JP2005237939A - 景品獲得ゲーム機とそのキャッチャー及び把持アーム - Google Patents

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Abstract

【課題】閉鎖遊技空間内の遊技手段が強力な照明手段の影響を受けず、また回転駆動機構が上下に嵩張ることなく、制御機構や諸部材がキャッチャー本体に多く搭載可能であり、運搬の便も安全且つ良好であり、また発条等弾性体に加えられるテンション並びに把持アームの爪部の微調整が簡便な手順で可能なクレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームを提供する。
【解決手段】カムプレート3は、垂在する台座板7に平行に取り付けられ、2本の発条5は、把持アーム幹部とテンション杆6の下端との間に介装される。テンション杆6には、縦方向、円弧状方向のテンション杆取付用溝9が穿設され、発条5のテンションの強弱、左右バランスの変化調節は自在である。また把持アーム1の先端の爪部は、把持アーム1とは別部材であって、把持アーム1との角度を自在に調節固定できる。閉鎖遊技空間の制御機構の構成部材には、ホールICが使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、景品獲得ゲーム機とそのキャッチャー及び把持アームに関するものである。
景品獲得ゲーム機、特にクレーンゲーム機のキャッチャーと把持アームは、クレーンゲーム機の典型例である俗称UFOキャッチャーに必須の構成部材である。本発明は、このようなクレーンゲーム機を典型例とする景品獲得ゲーム機及びそのキャッチャーと把持アームに関するものである。
本発明の背景技術となるものは、キャッチャーについては、特開2003−135843である。この技術は、図11に示されるように、従前より周知となっている技術、即ちアーム101の開脚を回転駆動機構102に連結された板カム、即ち類楕円矩形状のカムプレート103を水平に回転させるものであって、把持アーム幹部101aに垂直下方向に固装される軸状回転体104に、周縁が球面状に形成されたカムプレート103の周縁が当接することにより、把持アーム101の開閉制御が行われる構成である。この場合、回転駆動機構102の回転軸102aの回転心が吊下手段の中心線と一致するものであるとともに、把持アーム101に閉脚のための引力を加える発条105が、縦斜め方向に装設され、発条105の把持アーム101との係止端でない方の係止端を、調節螺子106を用いて垂直方向に上下させることにより、発条105の引力の変化、また左右の引力均衡の変化を付けるものとしている。
また本発明の背景技術となるもののうち、把持アーム、特に景品把持に重要な役割を持つ爪部の構成については、本発明と同一発明者による特願2002−272213がある。この技術は、把持アームそのものを、枢結部より着脱自在、交換可能としたものである。
特開2003−135843号公報 特願2002−272213号出願明細書
上記背景技術の1にあっては、左右の把持アーム101の閉脚力の微調整は可能ではあるが、2箇所のつまみ螺子106を用いて行うため、簡便さに難があり、また板カム、即ちカムプレート103が、把持アーム101の幹部に、しかも枢動部に装設されるため、閉脚のための引力源となる発条は105、垂直方向に装設するか、或いは、背景周知技術に示されるように、カムプレート103の下方域において、把持アーム101の幹部の間に介設されるほかない。このような構成では、回転駆動機構が円筒状に多くの嵩を占有し、また背景周知技術にあっては。発条105の左右均衡に変化を付けたり発条に加えられるテンションの微調整もしにくい構成となってしまう、という課題があった。
上記背景技術の2にあっては、把持アームそのものを、キャッチャー本体とアーム幹部枢結点より交換しなければならず、一般に景品把持のための微調整には、把持アームそのものを多数本用意する必要が生じることも多く、またアーム幹部枢結点は、ハウジングに被覆されてしまうことをかんがみれば、把持アームの枢結装着が煩瑣である、という課題があった。
また当業界においては、透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間内に設けられた遊技手段を用いて景品獲得することを目的とし、前記遊技手段を前記閉鎖空間外より操作する遊技機は、ハロゲン照明器具を用いるものが近来出現し、しかも前後左右及び上下に移動可能な吊下手段の位置決め手段には、光学センサを使用するために、強力なハロゲン光線により誤作動を生じることも多かった。
本発明はこのような課題にかんがみ、閉鎖遊技空間内の遊技手段が強力な照明手段の影響を受けず、また回転駆動機構が上下に嵩張ることなく、制御機構や諸部材がキャッチャー本体に多く搭載可能であり、運搬の便も安全且つ良好であり、また発条等弾性体に加えられるテンション並びに把持アームの爪部の微調整が簡便な手順で可能なクレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームを提供することを目的とする。
本発明は、透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間内に設けられた遊技手段を用いて景品獲得することを目的とし、前記遊技手段を前記閉鎖空間外より操作する遊技機において、前記閉鎖空間内の遊技手段の構成部材にホールICが備えられたことを最も主要な課題解決手段の1とするものである。
