JPH09247620A - 映像データ記録装置およびその方法 - Google Patents

映像データ記録装置およびその方法

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JPH09247620A
JPH09247620A JP4737296A JP4737296A JPH09247620A JP H09247620 A JPH09247620 A JP H09247620A JP 4737296 A JP4737296 A JP 4737296A JP 4737296 A JP4737296 A JP 4737296A JP H09247620 A JPH09247620 A JP H09247620A
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JP
Japan
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video data
compressed video
data
frame
recording
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JP4737296A
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Tetsuya Iwamoto
哲也 岩本
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集処理に適した映像データ記録装置およびそ
の方法を提供する。 【解決手段】記録部10は、新たにVTRテープ12に
記録する上地データの先頭(イン点)のBフレームデー
タを直後のIフレームデータのみに相関するように圧縮
符号化する。さらに、記録部10は、再生部20により
再生され、伸長復号された伸長データの内、上地データ
の最後(アウト点)に隣接し、既にVTRテープ12に
記録されている下地データのBフレームを、直後のIフ
レームのみに相関するように再符号化し、VTRテープ
12に記録する。このように、上地データおよび下地デ
ータがそれぞれ閉じて伸長復号可能なようにVTRテー
プ12に記録することにより、上地データと下地データ
の境界部分の映像の品質の低下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データの編集
処理等に用いられ、既にビデオテープ等のテープ記録媒
体に記録されている圧縮映像データに新たな圧縮映像デ
ータを上書きして記録する映像データ記録装置およびそ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図4
(A)は、BフレームおよびIフレームから構成される
GOPに圧縮符号化された圧縮映像データを示す図であ
り、図4(B),(C)は、従来の方法により下地デー
タに上書きした上地データの境界部分を示す図である。
非圧縮映像データを複数のフレームごとに、他のフレー
ムと独立して伸長復号可能なように圧縮符号化したIフ
レーム(イントラフレーム;intra coded frame )、お
よび、他のフレームと相関を有するように圧縮符号化
し、伸長復号時には他のフレームの映像データが必要に
なるP(predictive coded)フレーム,B(bidirectional
ly coded) フレーム(インターフレーム;inter frame
)を含むGOPに圧縮符号化するMPEG(moving pic
ture expert group) 等の映像データ圧縮符号化方式が
一般に用いられている。
【0003】例えば、GOPに圧縮符号化した複数の圧
縮映像データをつなぎ合わせて1本の放送番組用の圧縮
映像データを編集する場合には、ビデオテープに既に記
録されている圧縮映像データ(下地データ)に、さら
に、他の圧縮映像データ(上地データ)をGOP単位で
上書きする必要がある。
【0004】例えば、図4(A)に示すように、圧縮映
像データのGOPが、それぞれ1つのBフレームとIフ
レームから、この順番(フレームシーケンス)で構成さ
れている場合、図4(C)に示すように、上地データの
先頭のBフレームを、後方のIフレームのみと相関を有
するように圧縮符号化することにより、上地データの最
初の部分(イン点;in point) の伸長復号後の映像の品
質の低下を防ぐことができる。また、上地データの最後
(アウト点;out point)のフレームはIフレームとなる
ため、上地データのアウト点の伸長復号後の映像の品質
は低下することはない。
【0005】同様に、イン点の下地データはIフレーム
であるため、下地データの伸長復号後の映像の品質は低
下することはない。しかしながら、図4(B)に示すよ
うに、アウト点の下地データ先頭はBフレーム(B3)であ
り、しかも、予め後ろのIフレーム(I4)のみに相関する
ように圧縮符号化されていないため、アウト点の下地デ
