JP2005238472A - 繊維強化複合材料製管状体 - Google Patents

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浩之 瀧山
Shiro Honda
史郎 本田
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Abstract

【課題】
ゴルフクラブシャフト等に好適に使用できる、軽量でかつ高いねじり強さを有し、加工性にも優れた繊維強化複合材製料管状体を提供すること。
【解決手段】
強化繊維と樹脂硬化物とからなる繊維強化複合材料製管状体において、強化繊維方向が主軸に対し−20°〜+20°であるストレート層と、強化繊維方向が主軸に対し±25°〜±65°のバイアス層とを含み、該ストレート層が該バイアス層よりも外側に位置し、かつ該ストレート層のガラス転移温度Tg(℃)と該バイアス層のガラス転移温度Tg(℃)が下記式(1)および(2)を満足する繊維強化複合材料製管状体。
3℃≦ΔTg≦20℃ ・・・(1)
ここで、ΔTg=Tg(ストレート層)−Tg(バイアス層)
105℃≦Tg(ストレート層)≦180℃ ・・・(2)
【選択図】なし

Description

本発明は、繊維強化複合材料で構成される管状体に関する。詳しくは、軽量かつねじり強さに優れ、ゴルフクラブシャフト、釣り竿、バドミントンラケット等のスポーツ用具、航空宇宙構造体、トラス、マスト、船舶、自動車のプロペラシャフトに好適に用いられる管状体に関する。
強化繊維とマトリックス樹脂とからなる繊維強化複合材料は、軽量性能と力学特性に優れるために、スポーツ用途をはじめ、航空宇宙用途、一般産業用途に広く用いられている。中でも、スポーツ用途では、ゴルフクラブシャフト、釣り竿、テニスやバトミントン等のラケット、ホッケー等のスティックなどが重要な用途となっている。これらスポーツ用途では、特に軽量化が要求され、同時に高度の材料剛性、材料強度が強く要求される為、炭素繊維を強化繊維とし、マトリックス樹脂としてエポキシ樹脂を含浸させたシート状のプリプレグが用いられていることが多い。
ゴルフシャフトを繊維強化複合材料で作製する場合、代表的には中間基材として、一方向プリプレグ材を用いることが多く、該一方向プリプレグ材の強化繊維方向を、円周方向に対し一定の角度をつけてバイアス層として数層巻き付け、その上にストレート層として円筒の軸方向にプリプレグ材の強化繊維方向を配向させた層を数層巻き付け、円筒状積層物とすることにより構成することが多い。
昨今のゴルフクラブシャフトや釣り竿の高性能化、高品位化に伴い、その材料である管状体に要求される性能もますます厳しくなりつつある。その為、かかる管状体の軽量性能を向上させ、材料剛性、材料強度を高めるべく、様々な発明がなされてきた。
例えば、ねじり強さ、曲げ強度を向上させる為に、内側からアングル層、ストレート層、アングル層、ストレート層の順に補強層を有し、外側のアングル層の厚みを0.04〜0.1mmとする、構成に関する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この技術によれば、シャフトの軽量化に対応が不十分であったり、積層数が増して、製造工程が煩雑になる等の問題があった。
又、各種材料強度を高めるべく、ある特定範囲の物性を有する樹脂や繊維強化複合材料を使用する発明もなされている。
例えば、ガラス転移温度Tg(℃)が80℃以上200℃以下、ゴム状態弾性率G’r(MPa)が1以上8以下であるエポキシ樹脂組成物を用いる発明や(例えば、特許文献2参照)、130℃で2時間硬化した際にガラス転移温度Tg(℃)が70℃以上130℃以下、ゴム状態弾性率G’r(MPa)が50MPa以上170MPa以下である繊維強化複合材料をストレート層およびバイアス層に使用する発明(例えば、特許文献3参照)が開示されている。
しかしながら、ゴム状態体弾性率を下げるにつれて、ガラス転移温度も同様に低下する傾向があることから、ねじり強さを向上させる為にガラス転移温度の低い繊維強化複合材料を使用することになり、ゴルフシャフトの作製時、繊維強化複合材料に成形後の表面研磨作業で、熱により軟化した樹脂が研磨機に目詰まりを発生させる加工性の問題があった。
