JP2005236525A - スイッチマトリックス - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波用の多入力多出力スイッチマトリックスを構成する際、従来は入力側および出力側にそれぞれ1入力n出力およびn入力1出力スイッチを配置しているため、スイッチ間インタコネクション用伝送線路数がn本も必要となり、しかも各伝送線路毎の損失のばらつきが大きかった。このため、少伝送線路数、損失のばらつきの少ないスイッチマトリックスの実現が課題となっていた。
【解決手段】従来出力側に配置されていたn入力1出力スイッチを省略し、1入力n出力スイッチの出力側を対向させる配置とし、かつ対向する出力側端子をそれぞれ2本の直列接続した伝送線路で結合し、この接続点から出力を取り出す構成とした。これにより、スイッチ間の伝送線路の数を低減し、長さも短くかつ等しくすることが出来るため、スイッチ切り換えによる損失変動も抑えることが出来る。
【選択図】図1



Description

本発明は、入力信号を任意の出力に切り替えて出力する多入力多出力スイッチマトリックスに関し、概ね数GHzまたは数Gbit/s程度以上の信号を切り替え可能な高周波スイッチに関わる。
図8、図9は下記特許文献1および非特許文献1で開示されている従来のスイッチマトリックスの回路構成を示す図である。図8は入力端子数および出力端子数が共に2の場合の2×2スイッチを、図9は入力端子数および出力端子数が共に4の場合の4×4スイッチを示している。これらのスイッチは入力端子および出力端子毎に1入力2出力/2入力1出力あるいは1入力4出力/4入力1出力のスイッチを備え、これらのスイッチ出力端子間を4本または16本のインタコネクション用伝送線路で接続することにより構成している。
このスイッチマトリックスの動作を図8の2×2スイッチを参照して説明する。第1の入力端子1から入力される信号は、第1の入力用伝送線路10を介して第1の1入力2出力スイッチ3に入力される。この第1の1入力2出力スイッチ3において第1のインタコネクション用伝送線路71または第2のインタコネクション伝送線路8のどちらに信号を出力するかを選択する。
第1のインタコネクション用伝送線路71への経路が選択された場合には、第1の2入力1出力スイッチ4は第1のインタコネクション用伝送線路71からの経路を選択し、第1の出力用伝送線路109を介して第1の出力端子2に信号を出力する。また、第2のインタコネクション用伝送線路8への経路が選択された場合には、第2の2入力1出力スイッチ4は第2のインタコネクション用伝送線路8からの経路を選択し、第2の出力用伝送線路1010を介して第2の出力端子2に信号を出力する。
一方、第2の入力端子1から入力される信号は、第2の入力用伝送線路10を介して第2の1入力2出力スイッチ3に入力される。ここで第2の1入力2出力スイッチ3において、第1のインタコネクション用伝送線路71または第2のインタコネクション用伝送線路8のどちらに信号を出力するかを選択する。第1のインタコネクション用伝送線路71への経路が選択された場合には、第2の2入力1出力スイッチ4は第1のインタコネクション用伝送線路71からの経路を選択し、第2の出力用伝送線路1010を介して第2の出力端子2に信号を出力する。また、第2のインタコネクション用伝送線路8への経路が選択された場合には、第1の2入力1出力スイッチ4は第2のインタコネクション用伝送線路8からの経路を選択し、第1の出力用伝送線路10を介して第1の出力端子2に信号を出力する。
ここで、第1および第2の1入力2出力スイッチ3、3と第1および第2の2入力1出力スイッチ4、4のスイッチング切替動作は、制御端子6からの制御信号をそれぞれ制御線51〜4および55〜8を介して入力することにより実現する。
また、入力端子数および出力端子数が共に3以上の場合のスイッチマトリックスの動作も上記と同様である。図9は入力端子数および出力端子数が共に4の場合を示しており、第1〜第4の入力端子1〜1、第1〜第4の入力用伝送線路10〜10、第1〜第4の1入力4出力スイッチ11〜11、第1〜第16のインタコネクション用伝送線路77〜7716、第1〜第4の4入力1出力スイッチ12〜12、第1〜第4の出力用伝送線路10〜10、第1〜第4の出力端子2〜2で構成される。なお、制御線および制御端子は図示していない。
これらの従来構成のスイッチマトリックスには以下の問題点がある。
