JP2005236009A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノズルと被処理基板との間のギャップや走査速度等の変動を適確にモニタリングして塗布処理の良否判定を早期かつ適確に行うこと。
【解決手段】 レジストノズル130に取り付けられるぶれセンサ140A,140Bは、たとえば加速度センサまたは振動センサからなり、それぞれ鉛直方向(Z方向)および走査方向(X方向)におけるレジストノズル130のぶれを加速度または振動として検出する。信号処理部では、各ぶれセンサ140A,140B,‥‥からのセンサ信号(時間信号)について高速フーリエ変換(FFT)の演算処理を行って周波数スペクトルを求め、求めた周波数スペクトルを適当な判定基準またはアルゴリズムにかけて塗布処理の良否を判定する。

【選択図】 図9

Description

本発明は、ノズルを用いて被処理基板上に液体を塗布する塗布技術に係り、特にスピンレス方式の塗布装置および塗布方法に関する。
最近、フラットパネルディスプレイ(FPD)の製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、被処理基板(たとえばガラス基板)の大型化に有利なレジスト塗布法として、基板に対してレジストノズルよりレジスト液を細径で連続的に吐出させながらレジストノズルを相対的に移動つまり走査させることにより、回転運動を要することなく基板上に所望の膜厚でレジスト液を塗布するようにしたスピンレス方式が普及している。
スピンレス方式のレジスト塗布装置では、たとえば特許文献1に記載されるように、載置台またはステージ上に水平に載置される基板とレジストノズルの吐出口との間に数百μm以下の微小ギャップを設定し、基板上方でレジストノズルを走査方向(一般にノズル長手方向と直交する水平方向)に移動させながら基板上にレジスト液を吐出させるようにしている。この種のレジストノズルは、口径の非常に小さい(たとえば100μm程度の)吐出口を有し、相当高い圧力でレジスト液を吐出するように構成されており、塗布効率を高めるために、ノズル本体を横長または長尺状に形成して、その長手方向に微細径の吐出口を一定ピッチの多孔構造で配列し、または連続的なスリット構造に形成している。
特開平10−156255
上記のようなスピンレス方式のレジスト塗布装置において、基板上にレジスト液が均一な膜厚で塗布されるためには、レジストノズルと基板との間で微小ギャップが一定に保たれるとともに、走査の速度も一定に維持されなければならない。しかしながら、実際には、装置外部から床等を介して伝わる機械振動や装置内部の各種アクチエータ、ポンプ等の発する機械振動によって、塗布処理中に上記の微小ギャップや走査速度が変動し、基板上でレジスト液膜の膜厚異変または塗布ムラが発生することがある。
そのような塗布ムラはフォトリソグラフィーの精度ないし信頼性を低下させる。このため、レジスト塗布の後に塗布ムラの有無を目視等で検査し、基準値以上の塗布ムラが有る基板についてはこれを不良品と認定する処置がとられている。しかしながら、最近のレジスト塗布装置は露光装置や現像装置等と一緒にインラインのシステムに組み込まれており、上記のような塗布ムラ検査はシステムの最終段工程で行われるため、塗布ムラが発覚するまで当該基板に対して露光処理や現像処理等が無駄に実施されることとなり、大きな損害を来している。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ノズルと被処理基板との間のギャップや走査速度等の変動を適確にモニタリングして塗布処理の良否判定を早期かつ適確に行うようにした塗布装置および塗布方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の塗布装置は、被処理基板を支持する基板支持部と、前記基板に向けて塗布液を吐出するノズルと、前記ノズルを前記基板に対して相対的に移動させる塗布走査部と、塗布処理中の前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出するぶれ検出部と、前記ぶれ検出部より得られる前記ぶれを表す波形を周波数解析して周波数スペクトルを求める周波数解析部と、前記周波数解析部より得られる周波数スペクトルを予め設定した所望の監視値と比較し、比較結果に基づいて前記基板に対する塗布処理の良否判定を行う判定部とを有する。
また、本発明の塗布方法は、被処理基板を基板支持部上に支持し、前記基板に向けて塗布液を吐出するノズルを前記基板に対して相対的に移動させて前記基板に前記塗布液を塗布する塗布方法において、塗布処理中の前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出する工程と、前記ぶれを表す時間信号を周波数解析して周波数スペクトルを求める工程と、前記周波数スペクトルを予め設定した監視値と比較し、比較結果に基づいて塗布処理の良否判定を行う工程とを有する。
本発明では、塗布処理中にノズルおよび基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出し、ぶれを表す時間信号を周波数解析して周波数スペクトルを求める。周波数解析には高速フーリエ変換(FFT)を用いることができる。このように、ぶれを表す時間信号の中にどのような周波数成分がどれだけの量で含まれているかを周波数スペクトルに置き換えて評価し、所定の判定手法により塗布処理の良否を判定する。塗布処理の途中または終了直後にインラインで良否判定の結果を出せるので、不良と判定した基板については後続の処理を全てキャンセルし、損害を最小限に食い止めることができる。
好ましい一態様によれば、判定部が周波数スペクトルを予め設定した監視値と比較し、比較結果に基づいて上記良否判定を行う。監視値は、たとえば統計学的なデータに基づいて設定されてよい。好ましくは、予め設定した複数の周波数領域毎に監視値を個別に設定してよい。あるいは、監視値を周波数に応じた波形として設定することも可能である。また、所定の周波数領域(たとえば100Hz以下の領域)に限定して周波数スペクトルと監視値との比較を行い、その比較結果から良否判定を行うことも可能である。
また、モニタリングするぶれの方向を特定することも好ましい。通常は、ノズルの吐出口と基板とが向き合う方向において、つまり両者間のギャップ方向においてノズルおよび基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出して、周波数解析にかけるのが最も有効である。また、走査方向のぶれを検出して周波数解析にかけるのも好ましい。
