JP2005234553A - 化学増幅型ポジ型レジスト用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
解像度、感度およびパターン形状などの各種のレジスト性能が良好であるとともに、特にラインエッジラフネスが良好な化学増幅型ポジ型レジスト組成物を提供する。
【解決手段】
(A)下式(I)の重合単位、(II)の重合単位、(III)および/または(IV)の重合単位を各々5〜50、5〜50、5〜50モル%含有する樹脂と、(B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物とを含有する感光性樹脂組成物。
Figure 2005234553

(R1:水素原子、メチル基。R2:アルキル。R10:ハロゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキシ基。n:0〜3の整数。)
Figure 2005234553

(R102:水素原子、メチル基。R11:アルキル基、アルコキシ基。m:0〜3の整数。)
Figure 2005234553

(R103とR104:水素原子、メチル基。R3とR4:アルキル基。R12とR13:アルキル基、アルコキシ基。pとq:0〜3の整数。)
【選択図】 なし

Description

本発明は、半導体の微細加工に用いられる化学増幅型レジスト用組成物に関するものである。
半導体の微細加工には、通常、レジスト組成物を用いたリソグラフィプロセスが採用されており、リソグラフィにおいては、レイリー(Rayleigh)の回折限界の式で表されるように、原理的には露光波長が短いほど解像度を上げることが可能である。半導体の製造に用いられるリソグラフィ用露光光源は、波長436nmのg線、波長365nmのi線、波長248nmのKrFエキシマレーザー、波長193nmのArFエキシマレーザーと、年々短波長になってきており、次世代の露光光源として、波長157nmのF2エキシマレーザー、その後は波長13nm以下の軟X線(EUV)が光源として提案されている。
エキシマレーザー等の短い波長を用いたリソグラフィプロセスでは、線幅が狭くなるにつれて、解像度、感度、パターン倒れのみならず、特に、ラインエッジラフネス(パターン表面の荒れ、LER)が大きな問題になってきている(例えば、非特許文献1参照)。
(メタ)アクリル酸 2−アルキル−2−シクロヘキシル、または(メタ)アクリル酸 2−アルキル−2−シクロペンチルを用いた感光性樹脂組成物が提案されている(特許文献1〜3参照。)。
しかしながら、いずれに記載の感光性樹脂組成物も感度および解像度がまだ充分ではなく、またラインエッジラフネスもまだ特に改良されてはいなかった。
Proc. of SPIE Vol.5038(2003) p.689〜698 特開平8−101509号公報(第2〜5頁) 特開2003−202673号公報(第2頁、第6〜7頁) 特開2003−280201号公報(第2頁、第5〜7頁)
微細加工技術のさらなる進歩に伴い、従来の化学増幅型レジスト組成物をさらに上回る性能、例えば、解像度、感度およびパターン形状が良好で、特にラインエッジラフネスが良好なレジスト組成物が要望されている。
本発明の目的は、ArFやKrFなどのエキシマレーザーリソグラフィに適した、解像度、感度およびパターン形状などの各種のレジスト性能が良好であるとともに、特にラインエッジラフネスが良好な化学増幅型ポジ型レジスト組成物を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討を加えた結果、特定の重合単位を組み合わせることによって課題の解決を図った。すなわち、(メタ)アクリル酸 2−アルキル−2−アダマンチル誘導体に組み合わせる相手として、(メタ)アクリル酸 2−アルキル−2−シクロヘキシル誘導体または、(メタ)アクリル酸 2−アルキル−2−シクロペンチル誘導体を選び、すなわち、酸解離性基が相異なる二種類を組み合わせて、少なくともこれら二種類のモノマーを共重合させた樹脂と酸発生剤とを含有する化学増幅型ポジ型レジスト組成物が、解像度などの各種のレジスト性能が良好であるとともに、特にラインエッジラフネス(以下、LERと記すことがある。)が改善されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、〔1〕(A)樹脂全重合単位の合計に対して、下式(I)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(II)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(III)および/または(IV)で示される重合単位を5〜50モル%含有する樹脂と、(B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物とを含有する感光性樹脂組成物に係るものである。
Figure 2005234553
(式中、R1は水素原子またはメチル基を表し、R2はアルキル基を表す。R10はハロゲン原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を表し、nは0〜3の整数である。nが2以上のときは、複数のR10は互いに同一でも異なってもよい。)
Figure 2005234553