又、優れた耐衝撃性を有する手法として、マトリックス樹脂にガラス転移温度120〜230℃、モードI破壊歪みエネルギー開放率600〜2000J/m2、もしくは、破断伸度4〜15%の樹脂硬化物を用いる発明や(例えば、特許文献4参照)、優れた衝撃特性に加えて、ねじり強度および曲げ強度を共に有する手法として、バイアス層のマトリックス樹脂にモードI破壊歪みエネルギー開放率300〜2000J/m2を使用し、ストレート層のマトリックス樹脂に弾性率3.3GPa以上、4.3GPa未満の樹脂を使用する発明(例えば、特許文献5参照)が開示されている。
このような発明では、ガラス転移温度の高い樹脂を使用しており研磨機の目詰まり等の問題は起こらず、衝撃特性および曲げ特性等の諸物性も同時に有することが可能であったが、ねじり強さに関しては満足のいくものではなかった。
特開平9−327536号公報 特開2002−327041号公報 特開2002−347148号公報 特開平9−85844号公報 特開2002−67176号公報
本発明の目的は、上述した問題点を解決し、ゴルフクラブシャフト等に好適に使用できる、軽量でかつ高いねじり強さを有し、加工性にも優れた繊維強化複合材料製管状体を提供することにある。
本発明の繊維強化複合材料管状体は、上記目的を達成するため、次の構成を有する。即ち、強化繊維と樹脂硬化物とからなる繊維強化複合材料製管状体において、強化繊維方向が主軸に対し−20°〜+20°のストレート層と、強化繊維方向が主軸に対し±25°〜±65°のバイアス層とを含み、該ストレート層が該バイアス層よりも外側に位置し、かつ該ストレート層のガラス転移温度Tg(℃)とバイアス層のガラス転移温度Tg(℃)が下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする繊維強化複合材料製管状体である。
3℃≦ΔTg≦20℃ ・・・(1)
ここでΔTg=Tg(ストレート層)−Tg(バイアス層)
105℃≦Tg(ストレート層)≦180℃ ・・・(2)
本発明によれば、ゴルフクラブシャフト等に好適に使用できる、軽量でかつ高いねじり強さを有し、加工性にも優れた繊維強化複合材製料管状体を提供できる。
本発明者らは、強化繊維と樹脂硬化物とからなる繊維強化複合材料製管状体であって、強化繊維方向が主軸に対し−20°〜+20°のストレート層を外層に、強化繊維方向が主軸に対し±25°〜±65°のバイアス層を内層に含み、該ストレート層が該バイアス層よりも外側に位置し、かつ該ストレート層のガラス転移温度Tg(℃)と該バイアス層のガラス転移温度Tg(℃)が下記式(1)および(2)を満足する繊維強化複合材料製管状体が上記目的を達成し、該管状体を用いれば軽量でかつ高いねじり強さを有し、加工性にも優れたゴルフクラブシャフトを得られることを見出した。
3℃≦ΔTg≦20℃ ・・・(1)
ここで、ΔTg=Tg(ストレート層)−Tg(バイアス層)
105℃≦Tg(ストレート層)≦180℃ ・・・(3)
本発明の繊維強化複合材料管状体では、繊維強化複合材料の複数の層からなるが、強化繊維方向が管状体の主軸に対して−20°〜+20°のストレート層と、±25°〜±65°のバイアス層とを含み、かつ該ストレート層が該バイアス層より外側に設けられてなることが必要である。ここで、該ストレート層が該バイアス層の外側にあれば、それ以外の層を含んでいても構わないが、好ましくはストレート層が最外層に設けられてなることが好ましい。すなわち、バイアス層の外側に複数の層が含まれる場合は、最も広い面積を占有する繊維強化複合材料層であることが好ましい。最外層がバイアス層で構成される場合、バイアス層破壊が端緒となり、ねじり強さの向上が得られない場合がある。
また、ストレート層は−10°〜10°、バイアス層は±35°〜±55°であるのがより好ましい。なお、本発明において、バイアス層が±25°であるとは、繊維強化複合材料管状体の長手軸方向(主軸)に対して、強化繊維方向が実質的に+25°であるバイアス層と、実質的に−25°であるバイアス層とが1組となっていることをいう。