好ましい一態様によれば、ぶれ検出部が、ノズルまたは基板支持部のぶれを振動、加速度、変位または速度リップルとして検出する。塗布処理の良否判定は、ノズルのぶれに対応する周波数スペクトルのみに基づいて、あるいは基板支持部のぶれに対応する周波数スペクトルのみに基づいて行ってもよく、あるいは両方の周波数スペクトルに基づいて行っても良い。
本発明の塗布装置または塗布方法によれば、上記のような構成および作用により、ノズルと被処理基板との間のギャップや走査速度等の変動を適確にモニタリングして塗布処理の良否判定を早期かつ適確に行うことができる。これによって、ぶれが原因で塗布処理が不良となった基板については後工程の処理を一切省くことが可能であり、損害を最小限に抑えられる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の塗布装置を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、この処理システムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション14とインタフェースステーション18とを配置している。
カセットステーション14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、角型のガラス基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平方向たとえばY方向に4個まで並べて載置可能なカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション16は、システム長手方向(X方向)に設定したプロセスラインに沿って各処理部を概ねプロセスフローまたは処理工程の順に配置している。より詳細には、カセットステーション14側からインタフェースステーション18側へ向う上流部または往路のプロセスラインには、洗浄プロセス部24と、縦型熱的処理部(TB)26,28と、塗布プロセス部30と、縦型熱的処理部(TB)32,34とを配置している。一方、インタフェースステーション18側からカセットステーション14側へ向う下流部または復路のプロセスラインには、上記縦型熱的処理部(TB)32,34と、現像ユニット(DEV)36と、脱色処理ユニット(i−UV)38と、縦型熱的処理部(TB)40,42とを配置している。
往路のプロセスラインにおいて、洗浄プロセス部24は、平流し方式のスクラバ洗浄ユニット(SCR)46を含んでおり、このスクラバ洗浄ユニット(SCR)46内のカセットステーション14と隣接する場所にエキシマUV照射ユニット(e−UV)44を配置している。スクラバ洗浄ユニット(SCR)46内では、図2に示すように、コロ搬送路45上で基板Gをプロセスラインの下流側に搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すようになっている。なお、コロ搬送路45はエキシマUV照射ユニット(e−UV)44を起点としており、起点付近にはカセットステーション14の搬送機構22から基板Gを受け取って搬送路45上に移載するための昇降可能なリフトピン47が設けられている。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)46の下流側端部に隣接する縦型熱的処理部(TB)26,28は、それぞれ複数の枚葉式オーブンユニットを多段に積層配置してなるオーブンタワーとして構成されている。たとえば、図2に示すように、縦型熱的処理部(TB)26は、下から順に基板搬入用のパスユニット(PASS)、脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)および疎水化用のアドヒージョンユニット(AD)を多段に積み重ねている。ここで、パスユニット(PASS)には、スクラバ洗浄ユニット(SCR)46からのコロ搬送路45が引き込まれており、搬送路45の終点位置で基板Gを搬送路45の上方に水平姿勢で持ち上げるための昇降可能なリフトピン48が設けられている。また、縦型熱的処理部(TB)28は、下から順に基板温度調整用の冷却ユニット(COL)およびアドヒージョンユニット(AD)を多段に積み重ねている。ここで、縦型熱的処理部(TB)28は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)46の延長上にではなくシステム中心線上にオフセットして配置され、縦型の搬送装置(S/A)50を介して縦型熱的処理部(TB)26と往路のプロセスライン上で接続されている。
縦型熱的処理部(TB)28の反対側で搬送装置(S/A)50と隣接する位置には、塗布プロセス部30の多段ユニット部(EXT/VD)52が配置されている。図2に示すように、多段ユニット部(EXT/VD)52は、下から順に減圧乾燥用の減圧乾燥ユニット(VD)51および基板受け渡し用のエクステンションユニット(EXT)53を多段に積み重ねている。
搬送装置(S/A)50は、昇降可能および旋回可能な搬送本体に水平方向に進退または伸縮可能な搬送アームまたはピンセットを搭載した搬送ロボットとして構成されており、これと隣接する縦型熱的処理部(TB)26,28および多段ユニット部(EX/VD)52内の任意のユニットにアクセスして基板の搬入出を行えるようになっている。
塗布プロセス部30は、インタフェースステーション18に向かって多段ユニット部(EXT/VD)52、縦型の搬送装置(S/A)54および多段ユニット部(EXT/VD)56を一列に配置するとともに、搬送装置(S/A)54の傍らにレジスト塗布ユニット(CT)58を配置している。多段ユニット部(EXT/VD)56も、図2に示すように、下から順に減圧乾燥ユニット(VD)55およびエクステンションユニット(EXT)57を多段に積み重ねている。搬送装置(S/A)54は、昇降可能および旋回可能な搬送本体に水平方向に進退または伸縮可能な搬送アームを搭載した搬送ロボットであり、塗布プロセス部30内の各ユニットにアクセスして基板の搬入出を行うことができるとともに、隣接する復路側の現像ユニット(DEV)36の基板搬入部に基板Gを搬入できるようになっている。塗布プロセス部30内の詳細な構成および作用は後に説明する。
