JP2005232440A - 反応性アゾ染料、それらの調製及び使用 - Google Patents

反応性アゾ染料、それらの調製及び使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2005232440A
JP2005232440A JP2005009211A JP2005009211A JP2005232440A JP 2005232440 A JP2005232440 A JP 2005232440A JP 2005009211 A JP2005009211 A JP 2005009211A JP 2005009211 A JP2005009211 A JP 2005009211A JP 2005232440 A JP2005232440 A JP 2005232440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
printing
reactive
dye
dyeing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005009211A
Other languages
English (en)
Inventor
Stefan Ehrenberg
イーレンベルグ ステファン
Jorg Worner
ワーナー ヨルグ
Tracy Livesey
リベセイ トレーシー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dystar Textilfarben GmbH and Co Deutschland KG
Original Assignee
Dystar Textilfarben GmbH and Co Deutschland KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dystar Textilfarben GmbH and Co Deutschland KG filed Critical Dystar Textilfarben GmbH and Co Deutschland KG
Publication of JP2005232440A publication Critical patent/JP2005232440A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K75/00Accessories for fishing nets; Details of fishing nets, e.g. structure
    • A01K75/04Floats
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/20Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a pyrimidine ring
    • C09B62/24Azo dyes
    • C09B62/245Monoazo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/08Azo dyes
    • C09B62/085Monoazo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system
    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
    • C09B62/4411Azo dyes
    • C09B62/4413Non-metallized monoazo dyes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

【課題】織物材料の染色において優れた繊維反応性染料を提供する。
【解決手段】一般式(1)の反応性染料、それらの調製方法、並びにヒドロキシル−及び/又はカルボキサミド含有材料の染色及び捺染のためのそれらの使用。

【選択図】なし

Description

本発明は、繊維反応性染料の分野に関する。特許文献1及び特許文献2は、本明細書において以下に記載の本発明の染料と構造類似性を共有するが、反応系に関して異なるか、又はカップリング成分の同一性において異なる染料を開示している。これらの既知の染料は、織物材料の染色において多くの技術的不都合を有する。これらの技術的不都合を改善することが本発明の目的である。
今や、驚くべきことに、以下に記載の一般式(1)の染料が、既知の染料以上に優れていることが見出された。
DE19810906号明細書 DE19600765号明細書
従って本発明は、一般式(1)
(式中、
Yは、一般式(2)又は(3)
の複素環式反応性基であり、
式中、
〜Xは、独立して、水素、シアノ又はハロゲンであるが、ただし、X及びXの少なくとも1つはハロゲンであり、
は、塩素又はフッ素であり、
は、一般式(4)
の基であり、
式中、
は、水素、アルキル、アルコキシ、スルホ又は塩素であり、そしてRは、基−SOCH=CH又は−SOCHCHZであり、式中、Zは、アルカリの作用によって除去され得る基であり、
nは、0、1又は2であり、
Bは、−CH−SOM又は水素であり、そして
Mは、水素、アンモニウム、アルカリ金属又は等価のアルカリ土類金属である)の反応性染料を提供する。
一般式(1)において、アルカリ金属Mは、特に、リチウム、ナトリウム及びカリウムであり得るが、アルカリ土類金属は、特に、カルシウムである。好ましくは、Mは、水素又はナトリウムである。
ハロゲンX〜Xは、特に、フッ素又は塩素である。Xは、好ましくは、フッ素である。
アルキルRは、好ましくは(C〜C)−アルキル、そしてより好ましくは(C〜C)−アルキルである。この種類のアルキル基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブチル、sec-ブチル及びtert-ブチルである。
アルコキシRは、特に、メトキシ又はエトキシである。
アルカリの作用によって、すなわち染色条件下において除去され得るZ基の例は、塩素、臭素、スルファト、チオスルファト、ホスファト、アセチルオキシのような(C〜C)−アルカノイルオキシ、ベンゾイルオキシ、スルホベンゾイルオキシ又はp−トルイルスルホニルオキシであり、スルファトが好ましい。
基「スルファト」、「チオスルファト」及び「ホスファト」としては、それらの酸型のみではなく、それらの塩型も挙げられる。従って、チオスルファト基は一般式−S−SOMと一致し、ホスファト基は一般式−OPOと一致し、そしてスルファト基は一般式−OSOMと一致し、それぞれにおいてMは上記で定義された通りである。
nは、より好ましくは1である。
本発明の好ましい反応性染料は、一般式(1a)
(式中、B及びMは、それぞれ上記で定義された通りであり、そしてYは、基(2a)〜(2i)
又は、(3a)〜(3h)
の1つである)のものである。
特に好ましくは、式(1b)〜(1d)
(式中、Mは、上記で定義された通りである)の本発明の染料である。
Yが一般式(2)の反応性基である本発明の一般式(1)の反応性染料は、個々の染料が、特に一般式(2)の反応性基においてのみ異なる、相互の混合物中に存在し得る。この種類の好ましい混合物は、例えば、Y=(2a)である一般式(1)の反応性染料及びY=(2c)である一般式(1)の反応性染料又はY=(2b)である一般式(1)の反応性染料及びY=(2d)である一般式(1)の反応性染料を含む。
