JP2005231393A - 洗車機における遮蔽体開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】門型洗車機本体の開口部を開閉する可撓性材料よりなる遮蔽体の下端が下限位置にある時に強風で持ち上がるのを防止する。
【解決手段】遮蔽体25の下部左右端に設けられる被停止部材と、被停止部材141の上昇を制限するように被停止部材と係合し得る制限部材37と、制限部材を、ローラが遮蔽体の巻取り方向に回転しているときに上昇させ、ローラ24が遮蔽体の繰出し方向に回転しているときに下降させる昇降駆動手段とを有し、遮蔽体の下端が下限位置にあるときには制限部材も下限位置に保持されていて被停止部材の上昇を制限し、且つ遮蔽体の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには遮蔽体の下端が錘部材29により垂下するのを許容し、且つ遮蔽体の下端の下降速度が設定値よりも遅れたときは被停止部材を押し下げるように、制限部材の昇降速度及びローラの回転速度と、被停止部材に対する制限部材の相対位置とが設定される。
【選択図】図3
【解決手段】遮蔽体25の下部左右端に設けられる被停止部材と、被停止部材141の上昇を制限するように被停止部材と係合し得る制限部材37と、制限部材を、ローラが遮蔽体の巻取り方向に回転しているときに上昇させ、ローラ24が遮蔽体の繰出し方向に回転しているときに下降させる昇降駆動手段とを有し、遮蔽体の下端が下限位置にあるときには制限部材も下限位置に保持されていて被停止部材の上昇を制限し、且つ遮蔽体の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには遮蔽体の下端が錘部材29により垂下するのを許容し、且つ遮蔽体の下端の下降速度が設定値よりも遅れたときは被停止部材を押し下げるように、制限部材の昇降速度及びローラの回転速度と、被停止部材に対する制限部材の相対位置とが設定される。
【選択図】図3
Description
本発明は、前後を開放した門型の洗車機本体に、車両を洗浄する洗浄手段と、該洗車機本体の開口部を開閉し得る遮蔽体を備えた洗車機における遮蔽体開閉装置に関する。
従来の洗車機において、上記遮蔽体として金属シャッターを装備したものは、特許文献1に示されるように知られており、このものでは、金属シャッターを閉じて、洗浄手段が配置されている洗車機本体内に温風を送り込むことにより、洗車機本体内を保温して洗浄手段の凍結防止を図るようにしているが、金属シャッターを用いるため洗車機の重量増とコスト増を来たす問題があった。
また、従来の洗車機において、洗車機本体の開口部を開閉し得る遮蔽体として、金属シャッターの代わりに可撓性材料よりなる可動カーテンを用い、そのカーテンの上端に取付けたローラを正転又は逆転することにより、カーテンをローラから繰り出したりローラに巻取ったりできるようにしたものが幾つか提案されている。
即ち、特許文献2に示された洗車機では、可動カーテンの下端に錘部材を取付けて、該カーテンの自重と錘部材の重量によりカーテンの下端が垂れ下がるようにしており、また、特許文献3に示された洗車機では、洗車機本体に昇降駆動可能に設けた左右一対の台車に可動カーテンの下端を連結し、ローラの回転と両台車の昇降とを一個の電動機で駆動するようにしている。
特開平10−278753号公報
特開平3−153446号公報
特開平7−69180号公報
ところが特許文献2の洗車機では、可動カーテンの自重と錘部材の重量によりカーテンの下端が垂れ下がるようにしているために、可動カーテンを案内する案内レールに氷が付着したり強風で可動カーテンが案内レールに強く押し付けられたりすると、カーテン下端がスムーズに下降できなくなって可動カーテンが正常に閉じなくなる問題がある。また、この特許文献2の可動カーテンは、その下端が強風で持ち上がり易いため、仮にこの可動カーテンを、特許文献1の洗車機における金属シャッターと置換して洗車機本体内の保温のために使用しようとすると、可動カーテンを閉じて洗車機本体内を保温しているときに、カーテン下端が強風で持ち上がることで保温効果を低下させてしまい、洗浄手段が凍結したり洗車機本体内の暖房コストが増大する等の不都合を生じる虞れがある。
一方、特許文献3の洗車機では、台車により可動カーテンの下端を強制的に昇降させるため、特許文献2の可動カーテンが有する上記問題、不都合を解決する上で有利な構造とはなっているが、ローラが可動カーテンを巻き取るに伴ってローラの巻取り径が大きくなるため、ローラの回転速度が同一でも単位時間当たりの巻取り量が変化する。そこで、その巻取り量の変化によっても可動カーテンに強い引張力が作用するのを防止し且つ可動カーテンの弛みをできるだけ少なくするために、両台車が下限位置から上限位置まで移動する間に両台車が下限位置から上限位置まで移動する距離と同じ長さだけ可動カーテンがローラに巻き取られるようにローラの回転速度と両台車の昇降速度とを設定することが考えられる。
