JP2005229256A - 画像処理制御方法及び通信端末装置 - Google Patents

画像処理制御方法及び通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005229256A
JP2005229256A JP2004034788A JP2004034788A JP2005229256A JP 2005229256 A JP2005229256 A JP 2005229256A JP 2004034788 A JP2004034788 A JP 2004034788A JP 2004034788 A JP2004034788 A JP 2004034788A JP 2005229256 A JP2005229256 A JP 2005229256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
image processing
processing control
input means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004034788A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Yamamoto
敏文 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004034788A priority Critical patent/JP2005229256A/ja
Publication of JP2005229256A publication Critical patent/JP2005229256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 撮影された際のカメラの回転の向きに従って、撮影された画像を回転して記憶する画像処理制御方法及び通信端末装置を提供する。
【解決手段】 撮影された際のカメラの回転の向きに従って、撮影された画像を回転させる指示が与えられた場合(ステップS15kの「YES」)、画像編集部は、その画像が撮影された際の重力が働いた方向を示す情報から、カメラの回転の向きを判断し、その向きが標準の向きでない場合には、その画像を回転する(ステップS15m)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像処理制御方法及び通信端末装置に係り、特に入力された画像の回転処理制御に関する。
内蔵されたカメラを用いて写真をデジタルデータとして撮影し、撮影された画像の所定位置に撮影日時などの合成処理を行って画像ファイルに記憶し、更に、その画像ファイルを電子メールの添付ファイルとして送受信する移動通信端末装置が知られている。
移動通信端末装置を写真撮影に用いる場合、その装置が小型であり、また、デジタルカメラとは異なり専用のシャッターキーを備えていないなどの理由により、その装置を180度回転させた向き、即ち、その装置の上下を逆にして撮影する恐れがある。装置の上下を逆にしても、ファインダーとしての画像表示部に表示される画像に異常はなく、また、撮影される画像にも異常はない。ところが、画像ファイルに記憶される画像は、180度回転されている。そのため、その画像ファイルが表示される場合、180度回転された被写体が表示され、見にくい表示となる。
また、撮影された画像の縦横の大きさが異なる場合、被写体の大きさに応じて、装置を右、または、左に90度回転させた向きとして撮影することが広く知られている。ところが、装置を90度回転させて撮影された画像は、90度回転されて画像ファイルに記憶される。そのため、その画像ファイルが表示される場合、90度回転された被写体が表示され、見にくい表示となる。
そこで、撮影された画像毎に撮影された際のカメラの上下左右の回転の向きを示す情報を添付して画像ファイルに記憶し、その画像の表示の際に上記回転の向きを示す情報に従って画像を回転して表示する処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−45354号公報(第2頁、図2)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、撮影された画像を記憶する画像ファイルの形式を、向きを示す情報が付加された特殊な形式としなければならない問題点があった。また、表示装置は、その画像を表示する際、その向きを示す情報に従ってその画像を回転して表示する機能が付加された特殊な装置でなければならない問題点があった。更には、画像ファイルの所定位置に合成された撮影日時などが回転されて、見にくい表示となる問題点があった。