(式中、R102は水素原子またはメチル基を表す。R11はアルキル基またはアルコキシ基を表し、mは0〜3の整数である。mが2以上のときは、複数のR11は互いに同一でも異なってもよい。)
Figure 2005234553
(式中、R103およびR104は水素原子またはメチル基を表し、R3およびR4はアルキル基を表す。R12およびR13は互いに独立にアルキル基またはアルコキシ基を表し、pおよびqは互いに独立に0〜3の整数である。pが2以上のときは、複数のR12は互いに同一でも異なってもよい。qが2以上のときは、複数のR13は互いに同一でも異なってもよい。)
また、本発明は、〔2〕樹脂が、樹脂全重合単位の合計に対して、さらに下式(V)および/または(VI)で示される重合単位を0〜80モル%含有する〔1〕に記載の感光性樹脂組成物に係るものである。
Figure 2005234553
(式中、R105およびR106は水素原子またはメチル基を表し、R5は水酸基またはヒドロキシメチル基を表す。R14は水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を表し、R15はアルキル基を表す。rおよびsは互いに独立に0〜3の整数である。rが2以上のときは、複数のR14は互いに同一でも異なってもよい。sが2以上のときは、複数のR15は互いに同一でも異なってもよい。)
また、本発明は、〔3〕光または放射線の照射により酸を発生する化合物が、オニウム塩、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物、スルホン化合物およびスルホン酸化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種である〔1〕または〔2〕に記載の感光性樹脂組成物に係るものである。
本発明の化学増幅型のポジ型レジスト組成物は、解像度、感度およびパターン形状などの各種のレジスト性能が良好であるとともに、特にラインエッジラフネスが良好である。したがって、この組成物はArFやKrFなどのエキシマレーザーリソグラフィに適しており、それによって高い性能のレジストパターンを与える。
本発明の感光性樹脂組成物は、〔1〕(A)樹脂全重合単位の合計に対して、前記の式(I)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、前記の式(II)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、前記の式(III)および/または(IV)で示される重合単位を5〜50モル%含有する樹脂と、(B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物とを含有することを特徴とする。
本発明の樹脂組成物における樹脂として、樹脂全重合単位の合計に対して、下式(Ia)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(IIa)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(IIIa)および/または(IVa)で示される重合単位を5〜50モル%含有する樹脂が好ましい。
Figure 2005234553
(式中、R1は水素原子またはメチル基を表し、R22は炭素数1〜5のアルキル基を表わす。R101はハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。nは0〜3の整数である。nが2以上のときは、複数のR101は互いに同一でも異なってもよい。)
Figure 2005234553
(式中、R102は水素原子またはメチル基を表す。R111は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。mは0〜3の整数である。mが2以上のときは、複数のR111は互いに同一でも異なってもよい。)
ここで、上記式(IIa)において、mは0の場合が好ましい。
Figure 2005234553
(式中、R103およびR104は水素原子またはメチル基を表し、R33およびR44は互いに独立に炭素数1〜5のアルキル基を表わす。R121およびR131は互いに独立に炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。pおよびqは0〜3の整数である。)
ここで、上記式(IIIa)において、R33としてはメチル基、エチル基、イソプロピル基が好ましく、上記式(IVa)において、R44としてはメチル基、エチル基、イソプロピル基が好ましい。
また、上記式(IIIa)において、pは0の場合が好ましく、上記式(IVa)において、qは0の場合が好ましい。