しかしながら、このようにローラの回転速度と両台車の昇降速度とを設定しても、両台車が下限位置と上限位置との中間位置辺りで可動カーテンの弛みが特に大きくなって、可動カーテンを下方へ引張る引張力が小さくなると共にその引張力が可動カーテンの幅方向(洗車機本体の左右方向)で不均一になり、このため、可動カーテンを正常に巻き取ることができなくなって、可動カーテンに異常な引張力が働いてカーテンを傷める問題が生じる虞れがある(即ち、ローラの回転により可動カーテンが予定している巻取り速度で正常に巻き取られるようにするには、可動カーテンを下方に引張る所定の引張力が働き且つその引張力が可動カーテンの幅方向全域にわたり略均一であることが必要であるところ、上述の如く台車の中間位置辺りで可動カーテンの弛みが大きくなって引張力が所定値よりも減少すると、可動カーテンがローラに疎に巻き付いてローラ巻取り径が予定よりも大きくなってしまい、巻取り量が予定よりも増加して可動カーテンに異常な引張力が働くことになる)。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、遮蔽体を可撓性材料より形成しても従来のものの前記問題、不都合を一挙に解決できるようにした、洗車機における遮蔽体開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、門型の洗車機本体に、車両を洗浄する洗浄手段と、該洗車機本体の開口部を開閉し得る可撓性材料よりなる遮蔽体と、この遮蔽体をその上端から巻取り可能なローラとを備え、前記遮蔽体の下端には錘部材が設けられてなる洗車機において、前記遮蔽体の下部左右端にそれぞれ設けられる被停止部材と、この被停止部材に近接配置されて該被停止部材の上昇を制限するように該被停止部材と係合し得る制限部材と、前記洗車機本体に設けられて前記制限部材を、前記ローラが前記遮蔽体の巻取り方向に回転作動しているときに上昇駆動し、また同ローラが前記遮蔽体の繰出し方向に回転作動しているときに下降駆動する昇降駆動手段とを有しており、前記遮蔽体の下端が下限位置にあるときには該制限部材も下限位置に保持されていて前記被停止部材の上昇を制限し、且つ前記遮蔽体の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには該遮蔽体の下端が前記錘部材により垂下するのを許容し、且つまた前記遮蔽体の下端の下降速度が設定値よりも遅れたときは前記被停止部材を強制的に押し下げるように、前記制限部材の昇降速度及び前記ローラの回転速度と、前記被停止部材に対する前記制限部材の相対位置とが設定されることを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1の上記特徴に加えて、前記被停止部材は上下方向に長い長孔を有しており、前記制限部材は前記長孔を貫通する突起部を有しており、その突起部は、前記遮蔽体の下端および前記制限部材の昇降に伴って前記長孔内を上下方向に移動可能であることを特徴とする。
また請求項3の発明は、請求項2の上記特徴に加えて、前記制限部材は、前記長孔から前記突起部が該長孔の開口方向に離脱するのを阻止し得る抜け止め手段を備えることを特徴とする。
また請求項4の発明は、請求項1,2又は3の上記特徴に加えて、前記制限部材がそれの下限位置と上限位置とを往復するときの前記被停止部材のストロークが、該制限部材のストロークよりも小さく設定され、前記ローラの前記巻取り方向への回転により前記被停止部材が上昇する速度は、その上昇途中で前記制限部材の上昇速度よりも遅い状態から速い状態に変化することを特徴とする。
本発明によれば、可撓性材料よりなる遮蔽体の下端が下限位置にあるときには、制限部材で被停止部材の上昇を制限して遮蔽体の下端が上昇しないようにしたので、遮蔽体の下端が強風で持ち上がるのを効果的に防止でき、これにより、例えば遮蔽体を洗車機本体内の保温目的のために設ける場合には保温効果の低下を防止でき、また遮蔽体を洗車機本体内からの洗浄水飛散防止目的のために設ける場合には洗浄水飛散防止効果の低下を防止できる。また、遮蔽体の下端がスムーズに下降しない場合には、制限部材で被停止部材を強制的に押し下げて遮蔽体の下端を強制下降させることができるので、遮蔽体が正常に閉じなくなるのを防止できる。更に上記制限部材は、遮蔽体の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには、該遮蔽体の下端が錘部材により垂下するのを許容して、その錘部材の重量に基づいて該遮蔽体の下端に所定の適正な引張力を働かせることができるので、その引張力により遮蔽体をローラに正常に巻き取らせることができ、従って、遮蔽体が正常に巻き取らない事態の発生を効果的に防止でき、遮蔽体に異常な引張力が作用して遮蔽体を傷めるような不都合を回避できる。
