JP2005234921A - 車車間通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 対向車両間および前後車両間における情報の送受信を効率的にかつ低コストに実現する手段を提供する。
【解決手段】 右側のドアミラー5Rに内蔵された車体側アンテナ14Rは、対向車両と通信を行うために使用される。この車体側アンテナ14Rは、指向性の弱いマイクロ波を送信することによって、対向車両が受信できるようにする。なお、対向車両においても、右側の車体側アンテナ14Rがマイクロ波の受信を行うものとする。一方、左側のドアミラー5Lに内蔵された車体側アンテナ14Lは、同じ車線を走行する前方車両および後方車両と通信を行うために使用される。この車体側アンテナ14Lは、指向性の強いミリ波を送信することによって、前後の車両が受信できるようにする。なお、前後の車両においても、左側の車体側アンテナ14Lがミリ波の受信を行うものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両間において運転者の意思疎通や各種情報の伝達を行うための車車間通信装置に関する。
従来から、車両間で情報を通信することが考えられている。車両間でドライバが相互に意思の疎通を図るために、一対一の情報の通信を行ったり、これから向かう方面における路面の状態、渋滞、事故などの道路状況や天候の状況を伝達するために、前後の車両間においてリレー式に情報を送受信したりする。その一例として、特許文献1には、車両の前後に備えたアンテナ部を介して、自車両のミリ波レーダで取得したり、前方車両から無線通信で取得した前方車両の有無や車両間距離などの情報を、車両間で送受信する車々間通信システムおよび車々間通信方法が開示されている。この特許文献1によれば、渋滞中に、ドライバに対して詳細な車々間の情報提供を行うことができ、運転中のイライラなどを緩和することができるとしている。
特開2003−132492号公報(段落0018〜0028、図1、図2)
しかしながら、従来の車両間通信は、特許文献1の例を含めて同じ方向に走行する前後の車両間において行われることが多い。つまり、互いに進行方向が異なる対向車線および自車両の走行車線の情報を同時にかつ区別して送受信することができず、情報の効果的な受け渡しを行うことができないという問題がある。また、片側複数車線間の情報の受け渡しが確実にできない。更に、前後の車両間通信においても、途中で情報の受け渡しが途絶えたり、時間がかかったりする。
そこで、本発明は、前記問題に鑑み、対向車両間および前後車両間における情報の送受信を効率的にかつ低コストに実現する手段を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明のうち、請求項1に係る発明は、車両が他車両と情報の送受信を行うことを可能とする車車間通信装置であって、車両の右側に設置されたドアミラーに装着され、他車両と無線通信を行う右側アンテナと、車両の左側に設置されたドアミラーに装着され、他車両と無線通信を行う左側アンテナと、右側アンテナおよび左側アンテナのうち、対向車線側のアンテナを介して対向車両との情報の送受信を行い、対向車線と反対側のアンテナを介して前後車両との情報の送受信を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
なお、請求項における「車車間通信装置」は、後記する発明を実施するための最良の形態(以下、「発明の実施の形態」という)における「車体側アンテナ」および「車載ECU」に相当する。また、請求項における「対向車線側のアンテナ」および「対向車線と反対側のアンテナ」は、後記する発明の実施の形態における右側および左側の「車体側アンテナ」に相当する。
請求項2に係る発明は、車車間通信装置であって、乗員の操作によって右側アンテナを対向車両または前後車両との情報の送受信用として任意に選択する手段と、乗員の操作によって左側アンテナを対向車両または前後車両との情報の送受信用として任意に選択する手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、車車間通信装置であって、制御手段が、他車両からの電波を受信してこの電波に含まれる情報を取得するモードと、他車両からの電波を中継するモードと、他車両に電波を送信して他車両に情報を発信するモードとを有し、車車間通信装置が、乗員の操作によって制御手段にモードの切換を指示するモード切換手段を有し、制御手段が、モード切換手段の指示に基づいてモードを切換えることを特徴とする。
