JPH10167286A - スパウト付きガゼット袋 - Google Patents
スパウト付きガゼット袋Info
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- JPH10167286A JPH10167286A JP8334106A JP33410696A JPH10167286A JP H10167286 A JPH10167286 A JP H10167286A JP 8334106 A JP8334106 A JP 8334106A JP 33410696 A JP33410696 A JP 33410696A JP H10167286 A JPH10167286 A JP H10167286A
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- JP
- Japan
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- forming sheet
- spout
- shape
- plate
- folded
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
Abstract
(57)【要約】
【課題】２枚の胴部形成シート表裏面板と２枚の胴部形
成シート左右側面板とスパウトからなるガゼット袋にお
いて、胴部形成シート表裏面板の面積に比して、多量の
内容物が充填可能な且つ安定した自立性を有するスパウ
ト付きガゼット袋の提供にある。 【解決手段】矩形状の胴部形成シート表面板２０と、折
り込み目１０と折り出し目１２を有する胴部形成シート
右側面板２４と胴部形成シート左側面板２６と、前記胴
部形成シート表面板２０と同様の形状を有する胴部形成
シート裏面板２２と、前記胴部形成シート表面板２０と
胴部形成シート裏面板２２の上部にスパウト４を設け、
各シートのシール部にてシールして成るスパウト付きガ
ゼット袋１に於いて、前記胴部形成シート右側面板２４
及び胴部形成シート左側面板２６の折り込み目１０が二
つ以上であるスパウト付きガゼット袋としたものであ
る。
成シート左右側面板とスパウトからなるガゼット袋にお
いて、胴部形成シート表裏面板の面積に比して、多量の
内容物が充填可能な且つ安定した自立性を有するスパウ
ト付きガゼット袋の提供にある。 【解決手段】矩形状の胴部形成シート表面板２０と、折
り込み目１０と折り出し目１２を有する胴部形成シート
右側面板２４と胴部形成シート左側面板２６と、前記胴
部形成シート表面板２０と同様の形状を有する胴部形成
シート裏面板２２と、前記胴部形成シート表面板２０と
胴部形成シート裏面板２２の上部にスパウト４を設け、
各シートのシール部にてシールして成るスパウト付きガ
ゼット袋１に於いて、前記胴部形成シート右側面板２４
及び胴部形成シート左側面板２６の折り込み目１０が二
つ以上であるスパウト付きガゼット袋としたものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟包装材製のスパ
ウト（抽出口栓）付きガゼット袋に関するものであり、
自立性も備えた袋状液体包装容器に関する。
ウト（抽出口栓）付きガゼット袋に関するものであり、
自立性も備えた袋状液体包装容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より清涼飲料水やゼリー飲料などの
液体包装容器（袋）として、軟包装材製のスパウト（抽
出口栓）付きガゼット（ひだ（ｇｕｓｓｅｔ））袋が知
られている。
液体包装容器（袋）として、軟包装材製のスパウト（抽
出口栓）付きガゼット（ひだ（ｇｕｓｓｅｔ））袋が知
られている。
【０００３】従来のスパウト付きガゼット袋の一例とし
て、図５に示すように、胴部形成シート表面板（５０）
と、一つの折り込み目（１０）をもつ矩形状胴部形成シ
ート右側面板（５４）と矩形状胴部形成シート左側面板
（５６）と、矩形状胴部形成シート裏面板（５２）と、
前記矩形状の胴部形成シート表面板（５０）と前記矩形
状の胴部形成シート裏面板（５２）の上部中央の間にス
パウト（４）を備え、前記各四つのシートの各々四辺の
シール辺と、矩形状胴部形成シート表面板（５０）と矩