また特に請求項2の発明によれば、被停止部材が上下方向に長い長孔を有する一方、制限部材が該長孔を貫通する突起部を有していて、その突起部が遮蔽体の下端および制限部材の昇降に伴って該長孔内を上下方向に移動可能であるので、それら突起部及び長孔の係合により、長孔の長手方向と直交する方向の被停止部材及び制限部材相互の相対移動を確実に規制でき、制限部材が被停止部材に対し不作用となるのを効果的に防止することができる。
また特に請求項3の発明によれば、制限部材に設けた抜け止め手段により、前記長孔から前記突起部が該長孔の開口方向に離脱するのを阻止できるので、その離脱に因り制限部材が被停止部材に対し不作用となるのを効果的に防止することができる。
また特に請求項4の発明によれば、遮蔽体の下端が上限位置にあるときの遮蔽体下端から装置上端までの上下方向長さを極力短くできるから、装置の小型化に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1〜図7は本発明の第1実施例を示すものであって、図1は洗車機の概略側面図、図2は洗車機の概略正面図(図1の2矢視図)、図3は、図1の2−2線拡大断面図、図4は、図3の4−4線断面図、図5は、図3の5−5線拡大断面図、図6は、制限部材及び被停止部材の各上昇速度の時間変化を示すタイミングチャート、図7は、制限部材及び被停止部材の相対位置関係を概略的に示す説明図であって、(A)は制限部材及び被停止部材が下限位置にあるときのものを、また(B)は中間位置にあるときのものを、さらに(C)は上限位置にあるときのものをそれぞれ示す。
また図8〜図11は、第2実施例の要部を示すものであって、図8は、図3下半分に対応する断面図、図9は、図8の9−9線断面図、図10は、図9の10−10線拡大断面図、図11は、制限部材及び被停止部材の相対位置関係を概略的に示す、図7に対応した説明図である。
先ず、図1〜図7を用いて第1実施例を説明する。
洗車機の洗車機本体1は、車両としての自動車を跨ぎ得る前後開放の門型フレーム2を備えており、この門型フレーム2の左右両側下部にそれぞれ設けた左右一対の前車輪3,3および左右一対の後車輪4,4は、車両の前後方向に沿って延びる左右一対の走行レール5,5上を走行する。前車輪3,3には、門型フレーム2に設けた走行モータ6,6が連結され、この走行モータ6,6を駆動して、門型フレーム2を往復走行させることができる。
門型フレーム2には、車両の車体上面をブラシング洗浄し得る洗浄手段としてのトップブラシ7、車両の車体側面をブラシング洗浄し得る洗浄手段としての左右一対のサイドブラシ8,8、車両の車体上面に乾燥用空気を噴射し得る洗浄手段としてのトップノズル9、車両の車体側面に乾燥用空気を噴射し得る洗浄手段としての左右一対のサイドノズル10,10、車両の車体面に洗浄水を噴射し得る洗浄手段としての洗浄水噴射装置11、車両の車体面に濯ぎ水を噴射し得る洗浄手段としての濯ぎ水噴射装置12が設けられる。更に門型フレーム2には、その内部に温風を供給して前記洗浄手段を保温し凍結防止を図る暖房装置13が設けられている。
門型フレーム2の前面14には、図2において縦線15,16および横線17で囲まれた前面開口18が設けられている。また、門型フレーム2の後面19には、前面開口18と同じ大きさの後面開口20が設けられている。そして、前面開口18には、これを開閉し得る前部開閉装置21が設けられ、後面開口20には、これを開閉し得る後部開閉装置22が設けられている。
前部開閉装置21と後部開閉装置22とは同一の構造であるので、前部開閉装置21について構造を説明する。
門型フレーム2における前面開口18の上部には、その左右方向に延びる水平な支持軸23が回転可能に設けられ、この支持軸23には中空円筒形状をしたローラ24が固定されている。ローラ24には、遮蔽体としての可動カーテン25の上端が固定されており、前記支持軸23には、門型フレーム2に設けたモータ26がチェーン伝動機構よりなる伝動機構27を介して連動連結されている。従って、モータ26を正転駆動することにより可動カーテン25をローラ26に巻取ることができ、またモータ26を逆転駆動することにより可動カーテン25をローラ26より繰り出すことができる。
尚、図示例では、上記モータ26として、不作動時(モータ停止時)にモータ出力軸が自動的にロックされる自己制動機能付きのモータを使用しているが、このような機能を持たないモータを使用し、その出力軸と支持軸23との間をウォームギヤ機構を介して連動連結するようにしてもよい。
可動カーテン25の下端部25Aには、角パイプ28が該下端部25Aと一体に昇降し得るように固定され、その角パイプ28の上面には、その長手方向に沿って延びる角棒29が固定されており、これら角パイプ28と角棒29とは、本発明の錘部材を構成する。そして、角パイプ28と角棒29とは、それらの重量により、可動カーテン25のローラ26から下方に引き出された部分に対し、その略全域に亘り略均等で且つ適切な下向きの引張力を付与することができ、この引張力に基づきモータ26の正転駆動時に可動カーテン25を弛みなく正常に巻き取り可能となっている。
