JP2005231098A - 画像編集装置及び画像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一の被印刷媒体中に材質が異なる部分が存在する場合にも、適切なインク吐出量になるように制御すること。
【解決手段】 印刷対象となる入力画像データを表示し(S52)、その画像中でインクの吐出量レベルを指定したい領域を利用者に指定させる。領域が確定したら(S56:YES)、インク吐出量指定画面を表示し(S58)、デフォルトレベルからレベルの変更指定があれば(S60:YES)、指定されたレベルの吐出量をその領域の位置情報とともにRAMの吐出量記憶エリアに記憶する(S62)。印刷データ作成の際には、この記憶された吐出量レベルに対応するカラー変換テーブルを参照し、カラー値の変換を実行して印刷データを生成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、布帛用インクジェットプリンタの印刷データを作成する画像編集装置及び画像編集方法に関するものである。
一般に、紙を被印刷媒体としてインクジェットプリンタにより印刷を実行する場合、被印刷媒体におけるインク浸透性は全体にほぼ均一である。これに対し、布帛にインクジェットプリンタを用いて印刷を実行する場合は、布帛の種類によりインク浸透性が異なる。従って、常に適切な品質で印刷を行なおうとすると、布帛の種類に応じてインクの吐出量を変化させる必要がある。
例えば、特許文献1に記載された画像記録装置では、記録すべき濃度の大小に対応する画像データの大きさと記録ドット数との関係が複数の布帛の種類に応じて異なるように規定された複数のテーブルの中から、これから記録を行なおうとする布帛の種類に対応して選択されたテーブルに基づいて、記録すべき濃度の大小に対応する画像データの大きさに応じた記録ドット数を求め、記録ヘッドを駆動して布帛に階調を有する画像の記録を行なわせるようにしている。
また、特許文献2に記載された印刷装置及び印刷方法では、インクの定着性の異なる多種多様の印刷媒体に対して、インクの定着性に関する情報に基づいて、インクヘッド待機時間を制御して主走査を行い、インクの定着を待ちながらインクドットの形成を行なうようにしている。ここでは、インクの定着性に関する情報として、印刷媒体に対するインクの浸透性に関する情報を用いている。
また、特許文献3に記載されたインクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法では、複数種類の繊維種からなる布帛に対する捺染を行なう場合に、プリント媒体におけるインクの発色特性を各構成材料に応じて適切なものとするため、画像処理パラメータを、プリント媒体を構成する各構成材料の画像処理パラメータとその構成比率に基づいて求めるようにしている。
特許第3100790号公報 特開2000−343687号公報 特開平8−242386号公報
しかしながら、上記先行技術文献に記載の方法は、いずれも布帛の種類に応じて適切な印刷が行なわれるようにしているが、被印刷媒体である布帛自体は均一の材質で構成されていることを前提としているため、布帛中に模様織りが存在したり、刺繍やパッチワークを施したことによる素材の変化があり、それぞれの素材によってインク浸透性が異なるような場合には対応していなかった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、同一の被印刷媒体中に材質が異なる部分が存在する場合にも、適切なインク吐出量になるように制御することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の画像編集装置は、インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛に印刷を行なうインクジェットプリンタ用の印刷データを作成する画像編集装置において、入力された入力画像データを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された入力画像データの特定領域を指定する領域指定手段と、当該領域指定手段により指定された特定領域に対する前記インクジェットヘッドからのインク吐出量を指定する吐出量指定手段と、当該吐出量指定手段により指定されたインク吐出量を記憶する吐出量記憶手段と、当該吐出量記憶手段に記憶されたインク吐出量に基づき、前記特定領域の印刷データを作成する印刷データ作成手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の画像編集装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記布帛が、異なるインク浸透性を有する複数の領域からなり、前記領域指定手段は、当該複数の領域のうちの一領域に対応する入力画像データの部分を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の画像編集装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記複数の領域が、異なる材質により構成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の画像編集装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記複数の領域が、異なる表面状態を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の画像編集装置は、請求項1乃至4に記載の発明の構成に加え、前記布帛の表面を読取画像データとして読み取る読取手段と、