形状胴部形成シート裏面板（５２）の四つのコーナーに
三角形状のシール部（６）をシールして成るスパウト付
きガゼット袋がある。
て、図５に示すように、胴部形成シート表面板（５０）
と、一つの折り込み目（１０）をもつ矩形状胴部形成シ
ート右側面板（５４）と矩形状胴部形成シート左側面板
（５６）と、矩形状胴部形成シート裏面板（５２）と、
前記矩形状の胴部形成シート表面板（５０）と前記矩形
状の胴部形成シート裏面板（５２）の上部中央の間にス
パウト（４）を備え、前記各四つのシートの各々四辺の
シール辺と、矩形状胴部形成シート表面板（５０）と矩
形状胴部形成シート裏面板（５２）の四つのコーナーに
三角形状のシール部（６）をシールして成るスパウト付
きガゼット袋がある。
【０００４】このスパウト付きガゼット袋は、液体内容
物を充填する以前の矩形状胴部形成シート右側面板（５
４）と矩形状胴部形成シート左側面板（５６）は、折り
込み目（１０）と折り出し目（１２）により折り畳まれ
ていて、袋（容器）全体が偏平な形状となっている。し
たがって袋のみの運搬や保管には嵩張らず、使用後の廃
棄においても廃棄物の減容化にも有用な袋（容器）であ
る。
物を充填する以前の矩形状胴部形成シート右側面板（５
４）と矩形状胴部形成シート左側面板（５６）は、折り
込み目（１０）と折り出し目（１２）により折り畳まれ
ていて、袋（容器）全体が偏平な形状となっている。し
たがって袋のみの運搬や保管には嵩張らず、使用後の廃
棄においても廃棄物の減容化にも有用な袋（容器）であ
る。
【０００５】また、この袋（容器）の上端中央部にスパ
ウト（抽出口栓）（４）を備えたもので、内容物の抽出
に有用なものである。また、このスパウト付きガゼット
袋は、液体内容物を充填することによって、ガゼット袋
の内側から外側に向かって膨らみ、その際に袋左右側面
部のガゼット（ひだ）が折り込み状態から拡張し、水平
方向に角柱状となって自立も可能なようになっている。
ウト（抽出口栓）（４）を備えたもので、内容物の抽出
に有用なものである。また、このスパウト付きガゼット
袋は、液体内容物を充填することによって、ガゼット袋
の内側から外側に向かって膨らみ、その際に袋左右側面
部のガゼット（ひだ）が折り込み状態から拡張し、水平
方向に角柱状となって自立も可能なようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のスパウト付きガゼット袋において、矩形状胴部形成
シート表面板（５０）と矩形状胴部形成シート裏面板
（５２）の面積の割りには、充填される内容物の量が少
ないという問題があり、且つ底面積も小さいので安定し
て自立しにくいという問題があった。
来のスパウト付きガゼット袋において、矩形状胴部形成
シート表面板（５０）と矩形状胴部形成シート裏面板
（５２）の面積の割りには、充填される内容物の量が少
ないという問題があり、且つ底面積も小さいので安定し
て自立しにくいという問題があった。
【０００７】本発明は、かかる従来技術の問題点の解決
するものであり、その課題とするところは、胴部形成シ
ート表裏面板の面積に比して、多量の内容物が充填が可
能で、安定した自立性を有するスパウト付きガゼット袋
の提供にある。
するものであり、その課題とするところは、胴部形成シ
ート表裏面板の面積に比して、多量の内容物が充填が可
能で、安定した自立性を有するスパウト付きガゼット袋
の提供にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項１の発明では、矩形状の
胴部形成シート表面板（２０）と、折り込み目（１０）
と折り出し目（１２）を有する胴部形成シート右側面板
（２４）と胴部形成シート左側面板（２６）と、前記胴
部形成シート表面板（２０）と同様の形状を有する胴部
形成シート裏面板（２２）と、前記胴部形成シート表面
板（２０）と胴部形成シート裏面板（２２）の上部にス
パウト（４）を設け、各シートのシール部にてシールし
て成るスパウト付きガゼット袋（１）に於いて、前記胴
部形成シート右側面板（２４）および胴部形成シート左
側面板（２６）の折り込み目（１０）が二つ以上である
ことを特徴とするスパウト付きガゼット袋（１）とした
ものである。
