JP2005237994A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様の種類を選択する技術に特徴を持たせて、複数種類の停止図柄態様の中の少なくとも1つの第1停止図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の第2停止図柄態様を選択する選択率を異ならせて偏りを持たせ、遊技性を高めた弾球遊技機を提供する。
【解決手段】 抽選判定手段51,52の判定結果に応じて特別図柄表示部23a〜23cに表示させる停止図柄態様の種類を抽選により選択する停止図柄選択手段54を設け、この停止図柄選択手段54が、複数種類の停止図柄態様の中の少なくとも1つの停止図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の停止図柄態様を選択する選択率と異ならせる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、図柄表示手段で表示される図柄の変動後の停止図柄態様を選択する技術を改善した弾球遊技機に関する。
従来、遊技球が発射される遊技盤の遊技領域に、図柄始動口と例えば3つの図柄表示部とを備えたパチンコ機等の弾球遊技機では、遊技球が図柄始動口に入賞すると、図柄表示部に複数種類の図柄(例えば、「0」〜「9」)が変動表示され、その変動後の停止図柄態様が特定図柄態様「XXX」(X=0〜9の何れか)になると、遊技者に有利な特別遊技が発生し、例えば、遊技領域に設けられて通常は閉じている可変入賞口が開放する。
このような機種の制御装置は、保留球数(図柄始動口に入賞した遊技球のうち図柄の変動に供していない遊技球の数)が例えば4つ未満の場合に、遊技球が図柄始動口に入賞したタイミングで内部抽選を行い、抽出した乱数値と当り外れテーブルとに基づいて〔当り〕か〔外れ〕か抽選判定する。
〔当り〕の場合、停止図柄態様として10種類の特定図柄態様「XXX」(X=0〜9)の何れかを選択し、〔外れ〕の場合、停止図柄態様として複数種類の外れ図柄態様の何れかを選択する(例えば、特許文献1参照)。そして、選択した停止図柄態様を表示させるように表示制御を行い、更に〔当り〕の場合には、停止図柄態様(特定図柄態様;「XXX」)の成立後、特別遊技中において可変入賞口の開閉制御を行う。
ところで、例えば、内部抽選にて1/300 の確率で〔当り〕となり、そうなると次に、前記停止図柄態様として1/10の均等の選択率で10種類の特定図柄態様「XXX」(X=0〜9)の何れかが選択される。この場合、図20(a)に示すように、奇数リーチ状態「Y↓Y」(Y=1,3,5,7,9、「↓」は変動中の図柄を示す)となって特定奇数図柄態様「YYY」になる場合(図示ではY=7)と、偶数リーチ状態「Z↓Z」(Z=0,2,4,6,8)となって特定偶数図柄態様「ZZZ」になる場合(図示ではZ=6)の割合は1:1になる。
尚、所謂第1種パチンコ機等では、特定奇数図柄態様が成立すると、例えば、それに伴う特別遊技の終了時から次の特別遊技が発生する迄の間、確率変動状態となり、内部抽選にて〔当り〕となる確率1/300 を高確率1/60に変動させる等、特別遊技に付随した何らかの利益を遊技者に付与するようにしたものが多い。
一方、例えば、内部抽選にて299/300 の確率で〔外れ〕になり、そうなると次に、1/10の確率で〔リーチ有り外れ〕となり、 9/10 の確率で〔リーチ無し外れ〕となる。〔リーチ有り外れ〕の場合に、図20(b)に示すように、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と、偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合も1:1になっている。
ここで、全体的にみて、〔リーチ有り外れ〕になる割合(299/300) ×(1/10)は、〔当り〕になる割合1/300 の約30倍である。依って、奇数リーチ状態「Y↓Y」となった場合に、特定奇数図柄態様「YYY」になる当り信頼度はおよそ1/(1+1 ×30) =1/31となり、偶数リーチ状態「Z↓Z」となった場合に、特定偶数図柄態様「ZZZ」になる当り信頼度はおよそ1/(1+1 ×30) =1/31となり、これら両方の当り信頼度は同じになる。
他方、〔当り〕の場合に、特定偶数図柄態様「ZZZ」が仮停止した後に再変動して特定奇数図柄態様「YYY」になる再変動機能付きの弾球遊技機が実用に供されている。ここで、図21に示すように、特定偶数図柄態様「ZZZ」が仮停止した場合に対してその後に再変動して特定奇数図柄態様「YYY」になる場合の割合を1/3 とする。〔当り〕の場合に、最終的に、特定奇数図柄態様「YYY」になる場合と特定偶数図柄態様「ZZZ」になる場合の割合を1:1とするために、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合を1:3にする必要がある。
従って、奇数リーチ状態「Y↓Y」となった場合に、特定図柄態様になる当り信頼度はおよそ1/(1+ 2×30) =1/61となり、偶数リーチ状態「Z↓Z」となった場合に、特定図柄態様になる当り信頼度はおよそ3/(3+ 2×30) =3/63となり、偶数リーチ状態「Z↓Z」となった場合の当り信頼度(3/63)が、奇数リーチ状態「Z↓Z」となった場合の当り信頼度(1/61)よりも3倍程度大きくなる。
特開平10−151244
従来の弾球遊技機では、内部抽選にて〔当り〕が抽選判定された場合に、図柄変動後に表示させる停止図柄態様として、複数種類の特定図柄態様の何れかを選択するが、何れの特定図柄態様を選択する選択率も均等であり、その選択率に偏りを持たせていないため面白みに欠け、例えば成立した特定図柄態様の種類に応じて遊技者に有利な何らかの状態を付与しようとした場合において、遊技性を高めるのが難しいという問題がある。
また、内部抽選にて〔外れ〕が抽選判定された場合でも、図柄の変動後に表示させる停止図柄態様として、複数種類の外れ図柄態様の何れかを選択するが、その選択率も偏りを持たせるようになっていないため面白みに欠ける面がある。
本発明の目的は、第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様の種類を選択する技術に特徴を持たせて、複数種類の停止図柄態様の中の第1停止図柄態様を選択する選択率と第2停止図柄態様を選択する選択率とを異ならせて偏りを持たせ、遊技性を高めることが可能な弾球遊技機を提供することである。
本願の弾球遊技機は、複数の図柄表示部に夫々複数種類の図柄を変動させて停止させるように表示する図柄表示手段と、この図柄表示手段で表示される図柄の変動後の第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様が予め設定された特定図柄態様になった場合に遊技者に有利な特別遊技を発生させる特別遊技発生手段と、この特別遊技発生手段を作動させるか否か抽選判定する抽選判定手段とを備えた弾球遊技機に適用される。
