JP2005229640A - 撮像装置、撮像方法及びメモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置に関し、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、機動性の劣化を有効に回避して、貴重な撮影の機会を逃すことなく記録できるようにする。
【解決手段】 規定の記憶手段16に順次循環的に撮像結果DV1を記録し、記録媒体2に撮像結果DV1の記録を開始する直前の規定時間の撮像結果DV1を、この記憶手段16に保持する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、撮像装置に関し、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、規定の記憶手段に順次循環的に撮像結果を記録し、記録媒体に撮像結果の記録を開始する直前の規定時間の撮像結果を、この記憶手段に保持することにより、機動性の劣化を有効に回避して、貴重な撮影の機会を逃すことなく記録できるようにする。
従来、この種の撮像装置でなるカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいては、いわゆるワンマンオペレーションが可能なことにより、取材現場に携帯して種々の映像を記録し、記録した映像をニュース番組等に使用するようになされている。
ところでこのような取材現場において、カメラマンは、カメラ一体型ビデオテープレコーダの動作モードを待機状態に保持して待機し、取材の機会が訪れると、録画釦を押圧することによりカメラ一体型ビデオテープレコーダの動作モードを録画モードに切り換え、これにより種々の映像を記録する。
従ってカメラマンの予測し得ないような事態の急変等が発生した場合、従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダでは、即座に録画釦を押圧しても、決定的な映像録画の機会を失う場合があった。
このような事態の急変が事前に予測される場合、カメラ一体型ビデオテープレコーダを常時録画状態に保持する方法も考えられるが、これでは磁気テープ、バッテリの消費量が膨大になり、カメラ一体型ビデオテープレコーダの機動性が損なわれる問題がある。また別途ビデオテープレコーダを接続して映像信号を常時記録する方法も考えられるが、この場合もカメラ一体型ビデオテープレコーダの機動性が損なわれる問題がある。
これに対してこのような場合に、別途外部メモリを介して撮像結果を遅延させて磁気テープに記録する方法も考えられるが、この場合も外部メモリを接続した分、カメラ一体型ビデオテープレコーダの機動性が損なわれる問題がある。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、カメラ一体型ビデオテープレコーダの機動性の劣化を有効に回避して、貴重な撮影機会を逃すことなく記録することができる撮像装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、撮像結果を規定の記録媒体に記録する撮像装置に適用する。ここで待機状態において、規定の記憶手段に順次循環的に先の撮像結果を記録し、この待機状態が解除されると、記録媒体に撮像結果の記録を開始すると共に、先の記憶手段への撮像結果の記録を終了する。
またこのとき、先の記録媒体が、磁気テープでなり、先の記憶手段が、交換可能に保持され、先の撮像装置が、撮像結果をデータ圧縮して、オーディオ信号と共に先の記憶手段に記録するようにすることができる。
さらにこれに代えて、撮像装置が、先の記憶手段及び記録媒体に、先の撮像結果と共に、識別信号を記録し、この識別信号を基準にして対応する撮像結果を記憶手段及び記録媒体から再生できるようにすることができる。
これらの手段により、待機状態において、規定の記憶手段に順次循環的に撮像結果を記録し、この待機状態が解除されると、先の記録媒体に撮像結果の記録を開始すると共に、先の記憶手段への撮像結果の記録を終了すれば、記録媒体に撮像結果の記録を開始する直前の、規定期間の撮像結果を、この記憶手段に保持することができる。
また先の記録媒体が、磁気テープでなり、先の記憶手段が、交換可能に保持され、先の撮像装置が、撮像結果をデータ圧縮して、オーディオ信号と共に先の記憶手段に記憶すれば、カメラ一体型ビデオテープレコーダに適用することができる。
さらに先の記憶手段及び記録媒体に、先の撮像結果と共に、識別信号を記録し、この識別信号を基準にして対応する撮像結果を記憶手段及び記録媒体から再生できるようにすれば、編集作業等において、対応する撮像結果を簡易に再生することができる。
本発明によれば、待機状態において、規定の記憶手段に順次循環的に撮像結果を記録し、この待機状態が解除されると、記録媒体に撮像結果の記録を開始すると共に、先の記憶手段への撮像結果の記録を終了することにより、単にこの記憶手段を設けるだけで、この待機状態が解除されると、直前の規定期間の撮像結果をこの記憶手段に保持することができる。これによりこの種の撮像装置の機動性の劣化を有効に回避して、貴重な撮影の機会を逃すことなく記録することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ一体型ビデオテープレコーダの記録系を示すブロック図であり、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1においては、所望の被写体を撮像して得られるビデオ信号SVを磁気テープ2に記録する。
すなわちこのカメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、カメラ信号処理回路3は、図示しないCCD固体撮像素子の出力信号を信号処理し、撮像結果でなるビデオ信号DVをディジタル信号の形式で出力する。続く映像信号圧縮回路4は、このビデオ信号DVを規定のデータ圧縮手法によりデータ圧縮して出力する。ここでこのデータ圧縮手法は、MPEG(Moving Picture Experts Group)に類似のデータ圧縮手法であり、MPEGと同様の階層構成でかつ動き補償、量子化、可変長符号化の手法によりデータ量を低減する。
これにより図2に示すように、映像信号圧縮回路4は、カメラ信号処理回路3より得られる10〔bit〕、27〔MHz〕のビデオ信号DVを4〔bit〕、6.75〔MHz〕のディジタルビデオ信号DV1に変換し、データ量を約1/10に低減して出力する。なお映像信号圧縮回路4は、この種のデータ圧縮手法の階層構成の1つでなるGOP(Group Of Picture )を単位としてデータ圧縮し、これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、ディジタルビデオ信号DV1をランダムに再生しても、元のディジタルビデオ信号DVを再生できるようになされている。
誤り訂正符号付加回路5は、規定のブロック単位でこのディジタルビデオ信号DV1に誤り訂正符号を付加した後、規定の順序で出力する。変調回路6は、磁気テープ2の記録に適した符号化方式によりこの誤り訂正符号付加回路5の出力データを符号化処理し、シリアルデータの形式で出力する。ロータリートランス7は、この変調回路6の出力データを回転ドラムに登載された記録増幅回路8に伝送し、この記録増幅回路8は、このロータリートランス7の出力データに応動して図示しない磁気ヘッドを駆動し、これにより磁気テープ2に順次斜めに記録トラックを形成してディジタルビデオ信号DVを記録する。
このときカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、対応する磁気ヘッドが磁気テープを斜めに走査する期間の間の、規定の期間の間で、このビデオ信号DVを記録し、記録トラックの残る領域を分割してそれぞれオーディオ信号SA及びインデックス信号IDを記録する。
すなわちカメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、アナログディジタル変換回路(A/D)9は、マイクロフォン等を介して入力されるオーディオ信号をアナログディジタル変換処理し、ディジタルオーディオ信号DAを生成する。誤り訂正符号付加回路5は、ディジタルビデオ信号DV1に加えて、規定のブロック単位でこのディジタルオーディオ信号DAに誤り訂正符号を付加した後、規定の順序で出力する。変調回路6は、ディジタルビデオ信号DV1に加えて、このディジタルオーディオ信号DAを符号化処理し、シリアルデータの形式で出力する。
このとき変調回路6は、磁気ヘッドの走査のタイミングを基準にして、規定のタイミングでこのシリアルデータを出力し、これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、記録トラックを分割してオーディオ信号SA及びビデオ信号SVを記録する。
さらにこのカメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、ロータリートランス7は、図示しない変調回路を介して、システム制御回路13より出力されるインデックス信号IDを規定のタイミングで受け、規定のタイミングでオーディオ信号SA、ビデオ信号SVに代えてこのインデックス信号IDを磁気テープ2に斜め記録する。
これに対して記録増幅回路14は、インデックス信号IDに応じて規定の固定ヘッドを駆動することにより、磁気テープ2の長手方向に延長する記録トラックを形成し、この記録トラックにインデックス信号IDを記録する。
ここでこのインデックス信号IDは、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、録画釦15の押圧操作に応動して出力され、1シーンの撮影が完了する毎にインクリメントされるようにシステム制御回路13により生成される。すなわちこの種のカメラ一体型ビデオテープレコーダ1においては、録画釦15の押圧操作を繰り返して、1本の磁気テープに数カットから数百カットの素材を記録するように使用され、必要に応じて各素材を選択的に記録し直すことにより、編集作業を実行するようになされている。これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1においては、このインデックス信号IDを基準にして編集時、各素材の頭出し等の処理を実行できるように形成され、これにより編集作業の効率を向上できるようになされている。
このような磁気テープ2に対するビデオ信号DV及びオーディオ信号SAの記録系に加えて、カメラ一体型ビデオテープレコーダ1は、磁気テープ2に記録を開始する直前のビデオ信号DV及びオーディオ信号SAをメモリ16に保持する。
すなわちカメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、レート変換回路17は、映像信号圧縮回路4より出力される4〔bit〕、6.75〔MHz〕のディジタルビデオ信号DV1に受け、16〔bit〕、1.6875〔MHz〕のディジタルビデオ信号に変換して出力する(図2)。またレート変換回路17は、アナログディジタル変換回路9より出力されるディジタルオーディオ信号DAを受け、同様に16ビットパラレルのデータに変換して出力する。これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、効率良くディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録できるようになされている。
メモリ16は、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1に着脱自在に保持されたメモリカードで形成され、メモリ制御回路18によりアドレス制御されて、ディジタルビデオ信号DV1、ディジタルオーディオ信号DA及びインデックス信号IDを記録する。すなわち図3に示すように、このメモリ16は、メモリ空間をシステムエリアとデータエリアに分割する。
メモリ16は、さらにこのデータエリアを複数の記録領域AR0、AR1、AR2、……に分割し、磁気テープ2に記録した各素材に対応して、各素材の記録を開始する直前のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを各領域AR0、AR1、AR2、……に保持する。ここでこのディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAの記録は、待機の動作モードにおいて、矢印aで示すように、メモリ制御回路18により発行されるアドレスデータに従って、この記録領域AR0、AR1、AR2、……の1つに順次循環的にディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録し、録画釦15が押圧されると、この記録の動作を停止して実行される。
これにより図4に示すようにカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、映像信号圧縮回路4よりGOP単位で順次出力されるディジタルビデオ信号DV1(図4(A))について、このディジタルビデオ信号DV1をメモリ16に順次循環的に記録し(図4(B))、時点t1で録画釦15が押圧操作されると、メモリ16への記録を中止し、続くGOPからディジタルビデオ信号DV1を磁気テープ2に記録する(図4(C))。実際上、この実施の形態において、これら記録領域AR0、AR1、AR2、……は、数秒から数十秒のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録できるようにメモリ空間を確保して形成され、これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1では、録画釦15を押圧して録画を開始する直前の数秒から数十秒のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録できるようになされている。
これに対してメモリ16は、システムエリアに管理用データを記録し、この管理用データにより磁気テープ2との対応関係等を記録する。さらにメモリ16は、データエリアの記録領域AR0、AR1、AR2、……に対応して続くシステムエリアを分割し、各分割した領域に、対応する記録領域AR0、AR1、AR2、……を指定するアドレスデータ(AR0、AR1、AR2、……)、対応するインデックス信号ID0、ID1、ID2、……、各記録領域AR0、AR1、AR2、……のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAの先頭記録位置を指定するアドレスデータADm+1、ADn+1、ADo+1、……を記録する。
かくするにつきメモリ制御回路18は、システム制御回路13により制御されて動作を切り換え、メモリ16にアドレスデータ等を発行してメモリ16の動作を制御する。システム制御回路13は、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1全体の動作を制御するマイクロコンピュータで形成される。
すなわちシステム制御回路13は、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1に磁気テープ2及びメモリ16が装填され、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1が待機モードに設定されると、メモリ制御回路18を制御してメモリ16の管理用データを磁気テープ2のボリュームデータで書き換え、これによりメモリ16に磁気テープ2との対応関係を記録する。
さらにシステム制御回路13は、この状態でメモリ制御回路18を待機モードにセットし、ディジタルビデオ信号DV1、ディジタルオーディオ信号DAを順次循環的に第1の記録領域AR0に記録する。この状態でカメラマンが録画釦15を押圧操作すると、システム制御回路13は、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1全体の動作モードを記録モードに切り換え、順次入力されるディジタルビデオ信号DV1、ディジタルオーディオ信号DAを磁気テープ2に記録すると共に、メモリ16へのディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAの記録を停止する。