まず第1に、挿入損失の低減/高アイソレーション化と回路の小型化の両立が困難であるという問題点である。これはインタコネクション用伝送線路には有限の長さが必要であり、この有限の長さに伴う挿入損失の増加が少なからず存在することに起因する。伝送線路を例えばコプレーナ線路で構成すると、挿入損失を低減するには、中心導体幅および中心導体とグランド導体間のギャップを広げる必要がある。これはコプレーナ線路の特性インピーダンスが中心導体幅とギャップ間隔の比でほぼ一意的に決まってしまうためである。
一方、スイッチマトリックスには、各経路間の高アイソレーション特性も要求される。ここで、コプレーナ線路間のアイソレーションは、線路間グランド幅を広げる程、大きくなる。従って、低損失かつ高アイソレーションな特性を実現するためには、中心導体幅およびグランド幅の両方を広くすることが必要になり、高密度に伝送線路を配置するスイッチマトリックスにおいては、結果的に各接続経路が長くなることが避けられず、中心導体幅を広げることによる挿入損失の低減効果が少なからず相殺されてしまう。
これは、回路の大型化も意味し、特に半導体基板にスイッチマトリックスを集積しようとした場合には、この回路の大型化はコスト増を招くという問題点も生じる。入力端子数および出力端子数を共にnとすると、接続経路数はnの2乗必要となることから、これらの問題はスイッチの規模が大きくなればなる程顕著になる。図9に示した4×4以上の規模のスイッチマトリックスではこれは非常に大きな問題である。
第2に、各経路間の挿入損失を揃えることが困難であるという問題点である。図8に示した2×2スイッチにおいては、第1のインタコネクション用伝送線路71、71より第2のインタコネクション用伝送線路8、8の方が長い。したがって第2のインタコネクション用伝送線路を使用する経路の方が挿入損失が大きくなってしまう。これを回避するためには、第1のインタコネクション用伝送線路を長くするしかなく、結果として挿入損失の大きい経路に特性を揃えるしかないということになる。
さらに4×4スイッチでは、この問題は顕著になる。つまり、互いに対向するスイッチ同士を最短で接続する伝送線路(図9で77、77、7711、7716)と最も長い伝送線路(図9で77、7713)とでは約1.9倍も長さが異なる。16本の伝送線路の長さを揃えるためには、例えば図9において最も長い伝送線路(77、7713)以外の14本全ての伝送線路をこの長い線路に合わせて長くする必要があり、さらなる回路の大型化を招くばかりでなく、2×2スイッチと同様に結果として挿入損失の大きい経路に特性を揃えるしかないということになってしまう。これは、スイッチの規模が大きくなればなる程問題となる。
第3に入力端子数および出力端子数が増大すればするほど、接続経路同士の交差数が多くなり、アイソレーション特性が劣化してしまうという問題点である。2×2スイッチでは図8に示した第2のインタコネクション用伝送線路8、8の配線交差部9の1つだけであるが、図9に示した4×4スイッチマトリックスでは、実に36個もの配線交差部(9〜936)が存在することになる。このようにスイッチが大親模化すればする程、配線交差数が増大し、アイソレーション特性の劣化を招いてしまうことになる。
第4にスイッチ制御線の増加によるアイソレーション特性の劣化を招いてしまうということである。図8に示した2×2スイッチの場合においても、例えば、各スイッチに2本づつの制御線が必要な場合、合計8本もの制御線(5〜5)が必要であり、これらは入力用伝送線路10および出力用伝送線路1010と交差せざるを得ず、この交差によりアイソレーション特性が劣化する。この劣化は前記のように入力、出力の両方にスイッチが必要な構成でより顕著になり、スイッチ規模が大きくなればなる程、問題となる。
第5に、スイッチをcoldFETで構成した場合、所要ゲート幅が2倍のサイズのFETが必要とされ、これに伴い回路が大型化してしまうということである。coldFETとはFETのソース/ドレインを等電位にし、ゲート電圧を制御することにより通過(ON)と遮断(OFF)の切替を行うスイッチであるが、このON時の損失はFETのon抵抗で決定される。図8、図9に示した従来例のように入出力の両方にスイッチを配置する構成では、入出力両方のスイッチのon抵抗値が効いてくることになる。したがって各スイッチに許容されるon抵抗値は、挿入損失から決定される所要値の1/2となる。このon抵抗はFETのゲート幅に反比例するため、2倍のゲート幅のFETが必要となり、回路の大型化を招いてしまう。また、この2倍のゲート幅のFETは2倍のoff容量を持つため反射損失の劣化を招く問題もある。