門型フレーム2には、その前面開口18の左右両側部において断面コ字状を成して各々上下方向に延びる左右一対の案内レール30,30が固定されており、その左右の案内レール30,30内に可動カーテン25の左右両側縁25B,25Bおよび角パイプ28の左右両側縁28A,28Aがそれぞれ入り込んでいて、前後方向の移動が規制されるようになっている。
角パイプ28の左右両側縁28A,28Aには、各々上下一対のガイドローラ31,32が、該角パイプ28に固定された上下一対の支持腕を介してそれぞれ取付けられている。図3に示すように、可動カーテン25が角パイプ28の前面28Bに固定されているために、角パイプ28と角棒29の重量により、角パイプ28を反時計方向に回転させようとするモーメントが働き、ガイドローラ31は後側の案内面30Aに接触して昇降し、また、ガイドローラ32は前側の案内面30Bに接触して昇降する。
前面開口18と支持軸23との間には、該支持軸23と平行な回転軸33が門型フレーム2に回転可能に支持されている。そして、回転軸33の両端にそれぞれ固定されたスプロケット34,34と、門型フレーム2の左右両側部の下部にそれぞれ回転可能に支持されたスプロケット35,35とにはチェーン36,36が掛けられており、チェーン36,36の一端は制限部材37,37の上端に接続され、チェーン36,36の他端は制限部材37,37の下端に接続されている。
支持軸23に固定されたスプロケット38と回転軸33に固定されたスプロケット39とにはチェーン40が掛けられており、モータ26の正転駆動により、該チェーン制限部材37,37を上昇させることができ、また、モータ26の逆転駆動により制限部材37,37を下降させることができるようになっている。なお、可動カーテン25の下端部25Aに固定された角パイプ28の昇降速度と制限部材37,37の昇降速度との関係は後述する。
而してモータ26、伝動機構27、支持軸23、スプロケット38、チェーン40、回転軸33、スプロケット39,34,35及びチェーン36は、互いに協働して制限部材37を昇降駆動する本発明の昇降駆動手段Dを構成する。また、モータ26、伝動機構27及び支持軸23は、互いに協働してローラ24に対する回転駆動手段を構成する。
角パイプ28の両側部には、制限部材37,37にそれぞれ近接した位置に被停止部材41,41が固定されており、その被停止部材41,41は、これが制限部材37,37に対し上方への相対移動を制限されるように係合可能であり、その係合部には、次に説明するように上下方向の所定の遊びが設定される。
即ち、その被停止部材41,41には、上下方向に長い長孔42が形成されており、また前記制限部材37,37には、被停止部材41,41との対向面において、突起部としてのピン状の掛部37Aが突設される。この掛部37Aは、前記長孔42を貫通しており、その掛部37Aの遊端には、掛部37Aが長孔42から外れないようにするフランジ状の外れ防止部37Bが設けられ、この外れ防止部37Bは本発明の抜け止め手段を構成する。
このように、掛部37Aは長孔42を貫通しているので、該長孔42の長手方向と直交する方向(図3,図7で左右方向)の、制限部材37,37と被停止部材41,41との相対移動を確実に規制して、制限部材37,37を被停止部材41,41に確実に作用させることができる。また、掛部37Aの遊端に外れ防止部37Bが設けられているので、長孔42から掛部37Aが該長孔42の開口方向、即ち掛部37Aの軸線方向(図3,図7で紙面と直交する方向)に離脱するのを確実に規制して、制限部材37,37を被停止部材41,41に一層確実に作用させることができる。
門型フレーム2の上部には、カーテン上限検出スイッチ43と制限部材下限位置検出スイッチ44とが設けられている。カーテン上限検出スイッチ43は、角パイプ28に設けた作動子45により作動して、角パイプ28が上限位置(図3に二点鎖線で示す位置)に達したことを検出する。制限部材下限位置検出スイッチ44は、左右何れか一方のチェーン36に設けた作動子46により作動して、制限部材37,37が下限位置(図3に実線で示す位置)に達したことを検出する。
そして、モータ26の正転駆動により可動カーテン25が巻き取られ、角パイプ28が下限位置から上昇してカーテン上限検出スイッチ43が作動すると、モータ26の正転駆動が停止され、可動カーテン25の巻き取りが停止して角パイプ28の上昇が停止し、また、モータ26の逆転駆動により可動カーテン25が繰り出され、角パイプ28が上限位置から下降して制限部材下限位置検出スイッチ44が作動すると、モータ26の逆転駆動が停止され、可動カーテン25の繰り出しが停止して角パイプ28の下降が停止するように構成されている。