移動通信端末装置で撮影された画像の画像ファイルは、例えば、撮影されたまま、任意の電子メールアドレス宛に送信されることがある。そのため、その画像ファイルを受信した装置で上記画像を回転して表示する機能が付加されている可能性が低く、上記問題点は顕著であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、撮影された際のカメラの回転の向きに従って、撮影された画像を回転して記憶する画像処理制御方法及び通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理制御方法は、物体からの光に対応する画像信号を画像入力手段が出力し、前記画像信号が前記画像入力手段から出力された際の前記画像入力手段の向きを検出し、前記画像入力手段から出力された画像信号を画像表示手段に表示し、前記検出された向きに依存して、前記画像入力手段から出力された画像信号からなる画像を回転して、または、回転せずに記憶することを特徴とする。
本発明によれば、撮影された際のカメラの回転の向きに従って、撮影された画像を回転して記憶する画像処理制御方法及び通信端末装置を提供することができる。
以下に、本発明による画像処理制御方法及び携帯端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像処理制御方法及び通信端末装置が適用された折畳み型移動通信端末装置の上下筐体の折畳みを開いた時の外観を示す図である。図1(a)は背面図を、図1(b)は側面図を、図1(c)は正面図をそれぞれ示す。
この移動通信端末装置は、上筐体1と下筐体2とを、ヒンジ部3によって回動自在に連結してなる。
上筐体1の内面には、受話に用いられるスピーカ14aと、利用者に操作を促す表示や、利用者が指示した内容の表示や、装置の動作状態の表示などに用いられるLCD(Liquid Crystal Display)からなる正面表示部15aとが設置されている。また、上筐体1の外面には、装置の動作状態の表示などに用いられるLCDからなる背面表示部15bと、カメラ15cとが設置されている。
更に、上筐体1の内部には、重力を感知して、重力が働く方向を出力する加速度センサー(図示せず)が設置されて、加速度センサーからは、重力の方向を示す重力方向信号が出力されている。重力方向信号は、重力が働く方向、即ち、下の方向を示す3次元の値(p、q、r)である。
ここで、図1に示すように、カメラ15cから被写体に向かう軸をz軸とし、z軸と直交で下筐体2から上筐体1に向かう軸をy軸とし、z軸とy軸とのいずれとも直交し、上筐体1を下筐体2の上部に保って、上筐体1を背面から見て左から右に向かう軸をx軸とする。加速度センサーから出力される重力方向信号(p、q、r)は、重力の働く方向のそれぞれx成分、y成分、z成分を示す。そして、以後、図1に示す、上筐体1がヒンジ部3の上にあり、x軸及びz軸が水平であり、かつ、y軸が垂直である状態を、カメラ15cの標準の向きと称する。
また、下筐体2の内面には、送話に用いられるマイクロフォン14bが設置されている。下筐体2の内面と側面には、キーパッドからなる入力装置16が設けられている。また、下筐体2の外面には、電波の送受に用いられるアンテナ12aが設置されている。
入力装置16は、下筐体2の内面に設置され、各機能での決定や選択を指示するために用いられるワープ中央キー16aと、ワープ中央キー16aに隣接してワープ中央キー16aを取り囲んで設置され、正面表示部15a上の表示のスクロールなどに用いられるワープ十字キー16bと、英数字や文字、記号の入力などに用いられる数字キーと、移動通信端末装置の電源の投入及び切断などの動作指示の入力に用いられる複数の機能キーと、更に、下筐体2の側面に設置された複数の側面キー16cとを含んでいる。
更に、ヒンジ部3には、上下筐体1、2が開状態にあるか、または、閉状態にあるかを検出する開閉検出部(図示せず)が設置されて、その開閉検出部から開閉信号が出力されている。
図2は、この折畳み型移動通信端末装置を、図1に示した上下筐体1、2が開状態にある状態から、下筐体2が回動されて上下筐体1、2が閉状態になった状態の外観を示す。図2(a)は上筐体1の背面図を、図2(b)は側面図をそれぞれ示す。装置がこの状態で、カメラ15cは標準の向きである。なぜなら、図1に示す状態と比較して、カメラ15cが設置されている上筐体1は回動されていないからである。
そこで、この装置を図2に示す状態において撮影された画像は、この装置を図1に示す状態において撮影された画像と同一である。また、図1に示す状態において、また、図2に示す状態において、重力は、y軸の負の方向に働いている。
図3は、この移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置は、開閉信号3a及び重力方向信号4aが入力され、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、スピーカ14aと、マイクロフォン14bと、通話部14cと、正面表示部15aと、背面表示部15bと、カメラ15cと、画像処理部15dと、入力装置16と、撮影条件データ記憶部21と、画像データ記憶部22とからなる。