ータの伸長復号後の映像の品質は低下してしまうことに
なる。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、既にテープ記録媒体に記録さ
れているインターフレームを含む複数のフレームから構
成されるGOP単位に圧縮符号化された圧縮映像データ
に、新たな圧縮映像データを上書きしても、伸長復号後
の映像の品質の低下が非常に小さい映像データ記録装置
およびその方法を提供することを目的とする。また、本
発明は、既にテープ記録媒体に記録されている圧縮映像
データに、さらに圧縮映像データを上書きしても伸長復
号後の映像の品質の低下が非常に小さく、編集処理に適
した映像データ記録装置およびその方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る映像データ記録装置は、非圧縮映像デ
ータをGOPに圧縮し、第1の圧縮映像データを生成す
る第1の映像データ圧縮手段と、生成した前記第1の圧
縮映像データのGOPをテープ記録媒体に記録する圧縮
映像データ記録手段と、他のフレームと相関するイント
ラフレームを含むGOPに圧縮され、前記第1の圧縮映
像データの記録以前に前記テープ記録媒体に記録された
第2の圧縮映像データを、前記第1の圧縮映像データの
記録以前に再生する圧縮映像データ再生手段と、再生し
た前記第2の圧縮映像データの内、前記第1の圧縮映像
データと隣接して記録されているインターフレームを、
前記第2の圧縮映像データのフレームのみと相関するよ
うに再圧縮して再圧縮映像データを生成する第2の映像
データ圧縮手段と、再生した前記第2の圧縮映像データ
の内、前記第1の圧縮映像データと隣接して記録されて
いるインターフレームと、生成した前記再圧縮映像デー
タとを置換して前記テープ記録媒体に記録する圧縮映像
データ置換・記録手段とを有する。
【0008】好適には、前記第2の圧縮映像データのG
OPは、前後に隣接するフレームと相関するBフレーム
を含み、前記第2の映像データ圧縮手段は、前記第1の
圧縮映像データの後に続いて記録されているBフレーム
を、このBフレームの後に続いて記録されている前記第
2の圧縮映像データのフレームに相関するように圧縮符
号化する。
【0009】本発明に係る映像データ記録装置におい
て、第1の映像データ圧縮手段は、編集処理等におい
て、ビデオテープ等のテープ記録媒体に新たに記録しよ
うとする非圧縮映像データをGOPに圧縮して第1の圧
縮映像データ(上地データ)を生成する。圧縮映像デー
タ記録手段は、生成した上地データをGOP単位でテー
プ記録媒体に、記録ヘッドを介して記録する。
【0010】圧縮映像データ再生手段は、例えば、テー
プ記録媒体の走行方向に対して記録ヘッドに前置された
再生ヘッドを有し、この再生ヘッドを介して、上地デー
タの記録に先行して、上地データと同様にインターフレ
ームを含むGOPに圧縮符号化され、既にテープ記録媒
体に記録されている第2の圧縮映像データ(下地デー
タ)を再生する。
【0011】第2の映像データ圧縮手段は、圧縮映像デ
ータ再生手段がテープ記録媒体から再生した再生した下
地データの内、少なくとも上地データと隣接して記録さ
れている下地データのインターフレーム、例えば、イン
点およびアウト点のインターフレームを、上地データの
フレームを用いて再生する必要がないように、下地デー
タのフレームのみと相関するように再圧縮し、再圧縮映
像データを生成する。具体的には、例えば下地データの
GOPがBフレームおよびIフレームの2フレームか
ら、このフレームシーケンスで構成されている場合に、
上地データのアウト点に記録されている下地データのB
フレームが、直後に記録されているIフレームのみと相
関するように再圧縮する。
【0012】圧縮映像データ置換・記録手段は、上地デ
ータに隣接して記録されている下地データの元のインタ
ーフレームと、第2の映像データ圧縮手段が下地データ
のフレームとのみ相関するように再圧縮したインターフ
レームとを置換して記録する。具体的には、例えば下地
データのGOPがIフレームおよびIフレームの2フレ
ームから、このフレームシーケンスで構成されている場
合に、元のアウト点のBフレームを、直後のIフレーム
にのみ相関するように再圧縮されたBフレームデータに
置換して記録する。このように、元のBフレームと再圧
縮したBフレームとを置換して記録することにより、再
生時に下地データのBフレームに対して、隣接する上地
データのIフレームを用いた異常な伸長復号処理が行わ
れないようにする。
【0013】また、本発明に係る映像データ記録方法
は、映像データを圧縮して第1の圧縮映像データを生成
し、生成した前記第1の圧縮映像データをテープ記録媒
体に前記GOP単位で記録し、前記GOP単位に圧縮さ
れ、既に前記テープ記録媒体に記録されている第2の圧
縮映像データを、生成した圧縮映像データを記録する前
に予め再生し、再生した前記第2の圧縮映像データの
内、前記第1の圧縮映像データと隣接するイントラフレ
ームを、同じGOPに含まれるフレームにのみ相関する