また本発明は、透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、該景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段を構成部材とし、これによってキャッチャー本体が吊下されるキャッチャーと、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設され、該作動手段が、回転駆動機構に連結されたカムプレートと、該カムプレートにその側面が圧接する軸状回転体が備えられたキャッチャーを備える景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、前記カムプレートが、前記吊下手段に対して平行に設けられた構成を最も主要な課題解決手段の2とするものである。
本発明は、また、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャーを備えるクレーンゲーム機であって、前記吊り下げ手段が、キャッチャー本体を吊上下する線状体と、該線状体を内蔵し短径のものより順に伸縮ないし収納自在の外径の異なる複数個の管状体により構成されたクレーンゲーム機において、前記線状体の末端部が、最短径管状体の上部に固設された構成を、最も主要な課題解決手段の3としている。
さらに本発明は、クレーンゲーム機の把持アームについては、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャーを備えるクレーンゲーム機において、前記把持アームに連設される把持爪が、把持アーム固定板部材及び該把持アーム固定板部材に回動自在に枢結される先端爪部材とにより構成され、該先端爪部材と前記把持アーム固定板部材との角度が自在に調整固定可能である構成を最も主要な課題解決手段の4とする。
これに加え本発明は、透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャー及び該キャッチャー本体部を被覆し把持アームを露出させるハウジング体を備えた景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、露出した把持アームの随意の定位置にて、該定位置より先の部材が着脱自在である構成を最も主要な課題解決手段の4とするものである。
本発明の最も主要な特徴である課題解決手段のうち、第1の構成のもとに、本発明は、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能な吊下手段の位置決め手段に、ホールIC制御手段が備えられた構成、ならびに、カムプレートと台座板の相互に対峙する面の所定部位に、ホールIC制御手段が設けられた構成をそれぞれとりうるものである。
本発明の最も主要な特徴である課題解決手段のうち、第2の構成のもとに、本発明は、キャッチャー本体を構成する台座板に、回転軸を垂直として回転駆動機構が、また発条等弾性体にテンションを加えるテンション杆が取り付けられ、該テンション杆下端とアーム幹域とが、両箇所に両端が固定された発条等弾性体によって引き寄せられる構成であるとともに、該テンション杆に、テンション杆取付用溝及び回転軸を介在させる回転軸介在溝が穿設された構成をとりうるものであり、このような構成のもとに、本発明はさらに、テンション杆に穿設されたテンション杆取付用溝に、発条等弾性体へのテンションを左右で異ならせるための円弧状溝が、少なくとも1箇所以上設けられた構成をとりうるものとしている。
本発明の最も主要な特徴である課題解決手段のうち、第3の構成のもとに、本発明は、最短径管状体の下端域に、キャッチャー本体の上端が嵌合される構成とし、該嵌合部が固定手段により着脱自在である構成をとりうるものであり、また、本発明の最も主要な特徴である課題解決手段のうち、第4の構成のもとに、本発明は、把持アーム固定板部材と先端爪部材との角度調節固定手段が、両部材の何れかに設けられる第一螺着管部と、もう一方の部材に設けられる第二螺着管部と、これらに両開口部から別々に螺挿される固定用螺子とにより構成されうるものである。
さらに本発明は、透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャー及び該キャッチャー本体部を被覆し把持アームを露出させるハウジングを備えた景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、露出した把持アームの随意定位置にて、該定位置より先の部材が着脱自在である構成を最も主要な課題解決手段の5とするものである。
本発明にかかる上述の課題解決手段により、まず、閉鎖空間内の遊技手段の構成部材にホールICが備えられたことにより、閉鎖遊技空間内における遊技手段の構成部材のうち、吊下手段の平面的な縦横の移動、カムプレートの動きは、閉鎖遊技空間内の照明器具、すなわち最近特に多用傾向のあるハロゲンランプなどの強い光線による光学的な影響を受けない。その結果、閉鎖遊技空間外に設けられた操作手段の操作が、遊技に正確に伝達され、従前のごとく光学センサを使用していたものと比べ、誤作動を起こさない。
また、ホールICは、豆粒大の磁性体であるため、感磁性素材を吊下手段の軌道に用いれば、停止位置等の決定は、自在且つ頗る簡便に変更することが可能となる。ホールICの軌道ほか感磁性素材への貼着は頗る簡便であり、目盛りなど指示手段をチップ板などに付ければ、制御の精度も増す。
