JP2005229412A - テレビ、受信機、および受像機 - Google Patents

テレビ、受信機、および受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者の共同での利用を円滑化し、かつ短時間にチャンネルを設定する。
【解決手段】 本体機器100は、情報を受付ける赤外線受光部120と、チューナ160と、赤外線受光部120が受付けた情報に基づき、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の順序を特定し、選択チャンネルで情報を受信するようにチューナ160を制御し、メモリ150のバッファが記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断し、自らの判断に合致するように、メモリ150のバッファが記憶するチャンネルを変更する制御部110と、制御部110が特定したチャンネルを、順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶するメモリ150の本設定用の領域と、チューナ160による受信の感度が基準から外れるチャンネルを記憶するメモリ150のバッファとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明はテレビ、受信機、および受像機に関し、特に、多数のチャンネルを受信でき、かつ複数の利用者によって利用されるテレビ、受信機、および受像機に関する。
デジタル放送などの普及にともない、サービスされるチャンネル数は飛躍的に増大している。このことは、利用者が所望のチャンネルを選局するために要する時間を増大化させるなどの問題を生じさせている。このような問題を解決するために、さまざまな技術が提案されている。
特許文献1は、電源投入時などの初期設定時に、アナログ放送、デジタル放送を区別することなく順にチャンネルサーチして、各チャンネルの放送の有無を判別し、かつ記憶することを特徴とする地上波放送受信装置を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、アナログ放送及びデジタル放送のチャンネル情報を自動的にかつ短時間に取得できる。
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、複数の利用者が1台の地上波放送受信装置を共有する場合に、発明の効果を抑制されることがあるという問題点がある。複数の利用者のうち、ある利用者はよく視聴するが別の利用者はまったく視聴しないチャンネルは、後者の利用者にとって放送がないチャンネルと何ら変わりない。それにも関わらず、特許文献1に開示された発明では、そのチャンネルの検出が実施される。これは、後者の利用者にとって、放送がないチャンネルの検出が中止されないことに等しい。放送がないチャンネルの検出が中止されないことに等しいので、後者の利用者にとっては、アナログ放送及びデジタル放送のチャンネル情報を自動的かつ短時間に取得できるとは言えなくなる。
特開2001−230689号公報
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、利用者の共同での利用を円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できるテレビ、受信機、および受像機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面にしたがうと、テレビは、情報を受付けるための受付手段と、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付け、かつ利用者個人を表わすグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、情報を受信するための受信手段と、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御するための第1の制御手段と、受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示するための表示手段と、受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力するスピーカとを含むテレビである。テレビは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御するための第2の制御手段と、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含む。特定手段は、複数のチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、利用者個人を表わすグループ、およびチャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む。
すなわち、受付手段は、情報を受付ける。特定手段は、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのうち、後述する第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付け、かつ利用者個人を表わすグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。第1の記憶手段は、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶する。受信手段は、情報を受信する。第1の制御手段は、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御する。表示手段は、受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示する。スピーカは、受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力する。第2の記憶手段は、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶する。第2の制御手段は、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御する。判断手段は、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断する。変更手段は、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更する。これにより、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定される。第2の記憶手段が記憶するチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルである。グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルとなる。受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルについて利用者個人を表わすグループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるので、受信機を共有する場合に、受付手段が情報を受付けてから、第1の記憶手段がチャンネルを記憶するまでに要する時間が短時間となる。その結果、特に利用者の共同での利用を円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できるテレビを提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、受信機は、情報を受付けるための受付手段と、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、情報を受信するための受信手段と、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御するための第1の制御手段とを含む受信機である。受信機は、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御するための第2の制御手段と、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含む。特定手段は、複数のチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、グループ、およびチャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む。
すなわち、受付手段は、情報を受付ける。特定手段は、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのうち、後述する第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。第1の記憶手段は、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶する。受信手段は、情報を受信する。第1の制御手段は、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御する。第2の記憶手段は、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶する。第2の制御手段は、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御する。判断手段は、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断する。変更手段は、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更する。これにより、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定される。第2の記憶手段が記憶するチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルである。グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルとなる。受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルについてグループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるので、受付手段が情報を受付けてから、第1の記憶手段がチャンネルを記憶するまでに要する時間が短時間となる。その結果、利用者の共同での利用を円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できる受信機を提供することができる。
また、上述のグループは、受信機の利用者に関するグループを含むことが望ましい。
すなわち、特定手段は、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付ける、受信機の利用者に関するグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。これにより、受信機を共有する場合に、受付手段が情報を受付けてから、第1の記憶手段がチャンネルを記憶するまでに要する時間が短時間となる。その結果、利用者の共同での利用をより円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できる受信機を提供することができる。
また、上述の受信機の利用者に関するグループは、受信機の利用者個人を表わすグループを含むことが望ましい。
すなわち、特定手段は、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付ける、受信機の利用者個人を表わすグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。これにより、受信機を共有する場合に、受付手段が情報を受付けてから、第1の記憶手段がチャンネルを記憶するまでに要する時間が短時間となる。その結果、利用者の共同での利用をさらに円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できる受信機を提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、受像機は、情報を受付けるための受付手段と、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、情報を受信するための受信手段と、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御するための第1の制御手段と、受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示するための表示手段と、受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力するスピーカとを含む受像機である。受像機は、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御するための第2の制御手段と、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含む。特定手段は、複数のチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、グループ、およびチャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む。