ように再圧縮し、再圧縮した前記イントラフレームを、
前記第1の圧縮映像データと隣接して記録されている前
記第2の圧縮映像データのイントラフレームに置換して
前記テープ記録媒体に記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は、本発明に係る映像データ記録装置1の構成
を示す図である。図1に示すように、本発明に係る映像
データ記録装置1は、記録部10および再生部20から
構成される。
【0015】記録部10は、スイッチ回路(SW)14、G
OPデータ生成回路(GOP GEN) 102、圧縮符号化部(B
RE;bit reduction encoder) 104、誤り訂正符号エン
コーダ回路(ECCE;error correction code encoder)10
6、記録アンプ回路(REC HEAD;recording head) 108
および記録ヘッド(REC HEAD;recording head) 110か
ら構成される。再生部20は、先行再生ヘッド200(A
DVANCE REC HEAD)、イコライザ回路(RF EG;RF signal e
qualizer) 202および伸長復号部(BRD;bit reduction
decoder) 206から構成される。
【0016】図2は、映像データ記録装置1(図1)の
記録部10によりVTRテープ12に記録される圧縮映
像データのフレームシーケンスを示す図である。映像デ
ータ記録装置1は、これらの構成部分により、外部の伝
送装置および編集装置等の映像処理機器から入力される
非圧縮映像データ(INPUT VIDEO) を、例えば図2に示す
ように、BフレームおよびIフレームの2フレームがこ
の順番(フレームシーケンス)で含まれるGOP(group
of pictures) 単位に圧縮符号化し、VTRテープ12
に記録する。
【0017】記録部10において、GOPデータ生成回
路102は、外部から入力される非圧縮映像データか
ら、これらを圧縮符号化して得られるGOPの境界を示
すGOPデータを生成し、システム制御回路100およ
び圧縮符号化部104等の映像データ記録装置1の各構
成部分に対して出力する。
【0018】システム制御回路100は、例えば記録・
再生装置1に設けられた操作用スイッチあるいは端末装
置(図示せず)から入力される操作データ、および、G
OPデータ生成回路102が生成するGOPデータ等に
基づいて、記録・再生装置1の各構成部分の動作を制御
する。スイッチ回路14は、システム制御回路100の
スイッチ制御信号(SC)を介した制御に従って、外部から
入力される非圧縮映像データまたは伸長復号部206が
出力する伸長データを選択し、選択データとして圧縮符
号化部104に対して出力する。
【0019】圧縮符号化部104は、圧縮制御信号BC
を介したシステム制御回路100の制御に従って、スイ
ッチ回路14から入力される選択データを、例えばMP
EG等の圧縮符号化方式により、図2に示したGOP単
位に圧縮符号化し、圧縮映像データCVD、および、圧
縮映像データに付加されるヘッダの内容を示すヘッダデ
ータHDを生成し、誤り訂正符号エンコーダ回路106
に対して出力する。なお、圧縮符号化部104は、シス
テム制御回路100の制御に従って、前後のIフレーム
と相関する第1のBフレーム、および、後のIフレーム
のみに相関する第2のBフレームの2種類のBフレーム
を生成する。
【0020】誤り訂正符号エンコーダ回路106は、記
録制御信号RECCを介したシステム制御回路100の
制御に従って、圧縮符号化部104から入力された圧縮
映像データCVDに対して誤り訂正符号(ECC;error cor
recting code) を付加し、さらに、ヘッダデータHDを
付加して所定の記録フォーマットに収容し、記録データ
RECDを生成して記録アンプ回路108に対して出力
する。また、誤り訂正符号エンコーダ回路106は、記
録アンプ回路108に対して記録を許可する記録許可信
号RECEN(recording enable)を生成し、記録アンプ
回路108に対して出力し、記録アンプ回路108が記
録ヘッド110を介してVTRテープ12に記録信号を
印加するタイミングを制御する。誤り訂正符号エンコー
ダ回路106は、記録データRECDを増幅して記録信
号RECRFを生成し、記録許可信号RECENが示す
タイミングで記録ヘッド110を介してVTRテープ1
2に印加し、記録する。
【0021】再生部20において、先行再生ヘッド20
0は、VTRテープ12の走行方向に対して記録ヘッド
110に先行する位置に配設されており、記録部10が
新たな圧縮映像データ(上地データ)をVTRテープ1
2に上書きする前に、VTRテープ12に既に記録され
ている圧縮映像データ(下地データ)の再生信号REC
RFを読み出し、イコライザ回路202に対して出力す
る。イコライザ回路202は、先行再生ヘッド200か
ら入力された再生信号を等化処理し、ディジタル形式の