塗布プロセス部30の多段ユニット部(EXT/VD)56とインタフェースステーション18との間には縦型の搬送装置(S/A)60が配置され、この搬送装置(S/A)60のY方向両側に縦型熱的処理部(TB)32,34が配置されている。縦型熱的処理部(TB)32は、図2に示すように、下から順に基板保管用のバッファユニット(buf)およびプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)を多段に積み重ねている。縦型熱的処理部(TB)34は、図3に示すように、下から順にバッファユニット(buf)、冷却ユニット(COL)および加熱ユニット(PREBAKE)を多段に積み重ねている。搬送装置(S/A)60も昇降可能および旋回可能な搬送本体に水平方向に進退または伸縮可能な搬送アームを搭載した搬送ロボットであり、縦型熱的処理部(TB)32,34内の任意のユニットにアクセスして基板Gの搬入出を行えるとともに、塗布プロセス部30やインタフェースステーション18とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
プロセスステーション16の復路のプロセスラインにおいて、現像ユニット(DEV)36は、図3に示すように、コロ搬送路35上で基板Gをプロセスラインの下流側方向に搬送しながら一連の現像処理工程を行う、いわゆる平流し方式の現像装置として構成されている。コロ搬送路35の起点付近には、搬送装置(S/A)54から基板Gを受け取ってコロ搬送路35上に移載するための昇降可能なリフトピン37が設けられている。脱色処理ユニット(i−UV)38にも現像ユニット(DEV)36からのコロ搬送路35が敷設されており、脱色処理ユニット(i−UV)を通過する基板Gの被処理面にi線(波長365nm)が照射されるようになっている。
脱色処理ユニット(i−UV)38の下流側に隣接する縦型熱的処理部(TB)40は、図3に示すように、下から順にパスユニット(PASS)、冷却ユニット(COL)およびポストベーキング用の加熱ユニット(POBAKE)を多段に積み重ねている。ここで、パスユニット(PASS)には、脱色処理ユニット(i−UV)38からのコロ搬送路35が引き込まれている。また、コロ搬送路35の終点で基板Gを水平姿勢で持ち上げるための昇降可能なリフトピン62も設けられている。
縦型熱的処理部(TB)42は、図3に示すように、下から順に基板搬出用のパスユニット(PASS)、冷却ユニット(COL)および加熱ユニット(POBAKE)を多段に積み重ねている。ここで、パスユニット(PASS)は、カセットステーション14の搬送機構22からもアクセス可能な載置型の基板受け渡しユニットとして構成されている。両縦型熱的処理部(TB)40,42の間に配置される縦型の搬送装置(S/A)64は、やはり昇降可能および旋回可能な搬送本体に水平方向に進退または伸縮可能な搬送アームを搭載した搬送ロボットとして構成され、縦型熱的処理部(TB)40,42内の任意のユニットにアクセスして基板Gの搬入出を行えるようになっている。
インタフェースステーション18は、隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置(I/F)70を有し、その周囲にバッファ・ステージ(BUF)72、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74および周辺装置76を配置している。バッファ・ステージ(BUF)72には定置型のバッファカセットが置かれる。エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74は、冷却機能を備えた基板受け渡し用のステージであり、プロセスステーション16側と基板Gをやりとりする際に用いられる。周辺装置76は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とを上下に積み重ねた構成であってよい。搬送装置(I/F)70は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アームを有し、隣接する露光装置12やインタフェースステーション18内の各ユニット(BUF)72、(EXT・COL)74、(TITLER/EE)76と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
図4に、この塗布現像処理システム10における処理の手順を示す。先ず、カセットステーション14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれかのカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、プロセスステーション16の洗浄プロセス部24のエキシマUV照射ユニット(e−UV)44に搬入する(ステップS1)。
エキシマUV照射ユニット(e−UV)44内で基板Gは紫外線照射による乾式洗浄を施される(ステップS2)。この紫外線洗浄では主として基板表面の有機物が除去される。紫外線洗浄の終了後に、基板Gは、コロ搬送によってスクラバ洗浄ユニット(SCR)46へ移される。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)46では、基板Gをコロ搬送路45上でプロセスラインの下流側へ平流しで搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより、基板表面から粒子状の汚れを除去する(ステップS3)。そして、洗浄後も基板Gを平流しで搬送しながらリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)46内で洗浄処理の済んだ基板Gは、縦型熱的処理部(TB)26内のパスユニット(PASS)にコロ搬送で搬入される。直後に、搬送装置(S/A)50が該パスユニット(PASS)から基板Gを搬出する。
縦型熱的処理部(TB)26,28において、基板Gは搬送装置(S/A)50により所定のシーケンスで所定のオーブンユニットに順次移送される。たとえば、基板Gは、最初に加熱ユニット(DHP)のいずれか1つに移され、そこで脱水ベークの加熱処理を受ける(ステップS4)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)のいずれか1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。しかる後、基板Gはアドヒージョンユニット(AD)のいずれか1つに移され、そこでレジスト膜と基板Gとの密着性を向上させるための疎水化処理を受ける(ステップS6)。この疎水化処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)のいずれか1つで一定の基板温度まで冷却される(ステップS7)。上記のような一連の熱処理を受けた基板Gは、搬送装置(S/A)50により多段ユニット部(EXT/VD)52内のエクステンションユニット(EXT)53に受け渡される。
