JPH11203792A - データ記録再生装置及びデータ記録再生方法 - Google Patents

データ記録再生装置及びデータ記録再生方法

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JPH11203792A
JPH11203792A JP173698A JP173698A JPH11203792A JP H11203792 A JPH11203792 A JP H11203792A JP 173698 A JP173698 A JP 173698A JP 173698 A JP173698 A JP 173698A JP H11203792 A JPH11203792 A JP H11203792A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データ記録用のディスク装置において、デー
タブロックの未使用領域と置換ブロック領域を使い、記
録するデータの編集と欠陥データの置換を効率よく行
う。 【解決手段】 入力した映像/音声信号は、映像データ
圧縮回路101によりフレーム内可変長符号化圧縮さ
れ、記録信号処理回路102でシャッフリング、誤り訂
正符号付加、シンクブロック分割され、光ディスク11
0に記録される。また、光ディスク110から再生され
た信号は再生信号処理回路105によりシンクブロック
再生、誤り訂正処理、デシャッフリングが行われ、映像
データ伸長回路106により音声信号/ユーザーデータ
の分離と映像信号の伸長、出力が行われる。そして、全
体制御回路109により記録系全体を制御し、データ置
換判定回路108によりデータブロックの未使用領域と
置換ブロック領域を使い、記録するデータの編集と欠陥
データの置換を効率よく行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光磁気ディス
ク、相変化ディスク、および磁気ディスクを含むディス
ク媒体にディジタルデータ、特にディジタル映像、ディ
ジタル音声ないしユーザーデータを記録するためのデー
タ記録再生装置及びデータ記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク媒体にディジタル映像、
ディジタル音声ないしユーザーデータを記録、再生する
装置に関しては、放送用光ディスクレコーダがある。図
8に、この放送用ディスクレコーダの全体ブロック図を
示す。入力した映像信号は、映像データ圧縮回路801
によりフレーム内固定長符号化圧縮され、音声信号/ユ
ーザーデータが多重化され、記録信号処理回路802で
シャッフリング、誤り訂正符号付加、シンクブロック分
割、記録符号変調され、データ記録回路803により光
ディスク807に記録される。また、光ディスク807
から再生された信号はデータ再生回路804により等化
/検出が行われ、再生信号処理回路805により記録符
号復調、シンクブロック再生、誤り訂正処理、デシャッ
フリングが行われ、映像データ伸長回路806により音
声信号/ユーザーデータの分離と映像信号の伸長、出力
が行われる。このレコーダでは、データを記録するディ
スクに欠陥があった場合でも、その部分の使用は通常通
り行っている。また、データストリーム中、1フレーム
のみのデータを入れ替えるフレーム編集に関しては、圧
縮方式がフレーム内固定長符号化のため、単純に入れ替
えることは可能である。
【0003】ところで、この種のレコーダにおいては、
ディスクの単価が高いために、ディスク内の記録領域を
有効利用することが好ましい。この点で前記放送用光デ
ィスクレコーダを考察すると、このレコーダではディス
クに欠陥があった場合でも、その部分の使用は通常通り
行っているため、欠陥のあるディスクは使えず、ディス
クの有効利用の点では好ましくなく、結果としてディス
クのコストが上がってしまう。あるいは、欠陥があると
ころで誤り訂正不能となってしまい、補間処理が行われ
ることにより、画質/音質が劣化してしまう。
【0004】一方、近年提供されているDVD−RAM
について見ると、これは図9に示すように、記録データ
領域として、本来的に映像/音声/ユーザデータ等を記
録するためのデータブロック領域901と、置換ブロッ
ク領域902を定義しておき、データブロック領域90
1において欠陥が発見されたとき、その部分のデータを
置換ブロック領域902に書き込むデータ置換処理を行
っている。このため、ディスクに欠陥があった場合に
は、その部分のデータは置換ブロック領域902で保持
できるため、ディスク全体が使えなくなることはなく、
ディスクの有効利用が可能となる。また、前記したよう
