JP5137645B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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この発明は、エレベータ装置に関し、特に敷居の敷居溝内に異物が挟まれないエレベータ装置に関するものである。
敷居溝内への異物の混入を未然に防止して、異物により戸の開閉ができなくなるのを防止するために、一方の戸の下端部にゴムベルト等からなる閉塞帯の一端部を固定するとともに、この閉塞帯を他方の戸の下端部の滑車に巻き掛けて、戸開時に敷居溝内に閉塞帯を敷設して敷設溝を閉塞するようにし、また、滑車に巻き掛けられた閉塞帯の他端部には、重りを吊り下げて、閉塞帯に張力を与えるとともに、戸閉時に重りの重量により閉塞帯を戸側へ収納するようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−56377号公報
しかし、特許文献1のように、戸開時に敷居溝内に閉塞帯を敷設して敷居溝を閉塞したときに閉塞帯の上に異物が載ると、戸閉時重りの重量により閉塞帯を戸側に収納するとき、滑車と閉塞帯との間で異物を噛み込み、閉塞帯が収納されずに戸の移動を妨げるという問題がある。
この発明の目的は、戸の移動を案内する敷居溝の中に異物が入り込まないように敷居溝を閉塞する閉塞帯がスムーズに収納されるエレベータ装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ装置は、敷居の敷居溝に案内されながら開閉される戸を備えるエレベータ装置において、戸開時に出入口の敷居溝内に敷設され上記敷居溝を閉塞する帯状の閉塞帯と、上記閉塞帯が巻き掛けられた滑車と、上記閉塞帯の端部に吊り下げられ、戸開時に上記閉塞帯に張力を与えるとともに、戸閉時にはその重量により上記閉塞帯を上記滑車側に収納する重りと、出入口の敷居溝内に敷設された上記閉塞帯を収納するとき上記閉塞帯の上面を清掃する清掃手段と、を備え、上記清掃手段は、上記戸の移動方向に対して傾くように前記戸に設けられた回転軸と、上記回転軸を中心に回転する回転板とを有した清掃用回転ブラシであり、上記回転板は、上記戸が移動するときに、上記閉塞帯との間で働く摩擦力により回転して、上記閉塞帯の上面を掃く
この発明に係るエレベータ装置の効果は、戸開時に出入口の敷居溝内に敷設され敷居溝を閉塞する帯状の閉塞帯と、閉塞帯が巻き掛けられた滑車と、閉塞帯の端部に吊り下げられ且つ戸開時に閉塞帯に張力を与えるとともに戸閉時にはその重量により閉塞帯を滑車側に収納する重りと、出入口の敷居溝内に敷設された閉塞帯を収納するとき閉塞帯の上面を清掃する清掃用回転ブラシと、を備えるので、閉塞帯を戸内に収納するとき閉塞帯の上面には異物がなく、閉塞帯とガイドプーリーおよび閉塞帯と滑車の間に異物を噛み込むことがなくなることである。
図1は、この発明の実施の形態に係るエレベータ装置の乗りカゴの戸の正面図である。なお、図1の戸は全閉位置に位置しており、戸の内部が分かるように一方のパネルを取り除いて図示している。図2は、この発明の実施の形態に係る戸の内部に配備されたガイドプーリーおよび清掃用回転ブラシを上方から見た図である。
この発明の実施の形態に係るエレベータ装置は、敷居溝3が設けられたそれぞれの敷居2に水平移動が案内されるエレベータの乗りカゴの戸1および各乗場の戸を具備している。なお、以下の説明では、エレベータの乗りカゴの戸1に関わる内容について説明するが、各乗場の戸に関わる内容も同様であるので説明は省略する。また、両開き戸である戸1a、1bに関して説明するが、片開き戸である戸1であっても同様に適用することができる。
そして、この発明の実施の形態に係るエレベータ装置は、図1に示すように、戸開時に出入口の敷居溝3内に敷設され敷居溝3を閉塞する帯状の閉塞帯13、閉塞帯13を敷居溝3内に案内するガイドプーリー11、12、閉塞帯13が巻き掛けられた滑車15、閉塞帯13の端部に吊り下げられ且つ戸開時に閉塞帯13に張力を与えるとともに戸閉時にはその重量により閉塞帯13を滑車15側に収納する重り17、および、出入口の敷居溝3内に敷設された閉塞帯13を収納するとき閉塞帯13の上面を清掃する清掃手段としての清掃用回転ブラシ18を備える。
一方の戸1aの下端部には、回転自在のガイドプーリー11が取り付けられており、このガイドプーリー11の下端部は敷居溝3内に位置している。また、戸1aのガイドプーリー11の上端部よりは上方には、固定部材14が設けられている。