塗布プロセス部30において、基板Gは、搬送装置(S/A)54によりエクステンションユニット(EXT)53からレジスト塗布ユニット(CT)58へ移される。レジスト塗布ユニット(CT)82において、基板Gは、後述するように微細径吐出型のレジストノズルを用いるスピンレス法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布される。次いで、基板Gは、搬送装置(S/A)54により減圧乾燥ユニット(VD)51,55のいずれか一つに移され、そこで減圧による乾燥処理を受ける(ステップS8)。
上記のようなレジスト塗布処理を受けた基板Gは、エクステンションユニット(EXT)57を経由して搬送装置(S/A)60により縦型熱的処理部(TB)32,34に送られる。
縦型熱的処理部(TB)32,34において、基板Gは、搬送装置60により所定のシーケンスで所定のユニットに順次移送される。たとえば、基板Gは、最初に加熱ユニット(PREBAKE)のいずれか1つに移され、そこでプリベーキングの加熱処理を受ける(ステップS9)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)のいずれか1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。このような一連の熱処理を受けた後、基板Gはインタフェースステーション18側のエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74へ受け渡される。
インタフェースステーション18において、基板Gは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74から周辺装置76の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップS11)。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション18に戻されると(ステップS11)、先ず周辺装置76のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74に戻される。インタフェースステーション18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置(I/F)70によって行われる。
プロセスステーション16では、搬送装置(S/A)60がエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)74より露光済の基板Gを受け取り、多段ユニット部(EXT/VD)56のエクステンションユニット(EXT)57に搬入する。直後に、搬送装置(S/A)54が、エクステンションユニット(EXT)57から基板Gを取り出して、現像ユニット(DEV)36へ搬入する。
現像ユニット(DEV)36において基板Gはコロ搬送路35上でプロセスラインの下流に向って平流しで搬送され、その搬送中に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理工程が行われる(ステップS13)。
現像ユニット(DEV)36で現像処理を受けた基板Gは下流側隣の脱色ユニット(i−UV)38へ平流しで搬入され、そこでi線照射による脱色処理を受ける(ステップS14)。脱色処理の済んだ基板Gは、縦型熱的処理部(TB)40のパスユニット(PASS)に搬入される。直後に、搬送装置(S/A)64がパスユニット(PASS)から基板Gを搬出する。
縦型熱的処理部(TB)40,42において、基板Gは最初に加熱ユニット(POBAKE)のいずれか1つに移され、そこでポストベーキングの加熱処理を受ける(ステップS15)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)の1つに移され、そこで所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。
カセットステーション14側では、搬送機構22が、縦型熱的処理部(TB)42のパスユニット(PASS)から塗布現像処理の全工程を終えた基板Gを受け取り、受け取った基板Gをステージ20上のいずれかのカセットCに収容する(ステップS1)。
この塗布現像処理システム10はレイアウト上の特徴を有している。1つは、図1に示すように、往路のプロセスラインにおいて平流し方式のスクラバ洗浄ユニット(SCR)46よりも下流側の処理部を全てスクラバ洗浄ユニット(SCR)46の延長上に一列に揃えるのではなく、システム中心部のエリアを有効利用して2列に配置している点である。つまり、縦型熱的処理部(TB)26、レジスト塗布ユニット(CT)58および縦型熱的処理部(TB)32をスクラバ洗浄ユニット(SCR)46と同一直線上に配置し、縦型熱的処理部(TB)28、多段ユニット部(EXT/VD)52,56をスクラバ洗浄ユニット(SCR)46よりも内側にオフセットしたシステム中心線上に配置している。このような2列配置により、システム幅方向のサイズを増やすことなく長手方向のサイズを短くし、ひいてはフットプリントの縮小化を図っている。
また、スクラバ洗浄ユニット(SCR)46と同一直線上でレジスト塗布ユニット(CT)58と両隣の縦型熱的処理部(TB)26,32との間に多段ユニット部(EXT/VD)がほぼすっぽり入る大きさの空きスペースを設けている。この空きスペースによって、縦型熱的処理部(TB)26,32からの放熱がレジスト塗布ユニット(CT)58に及ぶのを防止し、レジスト塗布処理の温度条件ないし環境を安定に管理することができる。さらに、後述するようにレジスト塗布ユニット(CT)58を独立した基台上に配置することにより、周囲の機械振動から影響を受けることなくスピンレス方式のレジスト塗布処理を行えるようになっている。
また、塗布プロセス部30では、減圧乾燥ユニット(VD)51,55を多段ユニット部(EVT/VD)52,56において他のユニットつまりエクステンション・ユニット(EXT)53,57とそれぞれ縦方向に積み重ねて配置している。このような他ユニットとの積層配置により減圧乾燥ユニット(VD)51,55に専用のスペースを充てなくて済む。また、2台の減圧乾燥ユニット(VD)51,55を並列稼動させることにより、塗布プロセス部30全体のタクトタイムを短縮できる。