吊下手段に対して平行に設けられたカムプレートは、これが連結される回転駆動機構において、その回転軸が水平となり、回転駆動機構の主要部がキャッチャーの一面より突出する形態となる。と同時に、反対面は、平坦な形状となる。この平坦な形状の部分には、カムプレート並びにホールIC制御手段が設けられるが、ホールIC制御手段も、2個の塊状部材のうち、感磁センサ部材がチップ板に貼着され、他方磁性部材が回転板に固装される。チップ板の裏面は平板状である。
景品獲得ゲーム機のうち、クレーンゲーム機のキャッチャーは、一般に、作動機構を左右対称なハウジングで覆蔽するのが常であるが、前項に記載のごとく、一面に回転駆動機構が突出すれば、もう片面は平板状になり、ハウジングに覆蔽されたとき、ハウジングとチップ板との間に比較的大きな空間が留保され、この部分にいろいろな制御機構や諸部材を搭載することが可能であるとともに、キャッチャーのハウジングの高さが低くなり、製造コスト減を奏し、また優れた美観を呈するばかりでなく、上下可動域が拡大する。
ハウジングより露出した把持アームの随意定位置にて、該定位置より先の部材が着脱自在であれば、把持アームの交換の必要が生じたときは、ハウジングをその都度取り外して行う必要がなくなり、交換作業の効率は、飛躍的に増大する。
通常カムプレートは、把持アームの開閉に合わせ、類楕円矩形状であり、把持アームの根幹部に突設される軸状回転体に常時当接し、カムプレートの短径部分が軸状回転体に当接したときに、発条等弾性体の引力により把持アームが閉脚し、一方カムプレートの長径部分が軸状回転体に当接したときに、発条等弾性体の引力をカムプレートが押し広げ、把持アームが開脚するのが公知技術である。ただこの公知技術については、軸状回転体が垂直下方向に突設されており、周縁が球面状に形成されたカムプレートの周縁が、この軸状回転体に滑動当接するものであるが、本発明においては、従前の公知技術と異なり、ともに吊下手段に対して平行に設けられたカムプレートと軸状回転体とが常時、線当接して作動が行われるため、回転駆動機構からの力の伝導効率は頗る良好である。
回転駆動機構が回転を始めると、ホールIC制御手段により、カムプレートは、景品把持試行開始後景品孔に移動するまで、景品把持試行時に1回転、景品孔上で1回転する。カムプレートの短径部分周縁が軸状回転体に線当接したときに、発条等弾性体の引力により把持アームが閉脚し、カムプレートの長径部分周縁が軸状回転体に線当接したときに、発条等弾性体の引力をカムプレートが押し広げ、把持アームが開脚する。
発条等弾性体の引力による把持アームの閉脚は、キャッチャー本体を構成する台座板に取り付けられたテンション杆により、適宜テンションが加えられ、非ゲーム時、景品把持時には閉脚状態を良好に保持している。テンション杆に、テンション杆取付用溝及び回転軸を介在させる回転軸介在溝が穿設されていれば、上下方向に、自在にテンション杆の位置決めができるため、景品の形状、種類に応じて自在に把持アームの把持力を調節することができる。
またテンション杆に穿設されたテンション杆取付用溝に、発条等弾性体へのテンションを左右で異ならせるための円弧状溝が、少なくとも1箇所以上設けられていれば、上下ばかりでなく、左右の把持アームの把持力に変化、不均衡を人為的に現出させることができるため、景品の形状、種類への対応の幅は、さらに広がることとなる。
一方。吊り下げ手段が、キャッチャー本体を吊上下する線状体と、該線状体を内蔵し短径のものより順に伸縮ないし収納自在の外径の異なる複数個の管状体により構成されたクレーンゲーム機は、ごく一般的であるが、このようなクレーンゲーム機の吊下手段を構成する線状体の末端部が、最短径管状体の上部に固設されると、線状体は、キャッチャーを吊上下するものではなく、最短径管状体を吊上下するものとなる。
吊下手段の最上部に線状体を巻き取るための回転駆動を連設したプーリを設けるのは、ごく一般的な構成であるが、このような一般的な構成において、線状体を巻き取るプーリのフランジより線状体が外れ、弾性限界を超えて折曲したり、或いはテンションのかからぬまま線状体がプーリに巻き取られるなど、吊下手段を構成する線状体の不測の遊動損傷や、プーリの回転に円滑さを欠いたりする事態は、ほとんど生じない。
吊下手段を構成する線状体の末端部が、最短径管状体の上部に固設されると、線状体は、キャッチャーを吊上下するものではなく、最短径管状体を吊上下するものとなることにより、最短径管状体の下端域に、キャッチャー本体の上端が嵌合される構成とし、該嵌合部が螺子等の固定手段により着脱自在である構成が可能となる。固定手段は螺子に限らず、鈎結、係止などの手段であってもよい。
最短径管状体の下端域に、キャッチャー本体の上端が嵌合される構成とし、該嵌合部が螺子等の固定手段により着脱自在である構成が可能となることにより、キャッチャー本体を吊下手段から簡便に分離して独立安定した状態で運搬可能となり、一方取付も、線状体への連設が不必要な分、非常に簡便なものとなる。