を達成するために、まず請求項１の発明では、矩形状の
胴部形成シート表面板（２０）と、折り込み目（１０）
と折り出し目（１２）を有する胴部形成シート右側面板
（２４）と胴部形成シート左側面板（２６）と、前記胴
部形成シート表面板（２０）と同様の形状を有する胴部
形成シート裏面板（２２）と、前記胴部形成シート表面
板（２０）と胴部形成シート裏面板（２２）の上部にス
パウト（４）を設け、各シートのシール部にてシールし
て成るスパウト付きガゼット袋（１）に於いて、前記胴
部形成シート右側面板（２４）および胴部形成シート左
側面板（２６）の折り込み目（１０）が二つ以上である
ことを特徴とするスパウト付きガゼット袋（１）とした
ものである。
【０００９】また、請求項２の発明では、前記胴部形成
シート表面板（２０）及び胴部形成シート裏面板（２
２）の矩形状が少なくとも矩形の二つの下部コーナーを
三角形状にカットした六角形状であるスパウト付きガゼ
ット袋としたものである。
シート表面板（２０）及び胴部形成シート裏面板（２
２）の矩形状が少なくとも矩形の二つの下部コーナーを
三角形状にカットした六角形状であるスパウト付きガゼ
ット袋としたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。本発明のスパウト付きガゼット袋（１）は図２に示
すように、矩形状の二つの下部コーナーを三角形状にカ
ットした六角形状の胴部形成シート表面板（２０）と、
折り込み目（１０）と折り出し目（１２）を有する胴部
形成シート右側面板（２４）と胴部形成シート左側面板
（２６）と、前記胴部形成シート表面板（２０）と同様
の形状を有する胴部形成シート裏面板（２２）と、前記
胴部形成シート表面板（２０）と胴部形成シート裏面板
（２２）の上部にスパウト（４）を設け、各シートのシ
ール部にてシールして成るスパウト付きガゼット袋
（１）に於いて、前記胴部形成シート右側面板（２４）
および胴部形成シート左側面板（２６）の折り込み目
（１０）が二つ以上としたスパウト付きガゼット袋
（１）としたもので、内容物の充填前の形状を斜視図で
表したものが図１である。
る。本発明のスパウト付きガゼット袋（１）は図２に示
すように、矩形状の二つの下部コーナーを三角形状にカ
ットした六角形状の胴部形成シート表面板（２０）と、
折り込み目（１０）と折り出し目（１２）を有する胴部
形成シート右側面板（２４）と胴部形成シート左側面板
（２６）と、前記胴部形成シート表面板（２０）と同様
の形状を有する胴部形成シート裏面板（２２）と、前記
胴部形成シート表面板（２０）と胴部形成シート裏面板
（２２）の上部にスパウト（４）を設け、各シートのシ
ール部にてシールして成るスパウト付きガゼット袋
（１）に於いて、前記胴部形成シート右側面板（２４）
および胴部形成シート左側面板（２６）の折り込み目
（１０）が二つ以上としたスパウト付きガゼット袋
（１）としたもので、内容物の充填前の形状を斜視図で
表したものが図１である。
【００１１】さらに詳しくは、図３（ａ）に示すよう
に、胴部形成シート表面板（２０）および胴部形成シー
ト裏面板（２２）は、少なくとも矩形状の二つの下部コ
ーナーをカットした六角形状となっていて、六角形の全
辺がシール辺となり、上部二つのコーナーの三角形状が
上部シール部（６）となっているもので、上部コーナー
を下部コーナーと同様カットした形状で八角形状の胴部
形成シートでもよい。また、図２に示す胴部形成シート
右側面板（２４）と胴部形成シート左側面板（２６）の
折り込み目（１０）が折り畳んだ際に接するようなデザ
インの場合は、胴部形成シート表面板（２０）および胴
部形成シート裏面板（２２）は五角形状または上部コー
ナーをもカットした六角形状とすることもできる。なお
基本的には、この胴部形成シート表面板（２０）と胴部
形成シート裏面板（２２）の形状は矩形状であって、こ
の場合のシール部は四つのコーナーの三角形状となる。
に、胴部形成シート表面板（２０）および胴部形成シー
ト裏面板（２２）は、少なくとも矩形状の二つの下部コ
ーナーをカットした六角形状となっていて、六角形の全
辺がシール辺となり、上部二つのコーナーの三角形状が
上部シール部（６）となっているもので、上部コーナー
を下部コーナーと同様カットした形状で八角形状の胴部