この塗布現像処理システム10においては、塗布プロセス部30、特にレジスト塗布ユニット(CT)58に本発明を適用することができる。以下、図5〜図14を参照して本発明を塗布プロセス部30に適用した一実施形態を説明する。
図5および図6に、塗布プロセス部30の詳細なレイアウト構造を示す。搬送装置(S/A)54と多段ユニット部(EXT/VD)52、56とは、たとえばコンクリートからなる基台80の上に一列に並置される。一方、レジスト塗布ユニット(CT)58は、基台80から分離した別個の基台82の上に設置され、搬送装置(S/A)54とは所定のスペースまたは間隔hを空けている。基台82も、たとえばコンクリートで構成されてよい。このように搬送装置(S/A)54とレジスト塗布ユニット(CT)58とを別々の基台80,82上に設置するのは、搬送装置(S/A)54の発する機械振動がレジスト塗布ユニット(CT)58に伝わるのを防止するためである。したがって、搬送装置(S/A)54がレジスト塗布ユニット(CT)58への基板Gの搬入出を支障なく行える範囲内で、両者(54,58)の間隔hは大きいほど好ましく、たとえば5cm程度に設定される。
図7に、搬送装置(S/A)54および一方の多段ユニット部(EXT/VD)56の具体的な構成例を示す。搬送装置(S/A)54は、基台80上にたとえば脚付きの支持部81を介して設置され、鉛直方向に延在するガイドレール84に沿って昇降可能かつ旋回可能な搬送本体86と、この搬送本体86上で水平方向に進退または伸縮可能な搬送アームまたはピンセット88とを有している。搬送本体86を昇降駆動するための昇降駆動部が垂直ガイドレール84の基端側の駆動ボックス90内に設けられ、搬送本体86を旋回運動させるための旋回駆動部が駆動ボックス90または搬送本体86内に設けられ、搬送アーム88を進退駆動するための進退駆動部が搬送本体86内に設けられている。図示省略するが、他の縦型搬送装置(S/A)50,60,64も、この搬送装置(S/A)54と同じ構成を有するものであってよい。
多段ユニット部(EXT/VD)56も、基台80上にたとえば脚付きの支持部91を介して設置される。上段側のエクステンションユニット(EXT)57は、搬送装置(S/A)54と隣接する側壁に基板搬入出用の開口部92を形成した筐体を有し、この筐体の中に基板Gを水平に載置するためのステージ96と、このステージ96を貫通して上下に出没可能なリフトピン98とを設けている。リフトピン98は、ユニットの下に設けられたアクチエータたとえばエアシリンダ100によって昇降駆動され、基板Gをピン先端で水平に支持してステージ94への移載またはステージ96からの持ち上げを行う。搬送装置(S/A)54の搬送アーム88は、開口部92を通ってユニット(EXT)57内に出入りし、リフトピン98と基板Gを受け渡しすることができる。エクステンションユニット(EXT)57の筐体には、搬送装置(S/A)54と反対側の側壁にも基板搬入出用の開口部102が形成されている。反対側で隣接する搬送装置(S/A)60(図1)は、この開口部102から搬送アームをユニット57内に挿入して、基板Gの搬入出を行えるようになっている。
下段側の減圧乾燥ユニット(VD)55は、減圧可能なチャンバとして構成された筐体を有し、このチャンバの搬送装置(S/A)54と隣接する側壁に基板搬入出用の開口部104を形成している。この開口部104にはチャンバを密閉するためのゲートバルブ106が取り付けられている。チャンバ内には、基板Gを載置するためのステージ108と、このステージ108を貫通して上下に出没可能なリフトピン110とが設けられている。リフトピン110は、ユニット下のエアシリンダ112によって昇降駆動され、基板Gをピン先端で水平に支持してステージ108への移載またはステージ108からの持ち上げを行う。ゲートバルブ106が開いた状態の下で、搬送装置(S/A)54の搬送アーム88が、開口部104を通ってユニット(VD)55内に出入りし、リフトピン110と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。チャンバの排気口114は排気管116を介して真空ポンプ(図示せず)に通じている。
このように、減圧乾燥ユニット(VD)55は、減圧可能なチャンバの側面に基板搬入出用の開口部104を有し、この開口部104をゲートバルブ106で開閉し、チャンバ上面を天井板で閉塞している。これにより、減圧乾燥ユニット(VD)55の上にエクステンションユニット(EXT)57を容易に積層することができる。なお、減圧乾燥ユニット(VD)55は、基台80上に固定された脚付き支持部91の上に設置されてよい。
図示省略するが、他方の多段ユニット部(EXT/VD)52も、上記多段ユニット部(EXT/VD)56と左右対称で同じ構成を有するものであってよい。
図8に、レジスト塗布ユニット(CT)58の構成を平面図で示す。この実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)58は、基台82(図5)上に設置された支持台120の中心部にカップ状の処理容器122を配置し、この処理容器122内に基板Gを水平に載置して保持するためのステージ124を設けている。さらに、支持台120上には、処理容器122を挟んでX方向に延びる一対のガイドレール126,126を敷設し、Y方向に延びるノズル支持体128を両Xガイドレール126,126の間に架け渡して図示しない直進駆動機構たとえばリニアモータ機構によりX方向に一定速度で移動させるようにしている。ノズル支持体128には、ステージ124上の基板Gを一端から他端までカバーする長さでY方向に延びる長尺状のレジストノズル130を昇降可能に取り付けている。また、処理容器122の外のノズル待機位置には、レジストノズル130のレジスト吐出機能を正常状態に維持またはリフレッシュするためのノズルリフレッシュ部132を設けている。
図9に、レジスト塗布ユニット(CT)58における要部の構成を示す。レジストノズル130は垂直下方にテーパ状に突出するノズル部130aを有しており、このノズル部130aの下端に長手方向に延びるスリット型または多孔型の吐出口を設けている。レジストノズル130の上面にはレジスト液を導入するためのレジスト導入口130bが設けられ、このレジスト導入口130bにレジスト供給管134が接続されている。レジスト供給管134はレジスト液の供給源(図示せず)に通じている。
ノズル支持体128は、たとえばボールネジ136,136を介してレジストノズル130を昇降可能に支持している。ステージ124上の基板Gとレジストノズル130の吐出口との間には100μm程度の微小ギャップが設定される。この微小ギャップは、ノズル支持体128側のボールネジ機構を用いて設定値に調整される。