把持アームについては、把持爪が、把持アーム固定板部材及び該把持アーム部材に回動自在に枢結される先端爪部材とにより構成され、該先端爪部材と前記把持アーム固定板部材との角度が自在に調整固定可能であれば、把持アーム全体を枢結点から交換する必要もなく、景品把持に重要な要素となる先端爪部材と前記把持アーム固定板部材との角度の調整が、簡便に行われることとなる。特に把持アーム固定板部材と先端爪部材との角度調節固定手段が、両部材の何れかに設けられる第一螺着管部と、もう一方の部材に設けられる第二螺着管部と、これらに両開口部から別々に螺挿される固定用螺子とにより構成されていれば、強度は2倍となるうえに、ボルトナットを用いて緊締を行うときのような、即ち、一方の手でナットを押さえつつ微調整を行うためボルトを締めていくというような煩瑣な手順を経ることなく、把持アーム固定板部材と先端爪部材との角度を調節固定することができる。
以下本発明景品獲得ゲーム機及びそのキャッチャーと把持アームの最良の実施形態を図面を参照しつつ詳述する。
図1は、本発明クレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームの最良実施形態の要部正面図である。また図2(a)は同把持アーム閉脚時側面図、(b)は、把持アーム開脚時側面図である。これら図1、図2(a)(b)に示されるように、本実施形態のキャッチャーは、吊下手段に連結される把持アーム1、把持アーム1に対し回転軸2aが垂直に設けられた回転駆動機構2、回転駆動機構2の回転軸2aに連設されるカムプレート3、カムプレート3の周縁3aが常時、線当接し把持アーム幹部1aより突設される軸状回転体4及び、軸状回転体4とカムプレート3が常時線当接している状態を保持するための引力を与える2本の弾性体である発条5、及び発条5が係止されこれにテンションが与えられるテンション杆6を主要な構成要素とする。これらは台座板7に取り付けられるものである。発条5は、図2(a)(b)では把持アーム1の背後となるため現れない。
回転駆動機構2とカムプレート3の間には、台座板7が介在し、把持アーム1も台座板7に回動自在に枢結される。把持アーム1の根幹部1aの適宜位置に設けられた発条係止点8には、発条5が係止される。即ち発条5はテンション杆下端6aと発条係止点8との間に介装される。このようにして、テンション杆下端6aと発条係止点8との間の発条5によって把持アーム1引き寄せされる構成となっている。なお台座板7は、その主要部が垂直面であるが、最上域はL字状に折曲され、水平面7aとなっている。
テンション杆6には、テンション杆取付用溝9及び回転軸を介在させる回転軸介在溝10が穿設される。テンション杆6の台座板7への固定は、螺子をもって行う。テンション杆取付用溝9のうち、その根幹溝9aは螺子の固定に適合する程度、即ち螺子の径より若干広幅の長細矩形であり、回転軸介在溝10も、回転駆動機構2ないしはそのハウジング部を内挿介在させるに足る幅を有する長矩形である。テンション杆取付用溝9については、発条等弾性体へのテンションを左右で異ならせるため、根幹溝9aと同じ幅の円弧状溝9b、9c、9d、9eが、根幹溝9aを中心線として、上下の異なる位置に4箇所設けられている。
カムプレート3は、図1に示されるように、類楕円矩形であって、図2(a)(b)に示されるように、その台座板7と対峙しない面に、ホールIC制御手段が設けられる。このホールIC制御手段は、カムプレート3の長径端に2箇所1対、短径端に2箇所1対の計4箇所設けられるプレート側センサ11a、11b、及びこれらプレート側センサに対峙するチップ板12に2箇所垂直方向に並んで設けられるチップ板側センサ13a、13bを主要構成要素とし、光学的な力に対し、相当の耐久性を有する。
これらプレート側センサ11a、11b、及びチップ板側センサ13a、13bは、把持アームの開閉手順を示す概略図である図3(a)(b)(c)に示されるように、それぞれ把持アーム1の閉脚時、最大開脚時に対応する位置に設けられる。
一方把持アーム1の先端には景品を把持する把持爪14が連設されるのが通常であるが、把持アーム先端部把持爪部分を示す図4(a)(b)(c)に示されるように、この把持爪14は、把持アーム1とは別部材であり、把持アーム固定板部材15及び把持アーム固定部材15に回動自在に枢結される先端爪部材16とにより構成される。把持アーム固定板部材15には第一螺着管部15aが設けられるとともに、先端爪部材16には第二螺着管部16aが設けられ、これらは、両開口部17a、17bから別々に螺挿される固定用螺子18a、18bとともに、把持アーム固定板部材15と先端爪部材16との角度調節固定手段を構成する。
クレーンゲーム機のキャッチャー吊下手段については、本実施形態は。その要部拡大図付上端域正面図である図5に示されるように、吊下手段の最上部に回転駆動を連設したプーリ19を設け、プーリ19より、上方にフランジの付された4本の異なる径の管状体20、21、22、23の中にワイヤ24を通すのではなく、ワイヤ24については、ワイヤ24の末端部24aをリング状に構成し、4本の異なる径の管状体20、21、22、23のうち、最短径管状体20の上部に固設する。ワイヤ24の巻き上げ、巻き戻しすることによりキャッチャーを上下作動させることについては、公知技術と同じである。これら4本の異なる径の管状体20、21、22、23は、吊下手段管状体部伸長時を示す透視側面図である図6(a)に示されるように、上方にフランジを有すると共に、異なる径の管状体の伸縮を円滑に行うための合成樹脂製スペーサーが、これらの継ぎ目3箇所に、外側よりP、Q、Rとして設けられている。