以上の従来技術の問題点は、入力、出力の両方にそれぞれn個の1入力n出力/n入力1出力スイッチを配置していることに根本の原因があり、これらの間を接続するインタコネクション用伝送線路数がn本も必要となることに起因する。
特開平8−213472号公報 H.J. Schindleret al. IEEE Trans. Microwave Theory and Techniques Vol.36、 No.12 December (1988) p.1604
本発明の目的は上記従来の問題点を解決し、各経路間の損失のバラツキが少なく、低損失/高アイソレーションで大規模化が容易なスイッチマトリックスを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1のスイッチマトリックスは、第1および第2の1入力2出力スイッチと第1および第2の入力端子と第1および第2の出力端子と4個の第1の接続経路を備え、前記第1の入力端子は前記第1の1入力2出力スイッチの入力に接続され、前記第2の入力端子は前記第2の1入力2出力スイッチの入力に接続され、前記4個の第1の接続経路のうちの2個の接続経路は、第1の2入力1出力の合成手段を形成し、前記第1の2入力1出力の合成手段の出力が前記第1の出力端子に接続され、前記4個の第1の接続経路の残りの2個の接続経路は、第2の2入力1出力の合成手段を形成し、前記第2の2入力1出力の合成手段の出力が前記第2の出力端子に接続され、前記第1の1入力2出力スイッチの2つの出力の一方は、前記第1の2入力1出力の合成手段の2つの入力の一方に接続され、他の一方は前記第2の2入力1出力の合成手段の2つの入力の一方に接続され、前記第2の1入力2出力スイッチの2つの出力の一方は、前記第1の2入力1出力の合成手段の2つの入力の他の一方に接続され、上記2つの出力のうち他の一方は前記第2の2入力1出力の合成手段の2つの入力の他の一方に接続され、前記第1の接続経路の長さが所望の動作周波数における伝送線路内波長の1/36であるように構成した。
請求項2記載のスイッチマトリックスは、請求項1に記載のスイッチマトリックスにおいて、前記4個の第1の接続経路のうちの2個の接続経路は、第1の1入力2出力の分配手段を形成し、前記4個の第1の接続経路の残りの2個の接続経路は、第2の1入力2出力の分配手段を形成し、前記第1および第2の2入力1出力の合成手段の代わりにそれぞれ前記第1および第2の1入力2出力の分配手段を用い、前記第1および第2の1入力2出力スイッチの代わりにそれぞれ第1および第2の2入力1出力スイッチを用い、前記第1の1入力2出力の分配手段の入力が前記第1の入力端子に接続され、前記第2の1入力2出力の分配手段の入力が前記第2の入力手段に接続され、前記第1の2入力1出力スイッチの2つの入力の一方は、前記第1の1入力2出力の分配手段の2つの出力の一方に接続され、他の一方は前記第2の1入力2出力の分配手段の2つの出力の一方に接続され、前記第2の2入力1出力スイッチの2つの入力の一方は、前記第1の1入力2出力の分配手段の2つの出力の他の一方に接続され、前記2つの入力のうち他の一方は前記第2の1入力2出力の分配手段の2つの出力の他の一方に接続された構成とした。
請求項3記載のスイッチマトリックスは、請求項1または請求項2記載のスイッチマトリックスにおいて、前記4個の第1の接続経路は、2個の第2の接続経路と2個の第3の接続経路を形成し、前記第1と第2の1入力2出力スイッチの出力または第1と第2の2入力1出力スイッチの入力を所定の間隔で向かい合わせに配置し、前記2個の第2の接続経路で前記第1と第2の1入力2出力スイッチの出力同士または前記第1と第2の2入力1出力スイッチの入力同士をそれぞれ接続し、前記2個の第3の接続経路は、一端が第1および第2の出力端子または第1および第2の入力端子にそれぞれ接続され、他端が前記2個の第2の接続経路にそれぞれ接続され、前記第3の接続経路の一方は、当該接続経路が接続されていない第2の接続経路と交差してなるように構成した。
請求項4記載のスイッチマトリックスは、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスイッチマトリックスにおいて、前記1入力2出力スイッチまたは2入力1出力スイッチはソース/ドレイン間をゲート電圧によりオン、オフする少なくとも2個以上のFETを用いて構成した。