形成シートでもよい。また、図２に示す胴部形成シート
右側面板（２４）と胴部形成シート左側面板（２６）の
折り込み目（１０）が折り畳んだ際に接するようなデザ
インの場合は、胴部形成シート表面板（２０）および胴
部形成シート裏面板（２２）は五角形状または上部コー
ナーをもカットした六角形状とすることもできる。なお
基本的には、この胴部形成シート表面板（２０）と胴部
形成シート裏面板（２２）の形状は矩形状であって、こ
の場合のシール部は四つのコーナーの三角形状となる。
【００１２】このように胴部形成シート表面板（２０）
と胴部形成シート裏面板（２２）の形状のバリエーショ
ンはスパウト付きガゼット袋のデザイン等によって多々
可能であるが、消費者の廃棄物減量効果及びデザイン的
効果からは少なくとも下部コーナーカットが好ましく、
全コーナーカットはより好ましい。また、充填物を充填
した場合の自立性からは少なくとも下部コーナーカット
が好ましい。さらにまた、内容物を充填した場合のデザ
イン上からはコーナーカットで六角形か八角形状が好ま
しい。すなわちコーナーカットで五角形か六角形状（上
部カット有り）では図３（ｂ）に示す折り出し目（１
２）と折り込み目（１０）の間隔即ち折り目の深さ
（Ｆ）が深すぎるため横に膨らみ過ぎてデザイン上好ま
しくないからである。
と胴部形成シート裏面板（２２）の形状のバリエーショ
ンはスパウト付きガゼット袋のデザイン等によって多々
可能であるが、消費者の廃棄物減量効果及びデザイン的
効果からは少なくとも下部コーナーカットが好ましく、
全コーナーカットはより好ましい。また、充填物を充填
した場合の自立性からは少なくとも下部コーナーカット
が好ましい。さらにまた、内容物を充填した場合のデザ
イン上からはコーナーカットで六角形か八角形状が好ま
しい。すなわちコーナーカットで五角形か六角形状（上
部カット有り）では図３（ｂ）に示す折り出し目（１
２）と折り込み目（１０）の間隔即ち折り目の深さ
（Ｆ）が深すぎるため横に膨らみ過ぎてデザイン上好ま
しくないからである。
【００１３】また、図３（ｂ）に示すように、胴部形成
シート左側面板（２６）および胴部形成シート右側面板
（２４）は、矩形状の下端がＷ型になっていて、Ｗ型の
中央山形の頂点から上部に向かって垂直に延びた線が折
り畳んだ時の折り出し目（１２）となり、Ｗ型の二つの
谷部の頂点から上部に向かって垂直に延びた線が折り畳
んだ時の折り込み目（１０）となるものである。なお、
この胴部形成シート右側面板（２４）および胴部形成シ
ート左側面板（２６）の展開図の全辺がシール辺とり、
上部に逆Ｗ型の上の部分が上部シール部（６）となる。
シート左側面板（２６）および胴部形成シート右側面板
（２４）は、矩形状の下端がＷ型になっていて、Ｗ型の
中央山形の頂点から上部に向かって垂直に延びた線が折
り畳んだ時の折り出し目（１２）となり、Ｗ型の二つの
谷部の頂点から上部に向かって垂直に延びた線が折り畳
んだ時の折り込み目（１０）となるものである。なお、
この胴部形成シート右側面板（２４）および胴部形成シ
ート左側面板（２６）の展開図の全辺がシール辺とり、
上部に逆Ｗ型の上の部分が上部シール部（６）となる。
【００１４】胴部形成シート左右側面板の形状は、図３
（ｂ）に示す下部Ｗ型に加え、上部逆Ｗ型でもよく、こ
の際の胴部形成シート表裏面板の形状が全コーナーカッ
トの形状に対応するものであれば消費者の廃棄物減量効
果と上部の膨らみの増大からより好ましいものとなる。
（ｂ）に示す下部Ｗ型に加え、上部逆Ｗ型でもよく、こ
の際の胴部形成シート表裏面板の形状が全コーナーカッ
トの形状に対応するものであれば消費者の廃棄物減量効
果と上部の膨らみの増大からより好ましいものとなる。
【００１５】以上に各シートの形状について述べたが、
特に熱圧着シールによる製袋技術、すなわちシールのし
易さとシール部のピンホール防止効果上から、実質的に
は各シートのシール辺（部）の幅を少なくとも２〜３ｍ
ｍとる必要があることおよび、シール部をシールしてか
ら三角形状にカットするものであることを付加するもの
である。
特に熱圧着シールによる製袋技術、すなわちシールのし
易さとシール部のピンホール防止効果上から、実質的に
は各シートのシール辺（部）の幅を少なくとも２〜３ｍ