暖房装置13は、温水循環式ヒータで構成され、トップブラシ7およびサイドブラシ8,8が配置される洗車機本体1内へ温風を送り出し、洗車機本体1内を暖房する。また門型フレーム2の左右両側部には、左右のスプロケット34,35およびチェーン36に洗浄水等が掛かるのを防止する防水カバー47が固設されており、この防水カバー47は、スプロケット34,35およびチェーン36に対応して上下に延びている。
また前記角パイプ28には、これから垂れ下げた遮断板48の上端が固定され、この遮断板48は、可動カーテン25を閉じたときに可動カーテン25と洗車機の設置面との間から外気が洗車機本体1内へ入るのを防止する。そして、可動カーテン25が開いたときに、遮断板48の下端は前面開口18の上端(図2の二点鎖線18で示す位置)とほぼ一致するように設定されている。
門型フレーム2の前面には制御盤49が設けられ、この制御盤49には、洗車機を制御する制御装置50が配置されており、制御盤50の前面には、前部開閉装置21および後部開閉装置22の可動カーテン25を開く開スイッチ51と、可動カーテン25を閉じる閉スイッチ52とが設けられている。
洗車機本体1には、従来普通の洗車機と同様、洗車機本体1の天井面、左右側面、前面開口18を除く前面および後面開口20を除く後面に外板が取付けられていて、外気が洗車機本体1内へ入るのを防止するようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、可動カーテン25の下端部25Aに固定された角パイプ28の昇降速度と制限部材37,37の昇降速度との関係(すなわち、被停止部材41,41の昇降速度と制限部材37,37の昇降速度との関係)について図3,6,7を用いて説明する。
角パイプ28の上昇速度Vpは、ローラ24の回転速度が一定に保たれていても、可動カーテン25がローラ24に巻き付いた回数(従って有効巻取り径)が増加するに伴って増速する。
制限部材37,37と長孔42とは、図3に示すように、制限部材下限位置検出スイッチ44が作動子46により作動して、制限部材37,37が下限位置に停止しているときに、長孔42の下端が掛部37Aの下面に接触するように初期設定される。
そして、モータ26が一定速で回転駆動され、角パイプ28が設定速度で昇降するとした場合に、制限部材37,37の昇降速度Vsは、角パイプ28が下限位置にあるときにモータ26が正転駆動された場合の角パイプ28の最初の速度Vp1から角パイプ28が上限位置に達してモータ26の正転駆動を停止制御する直前の速度Vp2までの平均速度VpAよりも若干速い速度(Vs>VpA)に設定され(すなわち、制限部材37,37が下限位置から上限位置まで上昇移動する間に角パイプ28が上昇移動する距離は、制限部材37,37の下限位置から上限位置までの距離よりも小さく設定され)且つ角パイプ28の上昇速度Vpが上昇途中で制限部材37,37の上昇速度Vsよりも遅い状態から速い状態に変化するように設定されている。
これにより、図7(A)に示すように、制限部材37,37および角パイプ28が共に下限位置にある状態で開スイッチ51が押されると、モータ26が正転駆動され、制限部材37,37および角パイプ28は上昇する。このとき、制限部材37,37の上昇速度Vsは角パイプ28の上昇速度Vpよりも速い(Vs>Vp)ので、上昇当初は、掛部37Aが長孔42の下端から次第に離れる。そして、下限位置と上限位置との中間付近で制限部材37,37の上昇速度Vsと角パイプ28の上昇速度Vpとが同一(Vs=Vp)になり、図7(B)に示すように、掛部37Aから長孔42の下端までの距離(即ち制限部材37と被停止部材41との遊び)は最大になる。
そして、制限部材37,37の上昇速度Vsと角パイプ28の上昇速度Vpとが同一の時点よりも更に角パイプ28が上昇すると、その時点以降は制限部材37,37の上昇速度Vsが角パイプ28の上昇速度Vpよりも遅く(Vs<Vp)なり、掛部37Aは長孔42の下端へ次第に接近する。
そして、角パイプ28が上限位置に達すると、モータ26の駆動は停止され、制限部材37,37および角パイプ28は停止する。このとき、図7(C)に示すように、掛部37Aから長孔42の下端までの距離は、図7(B)に示す距離よりも小さい。また、本実施例では、掛部37Aが長孔42の長手方向中央位置よりも若干下に位置して停止するように、制限部材37,37の昇降速度Vsおよび角パイプ28の昇降速度Vp(従ってローラ24の回転速度)が設定されている。
このように、制限部材37,37の昇降速度Vsと角パイプ28の昇降速度Vp(ローラ24の回転速度)とを設定することにより、角パイプ28が上限位置にあるときの、角パイプ28の下端28Cから前部開閉装置21の上端(この第1実施例では、ローラ24の両側端に設けられた鍔24Aの上端)まで(なお、後部開閉装置22においては、後部開閉装置22の上端まで)の距離L(図3参照)を小さくして前、後部開閉装置、延いては洗車機の小型化に寄与することができる。