この弾球遊技機は、前記図柄表示手段の表示制御手段に設けられ、前記抽選判定手段の判定結果に基づいて表示制御手段に送信されてくる当り/外れの情報を含むコマンドに基づいて、前記停止図柄態様の種類を選択する停止図柄選択手段を備え、前記停止図柄選択手段は、第1〜第3外れ図柄乱数発生手段と、第1〜第3外れ図柄選択テーブルとを有し、前記抽選判定手段が特別遊技発生手段を作動させないと判定した場合に、第1〜第3外れ図柄乱数発生手段から抽出した第1〜第3外れ図柄乱数抽出値と第1〜第3外れ図柄選択テーブルとに基づいて前記第1,第2停止図柄を選択してから最後に停止する第3停止図柄を選択し、前記第3外れ図柄選択テーブルは、前記選択された第1,第2停止図柄が同じ場合に、その第1又は第2停止図柄に対する第3停止図柄の差分値を0を含まない複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為のリーチ用第3外れ図柄選択テーブルと、前記選択された第1,第2停止図柄が同じでない場合に、その第1又は第2停止図柄に対する第3停止図柄の差分値を0を含む複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為の非リーチ用第3外れ図柄選択テーブルとを有し、前記停止図柄選択手段は、前記リーチ用第3外れ図柄選択テーブル又は非リーチ用第3外れ図柄選択テーブルに基づいて選択された差分値を第1又は第2停止図柄の数に加算した数の第3停止図柄を決定することを特徴とする。
ここで、前記停止図柄選択手段は前記第1停止図柄を選択してから第2停止図柄を選択し、前記第2外れ図柄選択テーブルは、前記選択された第1停止図柄に対する第2停止図柄の差分値を複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為のテーブルに構成され、前記停止図柄選択手段は、前記第2外れ図柄選択テーブルに基づいて選択された差分値を第1停止図柄の数に加算した数の第2停止図柄を決定してもよい。また、複数の図柄選択テーブルを設け、遊技状態又は時間帯に応じて前記複数の図柄選択テーブルの何れかを選択することで、前記第1〜第3停止図柄のうち少なくとも1つの停止図柄を選択する選択率を変更してもよい。この場合、前記抽選判定手段により特別遊技発生手段を作動させると判定する確率を通常時よりも高確率に変動させる確率変動手段を備え、前記確率変動手段による確率変動中は、通常時と比較してリーチ状態とする選択率が低い図柄選択テーブルを選択してもよい。また、前記図柄表示手段は、図柄始動手段への遊技球の入賞により図柄を変動させ、前記図柄始動手段に入賞した遊技球数のうち図柄の変動に供していない保留球数に応じて選択する停止図柄決定テーブルを異ならせてもよい。また、前記図柄の変動回数を計数し、その計数値に基づいて選択する図柄選択テーブルを異ならせてもよい。
以上のように、本願の弾球遊技機によれば、第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様の種類を選択する技術に特徴を持たせて、複数種類の停止図柄態様の中の少なくとも1つの第1停止図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の第2停止図柄態様を選択する選択率と異ならせて偏りを持たせ、遊技性を大いに高めることが可能になる。
本発明の弾球遊技機は、複数の図柄表示部に夫々複数種類の図柄を変動させて停止させるように表示する図柄表示手段と、この図柄表示手段で表示される図柄の変動後の第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様が予め設定された特定図柄態様になった場合に遊技者に有利な特別遊技を発生させる特別遊技発生手段と、この特別遊技発生手段を作動させるか否か抽選判定する抽選判定手段とを備えたものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は、遊技ホールの島構造体に設置される所謂第1種パチンコ機に、本発明を適用した場合の一例である。
図1〜図3に示すように、パチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、外枠3に開閉自在に枢着された前枠4を有し、外枠3が遊技ホールの島構造体に着脱自在に装着される。パチンコ機1の左側にカード式貸出し装置2が隣接するように設置され、このパチンコ機1とカード式貸出し装置2とが電気的に接続される。
パチンコ機1の前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤5の前側に窓部6aを有するガラス扉6が開閉自在に枢着されている。このガラス扉6の下側に遊技球を収容する上皿8を取付けた前面板7が開閉自在に枢着され、前枠4において前面板7の下側部分に、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を収容する下皿9が固定的に設けられている。この下皿9の右側に発射手段10の発射ハンドル11が取付けられている。
発射手段10は、発射ハンドル11、発射モータ12、打撃槌13を備えている。遊技者が発射ハンドル10を回動操作すると、発射モータ12が駆動されて打撃槌13が作動し、その打撃槌13により上皿8から供給される遊技球が1個ずつ打撃されて遊技盤5の遊技領域5aに発射される。尚、発射ハンドル11の回動操作角度を調節することにより、打撃槌13が遊技球を打撃する打撃力、つまり遊技球の発射速度を調節することができる。
図1に示すように、カード式貸出し装置2にはカード挿入口2aが形成され、このカード挿入口2aから球貸し専用の球貸カード(図示略)を挿入し、その球貸カードに記録されている度数分の遊技球の貸出しを、パチンコ機1の操作パネル14を用いて行うことができる。
操作パネル14は上皿8の右前面部に設けられ、この操作パネル14に、カード式貸出し装置2に挿入されている球貸カードの度数残高を表示する残高表示部14aと、カード式貸出し装置1に所定度数分の遊技球の貸出しを指令する為に操作する貸出スイッチ14bと、カード式貸出し装置1に挿入されている球貸カードの返却を指令する為に操作する返却スイッチ14cが設けられている。
図4に示すように、遊技盤5には外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側に遊技領域5aが形成され、前記発射手段10により発射された遊技球は、ガイドレール15にガイドされて遊技領域5aの上部側に投入される。尚、遊技盤5の少なくとも遊技領域5aが、ガラス扉6の窓部6aから眺められるようになっている。
この遊技領域5aには、多数の障害釘等の他に、複数の普通入賞手段19、特別図柄始動手段20、大入賞手段21、普通図柄始動手段22、LCD(液晶ディスプレイ)からなる表示手段23が、図示の配置で設けられている。
