JP2005235646A - 有機電界発光素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極間に挾持された、1つまたは複数の有機化合物層より構成される有機電界発光素子において、前記有機化合物層の少なくとも1層が、下記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、さらに、前記有機化合物層の少なくとも1層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を含有することを特徴とする有機電界発光素子である。
【選択図】 なし
Description
(1)素子が数mA/cm2という高い電流密度で駆動されることから、大量のジュール熱が発生する。このため、蒸着によりアモルファス状態で製膜されたホール輸送性低分子化合物や螢光性有機低分子化合物が次第に結晶化して、最後には融解し、輝度の低下や絶縁破壊が生じるという現象が多く見られ、その結果、素子の寿命が低下するという問題を有している。
Thin Solid Films,Vol.94,171(1982) Appl.Phys.Lett.,Vol.51,913(1987) 第40回応用物理学関係連合講演会予稿集,30a−SZK−14(1993) 第42回高分子討論会予稿集,20J21(1993) Nature,Vol.357,477(1992) 第38回応用物理学関係連合講演会予稿集,31p−G−12(1991) 第50回応用物理学会学術講演予稿集,29p−ZP−5(1989) 第51回応用物理学会学術講演予稿集,28a−PB−7(1990) Nature,Vol.395,151(1998) Appl.Phys.Lett.,Vol.75,4(1999)
<1> 少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極間に挾持された、1つまたは複数の有機化合物層より構成される有機電界発光素子において、
前記有機化合物層の少なくとも1層が、下記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、さらに、前記有機化合物層の少なくとも1層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を含有することを特徴とする有機電界発光素子である。
本発明の有機EL素子は、少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極間に挾持された、1つまたは複数の有機化合物層より構成される有機電界発光素子において、前記有機化合物層の少なくとも1層が、下記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、さらに、前記有機化合物層の少なくとも1層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を含有することを特徴とする。
置換アミノ基の置換基としては、アルキル基、アリール基、アラルキル基等が挙げられ、具体例は前述の通りである。
ここで、上記「多核芳香族炭化水素」「縮合環芳香族炭化水素」「芳香族複素環」「芳香族複素環を含む芳香族基」については前述の通りである。
A’が水酸基の場合には、HO−(Y−O)n−Hで示される2価アルコール類をほぼ当量混合し、酸触媒を用いて重合する。酸触媒としては、硫酸、トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸等、通常のエステル化反応に用いるものが使用でき、触媒量としては、ホール輸送性モノマー1重量部に対して、1/10,000〜1/10重量部の範囲が好ましく、1/1,000〜1/50重量部の範囲がより好ましい。
すなわち、前述の一般式(II−1)で示されるホール輸送性ポリエステルの合成におけるそれぞれの場合において、2価アルコール類を過剰に加えて反応させることによって下記構造式(IV−1)及び(IV−2)で示される化合物を生成した後、これをホール輸送性モノマーとして用いて前記と同様の方法で、2価カルボン酸または2価カルボン酸ハロゲン化物等と反応させればよく、それによってホール輸送性ポリエステルを得ることができる。なお、下記式中、Ar、X、Y、T、k、l、m及びnは前述の通りである。
本発明における発光性高分子としては、固体状態で電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光を示す化合物が用いられる。
本発明の有機EL素子は、少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極と、それら電極間に挾持された一つまたは複数の有機化合物層より構成され、該有機化合物層の少なくとも1層が、1種以上の前記電荷輸送性ポリエステル及び1種以上の前記発光性高分子を含有してなる。
図1〜図4は、本発明の有機EL素子の層構成を説明するための模式的断面図であって、図1、図2、図3は、有機化合物層が複数の場合の一例であり、図4は、有機化合物層が1つの場合の例を示す。なお、図1〜図4において、同様の機能を有するものは同じ符号を付して説明する。
図1〜図4に示される有機EL素子の層構成の場合、透明絶縁体基板1は、発光を取り出すため透明なものが好ましく、ガラス、プラスチックフィルム等が用いられる。また、透明電極2は、透明絶縁体基板と同様に発光を取り出すため透明であって、かつホールの注入を行うため仕事関数の大きなものが好ましく、酸化スズインジウム(ITO)、酸化スズ(NESA)、酸化インジウム、酸化亜鉛等の酸化膜、及び蒸着あるいはスパッタされた金、白金、パラジウム等が好ましく用いられる。
また、前記電荷輸送性ポリエステルと強い電子相互作用を示さない有機化合物が用いられることが好ましく、より好ましくは下記例示化合物(VII)が用いられるが、これに限定されるものではない。
なお、本発明においては、電荷輸送材料、発光材料として高分子を含むため、各層形成は塗布液を用いた製膜法により行うことが好ましい。
まず、実施例に用いた電荷輸送性ポリエステルは、例えば以下のようにして得た。