請求項5記載のスイッチマトリックスは、n個の1入力n出力スイッチ(nは4以上の偶数)とn/2個の第4の接続経路とn個の第5の接続経路とn個の入力端子とn個の出力端子を備え、前記n個の1入力n出力スイッチをn/2個づつ2グループに分割し、これら2グループの1入力n出力スイッチの出力側を所定の間隔で向い合せに配置し、それぞれn/2個のスイッチペアを形成し、前記n個の入力端子は、前記n個の1入力n出力スイッチの入力にそれぞれ接続され、前記出力側が向い合せに配置されたn/2個のスイッチペアの出力同士を前記n/2個の第4の接続経路でそれぞれ接続し、前記n個の第5の接続経路の一端が前記n個の出力端子にそれぞれ接続され、他端を前記n/2個の第4の接続経路のうち、前記n/2個の各スイッチペアに対する各接続経路から1箇所づつ接続して構成した。
請求項6記載のスイッチマトリックスは、請求項5に記載のスイッチマトリックスにおいて、n個の前記1入力n出力スイッチの代わりにn個のn入力1出力スイッチを用い、前記分割された2グループのn入力1出力スイッチの入力側を所定の間隔で向い合わせに配置してn/2個のスイッチペアを形成し、前記入力側が向かい合わせに配置されたn/2個のスイッチペアの入力同士を前記n/2個の第4の接続経路でそれぞれ接続し、前記n個の出力端子は、前記n個のn入力1出力スイッチの出力にそれぞれ接続され、前記n個の第5の接続経路の1端が前記n個の入力端子にそれぞれ接続され、他端を前記n/2個の第4の接続経路のうち、前記n/2の各スイッチペアに対する各接続経路から1箇所づつ接続して構成した。
請求項7記載のスイッチマトリックスは、請求項5または請求項6に記載のスイッチマトリックスにおいて、前記1入力n出力スイッチまたはn入力1出力スイッチはソース/ドレイン間をゲート電圧によりオンオフする少なくともn個以上のFETを用いて構成した。
請求項8記載のスイッチマトリックスは、請求項1乃至請求項7の何れかに記載のスイッチマトリックスにおいて、前記各スイッチ、接続経路および入力端子および出力端子を同一半導体基板上に形成した。
本発明に係わるスイッチマトリックスは、入出力どちらか一方にスイッチを備え、互いに所定の間隔で出力側を対向して配置したスイッチペアを並列に並べ、この所定の間隔にインタコネクション用伝送線路を配置したことを最も主要な特長とする。
このため、入力および出力の両方にスイッチを備える従来技術と比較して、
1)所要スイッチ数の半減、
2)所要スイッチ制御線の半減、
3)インタコネクション用伝送線路数の削減、およびインタコネクション用伝送線路長の短縮、
4)インタコネクション用回路サイズの削減、
5)インタコネクション用伝送線路の交差部の削減、
6)所要ゲート幅の半減(coldFETスイッチを適用する場合)、
が可能になり、スイッチマトリックスの低損失化、挿入損失の経路依存性の低減、高アイソレーション化、小型化、入出力数の増大(大規模化)、広帯域化および経済化を達成することができる。
従って、無線通信システム用RFスイッチや1Gbit/sまたは10Gbit/sイーサネット(登録商標)用スイッチあるいはルータの小型高性能化に寄与するところが大である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるスイッチマトリックスを示す図である。本スイッチマトリックスは、第1および第2の入力端子1、1、第1および第2の入力用伝送線路10、10、第1および第2の1入力2出力スイッチ3、3、第1のインタコネクション用伝送線路71、71、第2のインタコネクション用伝送線路8、8、第1および第2の出力用伝送線路10、1010、および第1および第2の出力端子2、2とで構成されている。図1において、第2のインタコネクション用伝送線路8と8とはオーバレイ構造にして配線交差部9で交差している。図8に示した従来例との相違は、出力側に2入力1出力スイッチを配置せず、入力側のみに1入力2出力スイッチを配置し、所要のスイッチ数を半減したこと、およびインタコネクション用伝送線路をより短くし、かつ互いに等しい長さとなるように配置したことである。
この第1の実施の形態におけるスイッチマトリックス動作は以下の通りである。第1の入力端子1から入力される信号は、第1の入力用伝送線路10を介して第1の1入力2出力スイッチ3に入力され、第1の出力端子2への接続経路である第1のインタコネクション用伝送線路71か、または第2の出力端子2への接続経路である第2のインタコネクション用伝送線路8に出力される。