本発明においては、前記ストレート層のガラス転移温度Tg(℃)が、前記バイアス層のガラス転移温度Tgよりも3℃以上、好ましくは5℃以上、さらに好ましくは7℃以上高く、その差は20℃以下、より好ましくは18℃、さらに好ましくは16℃以下である。本発明における、このような管状体が、ねじり強さを効率的に高める理由としては、必ずしも明らかではないが以下のように推定する。バイアス層の剪断強度が管状体のねじり強さと良好な正の相関性を示すことより、管状体にねじりの力が負荷された場合、バイアス層が主として荷重を負荷しバイアス層の剪断破壊が破壊の端緒であると考える。ストレート層に特定範囲のガラス転移温度を有する繊維強化複合材料を用い、バイアス層にガラス転移温度の低い繊維強化複合材料を用いることにより、ある程度の耐熱性は保持しつつ、バイアス層の残留熱応力抑えることができるため、バイアス層での剪断強度が向上し、ねじり強さが向上すると推定される。ストレート層とバイアス層のTgの差が3℃未満であると残留熱応力の抑制効果が小さく、ねじり強さの向上効果が十分でない。一方、バイアス層とストレート層のTg差が大きくなると、ストレート層とバイアス層の層間で残留熱応力もしくは樹脂物性の差が生じ、ねじり負荷を加えた際に層間に応力集中が起こり、破壊の端緒となる可能性がある。よってTg差が20℃よりも大きくなると、ねじり強さの向上効果が小さい。
また、本発明ではバイアス層よりも外側に位置するストレート層のガラス転移温度Tg(℃)は105℃以上、好ましくは110℃以上であり、180℃、好ましくは160℃、さらに好ましくは140℃以下である。ガラス転移温度Tgが105℃未満であると、例えばゴルフクラブシャフトとして用いた場合、繊維強化複合材料に成形後、表面を研磨するとき、熱により軟化した樹脂が研磨機に目詰まる問題が生じる。一方、180℃を超えるとマトリックス樹脂の変形能力が損なわれる場合があり、ねじり負荷を加えた際にストレート層のマトリックス樹脂の破壊が端緒となり、ねじり強さの向上効果が得られない。
本発明による管状体では、上述したバイアス層、ストレート層の他、様々な方向の強化繊維を含む層を配することによって、管状体に多様な性能を具備させることができる。例えば、側方からの押し潰し力(圧壊力)に抗する耐圧壊力を備えさせるために、管状体の主軸に対し強化繊維方向が75°〜105°となるフープ層を、例えばバイアス層とストレート層との間に配することができる。ここでいうフープ層に用いる繊維強化複合材料には特に限定は無いが、ストレート層もしくはバイアス層を構成する繊維強化複合材料の各ガラス転移温度と同等もしくは、各温度の範囲内であることが好ましい。
本発明の管状体の繊維体積含有率は、55〜85%が好ましく、より好ましくは63〜85%、さらに好ましくは68〜85%であるのが良い。繊維含有率が大きい程、強化繊維表面積量が大きくなる為、強化繊維とマトリックス樹脂との接触面積が増加し、バイアス層のガラス転移温度を下げた際の残留熱応力抑制効果が大きく発現するため好ましい。85%以上になるとボイドを含んだり、繊維同士の接触度合いが大きくなる為、ねじり強さが損なわれる場合がある。この際の繊維体積含有率は、燃焼法や硝酸法により繊維強化複合材料に含まれる硬化樹脂を除去することで、繊維重量含有量を求め、繊維、樹脂の密度を用いて繊維体積含有量に換算し求めてもよいし、円筒およびシャフトの横断面をサンドペーパーおよびアルミナ粉で研磨し100倍率で光学顕微鏡写真撮影し、拡大観察することによって繊維面積から繊維体積含有率を求めることができる。
本発明では、管状体内部に含まれるボイド含有率は、ねじり強さを維持する観点から、5体積%未満、好ましくは3体積%未満、より好ましくは1体積%未満であるのが良い。この際のボイド含有率は燃焼法や硝酸法により繊維強化複合材料に含まれる硬化樹脂を除去することで、繊維重量含有量を求め、繊維、樹脂の密度を用いて繊維体積含有量に換算し、繊維強化複合材料に含まれる空隙の割合すなわちボイド含有率を求めてもよいし、円筒およびシャフトの横断面をサンドペーパーおよびアルミナ粉で研磨し25倍率で光学顕微鏡写真撮影し、写真の中で最もボイドが含有されている1cm×1cmの範囲におけるボイド面積からボイド含有率を求めることができる。
本発明では、複合材料に用いる強化繊維には、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維等が使用できる。