さらに、本発明の樹脂組成物として、〔2〕樹脂が、樹脂全重合単位の合計に対して、〔1〕に記載の樹脂が、任意成分として、さらに下式(V)および/または(VI)で示される重合単位を0〜80モル%含有する樹脂組成物が挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、R105およびR106は水素原子またはメチル基を表し、R5は水酸基またはヒドロキシメチル基を表す。R14は水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を表し、R15はアルキル基を表す。rおよびsは互いに独立に0〜3の整数である。rが2以上のときは、複数のR14は互いに同一でも異なってもよい。sが2以上のときは、複数のR15は互いに同一でも異なってもよい。)
上記式(V)および/または(VI)で示される重合単位の樹脂組成物中の含有量としては0〜50モル%が好ましい。
上記式(V)においてR14としては、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基が好ましく、上記式(VI)において、R15としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。
さらに、本発明における樹脂は、前記における式(V)で示される重合単位が下式(V’)で示される重合単位であり、式(VI)で示される重合単位が下式(VI’)で示される重合単位である樹脂が挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、R105およびR106は水素原子またはメチル基を表し、R5は水酸基またはヒドロキシメチル基を表す。R55は水酸基、メチル基、エチル基またはメトキシ基を表し、R66はメチル基またはエチル基を表す。rおよびsは互いに独立に0〜3の整数である。rが2以上のときは、複数のR55は互いに同一でも異なってもよい。sが2以上のときは、複数のR66は互いに同一でも異なってもよい。)
本発明における樹脂は、樹脂自身はアルカリ水溶液に不溶又は難溶であるが、酸の作用でアルカリ水溶液に可溶となるものであり、具体的には、酸の作用により一部の基が解裂し、解裂後はアルカリ水溶液に可溶性となるものである。
本発明〔1〕における樹脂の製造方法としては、式(I)で示される重合単位に導くモノマーと、式(II)で示される重合単位に導くモノマーと、さらに、酸解離性基の相異なる式(III)および/または式(IV)で示される重合単位に導くモノマーとを、重合する方法が挙げられる。
また、本発明〔2〕における樹脂の製造方法としては、式(I)で示される重合単位に導くモノマーと、式(II)で示される重合単位に導くモノマーと、さらに、酸解離性基の相異なる式(III)および/または式(IV)で示される重合単位に導くモノマーと、式(V)および/または(VI)で示される重合単位に導くモノマーとを重合する方法が挙げられる。
式(I)で示される重合単位に導くモノマーは、市販されているが、例えば重合単位に対応するアダマンタン誘導体を(メタ)アクリル酸又はそのハライドと反応させることにより、製造することもできる。
また、式(II)で示される重合単位に導くモノマーは、市販されているが、ブチロラクトン誘導体に(メタ)アクリル酸を反応させるか、またはアクリル酸ハライドもしくはメタクリル酸ハライドを反応させることにより製造できる。
式(III)および(IV)で示される重合単位に導くモノマーは、市販されているが、シクロヘキシル誘導体およびシクロペンチル誘導体に(メタ)アクリル酸を反応させるか、またはアクリル酸ハライドもしくはメタクリル酸ハライドを反応させることにより製造できる。
式(V)で示される重合単位に導くモノマーは、市販されているが、ヒドロキシアダマンタン誘導体もしくはヒドロキシメチルアダマンタン誘導体に(メタ)アクリル酸を反応させるか、またはアクリル酸ハライドもしくはメタクリル酸ハライドを反応させることにより製造できる(例えば、特開昭63-33350号公報)。
式(VI)で示される重合単位に導くモノマーは、具体的には例えば、次のような水酸基を有する脂環式ラクトンの(メタ)アクリル酸エステル、またはそれらの混合物等が挙げられる。これらのエステルは、例えば対応する水酸基を有する脂環式ラクトンと(メタ)アクリル酸類との反応により製造し得る(例えば特開2000−26446号公報)。
Figure 2005234553
式(I)においてR10で示されるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられるが、好ましくは、フッ素原子であり、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられ、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基などが挙げられる。R2で示されるアルキル基としては、炭素数1〜5の分岐してもよいアルキル基が挙げられ、例えばメチル基、エチル基が挙げられる。R2が炭素数1〜5の分岐してもよいアルキル基の場合、式(I)で示される重合単位に導くモノマーとして、具体的には下記のようなモノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 2005234553


Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553

Figure 2005234553

式(II)においてR11で示されるアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられ、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基などが挙げられる。
式(II)で示される重合単位に導くモノマーとして、具体的には下記のようなモノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。

Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553
式(III)および式(IV)において、R12およびR13で表されるアルキル基としては、互いに独立にメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられ、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基などが挙げられる。R3およびR4で示されるアルキル基としては、炭素数1〜5の分岐してもよいアルキル基が挙げられ、例えばメチル基、エチル基が挙げられる。R3およびR4が炭素数1〜5の分岐してもよいアルキル基の場合、式(III)および式(IV)で示される重合単位に導くモノマーとして、具体的には下記のようなモノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 2005234553



Figure 2005234553
Figure 2005234553

Figure 2005234553
Figure 2005234553

Figure 2005234553

Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
式(V)で示される重合単位に導くためのモノマーとして、具体的には例えば、次のような化合物を挙げることができる。
アクリル酸3−ヒドロキシ−1−アダマンチル、
メタクリル酸3−ヒドロキシ−1−アダマンチル、
アクリル酸3,5−ジヒドロキシ−1−アダマンチル、
メタクリル酸3,5−ジヒドロキシ−1−アダマンチル、
アクリル酸3−ヒドロキシメチル−1−アダマンチル、
メタクリル酸3−ヒドロキシメチル−1−アダマンチル、
アクリル酸3−ヒドロキシ−5,7−ジメチル−1−アダマンチル、
メタクリル酸3−ヒドロキシ−5,7−ジメチル−1−アダマンチル、
アクリル酸3−ヒドロキシ−5,7−ジメトキシ−1−アダマンチル、
メタクリル酸3−ヒドロキシ−5,7−ジメトキシ−1−アダマンチル
などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
式(VI)で示される重合単位に導くモノマーとして、具体的には下記のようなモノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 2005234553
本発明の樹脂の製造方法における重合としては、ラジカル重合、アニオン重合、配位重合などが挙げられるが、その中でもラジカル重合が好ましい。
ここで用いられる重合開始剤は、公知のものであって、特に限定されるものではないが、熱により効率的にラジカルを発生するものが好ましい。このような重合開始剤としては、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスイソ酪酸ジメチル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物、2,5−ジメチル−2,5−ビス(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシピバレート等の有機過酸化物、などが挙げられ、それぞれ単独でも良いし、2種類以上の開始剤を併用しても良い。
さらに、1−ブタンチオール、2−ブタンチオール、1−オクタンチオール、1−デカンチオール、1−テトラデカンチオール、シクロヘキサンチオール、2−メチル−1−プロパンチオール等の連鎖移動剤を併用することもできる。
重合に用いられる有機溶剤は、モノマーと開始剤、及び得られる共重合体のいずれも溶解できる溶剤が好ましい。このような有機溶剤としては、トルエン等の炭化水素、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルイソブチルケトン、イソプロピルアルコール、γ−ブチロラクトン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチル等が挙げられ、それぞれ単独でも良いし、2種類以上の溶剤を混合して用いても良い。
本発明における樹脂の製造方法における反応温度は、0〜150℃の範囲であって、好ましくは40〜100℃の範囲である。
また、本発明において、必要に応じて従来から知られている酸に不安定な基を持つ他のモノマーを併用してもよい。
該酸に不安定な基としては、カルボン酸エステル構造−COOYにおけるYが挙げられ、本発明において、例えばカルボン酸エステル構造−COOYを含むモノマーを併用してもよい。ここで、エステルは正確には基名ではなく、化合物名に相当するが、−COO−を、ここではエステルと呼ぶ。例えば、−COOCH3をメチルエステルと呼ぶ。
酸に不安定な基を含むカルボン酸エステル構造として、例えば、メチルエステル及びtert−ブチルエステルに代表されるアルキルエステル;メトキシメチルエステル、エトキシメチルエステル、1−エトキシエチルエステル、1−イソブトキシエチルエステル、1−イソプロポキシエチルエステル、1−エトキシプロピルエステル、1−(2−メトキシエトキシ)エチルエステル、1−(2−アセトキシエトキシ)エチルエステル、1−〔2−(1−アダマンチルオキシ)エトキシ〕エチルエステル、1−〔2−(1−アダマンタンカルボニルオキシ)エトキシ〕エチルエステル、テトラヒドロ−2−フリルエステル及びテトラヒドロ−2−ピラニルエステルのようなアセタール型エステル;イソボルニルエステル及び2−アルキル−2−アダマンチルエステル、1−(1−アダマンチル)−1−アルキルアルキルエステルのような脂環式エステルなどが挙げられる。
本発明における樹脂は、上記のような酸に不安定な基を有する重合単位の他に、酸の作用により解裂しないか又は解裂しにくい他の重合単位を含有することも可能である。含有し得る他の重合単位としては、例えば、アクリル酸やメタクリル酸のような遊離のカルボン酸基を有するモノマーから導かれる重合単位、無水マレイン酸や無水イタコン酸のような脂肪族不飽和ジカルボン酸無水物から導かれる重合単位、2−ノルボルネンから導かれる重合単位、(メタ)アクリロニトリルから導かれる重合単位、各種(メタ)アクリル酸エステル類から導かれる重合単位などを挙げることができる。
ArF露光の場合は光吸収が大きくて好ましくはないが、KrF露光の場合は光吸収の問題が無いので、ヒドロキシスチレンから導かれる重合単位を用いることができる。
本発明における樹脂の重量平均分子量は、1000〜100000が好ましく、特に5000〜20000であることが好ましい。
本発明における樹脂は、パターニング露光用の放射線の種類や酸に不安定な基の種類などによっても変動するが、一般には、樹脂の全重合単位に対して、式(I)で示される重合単位を5〜50モル%の範囲で含有する。
そして、酸に不安定な基として、式(I)と式(III)および/または式(IV)の重合単位を用いる場合は、該重合単位の合計が樹脂の全重合単位のうち10モル%〜80モル%となるようにすることが有利である。
また、式(I)と式(III)および/または式(IV)で示される重合単位に加えて、酸の作用で解裂しにくい他の重合単位、例えば、式(II)で示される重合単位、式(V)および/または式(VI)で示される重合単位を存在させる場合は、それらの重合単位の合計が、樹脂の全重合単位に対して、15〜100モル%の範囲となるようにすることが好ましく、20〜90モル%とすることがさらに好ましい。
本発明のレジスト組成物を構成する(B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物(以下、酸発生剤と記すことがある。)としては、その物質自体に、またはその物質を含むレジスト組成物に、光または電子線などの放射線を作用させることにより、その物質が分解して酸を発生する。酸発生剤から発生する酸が前記樹脂に作用して、その樹脂中に存在する酸に不安定な基を開裂させることになる。
該酸発生剤として、オニウム塩、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物、スルホン化合物およびスルホン酸化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種が挙げられ、オニウム塩が好ましい。
本発明における酸発生剤として、例えば下式(VIIa)、(VIIb)又は(VIIc)が挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、P1〜P3は、互いに独立に、水酸基、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシ基を表す。a、b、cは、それぞれ独立に0〜3の整数である。aが2以上のとき、複数のP1は、互いに同一でも異なってもよい。bが2以上のとき、複数のP2は、互いに同一でも異なってもよい。cが2以上のとき、複数のP3は、互いに同一でも異なってもよい。Z-は、有機対イオンを表す。)
Figure 2005234553

(式中、P4、P5は、互いに独立に、水素原子、水酸基、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシ基を表す。d、eは、互いに独立に、0〜1の整数である。Z-は、有機対イオンを表す。)
Figure 2005234553