これに対応してメモリ制御回路18は、ディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAの記録を停止したアドレスデータADmに対して(図3)、アドレス値を値1だけ加算してアドレスデータADm+1(すなわち続く記録を開始する直前にあったメモリ16のアドレスデータでなり、この記録領域AR0において最も古いビデオ信号DV1、オーディオ信号DAが記録されたアドレスデータでなる)を生成し、このアドレスデータADm+1を対応するシステムエリアに記録する。また同時にシステム制御回路13より出力されるインデックス信号ID0をこの対応するシステムエリアに記録し、続く待機状態を待ち受ける。
これに対応してシステム制御回路13は、磁気テープ2への記録を開始すると、このインデックス信号IDをメモリ16に出力し、またこのインデックス信号IDを記録増幅回路14、ロータリートランス7に出力し、これによりインデックス信号を有効に利用して、メモリ16に記録したディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAと、続いて磁気テープ2に記録するディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAとの対応関係を磁気テープ2及びメモリ16に記録する。
さらにシステム制御回路13は、この状態でカメラマンが再び録画釦15を押圧してカメラ一体型ビデオテープレコーダ1の動作モードが待機モードにセットされると、磁気テープ2への記録を停止すると共に、メモリ16の続く記録領域AR1にディジタルビデオ信号DV1、ディジタルオーディオ信号DAの記録を開始する。これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ1においては、磁気テープ2に記録を開始する直前の、規定の時間だけ撮像結果をメモリ16に保持でき、機動性の劣化を有効に回避して、貴重な撮影の機会を逃すことなく記録することができる。さらにこのときインデックス信号IDを基準にして磁気テープ2及びメモリ16の対応関係を明確にしたことにより、編集等の作業において、このインデックス信号IDを基準にして対応するディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを連続して再生することができ、その分効率良く編集作業等の処理を実行することができる。
すなわち図5は、このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1により記録した磁気テープ2を編集する編集システムのビデオテープレコーダを示すブロック図である。この編集システムは、磁気テープ2及びこの磁気テープ2に対応するメモリ16に記録したディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを、ビデオテープレコーダ20により再生して他のビデオテープレコーダに記録し直し、この他のビデオテープレコーダによりディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを編集する。
すなわちこのビデオテープレコーダ20において、再生増幅回路21は、回転ドラムに登載されて、磁気ヘッドより得られる再生信号を増幅してロータリートランス22に出力し、ロータリートランス22は、この再生信号を復調回路24に出力する。
復調回路24は、この再生信号を規定のタイミングで取り込んで2値化し、その結果得られるシリアルデータを復号して出力する。続く誤り訂正回路28は、この復調回路24の出力データを誤り訂正処理し、これによりディジタルオーディオ信号DA及びディジタルビデオ信号DV1を再生して出力する。ディジタルアナログ変換回路(D/A)27は、順次入力されるディジタルオーディオ信号DAをディジタルアナログ変換処理し、これにより元のオーディオ信号SAを再生して出力する。
これに対して映像信号伸長回路29は、順次入力されるディジタルビデオ信号DV1をデータ伸長し、これによりディジタルビデオ信号DVを再生して出力する。
再生増幅回路30は、固定ヘッドより得られる磁気テープ2の再生信号を増幅して出力する。復調回路31は、この再生増幅回路30より出力される再生信号を取り込んで2値化し、これによりインデックス信号IDを再生して出力する。また再生増幅回路30は、ロータリートランス22より出力される再生信号を規定のタイミングで取り込んで2値化し、これにより磁気テープ2に斜め記録したインデックス信号IDを再生して出力する。
これによりビデオテープレコーダ20では、早送り、巻き戻し等により磁気テープ2を頭出しする場合、磁気テープ2の長手方向に記録したインデックス信号IDにより、迅速に頭出し、また記録トラック単位で編集処理する場合等は、磁気テープ2に斜め記録したインデックス信号IDにより確実に処理できるようになされている。
この磁気テープ2に対する再生系に加えて、ビデオテープレコーダ20において、レート変換回路32は、再生時、メモリ16より出力される16ビットパラレルのディジタルビデオ信号及びディジタルオーディオ信号を元のビットパラレルのデータに変換して出力する。メモリ制御回路33は、メモリ16にアドレスデータ等を出力し、メモリ16の動作を制御する。