圧縮映像データに変換して誤り訂正符号デコーダ回路2
04に対して出力する。
【0022】誤り訂正符号デコーダ回路204は、誤り
訂正符号を用いて圧縮映像データに対して誤り訂正処理
を行い、伸長復号部206に対して出力する。伸長復号
部206は、誤り訂正符号デコーダ回路204から入力
された圧縮映像データに対して記録部10の圧縮符号化
部104に対応する方式により伸長復号し、伸長データ
をスイッチ回路14に対して出力する。
【0023】以下、映像データ記録装置1の動作を説明
する。図3(A)〜(I)は、本発明に係る映像データ
記録装置1(図1)の動作を説明する図である。システ
ム制御回路100が映像データ記録装置1の各構成部分
を制御して、VTRテープ12を走行させ、再生部20
に再生動作を行わせる。再生部20は、VTRテープ1
2から下地データの再生信号を読み出し、図3(A)に
示す伸長データ(B1,I2,B3,I4,B5,I6,B7,I8) を生成して
スイッチ回路14に対して出力する。
【0024】映像データ記録装置1に非圧縮映像データ
が入力されていない場合には、システム制御回路100
は、記録部10を制御して、VTRテープ12に対する
圧縮映像データの記録を行わせない。ここに、図3
(B)に示すように、映像データ記録装置1に下地デー
タに上書きする非圧縮映像データ(INPUT VIDEO;Bn1,In
2,Bn3,In4) が入力されると、GOPデータ生成回路1
02は、図3(C)に示すGOPデータを生成する。な
お、GOPデータは、テープ走行系(図示せず)にも供
給され、VTRテープ12はキャプスタン操作によりG
OPデータに同期して走行する。
【0025】システム制御回路100は、外部から入力
されたイン点およびアウト点を指示する操作データに応
じて、図3(D)に示すGOPデータに同期した選択制
御信号SCを生成してスイッチ回路14に対して出力す
る。スイッチ回路14は、選択制御信号が論理値1であ
る間は接点a側を選択して非圧縮映像データ(INPUT VID
EO) を選択し、論理値0である間は伸長データを選択し
て、伸長データに非圧縮映像データが挿入された、図3
(E)に示す選択データを圧縮符号化部104に対して
出力する。
【0026】さらに、システム制御回路100は、図3
(F)に示すように圧縮制御信号BCを生成して圧縮符
号化部104に対して出力する。圧縮符号化部104
は、圧縮制御信号が論理値1の間は生成するBフレーム
が直後のIフレームと相関を有するように選択データを
圧縮符号化し、第2の(Backward)Bフレームを生成して
誤り訂正符号エンコーダ回路106に対して出力する。
この結果、図3(G)に示すように、上地データの第2
のBフレームBn1 は上地データのIフレームIn2 に対し
てのみ相関し、下地データの第2のBフレームBn7 は下
地データのIフレームIn8 に対してのみ相関するように
圧縮符号化される。
【0027】さらに、誤り訂正符号エンコーダ回路10
6は、図3(H)に示す記録許可信号RECENを生成
して記録アンプ回路108に対して出力する。記録アン
プ回路108は、記録許可信号が論理値1である間は記
録信号を記録ヘッド110を介してVTRテープ12に
印加して記録を行い、論理値0である間は記録信号のV
TRテープ12に対する印加を止め、記録を行わない。
この結果、図3(I)の斜線部に示す上地データのGO
P1,GOP2(Bn1,In2,Bn3,In4) と、再生部20によ
り再生され、記録部10により再び圧縮符号化された下
地データのGOP3(B7,I8) を内容とする記録信号RE
CDに対応する記録信号が記録ヘッド110を介してV
TRテープ12に上書きされ、記録される。
【0028】以上説明した映像データ記録装置1の動作
により、上地データの先頭(イン点;IN POINT )のBフ
レーム(Bn1) は下地データのIフレーム(I2)を用いずに
伸長復号可能なようにVTRテープ12に記録され、上
地データの最後(アウト点;OUT POINT) のBフレーム(B
7)は、直前の上地データのIフレーム(In4) を用いずに
伸長復号可能なようにVTRテープ12に記録されるこ
とになる。従って、再生時にはアウト点の下地データも
正常に伸長復号することができ、伸長復号後の下地デー
タの映像の品質が大きく低下することはない。
【0029】なお、本発明に係る映像データ記録装置1
は、他のフレームシーケンスのGOP単位に構成された
圧縮映像データの記録にも応用することができる。例え
ば、映像データ記録装置1が、それぞれIフレーム,B
フレームの2フレームがこの順番で含まれるGOPに圧
縮符号化した圧縮映像データを記録する場合には、アウ
ト点の上地データのBフレームを直前のIフレームのみ
に相関するように圧縮符号化し、イン点の下地データの
Bフレームを直前のIフレームのみに相関するように再
圧縮して記録を行えばよい。例えばここに示したよう
に、本発明に係る映像データ記録装置1に対しては、種
