JP2005236658A - 送信電力制御のための目標値制御システム及びその方法並びに基地局及び携帯通信端末 - Google Patents

送信電力制御のための目標値制御システム及びその方法並びに基地局及び携帯通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 移動通信システムにおいて、端末と基地局間でのトータルの受信品質を目標品質に収束させつつ、相手局の送信電力が過剰となる期間を抑制する。
【解決手段】 携帯通信端末100において、無線基地局からの下り回線における送信電力の制御のための目標SIRを制御する場合に、移動平均を用いた送信電力制御方式を採用しているとき、エラー発生状況を受信品質演算部3で検出し、UP/DOWN調整部6により、エラー発生数が、建物の陰などで、短時間に多数発生した場合、そのエラー数を予め定められたある上限値に置き換えて移動平均の受信品質を算出し、この算出結果が目標受信品質より良となっていれば、目標SIRの下降タイミングや下降幅を変更して、目標SIR決定部7で、そのときの目標SIRを決定制御する。これにより、無線基地局の送信電力が過剰となる期間を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は送信電力制御のための目標値制御システム及びその方法並びに基地局及び携帯通信端末に関し、特にW−CDMA通信方式における送信電力制御のための目標値制御方式に関するものである。
W−CDMA(Widebande-Code Division Multiple Access )通信方式の携帯型の移動局及び無線基地局(以下、単に基地局と称す)では、それぞれに相手局の送信電力を制御する送信電力制御機能が盛り込まれている。この機能は、自局における受信信号が目標とする受信品質を満たすように、相手局の送信電力を制御する機能である。ここで、目標とする受信品質はネットワークから移動局や基地局に対して設定される。これらの送信電力制御については、これまで幾つかの提案がなされている。
例えば、特許文献1では、基本的な送信電力制御の動作が提案されている。具体的には、現在の受信品質が目標受信品質を満たしていない場合には、目標SIR(Signal to Interference Ratio)を上昇させ、目標受信品質が満たされている場合は、目標SIRを下降させる。そして、調整した目標SIRと受信SIRとを比較することにより、相手局側の送信電力を制御するためのTPC(Transmission Power Control)ビットを決定することによって、相手局の送信電力を制御するというものである。
この特許文献1においては、受信品質の測定精度を向上させるための手法として、ある一定区間におけ受信エラー数(受信品質に対応)の移動平均を求めて目標とする受信品質を満たす工夫がなされている。
再公表特許第WO97−50197号公報
上述したように、特許文献1の技術では、ある一定区間におけ受信エラー数の移動平均を用いて目標SIRの補正制御をなす方式であるが、この方式では、過去に発生した大きな受信エラーの影響を移動平均区間の間受けることとなる。この場合、相手局に対して過剰な電力を要求することとなり、システム全体の回線容量を低下させるという問題がある。
また、上記の移動平均の算出時において、重み付けを考慮した手法もある。すなわち、新しい受信エラー数が、古いものよりもより多く反映されるように、忘却係数なるもの(過去のものほど重みを小とする重み付けの手法を言う)を導入して、移動平均を算出するようにしたものである。この方式では、算出された移動平均のエラーに対する追従精度は良くなるが、長い区間の受信品質を測定した場合、過去に発生した受信誤りの影響を考慮することが出来ず、目標とする受信品質を満たせないという問題がある。
上述した各問題について、具体的に図7,8を用いて説明する。特許文献1による従来の移動平均の手法では、測定するブロックサイズ(図7では、ブロックサイズを“125”とする)毎に受信品質を計算し、目標SIRと受信SIRとの比較を行っている。このとき、上述したように、受信品質を目標品質に収束させる方法として、移動平均処理が採用されている(図7では、移動平均数を10とする)。この場合、受信品質としては、ブロックサイズ125及び移動平均数10であるから、1250ブロック区間での受信品質(BLER:Block Error Rate)が計算されることになる。移動平均による品質を図7の移動平均毎の品質で示す。
なお、実際の品質(接続を開始してからのトータル(Total)での品質)のグラフは図の“Total品質”として示されている。送信電力制御の動作としての目標は、このTotal品質を目標値である、例えば、5%(0.05)に収束させることである。ここで、目標値は呼種によって異なるが、ここでは、一例として5%とする。