システム制御回路34は、このビデオテープレコーダ20全体の動作を制御するマイクロコンピュータで形成され、メモリ16より読み出したインデックス信号IDと、磁気テープ2より再生されたインデックス信号IDとを基準にして、メモリ16及び磁気テープ2からディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを順次映像信号伸長回路29及びディジタルアナログ変換回路27に出力することにより、インデックス信号IDにより対応関係を明示してメモリ16及び磁気テープ2に分割して記録したディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを連続して再生する。
すなわちシステム制御回路34は、始めに、メモリ16のシステムエリアより第1の記録領域AR0の先頭記録位置のアドレスデータAD、対応するインデックス信号IDを読み出す。続いてシステム制御回路34は、再生増幅回路30より得られるインデックス信号IDをモニタしながら、磁気テープ2を早送り、巻き戻し、第1の記録領域AR0に対応する記録開始位置に磁気テープ2を頭出しした後、磁気テープ2の走行を停止して再生待機状態に保持する。
続いてシステム制御回路34は、読み出しのコマンドと共にこのアドレスデータADをメモリ制御回路33に出力する。メモリ制御回路33は、これに応動して、このアドレスデータADで指定される記録開始位置から、順次アドレスデータを発行してメモリ16よりディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを読み出し、この読み出した信号DV1及びDAを映像信号伸長回路29及びディジタルアナログ変換回路27に出力する。これによりビデオテープレコーダ20では、メモリ16に記録したディジタルビデオ信号DV1、ディジタルオーディオ信号DAをダビング用のビデオテープレコーダに出力する。
この状態でシステム制御回路34は、メモリ制御回路33の動作をモニタし、アドレスデータADの直前のアドレスにおいてメモリ制御回路33が読み出し動作を停止すると、磁気テープ2の待機状態を解除して磁気テープ2の再生を開始するように全体の動作を制御する。これによりビデオテープレコーダ20では、録画釦15を押圧する直前に記録したディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAに続いて、続くディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAをダビング用のビデオテープレコーダに出力する。
この状態でシステム制御回路34は、メモリ16のシステムエリアより続く記録領域AR1のインデックス信号ID、記録開始アドレスデータADをロードし、磁気テープ2において続く素材の記録開始位置になると、磁気テープ2を再生待機状態に切り換え、この記録開始アドレスデータADを基準にしてメモリ16から続くディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを読み出す。これによりビデオテープレコーダ20では、この一連の処理を繰り返して、磁気テープ2及びメモリ16に記録したディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを別途磁気テープに記録し直した後、従来と同様の処理手順により編集作業を実行できるようになされている。
以上の構成において、カメラ一体型ビデオテープレコーダ1(図1)において、カメラマンが待機状態にセットすると、被写体を撮像して得られるディジタルビデオ信号DVは、映像信号圧縮回路4においてほぼ1/10のデータ量に圧縮された後、ディジタルオーディオ信号DAと共にレート変換回路17に入力され、ここで16ビットパラレルのデータに変換される。この16ビットパラレルのデータは、メモリ16のデータエリアに形成された規定の記録領域に順次循環的に記録され、これによりこの記録領域に最新のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAがこの記録領域のメモリ空間分、常に保持される。
この状態でカメラマンが録画釦15を押圧操作すると、メモリ16へのディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAの書き込みが停止制御され、これにより録画釦15を押圧する直前のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAがメモリ16に保持される。同時に磁気テープ2による記録が開始され、ディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAは、誤り訂正符号付加回路5、変調回路6、ロータリートランス7、記録増幅回路8を介して磁気テープ2に斜め記録される。
これにより録画釦15を押圧した後のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAが磁気テープ2に記録され、メモリ16及び磁気テープ2とで録画釦15を押圧する直前の規定期間より一連の被写体を撮像することができ、貴重な撮影機会を逃すことなく記録することができる。
このとき、システム制御回路13によりインデックス信号IDが出力され、またシステム制御回路13において、メモリ16の記録終了位置から、先頭記録位置のアドレスデータADが生成される。この先頭記録位置のアドレスデータAD及びインデックス信号IDは、メモリ16のシステムエリアに記録され、またこのインデックス信号IDは、磁気テープ2の記録開始位置、長手方向の延長する記録トラック及び斜め記録トラックに記録される。これにより磁気テープ2及びメモリ16の記録内容の関連がメモリ16及び磁気テープ2に記録され、またメモリ16の再生開始位置がメモリ16のシステムエリアに記録される。