複数の普通入賞手段19、特別図柄始動手段20、大入賞手段21、普通図柄始動手段22は、夫々、入賞する遊技球を検出する球検出スイッチを有し、これらのうち、普通入賞手段19と特別図柄始動手段20と大入賞手段21に遊技球が入賞すると、払出手段35により賞として所定数(例えば、複数の普通入賞手段19への入賞では10個、特別図柄始動手段20への入賞では5個、大入賞手段21への入賞では15個)の遊技球が払出される。
特別図柄始動手段20は左右に開閉する1対の開閉爪20aを有する所謂電動チューリップである。1対の開閉爪20aが実線で示す閉位置と鎖線で示す開位置とに亙って開閉し、これら開閉爪20aが閉位置のときよりも開位置の方が、特別図柄始動手段20に遊技球が入賞し易くなる。通常時、1対の開閉爪20aは概ね閉位置に保持されている。
大入賞手段21は前後に開閉する開閉板21aを有し、内部には特定領域21bが設けられている。開閉板21aが閉位置のときに大入賞手段21に遊技球が入賞することはなく、開閉板21aが開位置のときに大入賞手段21に遊技球が入賞し易くなる。通常時、開閉板21aは閉位置に保持されている。普通図柄始動手段22は遊技球が通過可能なゲート型に構成されている。
表示手段23には、3つの(左,中,右)特別図柄表示部23a〜23cと、2つの(左,右)普通図柄表示部23d,23eとが設けられている。
遊技球が特別図柄始動手段20に入賞することを条件に、各特別図柄表示部23a〜23cに複数種類の特別図柄(例えば、「0」〜「9」の10種類の図柄)が変動表示される。その後、基本的に、左特別図柄表示部23aに左特別図柄が停止し、続いて、右特別図柄表示部23cに右特別図柄が停止し、最後に、中特別図柄表示部23bに中特別図柄が停止する。
特別図柄表示部23a〜23cに表示される特別図柄の変動後の停止図柄態様が、予め設定された特定図柄態様「XXX」(例えば、X=0〜9の何れか)になると遊技者に有利な特別遊技が発生する。すると、開閉板21aが開位置に切り換わり、その特別入賞手段21に所定数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか所定時間(例えば、30秒)経過すると、開閉板21aが閉位置に切換わる。
このようなラウンドが最大で所定回(例えば、15回)継続可能となり、各ラウンド中に、遊技球が大入賞手段21内の特定領域21bを通過すれば次のラウンドへ移行可能となり、遊技球が特定領域21bを通過しなければそのラウンドと共に特別遊技が終了する。
一方、遊技球が普通図柄始動手段22を通過することを条件に、各普通図柄表示部23d,23eに複数種類の普通図柄(例えば、「−」,「F」の2種類の図柄)が変動表示される。普通図柄表示部23d,23eに表示される普通図柄の変動後の停止図柄態様が特定図柄態様(例えば、「FF」)になると、特別図柄始動手段20の1対の開閉爪20aが例えば 0.2秒間だけ開放する。
さて、図2、図3に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押える裏機構板30が着脱可能に複数の係止具30a等で装着されている。裏機構板30には開口部30bが形成され、その開口部30bの上側に賞球タンク33と、この賞球タンク33から延びるタンクレール34とが固定されている。
裏機構板30の開口部30bの左側には、タンクレール34の下流端に接続された払出手段35が固定的に設けられ、この払出手段35には通路ユニット36が接続されている。島構造体側の遊技球が賞球タンク33とタンクレール34を介して払出手段35に供給され、払出手段35はその遊技球を必要に応じて賞として払出す。このとき、払出手段35からの遊技球は通路ユニット36を経由して上皿8に払出され、上皿8が満杯の場合には下皿9に払出される。
遊技盤5の中央部分の裏側には裏カバー37が固定的に設けられ、その裏カバー37が裏機構板30の開口部30bに嵌合している。この裏カバー37に固定されたケース38の内部に主制御基板39が設けられ、その前側に表示制御基板40が設けられている。主制御基板39の下側において裏カバー37に固定されたケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、このケース41aの左側に固定されたケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
裏機構板30の開口部30bの下側にケース44が固定され、そのケース44の内部に電源基板45と払出制御基板46が設けられている。発射モータ12の後側において、前枠4に固定されたケース47の内部に発射制御基板48が設けられている。このように、基板39、40,42,43,45,46,48は夫々別基板で構成され、電源基板45と発射制御基板48を除く制御基板39、40,42,43,46には、CPUとROMやRAMを有するマイクロコンピュータが夫々設けられている。
主制御基板39とその他の副制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線等を介して電気的に接続され、主制御基板39から副制御基板40,42,43,46に、遊技に関する制御を実行させる為の種々の制御信号として、制御情報を簡略化したコマンド信号が一方向通信にて送信出力される。
次に、パチンコ機1の前記制御基板39、40,42,43,46を含む制御装置に予め格納されている複数の制御プログラムに基づいて達成される種々の機能について、図5の機能ブロックに基づいて説明する。但し、これら種々の機能は前述のマイクロコンピュータ等で達成される。
尚、主制御基板39上に主制御手段50が構成され、表示制御基板40上に表示制御手段80が構成され、ランプ制御基板42上にランプ制御手段85が構成され、サウンド制御基板43上にサウンド制御手段86が構成され、払出制御基板46上に払出制御手段87が構成され、発射制御基板48上に発射制御手段88が構成されている。
図5に示すように、主制御手段50は、抽選手段51、判定手段52、特別遊技発生手段53、確率変動手段55、コマンド出力手段56を備えている。
抽選手段51は、例えば、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(約2msec周期)毎に当り/外れ乱数値を所定の範囲〔0〕〜〔299 〕で順次カウントアップして更新し、保留球の数が4未満の場合に、特別図柄始動手段20に遊技球が入賞した時の当り/外れ乱数値を抽出する。尚、保留球とは、特別図柄始動手段20に入賞した遊技球のうち特別図柄の変動に供していない遊技球である。
判定手段52は、所定の当り/外れ判定テーブルと抽選手段51で抽出した当り/外れ乱数値とに基づいて〔当り〕か〔外れ〕か判定する。例えば、1/300 の確率で当り乱数値〔7〕を抽出すると〔当り〕と判定し、299/300 の確率で外れ乱数値(〔7〕以外の乱数値〕の何れか)を抽出すると〔外れ〕と判定する。
特別遊技発生手段53は、判定手段52からの判定結果を受けて〔当り〕の場合、前述のように、特別図柄表示部23a〜23cに表示される特別図柄の変動後の停止図柄態様が特定図柄態様「XXX」になった場合に、大入賞手段18の開閉板18aを開閉させて、遊技者に有利な特別遊技を発生させる。尚、前記抽選手段51と判定手段52が、特別遊技発生手段53を作動させるか否か抽選判定する抽選判定手段に相当する。