一方、第2の入力端子1から入力される信号は、第2の入力用伝送線路10を介して第2の1入力2出力スイッチ3に入力され、第1の出力端子2への接続経路である第2のインタコネクション用伝送線路8か、または第2の出力端子2への接続経路である第2のインタコネクション用伝送線路71に出力される。すなわち、インタコネクション用伝送線路71と8、および71と8はそれぞれ2入力1出力の合成手段を構成していることになる。
ここで、2×2スイッチマトリックスの動作を考えた場合、(入力端子1から出力端子2への接続;入力端子1から出力端子2への接続)または、(入力端子1から出力端子2への接続;入力端子1から出力端子2への接続)の2通りの状態をとることになる。前者の場合、第2のインタコネクション用伝送線路8、8のスイッチ接続端が開放(オープン)状態に、後者の場合、第1のインタコネクション用伝送線路71、71のスイッチ接続端が開放(オープン)状態になり、これらのインタコネクション用伝送線路の長さが動作周波数帯の波長に比べて無視できない長さである場合、オープンスタブとしてスイッチ特性の劣化を招いてしまう。
この様子をシミュレーションしたのが図2である。横軸にインタコネクション用伝送線路長(伝送線路内における1波長に対する割合)、縦軸にインタコネクション用伝送線路長がゼロの時を基準にした挿入損失の劣化量と、反射損失およびアイソレーションをプロットしている。この図を見ると、インタコネクション用伝送線路が長くなればなる程、オープンスタブの影響が徐々に現われ、挿入損失が増大し、反射損失が減少することがわかる。一方、アイソレーションは反射損失の減少の裏返しで改善される。例えば、インタコネクション用伝送線路長を伝送線路内波長の1/36以下にした場合、反射損失の劣化を3.5dB、挿入損失の劣化を0.12dB以下に抑えることができる。これは10数GHz以下の周波数範囲において、GaAs等の半導体基板上にインタコネクション用伝送線路として容易に実現できるものである。
ここで、図1の実施の形態のインタコネクション用伝送線路の長さは、従来例と比較して短く、かつ相互に長さが等しくなっていることがわかる。従って前記従来例と比較して挿入損失を低減できると共に経路毎の挿入損失を揃えることが可能になる。さらにスイッチを例えばcoldFETで構成した場合、図8に示した従来例の入出力の両方にスイッチを配置する構成と比較して、所要のゲート幅を半減することができ、上述したインタコネクション用伝送線路長の短縮と併せて回路面積の大幅な縮小が可能になる。
さらに、所要スイッチ数を半減できたことに伴い、制御線の数も半減でき、信号線である伝送線路との交差も回避できるため、これに起因するアイソレーション特性の劣化を避けることができる。
なお、入力端子と出力端子とを入替え、かつ1入力2出力スイッチを2入力1出力スイッチに置き換え、かつ、前記の4個の接続経路のうち2個の接続経路で構成されている2入力1出力の合成手段を1入力2出力分配手段とし、残りの2個の接続経路でもう一方の1入力2出力分配手段として構成しても構わない。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係わるスイッチマトリックスを示す図である。本スイッチマトリックスは、第1および第2の入力端子1、1、第1および第2の入力用伝送線路10、10、第1および第2の1入力2出力スイッチ3、3、インタコネクション用伝送線路7、7、7、7、第1および第2の出力用伝送線路10、1010、1010’、および第1と第2の出力端子2、2とで構成されている。
本スイッチマトリックスの実施の形態を第1の実施の形態との相違を中心に説明する。第1の実施の形態との最も主要な相違は、1入力2出力スイッチの出力側を互いに向い合せにして配置したことである。
本実施の形態のスイッチマトリックスは、第1および第2の1入力2出力スイッチ3、3の出力側を所定の間隔で互いに向い合せにして配置し、出力同士をインタコネクション用伝送線路7および7と、インタコネクション用伝送線路7および7とでそれぞれ最短に直結したことを最も主要な特徴とする。また、出力端子2、2への接続は、それぞれ出力用伝送線路10をインタコネクション用伝送線路7、7の間に、出力用伝送線路1010’をインタコネクション用伝送線路7、7の間にそれぞれ接続することにより実現している。
ここで、出力用伝送線路1010’を含むインタコネクション用伝送線路は、2つの1入力2出力スイッチの間に極めてコンパクトに配置しているため、その接続長を第1の実施の形態と比較して短くすることができる。例えば線幅10μm程度のコプレーナ線路を使用した場合、わずか100μm角以下程度の領域にレイアウト可能である。従って、OFF経路のオープンスタブの影響を緩和できると共に挿入損失を低減できるため、より一層の高周波動作が達成される。なお、出力用伝送線路1010’の存在により、経路間の挿入損失にバラツキが生じるが、1010’の長さを50μm程度以下にできるためほとんど問題とならない。