当該読取手段で読み取った読取画像データを前記入力画像データに重ねて前記表示手段に表示させる画像表示制御手段とを備え、前記領域指定手段は、当該画像表示制御手段により前記表示手段に表示された前記読取画像データを参照して、前記入力画像データの一領域を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の画像編集装置は、請求項1乃至5に記載の発明の構成に加え、前記布帛に対し所定の図柄の刺繍を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成手段を備え、前記領域指定手段は、当該刺繍データ作成手段が作成した刺繍データ領域に対応する前記入力画像データの領域を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の画像編集装置は、請求項1乃至6に記載の発明の構成に加え、前記インクジェットヘッドからのインク吐出量に対応する複数のカラー変換テーブルを記憶したカラー変換テーブル記憶手段と、前記吐出量指定手段により指定されたインク吐出量に対応するカラー変換テーブルを当該カラー変換テーブル記憶手段から選択する選択手段とを備え、前記印刷データ作成手段は、当該選択手段により選択されたカラー変換テーブルに基づき、前記入力画像データのカラー変換を行なって印刷データを作成することを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載の画像編集方法は、インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛に印刷を行なうインクジェットプリンタ用の印刷データを作成する画像編集方法において、入力された入力画像データを表示する表示工程と、当該表示工程において表示された入力画像データの特定領域を指定する領域指定工程と、当該領域指定工程において指定された特定領域に対する前記インクジェットヘッドからのインク吐出量を指定する吐出量指定工程と、当該吐出量指定工程において指定されたインク吐出量を記憶する吐出量記憶工程と、当該吐出量記憶工程において記憶されたインク吐出量に基づき、前記特定領域の印刷データを作成する印刷データ作成工程とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項9に記載の画像編集方法は、請求項8に記載の発明の構成に加え、前記布帛が、異なるインク浸透性を有する複数の領域からなり、前記領域指定工程では、当該複数の領域のうちの一領域に対応する入力画像データの部分を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項10に記載の画像編集方法は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記複数の領域が、異なる材質において構成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項11に記載の画像編集方法は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記複数の領域が、異なる表面状態を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項12に記載の画像編集方法は、請求項8乃至11に記載の発明の構成に加え、前記布帛の表面を読取画像データとして読み取る読取工程と、当該読取工程で読み取った読取画像データを前記入力画像データに重ねて表示させる画像表示制御工程とを備え、前記領域指定工程では、当該画像表示制御工程において表示された前記読取画像データを参照して、前記入力画像データの一領域を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項13に記載の画像編集方法は、請求項8乃至12に記載の発明の構成に加え、前記布帛に対し所定の図柄の刺繍を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成工程を備え、前記領域指定工程では、当該刺繍データ作成工程において作成された刺繍データ領域に対応する前記入力画像データの領域を特定領域として指定することを特徴とする。
また、本発明の請求項14に記載の画像編集方法は、請求項8乃至13に記載の発明の構成に加え、前記インクジェットヘッドからのインク吐出量に対応する複数のカラー変換テーブルを記憶するカラー変換テーブル記憶工程と、前記吐出量指定工程において指定されたインク吐出量に対応するカラー変換テーブルを、当該カラー変換テーブル記憶工程において記憶された前記複数のカラー変換テーブルから選択する選択工程とを備え、前記印刷データ作成工程では、当該選択工程において選択されたカラー変換テーブルに基づき、前記入力画像データのカラー変換を行なって印刷データを作成することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の画像編集装置によれば、入力画像データ中の特定の領域を指定し、その特定領域についてインク吐出量を指定して印刷データを作成するので、同一の印刷データ内においてインクの吐出量を変更した部分(領域)を設け、被記録媒体のインク浸透性の変化に対応させたり、印刷後の画質の変化をつけたりすることができる。
また、請求項2に記載の画像編集装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、インクの浸透性や色の再現性が異なる同一の被記録媒体に、同一の画質で一度に印刷できる。