ここで、移動平均数を大きくすればするほど、Total品質に近づくことは容易に推測することが出来るが、移動平均数を大きく設定した場合、過去に発生したエラーの影響を長い移動平均区間の間受け続ける動作となる。例えば、図7のフレーム17,18,19で、瞬時的に発生した多数のエラーの発生(建物のかげやトンネルなどに入った場合に発生)により、実際の品質はフレーム20から目標の5%を下回っているにもかかわらず、移動平均区間の受信品質結果がフレーム26までは悪く、フレーム27から始めて目標の5%を下回るために、フレーム26までは、目標SIRを下降させることが出来ず、下降開始のタイミングがフレーム27となり、それだけ遅れることとなる(従来では、移動平均区間の受信品質結果が、目標値を下回るまでは、目標SIRを下降させることはできない)。
その結果として、過剰受信品質の区間がフレーム31まで続き、この区間、相手局に対して、送信電力を過剰に要求することとなって、電力浪費となると共に、近隣の無線通信局に対して不要な干渉を与えることになり、更にはまた、無線リソースの浪費ともなる。
また、移動平均数が小さい場合や、忘却係数を用いた重み付けを用いた方法の場合は、図8に示すように、重み付けの品質はフレーム17,18,19で発生したエラーに影響され難いが、フレーム毎のエラー変動に追従するために、結果として、Totalの品質が満たせていないことが分かる。具体的には、図8のフレーム18でTotal品質が目標品質の5%を超えてから、その後は目標品質を満たしていないことが分かる。
そこで、本発明は、Totalの受信品質を目標品質に収束させつつ、相手局の送信電力が過剰となる期間を抑制することが可能な送信電力制御のための目標値制御システム及びその方法並びに無線局を提供することを目的とする。
本発明による送信電力目標値制御システムは、無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御システムであって、受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による送信電力制御方法は、無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御方法であって、受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による基地局は、携帯通信端末との間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした基地局であって、受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による携帯通信端末は、基地局との間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした携帯通信端末であって、受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する処理を含むことを特徴とする。
本発明の作用を述べる。携帯通信端末と無線基地局との間の無線回線における送信電力の制御のための目標SIRを制御する場合に、移動平均を用いた送信電力制御方式を採用しているとき、エラー発生状況を検出し、エラー発生数が、建物の陰などで、短時間に多数発生した場合、そのエラー数を予め定められたある上限値に置き換えて移動平均の受信品質を算出し、この算出結果が目標受信品質より良となっていれば、目標SIRの下降タイミングや下降幅を変更して、そのときの目標SIRを決定制御する。これにより、無線基地局の送信電力が過剰となる期間を抑制できる。
本発明による第1の効果は、相手無線通信局に対して過剰な送信電力を要求する区間を減少することが可能である。その理由は、受信信号のエラーの発生数によって、移動平均処理中の目標SIRの下降変更を高速に制御するようにしたからである。
本発明による第2の効果は、相手局の平均送信電力を低減し、かつ目標とする受信品質を達成することが可能である。その理由は、移動平均区間長を減少することなく、目標SIRを下降するタイミングを早めて(高速制御を行って)、相手局の送信電力を調整するようにしたからである。
本発明による第3の効果は、目標SIRの収束を早めることが可能である。その理由は、目標SIRを下降するタイミングを早めると共に、エラーが発生した受信SIRを記憶し、目標SIRをこの記憶したSIRまでタイミングを早めて高速に調整するようにしたからである。
以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を参照すると、本発明の実施の形態による移動局である携帯通信端末100の機能ブロック図が示されている。図1において、相手局である基地局(図示せず)から送信された拡散信号はアンテナ及びアイソレータ12を経由して受信部1で受信される。受信された受信信号は受信部1でダウンコンバートされてA/D(アナログ/デジタル)変換される。このA/D変換によりデジタル信号となった受信信号は、信号処理部2でデコード処理が実施される。信号処理部2には、復号部が含まれており、受信した信号のエラーが検出される。このエラーを基に、受信品質演算部3において、移動平均による受信品質を示すBLERやエラー数等が算出される。