図4は本実施の形態の変形例を示す図である。図4に示した実施の形態においては入力用伝送線路10および10を延伸し、入力端子1および1を一辺に集めることを可能にしている。ここで、この入力用伝送線路10および10の線幅をインタコネクション用伝送線路7〜7と比較して大幅に広く出来ることを利用し、低損失に伝送線路を引き回すことが可能になっている。したがって、入力および出力を対向から取出すように実装する必要がある場合などに、極めて有効な手段を提供することが出来る。
なお、前記と同様に、入力端子と出力端子とを入替え、かつ1入力2出力スイッチを2入力1出力スイッチに置き換えても構わない。
[第3の実施の形態]
図5は本発明の第3の実施の形態に係わるスイッチマトリックスを示す図である。本マトリックススイッチは、第1〜第4の入力端子1〜1、第1〜第4の入力用伝送線路10〜10、第1〜第4の1入力4出力スイッチ11〜11、第1〜第16の第1のインタコネクション用伝送線路7〜716、第1〜第6の第2のインタコネクション用伝送線路8〜8、第1〜第4の出力用伝送線路10〜10、および第1〜第4の出力端子2〜2とで構成され、4入力4出力(4×4)スイッチマトリックスとして動作する。
本実施の形態と図9に示した従来例との最も主要な相違点は、入力部のみに1入力4出力スイッチを配し、かつその出力を互いに対向させて配置したことである。これにより、所要スイッチ数の半減、インタコネクション用伝送線路数の削減、インタコネクション用伝送線路長の短縮および配線交差部の削減が可能になり、スイッチマトリックスの低損失化、挿入損失の経路依存性の低減、高アイソレーション化および小型化が可能になる。また、スイッチにcoldFETを使用する場合には、所要ゲート幅を半減できるため、より一層の回路の小型化に効果がある。
本実施の形態によるスイッチマトリックスは、互いにその出力側を向い合せにして配置した1入力4出力スイッチペア(11、11)および(11、11)の出力同士を第1のインタコネクション用伝送線路8組(7および7)、(7および7)、(7および7)、(7および7)、(7および710)、(711および712)、(713および714)、(715および716)で最短に接続している。
出力端子2への接続は、第1のインタコネクション用伝送線路7、7間と7、710間を接続する第2のインタコネクション用伝送線路8に出力用伝送線路10を接続することにより実現する。出力端子2への接続は、第1のインタコネクション用伝送線路7、7間と711、712間を接続する第2のインタコネクション用伝送線路8に接続された伝送線路8を介して出力用伝送線路10を接続することにより実現する。出力端子2への接続は、第1のインタコネクション用伝送線路7、7間と713、714間を接続する第2のインタコネクション用伝送線路8に接続された伝送線路8を介して出力用伝送線路10を接続することにより実現する。出力端子2への接続は、第1のインタコネクション用伝送線路7、7間と715、716間を接続する第2のインタコネクション用伝送線路8に出力用伝送線路10を接続することにより実現する。
ここで、インタコネクション用伝送線路の数は従来例の16本から12本に減少しており、また配線交差部9の数も図9に示した従来の36から図5に示すように14(9〜914)と半分以下に激減していることがわかる。さらに図示はしていないが、スイッチの制御線の数も半減でき、これらの制御線と信号線との交差数も半減できる。以上の2つの効果により、スイッチのアイソレーション特性を従来例より大幅に向上することが可能になる。
さらに、第1および第2のインタコネクション用伝送線路は、2つの1入力4出力スイッチペアの間にコンパクトに配置しているため、接続長を図9に示した従来の実施の形態と比較して大幅に短くすることができる。図5と図9は伝送線路を同一の線幅、線路間隔で図示しており、そのまま直接長さやサイズを比較できるようなっているが、最長経路同士のインタコネクション用伝送線路長を比較した場合、約1/4に短くすることができることがわかる。インタコネクション部の回路サイズも1/10以下にすることができる。