また、請求項3に記載の画像編集装置によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、パッチワーク、アップリケ、刺繍等の異なる複数の材質からなる場合にも、材質のインク浸透性に適したインク吐出量を設定できる。
また、請求項4に記載の画像編集装置によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、被記録媒体が、刺繍、糸の太さの差、模様織り等により表面状態が変化している場合にも、表面状態のインク浸透性に適したインク吐出量を設定できる。
また、請求項5に記載の画像編集装置によれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加え、被記録媒体を読取手段で読み取って材質や表面状態を確認できるようにした上でインク吐出量を制御する領域を指定するので、領域の指定操作がしやすい。
また、請求項6に記載の画像編集装置によれば、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加え、刺繍データと印刷データを同時に作成する場合は、その他の部分とインク浸透性が異なる刺繍領域をインク吐出量を制御する領域とすれば、読取手段で読み取ったり、目視で布帛の状態を確認して指定する手間がかからない。
また、請求項7に記載の画像編集装置によれば、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加え、インク吐出量のレベルに合わせたカラー変換テーブルを複数用意し、吐出量に合わせたカラー変換テーブルを選択し、カラー変換を実行することによりインク吐出量を制御するので、周知のカラー変換方法を用いてインク吐出量を制御することで、にじみのない適切な色を再現させることができる。
本発明の請求項8に記載の画像編集方法によれば、入力画像データ中の特定の領域を指定し、その特定領域についてインク吐出量を指定して印刷データを作成するので、同一の印刷データ内においてインクの吐出量を変更した部分(領域)を設け、被記録媒体のインク浸透性の変化に対応させたり、印刷後の画質の変化をつけたりすることができる。
また、請求項9に記載の画像編集方法によれば、請求項8に記載の発明の効果に加え、インクの浸透性や色の再現性が異なる同一の被記録媒体に、同一の画質で一度に印刷できる。
また、請求項10に記載の画像編集方法によれば、請求項9に記載の発明の効果に加え、パッチワーク、アップリケ、刺繍等の異なる複数の材質からなる場合にも、材質のインク浸透性に適したインク吐出量を設定できる。
また、請求項11に記載の画像編集方法によれば、請求項9に記載の発明の効果に加え、被記録媒体が、刺繍、糸の太さの差、模様織り等により表面状態が変化している場合にも、表面状態のインク浸透性に適したインク吐出量を設定できる。
また、請求項5に記載の画像編集装置によれば、請求項8乃至11のいずれかに記載の発明の効果に加え、被記録媒体を読取手段で読み取って材質や表面状態を確認できるようにした上でインク吐出量を制御する領域を指定するので、領域の指定操作がしやすい。
また、請求項6に記載の画像編集装置によれば、請求項8乃至12のいずれかに記載の発明の効果に加え、刺繍データと印刷データを同時に作成する場合は、その他の部分とインク浸透性が異なる刺繍領域をインク吐出量を制御する領域とすれば、読取手段で読み取ったり、目視で布帛の状態を確認して指定する手間がかからない。
また、請求項7に記載の画像編集装置によれば、請求項8乃至13のいずれかに記載の発明の効果に加え、インク吐出量のレベルに合わせたカラー変換テーブルを複数用意し、吐出量に合わせたカラー変換テーブルを選択し、カラー変換を実行することによりインク吐出量を制御するので、周知のカラー変換方法を用いてインク吐出量を制御することで、にじみのない適切な色を再現させることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明を適用した画像編集装置1の構成について図1〜図3を参照して説明する。図1は、画像編集装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2は、RAM22の構成を示す模式図である。図3は、カラー変換テーブル記憶エリア32に記憶されたカラー変換テーブルの構成を示す模式図である。
図1に示すように、画像編集装置1は、周知のパーソナルコンピュータから構成されており、画像編集装置1の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、BIOS等を記憶したROM21と、各種のデータを一時的に記憶するRAM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス40とが接続されている。I/Oインタフェイス40には、文字や画像等を表示する表示手段であるディスプレイ24と、各種のキーから入力を行なうキーボード26と、画面上の任意の場所をポイントするためのマウス28と、印刷データに基づいて布帛に印刷を実行するインクジェットプリンタ50と、インクジェットプリンタ50のプラテン(図示外)上に載置された布帛の表面の読み取りを行なう読取手段であるスキャナ52と、ハードディスク装置30とが接続されている。ハードディスク装置30は、CPU20で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア31、カラー変換テーブルを記憶したカラー変換テーブル記憶エリア32を有している。