確率変動手段55は、判定手段52の判定結果が「当り」の場合、例えば、停止図柄選択手段54で選択された特定図柄態様が特定奇数図柄態様「YYY」(Y=1,3,5,7,9の何れか)の場合、今回の特別遊技の終了時から次回の特別遊技の開始時まで作動し、抽選手段51で当り乱数値を抽出して判定手段52で「当り」と判定する確率を変動(例えば、1/300 →1/60)させ、普通図柄の変動時間を短縮(例えば、30秒→ 5秒)させ、普通図柄の停止図柄態様が特定態様になった場合の特別図柄始動手段20の開放時間を増大(例えば、 0.2秒→2秒)させる。
コマンド出力手段56は、表示制御手段80、ランプ制御手段85、サウンド制御手段86、払出制御手段87に必要に応じて夫々制御コマンドを送信出力する。特に、主制御手段50から表示制御手段80には、判定手段52の判定結果に基づいて当り/外れの情報を含むコマンドが送信出力される。
表示制御手段80は、特別図柄制御手段81と普通図柄制御手段82と停止図柄選択手段54を有し、特別図柄制御手段81は、表示手段23を制御して3つの特別図柄表示部23a〜23cに複数の特別図柄を夫々変動表示させ、所定時間経過後に、停止図柄選択手段54で選択された停止図柄態様を表示させるように、基本的に、左図柄→右図柄→中図柄の順で変動を停止させる。尚、特別図柄表示部23a〜23cと特別図柄制御手段81が図柄表示手段に相当する。
停止図柄選択手段54は、判定手段52の判定結果に基づいて主制御手段50から送信されてくる当り/外れの情報を含むコマンドに基づいて、特別図柄表示部23a〜23cに表示させる特別図柄の変動後の停止図柄態様の種類を抽選により選択するものであり、図6に示すように、当り図柄乱数発生手段62と当り図柄選択テーブル63とを有する特定図柄態様選択手段60と、左外れ図柄乱数発生手段64と左外れ図柄選択テーブル65と右外れ図柄乱数発生手段66と右外れ図柄選択テーブル67と中外れ図柄乱数発生手段68とリーチ用中外れ図柄選択テーブル69と非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70とを有する外れ図柄態様選択手段61とを備えている。
例えば、1000種類考えられる停止図柄態様のうち、特定図柄態様選択手段60は、10種類の特定図柄態様「XXX」(X=0〜9)の何れかを選択し、外れ図柄態様選択手段61は、10種類の特定図柄態様「XXX」以外の990 種類の外れ図柄態様(リーチ有り外れ図柄態様(例えば、「767」)とリーチ無し外れ図柄態様(例えば、「763」)を含む)の何れかを選択する。
特定図柄態様選択手段60は、判定手段52による判定結果が〔当り〕の場合(つまり、判定手段52が特別遊技発生手段53を作動させると判定した場合に)、特別図柄表示部23a〜23cに表示させる特定図柄態様の種類を、当り図柄乱数発生手段62から抽出した当り図柄乱数抽出値(〔0〕〜〔19〕の何れか)と当り図柄選択テーブル63とに基づいて選択する。図7の当り図柄選択テーブル63に示すように、例えば、当り図柄乱数抽出値〔7〕の場合に特定図柄態様「777」が選択され、当り図柄乱数抽出値〔14〕の場合に特定図柄態様「444」が選択される。
当り図柄乱数発生手段62で発生させる当り図柄乱数〔0〕〜〔19〕の総数20を、特定図柄態様「XXX」(X=0〜9)の種類の数10よりも多く設定してあり、こうすることで、10種類の特定図柄態様「XXX」(X=0〜9)の中の少なくとも1つ特定図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の特定図柄態様を選択する選択率と異ならせてある。
本実施例では、特定図柄態様「777」の選択率が6/20、特定図柄態様「111」と「333」と「555」と「999」の選択率が夫々1/20、特定図柄態様「000」と「222」と「444」と「666」と「888」の選択率が夫々2/20となるように、当り図柄選択テーブル63が構成されている。ここで、例えば、前記第1停止図柄態様が「777」であり、前記第2停止図柄態様が「111」、「333」、「555」、「999」、或いは、「000」、「222」、「444」、「666」、「888」である。
一方、外れ図柄態様選択手段61は、判定手段52による判定結果が〔外れ〕の場合(つまり、判定手段52が特別遊技発生手段53を作動させないと判定した場合に)、先ず、特別図柄表示部23a〜23cに表示させる外れ図柄態様に含まれる、左停止図柄の種類を左外れ図柄乱数発生手段64から抽出した左外れ図柄乱数抽出値(〔0〕〜〔19〕の何れか)と左外れ図柄選択テーブル65とに基づいて選択する。
次に、外れ図柄態様選択手段61は、右停止図柄の種類を右外れ図柄乱数発生手段66から抽出した右外れ図柄乱数抽出値(〔0〕〜〔19〕の何れか)と右外れ図柄選択テーブル67とに基づいて、左停止図柄に対して所定の演算処理を行って選択し、最後に、中停止図柄の種類を中外れ図柄乱数発生手段68から抽出した中外れ図柄乱数抽出値(〔0〕〜〔19〕の何れか)とリーチ用中外れ図柄選択テーブル69又は非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70とに基づいて、右停止図柄(左停止図柄でもよい)に対して所定の演算処理を行って選択する。
尚、左停止図柄が第1停止図柄に相当し、右停止図柄が第2停止図柄に相当し、中停止図柄が第3停止図柄に相当する。また、左外れ図柄乱数発生手段64と左外れ図柄選択テーブル65が、第1外れ図柄乱数発生手段と第1外れ図柄選択テーブルに相当し、右外れ図柄乱数発生手段66と右外れ図柄選択テーブル67が、第2外れ図柄乱数発生手段と第2外れ図柄選択テーブルに相当し、中外れ図柄乱数発生手段68とリーチ用中外れ図柄選択テーブル69及び非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70が、第3外れ図柄乱数発生手段と第3外れ図柄選択テーブルに相当する。
図8の左外れ図柄選択テーブル65に示すように、例えば、左外れ図柄乱数抽出値〔7〕の場合に左停止図柄「7」が選択され、左外れ図柄乱数抽出値〔14〕の場合に左停止図柄「4」が選択される。左外れ図柄乱数発生手段64で発生させる左外れ図柄乱数〔0〕〜〔19〕の総数20を、左停止図柄(「0」〜「9」)の種類の数10よりも多く設定してある。本実例では、左停止図柄「0」と「2」と「4」と「6」と「8」の選択率が夫々3/20、左停止図柄「1」と「3」と「5」と「7」と「9」の選択率が夫々1/20となるように、左外れ図柄選択テーブル65が構成されている。
図9の右外れ図柄選択テーブル67に示すように、例えば、右外れ図柄乱数抽出値〔1〕の場合に左停止図柄に対する右停止図柄の差分値「±0」が選択され、右外れ図柄乱数抽出値〔14〕の場合に左停止図柄に対する右停止図柄の差分値「+8」が選択され、選択された差分値(例えば、「±0」や「+8」)を左停止図柄(例えば、「7」)に加算(減算でもよい)する演算処理を行って右停止図柄(例えば、「7」や「5」;但し、前記演算処理では、加算値が2桁になる場合に下1桁の数字を右停止図柄とするように演算される)が選択される。