これらの繊維を2種以上混在させることもできるが、より軽量かつ高耐久性の成形品を得るために、炭素繊維を用いるのが良く、中でも引張弾性率が200〜650GPa、好ましくは200〜500GPaの炭素繊維を用いるのが良い。ここに、200GPa未満であると、材料剛性が低下することがあり、650GPaを越えると、材料強度が低下することがある。
本発明に用いる強化繊維は、原子間力顕微鏡を用いて測定される表面積比が1.00〜1.10であることが好ましく、1.00〜1.05であればより好ましい。特にストレート層の表面積比は1.10以下であることが好ましく、1.10よりも大きくなると、ストレート層の剪断破壊が端緒に生じ、バイアス層の残留熱応力低減効果によるねじり強さ向上効果が現れない場合があり、好ましくない。かかる表面積比は繊維の表面の実表面積と投影面積との比で、表面粗さの度合いを表しており、表面積比が1に近づくほど平滑であることを示している。
一方、マトリックス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等に代表される熱硬化性樹脂、又はポリアミド等の熱可塑性樹脂が使用できるが、力学物性、耐熱性、寸法安定性、耐薬品性、及び成形性等の面から、エポキシ樹脂が好ましい。
エポキシ樹脂としてはグリシジルエーテル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン型、脂環型等の通常使用されるエポキシ樹脂であり特に制限はない。
本発明では、ストレート層のマトリックス樹脂に、下記一般式(I)〜(IV)で示される化合物の少なくとも一種類が含まれるエポキシ樹脂組成物が使用されるのが耐熱性を付与するのに好ましい。また、驚くべくことに、下記一般式(III)、(IV)の化合物をストレート層のマトリックス樹脂を含む場合、ねじり強さの向上効果が大きくなるため、さらに好ましい。一般式(I)で示される化合物としては、例えば、ジャパンエポキシレジン株式会社製のエピコート(登録商標)157S65が挙げられ、一般式(II)で示される化合物としては、ジャパンエポキシレジン株式会社製のエピコート1032H60が挙げられる。又、一般式(III)で示される化合物としては、旭化成エポキシ社製のAER4152、XAC4151が挙げられる。又、一般式(IV)で示される化合物としては、大日本インキ工業株式会社製のHP7200L、HP7200、HP7200H、HP7200HH、日本化薬株式会社製のXD1000L、XD10002L、Vantico Inc社製のTactics556が挙げられる。
Figure 2005238472
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エポキシ樹脂等を用いる場合、硬化剤としては、4,4’-ジアミノジフェニルメタン、4,4’-ジアミノジフェニルスルホン、3,3’-ジアミノジフェニルスルホン、m−フェニレンジアミン、m−キシリレンジアミンのような活性水素を有する芳香族アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、ビス(アミノメチル)ノルボルナン、ビス(4-アミノシクロヘキシル)メタン、ポリエチレンイミンのダイマー酸エステルのような活性水素を有する脂肪族アミン、これらの活性水素を有するアミンにエポキシ化合物、アクリロニトリル、フェノールとホルムアルデヒド、チオ尿素などの化合物を反応させて得られる変性アミン、ジメチルアニリン、ジメチルベンジルアミン、2,4,6-トリス(ジメチルアミノメチル)フェノールや1−置換イミダゾールのような活性水素を持たない第三アミン、ジシアンジアミド、テトラメチルグアニジン、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、メチルヘキサヒドロフタル酸無水物、メチルナジック酸無水物のようなカルボン酸無水物、アジピン酸ヒドラジドやナフタレンジカルボン酸ヒドラジドのようなポリカルボン酸ヒドラジド、ノボラック樹脂などのポリフェノール化合物、チオグリコール酸とポリオールのエステルのようなポリメルカプタン、三フッ化ホウ素エチルアミン錯体のようなルイス酸錯体、芳香族スルホニウム塩などが挙げられる。