また、図2に示すように、RAM22には、生成された印刷データを一時的に記憶する印刷データ記憶エリア221と、利用者により予め用意された任意の入力画像を入力画像データとして記憶する入力画像データ記憶エリア222と、スキャナ52により読み取った画像を画像データとして記憶する読取画像データ記憶エリア223と、画像データの指定領域に対して指定されたインク吐出量を一時的に記憶する吐出量記憶エリア224とが設けられている。また、RAM22には、図示外の各種記憶エリアが設けられている。
次に、図3に示すように、カラー変換テーブル記憶エリア32には、入力画像データの有する画素毎のRGBでのカラー値を、インクジェットプリンタ50での出力に使用するCMYKでのカラー値に変換するためのカラー変換テーブルが記憶されている。本実施形態では、このカラー変換テーブルは、インク吐出量レベル毎に構成されており、レベル欄3221,入力RGB欄3222,出力CMYK欄3223からなっている。利用者によりインク吐出量レベルが指定されている場合には、その指定されたレベルのカラー変換テーブルが参照され変換処理が行なわれる。また、本実施形態では、レベル5がデフォルトの吐出量レベルとなっており、特に指定されていない場合には、レベル5のカラー変換テーブルが使用される。
次に、このように構成された画像編集装置1の動作について、図4〜図8のフローチャート及び図10〜図12の表示画面例を参照して説明する。図4は、本発明の画像編集処理の全体の流れを示すメインルーチンのフローチャートである。図5は、図4のS16で行なわれる領域指定処理の詳細を示すフローチャートである。図6は、図4のS20で行なわれる刺繍データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。図7は、図4のS22で行なわれる刺繍データ上吐出量指定処理の詳細を示すフローチャートである。図8は、図4のS26で行なわれる印刷データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。図9は、入力画像データを表示した表示画面の例である。図10は、領域指定処理において領域の入力を促す表示画面の例である。図11は、領域指定処理において指定領域の吐出量レベルの入力を促す表示画面の例である。図12は、吐出量記憶エリア224に記憶された領域毎の吐出量を表示した表示画面の例である。図13は、刺繍データ領域を指定した表示画面の例である。図14は、刺繍データ画面の表示例である。図15は、刺繍データと印刷データを合成した画像データの表示画面の例である。
図4に示すように、本実施形態の画像編集処理では、入力画像データの表示、インクジェットプリンタ50のプラテン上に載置された被印刷媒体である布帛の読み取り及びその読み取った画像の表示処理、表示された入力画像データの特定領域を指定する領域指定処理、布帛に対して刺繍を施した上で印刷を行なう場合にその刺繍データを作成する刺繍データ作成処理、インクジェットプリンタ52へ送信する印刷データを作成する印刷データ作成処理、その他の画像処理を行なうことができる。
処理が開始されると、まず入力画像の表示が指示されたか否かを判断する(S2)。入力画像は、あらかじめ利用者により用意され、RAM22の入力画像データ記憶エリア222に記憶された画像データ、例えば、スキャナから読み取られたり、デジタルカメラ等により撮影されたり、既にJPEG形式やBMG形式等のファイルとして用意された画像データである。入力画像の表示の場合には(S2:YES)、入力画像データ記憶エリア222から画像データが読み込まれ、図9に示すようにディスプレイ24上に表示される(S4)。そして、S2に戻る。
入力画像の表示でない場合には(S2:NO)、インクジェットプリンタ50のプラテン上に載置された布帛の表面画像の読み取りか否かを判断する(S6)。画像読み取りの場合には(S6:YES)、スキャナ52により布帛の表面画像が読み取られる(S8)。そして、読み取られた読取画像は、A/D変換器(図示外)によってデジタルデータ化され、画像データとしてRAM22の読取画像データ記憶エリア223に記憶される(S10)。そして、読取画像データがディスプレイ24上に表示される(S12)。ここで、S4により、既に入力画像がディスプレイ24上に表示されている場合には、読取画像データと入力画像データを重ねてディスプレイ24上に表示し、入力画像データを読取画像データ中のどの位置に印刷するかを指定できるように構成してもよい。読取画像表示後は、S2に戻る。
画像読み取りでない場合には(S6:NO)、インク吐出量を利用者が特に指示する領域を指定する領域指定処理を行なうか否かを判断する(S14)。領域指定処理が指示された場合には(S14:YES)、領域指定処理を実行する(S16)。領域指定処理の詳細については、図5のフローチャートを参照して後述する。領域指定処理の実行後、S2に戻る。
領域指定処理の指示でない場合には(S14:NO)、刺繍データの作成か否かを判断する(S18)。本実施形態の画像編集装置1は、布帛への印刷用のデータ作成に加えて同じ布帛に刺繍を実行するための刺繍データの作成も可能に構成されている。刺繍データの作成の場合には(S18:YES)、刺繍データ作成処理を実行する(S20)。刺繍データ作成処理の詳細については、図6のフローチャートを参照して後述する。刺繍データの作成が終了したら、次に、作成された刺繍データ上でインク吐出量を指定する刺繍データ上吐出量指定処理を実行する(S22)。刺繍データ上吐出量指定処理の詳細については、図7のフローチャートを参照して後述する。刺繍データ上吐出量指定処理の実行後、S2に戻る。
刺繍データの作成でない場合には(S18:NO)、印刷実行が指示されたか否かを判断する(S24)。印刷実行の場合には(S24:YES)、印刷データ作成処理を実行する(S26)。印刷データ作成処理の詳細については、図8のフローチャートを参照して後述する。印刷データ作成処理の実行後、S2に戻る。