(式中、P6、P7は、互いに独立に、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、又はP6とP7とが結合して炭素数3〜7の二価の脂肪族炭化水素基を表し、隣接するS+とともに環を形成する。該脂肪族炭化水素基の少なくとも1個の−CH2−がカルボニル基、酸素原子もしくは硫黄原子に置換されていてもよい。P8が水素原子を表し、P9が炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基もしくは置換されていても良い芳香環基を表すか、又はP8とP9とが結合して二価の脂肪族炭化水素基を表し、隣接する−CHCO−とともに環を形成する。Z-は、有機対イオンを表す。)
式(VIIa)におけるP1、P2、P3が、アルキル基又はアルコキシ基である場合に、炭素数3以上のときは直鎖でも分岐していてもよい。
式(VIIb)におけるP4及びP5が、アルキル基又はアルコキシ基である場合に、炭素数3以上のときは直鎖でも分岐していてもよい。
1、P2、P3、P4及びP5の具体的なアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などが挙げられ、アルコキシ基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などが挙げられる。
また、式(VIIc)において、P6とP7とが結合して炭素数3〜7の二価の脂肪族炭化水素基を表す場合に、該脂肪族炭化水素基の少なくとも1個の−CH2−がカルボニル基、酸素原子もしくは硫黄原子に置換されていてもよい。
6、P7、P9がアルキル基の場合には、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などが挙げられ、またシクロアルキル基の場合には具体的にはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基などが挙げられる。
また、式(VIIa)、(VIIb)、(VIIc)におけるカチオンの具体的な例としては、次のようなものを挙げることができる。
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
本発明における酸発生剤の有機対イオンZ-としては、下式(VIII)で示されるアニオンが挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、Q1、Q2、Q3、Q4及びQ5は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜16個の分岐していてもよいアルキル基、炭素数1〜8個のハロゲン化アルキル基、炭素数6〜12個のアリール基、炭素数7〜12のアラルキル基、シアノ基、炭素数1〜4個のアルキルチオ基、炭素数1〜4個のアルキルスルホニル基、ヒドロキシ基、ニトロ基又は下式(VIII’)で示される基を表す。ただし、Q1、Q2、Q3、Q4及びQ5のうち少なくとも一つは、下式(VIII’)で示される基である。
Figure 2005234553
式中、Xは、酸素原子又は硫黄原子を含んでも良い直鎖アルキレン基を表し、Cy1は、炭素数3〜20個の脂環式炭化水素基を表す。)
炭素数1〜16の分岐していてもよいアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基などが挙げられる。
炭素数1〜16の分岐していてもよいアルコキシ基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、イソペンチルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、ヘキサデシルオキシ基などが挙げられる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
炭素数6〜12個のアリール基としては、フェニル基、トリル基、メトキシフェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
炭素数7〜12のアラルキル基としては、ベンジル基、クロロベンジル基、メトキシベンジル基などが挙げられる。
また、式(VIII)で示される基は、Q1、Q2、Q3、Q4及びQ5のうち、2個以上含まれる場合は、その基のX及びCy1は、それぞれ独立に選択することができる。
Xとしては、次のようなものが挙げられる。
Figure 2005234553
上記式において、好ましくは(a−1)〜(a−7)の直鎖アルキレン基が挙げられる。
Cy1としては、次のようなものが挙げられる。
Figure 2005234553
上記式において、好ましくはシクロヘキシル基(b−4)、2−ノルボルニル基(b−21)、1−アダマンチル基(b−24)、2−アダマンチル基(b−23)が挙げられる。
また、式(VIIa)、式(VIIb)、式(VIIc)におけるZ-で表されるアニオンの具体的な例として、次のようなものを挙げることができる。
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
また、酸発生剤中の有機対イオンZ-として、下式(IXa)で表されるアニオンが挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、Q6は、炭素数1〜20の分岐していてもよいパーフルオロアルキル基又は炭素数10〜20の置換されていてもよいナフチル基及びアントリル基を表す。)
式(IXa)で表されるアニオンとして、次のものが挙げられるが、これらは一例であり、そのすべてを表すものではない。
Figure 2005234553
また、酸発生剤中の有機対イオンZ-として、下式(IXb)で表されるアニオンが挙げられる。
Figure 2005234553
(式中、Q7、Q8は、互いに独立に、炭素数1〜20の分岐していてもよいパーフルオロアルキル基又は炭素数6〜20の置換されていてもよい芳香環基を表す。)
式(IXb)で表されるアニオンとして、次のものが挙げられるが、これらは一例であり、そのすべてを表すものではない。