ｍとる必要があることおよび、シール部をシールしてか
ら三角形状にカットするものであることを付加するもの
である。
【００１６】次に本発明のスパウト付きガゼット袋と従
来の一例のスパウト付きガゼット袋について、本発明の
第一の課題でもある内容物の充填量をその一例によって
比較検証した。先ず本発明のスパウト付きガゼット袋の
一例に内容物を充填した場合の底面図（底の方から見た
図）を図４（ａ）に示した。これによると、矩形状横の
長さ（Ｅ）をもつ２辺と２倍の折り込み深さ（Ｆ）をも
つ４辺からなるほぼ六角形状となり、その面積はＳの値
によって各角度が異なるため、その面積も異なるもので
ある。
来の一例のスパウト付きガゼット袋について、本発明の
第一の課題でもある内容物の充填量をその一例によって
比較検証した。先ず本発明のスパウト付きガゼット袋の
一例に内容物を充填した場合の底面図（底の方から見た
図）を図４（ａ）に示した。これによると、矩形状横の
長さ（Ｅ）をもつ２辺と２倍の折り込み深さ（Ｆ）をも
つ４辺からなるほぼ六角形状となり、その面積はＳの値
によって各角度が異なるため、その面積も異なるもので
ある。
【００１７】また、従来のスパウト付きガゼット袋の一
例に内容物を充填した場合の底面図を図４（ｂ）に示し
た。比較のため、矩形状横の長さ（Ｅ）、折り込み深さ
（Ｆ）、六角形状底辺の長さ（Ｃ）、三角形状にコーナ
ーカットした辺の長さ（Ｓ）を上記本発明と同値とし
た。これによると、矩形状横の長さ（Ｅ）をもつ２辺と
２倍の折り込み深さ（Ｆ）をもつ２辺からなるほぼ四角
形状となり、その面積は、Ｅ×（２Ｆ）となる。
例に内容物を充填した場合の底面図を図４（ｂ）に示し
た。比較のため、矩形状横の長さ（Ｅ）、折り込み深さ
（Ｆ）、六角形状底辺の長さ（Ｃ）、三角形状にコーナ
ーカットした辺の長さ（Ｓ）を上記本発明と同値とし
た。これによると、矩形状横の長さ（Ｅ）をもつ２辺と
２倍の折り込み深さ（Ｆ）をもつ２辺からなるほぼ四角
形状となり、その面積は、Ｅ×（２Ｆ）となる。
【００１８】この両者の底面積を比較すると本発明のス
パウト付きガゼット袋が明らかに大きいことが検証でき
るものである。すなわち内容物を充填した場合の角柱体
の体積が大きいことになる。
パウト付きガゼット袋が明らかに大きいことが検証でき
るものである。すなわち内容物を充填した場合の角柱体
の体積が大きいことになる。
【００１９】本発明において、袋（容器）やスパウト
（４）に用いる材料は、特に限定されるものではなく、
充填すべき内容物、包装用途に対応して適宜に選定でき
るものであり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体な
ど、あるいはこれらの複合材料などが使用できるもので
ある。例えば充填される内容物がビタミン剤のように外
部の光やガス等によってビタミンが破壊されるのを防ぐ
ため、袋（容器）の材料として、アルミニウム箔を上記
プラスチックフィルムでサンドした積層フィルムを使用
する場合もある。各シートを袋（容器）状とするため、
熱圧着シール法が一般的であって、そのためには、スパ
ウトとともに各シートのシール面は熱可塑性プラスチッ
クの必要性がある。
（４）に用いる材料は、特に限定されるものではなく、
充填すべき内容物、包装用途に対応して適宜に選定でき
るものであり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体な
ど、あるいはこれらの複合材料などが使用できるもので
ある。例えば充填される内容物がビタミン剤のように外
部の光やガス等によってビタミンが破壊されるのを防ぐ
ため、袋（容器）の材料として、アルミニウム箔を上記
プラスチックフィルムでサンドした積層フィルムを使用
する場合もある。各シートを袋（容器）状とするため、
熱圧着シール法が一般的であって、そのためには、スパ
ウトとともに各シートのシール面は熱可塑性プラスチッ
クの必要性がある。
【００２０】また本発明のスパウト付きガゼット袋の用
途は、食品業界での清涼飲料水、ビタミン等栄養剤、ミ
ネラルウォーター、ミルク、食料油類、コーヒーや酒等
嗜好品、お粥等流動食類、化学品業界での各種薬品、液
状洗剤、入浴剤など、あるいは自動車関連業界でのモー