また図示例では、図7(B)に示すように、掛部37Aから長孔42の下端までの距離が最大になったときに、掛部37Aと長孔42の上端との間に多少の余裕があるように長孔42の長さが設定されているため、製作誤差等で角パイプ28の速度が設定値よりも若干遅いときに、角パイプ28が可動カーテン25に付与すべき張力が適正値よりも減少するのを未然に防止できる。即ち、掛部37Aから長孔42の下端までの距離が最大になったときに、掛部37Aと長孔42の上端との間に余裕がないと、角パイプ28の速度が設定値よりも若干遅いときは、掛部37Aが長孔42の上端に当って角パイプ28を持ち上げ、同パイプ28が可動カーテン25に与える張力が適正値よりも減少する。
また、図示例では、角パイプ28が上限位置に達したときに、図7(C)に示すように、掛部37Aが長孔42の上下中央位置よりも若干下側で停止させて掛部37Aと長孔42の下端との間に余裕があるように設定されているため、製作誤差等で角パイプ28の速度が設定値よりも若干速いときに、可動カーテン25に与える張力が適正値よりも増加するのを防止できる。即ち、角パイプ28が上限位置に達したときに、掛部37Aと長孔42の下端との間に余裕がないと、角パイプ28の速度が設定値よりも若干速いときは、掛部37Aが長孔42の下端に当って角パイプ28の上昇を抑制し、可動カーテン25に与える張力が適正値よりも増加する。
つぎに、図7(C)に示すように、角パイプ28が上限位置にある状態で閉スイッチ52が押されると、角パイプ28が下降するに伴って、図7(B)に示す状態になり、さらに角パイプ28が下降して下限位置に達し、図7(A)に示す状態で制限部材37,37および角パイプ28の下降は停止する。
この下降のときに、案内レール30,30に氷が付着したり強風で可動カーテン25が案内レール30,30に強く押し付けられたりすることによって角パイプ28がスムーズに下降できないときは、制限部材37と被停止部材41との上下方向の遊び分だけ制限部材37,37の掛部37Aが長孔42内を下降して長孔42の下端に係合した後は、角パイプ28を制限部材37,37で強制的に押し下げることができる。
つぎに、洗車機本体1内を暖房するとき及び洗車を行うときを説明する。
洗車機が待機中であって洗車機本体1内を暖房するときは、閉スイッチ52を押して、前部開閉装置21および後部開閉装置22の可動カーテン25を閉じる。そして、暖房装置13を稼働させて、洗車機本体1内を暖房する。
次に洗車を行うときは、開スイッチ51を押して、前部開閉装置21および後部開閉装置22の可動カーテン25を開ける。そして、可動カーテン25を開けた状態で洗車を行う。
洗車が終わったら、閉スイッチ52を押して、前部開閉装置21および後部開閉装置22の可動カーテン25を閉じる。
以上のように、本実施例によれば、遮蔽体としての可動カーテン25の下端が下限位置にあるときには該制限部材37も下限位置に保持されていて被停止部材41の上昇を制限し、且つ可動カーテン25の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには該カーテン25の下端が錘部材としての角パイプ28と角棒29の重量で垂下するのを許容し、且つまた可動カーテン25の下端の下降速度が設定値よりも遅れたときは被停止部材41を強制的に押し下げるように、制限部材37の昇降速度Vs及び角パイプ28(被停止部材41)の昇降速度Vp(従ってローラ24の回転速度)、並びに、被停止部材41に対する制限部材37の相対位置(特に上下方向の遊び、具体的には掛部37Aと長孔42との間の遊び)が設定されている。
このため、可動カーテン25を閉じた状態にあるとき、すなわち、角パイプ28が下限位置にあるときは、制限部材37,37で角パイプ28が上昇しないように制限できるので、可動カーテン25の下端が強風で持ち上がるのを効果的に防止できる。これにより、可動カーテン25を洗車機本体1内の保温を目的として設ける場合は、その保温効果が低下するのを防止できる。また、可動カーテン25を洗車機本体1内からの洗浄水飛散防止目的のために設ける場合には、その洗浄水飛散防止効果が低下するのを防止できる。
また、強風や凍結の影響等で可動カーテン25の下端がスムーズに下降しないときは、制限部材37,37で角パイプ28を強制的に下降させることができるので、可動カーテン25が正常に閉じなくなるのを未然に確実に防止できる。
また、可動カーテン25の下端が下限位置よりも上方に位置しているときは可動カーテン25の下端を角パイプ28と角棒29との重量により垂下させて可動カーテン25に所定の適切な引張力を各部略均等に働かせることができるので、可動カーテン25を正常に巻き取ることができなくなるのを防止できて、可動カーテン25に異常な引張力が働くのを防止できる。
つぎに図8〜図11を参照して第2実施例を説明する。