すなわち、受付手段は、情報を受付ける。特定手段は、受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのうち、後述する第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。第1の記憶手段は、特定手段が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、グループに対応付けて記憶する。受信手段は、情報を受信する。第1の制御手段は、受付手段が受付けた、グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表わす選択チャンネルで情報を受信するように、受信手段を制御する。表示手段は、受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示する。スピーカは、受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力する。第2の記憶手段は、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶する。第2の制御手段は、第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように受信手段を制御する。判断手段は、受信手段が受信した情報に基づき、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断する。変更手段は、判断手段の判断に合致するように、第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更する。これにより、第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定される。第2の記憶手段が記憶するチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルである。グループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるチャンネルは、受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルとなる。受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルとは異なるチャンネルについてグループ、およびチャンネル間の前後の順序が特定されるので、受付手段が情報を受付けてから、第1の記憶手段がチャンネルを記憶するまでに要する時間が短時間となる。その結果、利用者の共同での利用を円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できる受像機を提供することができる。
本発明に係るテレビ、受信機、および受像機は、利用者の共同での利用を円滑化でき、かつ短時間にチャンネルを設定できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明を実現する放送受信装置の一態様である本体機器100について説明する。図1は、本体機器100の機能的構成を表わすブロック図である。
図1に示すように、本体機器100は、制御部110と、赤外線受光部120と、計時回路126と、入力部130と、チューナ160と、合成部162と、増幅部164と、表示部170と、スピーカ172と、OSD(On Screen Display)画像生成部180とを含む。制御部110は、メモリ150を含む。本体機器100には、チューナ160を介してアンテナ190が取付けられている。本実施の形態において、本体機器100は、テレビである。
赤外線受光部120、あるいは入力部130は、指示信号として情報を受付ける。赤外線受光部120、あるいは入力部130は、受付けた情報を制御部110に出力する。制御部110は、その入力信号に応じて、チューナ160の選局を行なったり、増幅部164による音声信号の出力を調整したりする。
制御部110は、たとえばマイコンである。制御部110は、赤外線受光部120が信号として受付けた(入力部130が受付けてもよいが、本実施の形態では赤外線受光部120が受付けたものを対象とすることとする)、予め定められた処理を実行する。この処理の例として、選択チャンネル(赤外線受光部120が受付けた、チャンネルを選択する旨の情報が表わすチャネルのこと。本実施の形態でいう「グループ」とは、本体機器100の利用者個人を表し、かつ複数のチャンネルが対応付けられるグループのことである。)で情報を受信するように、チューナ160を制御する処理がある。具体的な処理の内容は、適宜後述する。
入力部130は、電源スイッチ、チャンネルボタン、音量調整ボタン、その他の操作ボタンを含む。本体機器100の利用者は、この入力部130を介して、本体機器100の電源のON/OFFの切り替え、受信チャンネルの切り替え、あるいは、音量の調整等のための指示を入力することができる。入力部130は、+/−スイッチ、数字ボタン、トグルボタン等を含む。トグルボタンとは、利用者による押下の回数に応答して、信号を出力するボタンのことをいう。
メモリ150は、予め設定された本体機器100が受信可能なチャンネルの番号、利用者の好みに応じて任意に設定されたチャンネルの番号、選局の履歴、あるいは予め定められた処理を実行することができるプログラム等を記憶する。選局の履歴は、チャンネルごとの選局回数、最後に選局された日時、選局された時間(特に、最大値)などを含む。
メモリ150は、たとえばフラッシュメモリのように不揮発性のメモリであるが、これに限られない。メモリ150は、本体機器100の電源がOFFである場合でも、データを保持し続けることができるものであればよい。メモリ150は、本設定用の情報を記憶する領域、バッファとして情報を記憶する領域、および本体機器100の制御に必要な各種の情報を記憶する領域に分かれている。
また、メモリ150は、制御部110の外部に設けられていてもよい。また、複数のメモリがそれぞれ情報を記憶する態様であってもよい。
チューナ160は、制御部110からの信号に含まれるチャンネルの識別信号(後述するように、この識別信号が表わすチャンネルは、利用者が選択した選択チャンネルである)に基づいて、放送信号からそのチャンネルに対応する映像信号および音声信号を取得する。チューナ160は、後述するアンテナ190を用いることにより、視聴用の情報を受信する回路であるとも言える。
合成部162は、制御部110からの映像信号およびOSD画像信号180からのオンスクリーン表示信号を合成する。合成部162から出力される信号は、表示部170に入力される。
表示部170は、チューナ160により取得された映像信号に基づいて、映像を表示する。表示部170は、たとえばブラウン管、液晶ディスプレイ、あるいはプラズマディスプレイなどであるが、その他の表示装置であってもよい。
チューナ160により取得された音声信号は、増幅部164に入力される。増幅部164は、制御部110からの制御信号に基づいて、入力信号の出力を大きくし、あるいは、小さくして、スピーカ172に出力する。
スピーカ172は、その信号を音声に変換して出力する。スピーカ172は、モノラルスピーカおよびステレオスピーカのいずれであってもよい。
OSD画像生成部180は、赤外線受光部120により受信される信号あるいは入力部130を介して入力される信号に基づいて、受信中のチャンネル番号、音量レベル、時刻その他の情報(オンスクリーン表示)を表わす画像を生成して(信号として)表示部170に出力する。これにより、表示部170は、表示中の映像にその画像を重ねて表示する。