目標BLER値記憶部4においては、予め呼種毎に指定されている(一般的には、音声通信の場合には0.5%、パケット通信の場合には5%の品質が求められる)目標BLER値と、受信品質演算部3で算出された受信BLERとがBLER比較部5にて比較され、この比較結果に従って、目標SIRが目標SIR決定部7にて決定される。この時、受信品質であるエラー数を基に、目標SIRを変更するタイミングや、調整する調整幅が、UP/DOWN(上昇/下降)調整部6にて決定される。この調整部6で決定された変更タイミングや調整幅を基に、目標SIR決定部7での目標SIRの調整が実施されることになる。
そして、目標SIR決定部7で決定されたSIRと、SIR測定部8にて測定された受信SIRとが、SIR比較部9で比較される。この比較結果を元に、TPC生成部10にて、目標SIRよりも受信SIRが悪い場合には、基地局の送信電力をUP(上昇)させるTPCビットが生成され、目標SIRに対して受信SIRが良好になった場合には、基地局の送信電力をDOWN(下降)させるTPCビットが生成されることになる。TPC生成部10で生成されたTPCビットは、信号処理部2で送信するデータと共に符号化され、D/A変換された後に、送信部11に出力される。送信部11では、周波数変換され、アイソレータ12及びアンテナを経由して基地局に送信される。
次に、本発明の実施の形態の動作を詳細に説明する。図2は本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。受信品質演算部3においてエラー数が検出される(ステップS1)。このとき、移動局が建物のかげやトンネル等に入って、短期間に極めて多数のエラーが発生すると(図7のフレーム17〜19参照)、この短期的な多数のエラーの影響をなくすために、この多数エラー発生状態が検出される(ステップS2)。
このとき、Xをエラー数の判定閾値とすると、この閾値Xは、上述した如く、移動平均に対する悪影響を与えるエラー増大を検出する必要があり、また、目標受信品質(5%)をも考慮して、決定される。すなわち、エラー数X=目標受信品質×m(mは正の数)として決定され、例えば、X=100に選定される。
エラー数が閾値X以下の場合には(ステップS2で“N”)従来技術と同一の目標SIR通常制御20が行われ、それ以外の場合には(ステップS2で“Y”)本発明による目標SIR可変制御が行われることになる。
通常制御20について述べると、移動平均による受信品質が受信品質演算部3にて算出され(ステップS3)、それが目標品質の良否が判定され(ステップS4)、目標品質である例えば、5%以下であれば、受信品質が良であるから、目標SIR(T−SIR)が一定幅α及び一定周期Tで下降制御される(ステップS5)。逆に、受信品質が5%を超えていれば、受信品質は悪いので、目標SIR(T−SIR)が一定幅α及び一定周期Tで上昇制御される(ステップS6)。この意味で、当該通常制御20は一定制御と呼ぶことができる。
次に、本発明の可変制御30について述べると、先ず発生したエラー数が予め定められた上限値Xn に抑えられる(ステップS10)。この上限値Xn は、移動平均区間と目標受信品質とから決定される。移動平均区間の一区間を100とし、目標品質が5%であると、一区間当り5個のエラーで、目標品質の5%となるので、この目標エラー数5に対して3〜4倍(n倍)の値、例えば、Xn =20に設定される。すなわち、Xn は、目標品質に対応する期待値(5)よりも大きく、かつ移動平均による悪影響を及ぼさない値以下に設定されるものである。
短期的に発生したXよりも大なるエラーの数は、ステップS10により、Xn =20なる一定値とみなされ、すなわち、この一定値に置き換えられて、この一定値を用いて受信品質演算部3において、移動平均による受信品質の算出が行われる(ステップS11)。算出された受信品質が目標品質を上回っていれば(ステップS12で良)、T−SIRの下降制御が、UP/DOWN調整部6によりなされる(ステップS14)。このとき、T−SIRの下降幅(調整幅)は、通常制御20におけるステップS5でのそれ(α)以下とされ、例えばα/5とされると共に、調整タイミング(周期)もステップ5でのそれ(T)よりも小とされる。
例えば、T/5とされる。なお、このステップS14の動作は、予め定めた一定期間続けられることになる(特に、図示せず)。その後、ステップS1へ戻る。
なお、ステップS14においては、受信品質が、既に目標品質を下回って良好な品質となっているために、素早くT−SIRを下降させれば、電力浪費や干渉等の問題は解決できるので、T−SIRの調整タイミング(T)を小さく(早く)することだけでも、目的は達成できるものである。その意味では、この可変制御を高速制御と呼ぶこともできる。また、下降幅はエラー発生数により調整できるものである。