また、図5に示されるように、ワイヤ24を、テンション螺子25を囲繞するスイッチリング26に当接させ、景品把持時など、ワイヤ24に張力がかかれば、スイッチリング26に押力を生じ、スイッチリング26がスイッチ杆27に押力を加え、作動制御スイッチ28がオンの状態となる。逆に景品開放時など、ワイヤ24の張力が緩めばスイッチリング26のスイッチ杆27への押力は解消し、作動制御スイッチ28は、オフの状態となる構成も公知技術を用いたものである。
ワイヤ24の末端部24aをリング状に構成し、3本の異なる径の管状体20、21、22、23のうち、最短径管状体20の上部に固設される構成については、吊下手段管状体部収縮時を示す要部斜視図である図6(b)に示されるように、最短径管状体20の上端域20aに、ワイヤ24の末端部リング24aが内挿される切欠部Cを留保して、ワイヤ吊下固定螺子29が螺挿可能となるように、螺挿充填部材30が固装ないし形成される。螺挿充填部材30は、ワイヤ吊下固定螺子29が最短径管状体20の内部に挿在する範囲で形成され、上記のごとくワイヤ24の末端部リング24aが内挿される空間が留保されるため、中央域がワイヤ末端部リング24aの形状に適合する形で切欠部Cを有するものとなっている。
このような構成の最短径管状体20の下端域20bには、キャッチャーの最上域を構成する連結シャフト31が着脱自在に内嵌固定される。キャッチャーの連結シャフト31は、台座板7の水平域7aに固装ないしは形成される。連結シャフト31は、螺結孔32aが形成され、最短径管状体の20の下端域20bにも、これに対応した位置に螺結孔32bが形成される。よって、吊下手段へのキャッチャーの装着は。連結シャフト31の螺結孔32aと最短径管状体下端域20bの螺結孔32bにキャッチャー装着螺子33を螺挿して固定装着する。
一方吊下手段の位置決め手段は、横方向軌道34、縦方向軌道35、及び横方向軌道34に摺動自在に係架され吊下手段が固装される基盤プレート36を主要構成部材とし、横方向軌道34は、縦方向軌道35に、係架プレート37を介し、摺動自在に係架され、縦方向軌道35は、閉鎖ゲーム空間の上方の両端縁に固装される。横方向軌道34の摺動、基盤プレート36の摺動は、それぞれ個別に回転駆動源のプーリに連結された横方向ベルト38a、縦方向ベルト38bによる。なお、ここでいう横方向、縦方向は、遊技時における遊技者から見ての縦横方向である。
図9(a)は、吊下手段の第1設定位置における位置決め手段の要部仰視図であり、図9(b)は、第2設定位置における位置決め手段の要部仰視図である。図9(a)(b)に示されるように、このような吊下手段の位置決め手段は、基盤プレート36については、横方向に延在する延在板34aに第1横方向軌道側ホールICセンサ39aが貼着され、係架プレート37については、縦方向に垂在する垂在板37aに第2横方向軌道側ホールICセンサ39bが貼着される。第1設定位置と第2設定位置とは、吊下手段の停止位置であり、その設定は自在であってよい。
第1設定位置においては、縦方向軌道35の初期設定所定位置に、横方向に第1チップ板40、縦方向に第2チップ板41が、それぞれ垂立固装され、これら第1チップ板40、第2チップ板41には、第1横方向軌道側ホールICセンサ39a、第2横方向軌道側ホールICセンサ39bに対応する位置に、第1チップ板側ホールICセンサ42a、第2チップ板側ホールICセンサ42bが貼着される。また第2設定位置においては、縦方向軌道35の所定位置に、横方向に第3チップ板43、縦方向に第4チップ板44が、それぞれ垂立固装され、これら第3チップ板43、第2チップ板44には、第3横方向軌道側ホールICセンサ39a、第4横方向軌道側ホールICセンサ39bに対応する位置に、第1チップ板側ホールICセンサ42a、第2チップ板側ホールICセンサ42bが貼着される。
図10は、本実施形態景品獲得ゲーム機のキャッチャー部分へのハウジング装着を想定した1実施例の側面模式図である。本実施例は、露出した把持アーム1の図10に示される連結位置45で、この定位置より先の部材が着脱自在である構成となっているが、この連結位置45は、この位置、すなわち露出部分の最もハウジング46寄りの位置でなくともよいが、強度の問題をかんがみれば、図10に示される連結位置45で着脱自在とされるのが最も望ましい。
以上のような構成により、カムプレート3は、これが連結される回転駆動機構2において、その回転軸2aが水平となり、回転駆動機構2がキャッチャーの一面より突出する形態となる。と同時に、反対面は、チップ板12として、平坦な形状となる。この平坦な形状の部分には、カムプレート3並びにプレート側センサ11a、11b、チップ板側センサ13a、13bを主要構成要素とするホールIC制御手段が設けられるが、このホールIC制御手段も、2枚の板状部材のうち、一部材がチップ板とセンサより構成されるものであり、チップ板の裏面は平板状である。ホールIC制御手段は、感磁センサを使用し、光学的な力に耐性を有する。そのため、近来ハロゲンランプ等、強い光線をゲーム空間に使用する場合が多いことをかんがみれば、その制御は光線の影響を受けないので、確実な制御が可能である。
同様に、吊下手段の停止位置決め手段、すなわち吊下手段停止位置の制御についても、ハロゲンランプなどの強い光線による誤作動を避けることができる。すなわち、それぞれ個別に回転駆動源のプーリに連結された横方向ベルト38a、縦方向ベルト38bにより、横方向軌道34及び基盤プレート36は、それぞれ縦方向軌道35、横方向軌道34を係架摺動したのち、図9(a)(b)に示された位置にて正確に停止する。