これらの硬化剤には、硬化活性を高めるために適当な硬化助剤を組合わせることができる。好ましい例としては、ジシアンジアミドに、3−フェニル−1,1−ジメチル尿素、3−(3,4-ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素(DCMU)、3-(3−クロロ−4-メチルフェニル)−1,1−ジメチル尿素、2,4−ビス(3,3−ジメチルウレイド)トルエンのような尿素誘導体を硬化助剤として組合わせる例、カルボン酸無水物やノボラック樹脂に第三アミンを硬化助剤として組合わせる例などが挙げられる。
さらに、エポキシ樹脂を用いる場合、靭性、耐衝撃性、接着性向上又はレオロジー制御のため、マトリックス樹脂を形成する樹脂組成物中に、熱可塑性樹脂、有機又は無機の粒子等の他成分を配合すること好ましい。
本発明による管状体は、前記構成を有すれば、その製造方法は特に限定されないが、いわゆるプリプレグを介して製造することができる。この場合、強化繊維の形態及び配列は、例えば、一方向に引き揃えたもの(長繊維)、織物(クロス)、トウ、マット、ニット等が用いられる。中でも、積層構成によって容易に強度特性を設計可能であることから、一方向に引き揃えられたものを採用するのが好ましい。プリプレグは、単位あたりの繊維重量(以下、繊維目付という)が、好ましくは50〜200g/m2、より好ましくは70〜150g/m2であるのが良い。また、繊維含有率は、好ましくは65〜85重量%、より好ましくは73〜85重量%であるのが良い。
ここでいう繊維目付及び繊維含有量はプリプレグから有機溶媒などにより樹脂を溶出し繊維重量を計量することにより求めることができる。
本発明による管状体は、プリプレグを介する場合、所定の形状に切り出したプリプレグを芯金(マンドレル)に巻き付けた後、さらにラッピングテープを巻き付け、硬化炉等で加熱して成形した後、脱芯してラッピングテープを除去して管状体を得るシートワインド法が適用できる。
本方法は、強化繊維の配向や強化繊維の含有率の調整が容易であり、多様な特性の管状体を設計できること、材料の表面が平滑であり、高品位の管状体が得られること、ボイドレス成形が容易であること等、他の成形法にはない特長がある。
ここに、熱及び圧力を付与する方法には、プレス成形法、オートクレーブ成形法、バッギング成形法、内圧成形法等を用いることができる。
この内圧成形法は、熱可塑性樹脂のチューブ等の内圧付与体にプリプレグを巻きつけたプリフォームを金型中にセットし、次いで内圧付与体に高圧の気体を導入して圧力をかけると同時に金型を加熱し成形する方法であり、ゴルフシャフト、バット、テニスやバトミントン等のラケットのような複雑な形状物を成形する際に好適に用いられる。
本発明による管状体をゴルフクラブシャフトに使用すると、ゴルフクラブシャフトが、その全体重量が20〜65g、好ましくは20〜50gの軽量品種であっても、ねじり強さを十分に発現できるようになる。さらに、本発明による管状体は、SGねじり強さが800〜3000N・m・度、トルクが2〜7°、フレックスが40〜90mmであると、軽量性能と耐曲げ応力、ねじり強さの各物性のバランスがとれたゴルフクラブシャフトが得られるようになり、好ましい。全体重量が20g未満であると、シャフトに、十分なSGねじり強さ、トルク及びフレックスが得られないことがあり、シャフト折損の可能性が高まることがある。一方、全体重量が65gを越えると、SGねじり強さ、トルク、フレックスの各物性値のバランス制御は容易となるが、重量がかさみ、軽量性能が損なわれることがある。
本発明では、シャフトのねじり破壊が、ヘッド側の先端部より長手方向500mmまでの領域に生じることが多いことから、この領域に、いわゆる補強層を配することによって、管状体に様々な性能を発現させることができる。ここでの補強層は、管状体の主軸に対する強化繊維の方向が、−65〜+65°、好ましくは−50〜+50°であるのが良い。ここでいう補強層に用いる繊維強化複合材料には特に限定は無いが、ストレート層もしくはバイアス層を構成する繊維強化複合材料の各ガラス転移温度と同等もしくは、各温度の範囲内であることが好ましい。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。各物性値の測定は次の方法によった。なお、物性測定は、断りのない限り、温度23℃、相対湿度50%の環境で行った。
<プリプレグの作製>
(1)プリプレグ(A〜C)