撮影条件データ記憶部21には、画像処理部15dが写真を撮影する際の条件である撮影条件データファイル21aが記憶される。また、画像データ記憶部22には画像データファイル22aが記憶される。なお、画像データファイル22aは、圧縮された画像データであっても良く、圧縮の形式は、JPEG(Joint Photographic Expert Group)形式や、GIF(Graphical Interchange Format)形式等の圧縮技術が用いられる。
図4は、画像処理部15dの構成を示すブロック図である。画像処理部15dは、制御部11及び撮影条件データ記憶部21と接続され、画像処理部15dの各部の制御を行う画像処理制御部15eと、カメラ15cと接続される画像入力部15fと、正面表示部15a、背面表示部15b及び画像入力部15fと接続される画像出力部15gと、画像データ記憶部22及び画像入力部15fと接続される画像編集部15hとからなる。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の各部の動作を、図3を参照して説明する。
まず、通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られたデジタル音声信号を通話部14cへ、また、制御信号を制御部11に送る。更には、通話部14cから出力されるデジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
次に、通話部14cは、送受信部13から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
次に、正面表示部15aの動作を説明する。正面表示部15aは、開閉信号3aによって上下筐体1、2が開状態にあると検出された場合に、制御部11に制御されることで、文字・数字や画像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入力装置16からの入力操作や着信信号に応答し、また、画像処理部15dからの表示要求に従って制御部11からの指示を受けることで切換わる。
次に、背面表示部15bの動作を説明する。背面表示部15bは、開閉信号3aによって上下筐体1、2が閉状態にあると検出された場合に、制御部11に制御されることで、文字・数字や画像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入力装置16からの入力操作や着信信号に応答し、また、画像処理部15dからの表示要求に従って制御部11からの指示を受けることで切換わる。
カメラ15cは、例えばCCDカメラであり、画像処理部15dより起動されることにより画像入力動作を開始し、入力した画像の信号を画像処理部15dに送る。
入力装置16は、通信相手の電話番号を指定するための数字キーと複数の機能キーを含むキーからなり、入力装置16のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、正面表示部15aまたは背面表示部15bに文字や数字として表示される。
また、移動通信端末装置が写真撮影モードで動作している場合、即ち、利用者が写真を撮影中には、制御部11によって、文字コード、数字コード、制御信号、または、キーの識別子が画像処理部15dに送信される。また、利用者が撮影条件を入力中には、制御部11によって、文字コード、数字コード、または、制御信号が撮影条件データファイル21aに格納される。
次に、画像処理部15dの動作を図3及び図4を参照して説明する。画像処理部15dは、カメラ15cから出力された画像信号の処理を行う装置であり、画像処理部15dの各部の制御を行う画像処理制御部15eの動作の説明を中心に、画像処理部15dの動作を説明する。図5は、この画像処理制御部15eの動作を示すフローチャートである。
画像処理制御部15eは、入力装置16の所定のキーが操作され、移動通信端末装置が写真撮影モードでの動作が指示された、即ち、画像処理の開始が指示されたことにより、制御部11から起動されて動作を開始し(ステップS15a)、続いて、画像入力部15fと、画像出力部15gとを起動する(ステップS15b)。
画像入力部15fは、カメラ15cから出力された画像信号を受信して、その画像信号を画像出力部15gに送信する。画像出力部15gは、画像入力部15fから出力された画像信号を受信すると、その画像信号を正面表示部15aまたは背面表示部15bに表示する。既に説明したように、いずれの表示部に表示されるかは、制御部11が上下筐体1、2が開状態にあるか、閉状態にあるかによって制御する。
画像処理制御部15eは、続いて、制御部11から出力された所定のシャッターキーの識別子を受信する(ステップS15c)。ここで、シャッターキーとは、上下筐体1、2が開状態にある場合、ワープ中央キー16aであり、一方、上下筐体1、2が閉状態にある場合、所定の側面キー16cであるが、これに限るものではない。