またホールICは、構成素材が小さな磁性体なので、その取付け位置の変更は、簡便であり、自在である。例えば、図9(a)の設定から図9(b)の設定への変更は、ホールICの構成素材である小さな磁性体39a〜d、42a〜dを張り替えるだけでよい。また張り替え位置を示す目盛りなどの指示手段、或いはこれら磁性体39a〜d、42a〜dを嵌着固定する嵌着孔を横一列に配するなどすれば、停止位置の変更は、簡便且つ正確となる。
片面が平板状となったキャッチャーは、ハウジングに覆蔽されたとき、ハウジングとチップ板との間に比較的大きな空間が留保されることになり、この部分にいろいろな制御機構や諸部材、例えば光学的デコレーションなどを搭載することが可能であるとともに、キャッチャーのハウジングの高さが低くなり、製造コスト減を奏し、また優れた美観を呈するばかりでなく、上下可動域が拡大する。
回転駆動機構が回転を始めると、図3に示されるように、ホールIC制御手段により、カムプレート3は、景品把持試行開始後景品孔に移動するまで、景品把持試行時に1回転、景品孔上で1回転する。その際、把持アーム閉脚時においては、カムプレート3の短径端に設けられるプレート側センサ11bは、チップ板側センサ13bに、把持アーム開脚時においては、カムプレート3の長径端に設けられるプレート側センサ11aは、チップ板側センサ13aに、それぞれ対峙し、開脚状態、閉脚状態の一時停止ないしは、これらの状態を持続させる。
チップ板側カムプレート3の短径部分周縁が軸状回転体4に線当接したときには、発条5の引力により把持アーム1が閉脚し、カムプレート3の長径部分周縁が軸状回転体4に線当接したときには、発条5の引力をカムプレート3が押し広げ、把持アーム1が開脚する。これらの作動は、吊下手段に対して平行な面で行われる。
発条5の引力による把持アーム1の閉脚は、キャッチャー本体を構成する台座板7に、該台座板に取り付けられたテンション杆6により、適宜テンションが加えられ、非ゲーム時、景品把持時には閉脚状態を良好に保持している。テンション杆6に、テンション杆取付用溝9、9a、9b〜e及び回転軸2aを介在させる回転軸介在溝10が穿設されているので、テンション杆の位置決め自在状態を示す要部略図である図7(a)(b)に示されるように、上下方向には根幹溝9aで位置決めを、左右のテンションに差を生じさせるためには、4箇所に設けられた円弧状溝9b〜eで位置決めを行い、これらの組み合わせで自在にテンション杆6の位置決め微調整が簡便にできる。そのため、景品の形状、種類に応じて自在に把持アームの把持力を調節することができる。
ワイヤ24の末端部リング24aが、最短径管状体の上部に固設されると、ワイヤ24は、キャッチャーを吊上下するものではなく、最短径管状体20を、吊上下するものとなる。最短径管状体20の上端域20aに、ワイヤ24の末端部リング24aが内挿される切欠部Cを留保して、ワイヤ吊下固定螺子29が螺挿可能となるように、螺挿充填部材30が固装ないし形成されると、例えばワイヤ吊下固定螺子29を適宜脱挿した場合、脱挿されて最短径管状体20の外部に露出したワイヤ吊下固定螺子露出部29aは、全管状体並びにスペーサーの厚みよりも長く露出させれば、図8に示されるように、最短径管状体20が不測に下方へと滑落するのを抑止するストッパー手段としての効果を奏する。
また切欠部Cが最短径管状体20の中央に形成されているため、ワイヤ24の吊下中心線は常にこの切欠部Cによって遊動が少なくなり、プーリ19による巻き取り、巻き下ろしも円滑に行われる。その結果、ワイヤ24の折曲など不測の損傷や取り扱いに苦慮するワイヤ24の遊躍なども起こりにくく、テンション螺子25を囲繞するスイッチリング26によるスイッチ杆27への押力の加減、およびこれに伴う作動制御スイッチ28のオンとオフの制御が確実なものとなる。
その結果、吊下手段を構成する線状体が、不測の遊動損傷、例えば、吊下手段の最上部に線状体を巻き取るための回転駆動を連設したプーリを設けるのは、ごく一般的な構成であるが、このような一般的な構成において、線状体を巻き取るプーリのフランジより外れ、弾性限界を超えて折曲したり、或いはテンションのかからぬまま線状体がプーリに巻き取られ、プーリの回転に円滑さを欠いたりする事態は、ほとんど生じない。従って、ワイヤ24の交換も、極めて円滑に行うことができる。
キャッチャーを吊下手段に連設する手順は、極めて簡便である。すなわち、ワイヤ24が、もはやキャッチャーを吊上下するものではなく、最短径管状体20を吊上下するものとなっているため、連結シャフト31の螺結孔32aと最短径管状体下端域20bの螺結孔32bにキャッチャー装着螺子33を螺挿して固定装着すればよい。従前のような、遊躍しがちなワイヤ24の先端を、管状体の中を挿通させてキャッチャー最上端に係着するという手順は不要である。またその逆、即ち取り外しもキャッチャー装着螺子33を螺脱するだけで、キャッチャーは吊下手段と別部材となり、運搬や交換を必要とする際に、安全且つ確実、簡便な作業が可能となる。
把持アーム1については、把持爪14が、把持アーム固定板部材15及び把持アーム固定板部材15に回動自在に枢結される先端爪部材16とにより構成され、先端爪部材16と把持アーム固定板部材15との角度が自在に調整固定可能であるため、把持アーム1全体を枢結点から交換する必要もなく、景品把持に重要な要素となる先端爪部材16と把持アーム固定板部材15との角度の調整が、簡便に行われることとなる。