なお、電波を中継するモードは、他車両から受信した電波を即刻別の他車両に送信するモードである。渋滞した道路や都市部などの電波が通りにくい場所において、車両自体が移動する中継アンテナとしての機能を果たしたり、路側ビーコンに電波を送信することによって中継してもらったりするのが目的である。
請求項4に係る発明は、車車間通信装置であって、モード切換手段が、他車両に電波を送信して他車両に情報を発信するモードへの切換を指示する際、更に乗員の操作によって制御手段に情報を発信する先の他車両として対向車両、前方車両および後方車両のいずれか一つを指示することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、車車間通信装置であって、右側アンテナおよび左側アンテナの少なくとも一方が、車両のホイールに備えられる空気圧センサユニットとの間で送受信を行うタイヤ空気圧監視システムの送受信アンテナとして用いられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ドアミラーは、車両の左右両側にあって外部からよく見えるため、アンテナの装着箇所として適しているということができる。また、対向車両間の通信を行うアンテナを対向車線側のドアミラーに配置したため、車体による通信の妨害がないので、対向車両間で良好な情報の送受信を行うことができる。更に、対向車両間の通信を行うアンテナおよび前後車両間の通信を行うアンテナを左右両側のドアミラーに分離配置したため、混信などを防止することができるので、車車間通信の信頼性の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、乗員の操作によって左右両側のアンテナをそれぞれ独立に対向車両または前後車両との情報の送受信に用いることができるので、片側複数車線や一方通行の道路などに対応した車車間通信を行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、乗員の操作によって情報を取得したり、中継したり、発信したりすることができるので、交通状況やドライバの判断に応じた車車間通信を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、乗員の操作によって情報を発信する先の車両を対向車両、前方車両および後方車両の中から1つ選択することができるので、それぞれの車両に対して固有のきめ細かい情報を送信することができ、車両間の意思疎通の向上を図ることができる。また、そのときの道路の形状や送信する情報の種類に応じて、情報発信先の車両を選択することができる。
請求項5に係る発明によれば、ドアミラーに装着された車車間通信用のアンテナを車両のタイヤ空気圧監視システムの送受信アンテナに利用するので、アンテナを2つの機能に用いることができ、コストパフォーマンスの向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明は、ドアミラーに装着されたアンテナを用いて車両間の通信を実現するものである。なお、そのアンテナは、TPMS(Tire Pressure Monitoring System、タイヤ空気圧監視システム)のアンテナとして利用してもよい。
≪車両の構成と概要≫
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の構成と概要について説明する。図1は、車両1を上部から見た様子を示している。以下、4個のタイヤおよびそれらに対応して配置されている空気圧センサユニットについて、それぞれ数字の符号によって総称すると共に、個々の部材については、その配置位置に応じて、FR(右前)、FL(左前)、RR(右後)またはRL(左後)のアルファベットの符号を付加することによって識別する。従って、以下、総称するときは、例えば、「タイヤ2」といい、個々の部材を指示するときは、例えば、「タイヤ2FR」という。空気圧センサユニットについても同様である。また、車両1の左右に配置されているドアミラーおよび車体側アンテナについて、それぞれ数字の符号によって総称すると共に、個々の部材については、その配置位置に応じて、R(右)またはL(左)のアルファベットの符号を付加することによって識別する。従って、以下、総称するときは、例えば、「ドアミラー5」といい、個々の部材を指示するときは、例えば、「ドアミラー5R」という。車体側アンテナについても同様である。
車両1には、4個のタイヤ2が装着されている。それぞれのタイヤ2には、タイヤ2内の空気圧を測定する空気圧センサユニット3が配置されている。空気圧センサユニット3は、車両1に配置された車体側アンテナ14と無線通信する。