続いて、画像処理制御部15eは、画像入力部15fに対して、被写体の状態に依存して変化する撮影条件を設定させ、設定された撮影条件で写真を撮影させる。即ち、設定された撮影条件に従って、カメラ15cから出力された画像信号を受信して、その画像信号からなる画像を送信させる(ステップS15d)。
上記撮影条件には、被写体と移動通信端末装置との間の距離に依存して、被写体に焦点を合わせることと、被写体の輝度に依存して、絞り及び/またはフレームレートを決定することとがあるがこれに限るものではない。例えば、ストロボ発光部(図示せず)を発光させるか否かを決定することが含まれていても良い。
続いて、画像処理制御部15eは、画像入力部15fがカメラ15cから出力された画像信号を受信した際の重力方向信号4aを、制御部11から受信する(ステップS15e)。そして、画像編集部15hに対して、画像入力部15fによって送信された画像を受信させ、ステップS15eで受信した重力方向信号4aと、編集の内容とを引数に、その画像を編集させる(ステップS15f)。そして、ステップS15cの所定のシャッターキーの識別子を受信するステップに戻って、処理を繰返す。
次に、ステップS15fの、画像編集部15hの動作を説明する。画像編集部15hが行う編集の内容は、固定的に定められ、または、事前に利用者が入力装置16の所定のキーを操作することによって決定され、そして、撮影条件データファイル21aに記憶された撮影条件である。
上記の撮影条件は、撮影された画像の回転を行うか否か、撮影された画像に撮影日時を合成するか否か、撮影された画像を添付ファイルとした電子メールを利用者の介入なしに送信するか否か、上記電子メールを送信するなら、宛先の電子メールアドレスであるが、これに限るものではない。
図6は、画像編集部15hの動作のフローチャートを示す。画像編集部15hは、画像処理制御部15eの指示によって動作を開始し(ステップS15j)、まず、撮影された画像の回転を行う指示が与えられているか否かを調べる(ステップS15k)。そして、撮影された画像の回転を行う指示が与えられている場合(ステップS15kの「YES」)、撮影された画像の回転を行い(ステップS15m)、その回転を行う指示が与えられていない場合(ステップS15kの「NO」)、ステップS15mの画像の回転の動作を行わない。
ステップS15mの撮影された画像の回転の動作は、以下に説明するように行われる。即ち、画像編集部15hは、まず、重力方向信号4a(p、q、r)からベクトル(p、q)を求め、そのベクトルがx軸の正方向か、x軸の負方向か、軸の正方向か、y軸の負方向との4つの方向のいずれの方向を指しているかを求める。
図7を参照して、上記ベクトルが上記いずれの方向を指しているかの判断方法を具体的に説明する。図7は、x、y軸からなる2次元平面を示す。この平面は、x軸、y軸、直線q=p、及び、直線q=−pの、いずれも原点で交わる4本の直線により、8つの部分平面に分割されている。
点(p、q)が、y軸の負の部分と、その部分の両側の部分平面からなる第1の領域A1にある場合、言い換えれば、qが負で、qの絶対値がpの絶対値より大きい場合(q≦0、かつ、|q|≧|p|)、上記ベクトルはy軸の負の方向を指しており、重力はy軸の負の方向から働いていると判断する。この場合、装置は、図1及び図2に示すカメラ15cを標準の向きに保った状態にあることを示している。
また、点(p、q)が、x軸の正の部分と、その部分の両側の部分平面からなる第2の領域A2にある場合、言い換えれば、pが正で、pの絶対値がqの絶対値より大きい場合(p>0、かつ、|p|>|q|)、上記ベクトルはx軸の正の方向を指しており、重力はx軸の正の方向から働いていると判断する。この場合、装置は、図8(a)に示す、被写体から見て、カメラ15cを標準の向きから時計回りに90度回転した向きの状態にあることを示している。
また、点(p、q)が、y軸の正の部分と、その部分の両側の部分平面からなる第3の領域A3にある場合、言い換えれば、qが正で、qの絶対値がpの絶対値より大きい場合(q>0、かつ、|q|≧|p|)、上記ベクトルはy軸の正の方向を指しており、重力はy軸の正の方向から働いていると判断する。この場合、装置は、装置は、図8(b)に示す、被写体から見て、カメラ15cを標準の向きから時計回りに180度回転した向きの状態にあることを示している。
また、点(p、q)が、x軸の負の部分と、その部分の両側の部分平面からなる第4の領域A4にある場合、言い換えれば、pが負で、pの絶対値がqの絶対値より大きい場合(p<0、かつ、|p|>|q|)、上記ベクトルはx軸の負の方向を指しており、重力はx軸の負の方向から働いていると判断する。この場合、装置は、図8(c)に示す、被写体から見て、カメラ15cを標準の向きから時計回りに270度回転した向きの状態にあることを示している。
図8(a)〜(c)は、いずれも上下筐体1、2が閉状態にある場合を示しているが、カメラ15cが設置されている上筐体1が図8(a)〜(c)に示す向きにあれば、上下筐体1、2は開状態にあっても良い。