印刷実行でない場合には(S24:NO)、終了が指示されたか否かを判断する(S28)。終了指示の場合は(S28:YES)、画像編集処理を終了する。終了指示でなければ(S28:NO)、その他の画像処理を実行し(S30)、S2に戻る。その他の画像処理としては、線や図形を描いたり、色を塗る、コントラストや明るさを調整する等が考えられる。
次に、図4のS16で行なわれる領域指定処理の詳細について、図5を参照して説明する。まず、RAM22の入力画像データ記憶エリア222から入力画像データを読み出し、図10に示すように、領域指定を促すメッセージとともにディスプレイ24に表示する(S52)。なお、読取画像データ記憶エリア223にスキャナ52で読み取られた読取画像データが保存されている場合には、読取画像データと入力画像データを重ねてディスプレイ24上に表示する。このように読取画像データと入力画像データを重ねて表示することにより、後述のステップで布帛の表面の材質を参照しながら入力画像データの指定部分に対してインク吐出量の指定をすることが可能になる。
次に、利用者により開始ボタンがクリックされることにより、領域指定開始指示がなされたか否かを判断する(S54)。領域指定開始の場合には(S54:YES)、マウス28やタブレットなどのポインティングデバイスで領域が指定されるのを受け付け、その領域が確定指示されたか否かを判断する(S56)。なお、領域指定の方法としては、このように利用者が自由に領域を指定するほか、レイヤーを選択する、同一色範囲を選択する等の方法を用いてもよい。
領域がまだ確定されていない場合には(S56:NO)、S54に戻り、再度領域指定を開始するか否かを判断する。領域が確定された場合には(S56:YES)、図11に示すように、確定された領域についてのインク吐出量指定画面を表示する(S58)。インク吐出量指定画面では、初めにデフォルト(既定値)の吐出量レベル(本実施形態では、レベル5)が選択されている状態で表示し、そのデフォルトレベルから変更されたか否かを判断する(S60)。デフォルトレベルから変更された場合には(S60:YES)、指定された吐出量レベルをRAM22の吐出量記憶エリア224に指定領域の位置情報とともに保存する(S62)。記憶された吐出量レベルは、図12に示すように、レベル毎に色を変えて表示される。例えば、図12では、レベル5の領域がグレー領域101として、レベル4の領域が黒領域102として表示されている。デフォルトレベルから変更されていない場合には(S60:NO)、デフォルトの吐出量レベル(本実施形態ではレベル5)を、指定領域の位置情報とともに保存する(S64)。
上記のS62又はS64の処理により指定領域の吐出量レベルが設定されたので、次の領域指定の開始指示がなされたか否かを判断する(S66)。次の領域指定の開始指示がなされた場合には(S66:YES)、S54に戻って以上の処理を繰り返す。次の領域指定でない場合には(S66:NO)、全ての領域について吐出量レベルの指定が終了したので、図4のフローチャートに戻る。
一方、図10の画面においてキャンセルボタンがクリックされ、領域指定開始でない場合には(S54:NO)、入力画像データの全領域が領域として指定されたことが考えられるので、全領域指定か否かを判断する(S68)。例えば、通常の印刷は木綿に対して行っているが、今回の印刷は木綿よりも吸湿性の低い、すなわちインク浸透性の低いポリエステル生地に対して行うような場合には、ここで全領域を指定して全体のインク吐出量を通常よりも低くすることが可能である。全領域指定の場合には(S68:YES)、図11に示すインク吐出量指定画面を表示し、吐出量レベルの指定のステップに移行する(S58〜S64)。全領域指定でない場合には(S68:NO)、S66に進んで次の領域指定の開始指示がなされたか否かを判断する。
なお、上記のように、インクの吐出量レベルを利用者が当初から指定領域毎にマニュアル指定することもできるが、印刷用のテストパターンをハードディスク装置30に記憶させておき、そのテストパターンを印刷媒体である布帛に実際に印刷することにより、適切なインク吐出量レベルを利用者が目視で把握してからインクの吐出量レベルを指定するように構成することもできる。
次に、図7を参照して、図4のS20で行なわれる刺繍データ作成処理の詳細について説明する。刺繍データ作成処理は公知の方法で行なうことができる。例えば、特開2001−259268号公報、特開2003−230782号公報にその方法が詳細に説明されている。以下、本実施形態における刺繍データの作成方法の概略を説明すると、まず、図9に示すように、刺繍を行なう対象となる入力画像データをRAM22の入力画像データ記憶エリア222から読み出し、ディスプレイ24に表示させる(S142)。次に、表示されている入力画像データの中で刺繍データを作成する領域を指定する(S144)。例えば、図9の入力画像データ中のひまわりの花のうち、花心の部分と花びらの一部を刺繍する場合には、図13に示すように、刺繍データ領域として指定する。
次に、指定した刺繍領域について縫い目データを利用者に指定させる(S146)。ここでは、周知の刺繍データ作成ソフトと同様に、縫い目の種類(たたみ縫い、走り縫い、サテン縫いなど)、縫いピッチ等が指定される。次に、糸の種類及び色を利用者に指定させる(S148)。例えば、ポリエステル糸の白色等と指定される。次に、次の刺繍データ領域があるか否かを判断する(S149)。刺繍領域が複数存在する場合には、各領域について縫い目データや糸の指定を行なうので、その判断をするものである。次の刺繍データ領域がある場合には(S149:YES)、S146に戻って縫い目データの指定を行なう。全ての刺繍データ領域について縫い目データと糸の指定が終了したら(S149:NO)、刺繍データ画面を図14に示すように表示する(S150)。