右外れ図柄乱数発生手段66で発生させる右外れ図柄乱数〔0〕〜〔19〕の総数20を、右停止図柄「0」〜「9」の種類の数10よりも多く設定してある。本実施例では、差分値「±0」と「+1」と「+2」と「+8」と「+9」の選択率が夫々3/20、差分値「+3」と「+4」と「+5」と「+6」と「+7」の選択率が夫々1/20となるように、左外れ図柄選択テーブル67が構成されている。
外れ用の中停止図柄を選択する為の外れ図柄選択テーブルは、図10に示すように、リーチ用中外れ図柄選択テーブル69と非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70とで構成されており、右外れ図柄乱数〔0〕〜〔2〕の何れかになって差分値「±0」となった場合、つまり、左停止図柄と右停止図柄が同じになりリーチ状態になる場合には、リーチ用中外れ図柄選択テーブル69が採用され、右外れ図柄乱数〔3〕〜〔19〕の何れかになって差分値「±0」以外の差分値となった場合、つまり、左停止図柄と右停止図柄が異なりリーチ状態にならない場合には、非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70が採用される。
図10のリーチ用中外れ図柄選択テーブル69が採用されると、例えば、中外れ図柄乱数抽出値〔1〕の場合に右停止図柄に対する中停止図柄の差分値「+1」が選択され、中外れ図柄乱数抽出値〔14〕の場合に右停止図柄に対する中停止図柄の差分値「+5」が選択され、図10の非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70が採用されると、例えば、中外れ図柄乱数抽出値〔1〕の場合に右停止図柄に対する中停止図柄の差分値「±0」が選択され、中外れ図柄乱数抽出値〔14〕の場合に右停止図柄に対する中停止図柄の差分値「+7」が選択される。
そして、選択された差分値(例えば、「+1」や「+5」)を右停止図柄(例えば、「7」)に加算する演算処理を行って中停止図柄(例えば、「8」や「2」;但し、前記演算処理では、加算値が2桁になる場合は下1桁の数字を中停止図柄とするように演算される)が選択される。中外れ図柄乱数発生手段68で発生させる中外れ図柄乱数〔0〕〜〔19〕の総数20を、中停止図柄「0」〜「9」の種類の数10よりも多く設定してある。
本実施例では、図10に示すように、リーチ状態となる場合、差分値「+1」の選択率が4/20、差分値「+2」と「+3」と「+4」の選択率が夫々3/20、差分値「+5」と「+6」の選択率が夫々2/20、差分値「+7」と「+8」と「+9」の選択率が夫々1/20となるように、中外れ図柄選択テーブル69が構成され、リーチ状態とならない場合、差分値「±0」〜「+9」の選択率が夫々2/20となるように、非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70が構成されている。
ところで、前記のように、各外れ図柄乱数発生手段64,66,68で発生させる外れ図柄乱数の総数20を停止図柄の種類の数10よりも多く設定し、その選択率を各外れ図柄選択テーブル65,67,69,70に示すように設定したので、外れ図柄選択手段61が、複数種類の外れ図柄態様の中の少なくとも1つの外れ図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の停止図柄態様を選択する選択率と異ならせることができる。
さて、図11に示すように、判定手段52による判定結果が〔当り〕になり、特定図柄態様選択手段60で特定奇数図柄態様「YYY」が選択された場合、表示手段23には、(a)図柄変動→(b)左奇数図柄停止→(c)右奇数図柄停止;奇数リーチ状態→(d)中奇数図柄停止;特定奇数図柄態様「YYY」(図示のものは「777」)成立、という順で表示され、特定図柄態様選択手段60で特定偶数図柄態様「ZZZ」が選択された場合、表示手段23には、(a)図柄変動→(e)左偶数図柄停止→(f)右偶数図柄停止;偶数リーチ状態→(g)中偶数図柄停止;特定偶数図柄態様「ZZZ」(図示のものは「666」)成立、という順で表示される。
本実施例では再変動機能がないものとして、図7の当り図柄選択テーブル63に基づくと、〔当り〕の場合に、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合は1:1となり、特定奇数図柄態様態「YYY」が成立する場合と特定偶数図柄態様態「ZZZ」が成立する場合の割合も1:1となる。
一方、図12に示すように、判定手段52による判定結果が〔外れ〕になり、外れ図柄態様選択手段61で奇数リーチ外れ図柄態様「YXY」(X≠Y)が選択された場合、表示手段23には、(a)図柄変動→(b)左奇数図柄停止→(c)右奇数図柄停止;奇数リーチ状態→(d)中図柄停止;奇数リーチ外れ図柄態様「YXY」(図示のものは「767」)成立、という順で表示され、外れ図柄態様選択手段61で偶数リーチ外れ図柄態様「ZXZ」(X≠Z)が選択された場合、表示手段23には、(a)図柄変動→(e)左偶数図柄停止→(f)右偶数図柄停止;偶数リーチ状態→(g)中図柄停止;偶数リーチ外れ図柄態様「ZXZ」(図示のものは「636」)成立、という順で表示される。
図8の左外れ図柄選択テーブル65と図9の右外れ図柄選択テーブル67とに基づくと、〔外れ〕の場合に、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合は5:15となり、奇数リーチ外れ図柄態様態「YXY」が成立する場合と特定リーチ外れ様態「ZXZ」が成立する場合の割合も5:15となる。
ここで、図13に示すように、全体的にみて、〔当り〕で奇数リーチ状態(特定奇数図柄態様)になる割合を1とし、〔当り〕で偶数リーチ状態(特定偶数図柄態様)になる割合を1とした場合、〔外れ〕で奇数リーチ状態(奇数リーチ外れ図柄態様)になる割合は 2×299 ×(3/20)×(5/20)=22.425となり、〔外れ〕で偶数リーチ状態(偶数リーチ外れ図柄態様)になる割合は 2×299 ×(3/20)×(15/20) =67.275となる。依って、奇数リーチ状態になった時に特定図柄態様が成立する当り信頼度は1/(1+22.425) =1/23.425となり、偶数リーチ状態になった時に特定図柄態様が成立する当り信頼度は1/(1+67.275) =1/68.275となる。
尚、普通図柄制御手段62は、表示手段23を制御して2つの普通図柄表示部23d,23eに複数の普通図柄を夫々変動表示させ、遊技球が普通図柄始動手段22を通過することに基づいて、主制御手段50において「当り」/「外れ」の抽選判定を行い、その判定結果に基づいて所定時間経過後に停止図柄態様として特定態様又は外れ態様を表示させるように、普通図柄の変動を停止させる。
次に、一連の遊技制御について、図14〜図17のフローチャートに基づいて説明する。但し、フローチャート中のSi(i=1、2、3・・・)は各ステップを示す。