本発明の一般式(1)の反応性染料は、一般的に、固体又は液体(溶解された)形態の調製物として存在する。固体形態において、それらは一般的に、塩化ナトリウム、塩化カリウム及び硫酸ナトリウムのような、水溶性、及び特に繊維反応性染料の場合において慣例的な電解質塩を含有し、そして酢酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、トリクエン酸ナトリウム及びリン酸水素二ナトリウム等の水溶液のpHを3〜7の間に調整可能な緩衝物質、又は少量の乾燥剤のような、市販の染料における慣例的な助剤をさらに含有し得、又、それらが液体水溶液(捺染ペーストにおいて慣例的な種類の増粘剤の存在を含む)中に存在する場合は、それらの調製物の寿命を長期とする物質、例えば、防カビ剤を含んでもよい。
本発明の一般式(1)の反応性染料は、好ましくは、粉末又は顆粒を基準として、標準化剤としても既知である電解質塩を10〜80重量%含有する染料粉末又は顆粒状染料として存在する。顆粒は、特に、50〜500μmの粒径を有する。これらの固体調製物は、調製物を基準として10重量%までの総量で上記緩衝物質をさらに含有し得る。染料が水溶液中に存在する場合、水溶液を基準として、これらの水溶液中の総染料含量は、約50重量%まで、例えば、5〜50重量%であり、そしてこれらの水溶液中の電解質塩含量は、好ましくは10重量%より低い。水溶液(液体調製物)は、一般的に、10重量%まで、好ましくは2重量%までの量で上記緩衝物質を含有し得る。
Yが一般式(3)の基である本発明の一般式(1)の反応性染料は、同一の発色団を有し得るが、繊維反応性基Rに関して異なる。特に、同一発色団の場合、Rは、第一に−SOCH=CH、そして第二に−SOCHCHZであり得、より好ましくは、β−スルファトエチルスルホニルであり得る。ビニルスルホニル型の染料の割合は、それぞれの染料発色団を基準にして約30モル%までであり得る。好ましくは、ビニルスルホニル染料とβ−エチル置換染料との割合は、モル比で5:95〜90:10である。
本発明は、一般式(1)の反応性染料の調製方法をさらに提供する。
式(6)、(7)及び(2’)、又は(6)、(7)、(4’)及びトリフルオロトリアジン又はトリクロロトリアジンの化合物を、一般的なジアゾ化、カップリング及び縮合反応のいずれかの順番で反応させることによって、これらを得ることができる。
(式中、M、n、R、R、B、X、X、Xは、それぞれ上記で定義された通りであり、そしてXは、フッ素又は塩素である)
例えば、一般式(8)
(式中、Y、M及びnは、それぞれ上記で定義された通りである)の化合物をジアゾ化し、次いで式(6)の化合物と反応させることができる。
或いは、一般式(9)
(式中、M及びnは、それぞれ上記で定義された通りである)の化合物を、一般式(2’)のハロピリミジン又は一般式(3’)
(式中、X及びXは、それぞれ上記で定義された通りであり、そしてXは、フッ素又は塩素である)のトリアジンと縮合させることができる。
次に、トリフルオロトリアジン又はトリクロロトリアジンと一般式(4’)の化合物から、一般式(3’)の化合物を得ることができる。
また、一般式(9)の化合物とトリフルオロトリアジン又はトリクロロトリアジンとの反応、そして次いで一般式(4’)のアミンとの縮合によって、Yが、式中、Xがフッ素又は塩素である一般式(3)の基である、本発明の一般式(1)の反応性染料を調製することができる。
様々な方法で一般式(8)の化合物を得ることができる。Yが一般式(2)の基である場合、それらは、一般式(2’)のハロピリミジンと、芳香族ジアミノベンゼンスルホン酸、好ましくは、1,3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸又は1,4−ジアミノベンゼン−2−スルホン酸との反応によって得られる。
Yが一般式(3)の基である場合、一般式(8)の化合物は、一般式(3’)の化合物と、芳香族ジアミノベンゼンスルホン酸、好ましくは、1,3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸又は1,4−ジアミノベンゼン−2−スルホン酸との反応によって得られる。
上記ジアゾ化、カップリング及び縮合反応は、本質的に、当業者に既知であり、そして当該分野の文献において広範囲に記載された一般的に慣用されている方法で行うことができる。
本発明の一般式(1)の染料は、上記製造方法において溶液又は懸濁液として得られ、そして塩析によって単離することができる。それらを噴霧乾燥することもでき、もう1つの可能性は、溶液又は懸濁液のエバポレーションである。
本発明の一般式(1)の反応性染料は、有用な適用特性を有する。例えば、紙及びレザーのようなシート様構造、又は例えばポリアミドのフィムル形態、若しくは例えばポリアミド及びポリウレタンのような原体のヒドロキシル−及び/又はカルボキサミド含有材料を染色及び捺染するために使用されるが、特に、前記材料の繊維の形態で使用される。好ましくは、いずれかの種類のセルロース繊維材料を染色及び捺染するために、それらを使用する。またそれらは、混紡織物、例えば、綿とポリエステル繊維又はポリアミド繊維とを混紡して成る混紡織物に存在するヒドロキシル−含有繊維を染色及び捺染するためにも有用である。インクジェット法によって織物又は紙を捺染するために、それらを使用することも可能である。
従って、本発明は、前記材料の染色又は捺染のための本発明の一般式(1)の反応性染料の使用、或いはより正確には、着色剤として本発明の一般式(1)の一種以上の反応性染料を使用することによって従来の方法でかかる材料を染色又は捺染する方法も提供する。
都合の良いことに、本発明の一般式(1)の反応性染料の合成溶液を染色のための液体調製物として、適切な場合、緩衝物質の添加後に、そして同様に適切な場合、濃縮又は希釈後に、直接使用することができる。
前記材料は、好ましくは、繊維材料の形態で、特に、織物又は紡績糸のような織物繊維の形態で、かせ又は巻取パッケージの形態で使用される。
ヒドロキシル−含有材料は、天然又は合成由来のものであり、例えば、セルロース繊維材料又はその再生製品及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料は、好ましくは綿であるが、また亜麻、麻、ジュート及びラミー繊維のような他の植物性繊維でも好い。再生セルロース繊維は、例えば、ステープルビスコース及びフィラメントビスコースである。
カルボキサミド含有材料は、例えば、合成及び天然ポリアミド及びポリウレタンであり、特に繊維の形態であり、例えば、羊毛及び他の動物毛髪、絹、レザー、ナイロン−6,6、ナイロン−6、ナイロン−11及びナイロン−4である。
水溶性染料に関する既知の適用技術によって、特に繊維反応性染料に関する既知の適用技術によって、前記基材、特に前記繊維材料上に、本発明の一般式(1)の反応性染料を適用及び固着することができる。