次に、このまま刺繍データを作成して出力しても良いが、本実施の形態では、布帛に刺繍と印刷の両方を実行することができるので、印刷データと刺繍データの合成画像を表示させるか否かを判断する(S152)。利用者が合成画像の表示を指示していれば(S152:YES)、図15のように、刺繍データと印刷データを合成した画像データをディスプレイ24に表示する(S154)。そして、刺繍データを作成し、出力する(S156)。刺繍データは、刺繍ミシンが読込可能な刺繍データ用のメモリーカードに書き込んだり、USBを経由して刺繍ミシンに送信される。その後、図4のメインルーチンに戻る。合成画像の表示が指示されていない場合には(S152:NO)、そのまま刺繍データを出力して(S156)、図4のメインルーチンに戻る。
次に、図7を参照して、図4のS22で行なわれる刺繍データ上吐出量指定処理の詳細について説明する。この刺繍データ上吐出量指定処理は、図6のサブルーチンにより刺繍データが作成された場合には、刺繍が施される領域は通常の布帛とインクの浸透性が異なるため、自動でインク吐出量の指定を実行するための処理を行なうものである。まず、現在選択されている領域が刺繍データの領域か否かを判断する(S82)。刺繍データ領域でなければ(S82:NO)、後述のステップが全ての刺繍領域について終了しているので、刺繍データ上吐出量指定処理を終了して図4の画像編集処理のメインルーチンに戻る。
選択領域が刺繍データ領域の場合には(S82:YES)、その領域の刺繍データが、「縫いピッチ2mm以下のたたみ縫い」であるか否かを判断する(S84)。「縫いピッチ2mm以下のたたみ縫い」である場合には(S84:YES)、その刺繍データ領域のインク吐出量を既定値よりもやや少ないレベル4に設定し、刺繍データ領域の位置情報とともに吐出量記憶エリア224に記憶する(S86)。
「縫いピッチ2mm以下のたたみ縫い」でない場合には(S84:NO)、次に、「サテン幅4mm以上のサテン縫い」であるか否かを判断する(S88)。「サテン幅4mm以上のサテン縫い」である場合には(S88:YES)、その刺繍データ領域のインク吐出量をさらに少ないレベル2に設定し、刺繍データ領域の位置情報とともに吐出量記憶エリア224に記憶する(S90)。
「サテン幅4mm以上のサテン縫い」でない場合には(S88:NO)、その他の刺繍データであるから、吐出量レベルを3に設定し、刺繍データ領域の位置情報とともに吐出量記憶エリア224に記憶する(S92)。以上のS86,S90,S92の処理により、現在選択されている刺繍データ領域についてのインク吐出量レベルが記憶されたので、次の刺繍データ領域についてインク吐出量レベルの設定を行うか否かを判断する(S94)。次の刺繍データ領域についての処理を行なう場合には(S94:YES)、S82に戻って前述の処理を繰り返す。次の刺繍データ領域の処理を行なわない場合には(S94:NO)、全ての刺繍データ領域についてインク吐出量レベルの設定が終了したので、図4の画像編集処理のメインルーチンに戻る。以上のように、刺繍データ領域については、利用者が手動で領域の指定を行なわなくても、刺繍データの内容から判断してインク吐出量レベルの設定が行なわれ、適切なインク吐出量で印刷データの作成ができる。
次に、図8を参照して、図4のS26で行なわれる印刷データ作成処理の詳細について説明する。印刷データは、RAM22の入力画像データ記憶エリア222に記憶された入力画像データと、吐出量記憶エリア224に記憶された指定領域のインク吐出量レベルとに基づいて作成される。本実施形態では、入力画像データは、各画素がRGBによるカラー値を有しているので、画素毎にこのカラー値を読み取り、その画素が存在する領域について指定されたインク吐出量レベルに応じたカラー変換テーブルを用いてインクジェットプリンタ用のCMYKのカラー値に変換する。
まず、最初の画素データのRGB値を読み取る(S102)。次に、処理中の画素の位置を含む領域のインク吐出量レベルを吐出量記憶エリア224を検索して調べる(S104)。次に、検索して得られた吐出量レベルがレベル5であるか否かを判断する(S106)。レベル5の場合には(S106:YES)、レベル5のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S108)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
検索された吐出量レベルがレベル5でなかった場合には(S106:NO)、次に、レベル4であるか否かを判断する(S112)。レベル4であれば(S112:YES)、レベル4のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S114)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
検索された吐出量レベルがレベル5でもレベル4でもなかった場合には(S106:NO、S112:NO)、次に、レベル3であるか否かを判断する(S116)。レベル3であれば(S116:YES)、レベル3のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S118)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