Figure 2005234553
また、酸発生剤の有機対イオンZ-は、ハロゲン化合物のアニオン、スルホン化合物のアニオン、スルホネート化合物のアニオンでもよい。具体的には、ヘキサフルオロアンチモネート、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロホスフェートなどが挙げられる。
また、本発明の化学増幅型ポジ型レジストにおいては、塩基性含窒素化合物をクェンチャーとして添加することにより、露光後の引き置きに伴う酸の失活による性能劣化を改良できる。このような塩基性含窒素化合物の具体的な例としては、以下の各式で示されるアミン類を挙げることができる。
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
Figure 2005234553
〔3〕
式中、W12、W13及びW18は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル、シクロアルキル又はアリールを表す。該アルキル、シクロアルキル又はアリールは、それぞれ独立に、水酸基、アミノ基、又は炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されていてもよい。該アミノ基は、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい。また、該アルキルは、炭素数1〜6程度が好ましく、該シクロアルキルは、炭素数5〜10程度が好ましく、該アリールは、炭素数6〜10程度が好ましい。
14、W15及びW16は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル、シクロアルキル、アリール又はアルコキシを表す。該アルキル、シクロアルキル、アリール、又はアルコキシは、それぞれ独立に、水酸基、アミノ基、又は炭素数1〜6のアルコキシ基、で置換されていてもよい。該アミノ基は、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい。また、該アルキルは、炭素数1〜6程度が好ましく、該シクロアルキルは、炭素数5〜10程度が好ましく、該アリールは、炭素数6〜10程度が好ましく、該アルコキシは、炭素数1〜6程度が好ましい。
17は、アルキル又はシクロアルキルを表す。該アルキル又はシクロアルキルは、それぞれ独立に、水酸基、アミノ基、炭素数1〜6のアルコキシ基、で置換されていてもよい。該アミノ基は、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよい。また、該アルキルは、炭素数1〜6程度が好ましく、該シクロアルキルは、炭素数5〜10程度が好ましい。
Aは、アルキレン、カルボニル、イミノ、スルフィド又はジスルフィドを表す。該アルキレンは、炭素数2〜6程度であることが好ましい。
また、W12〜W18において、直鎖構造と分岐構造の両方をとり得るものについては、そのいずれでもよい。
但し、前記式[3]化合物におけるW12、W13及びW18は何れも水素原子であることはない。
19〜W21は同一でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜6個のアルキル基、炭素数1〜6個のアミノアルキル基、炭素数1〜6個のヒドロキシアルキル基又は6〜20個の置換もしくは非置換のアリール基を表し、ここで
19とW20は互いに結合して環を形成していてもよい。
このような化合物として、具体的には、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、アニリン、2−,3−又は4−メチルアニリン、4−ニトロアニリン、1−又は2−ナフチルアミン、エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4,4′−ジアミノ−1,2−ジフェニルエタン、4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチルジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ−3,3′−ジエチルジフェニルメタン、ジブチルアミン、ジペンチルアミン、ジヘキシルアミン、ジヘプチルアミン、ジオクチルアミン、ジノニルアミン、ジデシルアミン、N−メチルアニリン、ピペリジン、ジフェニルアミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、トリヘキシルアミン、トリヘプチルアミン、トリオクチルアミン、トリノニルアミン、トリデシルアミン、メチルジブチルアミン、メチルジペンチルアミン、メチルジヘキシルアミン、メチルジシクロヘキシルアミン、メチルジヘプチルアミン、メチルジオクチルアミン、メチルジノニルアミン、メチルジデシルアミン、エチルジブチルアミン、エチルジペンチルアミン、エチルジヘキシルアミン、エチルジヘプチルアミン、エチルジオクチルアミン、エチルジノニルアミン、エチルジデシルアミン、ジシクロヘキシルメチルアミン、トリス〔2−(2−メトキシエトキシ)エチル〕アミン、トリイソプロパノールアミン、N,N−ジメチルアニリン、2,6−イソプロピルアニリン、イミダゾール、ピリジン、4−メチルピリジン、4−メチルイミダゾール、ビピリジン、2,2′−ジピリジルアミン、ジ−2−ピリジルケトン、1,2−ジ(2−ピリジル)エタン、1,2−ジ(4−ピリジル)エタン、1,3−ジ(4−ピリジル)プロパン、1,2−ビス(2−ピリジル)エチレン、1,2−ビス(4−ピリジル)エチレン、1,2−ビス(4−ピリジルオキシ)エタン、4,4′−ジピリジルスルフィド、4,4′−ジピリジルジスルフィド、1,2−ビス(4−ピリジル)エチレン、2,2′−ジピコリルアミン、3,3′−ジピコリルアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトライソプロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ−n−ヘキシルアンモニウムヒドロキシド、テトラ−n−オクチルアンモニウムヒドロキシド、フェニルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、3−(トリフルオロメチル)フェニルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、N−メチルピロリドン、ジメチルイミダゾールなどを挙げることができる。
さらには、特開平11−52575号公報に開示されているような、ピペリジン骨格を有するヒンダードアミン化合物をクェンチャーとすることもできる。
本発明のレジスト組成物は、樹脂と酸発生剤の合計重量に対して、樹脂を80〜99.9重量%、酸発生剤を20〜0.1重量%の範囲で含有することが好ましい。
本発明の組成物において、塩基性含窒素化合物を用いる場合は、該樹脂100重量部に対して、0.001〜1重量部の範囲、さらには0.01〜1.0重量部の範囲で含有することが好ましい。
本発明の組成物は、必要に応じて、増感剤、溶解抑止剤、他の樹脂、界面活性剤、安定剤、染料など、各種の添加物を少量含有することもできる。
本発明のレジスト組成物は、通常、上記の各成分が溶剤に溶解された状態でレジスト液組成物とされ、シリコンウェハーなどの基体上に、スピンコーティングなどの常法に従って塗布される。ここで用いる溶剤は、各成分を溶解し、適当な乾燥速度を有し、溶剤が蒸発した後に均一で平滑な塗膜を与えるものであればよく、この分野で一般に用いられている溶剤が使用しうる。
例えば、エチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートのようなグリコールエーテルエステル類;乳酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル及びピルビン酸エチルのようなエステル類;アセトン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン及びシクロヘキサノンのようなケトン類;γ−ブチロラクトンのような環状エステル類などを挙げることができる。これらの溶剤は、それぞれ単独で、又は2種以上組み合わせて用いることができる。
基体上に塗布され、乾燥されたレジスト膜には、パターニングのための露光処理が施され、次いで脱保護基反応を促進するための加熱処理を行った後、アルカリ現像液で現像される。ここで用いるアルカリ現像液は、この分野で用いられる各種のアルカリ性水溶液であることができるが、一般には、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドや(2−ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド(通称コリン)の水溶液が用いられることが多い。
上記において、本発明の実施の形態について説明を行なったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。例中、含有量ないし使用量を表す%および部は、特記ないかぎり重量基準である。また重量平均分子量は、ポリスチレンを標準品として、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィーにより求めた値である。
樹脂合成例で使用したモノマー(A〜H)を下記に示す。