々の変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る映像
データ記録装置およびその方法によれば、既にテープ記
録媒体に記録されているインターフレームを含む複数の
フレームから構成されるGOP単位に圧縮符号化された
圧縮映像データに、新たな圧縮映像データを上書きして
も、伸長復号後の映像の品質の低下が非常に小さい。ま
た、本発明に係る映像データ記録装置およびその方法
は、既にテープ記録媒体に記録されている圧縮映像デー
タに、さらに圧縮映像データを上書きしても伸長復号後
の映像の品質の低下が非常に小さく、編集処理に適して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像データ記録装置の構成を示す
図である。
【図2】映像データ記録装置(図1)の記録部によりV
TRテープに記録される圧縮映像データのフレームシー
ケンスを示す図である。
【図3】(A)〜(I)は、映像データ記録装置(図
1)の動作を説明する図である。
【図4】(A)は、BフレームおよびIフレームから構
成されるGOPに圧縮符号化された圧縮映像データを示
し、(B),(C)は、従来の方法により下地データに
上書きした上地データの境界部分を示す図である。
【符号の説明】
1…映像データ記録装置、10…記録部、100…シス
テム制御回路、102…GOPデータ生成回路、104
…圧縮符号化部、106…誤り訂正符号エンコーダ回
路、108…記録アンプ回路、110…記録ヘッド、1
2…VTRテープ、14…スイッチ回路、20…再生
部、200…先行再生ヘッド、202…イコライザ回
路、204…誤り訂正符号デコーダ回路、206…伸長
復号部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非圧縮映像データをGOPに圧縮し、第1
    の圧縮映像データを生成する第1の映像データ圧縮手段
    と、 生成した前記第1の圧縮映像データのGOPをテープ記
    録媒体に記録する圧縮映像データ記録手段と、 他のフレームと相関するイントラフレームを含むGOP
    に圧縮され、前記第1の圧縮映像データの記録以前に前
    記テープ記録媒体に記録された第2の圧縮映像データ
    を、前記第1の圧縮映像データの記録以前に再生する圧
    縮映像データ再生手段と、 再生した前記第2の圧縮映像データの内、前記第1の圧
    縮映像データと隣接して記録されているインターフレー
    ムを、前記第2の圧縮映像データのフレームのみと相関
    するように再圧縮して再圧縮映像データを生成する第2
    の映像データ圧縮手段と、 再生した前記第2の圧縮映像データの内、前記第1の圧
    縮映像データと隣接して記録されているインターフレー
    ムと、生成した前記再圧縮映像データとを置換して前記
    テープ記録媒体に記録する圧縮映像データ置換・記録手
    段とを有する映像データ記録装置。
  2. 【請求項2】前記第2の圧縮映像データのGOPは、前
    後に隣接するフレームと相関するBフレームを含み、 前記第2の映像データ圧縮手段は、前記第1の圧縮映像
    データの後に続いて記録されているBフレームを、この
    Bフレームの後に続いて記録されている前記第2の圧縮
    映像データのフレームに相関するように圧縮符号化する
    請求項1に記載の映像データ記録装置。
  3. 【請求項3】映像データを圧縮して第1の圧縮映像デー
    タを生成し、 生成した前記第1の圧縮映像データをテープ記録媒体に
    前記GOP単位で記録し、 前記GOP単位に圧縮され、既に前記テープ記録媒体に
    記録されている第2の圧縮映像データを、生成した圧縮
    映像データを記録する前に予め再生し、 再生した前記第2の圧縮映像データの内、前記第1の圧
    縮映像データと隣接するイントラフレームを、同じGO
    Pに含まれるフレームにのみ相関するように再圧縮し、 再圧縮した前記イントラフレームを、前記第1の圧縮映
    像データと隣接して記録されている前記第2の圧縮映像
    データのイントラフレームに置換して前記テープ記録媒
    体に記録する映像データ記録方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054898A1 (en) * 1997-05-27 1998-12-03 Sony Corporation Device and method for compressing images
US6546189B1 (en) * 1996-11-15 2003-04-08 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for editing compressed moving pictures and storage medium

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