なお、これら以外にも、ショートケーキやタルトなどの洋菓子、和菓子、サンドイッチまたは総菜等を収容するための、テーパー形状を有するカップ状の容器を集積包装するために有効である。
なお、本発明に係る集積包装体10は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、容器50を2個収容する集積包装体10について説明したが、容器50の数は1個でも、また3個以上であっても構わない。
また、第一抜け止め部11a,11aは、同じ側に設けるようにしたが、これに限るものではなく、対角線上に設けてもよい。
また、集積包装体10を容器50ごとに分離する必要がなければ、切断予定部14及び第二抜け止め部11bを設けなくてもよい。切断予定部14には、ミシン目、ジッパー、スリット等の線状の切り込み等があり、容器50を個別に分離できればこれ以外の手段であっても構わない。
また、上記実施形態では、トレー部51とドーム状の蓋部52からなる容器50を収容する場合について説明したが、この形状に限られるものではない。例えば、抜け止め部11a,11b及び固定部11cの位置を変えることにより、カップと蓋からなる容器であって、カップが半球状や台すい状であっても有効に固定することができる。
また、集積包装体10及び容器50の材質は特に限定されるものではなく、プラスチック、発泡材料、紙などを適宜用いることができる。
本実施形態に係る集積包装体の斜視図を示す。 図1の集積包装体を組み立てる前の斜視図を示す。 従来の集積包装体の展開図(a)及び斜視図(b)を示す。
符号の説明
10…集積包装体
11a…第一抜け止め部
11b…第二抜け止め部
11c…固定部
14…切断予定部
50…容器
51…トレー部
52…蓋部

Claims (5)

  1. 複数の収容物を並べて集積する角筒状の集積包装体であって、両端の辺上を折り込んだ第一抜け止め部(11a,11a)と、前記収容物ごとに分割する切断予定部(14)とを備えることを特徴とする集積包装体。
  2. 前記第一抜け止め部(11a,11a)が同一の辺上にある請求項1記載の集積包装体。
  3. 辺上の一部を折り込んで前記収容物の側面に当接する固定部(11c,11c)を備える請求項1又は2記載の集積包装体。
  4. 前記切断予定部(14)を跨いで、辺上の一部を折り込んだ第二抜け止め部(11b)を備える請求項1乃至3記載の集積包装体。
  5. 前記収容物は、トレー部(51)とドーム状の蓋部(52)とからなる容器(50)である請求項1乃至4記載の集積包装体。
JP2004051517A 2004-02-26 2004-02-26 集積包装体 Withdrawn JP2005239214A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202216A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd 連結容器および容器

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