把持アーム1全体を枢結点から交換する必要がなくなる効果については、図10に示される実施例も同様である。この実施例の場合、先端部だけではなく、把持アーム1の主要部1b全体をその幹部1aに、ハウジング46を取り外さなくとも着脱自在としたものであるため、運搬、交換の便ともに、すこぶる良好である。
把持アーム固定板部材15と先端爪部材16との角度調節固定手段は、第一螺着管部15aと、もう一方の部材に設けられる第二螺着管部16aと、これらに両開口部17a、17bから別々に螺挿される固定用螺子18a、18bとにより構成されていれば、強度は2倍となるうえに、ボルトナットを用いて緊締を行うときのような、即ち。一方の手でナットを押さえつつ微調整を行うためボルトを締めていく、というような煩瑣な手順を経ることなく、把持アーム固定板部材と先端爪部材との角度を、図4(c)に示されるように調節固定することができる。この強度を保てる調節固定は、把持爪14が、頻繁に反復使用されるため、クレーンゲームにおいては重要な長所となる。
以上詳述された本発明の最良実施形態から、本発明クレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームによれば、閉鎖遊技空間内の遊技手段が強力な照明手段の影響を受けず、また回転駆動機構が上下に嵩張ることなく、制御機構や諸部材がキャッチャー本体に多く搭載可能であり、運搬の便も安全且つ良好で、さらに発条等弾性体に加えられるテンション並びに把持アームの爪部の微調整が簡便な手順で可能なクレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームが提供される。
本発明は、俗称UFOキャッチャーといわれる景品獲得ゲーム機のうちのクレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームにつき、ゲーム提供者側、或いは提供者側に立つゲームのオペレーターにより調整される、いわゆるゲーム機のチューンアップの便、運搬の便、誤作動の回避を追求したものであり、チューンアップ時、運搬時、遊技操作時の課題を解決したものであって、産業上の利用可能性は頗る大きい。
本発明クレーンゲーム機のキャッチャー及び把持アームの最良実施形態の要部正面図である。 (a)は同把持アーム閉脚時側面図であり、(b)は同把持アーム開脚時側面図である。 (a)(b)(c)は、同把持アームの開閉手順を示す概略図である。 (a)は同把持アーム先端部把持爪部分の上面図、(b)は同把持アーム先端部把持爪部分の正面図、(c)は同把持アーム先端部把持爪部分の側面図である。 (a)は同吊下手段上端域要部正面図であり、(b)はスイッチオン時、(c)はスイッチオフ時の作動制御スイッチ付近拡大図である。 (a)は同吊下手段管状体部伸長時を示す透視側面図であり、(b)は同吊下手段管状体部収縮時を示す要部斜視図である。 (a)(b)は、同テンション杆の位置決め自在状態を示す要部略図である。 同ワイヤ吊下固定螺子露出部が最短径管状体の滑落抑止ストッパー手段となることを示す概略図である。 (a)は、吊下手段の第1設定位置における位置決め手段の要部仰視図であり、(b)は、第2設定位置における位置決め手段の要部仰視図である。 本実施形態景品獲得ゲーム機のキャッチャー部分へのハウジング装着を想定した1実施例の側面模式図である。 背景技術1の透視側面図である。
符号の説明
1 把持アーム
1a 把持アーム幹部
1b 把持アーム主要部
2 回転駆動機構
2a 回転軸
3 カムプレート
3a カムプレート周縁
4 軸状回転体
5 発条
6 テンション杆
6a テンション杆下端
7 台座板
7a 台座板水平面
8 発条係止点
9 テンション杆取付用溝
9a 根幹溝
9b〜e 円弧状溝
10 回転軸介在溝
11a〜b プレート側センサ
12 チップ板
13a〜b チップ板側センサ
14 把持爪
15 把持アーム固定板部材
15a 第一螺着管部
16 先端爪部材
16a 第二螺着管部
17a〜b 開口部
18a〜b 固定用螺子
19 プーリ
20 最短径管状体
20a 最短径管状体上端域
20b 最短径管状体下端域
21〜23 異径管状体
24 ワイヤ
24a ワイヤ末端部リング
25 テンション螺子
26 スイッチリング
27 スイッチ杆
28 作動制御スイッチ
29 ワイヤ吊下固定螺子
30 螺挿充填部材
31 連結シャフト
32a〜b 螺結孔
33 ワイヤ末端部リング
34 横方向軌道
34a 延在板
35 縦方向軌道
36 基盤プレート
37 係架プレート
37a 垂在板
38a 横方向ベルト
38b 縦方向ベルト
39a 第1横方向軌道側ホールICセンサ
39b 第2横方向軌道側ホールICセンサ
39c 第3横方向軌道側ホールICセンサ
39d 第4横方向軌道側ホールICセンサ
40 第1チップ板
41 第2チップ板
42a 第1横方向軌道側ホールICセンサ
42b 第2横方向軌道側ホールICセンサ
42c 第3横方向軌道側ホールICセンサ
42d 第4横方向軌道側ホールICセンサ
43 第3チップ板
44 第4チップ板
45 連結位置
46 ハウジング
C 切欠部
P、Q、R 合成樹脂製スペーサー
101 把持アーム
101a 把持アーム幹部
102 回転駆動機構
102a 回転軸
103 カムプレート、板カム
104 軸状回転体
105 発条
106 つまみ螺子

Claims (11)