な画質/音質の劣化も防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなDVD−RAMにおけるデータブロック領域901
の欠陥部分を一義的に置換ブロック領域902に置き換
える方式では、DVD−RAM内に予め欠陥処理用の置
換ブロックを確保する必要があり、その分データブロッ
ク領域901の容量が制限されるため、欠陥がないか少
なければ置換ブロックは無駄になり、ディスク記録容量
が低減されてしまう。また、フレーム以内可変長符号化
により映像、音声データ圧縮を行った場合に、編集時、
元のデータブロックの上に新しいデータブロックを記録
しようとしたときに、新しいデータブロックのビット数
が元のデータブロックのビット数よりも多いときにデー
タオーバーフローが発生してしまい、記録データが不完
全なものとなる。また、逆に、元のデータブロックのビ
ット数に対して新しいデータブロックのビット数が少な
いときにはデータブロック領域901において利用され
ない領域が発生することになり、データ記録領域の無駄
が発生してしまう。
【0006】本発明の目的は、このようなデータの記録
不良の発生を防止する一方で、データ記録領域における
無駄の発生を防止し、ディスクの有効利用を高めたデー
タ記録再生装置及びデータ記録再生方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、データを記録
するデータ記録媒体と、前記データ記録媒体にデータを
記録するためのデータ記録手段と、前記データ記録媒体
に記録されたデータを再生するデータ再生手段とを備え
るデータ記録再生装置において、前記データ記録手段に
は、前記データ記録媒体に記録しようとするデータブロ
ックのデータ量と、前記データ記録媒体に対して記録可
能なデータブロック領域のデータ量とを比較し、記録し
ようとするデータブロックを分割して前記記録可能なデ
ータブロック領域に順次記録する制御手段を備える。
【0008】本発明のデータ記録再生装置を用いてデー
タ記録再生を行うに際し、元のデータブロックに対して
新しいデータブロックのビット数が大きいときのオーバ
ーフローしたデータ、元のデータブロックに対して新し
いデータブロックのビット数が小さいときの余り領域、
現時点でのデータ記録終了した先の領域をそれぞれ効率
よく使うことにより、ディスクに欠陥があったときの欠
陥処理と、フレーム内可変長符号化によりデータ圧縮を
行った場合の編集時の対応を最適に行うことが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のデータ記録再生装置
の全体ブロック図である。入力した映像/音声信号は、
映像データ圧縮回路101によりフレーム内可変長符号
化圧縮、多重化され、記録信号処理回路102でシャッ
フリング、誤り訂正符号付加、シンクブロック分割、記
録符号変調され、データ記録回路103により光ディス
ク110に記録される。また、光ディスク110から再
生された信号はデータ再生回路104により等化/検出
が行われ、再生信号処理回路105により記録符号復
調、シンクブロック再生、誤り訂正処理、デシャッフリ
ングが行われ、映像データ伸長回路106のにより音声
信号/ユーザーデータの分離と映像信号の伸長、出力が
行われる。さらに、本発明では、データ置換判定回路1
07、記録位置制御回路108、及び全体制御回路10
9が設けられており、全体制御回路109における制御
により、データブロック領域において欠陥が生じたと
き、及び元のデータブロック上に新しいデータブロック
を記録する際の編集時に、それぞれデータ置換判定回路
107でビット数の判定を行い、かつ記録位置制御回路
108による記録位置の指定により、欠陥領域のデータ
あるいは新しいデータブロックを、置換ブロック領域あ
るいは未使用のデータブロック領域に対して記録を行
う。
【0010】以下、図2ないし図7を参照して、図1の
データ(ビデオ)記録再生装置を用いた本発明における
データ記録再生方法の各異なる形態を説明する。なお、
従来のDVD−RAMとの比較のため、各実施形態にお
けるデータ領域ブロック構成は、図9に示したDVD−
RAMと同じ位置に、それぞれデータブロック領域と置
換ブロック領域を配置してある。図2は第1の実施形態
を説明するためのデータ領域の構成図であり、201が
データブロック領域、202が置換ブロック領域であ
る。先ず、データブロック領域201中に203のよう
な欠陥ブロックが見つかると置換ブロック領域202中
に204のように置換を行う。そしてそれとは別に、デ
ータブロック領域201中の元のビデオブロック205
の上から新たに編集用ビデオブロック206を書き換え