表1に示す原料をニーダーで混練し、樹脂組成物を得た。かかる樹脂組成物をリバースロールコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂目付20g/m2の樹脂フィルムを作製した。次に、シート状に一方向に整列させた表1に示す炭素繊維に樹脂フィルム2枚を炭素繊維の両面から重ね、100℃に加熱した金属ロールで挟み、加熱加圧して樹脂組成物を含浸させた。
含浸後、片側の離型紙をプリプレグからはぎ取り、はぎ取られた側の面にポリエチレンフィルムを貼り付け、一方の側に離型紙、もう一方の側にポリエチレンフィルムを配した状態で巻き取ることにより、炭素繊維目付125g/m2、炭素繊維含有率が76重量%であるプリプレグを得た。
(2)プリプレグ(D〜J)
表1に示す組成の樹脂組成物を用いて樹脂目付18.3g/m2の樹脂フィルムを作製し、炭素繊維目付116g/m2に変更した以外は、プリプレグA〜Cと同様の方法で繊維含有量76重量%であるプリプレグを得た。
(3)プリプレグ(a)
樹脂目付30.8g/m2の樹脂フィルムを作製し、繊維含有量を67重量%とした以外は、プリプレグAと同様の方法で炭素繊維目付125g/m2であるプリプレグを得た。
(4)プリプレグ(b)
樹脂目付30.8g/m2の樹脂フィルムを作製し、繊維含有量を67重量%とした以外は、プリプレグBと同様の方法で炭素繊維目付125g/m2であるプリプレグを得た。
(5)プリプレグ(d)
樹脂目付28.6g/m2の樹脂フィルムを作製し、繊維含有量67重量%とした以外は、プリプレグDと同様の方法で炭素繊維目付116g/m2であるプリプレグを得た。
(6)プリプレグ(h)
樹脂目付28.6g/m2の樹脂フィルムを作製し、繊維含有量67重量%とした以外は、プリプレグHと同様の方法で炭素繊維目付116g/m2であるプリプレグを得た。
ここで各プリプレグにおいて、炭素繊維はそれぞれ以下のものを使用した。
プリプレグA〜Cおよびa、b:トレカ(登録商標)T800H(東レ(株)製、引張弾性率295GPa)
プリプレグD〜Jおよびd、h:トレカ(登録商標)M40SC(東レ(株)製、引張弾性率375GPa)
<強化繊維の引張弾性率>
JIS R 7601に従い、含浸樹脂として脂環式エポキシ樹脂(ERL4221、ユニオン・カーバイド日本(株)製)/三フッ化ホウ素・モノエタノールアミン錯体(100重量部/3重量部)の有機溶媒溶液を用いてストランドに含浸し、加熱硬化(130℃、35分)後、ストランド引張試験機を用いて、試長200mm、引張速度60mm/分の条件で測定した。試験数はn=6とし、平均値を各水準の引張弾性率とした。
<複合材料管状体及びシャフトのねじり強さ>
内径10mmの管状体から長さ400mmの試験片を切り出し、「ゴルフクラブシャフトの認定基準及び基準確認方法」(製品安全協会編、通商産業大臣承認5産第2087号、1993年)記載の方法に従い、ねじり試験を行った。試験片ゲージ長は300mmとし、試験片両端の50mmを固定治具で把持した。
またゴルフクラブシャフトでは、長さ1163mmのシャフトの両端を各々10mm切り落とし、1143mm(45インチ)のシャフトとした後、管状体の測定と同様な方法にて試験した。試験片ゲージ長は1063mmとし、試験片両端の50mmを固定治具で把持した。
この後、SGねじり強さを次式により計算した。
SGねじり強さ(N・m・度)=破壊トルク(N・m)×破壊時のねじれ角(度)
試験数はn=10とし、平均値を各水準の平均値とした。
<プリプレグの繊維目付、繊維含有率>
プリプレグを1m×1mで切り出し、この重量をW1とする。これをN−メチル−2−ピロリドン、メチルエチルケトンおよび塩化メチレン中でそれぞれ5分間ずつ超音波洗浄し、樹脂を溶解した。この後、未溶解物を120℃で30分間加熱処理をした後の重量W2を繊維目付として求めた。また、繊維含有率は次式から算出した。
繊維含有率(重量%)=W2/W1×100
<繊維強化複合材料のガラス転移温度Tg測定>
繊維強化複合材料のTgは成形した円筒およびシャフトの外層ストレート層および内層バイアス層よりそれぞれサンプリングしDSC測定により求めた。DSC測定にはPyris1DSC(Perkin Elmer社製)を用い20℃から300℃まで、昇温速度40℃/分での昇温測定を行った。得られたDSC曲線におけるガラス転移領域の中点をTgとした。