ステップS12において、受信品質が目標値より悪ければ(ステップS12で悪)、通常制御のステップS6と同様な制御がなされる(ステップS13)。すなわち、T−SIRの上昇幅をαとし、その上昇周期をTとするのである。そして再びエラー数測定ステップS1へ戻ることになる。
上述した本発明による可変制御を加えたT−SIR制御方法による特性例を図3に示している。なお、図3においては、図7と同様な条件でのフレーム対エラー数及び受信品質特性図であり、本発明の効果である、T−SIRの下降(Down)開始を、図7の従来例よりも早めることができることを示すためのものであり、T−SIRの下降幅や周期については、図の複雑化を避けるべく、細かく示していない。
上述したように、一般に、移動平均を用いる場合には、移動平均区間の品質が目標品質を満たすまでは、T−SIRを下降制御することはできないために、エラー数が短期間に増加した場合にも、その影響を受けて図7や図8に示した様に、T−SIRの下降(Down)開始が遅れている。これに対して、本発明では、短期間に、大きなエラー数が生じた場合には、この大きなエラー数が移動平均区間の品質に悪影響を与えることがなくなるので、T−SIRの下降(Down)開始を早めることができるのである。
すなわち、図3に示す如く、本発明によれば、フレーム20から、T−SIRを下降させることができ、また、その下降周期や幅を大とすることで、TOTAL品質での過剰品質区間を11フレームから7フレームに少くすることができる。更に、移動平均の過剰品質区間が7フレーム(図7のフレーム27〜33の区間)から、3フレーム(図3のフレーム27〜29)に削減されており、品質のバラツキが押えられることが判る。また、最終品質であるTOTAL品質も目標品質に収束している。
特に、本発明によれば、T−SIRの下降開始点が、従来手法のフレーム27に対して、フレーム20となっており、その結果、基地局の送信電力を下降させるタイミングがより早くなる。このことから、基地局に過剰な電力を要求する区間を減少させることができることになる。
図4は本発明の他の実施の形態の動作を示すフローチャートであり、図2と同等部分は同一符号にて示している。なお、機能ブロック図は図1と同等であるものとする。本発明では、ある一定数Xを超えたエラーが発生した場合に、T−SIRの可変制御30をなすことであるから、そのときの測定SIRを記録しておき、本発明による可変制御30を行った結果、SIRが記録していたSIRになった場合に、この可変制御30の動作を終了し、通常制御20へ戻すようにしたものである。
すなわち、図4に示す如く、可変制御30におけるステップS10の後に、測定SIRを記録するステップS16を設け、エラー数が閾値Xより大なる場合に、図1のSIR測定部8で測定されたSIRを図示せぬメモリに記録する。このときの測定SIRをAとすると、ステップS11〜S14による本発明の可変制御の結果、測定SIRが記録されているAに達したとき(ステップS17で“Y”)この可変制御30の動作を終了し、ステップS17で“N”の場合には、エラー数の測定を行って(ステップS18)、ステップS11戻り、ステップS17で“Y”になるまで、この可変制御30を続ける。
エラーがXを超えて発生した際の測定SIR(=A)に、再び測定SIRが達した場合には、先のエラー発生と同様に、エラー発生する可能性がある。これは、受信レベルとエラー発生との間には、相関関係があり、同じ受信レベルの場合には、同様な受信品質となることが判っているためである。よって、エラー発生時の測定SIR(=A)となるまでは、本発明の可変制御30を行って、T−SIRと測定SIRとを追い込み、過去に追い込んだ値Aに達した場合には、通常制御20へ戻すようにしている。
なお、過去の測定SIR(=A)は制御モードを変更するためのトリガであって、この測定SIR以外にも、受信品質が満たされた時点で、通常制御10へ戻すことも考えられる。
図5は本発明の更に他の実施の形態を示す動作フローチャートであり、図2及び図4と同等部分は同一符号にて示されている。本実施の形態においても、移動局の機能ブロックは図1と同じである。本例では、ステップS1による測定エラー数がある閾値Xを超えたかどうかを検出する(ステップS21)のであるが、この閾値Xは図2のフローにおけるステップS2のX=100よりも、更に大なる値(建物のかげなどに入った場合に発生する極めて大なるエラー数を検出できれば良い)とされ、エラー数がXを超えても、そうでなくても、エラー数が次の閾値である、例えば100(図2のフローのステップS2のXと同じ)と比較される(ステップS22,S24)。