検索された吐出量レベルがレベル5、レベル4、レベル3のいずれでもなかった場合には(S106:NO、S112:NO、S116:NO)、次に、レベル2であるか否かを判断する(S120)。レベル2であれば(S120:YES)、レベル2のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S122)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
検索された吐出量レベルがレベル5、レベル4、レベル3、レベル2のいずれでもなかった場合には(S106:NO、S112:NO、S116:NO、S120:NO)、次に、レベル1であるか否かを判断する(S124)。レベル1であれば(S124:YES)、レベル1のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S126)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
検索された吐出量レベルがレベル5、レベル4、レベル3、レベル2、レベル1のいずれでもなかった場合は(S106:NO、S112:NO、S116:NO、S120:NO、S124:NO))、領域指定・インク吐出量レベルの指定がなされていないということなので、デフォルトレベルであるレベル5のカラー変換テーブルを参照してRGB値をCMYK値に変換し、印刷データ記憶エリア221に記憶する(S108)。そして、次の画素データがあるか否かを判断する(S110)。次の画素データがある場合には(S110:YES)、S102に戻り、次の画素データについてのRGB値を読み取って処理を行なう。
以上の処理により全ての画素データについてカラー変換が終了したら(S110:NO)、多値データをプリンタ用の出力階調に変換する疑似階調処理を行なう(S128)。疑似階調処理としては、公知の誤差拡散法やディザ法を用いることができる。そして、CMYKの印刷データが生成される(S130)。以上により印刷データが作成されたので、印刷データ記憶エリア221に記憶し、図4の画像編集処理のメインルーチンに戻る。なお、記憶された印刷データは、利用者の印刷実行指示によりインクジェットプリンタ50に送信される。利用者は、刺繍を行なう場合には、作成された刺繍データに基づいてまず布帛に刺繍を施し、その後刺繍された上に印刷を実行する。そして、熱等の方法によりインクを定着させ、所望の印刷や刺繍を施したTシャツなどが完成する。
以上説明したように、本実施形態の画像編集装置によれば、利用者が手動で指定した領域や作成された刺繍データ領域に対してインクの吐出量レベルに応じたカラー変換テーブルを参照して入力画像データを印刷データに変換するので、被印刷媒体である布帛の材質が均一でなく、材質の異なる複数の領域を有する場合にも、それぞれの材質に応じたインク吐出量になるように制御することができ、どの部分においてもにじみのない適切な色を実現することができる。
なお、本実施形態において、図4のフローチャートのS16及び図5のフローチャートにおいて領域指定処理を実行するCPU20が本発明の領域指定手段として機能する。また、図5のフローチャートのS62で指定吐出量保存処理を実行するCPU20が本発明の吐出量指定手段として機能する。また、図4のフローチャートのS26及び図8のフローチャートにおいて印刷データ作成処理を実行するCPU20が本発明の印刷データ作成手段として機能する。
画像編集装置1の電気的構成を示すブロック図である。 RAM22の構成を示す模式図である。 カラー変換テーブル記憶エリア32に記憶されたカラー変換テーブルの構成を示す模式図である。 本発明の画像編集処理の全体の流れを示すメインルーチンのフローチャートである。 図4のS16で行なわれる領域指定処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のS20で行なわれる刺繍データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のS22で行なわれる刺繍データ上吐出量指定処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のS26で行なわれる印刷データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 入力画像データを表示した表示画面の例である。 領域指定処理において領域の入力を促す表示画面の例である。 領域指定処理において指定領域の吐出量レベルの入力を促す表示画面の例である。 吐出量記憶エリア224に記憶された領域毎の吐出量を表示した表示画面の例である。 刺繍データ領域を指定した表示画面の例である。 刺繍データ画面の表示例である。 刺繍データと印刷データを合成した画像データの表示画面の例である。
符号の説明
1 画像編集装置
20 CPU
22 RAM
21 ROM
24 ディスプレイ
26 キーボード
28 マウス
30 ハードディスク装置
31 プログラム記憶エリア
32 カラー変換テーブル記憶エリア
50 インクジェットプリンタ
52 スキャナ
221 印刷データ記憶エリア
222 入力画像データ記憶エリア
223 読取画像データ記憶エリア
224 吐出量記憶エリア

Claims (14)

  1. インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛に印刷を行なうインクジェットプリンタ用の印刷データを作成する画像編集装置において、
    入力された入力画像データを表示する表示手段と、
    当該表示手段に表示された入力画像データの特定領域を指定する領域指定手段と、
    当該領域指定手段により指定された特定領域に対する前記インクジェットヘッドからのインク吐出量を指定する吐出量指定手段と、
    当該吐出量指定手段により指定されたインク吐出量を記憶する吐出量記憶手段と、