下記例示化合物(VIII−1)2.0g、エチレングリコール8.0g及びテトラブトキシチタン0.1gを50mlのフラスコに入れ、窒素気流下、190℃で5間加熱攪拌した。化合物(VIII−1)が消費されたことを確認した後、33.3Paに減圧してエチレングリコールを留去しながら200℃に加熱し、5時間反応を続けた。その後、室温まで冷却し、テトラヒドロフラン(THF)50mlに溶解して不溶物を0.2μmのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フィルターにて濾過し、その濾液を攪拌されたメタノール500ml中に滴下する再沈殿を行うことでポリマーを析出させた。得られたポリマーを濾過し、十分にメタノールで洗浄した後乾燥させ、1.9gの下記に例示するホール輸送性ポリエステル(VIII−2)を得た。分子量をGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)にて測定したところ、Mwは7.24×104(スチレン換算)であり、Mw/Mn(Mnは数平均分子量)は1.87であった。
下記例示化合物(IX−1)2.0g、エチレングリコール8.0g及びテトラブトキシチタン0.1gを50mlのフラスコに入れ、窒素気流下、190℃で5間加熱攪拌した。化合物(IX−1)が消費されたことを確認した後、33.3Paに減圧してエチレングリコールを留去しながら200℃に加熱し、5時間反応を続けた。その後、室温まで冷却し、THF50mlに溶解して不溶物を0.2μmのPTFEフィルターにて濾過し、その濾液を攪拌されたメタノール500ml中に滴下する再沈殿を行うことでポリマーを析出させた。得られたポリマーを濾過し、十分にメタノールで洗浄した後乾燥させ、1.9gの下記に例示するホール輸送性ポリエステル(IX−2)を得た。分子量をGPCにて測定したところ、Mwは6.13×104(スチレン換算)であり、Mw/Mnは2.34であった。
下記例示化合物(X−1)2.0g、エチレングリコール8.0g及びテトラブトキシチタン0.1gを50mlのフラスコに入れ、窒素気流下、190℃で5間加熱攪拌した。化合物(X−1)が消費されたことを確認した後、33.3Paに減圧してエチレングリコールを留去しながら200℃に加熱し、5時間反応を続けた。その後、室温まで冷却し、THF50mlに溶解して不溶物を0.2μmのPTFEフィルターにて濾過し、その濾液を攪拌されたメタノール500ml中に滴下する再沈殿を行うことでポリマーを析出させた。得られたポリマーを濾過し、十分にメタノールで洗浄した後乾燥させ、1.9gの下記に例示するホール輸送性ポリエステル(X−2)を得た。分子量をGPCにて測定したところ、Mwは1.08×105(スチレン換算)であり、Mw/Mnは2.31であった。
電荷輸送材料兼燐光ホスト材料として合成例2の電荷輸送性ポリエステル(IX−2)(Mw:6.13×104)を1重量部と、燐光発光性高分子として下記例示化合物(XI)を0.1重量部とを混合し、10重量%ジクロロエタン溶液として調製し、0.1μmのPTFEフィルターで濾過した。この溶液を用いて、洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、スピンコート法により塗布して、膜厚が0.15μmの電荷輸送能を有する発光層を形成した。
ホール輸送性材料として合成例1の電荷輸送性ポリエステル(VIII−2)(Mw:7.24×104)を5重量%クロロベンゼン溶液として調整し、0.1μmのPTFEフィルターで濾過した。この溶液を用いて、洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、スピンコート法により塗布して膜厚が0.1μmのホール輸送層を形成した。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
ホール輸送性材料として合成例1の電荷輸送性ポリエステル(VIII−2)(Mw:7.24×104)を5重量%クロロベンゼン溶液として調整し、0.1μmのPTFEフィルターで濾過した。この溶液を用いて、洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、スピンコート法により塗布して膜厚が0.1μmのホール輸送層を形成した。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
電荷輸送材料として合成例1の電荷輸送性ポリエステル(VIII−2)(Mw:7.24×104)を0.5重量部と、電荷輸送材料兼燐光ホスト材料として合成例2の電荷輸送性ポリエステル(IX−2)(Mw:6.13×104)を0.5重量部と、燐光発光性高分子として前記例示化合物(XI)を0.1重量部とを混合し、10重量%ジクロロエタン溶液として調製し、0.1μmのPTFEフィルターで濾過した。この溶液を用いて、洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上にスピンコート法により塗布して、膜厚が0.15μmの電荷輸送能を有する発光層を形成した。最後にMg−Ag合金を共蒸着により蒸着して、2mm幅、0.15μm厚の背面電極をITO電極と交差するように形成した。作製された有機EL素子の有効面積は0.04cm2であった。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
実施例3において、ホール輸送層を形成する前に、短冊型ITO電極を形成したガラス基板上にバイトロン(Baytron)P(バイエル株式会社製、ポリエチレンジオキサイドチオフェン(下記例示化合物XII)とポリスチレンスルホン酸とのポリマーの混合水分散液)をスピンコート法により塗布して、ITO電極とホール輸送層との間に膜厚が0.05μmのホール注入層を形成した以外は、実施例3と同様にして素子を作成した。
洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、燐光ホスト材料として下記例示化合物(XIII)と燐光発光材料として下記例示化合物(XIV)とを用いて、共蒸着により膜中の化合物(XIV)の量が膜全体の化合物の重量に対して5重量%となるように蒸着して、膜厚が0.065μmの発光層を形成した。次いで、この発光層上に電子輸送材料として前記例示化合物(V−1)を用い、真空蒸着法により厚さが0.05μmの電子輸送層を形成した。最後にMg−Ag合金を共蒸着により蒸着して、2mm幅、0.15μm厚の背面電極をITO電極と交差するように形成した。作製された有機EL素子の有効面積は0.04cm2であった。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、ホール輸送材料として前記例示化合物(VI−2)を用いて真空蒸着法により厚さが0.05μmのホール輸送層を形成した。さらに、このホール輸送層上に、燐光ホスト材料として前記例示化合物(XIII)と燐光発光材料として前記例示化合物(XIV)とを用いて、共蒸着により膜中の化合物(XIV)の量が膜全体の化合物の重量に対して5重量%となるように蒸着して、膜厚が0.065μmの発光層を形成した。次いで、この発光層上に、電子輸送材料として前記例示化合物(V−1)を用い真空蒸着法により厚さが0.05μmの電子輸送層を形成した。最後にMg−Ag合金を共蒸着により蒸着して、2mm幅、0.15μm厚の背面電極をITO電極と交差するように形成した。作製された有機EL素子の有効面積は0.04cm2であった。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、ホール輸送材料として前記例示化合物(VI−2)を用いて真空蒸着法により厚さが0.05μmのホール輸送層を形成した。さらに、このホール輸送層上に、燐光ホスト材料として前記例示化合物(XIII)と燐光発光材料として前記例示化合物(XIV)とを用いて、共蒸着により膜中の化合物(XIV)の量が膜全体の化合物の重量に対して5重量%となるように蒸着して、膜厚が0.065μmの発光層を形成した。最後にMg−Ag合金を共蒸着により蒸着して、2mm幅、0.15μm厚の背面電極をITO電極と交差するように形成した。作製された有機EL素子の有効面積は0.04cm2であった。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
電荷輸送材料として前記例示化合物(VI−6)を1重量部と、燐光ホスト材料として前記例示化合物(XIII)0.5重量部と、燐光発光材料として前記例示化合物(XIV)0.05重量部とを混合し、5重量%ジクロロエタン溶液として調整し、0.1μmのPTFEフィルターで濾過した。この溶液を用いて、洗浄後乾燥させた2mm幅の短冊型ITO電極をエッチングにより形成したガラス基板上に、スピンコート法により塗布して、膜厚が0.15μmの電荷輸送能を有する発光層を形成した。その後、Mg−Ag合金を共蒸着により蒸着して、2mm幅、0.15μm厚の背面電極をITO電極と交差するように形成した。作製された有機EL素子の有効面積は0.04cm2であった。
上記有機EL素子について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
2 透明電極
3 ホール輸送層
4 発光層
5 電子輸送層
6 キャリア輸送能を有する発光層
7 背面電極
Claims (10)
- 少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極間に挾持された、1つまたは複数の有機化合物層より構成される有機電界発光素子において、
前記有機化合物層の少なくとも1層が、下記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、さらに、前記有機化合物層の少なくとも1層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を含有することを特徴とする有機電界発光素子。
- 前記有機化合物層が、少なくとも発光層及び電子輸送層から構成され、該発光層及び該電子輸送層の少なくとも一方が、前記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、前記発光層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を1種以上含有してなることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
- 前記発光層が、電荷輸送性材料を含むことを特徴とする請求項2に記載の有機電界発光素子。
- 前記有機化合物層が、少なくともホール輸送層、発光層及び電子輸送層から構成され、該ホール輸送層及び該電子輸送層の少なくとも一方が、前記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、前記発光層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を1種以上含有してなることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
- 前記発光層が、電荷輸送性材料を含むことを特徴とする請求項4に記載の有機電界発光素子。
- 前記有機化合物層が、少なくともホール輸送層及び発光層から構成され、前記ホール輸送層及び前記発光層の少なくとも一方が、前記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、前記発光層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を1種以上含有してなることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
- 前記発光層が、電荷輸送性材料を含むことを特徴とする請求項6に記載の有機電界発光素子。
- 前記有機化合物層が、少なくとも電荷輸送能を有する発光層から構成され、該発光層が、前記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルを1種以上含有し、さらに、前記発光層が、電子エネルギー準位の励起三重項状態から基底状態への遷移により、あるいは励起三重項状態を経由しての基底状態への遷移により発光する発光性高分子を1種以上含有してなることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
- 前記発光層が、電荷輸送性材料を含むことを特徴とする請求項8に記載の有機電界発光素子。
- 前記一般式(I−1)及び(I−2)で示される構造から選択された少なくとも1種を部分構造として含む繰り返し単位よりなる電荷輸送性ポリエステルが、下記一般式(II−1)または(II−2)で示される電荷輸送性ポリエステルであることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
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