以下、各実施例について示す。用いたプリプレグの詳細及び評価結果は、表1〜表5にまとめて示す。
(実施例1)
次の操作により、管状体を得た。すなわち、
管状体の主軸に対して[03/±453]の積層構成を有し、内径が10mmの管状体を作製した。芯金(マンドレル)には直径10mm、長さ1000mmのステンレス製丸棒を使用した。
バイアス層として一方向プリプレグEを繊維方向がシートの縦方向に対して45°になるように、縦800mm×横103mmの長方形に2枚切り出した。この2枚を繊維方向が互いに交差するように、かつ横方向に16mm(マンドレル半周分に対応)ずらして貼り合わせた。
次に、貼り合わせたプリプレグを、外径10mm、長さ1000mmの、離型処理したステンレス製マンドレルに、2枚のプリプレグを貼り合わせたプリプレグの縦方向とマンドレル主軸が一致するように巻き付けた。
更にその上に、ストレート層として一方向プリプレグAをプリプレグの繊維方向がシートの縦方向になるように、縦800mm×横112mmの長方形に切り出した一方向プリプレグシートをプリプレグの縦方向とマンドレル軸方向が一致するように巻き付けた。
次に、シートワインド成形用のラッピングテープ(熱収縮フィルム)を所定の方法でピッチ間が2mmになるよう2重に巻き付けた後、硬化炉中で温度130℃、2時間加熱成形した。その後、マンドレルを脱芯(抜き取り)し、ラッピングテープを除去して管状体を得た。
(実施例2)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグFに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例3)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグGに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例4)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグHに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例5)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグIに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例6)
ストレート層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグBに変更し、バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグHに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例7)
ストレート層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグCに変更し、バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグHに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例8)
ラッピングテープ(熱収縮フィルム)をピッチ間を1mm、巻き数を1重に変更した以外は、実施例6と同様にして管状体を得た。
(実施例9)
ストレート層として用いるプリプレグシートを一方向プリプレグbに変更し、バイアス層として用いるプリプレグシートを一方向プリプレグhに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(実施例10)
また、次の操作により、ゴルフクラブシャフトを得た。すなわち、
バイアス層としてプリプレグHを繊維方向がシート縦方向に対して40°になるように縦1163mm×横(長辺151mm、短辺63mm)の台形に2枚切り出し、この2枚を繊維方向が互いに交差するように、かつ横方向にマンドレル全長の半周分ずらして貼り合わせ、これを細径先端外径4.4mm、テーパー率8/1000、長さ1500mmの、離型処理したステンレス製マンドレルに、プリプレグの縦方向とマンドレル主軸が一致するように、プリプレグの横短辺がマンドレルの先端方向になるように巻き付けた。