    当該吐出量記憶手段に記憶されたインク吐出量に基づき、前記特定領域の印刷データを作成する印刷データ作成手段とを備えたことを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記布帛は、異なるインク浸透性を有する複数の領域からなり、
    前記領域指定手段は、当該複数の領域のうちの一領域に対応する入力画像データの部分を特定領域として指定することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記複数の領域は、異なる材質により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像編集装置。
  4. 前記複数の領域は、異なる表面状態を有することを特徴とする請求項2に記載の画像編集装置。
  5. 前記布帛の表面を読取画像データとして読み取る読取手段と、
    当該読取手段で読み取った読取画像データを前記入力画像データに重ねて前記表示手段に表示させる画像表示制御手段とを備え、
    前記領域指定手段は、当該画像表示制御手段により前記表示手段に表示された前記読取画像データを参照して、前記入力画像データの一領域を特定領域として指定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像編集装置。
  6. 前記布帛に対し所定の図柄の刺繍を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成手段を備え、
    前記領域指定手段は、当該刺繍データ作成手段が作成した刺繍データ領域に対応する前記入力画像データの領域を特定領域として指定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像編集装置。
  7. 前記インクジェットヘッドからのインク吐出量に対応する複数のカラー変換テーブルを記憶したカラー変換テーブル記憶手段と、
    前記吐出量指定手段により指定されたインク吐出量に対応するカラー変換テーブルを当該カラー変換テーブル記憶手段から選択する選択手段とを備え、
    前記印刷データ作成手段は、当該選択手段により選択されたカラー変換テーブルに基づき、前記入力画像データのカラー変換を行なって印刷データを作成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像編集装置。
  8. インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛に印刷を行なうインクジェットプリンタ用の印刷データを作成する画像編集方法において、
    入力された入力画像データを表示する表示工程と、
    当該表示工程において表示された入力画像データの特定領域を指定する領域指定工程と、
    当該領域指定工程において指定された特定領域に対する前記インクジェットヘッドからのインク吐出量を指定する吐出量指定工程と、
    当該吐出量指定工程において指定されたインク吐出量を記憶する吐出量記憶工程と、
    当該吐出量記憶工程において記憶されたインク吐出量に基づき、前記特定領域の印刷データを作成する印刷データ作成工程とを備えたことを特徴とする画像編集方法。
  9. 前記布帛は、異なるインク浸透性を有する複数の領域からなり、
    前記領域指定工程では、当該複数の領域のうちの一領域に対応する入力画像データの部分を特定領域として指定することを特徴とする請求項8に記載の画像編集方法。
  10. 前記複数の領域は、異なる材質において構成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像編集方法。
  11. 前記複数の領域は、異なる表面状態を有することを特徴とする請求項9に記載の画像編集方法。
  12. 前記布帛の表面を読取画像データとして読み取る読取工程と、
    当該読取工程で読み取った読取画像データを前記入力画像データに重ねて表示させる画像表示制御工程とを備え、
    前記領域指定工程では、当該画像表示制御工程において表示された前記読取画像データを参照して、前記入力画像データの一領域を特定領域として指定することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の画像編集方法。
  13. 前記布帛に対し所定の図柄の刺繍を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成工程を備え、
    前記領域指定工程では、当該刺繍データ作成工程において作成された刺繍データ領域に対応する前記入力画像データの領域を特定領域として指定することを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の画像編集方法。
  14. 前記インクジェットヘッドからのインク吐出量に対応する複数のカラー変換テーブルを記憶するカラー変換テーブル記憶工程と、
    前記吐出量指定工程において指定されたインク吐出量に対応するカラー変換テーブルを、当該カラー変換テーブル記憶工程において記憶された前記複数のカラー変換テーブルから選択する選択工程とを備え、
    前記印刷データ作成工程では、当該選択工程において選択されたカラー変換テーブルに基づき、前記入力画像データのカラー変換を行なって印刷データを作成することを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の画像編集方法。
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