ステップ22において、エラー数が閾値100を超えていれば、エラー数を上限Xn に抑えて、発生エラー数をXn に置き換えられて(ステップS23)、可変制御30へ移る。また、ステップ22において、エラー数が閾値100以下であれば、そのまま可変制御30へ移るようにしている。この場合の可変制御は図2や図4に示した可変制御30であるが、ステップS10は省略されることになる。こうすることによっても、先の実施の形態と同様な効果が得られる。
エラー数がX以下の場合(ステップS21で“N”)でも、閾値100との大小が判定され(ステップS24)、100以下であれば、直接に通常制御20へ移り、100を超えていれば、エラー数をXn に抑えることにより発生エラー数をXn に置き換えて(ステップS25)、通常制御20へ移行することになる。こうすることにより、短期的に発生する大きなエラーのうち、建物のかげなどにより発生するエラーほどではないが、多少は移動平均の品質に害を与えるような短期的エラーの影響を通常制御20でも抑えることができるものである。
図6は本発明の別の実施の形態を示す動作フローチャートであり、図2及び図4と同等部分は同一符号にて示されている。本例では、図4に示した実施の形態におけるステップS10(エラー数を上限に抑える処理)、S11およびS12(受信品質算出および受信品質判定処理)、S13(T−SIR上昇処理)、S18(エラー数測定処理)を省いたものである。すなわち、エラー数がXを超えると、そのときの測定SIR(A)を記録し(ステップS16)、T−SIRの高速下降制御に入り(ステップS14)、この高速下降制御を測定SIRがAになるまで繰り返すのである。本例によっても、上記の各実施の形態と同様の作用効果がある。
以上述べた各実施の形態は、移動局である携帯通信端末のみならず無線基地局にも同様に適用できることは明らかであり、広く、移動通信システムの無線局に適用される。また上記図2,4,5及び6の各動作フローは、予めプログラムとして記録媒体にこれを格納しておき、コンピュータ(CPU)により読み取らせて実行させることができることは勿論である。
本発明の実施の形態の携帯通信端末の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による送信電力制御の例を説明する図である。 本発明の他の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の更に他の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の別の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 従来技術による送信電力制御の一例を説明する図である。 従来技術による送信電力制御の他の例を説明する図である。
符号の説明
1 受信部
2 信号処理部
3 受信品質演算部
4 目標BLER記憶部
5 BLER比較部
6 UP/DOWN調整部
7 目標SIR決定部
8 SIR測定部
9 SIR比較部
10 TPC生成部
11 送信部

Claims (22)

  1. 無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御システムであって、
    受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする送信電力目標値制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記目標値の下降幅を前記所定幅よりも小に制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の送信電力目標値制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記エラー発生数を前記所定閾値より小なる所定の上限値に置き換えて、前記移動平均による受信品質を算出する手段と、この算出された受信品質が前記所定受信品質よりも良の場合に、前記目標値の下降制御をなす手段とを有することを特徴とする請求項1または2記載の送信電力目標値制御システム。
  4. 受信SIR(信号対妨害波比)を測定する測定手段と、受信信号のエラー発生数が前記所定閾値より大となった場合の受信SIRを記憶する記憶手段とを更に含み、
    前記制御手段は、前記測定手段による測定SIRが前記記憶手段における記憶SIRに達するまで、前記目標値の下降制御をなすようにしたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の送信電力目標値制御システム。
  5. 前記上限値は、前記移動平均区間の数及び前記所定受信品質の値により決定されることを特徴とする請求項3または4記載の送信電力目標値制御システム。
  6. 請求項1〜5いずれか記載の送信電力目標値制御システムを含むことを特徴とする移動通信システム。
  7. 無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御方法であって、