また、例えば線幅10μm程度のコプレーナ線路を使用した場合、このインタコネクション部はわずか300μm角以下程度の領域にレイアウト可能である。従って、高密度のインタコネクション用伝送線路に起因する挿入損失を大幅に低減でき、かつ経路間の挿入損失のバラツキも大幅に抑えることが可能になる。また、スイッチにcoldFETを使用する場合には、所要ゲート幅を半減できるため、より一層の回路の小型化効果がある。
なお、入力端子と出力端子とを入替え、かつ1入力4出力スイッチを4入力1出力スイッチに置き換えても構わない。
[その他の実施の形態]
図6、図7は、本発明の第3の実施の形態の変型例のスイッチマトリックスを示す図である。図6および図7に示した実施の形態においては、第1〜第4の出力端子2〜2および第1〜第4の出力用伝送線路10〜10を一辺に集めていることに最も主要な特徴がある。これは、図5に示した第3の実施の形態のスイッチマトリックス中の伝送線路8、8を出力端子側に移動させ、新たに伝送線路8を付加することにより達成される。これに伴い、配線交差部の数が4箇所増加するが、出力端子を一方向から取出すことが可能になり、装置化した場合に入出力のピン配置を一方向づつにすることを容易に出来る効果がある。図7に示した実施の形態においては、さらに入力用伝送線路10〜10を延伸し、入力端子1〜1を一辺に集めることを可能にしている。ここで、この入力用伝送線路10〜10の延伸による挿入損失の増大はほとんど問題とならない。これは、入力用伝送線路の線幅をインタコネクション用伝送線路と比較して大幅に広くできることを利用し、低損失に伝送線路を引き回すことが可能なことに起因している。したがって、入力および出力を対向させて取出すように実装する必要がある場合などに、極めて有効な手段を提供することができる。
なお、入力端子と出力端子とを入替え、かつ1入力4出力スイッチを4入力1出力スイッチに置き換えても構わない。
第1の実施の形態を示す回路構成図。 図1の回路のシミュレーションによる特性図。 第2の実施の形態を示す回路構成図。 第2の実施の形態の変形例を示す回路構成図。 第3の実施の形態を示す回路構成図。 第3の実施の形態の第1の変形を示す回路構成図。 第3の実施の形態の第2の変形を示す回路構成図。 第1の従来例を示すスイッチマトリックスの回路構成図。 第2の従来例を示すスイッチマトリックスの回路構成図。
符号の説明
〜1:入力端子、
〜2:出力端子、
〜3:1入力2出力スイッチ、
〜4:2入力1出力スイッチ、
1〜8:制御線、
6:制御端子、
〜716:第1のインタコネクション用伝送線路、
71〜71:第1のインタコネクション用伝送線路、
77〜7716:第1のインタコネクション用伝送線路、
〜8:第2のインタコネクション用伝送線路、
9、9〜936:配線交差部、
10〜10:入力用伝送線路、
10〜1010’:出力用伝送線路、
11〜11:1入力4出力スイッチ、
12〜12:4入力1出力スイッチ

Claims (8)

  1. 第1および第2の1入力2出力スイッチと第1および第2の入力端子と第1および第2の出力端子と4個の第1の接続経路を備え、
    前記第1の入力端子は前記第1の1入力2出力スイッチの入力に接続され、
    前記第2の入力端子は前記第2の1入力2出力スイッチの入力に接続され、
    前記4個の第1の接続経路のうちの2個の接続経路は、第1の2入力1出力の合成手段を形成し、
    前記第1の2入力1出力の合成手段の出力が前記第1の出力端子に接続され、
    前記4個の第1の接続経路の残りの2個の接続経路は、第2の2入力1出力の合成手段を形成し、
    前記第2の2入力1出力の合成手段の出力が前記第2の出力端子に接続され、
    前記第1の1入力2出力スイッチの2つの出力の一方は、前記第1の2入力1出力の合成手段の2つの入力の一方に接続され、他の一方は前記第2の2入力1出力の合成手段の2つの入力の一方に接続され、
    前記第2の1入力2出力スイッチの2つの出力の一方は、前記第1の2入力1出力の合成手段の2つの入力の他の一方に接続され、上記2つの出力のうち他の一方は前記第2の2入力1出力の合成手段の2つの入力の他の一方に接続され、
    前記第1の接続経路の長さが所望の動作周波数における伝送線路内波長の1/36以下であることを特徴とするスイッチマトリックス。
  2. 請求項1に記載のスイッチマトリックスにおいて、前記4個の第1の接続経路のうちの2個の接続経路は、第1の1入力2出力の分配手段を形成し、前記4個の第1の接続経路の残りの2個の接続経路は、第2の1入力2出力の分配手段を形成し、
    前記第1および第2の2入力1出力の合成手段の代わりにそれぞれ前記第1および第2の1入力2出力の分配手段を用い、