ターオイル、ウオッシャー液、バッテリー液などの液状
またはゼリー状内容物の充填および抽出用として有用な
ものであって、特にゼリー状または液状の飲食料品用途
においては、スパウトのキャップをとり、スパウトに口
を付け、袋を片手で押しながら飲食して、例えば飲食途
中でもキャップを閉めることなく袋を自立させて置き、
再度飲食する場合など自立性の優れた袋は非常に便利な
ものとして有用である。
途は、食品業界での清涼飲料水、ビタミン等栄養剤、ミ
ネラルウォーター、ミルク、食料油類、コーヒーや酒等
嗜好品、お粥等流動食類、化学品業界での各種薬品、液
状洗剤、入浴剤など、あるいは自動車関連業界でのモー
ターオイル、ウオッシャー液、バッテリー液などの液状
またはゼリー状内容物の充填および抽出用として有用な
ものであって、特にゼリー状または液状の飲食料品用途
においては、スパウトのキャップをとり、スパウトに口
を付け、袋を片手で押しながら飲食して、例えば飲食途
中でもキャップを閉めることなく袋を自立させて置き、
再度飲食する場合など自立性の優れた袋は非常に便利な
ものとして有用である。
【００２１】
【発明の効果】本発明のスパウト付きガゼット袋は以上
の構成であるから、下記に示す如き効果がある。すなわ
ち、袋（容器）を形成している胴部形成シート左右側面
板が二つ以上の折り込み目をもった折り畳み状態、具体
的にはＷ型の折り畳み状態となってるので、胴部形成シ
ート表裏面板の面積に比し、内容物充填量を多くするこ
とができ、底面積も大きくなるのでより安定した自立性
をもつ効果がある。
の構成であるから、下記に示す如き効果がある。すなわ
ち、袋（容器）を形成している胴部形成シート左右側面
板が二つ以上の折り込み目をもった折り畳み状態、具体
的にはＷ型の折り畳み状態となってるので、胴部形成シ
ート表裏面板の面積に比し、内容物充填量を多くするこ
とができ、底面積も大きくなるのでより安定した自立性
をもつ効果がある。
【００２２】また、矩形状の胴部形成シート表裏面板の
コーナーを三角形状にカットすることにより、消費者の
廃棄物減量、シール部のピンホール防止効果、デザイン
的効果があり、少なくとも下部コーナーカットでは、自
立性向上の効果が付加されるものである。
コーナーを三角形状にカットすることにより、消費者の
廃棄物減量、シール部のピンホール防止効果、デザイン
的効果があり、少なくとも下部コーナーカットでは、自
立性向上の効果が付加されるものである。
【図１】本発明の一実施の形態を斜視図で表した説明図
である。
である。
【図２】本発明の一実施の形態を示す組み立て全体斜視
図である。
図である。
【図３】（ａ）は、本発明の一実施の形態を示す正面図
である。（ｂ）は、本発明のスパウト付きガゼット袋の
胴部形成シート左右側面板の展開図である。
である。（ｂ）は、本発明のスパウト付きガゼット袋の
胴部形成シート左右側面板の展開図である。
【図４】（ａ）は、本発明の一実施の形態を示す底面図
である。（ｂ）は、従来品の一実施の形態を示す底面図
である。
である。（ｂ）は、従来品の一実施の形態を示す底面図
である。
【図５】従来品の一実施の形態を示す組み立て全体斜視
図である。
図である。
１‥‥スパウト付きガゼット袋 ４‥‥スパウト ４ａ‥‥スパウトキャップ ６‥‥上部シール部 ７‥‥下部シール部 １０‥‥折り込み目 １２‥‥折り出し目 １４‥‥表裏面板のコーナーカット辺 ２０‥‥胴部形成シート表面板 ２２‥‥胴部形成シート裏面板 ２４‥‥胴部形成シート右側面板 ２６‥‥胴部形成シート左側面板 ５０‥‥従来の胴部形成シート表面板 ５２‥‥従来の胴部形成シート裏面板 ５４‥‥矩形状胴部形成シート右側面板 ５６‥‥矩形状胴部形成シート左側面板 Ｃ‥‥六角形状底辺の長さ Ｅ‥‥矩形状横の長さ Ｆ‥‥折り込み深さ Ｓ‥‥三角形状にコーナーカットした辺の長さ
Claims (2)
- 【請求項１】矩形状の胴部形成シート表面板（２０）
と、折り込み目（１０）と折り出し目（１２）を有する
胴部形成シート右側面板（２４）と胴部形成シート左側
面板（２６）と、前記胴部形成シート表面板（２０）と
同様の形状を有する胴部形成シート裏面板（２２）と、
前記胴部形成シート表面板（２０）と胴部形成シート裏
面板（２２）の上部にスパウト（４）を設け、各シート