塩化ナトリウム又は硫酸ナトリウムのような中性塩の有無にかかわらず、様々な酸結合剤を使用して、ロング液(long liquor)によるセルロース繊維への浸染染色法(exhaust dyeing process)が適用され、それらは非常に良好な染着率(color yields)をもたらす。好ましくは、3〜7のpH、特に4〜6のpHでの浸染法による染色が行われる。液の比率は広範囲から選択されることができ、そして例えば、3:1〜50:1、好ましくは5:1〜30:1である。それらは、好ましくは、40〜105℃の温度で、適切である場合、圧力下で130℃までの温度で、そして適切である場合、慣例的な染色助剤の存在下で、水性浴中で適用される。染色された材料の耐湿潤性を増加させるために、後処理において未固着の染料を除去することができる。この後処理は、特に、8〜9のpH及び75〜80℃の温度で行われる。
これに関連する1つの可能な方法は、材料を温浴に導入すること、そして徐々に浴を所望の温度まで加熱すること、そしてその温度で染色操作を完了することである。また、染料浸染の速度を速める中性塩は、適切である場合、実際の染色温度に達するまで浴に添加されなくてもよい。
同様に、パディング法は、セルロース繊維における優れた染着率(color yields)及び非常に良好な色の形成(color build-up)を提供する。スチーミング又は乾熱の使用によって、室温又は高温で、例えば約60℃までの温度で、バッチングによる従来の方法で染料を固着することができる。
同様に、例えば、重炭酸ナトリウム又はいくつかの他の酸結合剤を含む捺染ペーストにより捺染し、そして次いで、100〜103℃でスチーミングする単層、或いは例えば、中性又は弱酸性捺染カラーによって捺染し、そして次いで、捺染材料を熱電解質含有アルカリ浴中に通過させることによって、又はアルカリ電解質含有パディング液によってオーバーパディングし、次にアルカリオーバーパディングされた材料をバッチング又はスチーミング又は乾熱処理によって固着させる二層、のいずれをも行うことができる通常のセルロース繊維の捺染法によって、明確な輪郭及び明瞭な白地(white ground)を有する強い捺染が成される。固着条件の変動によって、捺染の結果は実質的に影響されない。
慣例的な熱固着法に順ずる乾熱による固着の場合、120〜200℃の熱空気を使用する。101〜103℃の慣例的なスチームに加えて、160℃までの温度の過熱スチーム及び高圧スチームの使用も可能である。
セルロール繊維上への染料の固着をもたらす酸結合剤としては、例えば、無機酸または有機酸のアルカリ金属及び同様にアルカリ土類金属の水溶性塩基性塩、若しくは加熱時にアルカリを放出する化合物が挙げられる。特に適切なものは、アルカリ金属の水酸化物及び弱酸性から中程度の酸性の無機酸又は有機酸のアルカリ金属塩であり、好ましいアルカリ金属化合物はナトリウム及びカリウム化合物である。かかる酸結合剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、トリクロロ酢酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム又はリン酸三ナトリウムが挙げられる。
本発明の一般式(1)の反応性染料は、高い反応性、良好な固着性、非常に良好な形成性(very good build-up)、並びにまた高い耐光性及び耐発汗-光性のため注目に値する。従って、低い染色温度での浸染染色法によってそれらを使用することができ、そしてパッドスチーム法においてほんの短いスチーミング時間を必要とするに過ぎない。固着度は高く、そして未固着の部分は容易に洗浄除去され、浸染度と固着度の間の差異は著しく小さく、すなわち加水分解による損失は非常に小さい。それらは特に綿上での捺染のためにも特に有用であるが、窒素性繊維、例えば、羊毛又は絹、若しくは羊毛又は絹を含有する混紡織物の捺染のためにも有用である。
さらに、非フェルト仕上げ又は低フェルト仕上げが付与された羊毛(例えば、H.ラス(H.Rath)、レーアブーフ デア テクスティールヒェミー(Lehrbuch der Textilchemie)、シュプリンガー−フェアラーク(Springer-Verlag)、第3版(1972)、第295−299頁、特に、ハーコセット(Hercosett)法による仕上げ(第298頁);J.Soc.Dyers and Colorist 1972、93−99、及び1975、33−44を参照のこと)を、非常に良好な堅牢性をもって染色することができる。ここで羊毛上での染色法は、酸性媒体からの従来の方法で行われる。例えば、酢酸及び/又は硫酸アンモニウム、或いは酢酸及び酢酸アンモニウム若しくは酢酸ナトリウムを染色浴に添加して、所望のpHを得ることができる。容認できる均染性の染色を得るために、例えば、塩化シアヌルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸及び/又はアミノナフタレンスルホン酸との反応生成物をベースとするか、或いは例えばステアリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物をベースとする従来の均染剤を添加することが賢明である。例えば、本発明の染料は、好ましくは、最初はpH調節下で約3.5〜5.5のpHを有する酸性染色浴から、次いで染色時間の終了に向かってpHを中性、及び場合により、特に非常に深い染色即ち本発明の染料と繊維との間で完全な反応による結合をもたらす場合、pH8.5までの弱アルカリ性の範囲へとシフトする浸染法に委ねられる。同時に、反応による結合が成されていない染料部分は除去される。
ここで記載される手順は、他の天然ポリアミド又は合成ポリアミド及びポリウレタンから構成される繊維材料上へ染色を行うためにも適用される。文献に記載の、及び当業者に既知の慣例的な染色及び捺染法を使用して、これらの材料を染色することができる(例えば、H.K.ルエット(H.K.Rouette)、ハントブーフ デア テクスティールフェアエーテルング(Handbuch der Textilveredlung)、ドイチュア ファハフェアラーク GmbH(Deutcher Fachverlag GmbH)、フランクフルト アム マイン(Frankfurt am main)を参照のこと)。
一般式(1)の染料及び水と同様に、染色液及び印刷ペーストは、さらに添加剤を含んでよい。添加剤は、例えば、湿潤剤、消泡剤、均染剤、並びに、軟化剤、難燃剤、汚れ防止剤、撥水剤及び撥油剤、又は水軟化剤のような織物材料の特性に影響を及ぼす薬剤である。特に、捺染ペーストは、例えば、天然増粘剤或いはアルギネート及びセルロースエーテルのような合成増粘剤を含んでよい。所望の色合いの深さによって、染色浴及び捺染ペースト中の染料の量を広範囲な制限内で変えることができる。一般式(1)の染料の量は、染色される材料及び捺染ペーストのそれぞれを基準として、一般的には0.01〜15重量%、及び特には0.1〜10重量%である。
本発明の一般式(1)の反応性染料は、染色操作後、洗浄操作において、分離した染料によって隣接する白色が汚染されることなく、繊維材料上の未固着の染料部分が容易に洗浄除去されるという事実のため注目に値する。これは、洗浄サイクルでの染色操作に関して都合がよく、従って費用が軽減される。
本発明の一般式(1)の反応性染料によって、特にセルロース繊維材料上に成された染色及び捺染は、酸性のみではなくアルカリ性の範囲においても高い色強度及び高い繊維−染料結合安定性を有し、同様に良好な耐光性、並びに耐洗浄性、耐水性、耐海水性、耐クロス染め性及び耐発汗性のような非常に良好な耐湿潤性、そして乾熱環境及びプリーツ化及びクロッキングに対して良好な堅牢性を有する。