    前記第1および第2の1入力2出力スイッチの代わりにそれぞれ第1および第2の2入力1出力スイッチを用い、
    前記第1の1入力2出力の分配手段の入力が前記第1の入力端子に接続され、
    前記第2の1入力2出力の分配手段の入力が前記第2の入力手段に接続され、
    前記第1の2入力1出力スイッチの2つの入力の一方は、前記第1の1入力2出力の分配手段の2つの出力の一方に接続され、他の一方は前記第2の1入力2出力の分配手段の2つの出力の一方に接続され、
    前記第2の2入力1出力スイッチの2つの入力の一方は、前記第1の1入力2出力の分配手段の2つの出力の他の一方に接続され、前記2つの入力のうち他の一方は前記第2の1入力2出力の分配手段の2つの出力の他の一方に接続されたことを特徴とするスイッチマトリックス。
  3. 請求項1または請求項2記載のスイッチマトリックスにおいて、
    前記4個の第1の接続経路は、2個の第2の接続経路と2個の第3の接続経路を形成し、
    前記第1と第2の1入力2出力スイッチの出力または第1と第2の2入力1出力スイッチの入力を所定の間隔で向かい合わせに配置し、
    前記2個の第2の接続経路で前記第1と第2の1入力2出力スイッチの出力同士または前記第1と第2の2入力1出力スイッチの入力同士をそれぞれ接続し、
    前記2個の第3の接続経路は、一端が第1および第2の出力端子または第1および第2の入力端子にそれぞれ接続され、他端が前記2個の第2の接続経路にそれぞれ接続され、
    前記第3の接続経路の一方は、当該接続経路が接続されていない第2の接続経路と交差してなることを特徴とするスイッチマトリックス。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスイッチマトリックスにおいて、
    前記1入力2出力スイッチまたは2入力1出力スイッチはソース/ドレイン間をゲート電圧によりオン、オフする少なくとも2個以上のFETを用いて構成したことを特徴とするスイッチマトリックス。
  5. n個の1入力n出力スイッチ(nは4以上の偶数)とn/2個の第4の接続経路とn個の第5の接続経路とn個の入力端子とn個の出力端子を備え、
    前記n個の1入力n出力スイッチをn/2個づつ2グループに分割し、これら2グループの1入力n出力スイッチの出力側を所定の間隔で向い合せに配置し、それぞれn/2個のスイッチペアを形成し、
    前記n個の入力端子は、前記n個の1入力n出力スイッチの入力にそれぞれ接続され、
    前記出力側が向い合せに配置されたn/2個のスイッチペアの出力同士を前記n/2個の第4の接続経路でそれぞれ接続し、
    前記n個の第5の接続経路の一端が前記n個の出力端子にそれぞれ接続され、他端を前記n/2個の第4の接続経路のうち、前記n/2個の各スイッチペアに対する各接続経路から1箇所づつ接続したことを特徴とするスイッチマトリックス。
  6. 請求項5に記載のスイッチマトリックスにおいて、
    n個の前記1入力n出力スイッチの代わりにn個のn入力1出力スイッチを用い、
    前記分割された2グループのn入力1出力スイッチの入力側を所定の間隔で向い合わせに配置してn/2個のスイッチペアを形成し、
    前記入力側が向かい合わせに配置されたn/2個のスイッチペアの入力同士を前記n/2個の第4の接続経路でそれぞれ接続し、
    前記n個の出力端子は、前記n個のn入力1出力スイッチの出力にそれぞれ接続され、
    前記n個の第5の接続経路の1端が前記n個の入力端子にそれぞれ接続され、他端を前記n/2個の第4の接続経路のうち、前記n/2の各スイッチペアに対する各接続経路から1箇所づつ接続したことを特徴とするスイッチマトリックス。
  7. 請求項5または請求項6に記載のスイッチマトリックスにおいて、
    前記1入力n出力スイッチまたはn入力1出力スイッチはソース/ドレイン間をゲート電圧によりオンオフする少なくともn個以上のFETを用いて構成したことを特徴とするスイッチマトリックス。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載のスイッチマトリックスにおいて、
    前記各スイッチ、接続経路および入力端子および出力端子を同一半導体基板上に形成したことを特徴とするスイッチマトリックス。
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