塗布処理中は、ステージ124上の基板Gとレジストノズル130の吐出口との間の上記微小ギャップを設定値に保ったまま、レジスト供給部よりレジストノズル130にレジスト液を所定の流量で供給し、X方向にレジストノズル130を一定の速度で移動させる。そうすると、レジストノズル130の微細径吐出口より吐出されたレジスト液が基板Gの上面(被処理面)にライン状に塗布され、基板Gの一端から他端までレジストノズル130を走査させると、基板Gの上面全域にレジスト液の塗布膜Rが形成される。ただし、この実施形態では、基板Gの周縁部にはレジスト液を塗布しないようにしている。このことによって、レジスト塗布後に基板Gの周縁部から余分のレジスト膜を除去するための工程および装置(エッジ・リムーバ)を省いている。
ところで、この塗布プロセス部30では、上記のようにレジスト塗布ユニット(CT)58の基台82を搬送装置(S/A)54側の基台80と分離し、両者の間に相当の間隔hを空けるため、搬送装置(S/A)54側の機械振動が床や空気を介してレジスト塗布ユニット(CT)58内に、特にステージ124に伝わってくるのを効果的に防止することができる。しかし、レジスト塗布ユニット(CT)58内で発生する機械振動の影響は避け難い。特に走査機構で発生するガタや揺れ等の機械振動はノズル支持体128を介してレジストノズル130に即座に伝わり、レジストノズル130が上下および/または前後にぶれたりする。そうすると、基板Gとレジストノズル130間の微小ギャップや塗布走査速度が変動し、基板G上にレジスト塗布膜Rを形成するプロセスが不安定になる。もっとも、塗布処理中にレジストノズル130がぶれれば必然的に基板G上のレジスト塗布膜Rに膜厚異変または塗布ムラが生ずるというものでもない。ぶれが非常に小さいものであれば塗布ムラも無視できるほど小さく出るのはもちろんであるが、比較的大きいぶれでも特に問題となるほどの塗布ムラは生じないことがあったり、比較的小さいぶれであっても不良品に至るような塗布ムラが生じることもある。
この実施形態では、レジストノズル130のぶれを検出して解析し、解析結果に基づいて塗布処理の良否を判定するようにしている。このぶれモニタリング機能を実現するために、図8および図9に示すように、レジストノズル130に1つまたは複数のぶれセンサ140A,140Bを取り付ける。レジストノズル130の上面に取り付けられるぶれセンサ140Aは、たとえば圧電式、静電容量式またはひずみゲージ式の加速度センサまたは振動センサからなり、鉛直方向(Z方向)におけるレジストノズル130のぶれを加速度または振動として検出する。レジストノズル130の前面(または背面)に取り付けられるぶれセンサ140Bも、たとえば加速度センサまたは振動センサからなり、走査方向(X方向)におけるレジストノズル130のぶれを加速度または振動として検出する。レジストノズル130の端面に同様のぶれセンサ(図示せず)を取り付けて、ノズル長手方向(Y方向)におけるぶれを検出することも可能である。
あるいは、レジストノズル130のぶれを走査速度の変動または速度リップルとして検出する方式も可能である。たとえば、図10に示すように、走査方向(X方向)においてレジストノズル130の前方位置(後方位置でもよい)に速度リップル検出用のぶれセンサとして距離センサたとえばレーザ測長器140Cを設ける。このレーザ測長器140Cは、レジストノズル130の前面(好ましくは前面下端部)に設定したモニタ点Mにレーザ光LBを照射してそのモニタ点Mからの反射光LB'を受光し、レーザ測長器140Cからレジストノズル130の現在位置までの距離Dを時々刻々とリアルタイムで計測する。こうして、レーザ測長器140Cからは距離Dの瞬時値を表す電気信号が得られる。
図11に、塗布処理における時間と計測距離Dの関係を示す。図中、tSは走査開始時刻、tEは走査終了時刻、PSは走査開始位置(時刻tSのノズル位置)、PSは走査終了位置(時刻tEのノズル位置)である。図示のように、走査時間に対して計測距離Dはリニアに単調減少し、この傾きが走査速度(設定値)を表す。走査中にレジストノズル130が前後方向にぶれると、そこで計測距離Dの瞬時値に変位リップルdrが現れる。この変位リップルdrを時間軸上で微分すると走査速度のリップルが得られ、速度リップルを微分すると有意の加速度が得られる。
図12に、この実施形態におけるぶれモニタリング機能の信号処理を行う信号処理部の構成例を示す。この信号処理部は、センサ信号入力部142、周波数解析部144、判定部146および設定部148を有している。
センサ信号入力部142は、各ぶれセンサ140A,140B,‥‥からのアナログの電気信号をディジタル信号に変換したうえでいったんメモリに蓄積し、必要に応じて周波数解析に先立つ信号変換処理を行う。たとえば、上記レーザ測長器140Cからのセンサ信号は距離Dの瞬時値を表すので、これを微分して速度リップルまたは加速度を表す信号に変換する。あるいは、レジストノズル130に取り付けているぶれセンサ140A,140B,‥‥からの加速度を表すセンサ信号を積分して、変位を表す信号に変換することも可能である。
周波数解析部144は、センサ信号入力部142に取り込まれたセンサ信号(時間信号)について高速フーリエ変換(FFT)の演算処理を行って周波数スペクトルを求める。こうして、各ぶれセンサ140A,140B,‥‥の出力信号の中にどのような周波数成分がどれだけの量で含まれているかが周波数スペクトルの形態でモニタリング可能となる。図13および図14に周波数解析部144で得られる周波数スペクトルの一例を示す。
ここで、各ぶれセンサ140A,140B,‥‥の出力信号は塗布処理の開始から終了まで連続的に与えられるので、設定部148においてFFTの時間範囲(パラメータ)を塗布処理時間中の任意の区間(全区間または一部の区間)に設定することができる。たとえば、図11に示すように塗布処理時間の全般にわたって不定のリップルdrが発生するようであれば、塗布処理時間の全区間をFFT解析にかけてよい。また、決まって同じ区間たとえば塗布処理の開始直後でぶれが発生する場合は、その区間にFFT解析を限定または集中した方が測定精度の高い周波数スペクトルが得られる。
周波数解析部144で求められた周波数スペクトルのデータは判定部146に送られる。判定部146は、周波数解析部144より受け取った周波数スペクトルを適当な判定基準またはアルゴリズムにかけて塗布処理の良否を判定する。たとえば、周波数スペクトルを設定部148より与えられる監視値ASと比較し、いずれかのスペクトルが監視値ASを超えているときは塗布ムラが発生しているものと判定し、そうでなければ塗布ムラは発生していないものと判定する。
