JP2721809B2 - 磁気フィルム廃棄物からの磁性粉とフィルムの分離回収方法及びその分離回収装置 - Google Patents

磁気フィルム廃棄物からの磁性粉とフィルムの分離回収方法及びその分離回収装置

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ、ビデオテ
ープ、フロッピーデスク、磁気カード等の磁気記録媒体
の使用済み廃棄物や、その製造過程で発生する廃棄物を
処理して、磁性粉とプラスチックフィルムとに分離し、
回収する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター等の記録媒体として使用
される磁気テープ、ビデオテープ、フロッピーデスク、
磁気カード等の磁気記録媒体は、ポリエチレンテレフタ
レート(PETと略称される)フィルム等の樹脂フィル
ム上に鉄等の磁性粉をコーティングして製造される。
【0003】しかし、これら磁気記録媒体の製造は、磁
性粉をコーティングした磁気フィルムを打ち抜き等によ
り所定の形に切断するため、切断屑として元の磁気フィ
ルム材料の1〜3割に相当する廃棄物が発生し、その量
は全体で年間5万トンにも達する。しかも、これら磁気
記録媒体の使用済み廃棄物を合わせると、その廃棄物の
量は倍以上になるものと推定されている。
【0004】これらの磁気フィルムの廃棄物は、その殆
どが焼却されるか、若しくは埋め立てによって処理され
ているため、資源の無駄となるばかりか、公害の発生と
廃棄場所の確保が社会問題となりつつある。
【0005】このような現状から、資源の再活用と商品
のコストダウンはもちろん、公害等の社会問題の解決の
点からも、原料の適切な再利用が強く望まれている。そ
のためには、磁気フィルム廃棄物を磁性粉とフィルムに
分離する必要があるが、従来の粉体等の撹拌装置や粉砕
装置では分離ができず、磁気フィルムが細かくなるだけ
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の事情に鑑み、磁気記録媒体の製造過程で発生し又使用
後に捨てられた磁気記録媒体等からなる磁気フィルム廃
棄物を、磁性粉とフィルムに分離し、別々に回収する方
法、及びそのための装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供する磁気フィルム廃棄物からの磁性粉
とフィルムの分離回収方法は、横断面が正三角形、正四
角形又は正五角形の処理槽に、磁気フィルム廃棄物と複
数の溶剤を含む処理液を供給した後、回転軸から横方向
にほぼ直角に突き出た複数の撹拌板又は回転軸に沿って
縦に伸びた複数の撹拌枠を有し、且つ撹拌板又は撹拌枠
の外側端を軸方向に結ぶ線が前記処理槽の内壁面にほぼ
沿った回転体を、正転と逆転を繰り返しながら回転させ
て磁気フィルム廃棄物を撹拌し、その後処理槽から磁性
粉混合液と磁性粉が除去されたフィルムとを別々に回収
することを特徴とする。
【0008】又、上記方法を実施するための装置であ
る、本発明の磁気フィルム廃棄物からの磁性粉とフィル
ムの分離回収装置は、横断面が正三角形、正四角形又は
正五角形の処理槽と、処理槽の上部に設けた磁気フィル
ム廃棄物の被処理物投入口及び処理液注入口と、処理槽
の下部に設けたフィルム取出口及び磁性粉混合液取出口
と、処理槽内に配置された回転体とを備え、該回転体は
回転軸から横方向にほぼ直角に突き出た複数の撹拌板又
は回転軸に沿って縦に伸びた複数の撹拌枠を有し、且つ
撹拌板又は撹拌枠の外側端を軸方向に結ぶ線が前記処理
槽の内壁面にほぼ沿っていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、処理槽とその内部で回転す
る回転体の形状が重要である。即ち、処理槽は横断面が
通常の混合槽や粉砕槽のごとく円形ではなく、正三角
形、正四角形又は正五角形であり、好ましくは正四角形