図2を参照して、本実施の形態に係るリモコン端末1200について説明する。図2は、リモコン端末1200の外観を表わす図である。このリモコン端末1200は、情報を表示するディスプレイ1202と、カーソルを移動させる旨の命令を入力する移動キー1204と、利用者が数値データを入力する数字ボタン1206と、チャンネルや音量を操作する旨の命令を入力する操作ボタン1208とを含む。このリモコン端末1200は、本体機器100に信号を送信する装置である。
移動キー1204は、上下左右にカーソルを移動するためのカーソルキー1214と、特定の対象の選択を確定する指示を入力する確定ボタン1224とを含む。
操作ボタン1208は、押下される回数に応答してテレビの音量を調整することができる音量ボタン1218と、同様に調整可能なチャンネルボタン1228とを含む。
図3を参照して、本実施の形態に係るリモコン端末1200の構成についてさらに説明する。図3は、リモコン端末1200が有する機能の構成を表わす図である。
このリモコン端末1200は、制御部1210と、チャンネル選局部1220と、操作部1240と、メモリ1250と、赤外線発光部1260とを含む。
制御部1210は、リモコン端末1200の各部を制御する。チャンネル選局部1220は、チャンネルボタン1228に相当する。操作部1240は、移動キー1204、数字ボタン1206、あるいは操作ボタンなどに対応する。メモリ1250は、制御部1210が、リモコン端末1200の各部を制御するための情報を記憶する。
制御部1210は、チャンネル選局部1220、および操作部1240のいずれかから出力された信号に基づいて予め定められた処理信号を赤外線発光部1260に出力させる。このような制御部1210による動作には、たとえば本体機器100の音量を調整する動作、チャンネルを選局する動作などが含まれる。
図4を参照して、本体機器100で実行されるプログラムは、利用者毎のチャンネルの設定に関して、以下のような制御構造を有する。
ステップ300(以下、ステップをSと略す)にて、制御部110は、チューナ160およびアンテナ190を用いて、同期することを確認できるチャンネル(すなわち電波の周波数)を検出する。この処理は、後述するS350〜S360の各ステップに相当する。
S302にて、赤外線受光部120は、利用者毎でのチャンネルの設定の旨を受付ける。本実施の形態の場合、利用者からの入力は、いずれも赤外線受光部120が、リモコン信号を受信することにより受付ける。図5を参照して、本実施の形態に係る赤外線受光部120がリモコン信号を受信する際のデータのフォーマットを説明する。本実施の形態に係るリモコン信号を受信する際のデータのフォーマットは、スタートビットを表わすスタートビット用エリア220と、リモコン信号の送信を表わすオペレーションコード用エリア222と、リモコン信号の内容を表わすコマンドコード用エリア224と、リモコン信号の内容にデータが付属する場合のデータ用エリア226と、ストップビットを表わすストップビット用エリア228とを含む。本実施の形態において、このフォーマットにより送信される信号は、たとえば数字ボタン1206の「7」のキーが押されたといったことを表わす信号である。リモコン信号によりチャンネルの設定を受付けるため、信号の受信に先立って、制御部110は、OSD画像生成部180を介して、表示部170に、チャンネルおよび使用できる時間帯の入力を受付けるための画像を表示させる。利用者毎でのチャンネルの設定の旨が受付けられると、制御部110は、まずメモリ150のバッファに、利用者毎のチャンネルの、最新の設定を表わす情報を記憶させる。S304にて、制御部110は、メモリ150に記憶された各種の設定を変更する。この処理は、後述するS400〜S410の各ステップに相当する。
S306にて、制御部110は、変更された設定に対する、利用者の承認があったか否かを判断する。利用者の承認があったと判断した場合(S306にてYES)、処理はS308へと移される。もしそうでないと(S306にてNO)、処理はS310へと移される。
S308にて、制御部110は、変更された設定の内容を表わす情報を、メモリ150の本設定用の領域に記憶させる。本実施の形態において、制御部110は、S406にてバッファに記憶されたチャンネルの情報、チャンネル間の前後の順序を表わす情報、およびS404にて選択された利用者名を、後述する「設定の内容を表わす情報」の1つのグループとして記憶する。これにより、赤外線受光部120が受付けた情報が表し、かつ制御部110が特定したチャンネルを、チャンネル間の前後の順序を表わす情報とともに、上述した本設定用の領域が、本体機器100の利用者個人を表わす1つのグループに対応付けて記憶することとなる。S310にて、制御部110は、変更された設定の内容を表わす情報を破棄する。
図6を参照して、本体機器100で実行されるプログラムは、チャンネルなどの設定に関して、以下のような制御構造を有する。
S350にて、制御部110は、本体機器100の起動が初回か否かを判断する。初回と判断した場合(S350にてYES)、処理はS352へと移される。もしそうでないと(S350にてNO)、処理はS358へと移される。S352にて、制御部110は、初回用の手順で同期を検出する。この処理は、後述するS450〜S454の各ステップに相当する。
S354にて、制御部110は、メモリ150のバッファから、同期できないチャンネルを抽出する。S356にて、制御部110は、メモリ150のバッファから抽出した、該当する(すなわち同期できない)チャンネルおよびそのチャンネルの番号を、メモリ150の各種の情報を記憶する領域に記憶させる。
S358にて、制御部110は、各チャンネルの同期を判断する準備として、メモリ150の各種の情報を記憶する領域を参照して、過去に同期できないと判断されたチャンネルを特定する。S360にて、制御部110は、再起動時用の手順で同期を検出する。この処理は、後述するS460〜S464の各ステップに相当する。
図7を参照して、本体機器100で実行されるプログラムは、設定の変更に関して、以下のような制御構造を有する。
S400にて、制御部110は、まずメモリ150のバッファに、利用者毎のチャンネルの、最新の設定を表わす情報を記憶させる。最新の設定を表わす情報は、メモリ150の本設定用の領域に記憶されている。最新の設定を表わす情報が記憶されると、制御部110は、赤外線受光部120が受信したリモコン信号の内容に基づき、設定の対象の選択を受付ける。本実施の形態において、このステップにおけるリモコン信号が表わす内容は、カーソルキー1214が押されたことを表わす内容、および確定ボタン1224が押されたことを表わす内容のいずれかである。カーソルキー1214が押された場合、制御部110は、カーソルキー1214の種類に応じて(すなわち、カーソルをどの方向に移動させる旨のキーが押されたかに応じて)、表示部170に表示させたカーソルを移動させる。あわせて制御部110は、メモリ150のバッファに記憶された、カーソルがある欄を表わす情報を変更する。確定ボタン1224が押された場合、制御部110は、次のステップの処理を開始する。これにより、制御部110は、設定しようとする対象が、確定ボタン1224が押された時点の、カーソルがある欄である旨の選択を受付ける。