車両1の内部には、車載ECU11、2個の車体側アンテナ14およびモニタ21が配置されている。そして、2個の車体側アンテナ14およびモニタ21が所定の配線ケーブルによって車載ECU11に接続されている。
車載ECU11は、車体側アンテナ14やモニタ21の間で各種情報の中継を行う。また、車載ECU11に内蔵または外部接続された所定の記憶手段(例えば、メモリなど、図示せず)に、車両1に固有の番号である車両ID、空気圧センサユニット3に固有の番号であるセンサIDなどが記憶される。センサIDは、エンジンが始動されたときや専用スイッチが起動されたときに、空気圧センサユニット3から順次送信され、車載ECU11は、車体側アンテナ14を介して受信したセンサIDと、そのタイヤ(ホイール)位置とを対応させたデータを所定の記憶手段に記憶させる。更に、車載ECU11は、車体側アンテナ14を介して他の車両と無線通信を行うことによって、他の車両との間で情報の送受信を行う機能を持つ。
モニタ21は、運転席前のフロントパネルに配置され、メッセージメニューなどを表示する表示部22及びメッセージなどを選択する操作部23から構成される。モニタ21は、既に装備されているナビゲーションシステムの画面や操作パネルを利用してもよいし、表示部及び操作部が一体化されたタッチパネルによって実現してもよい。なお、音声によるメッセージの選択や通知を行うようにしてもよい。車体側アンテナ14は、ドアミラー5に内蔵されていて、タイヤ2に配置されている空気圧センサユニット3と無線通信を行う部材と、前後の車両や対向車両と無線通信を行うことによって車車間通信の一端を担う部材とに分かれる。車体側アンテナ14を車両1の車体の左右に突出したドアミラー5に設置することによって、通信の感度の向上および破損の防止を図ることができる。
なお、請求項における「タイヤ空気圧監視システム」は、空気圧センサユニット3、車体側アンテナ14および車載ECU11に相当する。また、請求項における「車車間通信装置」は、車体側アンテナ14および車載ECU11に相当する。
≪車車間通信用の車体側アンテナ≫
図1に示すように、車体側アンテナ14には、右側のドアミラー5Rに内蔵された車体側アンテナ14Rと、左側のドアミラー5Lに内蔵された車体側アンテナ14Lとがある。
車体側アンテナ14Rは、対向車両と通信を行うために使用される。この車体側アンテナ14Rは、比較的指向性の弱いマイクロ波(例えば、315〜433MHz程度の周波数を持つ)を送信することによって、すれ違うときに対向車両が受信できるようにする。なお、対向車両においても、右側の車体側アンテナ14Rがマイクロ波の受信を行うものとする。
車体側アンテナ14Lは、同じ車線を走行する前方車両および後方車両と通信を行うために使用される。この車体側アンテナ14Lは、指向性の強いミリ波(1GHz以上の周波数を持つ)を送信することによって、数mないし数十mの比較的距離のある前後の車両が受信できるようにする。なお、前後の車両においても、左側の車体側アンテナ14Lがミリ波の受信を行うものとする。また、車体側アンテナ14Lは、前方に指向性を有する前方用アンテナと、後方に指向性を有する後方用アンテナとから成るものとする。
≪空気圧センサユニットの構成と概要≫
次に、図2を参照して、空気圧センサユニットの構成と概要について説明する。空気圧センサユニット3は、図示しないメモリ内のデータを入出力しながら所定の処理を行うCPU(Central Processing Unit)31と、タイヤ空気圧を示す出力を生じる圧力センサ32と、その部位の温度を示す出力を生じる温度センサ33とを備える。圧力センサ32および温度センサ33の出力は、A/D(Analog/Digital)変換回路(図示せず)を介してデジタル値に変換され、CPU31に入力される。
また、空気圧センサユニット3には、電源(リチウム電池やバッテリ電源など)34が配置されてCPU31の動作電源として機能する。また、センサ側アンテナ35が設けられて、圧力センサ32および温度センサ33の出力を車載ECU11(図1参照)に送信する一方、車載ECU11から送信された情報を受信する。CPU31は、センサ側アンテナ35を介して、例えば、315MHzのPCM(Pulse Code Modulation)デジタル送信を行う。
図示は省略するが、電源34とCPU31の間の電源回路の適宜位置には電圧センサが設けられ、電源34の出力電圧に応じた信号を出力する。電圧センサの出力もA/D変換され、CPU31に入力される。