  1. 透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間内に設けられた遊技手段を用いて景品獲得することを目的とし、前記遊技手段を前記閉鎖空間外より操作する遊技機において、前記閉鎖空間内の遊技手段の構成部材にホールICが備えられたことを特徴とする景品獲得ゲーム機。
  2. 透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、該景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段を構成部材とし、これによってキャッチャー本体が吊下されるキャッチャーと、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設され、該作動手段が、回転駆動機構に連結されたカムプレートと、該カムプレートにその側面が圧接する軸状回転体が備えられたキャッチャーを備える景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、前記カムプレートが、前記吊下手段に対して平行に設けられたことを特徴とする景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
  3. 透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャーを備える景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機であって、前記吊下手段が、キャッチャー本体を吊上下する線状体と、該線状体を内蔵し短径のものより順に伸縮ないし収納自在の外径の異なる複数個の管状体により構成された景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、前記線状体の末端部が、最短径管状体の上部に固設されたことを特徴とする景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
  4. 透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャーを備える景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、前記把持アームに連設される把持爪が、把持アーム固定板部材及び該把持アーム固定板部材に回動自在に枢結される先端爪部材とにより構成され、該先端爪部材と前記把持アーム固定板部材との角度が自在に調整固定可能であることを特徴とする景品獲得ゲーム機の把持アーム。
  5. 透明ないし着色透明或いは半透明素材により閉鎖された空間内に照明手段を配した遊技機であって、該閉鎖空間が景品収容陳列空間を構成し、景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能に吊下手段によって吊下されるキャッチャー本体と、該キャッチャー本体に枢結され景品を把持するための複数本の把持アームと、該把持アームに閉脚方向への引力を加える発条等弾性体と、該把持アームを開脚させる作動手段が装設されたキャッチャー及び該キャッチャー本体部を被覆し把持アームを露出させるハウジングを備えた景品獲得ゲーム機、いわゆるクレーンゲーム機において、露出した把持アームの随意定位置にて、該定位置より先の部材が着脱自在であることを特徴とする景品獲得ゲーム機。
  6. 景品収容陳列空間内で、前後左右及び上下に移動可能な吊下手段の位置決め手段に、ホールIC制御手段が備えられたことを特徴とする請求項1記載の景品獲得ゲーム機。
  7. カムプレートと台座板の相互に対峙する面の所定部位に、ホールIC制御手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載の景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
  8. キャッチャー本体を構成する台座板に、回転軸を垂直として回転駆動機構が、また発条等弾性体にテンションを加えるテンション杆が取り付けられ、該テンション杆下端とアーム幹域とが、両箇所に両端が固定された発条等弾性体によって引き寄せされる構成であるとともに、該テンション杆に、テンション杆取付用溝及び回転軸を介在させる回転軸介在溝が穿設されたことを特徴とする請求項2記載の景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
  9. 最短径管状体の下端域に、キャッチャー本体の上端が嵌合される構成とし、該嵌合部が固定手段により着脱自在であることを特徴とする請求項3記載の景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
  10. 把持アーム固定板部材と先端爪部材との角度調節固定手段が、両部材の何れかに設けられる第一螺着管部と、もう一方の部材に設けられる第二螺着管部と、これらに両開口部から別々に螺挿される固定用螺子とにより構成されたことを特徴とする請求項4記載の景品獲得ゲーム機の把持アーム。
  11. テンション杆に穿設されたテンション杆取付用溝に、発条等弾性体へのテンションを左右で異ならせるための円弧状溝が、少なくとも1箇所以上設けられたことを特徴とする請求項8記載の景品獲得ゲーム機のキャッチャー。
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