S402にて、制御部110は、利用者が設定の対象としてチャンネル枠230に含まれる欄を選択したか否かを判断する。この判断は、メモリ150のバッファに記憶された、カーソルがどの欄にあるかを表わす情報に基づいて実施される。利用者がチャンネル枠230に含まれる欄を選択したと判断した場合(S402にてYES)、処理はS404へと移される。もしそうでないと(S402にてNO)、処理はS408へと移される。
S404にて、赤外線受光部120は、利用者の選択を受付ける。制御部110は、予めOSD画像生成部180を制御して、表示部170に利用者名を表示させておく。制御部110は、カーソルがある氏名欄236の利用者に対して設定されている具体的なチャンネル番号(本実施の形態において「チャンネル番号」とは、チャンネルごとに割り当てられた番号をいう)を、表示部170の利用者チャンネル表示欄234に表示させる。このとき利用者チャンネル表示欄234に表示されるチャンネルは、メモリ150のバッファに、利用者名に対応付けて記憶されている。確定ボタン1224が押されると、利用者の選択は確定する。
S406にて、赤外線受光部120は、表示するチャンネル番号の選択を受付ける(制御部110は非表示とするチャンネル番号の選択を受付けてもよい。しかし、本実施の形態における制御部110は、表示するチャンネルの選択を受付けることとする)。表示するチャンネルの選択を受付けるために、制御部110は、表示部170の利用者チャンネル表示欄234に表示させたチャンネル番号のうち、あるチャンネル番号(本実施の形態の場合、利用者チャンネル表示欄234に表示されるチャンネル番号のうち、最も左のマス目に表示されたチャンネル番号)を反転表示させる。赤外線受光部120が、カーソルキー1214のうち、カーソルを左右方向に移動させるキーが押された旨の信号を受信すると、制御部110は、別のチャンネル番号を反転表示させる。赤外線受光部120が、カーソルキー1214のうち、カーソルを下方向に移動させるキーが押された旨の信号を受信すると、制御部110は、その時反転表示されていたチャンネルが表示するチャンネルの対象から外されたとみなし、そのチャンネルを表わす情報をメモリ150のバッファから消去する。あわせて制御部110は、そのチャンネル番号を利用者チャンネル表示欄234からも消去させる。赤外線受光部120が、確定ボタン1224が押された旨の信号を受信すると、制御部110は、赤外線受光部120が、その時までに選択されたチャンネルを受付けたとみなす。チャンネルが受付けられると、制御部110は、確定ボタン1224が押された時点で選択されたチャンネルが、1つのグループ(本実施の形態の場合、このグループは本体機器100の利用者個人を表わす)に対応付けられるとみなす。制御部110は、同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序が、利用者チャンネル表示欄234に表示された順序に一致するとみなす。これらのようにみなすことにより、制御部110は、赤外線受光部120が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定する。ここでいう「複数のチャンネル」は、メモリ150のバッファの「同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域」が記憶するチャンネルとは、異なるチャンネルである。なお、本実施の形態において、このときバッファに記憶されたチャンネルの情報、およびS404にて選択された利用者名は、S308にて、後述する「設定の内容を表わす情報」の1つのグループとして記憶される。この場合、先に記憶されたチャンネルの情報により小さなグループ番号が付加される。
S408にて、制御部110は、利用者毎に本体機器100を使用する時間の設定を受付ける。カーソルキー1214のうち、カーソルを左右方向に移動させるキーが押された旨の信号を受信すると、制御部110は、それまで反転表示されていた欄の、隣の欄の表示を反転させる。あわせて、制御部110は、元の欄の表示を、通常表示に変更させる。カーソルキー1214のうち、カーソルを上下方向に移動させるキーが押された旨の信号を受信すると、制御部110は、別の利用者の、元の欄に対応する欄の表示を反転させる。あわせて、制御部110は、元の欄の表示を、通常表示に変更させる。赤外線受光部120が、数字ボタン1206が押された旨の信号を受信すると、制御部110は、その時反転表示された欄の内容を、受信した数字ボタン1206が表わす値に更新する。
S410にて、制御部110は、確定ボタン1224が押された旨の信号を受信すると、その時表示部170に表示された候補が選択されたとみなし、その情報をメモリ150のバッファに記憶させる。これにより、制御部110が、使用できる時間帯の設定を表わす情報を受付けたこととなる。
図8を参照して、本体機器100で実行されるプログラムは、初回用の同期の確認に関して、以下のような制御構造を有する。
S450にて、制御部110は、次に記載するすべての帯域のチャンネルについて、同期を検出できたか否かを判断する。そのチャンネルとは、メモリ150の各種の情報を記憶する領域が記憶するチャンネルのうち、メモリ150のバッファの、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルである。この判断に先立ち、制御部110は、メモリ150のバッファの、一時的な情報を記憶する領域に、予め同期を検出できたか否か判断しようとするチャンネルの周波数を記憶させている。制御部110は、メモリ150の各種の情報を記憶する領域からバッファに情報を複写することにより、同期を検出できたか否か判断しようとするチャンネルの周波数を、バッファに記憶させる。同期を検出できたか否かの判断は、検出される電波の強弱に基づいて判断される。本実施の形態の場合、電波の強弱は、チューナ160が出力する電力の、電圧の大小によって判断される。具体的には、制御部110は、次の手順により、同期できるチャンネルか否かを判断する。第1の手順は、制御部110が、上述したチャンネル(メモリ150の各種の情報を記憶する領域が記憶するチャンネルのうち、メモリ150のバッファの、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域が記憶するチャンネルとは異なるチャンネル)ごとに、情報を受信するように、チューナ160を制御する手順である。第2の手順は、チャンネルが変化するたびに、チューナ160が出力する電力(チューナ160が受信した情報を表わす信号が有する電力)を検出する手順である。第3の手順は、検出した電力の値が予め定められた基準を上回るか否かを判断する手順である。これにより、制御部110は、チューナ160が受信した情報に基づき、次に記載するチャンネルごとに、チューナ160による情報の受信が可能か否かを判断することとなる。そのチャンネルとは、メモリ150の各種の情報を記憶する領域が記憶するチャンネルのうち、メモリ150のバッファの、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルである。同期を検出できたと判断した場合(S450にてYES)、処理はS452へと移される。もしそうでないと(S450にてNO)、処理はS454へと移される。