以上、カメラの撮影方向(レンズの光軸)が水平である場合について説明したが、例えば机上に置いた書面を撮影する場合等、カメラを下もしくは上に向けて撮影する場合も当然考えられる。この状態は、加速度センサー出力のz軸方向の値rにより検出することができる。
また、x軸方向とy軸方向の2方向の加速度を検出する加速度センサーを使用するように構成しても良い、その場合装置のx軸方向およびy軸方向の加速度はp、qの値は、センサーの感度方向と重力のベクトルの内積であるため光軸が水平の場合に比べて値が小さくなる。この性質を利用して、p、qの値が共に所定の値未満の場合は、標準の向きとして扱うようにしても良い。
重力がy軸の負の方向から働いている場合、即ち、カメラ15cが標準の向きにある場合、画像編集部15hは、画像入力部15fによって送信された画像を回転しない。また、重力がx軸の正の方向から働いている場合、即ち、カメラ15cが標準の向きから時計回りに90度回転した向きにある場合、画像入力部15fによって送信された画像を反時計回りに90度回転する。
更に、重力がy軸の正の方向から働いている場合、即ち、カメラ15cが標準の向きから時計回りに180度回転した向きにある場合、画像編集部15hは、画像入力部15fによって送信された画像を反時計回りに180度回転する。重力がx軸の負の方向から働いている場合、即ち、カメラ15cが標準の向きから時計回りに270度回転した向きにある場合、画像入力部15fによって送信された画像を反時計回りに270度回転する。
上記の画像の回転により、カメラ15cが標準の向きから回転した向きにある場合に画像入力部15fによって送信された画像が表示された際、画像が回転されて、即ち、被写体が回転されて表示されることを打ち消すことができる。言い換えれば、被写体の上部が上部に、被写体の下部が下部に表示される。
画像編集部15hは、次に、撮影日時スタンプの合成が指示されているか否かを調べる(ステップS15n)。そして、その合成が指示されている場合(ステップS15nの「YES」)、日時を制御部11が内蔵するクロック部から読み出して、画像入力部15fによって送信され、更に、ステップS15mで回転が行われた、または、回転が行われなかった画像の所定位置に日時からなる画像を合成する(ステップS15o)。一方、その合成が指示されていない場合(ステップS15nの「NO」)、ステップS15oの動作を行わない。
画像編集部15hは、次に、画像入力部15fによって送信され、更に、状況に依存してステップS15mで回転が行われ、更に、ステップS15oで撮影日時スタンプが合成された、または、合成されなかった画像を符号化し、符号化された画像を画像データファイル22aとして画像データ記憶部22に格納する(ステップS15p)。
画像編集部15hは、次に、画像データ記憶部22に記憶された上記画像データファイル22aを電子メールの添付ファイルとして送信する指示がされているか否かを調べる(ステップS15q)。
そして、上記指示がされている場合(ステップS15qの「YES」)、画像編集部15hは、撮影条件データファイル21aに記憶された電子メールアドレスあてに、上記画像データファイル22aを添付ファイルとした電子メールの送信を電子メール送信部(図示せず)に指示して(ステップS15r)、動作を終了する(ステップS15s)。一方、上記指示がされていない場合(ステップS15qの「NO」)、ステップS15rの動作を行わずに、動作を終了する(ステップS15s)。
以上の説明では、画像編集部15hのステップS15mの動作における画像の回転は、回転しない、90度の回転、180度の回転、270度の回転の4種類としたが、これに限るものではない。例えば、45度きざみの8種類の回転を行うとしても良い。これによれば、菱形の写真の撮影が可能である。また、円形の写真の撮影の際には、細かい角度きざみの回転を行うとしても良い。
また、以上の説明では、画像編集部15hのステップS15kの動作における画像の回転を行うか否かの判断は、撮影条件データファイル21aに記憶された内容によるとしたが、これに限るものではない。シャッターキーを2つ用意し、一方のシャッターキーが操作された場合、上記画像の回転を行い、他方のシャッターキーが操作された場合、上記画像の回転を行わないと判断するとしても良い。
更に、第3以降のシャッターキーを用意し、第3以降のシャッターキーが操作された場合、操作されたシャッターキーに対応して設定された角度の回転を行うとしても良い。複数のシャッターキーは、上下筐体1、2が開状態にある場合、ワープ中央キー16aとワープ十字キー16bであり、上下筐体1、2が閉状態にある場合、複数の側面キー16cであるが、これに限るものではない。
また、写真撮影モードにおいて、画像処理制御部15eは、常に制御部11から重力方向信号4aを受信して画像編集部15hに送信し、画像編集部15hは、常にステップS15mの画像回転の有無と、回転の角度の算出を行っても良い。そして、算出された結果に基いて、正面表示部15a、または、背面表示部15bに表示される画像信号に併せて、その画像信号からなる画像が回転された後、画像データ記憶部22にいずれの方向で格納されるかを表示しても良い。