図14に示すように、電源基板45に電力が供給されていない状態から供給されるとこの遊技制御が開始され、先ず、割込を禁止して(S1)、スタックポインタの設定(S2)と、CPU内蔵のレジスタの設定(S3)と、割込モードの設定(S4)とが行われる。
次に、RAMクリア信号がONか否か判定され(S5)、RAMクリア信号がOFFのときには(S5;No )、バックアップ確認フラグがONか否か判定される(S6)。RAMクリア信号がONのとき(S5;Yes)、或いは、バックアップ確認フラグがOFFのとき(S5;No 、S6;No )にはS7へ移行し、バックアップ確認フラグがONのとき(S5;No 、S6;Yes)にはS12へ移行する。
S7においては、RAMの作業領域が初期化されて、過去の遊技情報は消去されると共に、各副制御基板40,42,43,46に初期設定コマンドが送信され(S7)、次に、CTCが初期設定され(S8)、割込が許可され(S9)、その後、初期値乱数作成処理(S10)とメインループ内乱数作成処理(S11)とを繰返し行う無限ループに入る。
S10の初期値乱数作成処理では、初期値乱数が、例えば〔0〕〜〔299 〕の範囲で更新され、S11のメインループ内乱数作成処理では、左外れ図柄乱数と右外れ図柄乱数と中外れ図柄乱数が、夫々、例えば〔0〕〜〔19〕の範囲で更新される。尚、初期値乱数は、後述するS22で行われる当り/外れ乱数の更新を開始する初期値を決定する為の乱数であり、左外れ図柄乱数と右外れ図柄乱数と中外れ図柄乱数は、外れ時の左停止図柄と右停止図柄と中停止図柄を選択決定する為の乱数である。
一方、図15に示すように、所定周期(例えば、2msec )毎の割込処理により、遊技メイン制御が開始され、先ず、割込を禁止し(S20)、各レジスタを退避させて(S21)、定期割込内乱数作成処理(S22)が行われる。S22の定期割込内乱数作成処理では、当り/外れ乱数が、例えば〔0〕〜〔299 〕の範囲で順次更新されると共に、当り図柄乱数が、例えば〔0〕〜〔19〕の範囲で順次更新される。また、この定期割込内乱数作成処理では、適宜、S11で更新された初期値乱数を抽出し、その初期値乱数に基づいて、当り/外れ乱数の更新を開始する初期値も(即ち、抽出した初期値乱数に)更新される。
次に、スイッチ入力管理処理(S23)が行われ、そこで、保留球が4未満の場合に、特別図柄始動手段20の球検出スイッチからの検出信号が入力されると、S22で更新された当り/外れ乱数と当り図柄乱数が抽出される。その後、エラー管理処理(S24)と電動役物処理(S25)と普通図柄処理(S26)が行われて、特別図柄処理(S27)が行われる。
図16に示すように、S27の特別図柄処理が開始されると、前述のように、先ず、S23で抽出された当り/外れ乱数が当り乱数「7」か否か判定され(S40)、当り乱数のときには(S40;Yes)、S22で抽出された当り図柄乱数抽出値と図7の当り図柄選択テーブル63とに基づいて、特定図柄態様が選択され(S41)、リターンする。
一方、S23で抽出された当り/外れ乱数が外れ乱数のときには(S40;No )、S11で更新された左外れ図柄乱数値と右外れ乱数値と中外れ図柄乱数値が抽出され(S42)、先ず、左外れ図柄乱数抽出値と図8の左外れ図柄選択テーブル65とに基づいて左停止図柄が選択される(S43)。次に、右外れ図柄乱数抽出値と図9の右外れ図柄選択テーブル67とに基づいて差分値を選択し、その差分値をS42で選択された左停止図柄に加算し、その加算値の下1桁の数値となる右停止図柄が選択される(S44)。
次に、S45の中停止図柄の選択において、左停止図柄と右停止図柄が同じ場合、つまり、リーチ状態になる場合には、中外れ図柄乱数抽出値と図10のリーチ用中外れ図柄選択テーブル69とに基づいて差分値(「±0」以外の値となる)を選択し、その差分値を右停止図柄に加算し、その加算値の下1桁の数値となる中停止図柄が選択される。また、左停止図柄と右停止図柄が異なる場合、つまり、リーチ状態にならない場合には、中外れ図柄乱数抽出値と図10の非リーチ用中外れ図柄選択テーブル70とに基づいて差分値を選択し、その差分値を右停止図柄に加算し、その加算値の下1桁の数値となる中停止図柄が選択される。
S45の中停止図柄の選択が終了するとリターンするが、図15に示すように、この特別図柄処理(S27)の後、タイマー管理・コマンド作成処理(S28)、情報出力・エラー表示コマンド作成処理(S29)、コマンド送信処理(S30)が行われ、各レジスタを復帰させ(S31)、割込を許可して(S32)、リターンする。
尚、遊技ホール側の電源が遮断されたとき、或いは、停電が発生したとき、電源監視回路(図示略)からの電圧異常信号でCPUに最優先割込みが発生して、図17に示すバックアップ処理が開始される。このバックアップ処理では、先ず、全レジスタを退避させ(S50)、スタックポインタを退避させ(S51)、CTCが再設定される(S52)。次に、210msec の間、左、右賞球係数スイッチ検出を監視し(S53)、210msec 経過すると(S54;Yes)、バックアップ確認フラグが設定され(S55)、RAMへのアクセスを禁止する(S56)。
さて、図14に示すように、遊技ホール側の電源を投入したとき、或いは、停電が復帰したとき、電源基板45に電力が供給されていない状態から供給されるからこの遊技制御が開始され、S1〜4の実行後、RAMクリア信号がOFFのときに(S5;No )、バックアップ確認フラグがONか否か判定される(S6)。図17のバックアップ処理後においては、バックアップ確認フラグがONになっているため(S6;Yes)、S12以降が実行される。
即ち、スタックポインタを復帰させ(S12)、エラー検出を行って、各副制御基板40,42,43,46に停電復帰コマンドが送信され(S13)、CTCの初期設定(S14)が行われる。次に、全レジスタを復帰させ(S15)、バックアップ確認フラグがクリアされ(S16)、割込禁止/許可の復帰(S17)が行われてから、停電前のアドレスに復帰する。
このパチンコ機1の作用・効果について説明する。
判定手段52の判定結果に応じて特別図柄表示部23a〜23cに表示させる図柄の変動後の停止図柄態様の種類を抽選により選択する停止図柄選択手段54を設け、この停止図柄選択手段54に、前記判定結果が〔当り〕の場合に特定図柄態様を選択する特定図柄態様選択手段60と、前記判定結果が〔外れ〕の場合に外れ図柄態様を選択する外れ図柄態様選択手段61とを設けた。
特定図柄態様選択手段60は、判定手段52による判定結果が〔当り〕の場合に、特別図柄表示部23a〜23cに表示させる特定図柄態様の種類を、当り図柄乱数発生手段62から抽出した当り図柄乱数抽出値と当り図柄選択テーブル63とに基づいて選択するように構成し、当り図柄乱数発生手段62で発生させる当り図柄乱数の総数20を特定図柄態様の種類の数10よりも多く設定した。