るための編集を行うとしたとき、元のビデオブロック2
05より新しいビデオブロック206の方がビット数が
多い場合、新しいビデオブロック206の一部を元のビ
デオブロック205が記録されていた領域に書き込み、
かつ余ったデータを207に示す未使用の置換ブロック
に書き込む。
【0011】ここで、前記ビデオブロック205および
206は圧縮における1単位であり、例えばMPEG−
2圧縮ではGOP(グループオブピクチャーズ)を示
す。また、余ったデータ207は未使用の置換ブロック
領域に書き込めばよく、例えば図示した位置でなく、2
04のすぐ後ろの未使用の置換ブロック領域に書き込ん
でもよく、さらに手前または先の未使用置換ブロック領
域に書き込んでもいい。
【0012】図3は本発明の第2の実施形態を説明する
ためのデータ領域の構成図であり、同様にデータブロッ
ク領域301とと置換ブロック領域302を配置してあ
る。先ず、データブロック領域301中に303のよう
な欠陥ブロックが見つかると置換ブロック領域302中
に304のように置換を行う。ここでは、この部分の置
換ブロック領域302はすべて使われている。そしてそ
れとは別に、データブロック領域301中の元のビデオ
ブロック305の上に新たに編集用ビデオブロック30
6のを書き換えようとしたとき、元のビデオブロック3
05より新しいビデオブロック306の方がビット数が
多い場合、306の一部を305に書き込み、かつ余っ
たデータを307に示す未使用の置換ブロック領域に書
き込む。さらに、元のビデオブロック308の上から新
たに編集用ビデオブロック309を書き換えようとした
とき、元のビデオブロック308より新しいビデオブロ
ック309の方がビット数が多い場合、新しいビデオブ
ロック309の一部を元のビデオブロック308に書き
込み、かつ余ったデータを310に示す未使用の置換ブ
ロック領域に書き込む。ここでも、この部分の置換ブロ
ック領域はすべて使われてしまい、さらに新しいビデオ
ブロック309のデータをすべて書き込めていない場合
には、現在データが記録されている最終地点311の先
のデータブロック領域312に余ったデータを書き込
む。
【0013】なお、前記ビデオブロック305,30
6,308,309はGOPを示す。また、この実施形
態において、ビデオブロック305と307を逆にして
もよく、さらに図示した位置でなく、306のうち余っ
たデータを、手前または先の未使用の置換ブロック領域
に書き込んでもよく、あるいは現在データが記録されて
いる最終地点311の先に書き込んでもよい。また、ビ
デオブロック308,310,312の順序を入れ替え
てもよく、図示した位置でなく、309のうち余ったデ
ータを、さらに手前または先の未使用置換ブロック領域
に書き込んでもよく、あるいは現在データが記録されて
いる最終地点311の先に書き込んでもよい。
【0014】図4は本発明の第3の実施形態を説明する
ためのデータ領域の構成図であり、同様にデータブロッ
ク領域401と置換ブロック領域402を配置してあ
る。まず、データブロック領域401中の元のビデオブ
ロック403の上から新たに編集用ビデオブロック40
4を書き換えようとしたとき、元のビデオブロック40
3より新たなビデオブロック404の方がビット数が少
ない場合、新たなビデオブロック404を元のビデオブ
ロック403の一部に書き込み、残りをビデオブロック
領域407として余らせておく。次に、元のビデオブロ
ック405の上から新たに編集用ビデオブロック406
を書き換えようとしたとき、元のビデオブロック405
より新たなビデオブロック406の方がビット数が多い
場合、新たなビデオブロック406の一部を元のビデオ
ブロック405に書き込み、かつ余ったデータを前記元
のビデオブロック403のうちの余った領域407に書
き込む。そして、さらに406のデータをすべて書き込
めていない場合、408に示す未使用の置換ブロック領
域に書き込む。さらに、元のビデオブロック409の上
から新たに編集用ビデオブロック410を書き換えよう
としたとき、元のビデオブロック409より新たなビデ
オブロック410の方がビット数が多い場合、新たなビ
デオブロック410の一部を元のビデオブロック409
に書き込み、かつ余ったデータを前記ビデオブロック4
06を書き込んだ置換ブロック領域のうちの411に示
す未使用の置換ブロック領域に書き込む。ここでは、こ
の部分の置換ブロック領域はすべて使われてしまい、さ
らに新たなビデオブロック410のデータをすべて書き
込めていない場合、現在データが記録されている最終地
点412の先413に余ったデータを書き込む。
【0015】ここで、403,404,405,40