本発明は、さらに、インクジェット法によるデジタル織物捺染のための捺染インクにおける上記一般式(1)の染料の使用に関する。
本発明の捺染インクは、インクの総重量を基準として、例えば、0.1〜50重量%の量で、好ましくは1〜30重量%の量で、そしてより好ましくは1〜15重量%の量で、一種以上の上記反応性染料を含む。それらは又、上記反応性染料と、織物捺染において使用される他の反応性染料との組み合わせを含んでもよい。連続的製法において使用されるインクに関して、電解質を添加することにより、0.5〜25mS/mの伝導度に設定することができる。
有用な電解質としては、例えば、硝酸リチウム及び硝酸カリウムが挙げられる。
本発明の染料インクは、総濃度で1〜50重量%、及び好ましくは5〜30重量%の有機溶媒を含んでもよい。
適切な有機溶媒は、例えば、アルコール:例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、iso-プロパノール、1−ブタノール、tert-ブタノール、ペンチルアルコール、多価アルコール、例えば:1,2−エタンジオール、1,2,3−プロパントリオール、ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−プロパンジオール、2,3−プロパンジオール、ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ヘキサンジオール、D,L−1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2−オクタンジオール、ポリアルキレングリコール、例えば:ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、2〜8のアルキレン基を有するアルキレングリコール、例えば:モノエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、チオグリコール、チオジグリコール、ブチルトリグリコール、ヘキシレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、多価アルコールの低級アルキルエーテル、例えば:エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールiso-イソプロピルエーテル、ポリアルキレングリコールエーテル、例えば:ポリエチレングリコールモノメチルエーテル、ポリプロピレングリコールグリセロールエーテル、ポリエチレングリコールトリデシルエーテル、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル、アミン、例えば:メチルアミン、エチルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ジブチルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−アセチルエタノールアミン、N−ホルミルエタノールアミン、エチレンジアミン、尿素誘導体、例えば:尿素、チオ尿素、N−メチル尿素、N,N’−ジメチル尿素、エチレン尿素、1,1,3,3−テトラメチル尿素、アミド、例えば:ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、アセトアミド、ケトン又はケトアルコール、例えば:アセトン、ジアセトンアルコール、環状エーテル、例えば:テトラヒドロフラン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラクタム、更に、スルホラン、ジメチルスルホラン、メチルスルホラン、2,4−ジメチルスルホラン、ジメチルスルホン、ブタジエンスルホン、ジメチルスルホキシド、ジブチルスルホキシド、N−シクロヘキシルピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチルピロリドン、2−ピロリドン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリドン、1−(3−ヒドロキシプロピル)−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリノン、1,3−ビスメトキシメチルイミダゾリジン、2−(2−メトキシエトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)エタノール、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール、2−(2−プロポキシエトキシ)エタノール、ピリジン、ピペリジン、ブチロラクトン、トリメチルプロパン、1,2−ジメトキシプロパン、ジオキサン、酢酸エチル、エチレンジアミンテトラアセテート、エチルペンチルエーテル、1,2−ジメトキシプロパン、トリメチルプロパンである。
本発明の捺染インクは、慣例的な(rheological)添加剤、例えば、20〜50℃の温度範囲で1.5〜40.0mPasの範囲に粘度を設定する粘度調整剤をさらに含んでもよい。好ましいインクは1.5〜20mPasの粘度を有し、そして特に好ましいインクは1.5〜15mPasの粘度を有する。
有用な粘度調整剤としては、流動学的添加剤、例えば:ポリビニルカプロラクタム、ポリビニルピロリドン及びそれらのコポリマー、ポリエーテルポリオール、同類の増粘剤、ポリ尿素、ポリウレタン、アルギン酸ナトリウム、変性ガラクトマンナン、ポリエーテル尿素、ポリウレタン、非イオン性セルロースエーテルが挙げられる。
さらなる添加剤として、本発明のインクは、使用されるプロセスの機能(熱又はピエゾ技術)として必要であれば適用される20〜65mN/mの表面張力に設定するための界面活性物質を含んでもよい。
有用な界面活性物質としては、例えば:全ての界面活性剤、好ましくは、非イオン性界面活性剤、ブチルジグリコール、1,2−ヘキサンジオールが挙げられる。
インクは、インクの総重量を基準として0.01〜1重量%の量で、慣例的な添加剤、例えば、菌類及び細菌類の成長を抑制するための物質をさらに含んでよい。
インクは、水中で成分を混合することによって、従来の方法で調製することができる。
本発明の染料インクは、絹、レザー、羊毛、ポリアミド繊維及びポリウレタン、並びに特にいずれかの種類のセルロース繊維材料のような前処理された様々な材料を捺染するためのインクジェット捺染法において有用である。かかる繊維材料は、例えば、綿、亜麻及び麻、並びにパルプ及び再生セルロースのような天然セルロース繊維である。また本発明の捺染インクは、例えば、綿、絹、羊毛とポリエステル繊維又はポリアミド繊維との混紡による混紡織物に存在する前処理されたヒドロキシル−又はアミノ−含有繊維を捺染するためにも有用である。
捺染インクが反応性染料のための全ての固着化学物質及び増粘剤を既に含有している従来の織物捺染と対照的に、インクジェット捺染においては、助剤は別の前処理工程において織物基材に適用されなければならない。