図1の右上に空気圧センサユニット3の形状を示している。空気圧センサユニット3はリム(図示せず)のホイール面に取り付けられるため、下面はホイール面に密着するように弓形になっている。また、上部には、タイヤバルブ39に直結する空気穴37と、圧力センサ32や温度センサ33(図2参照)のセンサ部分に連通するセンサ穴38とが穿設されている。一方、タイヤバルブ39が、空気圧センサユニット3の側面に傾斜して取り付けられている。空気圧センサユニット3をリムのホイール面に取り付けるときには、リムのバルブ穴にタイヤバルブ39を通過させた上で、空気圧センサユニット3の下面をホイール面に接着する。その後、タイヤをホイールに装着することになる。
従来、空気圧センサユニット3からの送信データは、センサID、圧力センサ出力、温度センサ出力及び電圧センサ出力の順で結合された、例えば、56ビットの信号(センサIDが32ビット、圧力センサ出力、温度センサ出力及び電圧センサ出力がそれぞれ8ビット)を1単位として構成される。センサIDは、4個の空気圧センサユニット3が対応する、1セット分(4個)のタイヤ2のそれぞれに個別に添付される。すなわち、センサIDは、車両1を工場から出荷するとき、4個のタイヤ2ごとに別々に付与されると共に、車両1が異なるときは更に別々に付与される。従って、1つのセンサIDは、対象となる車両群の中のある一つのタイヤを特定する。
本発明の実施の形態においては、空気圧センサユニット3からの送信データのヘッダ部分に、従来のタイヤ空気圧などの測定データと、車車間通信用情報(後記する車車間通信用メッセージ)とを区別するための属性IDを設けるものとする。これにより、空気圧センサユニット3が有する送受信機能を車車間通信用に利用することができ、車車間通信装置のコストを節減することができる。なお、車車間通信用メッセージの属性IDの詳細については後記する。
≪車両間の通信方式≫
図3および図4を参照して、本発明の実施の形態に係る車両間の通信方式について説明する。
図3は、車両間の通信の状況を示すイメージ図である。所定の情報を送信しようとしている車両1a、車両1aの後方を走行する車両1b、車両1aの前方を走行する車両1cおよび車両1aの対向車線を走行する車両1dが示されている。前記のように車体側アンテナについて説明した通り、同じ車線を走行する車両1aおよび車両1b、ならびに、車両1aおよび車両1cの間における通信は、左側のドアミラーに内蔵された車体側アンテナ同士で行われる。一方、お互いが対向車線を走行する車両1aおよび車両1dの間における通信は、右側のドアミラーに内蔵された車体側アンテナ同士で行われる。
図4は、車両間の通信プロトコルを示すフローチャートである。ここでは、前方に位置し、情報送信元になる車両1aと、後方に位置し、情報受信元になる車両1bとの間で行われる通信を例にして説明する。この通信プロトコルの概要としては、まず、複数の車両が、同時に発信電波を照射する。このとき、最先に電波を発信した車両が、他の車両が受信状態になることによって事実上の送信権を取得し、情報の送信を行う。一旦情報の送信を完了した車両は、車両間のバランス(機会均等)を維持するために、所定の時間が経過するまで送信は行わず、情報を受信する側に回る。なお、この通信プロトコルは、他の車両間(対向する車両間を含む)で行われる通信においても同様に適用される。
まず、情報送信元である車両1aは、実際に送るべき情報を送信する前に、これから情報の送信を行おうとしていることを示すパイロット信号を車両1bに向けて送信する(ステップS401)。次に、そのパイロット信号を送信している間に、他車両からのパイロット信号の混信があるか否かをチェックする(ステップS402)。パイロット信号の混信があれば(ステップS402のYes)、パイロット信号の送信を中断し、所定の時間を置く(ステップS405)。これは、他車両からのパイロット信号の混信がなくなり、良好な通信が可能になるのを待つことを意味する。そして、再度パイロット信号を送信する(ステップS401)。パイロット信号の混信がなければ(ステップS402のNo)、所定の情報を車両1bに向けて送信する(ステップS403)。情報の送信が終了すると、最後に、その送信終了を示すフッタ信号を車両1bに向けて送信する(ステップS404)。これによって、車両1aの情報送信処理が終了する。
一方、情報受信元である車両1bは、パイロット信号の送信(ステップS401)に対応してパイロット信号を受信すると、受信モードを開始する(ステップS406)。この受信モードにおいては、送信を行うことなく、フッタ信号の受信を確認することができるまで受信状態を継続する。具体的には、情報の送信(ステップS403)に対応して情報を受信し、フッタ信号の送信(ステップS404)に対応してフッタ信号を受信する。そして、フッタ信号を受信したところで、車両1aからの情報の送信が終了したことを認識して受信モードを解除する(ステップS407)。これによって、車両1bの情報受信処理が終了する。