従って、複数種類の特定図柄態様の中の少なくとも1つの特定図柄態様を選択する選択率を、前記少なくとも1つ以外の特定図柄態様を選択する選択率と異ならせて、偏りを持たせることができる。前記少なくとも1つの特定図柄態様が、特定図柄態様「777」(選択率6/20)、又は、特定図柄態様「111」と「333」と「555」と「999」(選択率1/20)、又は、特定図柄態様「000」と「222」と「444」と「666」と「888」(選択率2/20)、となる。依って、成立した特定図柄態様の種類に応じて遊技者に有利な何らかの状態を付与するようにした場合等において、遊技性を高めることが可能となる。
しかも、当り図柄乱数発生手段62で発生させる当り図柄乱数の総数20を特定図柄態様の種類の数10よりも多く設定したので、特定奇数図柄態様「YYY」(Y=1,3,5,7,9の何れか)であっても、本実施例のように、「333」よりも「777」の方が選択され易くして偏りを持たせることが可能となる。また、例えば、〔当り〕の場合に「333」よりも「777」の方が選択されにくく、〔外れ〕の場合「3×3」よりも「7×7」の方が選択され易くすることができ、こうした場合、奇数図柄3が2つ揃ってリーチ状態になる場合「3↓3」と、奇数図柄7が2つ揃ってリーチ状態になる場合「7↓7」との大当り信頼度を異ならせる(奇数図柄3が2つ揃ってリーチ状態になる方が大当り信頼度が高くなる)ことができる。
また、外れ図柄態様選択手段61は、判定手段52による判定結果が〔外れ〕の場合に、特別図柄表示部23a〜23cに表示させる外れ図柄態様の、左停止図柄と右停止図柄と中停止図柄の種類を、夫々、左外れ図柄乱数発生手段64から抽出した左外れ図柄乱数抽出値と左外れ図柄選択テーブル65、右外れ図柄乱数発生手段66から抽出した右外れ図柄乱数抽出値と右外れ図柄選択テーブル67、中外れ図柄乱数発生手段68から抽出した左外れ図柄乱数抽出値と中外れ図柄選択テーブル69,70とに基づいて選択するように構成した。
そして、各外れ図柄乱数発生手段64,66,68で発生させる外れ図柄乱数の総数を停止図柄の種類の数よりも多く設定したので、偏りを持たせることができる。特に本実施例では、〔外れ〕の場合に、奇数リーチ状態になる場合と偶数リーチ状態になる場合の割合を5:15に設定した。〔当り〕の場合に奇数リーチ状態になる場合と偶数リーチ状態になる場合の割合は1:1に設定してあるため、全体的にみて、奇数リーチ状態になった場合の当り信頼度を、偶数リーチ状態になった場合の当り信頼度の3倍程度高くすることができる。
しかも、本実施例のような確率変動機能付きのパチンコ機1では、停止図柄態様を選択する選択率に偏りを持たせることができる上、別途、特定奇数図柄態様「YYY」(Y=1,3,5,7,9の何れか)になる場合と、特定偶数図柄態様「ZZZ」(Y=0,2,4,6,8の何れか)になる場合の割合(確変割合)を種々設定することができる。本実施例では、前記確変割合を1:1に設定してあり、その点、確変に関する公平性を維持している。
左停止図柄に対して右停止図柄を、また右停止図柄に対して中停止図柄を差分によって決定選択する場合、例えば、右停止図柄や中停止図柄として左停止図柄に近い図柄を選択し易くし、特定態様に近い態様を選択決定し易くする等することができ、これにより、遊技者に「リーチになるかも」等の予感を抱かせて飽きさせないという作用も得られる。
次に、変更形態について説明する。
1〕〔当り〕の場合に、場合によって、特定偶数図柄態様で一旦仮停止し、その後、左中右図柄が全体的に再変動して特定奇数図柄態様が確定停止する再変動機能付きのパチンコ機に本発明を適用することができる。
この場合、図18(I)に示すように、(g)特定偶数図柄態様「ZZZ」(図示ではZ=6)が仮停止した場合に対してその後に再変動して(d)特定奇数図柄態様「YYY」(図示ではY=7)になる割合を1/3 とする。〔当り〕の場合に、最終的に、特定奇数図柄態様「YYY」になる場合と特定偶数図柄態様「ZZZ」になる場合の割合を1:1とするために、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合を1:3にする必要がある。
一方、図18(II)に示すように、〔外れ〕の場合に、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合は5:15である。従って、図19に示すように、奇数リーチ状態「Y↓Y」となった場合に、〔当り〕の割合1に対して〔外れ〕の割合は 4×299 ×3/20×5/20=44.85 となるため、当り信頼度は約1/(1+44.85)=1/45.85 となり、偶数リーチ状態「Z↓Z」となった場合に、〔当り〕の割合3に対して〔外れ〕の割合は 4×299 ×3/20×15/20 =134.55となるため、当り信頼度は約3/(3+134.55) =1/137.55=1/45.85 となる。
従来の再変動機能付きのパチンコ機では、偶数リーチ状態になった場合の当り信頼度は、奇数リーチ状態になった場合の当り信頼度よりもかなり大きくなっていたが、本発明によれば、〔外れ〕の場合に、奇数リーチ状態「Y↓Y」になる場合と偶数リーチ状態「Z↓Z」になる場合の割合を変更することにより、前記リーチ状態の違いによる当り期待度の偏りを補正することもできる。
2〕4つ以上の図柄表示部に夫々複数種類の特別図柄を変動させ停止させるように表示手段23と特別図柄制御手段81を構成してもよいし、2つの図柄表示部、更には1つの表示部に、複数種類の特別図柄を変動させ停止させるように構成し、そこで表示される停止図柄態様を停止図柄選択手段54が抽選により選択するように構成してもよい。
3〕各表示部に表示される図柄の種類は種々設定可能であり、その数についても種々設定可能である。但し、図柄の種類の数は、前記乱数発生手段で発生させる図柄乱数の総数よりも小さいものとする。
4〕抽選手段51と判定手段52において、当り/外れだけでなく、外れの場合にはリーチ状態とするか否か抽選判定するようにし、外れ図柄選択処理については、その結果を受けて、リーチ状態とする場合には、複数種類のリーチ有り外れ態様の何れかを選択し、リーチ状態としない場合には、複数種類のリーチ無し外れ態様の何れかを選択するようにしてもよい。
5〕遊技状態や時間帯に応じて、複数種類の停止図柄態様(停止図柄)のうち少なくとも1つの停止図柄態様(停止図柄)を選択する選択率を変更するように構成してもよい。この場合、複数の選択テーブルを設け、これら選択テーブルの何れかを遊技状態や時間帯に応じて選択するように構成して実現可能となる。例えば、確率変動中は、通常時と比較してリーチ状態とする選択率が低い(リーチ状態となる選択率が0の)テーブルを採用してもよい。確率変動中は、次回の大当りが確定している状態なので、外れリーチの演出を行いにくくする(外れリーチの演出を行わないようにする)うえで有効となる。
また、保留球数に応じてテーブルを異ならせてもよい。例えば、保留球数が多い場合にはリーチ状態とする選択率が低くなるテーブルを採用してもよい。
また、図柄の変動回数や、所定の停止図柄態様(リーチ状態)になった回数を計数し、その計数値に基づいてテーブルを異ならせてもよい。例えば、所定の図柄変動回数毎に必ずリーチ状態とするようなテーブルを採用してもよい。