織物基材、例えば、セルロース及び再生セルロース繊維、並びに絹及び羊毛の前処理は、捺染前に水性アルカリ液を用いて行なわれる。反応性染料を固着するために、アルカリ、例えば、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、アルカリ供与体、例えば、クロロ酢酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、屈水性物質(hydrotropic substance)例えば、尿素、還元抑制剤、例えば、べンゼンスルホン酸ナトリウム、並びに、捺染インクが適用される時に起動流(flowing of the motive)を防止する増粘剤、例えば、ナトリウム、変性ポリアクリレート又は高エーテル化ガラクトマンナンが必要とされる。
これらの前処理試薬は、適切な設備、例えば、2−又は3−ロールパッド、コンタクトレス噴霧技術を使用し、発泡の手段、或いは適切に適応されたインクジェット技術を用いて、決められた量で織物基材を均一に処理され、そして続いて乾燥される。
捺染後、織物繊維材料を120〜150℃で乾燥させ、そして続いて固着させる。
反応性染料によって調製されるインクジェット捺染の固着は、室温で、或いは、飽和スチーム、過熱スチーム、熱空気、マイクロ波、赤外線放射、レーザー若しくは電子ビーム、又は、他の適切なエネルギー移動技術によって行われる。
一相と二相固着法の間の区別は、以下の通りである。
一相固着において、必要な固着化学物質は、既に織物基材上にある。
二相固着において、この前処理は不必要である。固着はアルカリを必要とするだけで、これはインクジェット捺染後、固着工程の前に適用される。中間の乾燥を必要としない。尿素又は増粘剤のようなさらなる添加剤は必要とされない。
固着に続いて捺染後処理が成される。これは良好な堅牢性、高い光沢及び欠点のない白地のために必要である。
本発明の染料インクによって成された捺染は、特にセルロース繊維材料において、酸性においてのみではなくアルカリ性の範囲においても高い色強度及び高い繊維−染料結合安定性を有し、同様に良好な耐光性、並びに耐洗浄性、耐水性、耐海水性、耐クロス染め性及び耐発汗性のような非常に良好な耐湿潤性、そして乾熱環境及びプリーツ化及びクロッキングに対して良好な堅牢性を有する。
以下の実施例は本発明を説明するために供せられる。特記されない限り、部及びパーセントは重量による。キログラムがリットルに関連するように、重量部は体積部に関連する。
実施例に記載される化合物は、式に関して、遊離酸の形態で表される。しかしながら、一般的に、それらはリチウム、ナトリウム又はカリウム塩のようなアルカリ金属塩の形態で調製及び単離され、そしてそれらの塩の形態で染色するために使用される。同様に、次の実施例、特に表の実施例において遊離酸の形態で表される出発化合物及び成分を、そのような形態で、又はそれらの塩、好ましくはアルカリ金属塩の形態で合成系において使用することができる。
本発明の染料に関して報告される可視域における極大吸収(λmax)は、それらのアルカリ金属塩の水溶液において測定された。
実施例1
150部の水に18.8部の1,3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸を懸濁し、そして中性条件下で水酸化リチウム溶液を添加することによって溶解する。溶液を10℃まで冷却し、そして1時間かけて17.4部の2,4,6−トリフルオロピリミジンを滴下して添加し、そして15%炭酸ナトリウム溶液によって5.5のpHを得る。添加の完了時に、バッチを20℃〜25℃まで加温し、そして続いて1時間撹拌する。次いで濾過し、そして6.9部の亜硝酸ナトリウムと混合する。
濾液を氷中に投入することによって10℃まで冷却し、そして、先に仕込んでおいた100部の氷と60部の濃塩酸(31%)中に30分かけて滴下して添加する。1時間撹拌後、スルファミン酸の添加によって過剰量の亜硝酸塩を分解する。
300部の水と33.3部の6−アミノ−4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシスルホメチルナフタレン−2−スルホン酸の中性溶液を、30分かけて10℃で冷ジアゾ化バッチに滴下して添加する。
1時間撹拌する前に、炭酸ナトリウム溶液を使用してpH6に調整する。温度は20℃まで上昇する。これに続いて、NaHPO/NaHPOによって緩衝させる。得られる溶液をエバポレーションして、次式の染料を得る。
この染料は、良好な堅牢性、特に高い耐光性を有するニュートラルレッドの色調で綿を染色及び捺染する。
同様の方法で、以下の実施例2〜26の染料を得た。この最後まで、ピリミジン化合物を縮合成分と反応させ、次いでジアゾ化し、そして次式(6a)の化合物とカップリングした。
実施例27
400部の水に21.8部の4−ニトロアニリン−2−スルホン酸を懸濁させ、そして水酸化ナトリウム水溶液で中和する。6.9部の亜硝酸ナトリウムを添加し、そして全てが溶解するまで懸濁液を撹拌する。
この溶液を0℃〜5℃で、先に仕込んでおいた0部の氷と30部の塩酸(31%)に滴下して添加し、続いて60分間撹拌する。スルファミン酸の添加によって過剰量の亜硝酸塩を除去する。
300部の水と33.3部の6−アミノ−4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシスルホニルメチルナフタレン−2−スルホン酸の溶液を10℃に冷却する。この溶液をジアゾニウム塩溶液に添加し、そして炭酸ナトリウム溶液の添加によってpHを6.0に調整する。
これによって、遊離酸の形態で式(10)の化合物を含有する染料溶液が得られる。
水酸化ナトリウム水溶液によって化合物(10)の溶液をpH8.5に調整し、そして35〜40℃に加熱する。50部の水と5.6部のNaHSの溶液を滴下して添加し、そして塩酸の添加によってpHを8.5で一定に保つ。
得られた化合物を、150部の塩化ナトリウムの添加によって沈殿させ、濾過し、そして塩化ナトリウム水溶液によって洗浄する。得られた化合物は、その遊離酸の形態の式(9a)に一致する。
53.2部の化合物(9a)を500部の水に溶解する。溶液を15℃に冷却し、そしてこの温度で1時間かけて13.4部の2,4,6−トリフルオロピリミジンを滴下して添加する。この添加の間、炭酸ナトリウム水溶液を添加することによって、pHを6.5に保持する。添加に続いて、さらに1時間、30℃〜35℃で撹拌する。薄層クロマトグラフィーによって反応終点を決定する。塩化ナトリウムの添加によって異性体混合物として実施例14の染料を沈殿させ、濾過し、そして乾燥させる。
この染料は、青味掛かった赤色の色調で綿を染色する。
同様の方法で、化合物(9a)と適切なピリミジン誘導体とを縮合することによって、実施例8〜13の式の化合物を調製することができる。
実施例28
固体の重炭酸ナトリウムによる中和によって、250部の水に28.1部の4−(2’−スルファトエチルスルホニル)アニリンを溶解する。この溶液に4.2部のフッ化ナトリウムを混合し、次いで、氷の添加によって0〜5℃に冷却する。その後、13.5部のトリフルオロトリアジンを5分以内で滴下して添加すると、pHが最初に迅速に低下し、そして4.5〜5.0で安定する。添加の完了時に、バッチをさらに15分間撹拌する。それから、500mlの水と53.2部の式(9a)の化合物の溶液を滴下して添加し、そしてpHを6.0〜6.5に調整する。反応が完了するまで、バッチを30〜35℃に加温し、その後、60分間撹拌する。塩化ナトリウムの添加によって染料を沈殿させ、吸引濾過し、そして乾燥させると、暗赤色染料粉末が得られる。その構造は、次式に一致する。