なお、この通信プロトコルに則った通信は、車両1に搭載された車載ECU11によって車体側アンテナ14を介して行われる。
ここで、車両1の車載ECU11における情報の送受信モードとして、他車両からの電波を受信してこの電波に含まれる情報を取得するモードと、他車両からの電波を中継するモードと、他車両に電波を送信して他車両に情報を発信するモードとがある。それらのモードは、乗員による操作部23(図1参照)の操作によって切り換えることができ、その切り換えられたモードに従って車載ECU11が動作するものとする。また、他車両に情報を発信するモードに切り換えられたときには、乗員による操作部23(図1参照)の操作によって情報を発信する先の車両(対向車両、前方車両、後方車両など)を選択することができる。次に、その具体例について説明する。
なお、電波を中継するモードは、他車両から受信した電波を即刻別の他車両に送信するモードである。渋滞した道路や都市部などの電波が通りにくい場所において、車両自体が移動する中継アンテナとしての機能を果たしたり、路側ビーコンに電波を送信することによって中継してもらったりするのが目的である。
≪車車間通信メッセージと車車間通信装置の動作≫
続いて、図5および図6を参照して、車両間で通信する情報の内容およびそれに応じた車両間の動作について説明する(適宜図1、図3参照)。図5は、本発明の実施の形態に係る車両間で通信するメッセージの属性、そのメッセージを受信した先の車両の送信動作などについて示す。属性IDは、メッセージの属性に固有の番号である。従って、受信先の車両では、受信したメッセージの属性IDを参照することによってメッセージの属性を認識することができる。属性は、メッセージの属性であり、特に、メッセージを受信すべき対象を示すものである。送信元は、メッセージの送信元の車両であり、特に、受信先の車両から見たときの送信元の車両の位置付けを示すものである。受信先は、メッセージの受信先の車両であり、特に、送信元の車両から見たときの受信先の車両の位置付けを示すものである。受信先車両の送信動作は、そのメッセージを受信した先の車両が行うべき送信動作であり、特に、次の送信先車両を示すものである。目的は、そのメッセージの目的(メッセージの特徴と受信対象)を示すものである。なお、メッセージ自体は、属性IDおよびメッセージの内容を示すデータから成るものとする。
以下、図5に示す属性IDの順に従って、各属性のメッセージおよびそれを受信した車両の送信動作について説明する。ここでは、理解のため、図3のイメージ図を参照し、車両1aからメッセージを最初に発信するものとして説明する。車両1aにおいては、予め、ドライバが、操作部23(図1参照)の操作によって、情報の送受信モードを、他車両に情報を発信するモードに切り換えているものとする。また、車両1b、車両1cおよび車両1dにおいては、予め、ドライバが、操作部23(図1参照)の操作によって、情報の送受信モードを、他車両から情報を取得するモードに切り換えているものとする。
まず、属性ID=1の後方車両向けのメッセージは、同じ車線を走行する後方車両(すぐ後ろの車両だけ)に所定の意思を伝達することを目的とする。メッセージ送信元の車両1aでは、ドライバが、モニタ21(図1参照)の表示部22に表示されたメッセージ属性メニュー(図6(a)参照)を見て、「後方車両向け」に対応する操作部23のキーを押圧する。この操作によって、表示部22には、後方車両向けメッセージメニュー(図6(b)参照)が表示される。そして、ドライバは、例えば、後方車両のライトがアップになっているのでダウンにしてもらいたい旨を示す「ライトが眩しい」に対応する操作部23のキーを押圧する。これによって、図4に示した通信プロトコルに従って、メッセージ(属性IDおよびデータ)が後方の車両1bに送信される。車両1bの車載ECU11は、そのメッセージを受信し、その受信したメッセージのデータを表示部22に表示する(図6(c)参照)。その表示された「前方車両から」のメッセージ(「ライトが眩しい」)を見た車両1bのドライバは、前方車両である車両1aのドライバが「ライトが眩しい」と言ってきたことを認識して、ライトをダウンにすることになる。車両1bの車載ECU11は、属性IDが1であることから、更なるメッセージの送信動作は行わない。なお、以下では、メッセージ属性メニュー、メッセージメニュー、メッセージの送信、表示などについては、属性ID=1の場合と同様であるので説明を割愛し、各属性に対応するメッセージの例(図示せず)、ドライバの対応、受信先車両の送信動作などについて説明するものとする。また、図6(c)の「全車両向け」のメッセージについては後記する。