Figure 2005234553
樹脂合成例1:樹脂R1の合成
温度計、還流管を装着した4つ口フラスコに1,4-ジオキサン 25.9部を仕込み、窒素ガスで30分間バブリングを行った。窒素シール下で87℃まで昇温した後、下記の図で示されるモノマーA 5.85部、C 7.40部、E 6.62部、D 10.22部、アゾビスイソブチロニトリル 0.49部、1,4-ジオキサン 33.75部を混合した溶液を、87℃を保ったまま1時間かけて滴下した。滴下終了後87℃で5時間保温した。その後反応液をメタノール 259部、イオン交換水 65部の混合液中へ攪拌しながら注ぎ、析出した樹脂を濾取した。濾物をメタノール 104部に投入し攪拌後濾過を行った。得られた濾過物をメタノールに投入、攪拌、濾過の操作を、更に2回行った。その後減圧乾燥を行い 22.0部の樹脂を得た。この樹脂をR1とする。Mw:10030、Mw/Mn:1.87。
樹脂合成例2〜7
仕込みモノマーのみを変えて、樹脂合成例1と同様の操作を行い、表1に示す樹脂を合成した。
〔表1〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合成例 樹脂 仕込みモノマーモル比 Mw Mw/Mn
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 R1 A/C/D/E=25/25/25/25 10030 1.87
2 R2 A/C/D/F=25/25/25/25 9610 1.74
3 R3 A/C/D/E/F=20/25/30/20/5 9897 1.88
4 R4 A/C/D/E/F=30/15/30/20/5 9240 1.54
5 R5 A/C/D/E/F=20/25/30/15/10 8600 1.44
6 R6 A/H/D/E/F=20/20/30/15/15 7590 1.64
7 R7 B/G=50/50 7860 1.77
8 R8 A/G=50/50 9920 1.95
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次に、以上の樹脂合成例で得られた各樹脂のほか、以下に示す酸発生剤及びクェンチャーを用いてレジスト組成物を調製し、評価した例を掲げる。
<酸発生剤>
S1:(4−メチルフェニル)ジフェニルスルホニウム パーフルオロブタンスルホナート
<クェンチャー>
Q1:2,6−ジイソプロピルアニリン
<溶剤>
Y1:メチルイソアミルケトン 84部
γ−ブチロラクトン 4部
Y2:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
51.5部
2−ヘプタノン 35部
γ−ブチロラクトン 3.5部
実施例1〜6及び比較例1〜2
以下の各成分を混合して溶解し、さらに孔径0.2μmのフッ素樹脂製フィルターで濾過して、レジスト液を調製した。
樹脂(種類及び量は表1記載)
酸発生剤(種類及び量は表1記載)
クェンチャー(種類及び量は表1記載)
溶剤(種類は表1記載)
シリコンウェハーにBrewer社製の有機反射防止膜用組成物である“ARC−29A−8”を塗布して215℃、60秒の条件でベークすることによって厚さ 780Åの有機反射防止膜を形成させ、次いでこの上に、上記のレジスト液を乾燥後の膜厚が0.25μmとなるようにスピンコートした。レジスト液塗布後は、ダイレクトホットプレート上にて、表2の「PB」の欄に示す温度で60秒間プリベークした。こうしてレジスト膜を形成したそれぞれのウェハーに、ArFエキシマステッパー〔(株)ニコン製の“NSR ArF”、NA=0.55、2/3Annular〕を用い、露光量を段階的に変化させてラインアンドスペースパターンを露光した。
露光後は、ホットプレート上にて表2の「PEB」の欄に示す温度で60秒間ポストエキスポジャーベークを行い、さらに2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で60秒間のパドル現像を行った。
有機反射防止膜基板上のもので現像後のダークフィールドパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、その結果を表3に示した。なお、ここでいうダークフィールドパターンとは、外側にクロム層(遮光層)をベースとしてライン状にガラス面(透光部)が形成されたレチクルを介した露光及び現像によって得られ、したがって露光現像後は、ラインアンドスペースパターンの周囲のレジスト層が残るパターンである。
実効感度: 0.13μmのラインアンドスペースパターンが1:1となる露光量で表示した。
解像度: 実効感度の露光量で分離するラインアンドスペースパターンの最小寸法で表示した。
レジスト形状: パターン形状が良好なものを◎、T-Topであるが解像しているものを〇、パターンが形成しなかったものを×で表記する。
ラインエッジラフネス: ラインエッジラフネスが非常に良好なものを◎、良好なものを○、良くないものを×で表記する。
〔表2〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
例 No. 樹脂 酸発生剤 クェンチャー 溶剤 PB PEB
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 R1/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y1 110℃ 100℃
実施例2 R2/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y1 120℃ 120℃
実施例3 R3/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y2 120℃ 110℃
実施例4 R4/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y2 120℃ 110℃
実施例5 R5/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y2 120℃ 110℃
実施例6 R6/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y2 120℃ 110℃
────────────────────────────────────
比較例1 R7/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y1 120℃ 120℃
比較例2 R8/10部 S1/0.15部 Q1/0.0075部 Y1 120℃ 120℃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔表3〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
例 No. 実効感度 解像度 パターン形状 ラインエッジラフネス
(mJ/cm2) (μm)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 60 0.125 〇 ◎
実施例2 47.5 0.12 ◎ 〇
実施例3 62.5 0.13 ◎ ◎
実施例4 45 0.125 〇 ◎
実施例5 62.5 0.13 〇 ◎
実施例6 62.5 0.13 〇 ◎
──────────────────────────────────
比較例1 * * × *
比較例2 * * × *
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* パターン形成せず測定不可
表から明らかなように、酸解離性基が相異なる二種類を組み合わせて、これら二種類のモノマーを共重合させた樹脂と酸発生剤とを含有する化学増幅型ポジ型レジスト組成物であるところの実施例1〜6のレジストは、比較例1および2のレジストに比べて、感度、解像度のバランスが優れた結果を示した。
また、塗布表面の親水性(現像液への濡れ性)やラインエッジラフネスも比較例に比べて、良好な結果であった。
本発明の化学増幅型ポジ型レジスト組成物は、ArFやKrFなどのエキシマレーザーリソグラフィに適しており、それによって高い性能のレジストパターンを与える。

