JP2005231726A - 薄肉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 胴部の上下に反転可能な肩壁面、底壁面を形成し、肩壁面に注出口、底壁面に充填口を設け、充填後には、正立、倒立いずれでも自立可能とし、使用時には注出口を反転上昇させるようにした薄肉ブロー容器を提供する。
【解決手段】 胴周壁と、胴周壁の上部に連設され、注出口部を突設した反転可能な肩壁面と、胴周壁の下部に連設され、充填口を突設した反転可能な底壁面とからなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は薄肉ブロー容器、とくに容器の胴部を角形状とし、胴部の上部と下部を内方に折り返し反転させ、正立、倒立のいずれでも自立する薄肉容器に関する。
スタンディングパウチとして、パウチの上下にガセット部を設け、上部に注出口部を設けた変形ガゼットパウチは従来より知られている(特許文献1参照)。
また、パウチ状ブロー成形容器として、胴部の上端部に、中央に口筒部を設けた錐台筒形状の反転可能な肩部を設け、肩部を反転させ倒立状態で自立するようにした薄肉のブロー容器も知られている(特許文献2参照)。
特開平10−329849号公報 特開2004−18093号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の容器は、上部に注出口部が設けられているため、正立時には自立機能を有しているが、倒立時には自立できないという問題があった。
また、パウチであるため、フィルムの成形、フィルムのカッティング、フィルムの接着など工程も多く、製造費が高価になるという問題があった。
特許文献2記載のブロー成形容器は、下端をシール部としており、倒立時には自立機能を有しているが、正立時には自立できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、胴部の上下に反転可能な肩壁面、底壁面を形成し、肩壁面に注出口、底壁面に充填口を設け、充填後には、正立、倒立いずれでも自立可能とし、使用時には注出口を反転上昇させるようにした薄肉ブロー容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、薄肉ブロー容器として、胴周壁と、胴周壁の上部に連設され、注出口部を突設した反転可能な肩壁面と、胴周壁の下部に連設され、反転可能な底壁面とからなることを特徴とする構成を採用する。
ブロー容器の実施例として、底壁面に充填口部が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
ブロー容器の各壁面の実施例として、胴周壁が、平行する前後壁面と、該前後壁面の両端に接続し、前後の中央線上で交わる側壁面によって構成される六角形の筒状体からなり、肩壁面と底壁面が、胴周壁の前後壁面端縁に接続した台形反転面と、前後の側壁面の端縁に接続した三角形の反転面とを具えており、隣り合う各反転面の端縁が折り線により接続され、折り線を山折り、または谷折りすることによって、反転されるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
本発明の薄肉容器は、上部に注出口を突設した肩壁面と、下部に充填口を突設した底壁面とを反転可能としているので、充填後には、正立、倒立いずれでも自立可能となり、容器の上下方向を気にせず函詰めし運搬できるようになった。
また、ブロー成形によって簡単に成形でき、製造費を低価格に抑えることができる。
次に、本発明の容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは、ブロー成形により横断面を六角形状に形成された合成樹脂製の薄肉の容器である。
容器Aは、胴周壁1と、該胴周壁1の上端に連設され、注出口部2を突設した肩壁面3と、前記胴周壁1の下端に連設され、充填口4を突設した底壁面5とから構成されている。
胴周壁1は、六角形の角筒状で、各折り線6で接続され、前後の壁面7a、7bと、左右前後の側壁面8a、8b、8c、8dとから構成されている。
図1、図2(a)に示すように、肩壁面3は、胴周壁1の壁面7a、7bの上端に接続された前後二つの台形の反転面9a、9bと、側壁面8a、8b、8c、8dの上端に接続された左右前後4つの三角形の反転面10a、10b、10c、10dとからなり、台形反転面9a、9bの上辺は、下方に反転したときに、谷線となるよう接続され、接続線上に凹リブによって折り線11が形成されている。
三角形の反転面10a、10b、10c、10dの二つの端縁は、一方の端縁は隣り合う三角形の反転面、他方の端縁は台形反転面9a、9bの傾斜端縁と接続され、各接続線上には、凹リブによって折り線12a、12b、12cが形成されている。
折り線11の中央には、折り線11を挟むようにして注出口部2が突設されており、注出口部2には、切断用の凹部13を介して切取部14が連設されている。
肩壁面3は、各反転面9、10の折り線11、12a、12b、12cを谷折りから山折りに折り変えることによって上方に反転させることができ、反対に山折りから谷折りに折り変えることによって下方に反転させることができる。
下方への反転時には、注出口部2の先端が胴周壁1から隠れるようになっている。
底壁面5は、図1、図2(b)に示すように、胴周壁1下端に肩壁面3と同形状の台形反転面15a、15bと、三角形反転面16a、16b、16c、16dとから構成されている。
底壁面5も、肩壁面3と同様に、台形の反転面15aと15bの上辺は、上方に反転したときに山線となるように接続され、接続線上に凹リブによって折り線17が形成されており、台形反転面15a、15bと三角形反転面16a、16b、16c、16dとの間の接続線上には凹リブによって折り線18a、18b、18cが形成されている。
また、折り線17の中央には、折り線17を挟むようにして、充填口4が突設されている。