である。横断面がこのような形状である限り、縦断面の
形状は限定されないが、矩形であるか又は逆角錐形若し
くはこれらを組み合わせた形状が好ましい。
【0010】処理槽の材質はステンレスが好ましいが、
セラミックス等の他の材料であっても良い。又、処理槽
の上部には、磁気フィルム廃棄物の被処理物投入口と処
理液注入口とを備えている。一方、処理槽の下部には、
磁性粉が分離された後のPET等の樹脂フィルムを取り
出すためのフィルム取出口と、フィルムから分離された
磁性粉と処理液とが混合した磁性粉混合液の取出口とを
備えている。
【0011】一方、回転体は通常の場合と同様に処理槽
内に軸中心を一致させて配置されるが、その形状は、図
1に示すように回転軸1から直角に横方向に突き出た複
数の撹拌板2を備えるか、又は図2に示すように回転軸
1に沿って縦に伸び、少なくとも両端で回転軸1に固定
されたた複数の撹拌枠3を有している。各撹拌板2又は
撹拌枠3は、平板状ないし棒状であってよいが、撹拌抵
抗が大きくなるように断面が矩形で且つネジレがないこ
とが好ましく、処理する磁気フィルムの厚さが厚い場合
には図3に示すごとく周囲にノコギリの歯のような歯状
突起4を形成することが好ましい。
【0012】又、各撹拌板又は撹拌枠の外側端を軸方向
に結ぶ線(撹拌枠では即ち外側部分の形状)は、前記処
理槽の内壁面にほぼ沿っていることが必要である。具体
的には、図1〜図3の回転体は、縦断面が逆円錐形の処
理槽に取り付けるために、各撹拌板2又は撹拌枠3の外
側端を軸方向に結ぶ線が下側にゆくにしたがって回転軸
1に接近することで、処理槽の内壁面に沿うようになっ
ている。
【0013】処理槽と回転体とが上記の形状を有するこ
とによって、回転体により処理液と共に撹拌された磁気
フィルム廃棄物は処理槽内で乱流と上昇流を生じ、激し
く移動しながら処理槽の内壁、特に内壁平面が交わる凹
んだ稜線部分に衝突する。その際に、磁気フィルム廃棄
物は内壁平面及び特に凹んだ稜線部分と擦れ合うことに
より、フィルムから磁性粉が脱離するものと考えられ
る。
【0014】上記の作用を促進し、フィルムと磁性粉と
の分離を効率良く行うため、処理液を添加する。この処
理液は、磁性粉をフィルムに固着させているバインダー
を膨潤させ、磁性粉の脱離を促すものであるから、バイ
ンダーの種類に応じて選択した複数種の溶剤を混合して
調製する。通常はエステル系溶剤、ケトン系溶剤、芳香
族系溶剤を各々20〜60重量%と、界面活性剤を含む
処理液を用いるが、特にビデオテープの磁気フィルム廃
棄物の場合はこれに更にエーテル系溶剤を加えることが
好ましい。
【0015】処理槽の大きさと磁気フィルム廃棄物及び
処理液の量は特に限定されないが、処理槽が大き過ぎて
も磁性粉の分離効率が低下するので、通常は処理槽の内
容量を300〜5000リットルとし、処理槽内容量の
3〜5容量%程度の磁気フィルム廃棄物と同じく10〜
15容量%程度の処理液を投入することが好ましい。
尚、PETフィルムに磁性粉をコーテイングした磁気フ
ィルムの見掛け比重は、一般に0.03〜0.05程度で
ある。
【0016】回転体の回転数は、処理すべき磁気フィル
ム廃棄物に使用されているフィルム密度や柔軟性、厚
さ、量等により異なるが、通常は250〜800rpm
の範囲で適宜選択する。又、処理槽内で磁気フィルム廃
棄物が偏在することを防ぐために、回転体の回転方向を
一定時間間隔毎に又は1回転毎に反転させることが好ま
しい。
【0017】このようにして磁気フィルム廃棄物を処理
すると、廃棄物の量や塗布された磁性粉の厚みにもよる
が、通常は45〜90分程度でフィルムと磁性粉とに分
離することができ、しかもフィルムは殆ど粉砕されるこ
とがない。処理中に処理槽内の温度は摩擦熱等により上
昇するので、冷却等の方法により使用する処理液の種類
に応じて30〜45℃程度に保持することが好ましい。
【0018】又、処理槽内には磁気フィルム廃棄物との