6,409,410に示すブロックはGOPを示す。ま
た、405,407,408の順序を入れ替えてもよ
く、図示した位置でなく、406のうちの余ったデータ
を、さらに手前または先の未使用置換ブロック領域に書
き込んでも、別の位置の元のビデオブロック余り領域に
書き込んでも、現在データが記録されている最終地点4
12の先413に書き込んでもよい。また、409,4
11,413の順序を入れ替えてもよく、図示した位置
でなく、410のうちの余ったデータを、さらに手前ま
たは先の未使用置換ブロック領域に書き込んでも、別の
位置の元のビデオブロック余り領域に書き込んでも、現
在データが記録されている最終地点412の先413に
書き込んでもよい。
【0016】図5は本発明の第4の実施形態を説明する
ためのデータ領域の構成図であり、同様にデータブロッ
ク領域501と置換ブロック領域502を配置してあ
る。まず、データブロック領域501中に503のよう
な欠陥ブロックが見つかると置換ブロック領域中に50
4のように置換を行う。そしてそれとは別に、元のビデ
オブロック505の上から新たに編集用ビデオブロック
506を書き換えようとしたとき、元のビデオブロック
505はそのままとして、507に示す未使用の置換ブ
ロック領域に書き込む。ここでは、この部分の置換ブロ
ック領域はすべて使われてしまい、新たな編集用ビデオ
ブロック506のデータをすべて書き込めていない場
合、508に示す別位置の未使用の置換ブロック領域に
書き込む。さらに、元のビデオブロック509の上から
新たに編集用ビデオブロック510を書き換えようとし
たとき、元のビデオブロック509はそのままとして、
現在データが記録されている最終地点511の先512
に書き込む。
【0017】ここで、505,506,509,510
に示すブロックはGOPを示す。また、507,508
の順序を入れ替えてもよく、図示した位置でなく、50
6のデータを、さらに手前または先の未使用置換ブロッ
ク領域に書き込んでも、現在データが記録されている最
終地点511の先512に書き込んでもいい。また、図
示した位置でなく、510のデータを、さらに手前また
は先の未使用置換ブロック領域に書き込んでも、現在デ
ータが記録されている最終地点511の先512に書き
込んでもいい。
【0018】図6は本発明の第5の実施形態を説明する
ためのデータ領域の構成図であり、同様にデータブロッ
ク領域601と置換ブロック領域602を配置してあ
る。まず、元のビデオブロック606の上から新たに編
集用ビデオブロック607を書き換えようとしたとき、
元のビデオブロック606より新たな編集用ビデオブロ
ック607の方がビット数が少ない場合、新たなビデオ
ブロック607を元のビデオブロック606の一部に書
き込み、残りを余らせておく。そしてそれとは別に、デ
ータブロック中に603のような欠陥ブロックが見つか
ると、置換ブロック領域604中に置換を行う。また、
データブロック領域中にさらに605のような欠陥ブロ
ックが見つかると、置換ブロック領域604中に置換を
行う。ここでは、この部分の置換ブロック領域はすべて
使われてしまい、605のデータをすべて書き込めてい
ない場合、元のビデオブロックの余った位置608に6
05の余ったデータを書き込む。この時点で、609は
余り領域である。
【0019】ここで、606,607に示すブロックは
GOPを示す。また、図示した位置でなく、603の欠
陥ブロックのデータを、さらに手前または先の未使用置
換ブロック領域に書き込んでも、別の位置に存在する元
のビデオブロックの余った領域に書き込んでもいい。ま
た、604と608の位置を入れ替えてもよく、図示し
た位置でなく、605の欠陥ブロックのデータを、さら
に手前または先の未使用置換ブロック領域に書き込んで
も、別の位置に存在する元のビデオブロックの余った領
域に書き込んでもいい。
【0020】図7は本発明の第6の実施形態を説明する
ためのデータ領域の構成図であり、同様にデータブロッ
ク領域701と置換ブロック領域702を配置してあ
る。まず、元のビデオブロック707の上から新たに編
集用ビデオブロック708を書き換えようとしたとき、
元のビデオブロック707より新たな編集用ビデオブロ
ック708の方がビット数が多い場合、新たな編集用ビ
デオブロック708の一部を707に書き込み、かつ余
ったデータを現在データが記録されている最終地点70
9の先710に書き込む。また、元のビデオブロック7
05の上から新たに編集用ビデオブロック711を書き
換えようとしたとき、元のビデオブロック705より新
たな編集用ビデオブロック711の方がビット数が少な
い場合、711を705の一部に書き込み、残りを余ら