S452にて、制御部110は周波数を記憶しない。すなわち、制御部110は、メモリ150のバッファに記憶されたチャンネルのうち、S450にて情報を受信したチャンネルを消去する。S454にて、制御部110は、メモリ150のバッファのうち、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域に、S450にて情報を受信したチャンネルを複写する。これにより、メモリ150のバッファのうち、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域が、チューナ160による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れる、チャンネルの値を記憶することとなる。制御部110は、自らの判断に合致するように、メモリ150のバッファのうち、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域が記憶するチャンネルを変更することとなる。
図9を参照して、本体機器100で実行されるプログラムは、再起動時用の同期の確認に関して、以下のような制御構造を有する。
S460にて、制御部110は、メモリ150の各種の情報を記憶する領域に記憶されたチャンネルについて、同期を検出できたか否かを判断する。この判断に先立ち、制御部110は、メモリ150のバッファに、同期を検出できたか否か判断しようとするチャンネルの周波数、および過去に同期が検出できなかったチャンネルの周波数を予め記憶させている。同期を検出できたか否かを判断する方法は、メモリ150の各種の情報を記憶する領域のうち、過去に同期が検出できなかったチャンネルの周波数を記憶する領域に、判断の対象となるチャンネルの周波数が記憶されているか否かを検索する方法である。同期を検出できたと判断した場合(S460にてYES)、処理はS462へと移される。もしそうでないと(S460にてNO)、処理はS464へと移される。
S462にて、制御部110は、S460にて判断したチャンネルについて、同期を検出する。S464にて、制御部110は、S460にて判断したチャンネルについての、同期の検出をスキップする。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本体機器100の動作について説明する。
[初回の起動の場合]
制御部110は、本体機器100の起動が初回か否かを判断する(S350)。この場合、起動は初回であると判断するので(S350にてYES)、制御部110は、次に記載するチャンネルのいずれかについて、同期を検出できたか否か(すなわち、チューナ160による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否か)を判断する(S450)。そのチャンネルとは、メモリ150の各種の情報を記憶する領域が記憶するチャンネルのうち、メモリ150のバッファの、同期が検出できなかった(すなわち、チューナ160による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れる)周波数を記憶させる領域が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルである。判断に先立ち、制御部110は、メモリ150のバッファに、同期を検出できたか否か判断しようとするチャンネルの周波数を予め記憶させている。同期を検出できたと判断した場合(S450にてYES)、制御部110は、メモリ150のバッファに記憶された、S450にて記憶された周波数を消去する(S452)。もしそうでないと(S450にてNO)、制御部110は、メモリ150のバッファのうち、同期が検出できなかった周波数を記憶させる領域に、S450にて記憶された周波数を複写する(S454)。制御部110は、すべての帯域のチャンネルについて、これらの判断を繰返す。すべての帯域のチャンネルについて、これらが判断されると、制御部110は、メモリ150のバッファから、同期できないチャンネルを抽出する(S354)。同期できないチャンネルが抽出されると、制御部110は、メモリ150のバッファから抽出した、同期できないチャンネルおよびそのチャンネルの番号を、メモリ150の各種の情報を記憶する領域に記憶させる(S356)。
番号が記憶されると、赤外線受光部120は、利用者毎でのチャンネルの設定の旨を受付ける(S302)。利用者毎でのチャンネルの設定の旨が受付けられると、制御部110は、まずメモリ150のバッファに、利用者毎のチャンネルの、最新の設定を表わす情報を記憶させる。最新の設定を表わす情報が記憶されると、制御部110は、赤外線受光部120が受信したリモコン信号の内容に基づき、設定しようとする対象の選択を受付ける(S400)。このために、制御部110は、OSD画像生成部180を介して、表示部170に、チャンネルおよび使用できる時間帯の入力を受付けるための画像を表示させる。図10を参照して、このとき表示部170に表示される画像について説明する。この画像に含まれる欄は、チャンネル枠230と、時間枠240とに大別される。チャンネル枠230は、チャンネルに関する情報を表わす。時間枠240は、利用者毎の、利用できる時間帯を表わす。チャンネル枠230は、同期チャンネル欄232と、利用者チャンネル表示欄234と、氏名欄236と、表題欄238とを含む。同期チャンネル欄232は、S300にて同期することを確認できたチャンネルのチャンネル番号を表わす。利用者チャンネル表示欄234は、利用者毎の、チャンネルの設定の内容を表わす。氏名欄236は、右隣の利用者チャンネル表示欄234に表示されたチャンネルを設定した利用者を表わす。表題欄238は、同期チャンネル欄232が、S300にて同期することを確認できたチャンネルを表わす欄であることを示す。本実施の形態におけるカーソルは、各欄を囲む太枠である。カーソルキー1214が押されると、制御部110は、押されたカーソルキーが表わす方向へ、カーソルを移動させる。カーソルが氏名欄236にある場合に、利用者が、カーソルキー1214のうち、カーソルを下へ移動させるためのキーを押すと、氏名欄236および利用者チャンネル表示欄234がスクロールする。これにより、利用者Aの氏名欄および利用者チャンネル表示欄に代えて、図10に表れていない利用者Cの氏名欄および利用者チャンネル表示欄が表れる。図11は、設定しようとする対象が時間帯の欄である場合の、表示部170の表示例を示す。確定ボタン1224が押されると、選択の受付けは確定する。
受付が確定されると、制御部110は、利用者が設定の対象としてチャンネル枠230に含まれる欄を選択したか否かを判断する(S402)。この場合、利用者はチャンネル枠230に含まれる欄を選択するので(S402にてYES)、赤外線受光部120は、利用者の選択を受付ける(S404)。図12に、本実施の形態におけるこのときの表示部170の内容を示す。利用者Aに対するチャンネルの設定の内容(S302にて制御部110がメモリ150のバッファに記憶させた情報)が利用者チャンネル表示欄234に表示されている。その他の利用者(図12の場合、利用者B)に対するチャンネルの設定の内容は、利用者チャンネル表示欄234に表示されない。利用者Bに対するチャンネルの設定の内容は、設定の対象として利用者Bが選択されている場合に表示される。