底壁面5も、肩壁面3と同様に、各反転面15、16の折り線17、18a、18b、18cにより上方、下方に反転させることができる。
上方への反転時には、充填口4の先端が胴周壁1から隠れるようになっている。
次に、薄肉容器の使用態様と作用効果について説明する。
本薄肉容器は、液状やクリーム状の飲料容器、あるいは洗剤や化粧料等の容器として使用されるが、洗剤や化粧料等の詰め替え用容器としても使用できる。
内容物として、液状やクリーム状、あるいはゲル状、粉末状のものが収容される。
充填に先立って、ブロー成形された本薄肉容器は、図3に示すように、容器Aの胴周壁1の折り線6と、肩壁面3の折り線11、12a、12b、12cと、底壁面5の折り線17、18a、18b、18cとによりほぼ平面状に折りたたむことができ、空容器として多数の容器をコンパクトにまとめて搬送することができる。
内容物を充填する時には、図4に示すように、充填口4を上にし、注出口部2側の肩壁面3を胴周壁1内方に折り線11、12a、12b、12cを介して反転させ、容器Aを肩壁面3側を下にして倒立させ、充填口4から内容物を充填する。
充填が終わったら充填口4の口部分をヒートシールして密封し、充填口部を形成する。
次いで、図5に示すように、充填口4側の底壁面5を胴周壁1内方に折り線17、18a、18b、18cを介して反転させる。
また、図6に示すように、容器Aの注出口部2を上にしたときも、肩壁面3と底壁面5の双方が胴周壁1内方に反転しており、内容物充填後では容器自体が正立、倒立いずれでも自立可能となる。
容器を箱形にできるので、流通時の函詰めの際に、従来のパウチに比べ、無駄なく函詰めできる。
また、容器の陳列時には容器自体を正立、倒立いずれでも並べて展示できる。
内容物使用時には、まず、注出口部2を上にし、胴周壁1を適量押すことにより、肩壁面3を胴周壁1上方に反転させて胴周壁1より注出口部2を突出させる。
次いで、注出口部2に設けた薄肉の切断用の凹部13より切取部14を切り離すことにより注出口が開口され、容器Aを傾けて注出口より内容物を注出することができる。
また、注出口の開口は、ハサミ等を使って凹部13を切断するようにしてもよい。
飲料液の場合には、注出口に口をつけたり、ストローを差し込み直接吸飲できる。
また、容器自体が薄肉なので、充填口4側より折り曲げていき、内容物を押し出し、注出口より余すことなく注出し利用できる。
注出口を開けた後は、内容物の全てをすぐに使い切るが、使い切れない場合には、注出口を突出したまま、あるいは肩壁面3を下方に反転させて容器Aを正立自立させておく。
また、注出口をクリップ等で封をすることにより、内容物を保管しておくことも可能である。
内容物使用後には、図3に示すように、平面状に折りたたむことができるので、廃棄の際にはコンパクトにでき、ゴミ容量の減量に役立たせることができる。
前記実施形態では、底壁面5に充填口部を設けたが、充填口部をなくして反転可能な底壁面5だけとし、肩壁面3に設けられた注出口により、注出、充填をおこなってもよい。
この場合には、注出口により充填をおこない、充填が終わったら、注出口の先端をヒートシールなどをすることにより密封する。
使用時には、注出口のヒートシール部の下を切断することにより注出口が開口される。
前記実施形態では、容器の横断面形状をほぼ六角形と示したが、胴周壁に対して肩壁面と底壁面を反転させて自立できればよいので、他の多角形、楕円形、円形でも採用することもでき、実施形態の形状に限定されない。
本発明の薄肉容器は、胴周壁の上下が反転可能な肩壁面と底壁面を形成し、肩壁面に注出口、底壁面に充填口を設け、内容物充填後の流通時には、正立、倒立いずれでも自立可能となり、容器の上下方向を気にせず無駄なく函詰め運搬できる。
容器が自立性のある薄肉の容器で、飲料液、食品、その他の液体、洗剤や液体石けん、シャンプー等の容器、洗剤や液体石けん、シャンプー等の詰め替え用容器として使えるばかりではなく、その他の分野の液体やクリーム状、あるいは粉末状やゲル状のものの容器としても利用できる。
ブロー容器の正立時の一部断面正面図である。 ブロー容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は下面図である。 内容物充填前にブロー容器を平面状にした状態の斜視図である。 内容物充填時の容器の斜視図である。 充填口をヒートシールし、容器胴周壁内に反転した状態の容器の斜視図である。 注出口部を突出させる前の容器の斜視図である。
符号の説明
A 容器
1 胴周壁
2 注出口部
3 肩壁面
4 充填口
5 底壁面
6 折り線
7a、7b 壁面
8a、8b、8c、8d 側壁面
9a、9b、15a、15b 台形反転面
10a、10b、10c、10d、16a、16b、16c、16d 反転面
11、12a、12b、12c、17、18a、18b、18c 折り線
13 凹部
14 切取部

Claims (3)

  1. 胴周壁と、胴周壁の上部に連設され、注出口部を突設した反転可能な肩壁面と、
    胴周壁の下部に連設され、反転可能な底壁面とからなることを特徴とする薄肉ブロー容器。
  2. 底壁面に充填口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の薄肉ブロー容器。
  3. 胴周壁が、平行する前後壁面と、該前後壁面の両端に接続し、前後の中央線上で交わる側壁面によって構成される六角形の筒状体からなり、
    肩壁面と底壁面が、胴周壁の前後壁面端縁に接続した台形反転面と、前後の側壁面の端縁に接続した三角形の反転面とを具えており、
    隣り合う各反転面の端縁が折り線により接続され、折り線を山折り、または谷折りすることによって、反転されるようにしたことを特徴とする請求項1、2記載の薄肉ブロー容器。
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