摩擦等によって静電気が発生し、磁性粉に帯電して2次
凝集を引き起こしたり、爆発事故を招く危険がある。こ
れらを抑制し又は回避するため、処理槽及び/又は回転
体に静電気除去装置を設けることが好ましい。特に好ま
しい静電気除去装置として、回転体の内部に銅線を埋設
するか又は回転体を導電性金属で構成し、その銅線又は
導電性金属の回転体をリード線によりアースした装置が
ある。
【0019】尚、本発明装置の運転は、処理条件を設定
することにより、全てコンピューターにより自動運転制
御することが可能である。
【0020】
【実施例】本発明による磁気フィルム廃棄物からの磁性
粉とフィルムの分離回収装置を、図4に基づいて具体的
に説明する。この装置の処理槽5はステンレスからな
り、横断面が正四角形で、処理槽の上半分は縦断面が矩
形であって、下半分は略逆四角錐形になっている。この
処理槽5の外周には、冷却用の水冷ジャケット6が設け
てあり、ポンプにより冷却水を循環できるようになって
いる。
【0021】又、この処理槽5の上部には着脱可能な蓋
があり、この蓋に磁気フィルム廃棄物の被処理物投入口
7が設けてある。又、処理槽5の上部側壁側には処理液
注入口8が設けてある。一方、処理槽5の下部には、側
壁に磁性粉が分離された後の樹脂フィルムを取り出すた
めのフィルム取出口9があり、更に下端にはフィルムか
ら分離された磁性粉と処理液とが混合した磁性粉混合液
を排出する磁性粉混合液取出口10があり、この磁性粉
混合液取出口10と処理槽5の下端との間にはフィルム
が流失しないようにフィルター11が備えられている。
【0022】処理槽5の内部には、回転体がその回転軸
1を処理槽5の軸中心に一致させて回転可能に装着さ
れ、回転軸1の下端は傘歯車を介して駆動モータ12に
接続されている。回転体は、図2に示すように、回転軸
1に沿って縦に伸び且つ両端で回転軸に固定されたた複
数の棒状の撹拌枠3を有している。各撹拌枠3の外側端
部分の形状は、処理槽5の内壁面にほぼ沿った傾斜にな
っている。又、この回転体はステンレスからなり、その
内部には銅線が埋設され、銅線の端部は回転軸1の上端
でリード線13に接続され、アースされている。
【0023】次に、この装置を用いて、磁気フィルム廃
棄物を実際に処理した。処理した磁気フィルム廃棄物
は、厚さ80μmのPETフィルムにバインダーと混練
した磁性鉄粉を塗布してフロッピーディスクを製造する
際に発生したフロッピーディスク廃棄物であり、おおよ
そ幅15cm及び長さ15cm程度の大きさに切断され
たものであ。
【0024】このフロッピーディスク廃棄物10kg
を、被処理物投入口7から内容量300リットルの上記
処理槽に投入し、メチルエチルケトン:トルエン:酢酸
エチル:界面活性剤=3:3:3:10の処理液30リ
ットルを処理液注入口8から供給した。
【0025】次に、図2の撹拌枠3を有する回転体を正
転逆転を繰り返すように回転させ、最初は回転数250
rpmで回転を開始し、順次回転数を300rpmにま
で上げ、50分間処理した。この間、処理槽5内の液温
は40℃に保持した。
【0026】処理終了後、磁性粉混合液取出口10から
磁性粉混合液を抜き取り、更に濾過して磁性鉄粉を回収
した。磁性鉄粉を含まない処理液は、後の処理に処理液
として再利用された。磁性鉄粉の回収量は0.3kgで
あり、回収率は3%(廃棄物中の全磁性鉄粉に対する割
合)であった。又、フィルム取出口9からは、磁性鉄粉
の分離されたPETフィルム9.2kgが殆ど粉砕され
ることなく回収され、その回収率は92%であった。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、磁気記録媒体の製造過
程で発生し又使用後に捨てられた磁気記録媒体等からな
る磁気フィルム廃棄物を、簡単且つ能率的に磁性粉とフ
ィルムに分離し、別々に回収することができる。