せておく。そして、データブロック領域中に703のよ
うな欠陥ブロックが見つかると、置換ブロック領域70
4に置換を行う。ここでは、この部分の置換ブロックは
すべて使われてしまい、欠陥ブロック703のデータを
すべて書き込めていない場合、元のビデオブロックの余
った位置705に703の余ったデータを書き込む。そ
して、さらに欠陥ブロック703のデータをすべて書き
込めていない場合、他の位置の置換ブロック706に7
03の余ったデータを書き込む。
【0021】ここで、707,708,705,711
に示すブロックはGOPを示す。また、707と710
の位置を入れ替えてもよく、図示した位置でなく、70
8の編集ブロックのデータを、さらに手前または先の未
使用置換ブロック領域に書き込んでも、別の位置に存在
する元のビデオブロックの余った領域に書き込んでも、
現在データが記録されている最終地点709の先710
に書き込んでもよい。また、図示した位置でなく、71
1の編集ブロックのデータを、さらに手前または先の未
使用置換ブロック領域に書き込んでも、別の位置に存在
する元のビデオブロックの余った領域に書き込んでも、
現在データが記録されている最終地点709の先710
に書き込んでもよい。また、704、705、706の
順序を入れ替えてもよく、図示した位置でなく、703
の欠陥ブロックのデータを、さらに手前または先の未使
用置換ブロック領域に書き込んでも、別の位置に存在す
る元のビデオブロックの余った領域に書き込んでも、現
在データが記録されている最終地点709の先710に
書き込んでもよい。
【0022】ところで、以上の各実施形態において説明
したように、本発明においては、編集ブロックないし欠
陥ブロックのデータを任意の置換ブロック領域、編集す
る前のビデオブロックの余り領域、現在データが記録さ
れている最終地点の先のブロック領域に記録するため
に、データの記録順が不定になる。したがって、再生
時、その次に再生すべきディスク上の位置ないし映像デ
ータナンバーを記録し、その順序データに従ってGOP
のデータを再生することが好ましい。また、次データ順
序制御手段と次データ順序記録再生手段を備え、ディス
ク上に制御データ記録領域を有し、当該制御データ記録
領域内に、その次に再生すべきディスク上の位置ないし
映像データナンバーを記録し、その順序データに従って
GOPのデータを再生するようにしてもよい。あるい
は、ディスク上の映像データ記録領域以外の部分に目次
領域を設け、目次データ制御手段と目次データ記録再生
手段を備え、記録されているGOPのデータの再生すべ
き順序を目次領域に記録するようにしてもよい。
【0023】また、GOPのデータ量を、誤り訂正符号
が付加されたデータブロック単位の整数倍とすることに
より、GOPごとの編集を容易とすることが可能であ
る。
【0024】また、ビデオデータ、オーディオデータ、
ユーザーデータを異なった記録ブロックに記録すること
により、ビデオデータ、オーディオデータ、ユーザーデ
ータごとの編集を容易にすることができる。
【0025】さらに、データブロックに付加するヘッダ
ー長を、当該ヘッダーを構成するサブブロック長の整数
倍とすることにより、クロック同期を連続してとること
も可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データ記
録媒体にデータを記録するためのデータ記録手段には、
データ記録媒体に記録しようとするデータブロックのデ
ータ量と、データ記録媒体に対して記録可能なデータブ
ロック領域のデータ量とを比較し、記録しようとするデ
ータブロックを分割して記録可能なデータブロック領域
に順次記録する制御手段を備えているので、データブロ
ック領域及び置換ブロック領域おける余ったデータ領域
に対して順次新たなデータブロックを記録することが可
能となり、ディスクに欠陥があったときの欠陥処理と、
フレーム内可変長符号化によりデータの圧縮、特に、映
像、音声データ圧縮を行った場合の編集時の対応を最適
に行うという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明のデータ記録再生方法の第1の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図3】本発明のデータ記録再生方法の第2の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図4】本発明のデータ記録再生方法の第3の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図5】本発明のデータ記録再生方法の第4の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図6】本発明のデータ記録再生方法の第5の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図7】本発明のデータ記録再生方法の第6の実施形態
