JP2005238127A - 発泡スチロールゲル化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、発泡スチロールを連続粉砕、溶解することを目的としたものである。
【解決手段】 この発明は、溶解槽の上方で発泡スチロールを粉砕し、この粉砕済発泡スチロールを自重落下させて溶解させるようにした装置において、溶解槽の上方の一側に多数の鋸歯状刃の粉砕羽根を放射状に設置した回転軸を架設し、前記粉砕羽根にガイド板を対応させ、前記溶解槽の他側に掻き出し羽根を架設したことを特徴とする発泡スチロールゲル化装置により目的を達成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 この発明は、溶解槽の上方で発泡スチロールを粉砕し、この粉砕済発泡スチロールを自重落下させて溶解させるようにした装置において、溶解槽の上方の一側に多数の鋸歯状刃の粉砕羽根を放射状に設置した回転軸を架設し、前記粉砕羽根にガイド板を対応させ、前記溶解槽の他側に掻き出し羽根を架設したことを特徴とする発泡スチロールゲル化装置により目的を達成した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、発泡スチロールの廃材その他を、粉砕、溶解、ゲル化処理、分離、再生などによりリサイクルすることを目的とした発泡スチロールゲル化装置に関する。
従来使用済発泡スチロールのリサイクル事業としては、使用済発泡スチロールを回収し、これを溶剤の中に投入し、撹拌する方法、加熱処理する方法、処分事業としては焼却する方法などが知られている。
実用新案登録第3017942号
前記従来の処理事業は、発泡スチロールの発生場所から集積し、一括処理する方法であって、集積労力、時間、費用が多大になる為に、大変不経済となるのみならず、前記費用の増大はリサイクル事業を困難化させている。
また特許文献1における提案は、発泡スチロールの粉砕、溶解について、一定の示唆が付与されているけれども、これを具体化(実施化)する上において、例えば連続処理について幾多の困難が考えられる。
この発明は、発泡スチロールの発生場所において(発生量に応じ)発泡スチロールの廃材などのブロックを投入し、これを粉砕し、ついで溶解し、ゲル化した後分離し、再生することにより、前記従来の問題点を解決したのである。
即ち、発泡スチロールをゲル化すると、容積が50分の1になるので、爾後の取扱いがきわめて容易になるのみならず、再生品をペレット化すれば、直ちに原料として処理できるので、リサイクル経路を簡略化することができる。
即ちこの発明は、溶解槽の上方で発泡スチロールを粉砕し、この粉砕済発泡スチロールを自重落下させて溶解させるようにした装置において、溶解槽の上方の一側に多数の鋸歯状刃の粉砕羽根を放射状に設置した回転軸を架設し、前記粉砕羽根にガイド板を対応させ、前記溶解槽の他側に掻き出し羽根を架設したことを特徴とする発泡スチロールゲル化装置であり、鋸歯状刃の隣接粉砕羽根は、回転軸へ小角度宛、順次ずらして放射状に設置したものである。
また他の発明は、鋸歯状刃の隣接粉砕羽根の角度は20度〜40度とし、一回転(360度)の間に13枚(最初が1枚で、合計13枚)設置したものであり、溶解槽は開口部にゲル巻上げ防止用スリット板を設置したものである。
前記この発明においては、発泡スチロールのブロックを如何にして効率よく粉砕し、高率で溶解し、再生することにある。
そこで、発泡スチロールブロックが滑らないように鋸歯状刃の粉砕羽根を用い、しかも一度に負荷が掛からないように、鋸歯状刃の粉砕羽根の位相をずらし、かつ溶解を効率よくするために、溶解槽の口部へスリット板を置いて落下粒度を調整したものである。
この発明によれば、発泡スチロールの廃材等の発生場所において溶解するので、これを固化すれば再生ペレットまで連続処理できるので、リサイクル作業がきわめて円滑かつ容易で、廉価になる効果がある。
この発明の鋸歯状刃の粉砕羽根によれば、粉砕羽根が滑るおそれなく、比較的小さい動力で発泡スチロールブロックを所定の大きさに効率よく破砕処理できる効果がある。
この発明は、装置の下部に溶剤を収容した溶解槽を設置し、該溶解槽の上部をスリット板で塞ぐと共に、その上方へ、複数の粉砕羽根を放射状に設置した粉砕軸を回転自在に架設する。前記粉砕羽根は、回転軸の廻りに、順次30度のピッチで突設され、一端からほぼ中央部(6枚)までで180度となり、更に6枚で他端に達し、最初を入れて13枚となる。前記枚数とピッチには特別の関係はないけれども、30度ピッチ位が好適である。
次に、前記粉砕羽根は進行方向縁が鋸歯状刃にしてあって、発泡スチロールへの咬み込みを良好にして、粉砕を容易にしてある。
次に、装置の内壁であって、前記粉砕羽根の交叉する位置に各粉砕羽根毎のガイド板が縦設されており、発泡スチロールの粉砕を容易にしている。
このガイド板は前記スリット板と共に、発泡スチロールの粉砕を更に確実にし、かつ粒度を一定以下にする作用効果がある。
前記溶解槽の上部一側(ゲルの取出側)に掻出し羽根を架設し、前記粉砕羽根と、投入口との間にシュート板を斜設し、投入口から投入した発泡スチロールブロックが自重滑降して、粉砕羽根付近へ到達するようにしてある。
この発明の実施例を図1、2について説明すると、本体1の中央より若干下部に溶剤(例えば二塩基酸エステル)入りの溶解槽2を設置し、溶解槽2の一側(図1の右側)口部上に、鋸歯状刃の粉砕羽根3、3を放射状に突設した回転軸4を回転自在に架設する。
前記本体1の右側内壁(図1の右側)には、所定間隔のガイド板5を縦設し、各ガイド板5間と、前記粉砕羽根3が各1枚宛通過するようになっている。
前記粉砕羽根3は、回転軸4へ、夫々30度ピッチで設けられ、6枚で180度廻り、12枚で360度廻るようにしてある。従って、回転軸4の両端部で粉砕羽根3のピッチサイクルが始まるようになっている。
前記溶解槽2の他側(図1の左側)には、掻出し羽根6の軸7が架設され、前記溶解槽2の外側に、掻き出されたゲルを受けて案内するゲルホッパー8が設置され、ゲルホッパー8の下部に容器9が載置されている。