監視値ASは、全周波数について一律に同じ値に設定してもよいが、実機における塗布ムラと周波数スペクトルとの相関関係を統計学的に調べて、判定結果と実際の処理結果とがマッチングするように設定するのが好ましい。たとえば、走査速度が100mm/秒である場合、レジストノズル130が100Hzでぶれると、1mmピッチでレジスト液膜の膜厚が変動し、目視でも認識可能な塗布ムラになりやすい。しかし、1000Hzでぶれると、理論的には0.1mmピッチの膜厚変動となるが、実際にはピッチが小さすぎて塗布ムラには至らない。概して、高い周波数領域のスペクトルよりも低い周波数領域、特に100Hz以下のスペクトルの方が塗布ムラを生じやすい。したがって、周波数領域に応じて監視値ASを変えるのは好ましい手法である。
たとえば、図13に示すように、所定の周波数fS(たとえば100Hz)を境に、それよりも高い周波数領域には比較的高い(許容幅の大きい)監視値ASHを設定し、fSよりも低い周波数領域に比較的低い(許容幅の小さい)監視値ASLを設定してよい。3つ以上の周波数領域について個別の監視値を設定することも可能であり、所望の周波数領域(たとえば100Hz以下の領域)に限定して監視値を設定することも可能である。あるいは、図14に示すように、監視値ASを周波数に応じた波形として設定することも可能である。概して、レジストノズル130が走査中にぶれるときは、たとえば図13および図14の点線Kで示すように或る周波数付近でスペクトルが異常に突出して高くなる。これが監視値ASを超えるときは、判定部146より今回の塗布処理について「不良」の判定結果が出される。
また、ぶれの方向によっても塗布処理の結果は大きく左右される。一般に、鉛直方向(Z方向)のぶれはレジストノズル130とステージ124上の基板Gとの間の微小ギャップを変動させ、塗布ムラを起こしやすい。この実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)58では、レジストノズル130の吐出口から基板G上に溢れ出たレジスト液をノズルの下端部で平坦に延ばしてレジスト液の膜を形成する。したがって、レジストノズル130が下方に変位した場所では、微小ギャップが設定値よりも小さくなり、膜厚が小さくなる。反対に、レジストノズル130が上方に変位した場所では、微小ギャップが設定値よりも大きくなり、膜厚が大きくなる。
前後方向(X方向)のぶれも、鉛直方向(Z方向)のぶれほどではないが、走査速度を変動させるため、塗布ムラを来しやすい。つまり、レジストノズル130が前方にぶれた場所では、瞬間的に走査速度が速くなり、膜厚が小さくなる。レジストノズル130が後方にぶれた場所では、瞬間的に走査速度が遅くなり、膜厚が大きくなる。
横方向(Y)方向のぶれは、通常は塗布ムラを起こし難い。しかし、ぶれの量が異常に大きければ、レジスト塗布膜の膜厚に何らかの異常が生ずる可能性はある。また、この実施形態では、レジスト塗布後のエッジリンスを不要とするために、塗布処理に際しては基板Gの周縁部をブランクにしてその内側の領域だけにレジスト液を塗布するようにしている。しかし、横方向(Y)方向のぶれが大きいと、レジスト塗布膜Rが基板周縁部にはみ出てしまう。したがって、横方向(Y)方向のぶれもそのような観点からモニタリングするのが好ましい。
上記のように、ぶれと塗布処理結果との相関関係はぶれの方向によっても異なる。この実施形態では、各方向のぶれセンサ140A,140B,‥‥を用いて各方向毎にぶれを検出し、各方向毎にぶれ検出信号をFFT解析にかけて周波数スペクトルを求め、各方向毎に個別に設定した監視値ASと比較して良否判定を行うことができる。したがって、レジスト液を塗布された各基板Gについて、全ての方向(X,Y,Z)で「良」の判定結果が出たものは「良品」と認定し、いずれかの方向で「不良」の判定結果が出たものは「不良品」と認定することも可能である。
判定部146の判定結果は、この塗布プロセス部30の各部および全体の動作を管理する塗布プロセスコントローラ(図示せず)へ与えられ、さらに塗布プロセスコントローラから塗布現像処理システム10全体のプロセスまたはシーケンスを統括制御するシステムコントローラ(図示せず)へ伝えられる。
塗布プロセス部30内では、搬送装置(S/A)54によりレジスト塗布ユニット(CT)58から搬出した各基板Gについて、判定部146の判定結果を基にその後のシーケンスを異にする。すなわち、「良品」と認定された基板Gについては、これを減圧乾燥ユニット(VD)51,55のいずれか1つに搬入し、減圧乾燥の処理を受けさせてから、エクステンションユニット(EXT)57へ移す。しかし、「不良品」と認定された基板Gについては、これを減圧乾燥ユニット(VD)51,55へは搬入せずに、直ちにエクステンションユニット(EXT)57へ搬送する。
搬送装置60は、エクステンションユニット(EXT)57から基板Gを搬出すると、システムコントローラからの指令にしたがい、「良品」の基板Gについては上記のようなシーケンスで縦型熱的処理部(TB)32,34内の熱処理系ユニットに順次移送し、一連の熱処理を受けさせる。しかし、「不良品」の基板Gについてはいずれの熱処理系ユニットへも移送することなく最下段のバッファユニット(buf)へ搬入する。
このように、レジスト塗布処理でエラー(特に塗布ムラ)の出た基板Gについては、後続の処理工程を全てキャンセルして、システム内の所定の場所つまりバッファユニット(buf)に停留ないし保管するようにしたので、無駄をなくし、塗布ムラの損害を最小限に食い止めることができる。なお、バッファユニット(buf)を塗布プロセス部30内に、たとえば多段ユニット部52,56に設けることも可能である。
上記した実施形態では、レジストノズル130に各方向のぶれを個別のぶれセンサ140A,140B,‥‥で検出した。しかし、2方向または3方向のぶれを1つのセンサ(たとえば3軸加速度センサ)で検出することも可能である。また、レジストノズル130は昇降軸の上端部を支点とする揺動運動で前後方向(X方向)と上下方向(Z方向)とに同時にぶれることが多い。したがって、精度は下がるが、たとえば上下方向(Z方向)のみもしくは前後方向(X方向)のみのぶれを検出するモニタリングで済ますことも可能である。また、レジストノズル130のぶれを検出するためのぶれセンサをノズル支持体128に取り付けることも可能である。