のシール部にてシールして成るスパウト付きガゼット袋
（１）に於いて、前記胴部形成シート右側面板（２４）
および胴部形成シート左側面板（２６）の折り込み目
（１０）が二つ以上であることを特徴とするスパウト付
きガゼット袋。 - 【請求項２】前記胴部形成シート表面板（２０）及び胴
部形成シート裏面板（２２）の矩形状が少なくとも矩形
の二つの下部コーナーを三角形状にカットした六角形状
である請求項１記載のスパウト付きガゼット袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334106A JPH10167286A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スパウト付きガゼット袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334106A JPH10167286A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スパウト付きガゼット袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10167286A true JPH10167286A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18273599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8334106A Pending JPH10167286A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スパウト付きガゼット袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10167286A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005162283A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチ容器 |
| JP2011068367A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 多室包装袋、及びその製造方法 |
| EP2573004A1 (en) | 2002-04-27 | 2013-03-27 | Smart Bottle, Inc | Gusseted flexible bottle with fitment |
| US20150104120A1 (en) * | 2011-12-16 | 2015-04-16 | Bischof + Klein Gmbh & Co. Kg | Side-gusseted bag made of film |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557822U (ja) * | 1978-06-24 | 1980-01-18 | ||
| JPS5533279U (ja) * | 1978-08-26 | 1980-03-04 | ||
| JPS59153838U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-16 | 大日本印刷株式会社 | ガセツト袋 |
| JPS61146242U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-09 | ||
| JPH0651140U (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-12 | 株式会社細川洋行 | 液体充填容器 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8334106A patent/JPH10167286A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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