また、変動パターン(変動時間の情報を含む)に応じてテーブルを異ならせてもよい。この場合、変動パターンを設定してからテーブルを決定するように構成することで実現可能となる。
6〕当り図柄選択テーブル63、外れ図柄選択テーブル65,67,69,70の構成について、各図柄を選択する選択率を変更するようにして種々変更可能であり、これにより、異なる仕様のパチンコ機を提供することが可能となる。
7〕尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することが可能であるし、第1種以外のパチンコ機や、第2種パチンコ機や第3種パチンコ、または、パチンコ以外の、アレンジボール機等々、種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の側面図である。 パチンコ機の背面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。 停止図柄選択手段の詳細な機能ブロック図である。 当り図柄選択テーブルを示す図表である。 左外れ図柄選択テーブルを示す図表である。 右外れ図柄選択テーブルを示す図表である。 中外れ図柄選択テーブルを示す図表である。 〔当り〕の場合の図柄変動/停止を示す図である。 〔外れ〕でリーチ状態になる場合の図柄変動/停止を示す図である。 リーチ状態によって異なる当り信頼度等を示した図表である。 遊技制御のフローチャート〔1/4〕である。 遊技制御のフローチャート〔2/4〕である。 遊技制御のフローチャート〔3/4〕である。 遊技制御のフローチャート〔4/4〕である。 変更形態に係る〔当り〕の場合の図柄変動/停止を示す図である。 変更形態に係る〔外れ〕でリーチ状態になる場合の図柄変動/停止を示す図である。 従来技術に係る図柄変動/停止を示す図であり、(a)は〔当り〕の場合を示し(b)は〔外れ〕でリーチ状態になる場合を示す。 従来技術に係る再変動機能がある機種において〔当り〕の図柄変動/停止を示す図である。
符号の説明
1 パチンコ機
23a〜23c 特別図柄表示部
51 抽選手段
52 判定手段
53 特別遊技発生手段
81 特別図柄制御手段
62 当り乱数発生手段
63 当り図柄選択テーブル
64 左外れ乱数発生手段
65 左外れ図柄選択テーブル
66 右外れ乱数発生手段
67 右外れ図柄選択テーブル
68 中外れ乱数発生手段
69 リーチ用中外れ図柄選択テーブル
70 非リーチ用中外れ図柄選択テーブル

Claims (6)

  1. 複数の図柄表示部(23a,23b,23c) に夫々複数種類の図柄を変動させて停止させるように表示する図柄表示手段(23a,23b,23c,81)と、この図柄表示手段(23a,23b,23c,81)で表示される図柄の変動後の第1〜第3停止図柄からなる停止図柄態様が予め設定された特定図柄態様になった場合に遊技者に有利な特別遊技を発生させる特別遊技発生手段(53)と、この特別遊技発生手段(53)を作動させるか否か抽選判定する抽選判定手段(51,52) とを備えた弾球遊技機において、
    前記図柄表示手段(23a,23b,23c4,81) の表示制御手段(81)に設けられ、前記抽選判定手段(51,52) の判定結果に基づいて表示制御手段(81)に送信されてくる当り/外れの情報を含むコマンドに基づいて、前記停止図柄態様の種類を選択する停止図柄選択手段(54)を備え、
    前記停止図柄選択手段(54)は、第1〜第3外れ図柄乱数発生手段(64,66,68)と、第1〜第3外れ図柄選択テーブル(65,67,69,70) とを有し、前記抽選判定手段(51,52) が特別遊技発生手段(53)を作動させないと判定した場合に、第1〜第3外れ図柄乱数発生手段(64,66,68)から抽出した第1〜第3外れ図柄乱数抽出値と第1〜第3外れ図柄選択テーブル(65,67,69,70) とに基づいて前記第1,第2停止図柄を選択してから最後に停止する第3停止図柄を選択し、
    前記第3外れ図柄選択テーブル(69,70) は、前記選択された第1,第2停止図柄が同じ場合に、その第1又は第2停止図柄に対する第3停止図柄の差分値を0を含まない複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為のリーチ用第3外れ図柄選択テーブル(69)と、前記選択された第1,第2停止図柄が同じでない場合に、その第1又は第2停止図柄に対する第3停止図柄の差分値を0を含む複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為の非リーチ用第3外れ図柄選択テーブル(70)とを有し、
    前記停止図柄選択手段(54)は、前記リーチ用第3外れ図柄選択テーブル(69)又は非リーチ用第3外れ図柄選択テーブル(70)に基づいて選択された差分値を第1又は第2停止図柄の数に加算した数の第3停止図柄を決定することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記停止図柄選択手段(54)は前記第1停止図柄を選択してから第2停止図柄を選択し、
    前記第2外れ図柄選択テーブル(67)は、前記選択された第1停止図柄に対する第2停止図柄の差分値を複数の差分値の中から所定の選択率で選択する為のテーブルに構成され、 前記停止図柄選択手段(54)は、前記第2外れ図柄選択テーブル(67)に基づいて選択された差分値を第1停止図柄の数に加算した数の第2停止図柄を決定することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 複数の図柄選択テーブルを設け、遊技状態又は時間帯に応じて前記複数の図柄選択テーブルの何れかを選択することで、前記第1〜第3停止図柄のうち少なくとも1つの停止図柄を選択する選択率を変更するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記抽選判定手段(51,52) により特別遊技発生手段(53)を作動させると判定する確率を通常時よりも高確率に変動させる確率変動手段(55)を備え、
    前記確率変動手段(55)による確率変動中は、通常時と比較してリーチ状態とする選択率が低い図柄選択テーブルを選択することを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記図柄表示手段(23a,23b,23c,81)は、図柄始動手段(20)への遊技球の入賞により図柄を変動させ、
    前記図柄始動手段(20)に入賞した遊技球数のうち図柄の変動に供していない保留球数に応じて選択する停止図柄決定テーブルを異ならせることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  6. 前記図柄の変動回数を計数し、その計数値に基づいて選択する図柄選択テーブルを異ならせることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
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