その上に、ストレート層としてプリプレグBが繊維方向がシートの縦方向になるように縦1163mm×横(長辺160mm、短辺72mm)の台形に切り出したものをプリプレグの縦方向とマンドレル主軸が一致するようにプリプレグの横短辺がマンドレルの先端方向になるように巻き付けた。
その上に、補強層用としてプリプレグBを繊維方向がシートの底辺方向になるように底辺230mm×高さ128mmの直角3角形に切り出したものを直角3角形の底辺方向とマンドレル主軸が一致するようにプリプレグの長さ128mmの横辺がマンドレルの先端方向になるように巻き付けた。
次にシートワインド成形用のラッピングテープ(熱収縮フィルム)を所定の方法でピッチ間が2mmになるよう2重に巻き付けた後、硬化炉中で温度130℃、2時間加熱成形した。
成形後、マンドレルを脱芯し、ラッピングテープを除去してゴルフクラブシャフトを得た。
(比較例1)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグDに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(比較例2)
バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグJに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(比較例3)
ストレート層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグaに変更し、バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグdに変更した以外は、実施例1と同様にして管状体を得た。
(比較例4)
ストレート層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグAに変更し、バイアス層として用いるプリプレグシートを、一方向プリプレグDに変更した以外は、実施例10と同様にしてゴルフクラブシャフトを得た。
Figure 2005238472
Figure 2005238472
Figure 2005238472
Figure 2005238472
Figure 2005238472

Claims (6)

  1. 強化繊維と樹脂硬化物とからなる繊維強化複合材料製管状体において、強化繊維方向が主軸に対し−20°〜+20°であるストレート層と、強化繊維方向が主軸に対し±25°〜±65°のバイアス層とを含み、該ストレート層が該バイアス層よりも外側に位置し、かつ該ストレート層のガラス転移温度Tg(℃)と該バイアス層のガラス転移温度Tg(℃)が下記式(1)および(2)を満足する繊維強化複合材料製管状体。
    3℃≦ΔTg≦20℃ ・・・(1)
    ΔTg=Tg(ストレート層)−Tg(バイアス層)
    105℃≦Tg(ストレート層)≦180℃ ・・・(2)
  2. 体積繊維含有率Vfが55%以上85%以下である請求項1記載の繊維強化複合材料製管状体。
  3. ボイドの含有率が0.01〜5体積%である請求項1又は2記載の繊維強化複合材料製管状体。
  4. ストレート層を構成する樹脂硬化物は下記一般式(I)〜(IV)で示される化合物の少なくとも一種類を含む樹脂組成物を硬化させたものである請求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化複合材料管状体。
    Figure 2005238472
    Figure 2005238472
    Figure 2005238472
    Figure 2005238472
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の繊維強化複合材料製管状体を用いてなるゴルフクラブシャフト。
  6. ヘッド側の先端部より長手方向500mmまでの領域に管状体の主軸に対し強化繊維方向が−65°〜+65°の補強層が配されてなる請求項5記載のゴルフクラブシャフト。
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