Claims (6)

  1. (A)樹脂全重合単位の合計に対して、下式(I)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(II)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(III)および/または(IV)で示される重合単位を5〜50モル%含有する樹脂と、(B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物とを含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
    Figure 2005234553
    (式中、R1は水素原子またはメチル基を表し、R2はアルキル基を表す。R10はハロゲン原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を表し、nは0〜3の整数である。nが2以上のときは、複数のR10は互いに同一でも異なってもよい。)
    Figure 2005234553
    (式中、R102は水素原子またはメチル基を表す。R11はアルキル基またはアルコキシ基を表し、mは0〜3の整数である。mが2以上のときは、複数のR11は互いに同一でも異なってもよい。)
    Figure 2005234553
    (式中、R103およびR104は水素原子またはメチル基を表し、R3およびR4はアルキル基を表す。R12およびR13は互いに独立にアルキル基またはアルコキシ基を表し、pおよびqは互いに独立に0〜3の整数である。pが2以上のときは、複数のR12は互いに同一でも異なってもよい。qが2以上のときは、複数のR13は互いに同一でも異なってもよい。)
  2. 樹脂が、樹脂全重合単位の合計に対して、下式(Ia)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(IIa)で示される重合単位を5〜50モル%含有し、下式(IIIa)および/または(IVa)で示される重合単位を5〜50モル%含有する請求項1に記載の感光性樹脂組成物。


    Figure 2005234553

    (式中、R1は水素原子またはメチル基を表し、R22は炭素数1〜5のアルキル基を表わす。R101はハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。nは0〜3の整数である。nが2以上のときは、複数のR101は互いに同一でも異なってもよい。)

    Figure 2005234553

    (式中、R102は水素原子またはメチル基を表す。R111は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。mは0〜3の整数である。mが2以上のときは、複数のR111は互いに同一でも異なってもよい。)

    Figure 2005234553

    (式中、R103およびR104は水素原子またはメチル基を表し、R33およびR44は互いに独立に炭素数1〜5のアルキル基を表わす。R121およびR131は互いに独立に炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基を表わす。pおよびqは0〜3の整数である。)
  3. 樹脂が、樹脂全重合単位の合計に対して、さらに下式(V)および/または(VI)で示される重合単位を0〜80モル%含有することを特徴とする請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物。
    Figure 2005234553
    (式中、R103およびR106は水素原子またはメチル基を表し、R5は水酸基またはヒドロキシメチル基を表す。R14は水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を表し、R13はアルキル基を表す。rおよびsは互いに独立に0〜3の整数である。rが2以上のときは、複数のR14は互いに同一でも異なってもよい。sが2以上のときは、複数のR15は互いに同一でも異なってもよい。)
  4. 式(V)で示される重合単位が下式(V’)で示される重合単位であり、式(VI)で示される重合単位が下式(VI’)で示される重合単位である請求項3記載の感光性樹脂組成物。
    Figure 2005234553
    (式中、R103およびR106は水素原子またはメチル基を表し、R3は水酸基またはヒドロキシメチル基を表す。R55は水酸基(追記:武元)、メチル基、エチル基またはメトキシ基を表し、R66はメチル基またはエチル基を表す。rおよびsは互いに独立に0〜3の整数である。rが2以上のときは、複数のR55は互いに同一でも異なってもよい。sが2以上のときは、複数のR66は互いに同一でも異なってもよい。)
  5. (B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物が、オニウム塩、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物、スルホン化合物およびスルホン酸化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種である請求項1〜4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
  6. (B)光または放射線の照射により酸を発生する化合物が、オニウム塩である請求項1〜5のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
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