    受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御ステップを含むことを特徴とする送信電力目標値制御方法。
  8. 前記制御ステップは、前記目標値の下降幅を前記所定幅よりも小に制御するようにしたことを特徴とする請求項7記載の送信電力目標値制御方法。
  9. 前記制御ステップは、前記エラー発生数を前記所定閾値より小なる所定の上限値に置き換えて、前記移動平均による受信品質を算出するステップと、この算出された受信品質が前記所定受信品質よりも良の場合に、前記目標値の下降制御をなすステップとを有することを特徴とする請求項7または8記載の送信電力目標値制御方法。
  10. 受信SIR(信号対妨害波比)を測定する測定ステップと、受信信号のエラー発生数が前記所定閾値より大となった場合の受信SIRを記憶する記憶ステップとを更に含み、
    前記測定ステップによる測定SIRが前記記憶ステップにおける記憶SIRに達するまで、前記目標値の下降制御を続行するようにしたことを特徴とする請求項7〜9いずれか記載の送信電力目標値制御方法。
  11. 前記上限値は、前記移動平均区間の数及び前記所定受信品質の値により決定されることを特徴とする請求項3または4記載の送信電力目標値制御方法。
  12. 携帯通信端末との間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした基地局であって、
    受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする基地局。
  13. 前記制御手段は、前記目標値の下降幅を前記所定幅よりも小に制御するようにしたことを特徴とする請求項12記載の基地局。
  14. 前記制御手段は、前記エラー発生数を前記所定閾値より小なる所定の上限値に置き換えて、前記移動平均による受信品質を算出する手段と、この算出された受信品質が前記所定受信品質よりも良の場合に、前記目標値の下降制御をなす手段とを有することを特徴とする請求項12または13記載の基地局。
  15. 受信SIR(信号対妨害波比)を測定する測定手段と、受信信号のエラー発生数が前記所定閾値より大となった場合の受信SIRを記憶する記憶手段とを更に含み、
    前記制御手段は、前記測定手段による測定SIRが前記記憶手段における記憶SIRに達するまで、前記目標値の下降制御をなすようにしたことを特徴とする請求項12〜14いずれか記載の基地局。
  16. 前記上限値は、前記移動平均区間の数及び前記所定受信品質の値により決定されることを特徴とする請求項14または15記載の基地局。
  17. 基地局との間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした携帯通信端末であって、
    受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する制御手段を含むことを特徴とする携帯通信端末。
  18. 前記制御手段は、前記目標値の下降幅を前記所定幅よりも小に制御するようにしたことを特徴とする請求項17記載の携帯通信端末。
  19. 前記制御手段は、前記エラー発生数を前記所定閾値より小なる所定の上限値に置き換えて、前記移動平均による受信品質を算出する手段と、この算出された受信品質が前記所定受信品質よりも良の場合に、前記目標値の下降制御をなす手段とを有することを特徴とする請求項17または18記載の携帯通信端末。
  20. 受信SIR(信号対妨害波比)を測定する測定手段と、受信信号のエラー発生数が前記所定閾値より大となった場合の受信SIRを記憶する記憶手段とを更に含み、
    前記制御手段は、前記測定手段による測定SIRが前記記憶手段における記憶SIRに達するまで、前記目標値の下降制御をなすようにしたことを特徴とする請求項17〜20いずれか記載の携帯通信端末。
  21. 前記上限値は、前記移動平均区間の数及び前記所定受信品質の値により決定されることを特徴とする請求項19または20記載の携帯通信端末。
  22. 無線通信局間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、移動平均の受信品質が所定受信品質よりも良となった場合に、所定周期及び所定幅で下降制御するようにした送信電力目標値制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    受信信号のエラー発生数が所定閾値より大なる場合に、少なくとも前記目標値の下降周期を前記所定周期よりも短く制御する処理を含むことを特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム。
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