【0028】従って、磁気フィルム廃棄物の焼却や埋め
立てによる公害等の社会問題を解決することが可能とな
り、しかも回収された磁性粉及びPET等の樹脂フィル
ムは再利用することができるので、磁気フィルムのコス
ト低減にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる撹拌板を有する回転体の斜視図
である。
【図2】本発明に用いる撹拌枠を有する回転体の斜視図
である。
【図3】本発明に用いる周囲に歯状突起を形成した撹拌
板を有する回転体の斜視図である。
【図4】本発明の処理装置の1具体例を示す一部を切り
欠いた説明図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 撹拌板 3 撹拌枠 4 歯状突起 5 処理槽 6 水冷ジャケット 7 被処理物投入口 8 処理液注入口 9 フィルム取出口 10 磁性粉混合液取出口 11 フィルター 12 駆動モータ 13 リード線

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が正三角形、正四角形又は正五角
    形の処理槽に、磁気フィルム廃棄物と複数の溶剤を含む
    処理液を供給した後、回転軸から横方向にほぼ直角に突
    き出た複数の撹拌板又は回転軸に沿って縦に伸びた複数
    の撹拌枠を有し、且つ撹拌板又は撹拌枠の外側端を軸方
    向に結ぶ線が前記処理槽の内壁面とほぼ平行している回
    転体を、正転と逆転を繰り返しながら回転させて磁気フ
    ィルム廃棄物を撹拌し、処理槽から磁性粉混合液と磁性
    粉が除去されたフィルムとを別々に回収することを特徴
    とする、磁気フィルム廃棄物からの磁性粉とフィルムの
    分離回収方法。
  2. 【請求項2】 前記処理液は、エステル系溶剤、ケトン
    系溶剤、芳香族系溶剤、及び界面活性剤を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の磁気テープ廃棄物からの磁
    性粉とフィルムの分離回収方法。
  3. 【請求項3】 回転体の回転数が250〜800rpm
    であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の金属
    粉塗布フィルムからの金属粉とフィルムの分離回収方
    法。
  4. 【請求項4】 横断面が正三角形、正四角形又は正五角
    形の処理槽と、処理槽の上部に設けた磁気フィルム廃棄
    物の被処理物投入口及び処理液注入口と、処理槽の下部
    に設けたフィルム取出口及び磁性粉混合液取出口と、処
    理槽内に配置された回転体とを備え、該回転体は回転軸
    から横方向にほぼ直角に突き出た複数の撹拌板又は回転
    軸に沿って縦に伸びた複数の撹拌枠を有し、撹拌板又は
    撹拌枠の外側端を軸方向に結ぶ線が前記処理槽の内壁面
    とほぼ平行していることを特徴とする、磁気フィルム廃
    棄物からの磁性粉とフィルムの分離回収装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体は内部に銅線が埋設されてい
    るか又は導電性金属からなり、該銅線又は回転体はリー
    ド線によりアースされていることを特徴とする、請求項
    4に記載の金属粉塗布フィルムからの金属粉とフィルム
    の分離回収装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体は正転と逆転を繰り返しなが
    ら回転するようになっていることを特徴とする、請求項
    5又は6に記載の金属粉塗布フィルムからの金属粉とフ
    ィルムの分離回収装置。
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