次に、属性ID=2の前方車両向けのメッセージは、同じ車線を走行する前方車両(すぐ前の車両だけ)に所定の意思を伝達することを目的とする。車両1aから送信される前方車両向けのメッセージの例としては、夜間であるにも関らず前方車両のテールランプが消えていることを示す「テールランプ消灯」がある。前方車両である車両1cでは、ドライバが、「テールランプ消灯」のメッセージを見て、自分の車両の故障を認識することになる。車両1cの車載ECU11は、受信したメッセージの属性IDが2であることから、更なるメッセージの送信動作は行わない。
続いて、属性ID=3の対向車両向けのメッセージは、対向車線を走行する対向車両(直近の対向車両だけ)に所定の意思を伝達することを目的とする。車両1aから送信される対向車両向けのメッセージの例としては、対向車両のライトがアップになっているのでダウンにしてもらいたい旨を示す「ライトが眩しい」がある。対向車両である車両1dでは、ドライバが、「ライトが眩しい」のメッセージを見て、対抗車両である車両1aのドライバが「ライトが眩しい」と言ってきたことを認識して、ライトをダウンすることになる。車両1dの車載ECU11は、受信したメッセージの属性IDが3であることから、更なるメッセージの送信は行わない。
属性ID=4の後方向けのメッセージは、同じ車線において前方で発生した事象を後方に伝達することを目的とする。車両1aから送信される後方向けのメッセージの例としては、その車線が交通事故発生により渋滞になりつつあることを示す「事故渋滞」がある。後方車両である車両1bの車載ECU11は、受信したメッセージの属性IDが4であることから、そのメッセージを更なる後方車両に送信する。このようにして、車両1aから後方に向かって連鎖的に、「事故渋滞」のメッセージが送信される。車両1aの後方に位置する車両では、ドライバが、「事故渋滞」のメッセージを見て、そのまま進むと渋滞に巻き込まれることを認識して、迂回などの処置を採ることになる。
このとき、車両1bにおいては、ドライバが、情報の送受信モードを、他車両から情報を取得するモードに切り換えているため、表示部22(図1参照)に「事故渋滞」が表示されるのを見ることになる。ここで、情報の送受信モードを、電波を中継するモードに切り換えることによって、情報を受信した後即刻送信する中継の動作を行わせることができる。これは、送受信の即応性を高めることを目的とする。以下のメッセージについても同様である。
属性ID=5の前方向けのメッセージは、同じ車線において後方で発生した事象を前方に伝達することを目的とする。車両1aから送信される前方向けのメッセージの例としては、緊急車両が前方に進行していることを示す「緊急車両接近」がある。前方車両である車両1cの車載ECU11は、受信したメッセージの属性IDが5であることから、そのメッセージを更なる前方車両に送信する。このようにして、車両1aから前方に向かって連鎖的に、「緊急車両接近」のメッセージが送信される。車両1aの前方に位置する車両では、ドライバが、「緊急車両接近」のメッセージを見て、緊急車両が接近していることを認識して、後方からの緊急車両の警報音に注意したり、車両を道路脇に寄せて徐行したりするなどの対応を採ることになる。
属性ID=6の全車両向けのメッセージは、所定の地点で発生した事象を周辺の全車両に伝達することを目的とする。このメッセージは、まず、車両1aから、後方車両である車両1b、前方車両である車両1cおよび対向車両である車両1dに送信される。全車両向けのメッセージの例としては、路面が凍結しているので、周辺車両に注意を喚起する旨を示す「路面凍結」がある。後方車両である車両1bは、受信したメッセージの属性IDが6であり、前方車両から受信したものであることから、そのメッセージを更に後方車両に送信する。前方車両である車両1cは、受信したメッセージの属性IDが6であり、後方車両から受信したものであることから、そのメッセージを更に前方車両に送信する。対向車両である車両1dは、受信したメッセージの属性IDが6であり、対向車両から受信したものであることから、そのメッセージを後方車両および前方車両に送信する。これは、車両1aが走行している車線の対向車線においてメッセージが前後に伝達される契機になる。このようにして、車両1aおよび車両1dから前方および後方に向かって連鎖的に、「路面凍結」のメッセージが送信される。車両1aの周辺に位置する車両では、ドライバが、「全車両向け」の「路面凍結」のメッセージ(図6(c)参照)を見て、周辺の路面が凍結していることを認識して、徐行したり、停車してチェーンを付けたりするなどの対応を採ることになる。なお、「路面凍結」に関連して天候情報を送受信することによって、図6(c)に示すように、例えば、「晴れ」のメッセージを表示してもよい。