この染料は、良好な堅牢性、特に高い耐光性を有する青味掛かった赤色の色調で綿を染色する。
同様の方法で、最初に、一般式(4’)のアミンとトリフルオロトリアジン又はトリクロロトリアジンとを反応させ、次いで式(9)の化合物と縮合させることによって、次表に表される実施例29〜35を得る。
実施例35
固体の重炭酸ナトリウムによる中和によって、250部の水に28.1部の4−(2’−スルファトエチルスルホニル)アニリンを溶解する。この溶液を4.2部のフッ化ナトリウムと混合し、次いで、氷の添加によって0〜5℃に冷却する。その後、13.5部のトリフルオロトリアジンを5分以内で滴下して添加すると、pHが最初に迅速に低下し、それから、4.5〜5.0で安定する。添加の完了時に、バッチをさらに15分間撹拌する。次いで、18.8部の1,3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸を含む中和された水溶液を滴下して添加し、そしてpHを6.0〜6.5に調整する。反応が完了するまで、バッチを30℃〜35℃まで加温し、その後、60分間撹拌する。得られた溶液を濾過し、そして6.9部の亜硝酸ナトリウムと混合する。
得られた溶液を、氷中に投入することによって10℃に冷却し、そして30分かけて、先に仕込んで置いた100部の氷と60部の濃塩酸(31%)中に滴下して添加する。次いで、バッチを撹拌した後、スルファミン酸の添加によって過剰量の亜硝酸塩を分解する。
33.3部の6−アミノ−4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシスルホメチルナフタレン−2−スルホン酸を、10℃で冷ジアゾ化バッチに添加する。反応混合物を、炭酸ナトリウム溶液によってpH6.0に調整する。反応終了後、NaHPO/NaHPO緩衝剤を添加する。得られた溶液をエバポレーションすると、赤色染料粉末が得られる。その構造は、次式に一致する。
この染料は、良好な堅牢性、特に高い耐光性を有する強力な青味掛かった赤色の色調で綿を染色する。
同様の方法で、最初に、式(4’)のアミンとトリフルオロトリアジンとを反応させ、次いで1,3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸又は1,4−ジアミノベンゼン−2−スルホン酸と縮合させることによって、次表に表される実施例36〜45を得る。記載される染料は、ジアゾ化、そして式(6)の化合物とカップリング後に得られる。
実施例46
4〜4.5のpHを有する、80部の水と28.1部の4−(β−スルファトエチルスルホニル)アニリンの溶液を、100部の水、100部の氷、及び18.8部の塩化シアヌルから成る懸濁液に30分かけて添加する。10〜13℃の温度及び4.1〜4.2のpHで、アシル化を行う。反応終了後、500部の水と53.2部の式(9a)の化合物の溶液を、アシル化混合物に添加する。炭酸ナトリウム溶液によって、pHを5.5に維持する。その後、バッチを5.5のpHで撹拌する。
反応終了後、水酸化ナトリウム水溶液によって、pHを上昇させ、そして11で維持する。ビニル化の終了後、希硫酸によってpHを6.0に調整する。染料溶液を乾燥させると、暗赤色粉末が得られる。その構造は、次式に一致する。
これは、非常に良好な堅牢性、特に高い耐光性を有する赤色の色調でポリアミドを染色する。
同様の方法で、次表に表される実施例を得る。
染色実施例1
2000部の水に1部の調製実施例1の染料を溶解し、そして、5部の硫酸ナトリウム、1部の均染助剤(高級脂肪族アミンとエチレンオキシドとの縮合生成物を基準として)及び5部の酢酸ナトリウムを添加する。
次いで、酢酸(80%)によってpHを4.5に調整する。染色浴を10分間で50℃に加熱し、次いで、100部の羊毛織布を加える。50分間で温度を100℃に上げ、そして100℃で60分間、染色を行う。これに続いて、90℃に冷却し、そして染色された材料を取り出す。熱水及び冷水で羊毛布を洗浄し、その後、遠心脱水機にかけ、そして乾燥させる。得られた赤色染色は良好な耐光性及び耐湿潤性を有し、そしてまた繊維における良好な均染性を有する。
染色実施例2
2000部の水に1部の調製実施例1の染料を溶解し、そして、1部の均染助剤(高級脂肪族アミンとエチレンオキシドとの縮合生成物を基準として)及び5部の酢酸ナトリウムを添加する。次いで、酢酸(80%)によってpHを5に調整する。染色浴を10分間で50℃まで加熱し、次いで、100部のポリアミド織布を加える。50分間で温度を110℃に上げ、そして110℃で60分間、染色を行う。これに続いて、60℃に冷却し、そして染色された材料を取り出す。熱水及び冷水でナイロン布を洗浄し、石鹸洗浄し、その後、遠心脱水機にかけ、そして乾燥させる。得られた赤色染色は良好な耐光性及び耐湿潤性を有し、そしてまた繊維における良好な均染性を有する。
染色実施例3
999部の水に2部の実施例1の通り得られる染料と50部の塩化ナトリウムを溶解し、そして、5部の炭酸ナトリウム、0.7部の水酸化ナトリウム(32.5%水溶液の形態)及び適切である場合、1部の湿潤剤を添加する。この染色浴に100gの綿織布を加える。染色浴の温度は、最初は10分間、25℃で維持され、次いで、30分かけて最終温度(40〜80℃)に上げ、そしてさらに60〜90分間、最終温度に維持される。その後、染色された布を最初に水道水で2分間すすぎ、次いで脱イオン水で5分間すすぐ。1部の50%酢酸を含有する水溶液1000部中で、染色された布を40℃、10分間中和する。これを70℃で脱イオン水によって再度すすぎ、次いで15分間、洗濯用洗剤によって沸騰下で石鹸洗浄し、もう一度すすぎ、そして乾燥させると、非常に良好な堅牢性を有する強赤色染色が得られる。
染色実施例4
マーセル処理された綿からなる織布を、35g/lの無水炭酸ナトリウム、100g/lの尿素及び150g/lの低粘度アルギン酸ナトリウム溶液(6%)を含有する液によってパディングし、そして乾燥させる。湿潤飽じゅう度(wet pickup)は70%である。そのようにして前処理された織物を、ドロップ-オン-デマンド(バブルジェット、登録商標)インクジェットプリントヘッドを使用して、
2%の実施例1の染料
20%のスルホラン
0.01%のメルガル(Mergal)K9N
77.99%の水
を含有する水性インクで捺染する。捺染布を完全に乾燥させる。8分間、102℃の飽和スチームによって固着される。次いで、捺染布を温すすぎし、95℃の熱水で迅速に洗浄し、温すすぎし、次いで乾燥させる。優れた耐摩耗性を有する青味掛かった赤色捺染布が得られる。
染色実施例5
マーセル処理された綿からなる織布を、35g/lの無水炭酸ナトリウム、50g/lの尿素及び150g/lの低粘度アルギン酸ナトリウム溶液(6%)を含有する液によってパディングし、そして乾燥させる。湿潤ピックアップ(wet pickup)は70%である。そのようにして前処理された織物を、ドロップ-オン-デマンド(バブルジェット)インクジェットプリントヘッドを使用して、
8%の実施例1の染料
20%の1,2−プロパンジオール
0.01%のメルガル(Mergal)K9N及び
71.99%の水
を含有する水性インクで捺染する。捺染布を完全に乾燥させる。8分間、102℃の飽和スチームによって固着される。