例えば、回転された画像で上部になる部分に「上」などの文字を表示しても良いし、回転された画像で上部になる部分に上向きの矢印記号を画像の外側に向けて表示するなどをしても良い。
本実施形態においては、画像処理部15dは、写真を撮影する装置であるとしたが、これに限るものではない。例えば、写真の連写(所定の時間間隔で連続して写真を撮影すること。)を行う装置であっても良い。また、ビデオ撮影を行う装置であっても良い。画像処理部15dがビデオ撮影を行う場合、画像編集部15hは、画像データファイル22aに例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータを格納する。
また、以上の説明は、本発明を移動通信端末装置に適用した形態を例にとって行ったが、本発明は、PDA(Personal Digital Assistant)や、携帯型のパソコンなどに適用することも当然に可能である。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の上下筐体が開状態における外観図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の上下筐体が閉状態における外観図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る画像処理部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る画像処理制御部の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る画像編集部の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る重力が働く方向とカメラの回転との関係を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置が回転された状態における外観図。
符号の説明
1 上筐体
2 下筐体
4a 重力方向信号
15a 正面表示部
15b 背面表示部
15c カメラ
15d 画像処理部
15e 画像処理制御部
15f 画像入力部
15g 画像出力部
15h 画像編集部
16 入力装置
16a ワープ中央キー
16b ワープ十字キー
16c 側面キー
21 撮影条件データ記憶部
21a 撮影条件データファイル
22 画像データ記憶部
22a 画像データファイル

Claims (7)

  1. 物体からの光に対応する画像信号を画像入力手段が出力し、
    前記画像信号が前記画像入力手段から出力された際の前記画像入力手段の向きを検出し、
    前記画像入力手段から出力された画像信号を画像表示手段に表示し、
    前記検出された向きに依存して、前記画像入力手段から出力された画像信号からなる画像を回転して、または、回転せずに記憶する
    ことを特徴とする画像処理制御方法。
  2. 前記画像入力手段の向きは、前記画像入力手段と前記物体とをむすぶ直線を軸にした前記画像入力手段の回転角度であり、
    前記画像の回転は、前記画像入力手段の回転角度による画像回転を打ち消す回転である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理制御方法。
  3. 前記画像の回転が行われる向きを示す情報を前記画像表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理制御方法。
  4. 前記回転された画像に対して画像処理機能を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理制御方法。
  5. 前記画像処理機能は、日時スタンプ画像との合成機能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理制御方法。
  6. 前記回転された画像が添付ファイルとして添付された電子メールを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理制御方法。
  7. 画像入力手段と、
    前記画像入力手段が受ける重力加速度の向きを検出する重力方向検出手段と、
    前記画像入力手段から出力された画像信号を表示する画像表示手段と、
    前記重力方向検出手段から出力された重力加速度の向きに依存して、前記画像入力手段から出力された画像信号からなる画像に対して回転処理を実行する画像処理制御手段と、
    前記画像処理制御手段から出力された回転処理された画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像を送信する通信手段と