第2実施例は、第1実施例の制限部材37,37、被停止部材41,41および防水カバー47が制限部材137,137、被停止部材141,141および防水カバー147に替わっているところが第1実施例と相違し、他は、第1実施例と同じである。
制限部材137,137は、角パイプ28に略沿って延びるピン状の掛部137Aを備えており、この掛部137Aの先端には、図10に示すように、斜め下向きの外れ防止部137Bが設けられている。
被停止部材141,141は、角パイプ28の両側部に固定されており、前記掛部137Aの下降軌跡を横切る帯板状の掛部141Aを備えている。この掛部141Aの先端には、図8に示すように、斜め上向きの外れ防止部141Bが設けられている。
その外れ防止部141Bは、掛部137Aと掛部141Aとが接触したときに、掛部137Aが掛部141Aの先端から外れるのを防止している。また、外れ防止部137Bは、掛部137Aと掛部141Aとが接触したときに、掛部141Aが掛部137Aの先端から外れるのを防止している。
防水カバー147は、第1実施例の防水カバー47と同様に、門型フレーム2の左右両側部に固設されてスプロケット34,35およびチェーン36に対応して上下に延びているが、特にこの実施例では、防水カバー147の先端147Aが、図9に示すように、外れ防止部141Bの先端よりも案内レール30側まで延びていて、掛部137Aの側面に近接対向している。これにより、掛部137Aが外れ防止部141Bよりも反案内レール30側(図9において外れ防止部141Bの先端よりも左側)になるのを防止して、掛部137Aが掛部141Aに作用しなくなるのを確実に防止している。
つぎに第2実施例の作用を説明する。
制限部材137,137の昇降速度Vs及び角パイプ28の昇降速度Vp(ローラ24の回転速度)は、第1実施例における制限部材37,37の昇降速度Vsおよび角パイプ28の昇降速度Vp(ローラ24の回転速度)と同様に設定されている。
制限部材137,137および角パイプ28が下限位置にあるときは、図11(A)に示すように、掛部137Aは、掛部141Aに接触した状態にある。
制限部材37,37および角パイプ28が下限位置から上昇して、制限部材137,137の上昇速度Vsと角パイプ28の上昇速度Vpとが同一になると、図11(B)に示すように、掛部137Aから掛部141Aまでの距離は最大になる。
制限部材37,37および角パイプ28が上限位置に達すると、図11(C)に示すように、掛部137Aから掛部141Aまでの距離は、図11(B)に示す距離よりも小さくなる。
制限部材37,37および角パイプ28が下降するときは、図11(C)に示す状態から図11(B)に示す状態になり、それらが下限位置に達すると、図11(A)に示す状態になる。
本第2実施例も第1実施例と同様に、可動カーテン25を閉じた状態にあるとき、すなわち、角パイプ28が下限位置にあるときは、制限部材137,137で角パイプ28が上昇しないように制限できるので、可動カーテン25の下端が強風で持ち上がるのを効果的に防止できる。これにより、可動カーテン25を洗車機本体1内の保温を目的として設ける場合は、その保温効果が低下するのを防止できる。また、可動カーテン25を洗車機本体1内からの洗浄水飛散防止目的のために設ける場合には、その洗浄水飛散防止効果が低下するのを防止できる。
また、強風や凍結の影響等で可動カーテン25の下端がスムーズに下降しないときは、制限部材137,137で角パイプ28を強制的に下降させることができるので、可動カーテン25が正常に閉じなくなるのを未然に確実に防止できる。
また、可動カーテン25の下端が下限位置よりも上方に位置しているときは 可動カーテン25の下端を角パイプ28と角棒29との重量により垂下させて可動カーテン25に所定の適切な引張力を各部略均等に働かせることができるので、可動カーテン25を正常に巻き取ることができなくなるのを防止できて、可動カーテン25に異常な引張力が働くのを防止できる。
また、制限部材137,137の昇降速度Vsと角パイプ28の昇降速度Vp(ローラ24の回転速度)とを前記のように設定することにより、角パイプ28が上限位置にあるときの、角パイプ28の下端28Cから前部開閉装置21の上端(この第2実施例では、ローラ24の両側端に設けられた鍔24Aの上端)まで(なお、後部開閉装置22においては、後部開閉装置22の上端まで)の距離L(図3参照)を小さくして前、後部開閉装置、延いては洗車機の小型化に寄与することができる。
以上、本発明による洗車機における遮蔽体開閉装置の実施例を詳説したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
例えば、前記実施例では、洗車機として、門型の洗車機本体1が停止車両に対し往復移動して洗車を行う移動式洗車機を示したが、本発明は、門型の洗車機本体1を設置面に固定し、この固定フレームに対し車両を移動させて洗車を行う固定式洗車機に適用してもよい。