設定の内容が表示されると、赤外線受光部120は、表示するチャンネルの選択を受付ける(S406)。図13に、このときの表示部170の内容を示す。チャンネル番号「1」が反転して表示されている。カーソルを右方向に移動させるキーが押されると、制御部110は、チャンネル番号「2」を反転して表示させる。チャンネル番号「36」が反転して表示されているときに、カーソルを右方向に移動させるキーが押されると、制御部110は、チャンネル番号「52」が表示されるまで、チャンネル番号の表示をスクロールさせる。すなわち、チャンネル番号の表示が順次左のマスに移動し、かつ最も右のマスにはチャンネル番号「34」が表示される。カーソルが利用者チャンネル表示欄234にある時に、数字ボタン1206が押されると、制御部110は、それまでカーソルがあるマスに表示されていた番号に代えて、押された数字ボタン1206が表わす番号をカーソルがあるマスに表示させる。カーソルキー1214のうち、カーソルを下方向に移動させるキーが押されると、制御部110は、その時反転表示されていたチャンネル番号を利用者チャンネル表示欄234から消去させる。確定ボタン1224が押されると、制御部110は、確定ボタン1224が押された時点で表示部170が表示する情報を、設定すべき内容としてメモリ150のバッファに記憶させる。
チャンネル番号の選択が受付けられると、制御部110は、受付けられた設定に対する、利用者の承認があったか否かを判断する(S306)。この場合、利用者の承認があったと判断するので(S306にてYES)、制御部110は、変更された設定の内容を表わす情報を、メモリ150の本設定用の領域に記憶させる(S308)。情報が記憶されると、処理は終了する。図14に、このようにして記憶された、本実施の形態における利用者毎の、チャンネルの設定の内容を示す。
[初回の起動ではない場合]
S350にて起動は初回でないと判断されると(S350にてNO)、制御部110は、各チャンネルの同期を判断する準備として、メモリ150の各種の情報を記憶する領域を参照して、過去に同期できないと判断されたチャンネルを特定する(S358)。チャンネルが特定されると、制御部110は、メモリ150の各種の情報を記憶する領域に記憶されたチャンネルについて、同期を検出できたか否かを判断する。この判断に先立ち、制御部110は、メモリ150のバッファに、同期を検出できたか否か判断しようとするチャンネルの周波数、および過去に同期が検出できなかったチャンネルの周波数を予め記憶させている(S460)。同期を検出できたと判断した場合(S460にてYES)、制御部110は、S460にて判断したチャンネルについて、同期を検出する(S462)。もしそうでないと(S460にてNO)、制御部110は、S460にて判断したチャンネルについての、同期の検出をスキップする(S464)。制御部110は、すべての帯域のチャンネルについて、これらの判断を繰返す。
以上のようにして、本実施の形態に係る本体機器100は、多数あるチャンネルのいずれかを、利用者ごとに選択する。従来、このような場合、全チャンネルの同期が検出されていた。本体機器100は、前回同期を検出できなかったチャンネルの同期を検出しない。その理由は、同期が検出できないということが、もともと見られない(電波が届いていない)ことを意味する点にある。前回同期を検出できなかったチャンネルは、メモリ150に記憶される。これにより、利用者がチャンネルを再設定する際(停電などでチャンネルの情報が消去される場合などがこれにあたる)、受信できないチャンネルの同期の検出が省略されるので、同期の検出に要する時間が短縮される。その上、本体機器100は、短縮された時間を費やして同期を検出できるチャンネルの検出を充実化することができる。チャンネルの検出が充実化されると、周波数の変更やブレに対して柔軟に対応できる。その結果、チャンネルの設定に必要な時間を短縮できる受像機を提供することができる。
なお、表示部170およびスピーカ172は、本体機器100から独立していてもよい。この場合、本体機器100は、テレビではなく外付けのチューナとして動作することとなる。
また、チャンネルが対応付けられるグループは、本体機器100の利用者に関するグループであってもよい。そのようなグループの例として、受信料を負担する者のグループや、スポーツ鑑賞を好む利用者のグループなどが考えられる。
これらとは別に、赤外線受光部120が信号として情報の入力を受付けることに代えて、入力部130が情報を受付けてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る本体機器の機能的構成を表わすブロック図である。 本発明の実施の形態に係るリモコン端末の外観を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るリモコン端末が有する機能の構成を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るチャンネルの設定処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る本体機器とリモコン端末との間の通信のフォーマットを表わす図である。 本発明の実施の形態に係るチャンネルなどの設定処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る設定を変更する処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る初回の起動時用の同期を検出する処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る再起動時用の同期を検出する処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る表示部の、チャンネル枠のいずれかが設定の対象となっている場合の、内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る表示部の、時間枠のいずれかが設定の対象となっている場合の、内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る表示部の、チャンネルが表示された場合の、内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る表示部の、チャンネルの選択を受付ける場合の、内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る利用者毎の、チャンネルの設定の内容を示す図である。
符号の説明