これにより再生時、メモリ16に記録した先頭記録位置よりディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを再生した後、続いてインデックス信号IDを基準にして対応するディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを磁気テープ2より再生して、磁気テープ2及びメモリ16に分割して記録した一連の内容を記録順に再生することができる。
以上の構成によれば、待機状態において、メモリ16に順次循環的にディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録し、録画釦15が押圧されると、メモリ16の記録を停止すると共に、磁気テープ2にディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを記録することにより、録画釦15を押圧する直前のディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAについても記録に残すことができる。これにより単にメモリカードを登載するだけで、貴重な撮影の機会を逃すことなく被写体を撮像することができ、その分カメラ一体型ビデオテープレコーダの機動性の劣化を有効に回避することができる。
このときインデックス信号を記録して、メモリ16及び磁気テープ2の内容を関連付けて記録したことにより、録画釦15の押圧操作を繰り返して多くの素材を磁気テープ2に記録した場合でも、この磁気テープ2に記録した素材に対して、メモリ16から対応するディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを確実に再生することができる。
なお上述の実施の形態においては、編集システムにおいて、ディジタルビデオ信号DV1及びディジタルオーディオ信号DAを他のビデオテープレコーダにより記録し直して編集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ハードディスク装置、光ディスク装置等に記録し直すようにしてもよい。またこれらの場合に、システムエリアの内容、磁気テープに記録したインデックス信号を基準にして直接編集処理してもよい。
また上述の実施の形態においては、磁気テープ2及びメモリ16とで同一のインデックス信号を記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は磁気テープ2及びメモリ16の記録内容について対応関係を把握できれば種々の識別信号を適用することができ、例えば磁気テープ2及びメモリ16で異なるインデックス信号を記録してもよい。またインデックス信号に代えて磁気テープ側に対応するシステムエリアの内容を記録して識別信号としてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、磁気テープ及びメモリカードに撮像結果を記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば磁気テープのアンローディングに先立って、メモリ16の内容を磁気テープ2の規定領域に纏めて記録し直すことにより、撮像結果を磁気テープ2に纏めて記録することもできる。
また上述の実施の形態においては、記録媒体として磁気テープを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記録媒体として磁気ディスクを用いる場合、さらには光ディスクを用いる場合等、種々の記録媒体を用いて映像信号を記録する場合に広く適用することができる。なおこれら磁気ディスク等の記録媒体を用いる場合に、メモリ16に代えて、これら記録媒体の規定領域を用いてもよい。
本発明の実施の形態に係るカメラ一体型ビデオテープレコーダを示すブロック図である。 図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダにおけるディジタルビデオ信号の処理の説明に供するブロック図である。 図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダにおけるメモリの構成を示す略線図である。 図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダの動作の説明に供する略線図である。 図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダにより記録された内容を編集するビデオテープレコーダを示すブロック図である。
符号の説明
1 カメラ一体型ビデオテープレコーダ、2 磁気テープ、4 映像信号圧縮回路、16 メモリ、17、32 レート変換回路、18、33 メモリ制御回路、13、34 システム制御回路、29 映像信号伸長回路

Claims (1)

  1. 撮像結果を規定の記録媒体に記録する撮像装置において、
    待機状態において、規定の記憶手段に順次循環的に前記撮像結果を記録し、前記待機状態が解除されると、前記記録媒体に前記撮像結果の記録を開始すると共に、前記記憶手段への前記撮像結果の記録を終了することを特徴とする撮像装置。
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