メッセージに載せる事象の例として、「事故渋滞」、「緊急車両接近」および「路面凍結」を示したが、その他の情報であってもよい。例えば、体系的に整理された情報として、道路状況、信号情報および天候情報を送受信することが考えられる。道路情報は、渋滞状況、路面情報、事故情報、緊急情報などである。信号情報は、前方の信号の状態、死角にある車両の情報、二輪車や歩行者の情報などである。天候情報は、悪天候、台風情報、路面凍結、地震情報などである。車両1の車載ECU11は、それらの情報を受信したとき、受信した情報を、道路情報、信号情報および天候情報に分類し、その各分類において優先順位を付けて、モニタ21の表示部22による表示や音声によってドライバに通知する。各分類における優先順位は、時間的にまたは距離的に近い事象ほど高くする。また、車両1の車載ECU11は、それらの情報を送信するとき、その情報の受信先にとって優先順位の高い情報を先に送信するものとする。なお、時間および距離に関する判断を行うことになるので、送信する情報に時刻および位置を示すデータを載せる必要がある。時刻を示すデータは、車載ECU11が有する時計機能から取得するものとする。位置を示すデータは、GPS(Global Positioning System)信号受信装置などによって取得するものとする。
以上の動作は車載ECU11内のメモリ(図示せず)に展開されたプログラムによって実現することができ、また、そのプログラムはCD−ROMなどのような記録媒体に記録することができる。
以上の本発明の実施の形態によれば、特別に道路側の通信基盤を整備しなくても、低コストに実現される車両間通信によって、周辺の情報をリアルタイムに取得することができる。特に、そのとき視界に入っていない地点における事故、渋滞、天候などを事前に知ることができる。
≪その他の実施の形態≫
以上本発明について好適な実施の形態について一例を示したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)前記実施の形態においては、TPMS用アンテナと車車間通信用アンテナとを別物として記載したが、それらのアンテナを一体化させてもよい。このとき、TPMS用として使用する時間帯と、車車間通信用として使用する時間帯とを分けて、車車間通信用の時間帯においては、アンテナの指向性および出力を上げると共に、使用する周波数および通信方式を変更するものとする。これによって、車載ECUだけでなくアンテナを含めて、TPMS用部材を共用することができるので、更に低コストに車車間通信を実現することができる。
(2)前記実施の形態においては、車体側アンテナ14をドアミラー5に内蔵するようにしたが、ドアハンドルに内蔵するようにしてもよい。
(3)前記実施の形態においては、メッセージの属性(メッセージを受信すべき対象)を6通り説明したが、それ以外の属性も考えられる。例えば、「前方向け(全車線)」なる属性が考えられる。これは、情報発信元の車両1aから見たときの前方の全車線を走行する車両を対象とするものである。例えば、後方から緊急車両が接近して来たが、道路の車線の幅が狭いため、対向車線にも影響が出る場合などに適用することができる。メッセージの送信手順としては、まず、車両1aは、前方車両である車両1cおよび対向車両である車両1dに送信する。車両1cは、更なる前方車両にメッセージを送信する。一方、車両1dは、後方車両に送信する。すなわち、対向車線においては、次々に後方車両にメッセージが送信されるような手順にする。このようにして、情報発信元の車両1aから前方に位置する全車両にメッセージが伝達されるわけである。
同様に、「後方向け(全車線)」なる属性を設定することも考えられる。例えば、対向車線の前方から緊急車両が接近して来たが、道路の車線の幅が狭いため、車両1aの車線にも影響が出る場合などに適用することができる。