100 本体機器、110,1210 制御部、120 赤外線受光部、126 計時回路、130 入力部、150,1250 メモリ、160 チューナ、162 合成部、164 増幅部、170 表示部、172 スピーカ、180 OSD画像生成部、190 アンテナ、220 スタートビット用エリア、222 オペレーションコード用エリア、224 コマンドコード用エリア、226 データ用エリア、228 ストップビット用エリア、230 チャンネル枠、232 同期チャンネル欄、234 利用者チャンネル表示欄、236 氏名欄、238 表題欄、240 時間枠、1200 リモコン端末、1202 ディスプレイ、1204 移動キー、1206 数字ボタン、1208 操作ボタン、1214 カーソルキー、1218 音量ボタン、1220 チャンネル選局部、1224 確定ボタン、1228 チャンネルボタン、1240 操作部、1260 赤外線発光部。

Claims (5)

  1. 情報を受付けるための受付手段と、
    前記受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付ける、利用者個人を表すグループ、および同一の前記グループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、
    前記特定手段が特定したチャンネルを、前記チャンネル間の前後の順序を表す情報とともに、前記グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、
    情報を受信するための受信手段と、
    前記受付手段が受付けた、前記グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表す選択チャンネルで情報を受信するように、前記受信手段を制御するための第1の制御手段と、
    前記受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示するための表示手段と、
    前記受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力するスピーカとを含むテレビにおいて、
    前記テレビは、
    前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように前記受信手段を制御するための第2の制御手段と、
    前記受信手段が受信した情報に基づき、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段の判断に合致するように、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含み、
    前記特定手段は、前記複数のチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、前記グループ、および前記チャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む、テレビ。
  2. 情報を受付けるための受付手段と、
    前記受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、
    前記特定手段が特定したチャンネルを、前記チャンネル間の前後の順序を表す情報とともに、前記グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、
    情報を受信するための受信手段と、
    前記受付手段が受付けた、前記グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表す選択チャンネルで情報を受信するように、前記受信手段を制御するための第1の制御手段とを含む受信機において、
    前記受信機は、
    前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように前記受信手段を制御するための第2の制御手段と、
    前記受信手段が受信した情報に基づき、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段の判断に合致するように、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含み、
    前記特定手段は、前記複数のチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、前記グループ、および前記チャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む、受信機。
  3. 前記グループは、前記受信機の利用者に関するグループを含む、請求項2に記載の受信機。
  4. 前記受信機の利用者に関するグループは、前記受信機の利用者個人を表すグループを含む、請求項3に記載の受信機。
  5. 情報を受付けるための受付手段と、
    前記受付手段が受付けた情報に基づき、複数のチャンネルのいずれかについて、チャンネルを対応付けるグループ、および同一のグループに対応するチャンネル間の前後の順序を特定するための特定手段と、
    前記特定手段が特定したチャンネルを、前記チャンネル間の前後の順序を表す情報とともに、前記グループに対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、
    情報を受信するための受信手段と、
    前記受付手段が受付けた、前記グループに含まれるチャンネルを選択する旨の情報が表す選択チャンネルで情報を受信するように、前記受信手段を制御するための第1の制御手段と、
    前記受信手段が受信した情報が表わす、映像を表示するための表示手段と、
    前記受信手段が受信した情報が表わす、音声を出力するスピーカとを含む受像機において、
    前記受像機は、
    前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるチャンネルを記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段が記憶するチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、情報を受信するように前記受信手段を制御するための第2の制御手段と、
    前記受信手段が受信した情報に基づき、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルごとに、前記受信手段による情報の受信の感度が予め定められた基準から外れるか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段の判断に合致するように、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルを変更するための変更手段とを含み、
    前記特定手段は、前記複数のチャンネルのうち、前記第2の記憶手段が記憶するチャンネルとは異なるチャンネルのいずれかについて、前記グループ、および前記チャンネル間の前後の順序を特定するための手段を含む、受像機。
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