他方の戸1bの下端部には、回転自在のガイドプーリー12が取り付けられており、このガイドプーリー12の下端部は敷居溝3内に位置している。また、戸1bの上部には、回転自在の滑車15が取り付けられている。また、戸1bには重りの昇降をガイドする重りガイド16が設けられている。
固定部材14には、ゴムベルトからなる閉塞帯13の一端部が固定されている。この閉塞帯13は、ガイドプーリー11に巻き掛けられて敷居溝3内に敷設され、さらにガイドプーリー12に巻き掛けられて上方に引き上げられ、滑車15に巻き掛けられて下方に延ばされる。そして、下方に延ばされた閉塞帯13の他端部には、重り17が吊り下げられており、これにより閉塞帯13に張力が与えられている。
清掃用回転ブラシ18は、図2に示すように、戸1bに固定された軸受5a、5bに回転自在に支持された回転軸19と、回転軸19に固定された回転板20と、を有する。
回転軸19は、敷居2の縁6に平行且つ戸1bの移動方向に対して傾いて戸1bに回転自在に支持されている。
回転板20の周側面には樹脂繊維が植毛されており、回転板20が戸1bが移動するときに移動する回転板20と閉塞帯13との間で働く摩擦力により回転板20が回転し、閉塞帯13の表面を掃きながら進む。
次に、動作について説明する。
図1に示す全閉状態の戸1a、1bが開き始めると、一方の戸1aの固定部材14で戸1aに固定された閉塞帯13がガイドプーリー12および滑車15によるガイドで戸1b側から引き出され、重り17による張力を保ちながら出入口の敷居溝3を閉塞する。そして、戸1a、1bが全開状態まで開かれると、図3に示すように、敷居溝3の出入口に現れる箇所は閉塞帯13により閉塞されている。
一方、図3に示すように全開状態の戸1a、1bが閉まり始めると、閉塞帯13はガイドプーリー12および滑車15によるガイド及び重り17の重力により戸1b側に収納されていく。
このように戸1a、1bが開閉すると閉塞帯13が敷居溝3内に敷設されたり、敷居溝3内から戸1b内に収納されたりする。このとき清掃用回転ブラシ18の回転板20が戸1bの移動にともない閉塞帯13の上面に接しながら回転し、閉塞帯13の上面に異物があれば異物を掃いて閉塞帯13を清掃する。
この発明の実施の形態に係るエレベータ装置は、戸開時に出入口の敷居溝3内に敷設され敷居溝3を閉塞する帯状の閉塞帯13と、閉塞帯13が巻き掛けられた滑車15と、閉塞帯13の端部に吊り下げられ且つ戸開時に閉塞帯13に張力を与えるとともに戸閉時にはその重量により閉塞帯を滑車側に収納する重り17と、出入口の敷居溝3内に敷設された閉塞帯13を収納するとき閉塞帯13の上面を清掃する清掃用回転ブラシ18と、を備えるので、閉塞帯13を戸1b内に収納するとき閉塞帯13の上面には異物がなく、閉塞帯13とガイドプーリー12および閉塞帯13と滑車15の間に異物を噛み込むことがなくなる。
また、清掃用回転ブラシ18では、戸1bの移動方向に対して回転軸19が傾いており、回転軸19に固定された回転板20が閉塞帯13の上面を閉塞帯13の長手方向に対して斜め方向に掃くので、回転板20が閉塞帯13との間での摩擦力により回転するとともに異物を閉塞帯13の側に掃き払うことができる。
この発明の実施の形態に係るエレベータ装置の乗りカゴの全閉位置に位置する戸の正面図である。 この発明の実施の形態に係る戸の内部に配備されたガイドプーリーおよび清掃用回転ブラシを上方から見た図である。 この発明の実施の形態に係るエレベータ装置の乗りカゴの全開位置に位置する戸の正面図である。
符号の説明
1、1a、1b 戸、2 敷居、3 敷居溝、5a、5b 軸受、6 (敷居の)縁、11、12 ガイドプーリー、13 閉塞帯、14 固定部材、15 滑車、16 重りガイド、17 重り、18 清掃用回転ブラシ、19 回転軸、20 回転板。

Claims (1)

  1. 敷居の敷居溝に案内されながら開閉される戸を備えるエレベータ装置において、
    戸開時に出入口の敷居溝内に敷設され上記敷居溝を閉塞する帯状の閉塞帯と、
    上記閉塞帯が巻き掛けられた滑車と、
    上記閉塞帯の端部に吊り下げられ、戸開時に上記閉塞帯に張力を与えるとともに、戸閉時にはその重量により上記閉塞帯を上記滑車側に収納する重りと、
    出入口の敷居溝内に敷設された上記閉塞帯を収納するとき上記閉塞帯の上面を清掃する清掃手段と、
    を備え
    上記清掃手段は、上記戸の移動方向に対して傾くように前記戸に設けられた回転軸と、上記回転軸を中心に回転する回転板とを有した清掃用回転ブラシであり、
    上記回転板は、上記戸が移動するときに、上記閉塞帯との間で働く摩擦力により回転して、上記閉塞帯の上面を掃くことを特徴とするエレベータ装置。
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