(4)前記実施の形態においては、右側のアンテナである車体側アンテナ14Rを対向車両との情報の送受信用とし、左側のアンテナである車体側アンテナ14Lを前後車両との情報の送受信用として記載したが、それぞれのアンテナを対向車両用または前後車両用に任意に選択できるようにしてもよい。これは、乗員の操作部23による操作によって、例えば、右側のアンテナを対向車両用または前後車両用に選択可能とし、車載ECU11が、その選択結果を受信し、それに応じて、右側のアンテナである車体側アンテナ14Rを用いて送受信する電波をマイクロ波またはミリ波に設定することによって実現することができる。これによれば、片側複数車線や一方通行の道路などに対応した車車間通信を行うことができる。
(5)車体側アンテナ14を介して、路側に設置された通信設備や歩行者が所持する携帯端末との間で情報の送受信を行うようにしてもよい。また、車車間通信を二輪車やトラック、バスなどにも適用することができる。死角ができやすいトラック、バスなどの大型車両に適用したとき、その死角に関する情報(子供がいるなどの情報)を他車両や携帯端末から受信することによって、事故やトラブルを回避することができる。
本発明の実施の形態に係る車両の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気圧センサユニットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両間の通信の様子を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態に係る車両間の通信プロトコルを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車車間通信メッセージの属性その他を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両のモニタに表示される画面の例を示す図である。(a)は、メッセージ属性メニューを示す。(b)は、後方車両向けメッセージメニューを示す。(c)は、受信したメッセージの表示を示す。
符号の説明
1 車両
2 タイヤ
3 空気圧センサユニット
5 ドアミラー
11 車載ECU(制御手段)
14 車体側アンテナ(アンテナ)
21 モニタ
22 表示部
23 操作部

Claims (5)

  1. 車両が他車両と情報の送受信を行うことを可能とする車車間通信装置であって、
    前記車両の右側に設置されたドアミラーに装着され、他車両と無線通信を行う右側アンテナと、
    前記車両の左側に設置されたドアミラーに装着され、他車両と無線通信を行う左側アンテナと、
    前記右側アンテナおよび前記左側アンテナのうち、対向車線側のアンテナを介して対向車両との情報の送受信を行い、対向車線と反対側のアンテナを介して前後車両との情報の送受信を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする車車間通信装置。
  2. 乗員の操作によって前記右側アンテナを対向車両または前後車両との情報の送受信用として任意に選択する手段と、
    乗員の操作によって前記左側アンテナを対向車両または前後車両との情報の送受信用として任意に選択する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車車間通信装置。
  3. 前記制御手段は、他車両からの電波を受信してこの電波に含まれる情報を取得するモードと、他車両からの電波を中継するモードと、他車両に電波を送信して他車両に情報を発信するモードとを有し、
    前記車車間通信装置は、乗員の操作によって前記制御手段に前記モードの切換を指示するモード切換手段を有し、
    前記制御手段は、前記モード切換手段の指示に基づいて前記モードを切換える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車車間通信装置。
  4. 前記モード切換手段は、前記他車両に電波を送信して他車両に情報を発信するモードへの切換を指示する際、更に乗員の操作によって前記制御手段に情報を発信する先の他車両として対向車両、前方車両および後方車両のいずれか一つを指示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車車間通信装置。
  5. 前記右側アンテナおよび前記左側アンテナの少なくとも一方は、
    車両のホイールに備えられる空気圧センサユニットとの間で送受信を行うタイヤ空気圧監視システムの送受信アンテナとして用いられる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車車間通信装置。
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