のデータ領域構成図である。
【図8】従来のデータ記録再生装置の全体構成のブロッ
ク図である。
【図9】DVD−RAMのデータブロック構成を示す図
である。
【符号の説明】
101 映像データ圧縮回路 102 記録信号処理回路 103 データ記録回路 104 データ再生回路 105 再生信号処理回路 106 映像データ伸長回路 107 記録位置制御回路 108 データ置換判定回路 109 全体制御回路 110 光ディスク(データ記録媒体) 201,301,401,501,601,701 デ
ータブロック領域 202,302,402,502,602,702 置
換ブロック領域 203,303,503,603,605,703 欠
陥ブロック 205,305,308,403,405,409,5
05,509,606,608,705,707 元の
ビデオブロック 206,306,309,404,406,506,5
10,607,708,711 編集ビデオブロック 801 映像データ圧縮回路 802 記録信号処理回路 803 データ記録回路 804 データ再生回路 805 再生信号処理回路 806 映像データ伸長回路 901 データブロック領域 902 置換ブロック領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するデータ記録媒体と、前
    記データ記録媒体にデータを記録するためのデータ記録
    手段と、前記データ記録媒体に記録されたデータを再生
    するデータ再生手段とを備えるデータ記録再生装置にお
    いて、前記データ記録手段には、前記データ記録媒体に
    記録しようとするデータブロックのデータ量と、前記デ
    ータ記録媒体に対して記録可能なデータブロック領域の
    データ量とを比較し、記録しようとするデータブロック
    を分割して前記記録可能なデータブロック領域に順次記
    録する制御手段を備えることを特徴とするデータ記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記データ記録手段は、記録するデータ
    を圧縮するデータ圧縮回路と、圧縮されたデータを変調
    する記録信号処理回路と、変調されたデータを前記デー
    タ記録媒体に記録するデータ記録回路とを備え、前記デ
    ータ再生手段は、前記データ記録媒体からデータを読み
    出すデータ再生回路と、読み出されたデータを復調する
    再生信号処理回路と、復調されたデータを伸長するデー
    タ伸長回路とを備え、前記制御手段は、記録されるデー
    タの記録位置をコントロールする記録位置制御回路と、
    記録するデータのデータ量と記録可能なデータブロック
    領域のデータ量とを比較し、記録するデータの記録可能
    な領域を判定するデータ置換判定回路と、少なくとも前
    記データ記録回路及びデータ置換判定回路を制御して記
    録するデータを記録可能なデータブロック領域にそれぞ
    れ分割して記録させる全体制御回路とを備える請求項1
    に記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 データ記録媒体に、データブロック領域
    と置換ブロック領域とが定義され、前記データブロック
    領域に所要のデータが記録されるデータ記録再生装置に
    おいて、前記データブロック領域に記録されているデー
    タに欠陥ブロックが判定されたときは当該欠陥ブロック
    のデータを前記置換ブロック領域に記録し、前記データ
    ブロックに記録されているデータブロックの上から新し
    いデータブロックを記録しようとしたとき、新しいデー
    タブロックの方がデータ量が多いとき、元のデータブロ
    ックの上に新しいデータブロックを記録し、余った新し
    いデータブロックのデータを未使用の置換ブロック領域
    に記録することを特徴とするデータ記録再生方法。
  4. 【請求項4】 前記余った新しいデータブロックのデー
    タを、前記未使用の置換ブロック領域と未使用のデータ
    ブロック領域に記録することを特徴とする請求項3に記
    載のデータ記録再生方法。
  5. 【請求項5】 データ記録媒体に、データブロック領域
    と置換ブロック領域とが定義され、前記データブロック