    を有することを特徴とする通信端末装置。
JP2004034788A 2004-02-12 2004-02-12 画像処理制御方法及び通信端末装置 Pending JP2005229256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034788A JP2005229256A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 画像処理制御方法及び通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034788A JP2005229256A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 画像処理制御方法及び通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005229256A true JP2005229256A (ja) 2005-08-25

Family

ID=35003642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004034788A Pending JP2005229256A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 画像処理制御方法及び通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005229256A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804642B1 (ko) 2005-10-21 2008-02-20 콴타 컴퓨터 인코포레이티드 이미지를 조정하기 위한 장치 및 방법
JP2008304966A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Mitsubishi Electric Corp 携帯機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804642B1 (ko) 2005-10-21 2008-02-20 콴타 컴퓨터 인코포레이티드 이미지를 조정하기 위한 장치 및 방법
JP2008304966A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Mitsubishi Electric Corp 携帯機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4053444B2 (ja) 携帯可能な多機能電子機器
JP2005321516A (ja) 携帯機器
JP2006217478A (ja) 画像撮影装置及び画像撮影方法
JP4365290B2 (ja) 携帯電話機
JPWO2004047412A1 (ja) 携帯機器
JP2006146455A (ja) 電子機器、指標付画像の表示方法
JP2008113185A (ja) 携帯情報端末
JP2009089331A (ja) カメラ付携帯通信端末
WO2017088600A1 (zh) 增大成像范围的方法、装置、移动终端及计算机存储介质
JP4932368B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2005072734A (ja) カメラ付き携帯端末、該携帯端末に用いられる画像表示方法及び表示制御プログラム
JP2005229256A (ja) 画像処理制御方法及び通信端末装置
JP2006180378A (ja) 携帯電話機
JP2005311851A (ja) カメラ付き携帯電話機および画像保存方法
JP5349123B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2007158892A (ja) 画像送受信システム、携帯型画像受信装置、画像送信装置及びプログラム
JP2005123930A (ja) 携帯端末装置
US8676250B2 (en) Portable electronic device and control method therefor
JP5324980B2 (ja) 携帯端末及び画像方向補正方法
JP2006345572A (ja) 携帯端末装置
JP5255676B2 (ja) 画像送受信システム、携帯型画像受信装置、画像送信装置及びプログラム
JP2005277737A (ja) カメラ付き携帯電子機器
JP2007081459A (ja) カメラ付通信装置
JP2005175813A (ja) 電子機器、画像情報伝送システム及び方法
JP2003333141A (ja) 携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090515