次いで、捺染布を温すすぎし、95℃の熱水で迅速に洗浄し、温すすぎし、次いで乾燥させる。優れた耐摩耗性を有する青味掛かった赤色捺染布が得られる。
染色実施例6
マーセル処理された綿からなる織布を、35g/lの無水炭酸ナトリウム、100g/lの尿素及び150g/lの低粘度アルギン酸ナトリウム溶液(6%)を含有する液によってパディングし、そして乾燥させる。湿潤ピックアップは70%である。そのようにして前処理された織物を、ドロップ-オン-デマンド(バブルジェット)インクジェットプリントヘッドを使用して、
8%の実施例1の染料
15%のN−メチルピロリドン
0.01%のメルガル(Mergal)K9N及び
77.99%の水
を含有する水性インクで捺染する。捺染布を完全に乾燥させる。8分間、102℃の飽和スチームによって固着される。次いで、捺染布を温すすぎし、95℃の熱水で迅速に洗浄し、温すすぎし、次いで乾燥させる。優れた耐摩耗性を有する青味掛かった赤色捺染布が得られる。

Claims (12)

  1. 一般式(1)
    (式中、
    Yは、一般式(2)又は(3)
    の複素環式反応性基であり、
    式中、
    〜Xは、独立して、水素、シアノ又はハロゲンであるが、ただし、X及びXの少なくとも1つはハロゲンであり、
    は、塩素又はフッ素であり、
    は、一般式(4)
    の基であり、
    式中、
    は、水素、アルキル、アルコキシ、スルホ又は塩素であり、そして
    は、基−SOCH=CH又は−SOCHCHZであり、式中、Zは、アルカリの作用によって除去され得る基であり、
    nは、0、1又は2であり、
    Bは、−CH−SOM又は水素であり、そして
    Mは、水素、アンモニウム、アルカリ金属又は等価のアルカリ土類金属である)の反応性染料。
  2. nは0である、請求項1に記載の反応性染料。
  3. Yは、一般式(3)の複素環式反応性基であり、
    は、水素、(C〜C)−アルキル又はフェニルであり、そしてBは水素である、請求項1又は2に記載の反応性染料。
  4. 一般式(1a)
    (式中、
    B及びMは、それぞれ請求項1において定義された通りであり、そして
    は、基(2a)〜(2i)
    の1つである)を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応性染料。
  5. 一般式(1b)
    (式中、B及びMは、それぞれ請求項1において定義された通りであり、そして
    は、基(3a)〜(3h)
    の1つである)を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の反応性染料。
  6. Bは水素である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の反応性染料。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の反応性染料の調製方法であって、
    式(6)、(7)及び(2’)、又は(6)、(7)、(4’)
    (式中、M、n、R、R、B、X、X、Xは、それぞれ上記で定義された通りであり、そしてXは、フッ素又は塩素である)及びトリフルオロトリアジン又はトリクロロトリアジンの化合物を、一般的なジアゾ化、カップリング及び縮合反応のいずれかの順番で反応させることによって前記反応性染料を製造することを含む調製方法。
  8. 一般式(8)
    (式中、Y、M及びnは、それぞれ請求項1において定義された通りである)の化合物をジアゾ化し、そして式(6)の化合物と反応させる、請求項7に記載の調製方法。
  9. 一般式(9)
    (式中、M、B及びnは、それぞれ請求項1において定義された通りである)の化合物を、一般式(2’)のハロピリミジン又は一般式(3’)
    (式中、X及びXは、それぞれ請求項1において定義された通りであり、そしてXは、フッ素又は塩素である)のトリアジンと縮合させる、請求項7に記載の調製方法。
  10. ヒドロキシル−及び/又はカルボキサミド含有材料、特に繊維材料を染色及び捺染するための、請求項1〜6のいずれか一項に記載の一種以上の反応性染料を含む染料調製物。
  11. インクの総重量を基準として0.01重量%〜40重量%の量で請求項1〜6のいずれか一項に記載の一種以上の反応性染料を含む、インクジェット法による織物捺染のための水性捺染インク。
  12. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の一種以上の反応性染料を利用することを含む、織物繊維材料の染色、一般的捺染及びまたインクジェット捺染法。
JP2005009211A 2004-01-17 2005-01-17 反応性アゾ染料、それらの調製及び使用 Withdrawn JP2005232440A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004002577A DE102004002577A1 (de) 2004-01-17 2004-01-17 Reaktive Azofarbstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005232440A true JP2005232440A (ja) 2005-09-02

Family

ID=34609602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009211A Withdrawn JP2005232440A (ja) 2004-01-17 2005-01-17 反応性アゾ染料、それらの調製及び使用

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7129336B2 (ja)
EP (1) EP1555300A1 (ja)
JP (1) JP2005232440A (ja)
KR (1) KR20050075709A (ja)
CN (1) CN1644627A (ja)
AU (1) AU2005200155A1 (ja)
BR (1) BRPI0500072A (ja)
CA (1) CA2492974A1 (ja)
DE (1) DE102004002577A1 (ja)
MX (1) MXPA05000578A (ja)
NZ (1) NZ537699A (ja)
TW (1) TW200540226A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084289A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット捺染方法
JP2010084058A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット捺染用インク組成物
JP2012207107A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nagase-Og Colors & Chemicals Co Ltd セルロース繊維用染料組成物、及びセルロース繊維を含む染色物を製造する方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1807751B (zh) * 2006-01-12 2011-06-15 上海公泰纺织制品有限公司 用拟除虫菊酯上染合成纤维制备防虫纺织品的方法