上記実施形態ではレジストノズル130のぶれをモニタリングしたが、ステージ124のぶれをモニタリングすることも可能である。たとえば、図9に示すように、ステージ124の側面に振動センサまたは加速度センサ140Dを取り付け、このセンサ140Dの出力信号を信号処理部(図12)に与えればよい。レジストノズル130がぶれても、ステージ124が同じぶれかたをすると、両者の相対位置関係に実質的な変動はなく、塗布ムラが生じないことがある。したがって、レジストノズル130のぶれを表す周波数スペクトルとステージ124のぶれを表す周波数スペクトルの両方を同時にまたは関連付けて評価してレジスト塗布処理の良否判定を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態ではステージ124を固定してレジストノズル130をX方向に移動させる走査方式であったが、レジストノズル側を固定してステージ(基板支持部)側を移動させる走査方式やレジストノズルとステージ(基板支持部)の双方を同時に移動させる走査方式も可能である。
本発明は、上記した実施形態におけるようなレジスト液(処理液)を微細径で吐出する微細径吐出型ノズルに適用して特に好適なものである。しかしながら、任意の処理液吐出ノズルを用いる塗布装置および塗布方法に適用可能である。
また、本発明は、処理液吐出ノズルを用いて被処理基板上に処理液を供給する任意のアプリケーションに適用可能であり、スピンレス方式でなくても、たとえば被処理基板を回転させて塗布膜を形成するスピン方式にも適用可能である。本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の液体も可能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限らず、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 上記塗布現像処理システムの構成を示す一側面図である。 上記塗布現像処理システムの構成を示す一側面図である。 上記塗布現像処理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 上記塗布現像処理システムにおける塗布プロセス部の構成を示す平面図である。 上記塗布プロセス部の構成を示す一側面図である。 上記塗布プロセス部に含まれる搬送装置および多段ユニット部の構成を示す図である。 上記塗布プロセス部におけるレジスト塗布ユニットの構成を示す平面図である。 上記レジスト塗布ユニットの要部の構成とぶれセンサの取付け構造を示す斜視図である。 上記レジスト塗布ユニットの要部の構成とぶれセンサの配置構造を示す斜視図である。 図10のぶれセンサ(レーザ測長器)によって検出される塗布処理時間中の距離の変化を示す図である。 一実施形態におけるぶれモニタリング機能の信号処理部の構成例を示すブロック図である。 実施形態におけるぶれモニタリングで得られる周波数スペクトルの一例と良否判定手法の一例を示す図である。 実施形態におけるぶれモニタリングで得られる周波数スペクトルの一例と良否判定手法の一例を示す図である。
符号の説明
30 塗布プロセス部
58 レジスト塗布ユニット(CT)
124 ステージ
128 ノズル支持体
130 レジストノズル
140A,140B,140C,140D ぶれセンサ
142 センサ信号入力部
144 周波数解析部
146 判定部
148 設定部

Claims (14)

  1. 被処理基板を支持する基板支持部と、
    前記基板に向けて塗布液を吐出するノズルと、
    前記ノズルを前記基板に対して相対的に移動させる塗布走査部と、
    塗布処理中の前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出するぶれ検出部と、
    前記ぶれ検出部より得られる前記ぶれを表す時間信号を周波数解析して周波数スペクトルを求める周波数解析部と、
    前記周波数解析部より得られる周波数スペクトルに基づいて前記基板に対する塗布処理の良否判定を行う判定部と
    を有する塗布装置。
  2. 前記ぶれ検出部が、前記ノズルの吐出口と前記基板とが向き合う方向において前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出する請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記ぶれ検出部が、前記相対的な移動の方向において前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出する請求項1に記載の塗布装置。
  4. 前記ぶれ検出部が、前記ノズルまたは前記基板支持部のぶれを振動として検出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  5. 前記ぶれ検出部が、前記ノズルまたは前記基板支持部のぶれを加速度として検出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  6. 前記ぶれ検出部が、前記ノズルまたは前記基板支持部のぶれを変位として検出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  7. 前記ぶれ検出部が、前記ノズルまたは前記基板支持部のぶれを前記相対的移動における速度リップルとして検出する請求項1または請求項3に記載の塗布装置。
  8. 異なる方向のぶれに対して前記監視値を個別に設定する請求項1〜7のいずれか一項に記載の塗布装置。
  9. 前記判定部が、前記周波数スペクトルを予め設定した監視値と比較し、比較結果に基づいて前記良否判定を行う請求項1〜8のいずれか一項に記載の塗布装置。
  10. 前記監視値を予め設定した複数の周波数領域について個別に設定する請求項9に記載の塗布装置。
  11. 前記監視値を周波数に応じた波形として設定する請求項9に記載の塗布装置。
  12. 前記判定部が、所定の周波数領域に限定して前記周波数スペクトルと前記監視値との比較および前記良否判定を行う請求項9〜11のいずれか一項に記載の塗布装置。
  13. 前記周波数領域は100Hz以下の周波数領域の中に設定される請求項12に記載の塗布装置。
  14. 被処理基板を基板支持部上に支持し、前記基板に向けて塗布液を吐出するノズルを前記基板に対して相対的に移動させて前記基板に前記塗布液を塗布する塗布方法において、
    塗布処理中の前記ノズルおよび前記基板支持部の少なくとも一方のぶれを検出する工程と、
    前記ぶれを表す時間信号を周波数解析して周波数スペクトルを求める工程と、
    前記周波数スペクトルに基づいて塗布処理の良否判定を行う工程と
    を有する塗布方法。
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