前記本体1の上部1aは、発泡スチロールのブロックを投入する為に、投入側を低くした傾斜壁にしてあり、該部に投入口11が設けられ、投入口11には開閉蓋12が被冠してある。前記投入口11の前縁(図1の左側)と、前記粉砕羽根3の近辺との間に、シュート板34が斜設され、前記投入口11から投入された発泡スチロールのブロック24が自重によって、粉砕羽根付近まで下降できるようにしてあり、この発明のゲル化装置10が構成されている。図中13はモータ、14はモータ軸のスプロケット、15は回転軸4のスプロケットであって、両スプロケット14、15にチェーン16が装着されている。
また、17は回転軸4に固定したウォーム、18はこれに咬み合うウォームギヤー、19は伝導杆、20は掻出し羽根6の軸7に固定したウォームギヤー、21は伝導杆19に固定したウォーム、22は本体1の下面に取り付けたキャスター、23は本体1のセット杆であって、キャスター22及びセット杆23は夫々4個ある。33はコントロールボックス、35は液面計である(図1、2)。
前記実施例において、発泡スチロールブロック24を投入口11から本体1内へ矢示30のように投入すると、シュート板34を矢示25のように自重下降し、粉砕羽根3により粉砕され、スリット板31を矢示26のように通過して溶解槽には入り、溶解されてゲル化する。この場合に、ゲル化したものは、矢示27のように流動し、ゲルの掻出し羽根6により矢示28のように掻き出され、ゲルホッパー8内を矢示29のように経て容器9に入る。容器9の台30には重量検出用LSが付設してあるので、容器内のゲル量が設定重量に達すると、ベルその他で知らせる。そこで、一旦掻き出しを中止して容器9を取り換えた後、掻き出しを開始して連続処理することができる。
前記実施例において、回転軸4に、粉砕羽根3のボス3aを嵌装し、隣接粉砕羽根が30度ピッチになるように固定する。従って発泡スチロールブロック24が投入された場合においても、粉砕羽根3は一枚宛発泡スチロールにぶつかり、全粉砕羽根は順次粉砕作用を生じるので、粉砕時に過荷重になるおそれはない。
前記粉砕羽根3はガイド板5、仕切板5aと、スリット板31の溝31aに入るようになっている。従って発泡スチロールの粉砕物は溝31aより小さく粉砕されたもののみが落下して溶解される。
1 本体
2 溶解槽
3 粉砕羽根
4 回転軸
5 ガイド板
6 掻出し羽根
7 軸
8 ゲルホッパー
9 容器
10 ゲル化装置
11 投入口
31 スリット板
34 シュート板
2 溶解槽
3 粉砕羽根
4 回転軸
5 ガイド板
6 掻出し羽根
7 軸
8 ゲルホッパー
9 容器
10 ゲル化装置
11 投入口
31 スリット板
34 シュート板
Claims (4)
- 溶解槽の上方で発泡スチロールを粉砕し、この粉砕済発泡スチロールを自重落下させて溶解させるようにした装置において、溶解槽の上方の一側に多数の鋸歯状刃の粉砕羽根を放射状に設置した回転軸を架設し、前記粉砕羽根にガイド板を対応させ、前記溶解槽の他側に掻き出し羽根を架設したことを特徴とする発泡スチロールゲル化装置。
- 鋸歯状刃の隣接粉砕羽根は、回転軸へ小角度宛、順次ずらして放射状に設置したことを特徴とする請求項1記載の発泡スチロールゲル化装置。
- 鋸歯状刃の隣接粉砕羽根の角度は20度〜40度とし、一回転(360度)の間に19枚〜10枚設置したことを特徴とする請求項2記載の発泡スチロールゲル化装置。
- 溶解槽は開口部にゲル巻上げ防止用スリット板を設置したことを特徴とする請求項1記載の発泡スチロールゲル化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004052224A JP2005238127A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 発泡スチロールゲル化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004052224A JP2005238127A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 発泡スチロールゲル化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005238127A true JP2005238127A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35020425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004052224A Pending JP2005238127A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 発泡スチロールゲル化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005238127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152642A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Yamamoto Co Ltd | 発泡材減容機 |
CN107234750A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-10-10 | 六安市洁美再生物资回收有限公司 | 一种大型塑料破碎机 |
-
2004
- 2004-02-26 JP JP2004052224A patent/JP2005238127A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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