また前記実施例では、遮蔽体としての可動カーテン25を洗車機本体1内の保温のために用いるものを示したが、本発明では、遮蔽体を洗車機本体内から洗浄水が飛散するのを防止するために用いるようにした洗車機に実施してもよい。
また前記実施例では、ローラ24の回転駆動手段と制限部材37の昇降駆動手段Dとして、共通の駆動源(即ちモータ26)を用いてコスト節減を図るようにしたものを示したが、本発明では、ローラと制限部材を別々の駆動源で駆動するようにしてもよい。
D 昇降駆動手段
1 洗車機本体
7 トップブラシ(洗浄手段)
8 サイドブラシ(洗浄手段)
9 トップノズル(洗浄手段)
10 サイドノズル(洗浄手段)
11 洗浄水噴射装置(洗浄手段)
12 濯ぎ水噴射装置(洗浄手段)
24 ローラ
25 可動カーテン(遮蔽体)
28 角パイプ(錘部材)
29 角棒(錘部材)
37 制限部材
37A 掛部(突起部)
37B 外れ防止部(抜け止め手段)
41 被停止部材
42 長孔
137 制限部材
141 被停止部材
1 洗車機本体
7 トップブラシ(洗浄手段)
8 サイドブラシ(洗浄手段)
9 トップノズル(洗浄手段)
10 サイドノズル(洗浄手段)
11 洗浄水噴射装置(洗浄手段)
12 濯ぎ水噴射装置(洗浄手段)
24 ローラ
25 可動カーテン(遮蔽体)
28 角パイプ(錘部材)
29 角棒(錘部材)
37 制限部材
37A 掛部(突起部)
37B 外れ防止部(抜け止め手段)
41 被停止部材
42 長孔
137 制限部材
141 被停止部材
Claims (4)
- 門型の洗車機本体に、車両を洗浄する洗浄手段と、該洗車機本体の開口部を開閉し得る可撓性材料よりなる遮蔽体と、この遮蔽体をその上端から巻取り可能なローラとを備え、前記遮蔽体の下端には錘部材が設けられてなる洗車機における遮蔽体開閉装置において、 前記遮蔽体の下部左右端にそれぞれ設けられる被停止部材と、
この被停止部材に近接配置されて該被停止部材の上昇を制限するように該被停止部材と係合し得る制限部材と、
前記洗車機本体に設けられて前記制限部材を、前記ローラが前記遮蔽体の巻取り方向に回転作動しているときに上昇駆動し、また同ローラが前記遮蔽体の繰出し方向に回転作動しているときに下降駆動する昇降駆動手段とを有しており、
前記遮蔽体の下端が下限位置にあるときには該制限部材も下限位置に保持されていて前記被停止部材の上昇を制限し、且つ前記遮蔽体の下端が下限位置よりも上方に位置しているときには該遮蔽体の下端が前記錘部材により垂下するのを許容し、且つまた前記遮蔽体の下端の下降速度が設定値よりも遅れたときは前記被停止部材を強制的に押し下げるように、前記制限部材の昇降速度及び前記ローラの回転速度と、前記被停止部材に対する前記制限部材の相対位置とが設定されることを特徴とする、洗車機における遮蔽体開閉装置。 - 前記被停止部材は上下方向に長い長孔を有しており、前記制限部材は前記長孔を貫通する突起部を有しており、その突起部は、前記遮蔽体の下端および前記制限部材の昇降に伴って前記長孔内を上下方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の洗車機における遮蔽体開閉装置。
- 前記制限部材は、前記長孔から前記突起部が該長孔の開口方向に離脱するのを阻止し得る抜け止め手段を備えることを特徴とする、請求項2に記載の洗車機における遮蔽体開閉装置。
- 前記制限部材がそれの下限位置と上限位置とを往復するときの前記被停止部材のストロークが、該制限部材のストロークよりも小さく設定され、前記ローラの前記巻取り方向への回転により前記被停止部材が上昇する速度は、その上昇途中で前記制限部材の上昇速度よりも遅い状態から速い状態に変化することを特徴とする、請求項1,2または3に記載の洗車機における遮蔽体開閉装置。
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---|---|---|---|
JP2004039676A JP2005231393A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 洗車機における遮蔽体開閉装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009040169A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Daifuku Co Ltd | 洗車機 |
EP2380789A1 (en) * | 2010-04-23 | 2011-10-26 | Carlo Sesia | Car-washing portal |
-
2004
- 2004-02-17 JP JP2004039676A patent/JP2005231393A/ja active Pending
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