    領域に所要のデータが記録されるデータ記録再生装置に
    おいて、前記データブロック領域に記録されているデー
    タに欠陥ブロックが判定されたときは当該欠陥ブロック
    のデータを前記置換ブロック領域に記録し、前記データ
    ブロックに記録されている第1のデータブロックの上か
    ら新しい第2のデータブロックを記録しようとしたと
    き、新しい第2のデータブロックの方がデータ量が少な
    いとき、前記第1の元のデータブロックの上に新しい第
    2のデータブロックを記録するとともに余った第1の元
    のデータブロックのデータはそのままにしておき、その
    後に前記データブロック領域に記憶されている第3のデ
    ータブロックの上に新しい第4のデータブロックを記録
    しようとしたとき、新しい第4のデータブロックの方が
    データ量が多いときに、元の第3のデータブロックのデ
    ータ上に新しい第4のデータブロックを記録し、さらに
    余った新しい第4のデータブロックのデータを前記余っ
    た第1のデータブロックのデータ領域、未使用の置換ブ
    ロック領域、または未使用のデータブロック領域を選択
    して記録することを特徴とするデータ記録再生方法。
  6. 【請求項6】 データ記録媒体に、データブロック領域
    と置換ブロック領域とが定義され、前記データブロック
    領域に所要のデータが記録されるデータ記録再生装置に
    おいて、前記データブロック領域に記録されているデー
    タブロックの上から新しいデータブロックを記録しよう
    としたとき、新しいデータブロックの方がデータ量が少
    ないとき、元のデータブロックの上に新しいデータブロ
    ックを記録し、余った元のデータブロックのデータはそ
    のままにしておき、その後前記データブロック領域に記
    憶されているデータに欠陥ブロックが判定されたときは
    当該欠陥ブロックのデータを前記余った元のデータブロ
    ックのデータ領域、未使用の置換ブロック領域、未使用
    のデータブロック領域を選択して記録することを特徴と
    するデータ記録再生方法。
  7. 【請求項7】 データ記録媒体に、データブロック領域
    と置換ブロック領域とが定義され、前記データブロック
    領域に所要のデータが記録されるデータ記録再生装置に
    おいて、前記データブロック領域に記録されている第1
    のデータブロックの上から新しい第2のデータブロック
    を記録しようとしたとき、新しい第2のデータブロック
    の方がデータ量が少ないとき、元の第1のデータブロッ
    クの上に新しい第2のデータブロックを記録し、余った
    元の第1のデータブロックのデータはそのままにしてお
    き、その後別に記録されていた第3のデータブロックの
    上に新しい第4のデータブロックを記録しようとしたと
    き、新しい第4のデータブロックの方がデータ量が多い
    とき、元の第3のデータブロックの上に新しい第4のデ
    ータブロックを記録し、さらに余った新しい第4のデー
    タブロックのデータを前記余った元の第1のデータブロ
    ックのデータ領域、未使用の置換ブロック領域、未使用
    のデータブロック領域を選択して記録し、さらにその後
    に前記データブロック領域中に欠陥ブロックが判定され
    たときは当該欠陥ブロックのデータを置換データとして
    前記余った元の第1または第3のデータブロックのデー
    タ領域、未使用の置換ブロック領域、未使用のデータブ
    ロック領域を選択して記録することを特徴とするデータ
    記録再生方法。
  8. 【請求項8】 次データ順序制御手段と次データ順序記
    録再生手段を持ち、データ記録媒体上のデータ記録領域
    内に、その次に再生すべき記録領域上の位置およびデー
    タナンバーを記録し、その順序データに従ってデータブ
    ロックのデータを再生することを特徴とする請求項3な
    いし7のいずれかに記載のデータ記録再生方法。
  9. 【請求項9】 前記データ記録媒体上のデータブロック
    領域以外の部分に目次領域を設けるとともに、目次デー
    タ制御手段と目次データ記録再生手段を持ち、記録され
    ているデータブロックのデータの再生すべき順序を目次
    領域に記録することを特徴とする請求項3ないし8のい
    ずれかに記載のデータ記録再生方法。
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