CN103194090A (zh) * 2013-03-29 2013-07-10 东华大学 一种非线性功能三嗪类活性染料及其制备和应用

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4434989A1 (de) * 1994-09-30 1996-04-04 Basf Ag Reaktive Azofarbstoffe mit einer Kupplungskomponente aus der Aminonaphthalinreihe
EP0775730B1 (de) 1995-11-23 2000-05-03 Ciba SC Holding AG Reaktivfarbstoffe, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
DE19600765A1 (de) 1996-01-11 1997-07-17 Basf Ag Reaktive Azofarbstoffe mit einer Kupplungskomponente aus der Reihe der Aminonaphthalinsulfonsäuren sowie deren Zwischenprodukte
DE19619239A1 (de) 1996-05-13 1997-11-20 Basf Ag Azoreaktivfarbstoffe mit einer reaktivankertragenden Diazokomponente aus der Reihe des m-Phenylendiamins
DE19810906A1 (de) 1998-03-13 1999-09-16 Basf Ag Reaktivfarbstoffe mit einem Kombinationsanker
DE19823634A1 (de) * 1998-05-27 1999-12-02 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Wasserlösliche Monoazoverbindungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Farbstoffe
DE10040648A1 (de) 2000-08-19 2002-02-28 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Reaktive Azofarbstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
PL354835A1 (en) * 2001-07-12 2003-01-13 Ciba Sc Holding Ag Method of trichromatic dyeing and printing of synthetic material from polyamide fibres
DE10159001A1 (de) * 2001-11-30 2003-06-18 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Reaktive Azofarbstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
US6815536B2 (en) * 2002-10-17 2004-11-09 Everlight Usa, Inc. Monoazo reactive red dyestuff

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084289A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット捺染方法
JP2010084058A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット捺染用インク組成物
JP2012207107A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nagase-Og Colors & Chemicals Co Ltd セルロース繊維用染料組成物、及びセルロース繊維を含む染色物を製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2005200155A1 (en) 2005-08-04
EP1555300A1 (de) 2005-07-20
US7129336B2 (en) 2006-10-31
MXPA05000578A (es) 2005-07-19
CN1644627A (zh) 2005-07-27
DE102004002577A1 (de) 2005-08-04
US20050159592A1 (en) 2005-07-21
NZ537699A (en) 2006-03-31
TW200540226A (en) 2005-12-16
CA2492974A1 (en) 2005-07-17
KR20050075709A (ko) 2005-07-21
BRPI0500072A (pt) 2005-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI478984B (zh) 纖維活性偶氮染料以及染料混合物,其製備以及用途
KR20090018615A (ko) 섬유-반응성 아조 염료의 염료 혼합물, 이의 제조 및 용도
US8349029B2 (en) Fiber-reactive azo dyes and dye mixtures, preparation thereof and use thereof
JP5921196B2 (ja) 繊維反応性アゾ染料、その調製又はその使用
JP2005232440A (ja) 反応性アゾ染料、それらの調製及び使用
WO2010094415A1 (en) Fluorine containing reactive dyes
KR20080090474A (ko) 섬유 반응성 염료의 혼합물, 이의 제조방법 및 용도
US20110173764A1 (en) Multiple step dyeing textile with concentrated dye systems
KR101699989B1 (ko) 섬유-반응성 구리 착물 디스아조 염료
JP2008527062A (ja) 反応性トリフェンジオキサジン染料、その調製及びその使用
JP4976386B2 (ja) 反応性染料、その調製及びその使用
WO2009138352A2 (en) Fibre-reactive dystuffs containing a trifluoromethyl group
CN110072947B (zh) 蓝色和海军蓝纤维活性染料混合物
WO2017050597A1 (en) Mixtures of fibre-reactive dyes

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401