JP2005175813A - 電子機器、画像情報伝送システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御する。
【解決手段】 自己の姿勢を検知する検知手段19が設けられ、この検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報が信信号処理部12で処理されて送信信号が送受信ブロック14に供給され、所望の相手宛にアンテナ8を通じて送信される。さらに相手方では、アンテナ8を通じて送受信ブロック14で受信された受信信号が受信信号処理部16に供給され、上述の姿勢を示す情報が取り出されて姿勢角度の演算処理回路20に供給される。またこの演算処理回路20には、上述の検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報も供給され、これらの情報から姿勢角度の演算処理が行われる。さらに演算処理された姿勢角度が、撮影手段7の姿勢を制御する制御手段に供給される。
【選択図】 図2
【解決手段】 自己の姿勢を検知する検知手段19が設けられ、この検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報が信信号処理部12で処理されて送信信号が送受信ブロック14に供給され、所望の相手宛にアンテナ8を通じて送信される。さらに相手方では、アンテナ8を通じて送受信ブロック14で受信された受信信号が受信信号処理部16に供給され、上述の姿勢を示す情報が取り出されて姿勢角度の演算処理回路20に供給される。またこの演算処理回路20には、上述の検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報も供給され、これらの情報から姿勢角度の演算処理が行われる。さらに演算処理された姿勢角度が、撮影手段7の姿勢を制御する制御手段に供給される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えばカメラ機能付き携帯電話機に使用して好適な電子機器、画像情報伝送システム及び方法に関する。詳しくは、互いの機器の姿勢が自在に変更可能とされている場合に、良好な画像情報の表示が行われるようにしたものである。
従来の、例えばカメラ機能付き携帯電話機では、受信側の携帯電話機の操作キーを用いて送信側のカメラ機能の遠隔操作を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、受信側の携帯電話機の画面サイズ(フレーミング)情報を判別して、例えばインターネットサーバで形成される画像が画面サイズ(フレーミング)に合わないときは、その画像を回転するようにしているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、上述の技術ではいずれも、本願発明の例えばカメラ機能付き携帯電話機に使用して好適な電子機器、画像情報伝送システム及び方法において、互いの機器の姿勢が自在に変更可能とされている場合に、良好な画像情報の表示が行われるようにしたものについては記載されていないものである。
特開2002−050999号公報
特開2002−108757号公報
例えばカメラ機能付き携帯電話機では、一の携帯電話機の撮影手段で撮影された画像情報を、他の携帯電話機に伝送して、その表示手段に表示することが行われる。その場合に、従来のシステムでは、撮影手段と表示手段はそれぞれの機器に対して固定のものであり、従って画像伝送を行う場合には、送信側と受信側で機器の姿勢を同じに支持する必要がある。
すなわち、送信側で表示手段が縦長になるように機器を支持された場合には、機器に設けられる撮影手段のフレーミングも縦長になっているものであり、この場合には受信側の表示手段も縦長に支持する必要がある。また、送信側で表示手段が横長になるように機器を支持された場合には、受信側の表示手段も横長に支持する必要があるものである。
ところが、携帯電話機は、一般的に人間の手で支持されて使用される。その際に機器を支持する姿勢は、例えば受信側においては表示手段を縦長にしたり、横長にしたり、使用者の好みによって種々に変更されるものである。一方、送信側においても、撮影時の機器の姿勢は種々に変更される。その場合に、撮影される画像情報における被写体の上下方向は機器の姿勢に応じて変更されていたものである。
そして、この場合において、送信側の機器の支持される姿勢は、必ずしも使用者が撮影される画像情報のフレーミングを意識して行っているものではなく、例えば送信側の使用者が表示手段を見るのに都合のよい姿勢にしている場合がある。従って、このように無意識に支持された機器の撮影手段に対して、受信側の機器の姿勢を同じに支持することは、極めて不合理なものである。
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、例えば送信側の使用者が表示手段を見るのに都合のよい姿勢にしている場合においても、このように無意識に支持された機器の撮影手段に対して、受信側の機器の姿勢を同じに支持する必要があり、このような不合理な状況を容易に解決することができなかったというものである。
このため本発明においては、相互に通信する機能を有し、少なくとも送信側で撮影された画像情報を受信側で観視する場合に、受信側の機器の姿勢を検知して送信側の撮影手段の姿勢を制御するようにしたものであって、これによれば、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができる。
請求項1の発明は、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知して送信側の撮影手段の姿勢を制御する通信手段を有することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項2の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項3の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項4の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
さらに請求項5の発明は、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項6の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項7の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項8の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項9の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際に受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設されることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
さらに請求項10の発明は、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項11の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項12の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項13の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項14の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際に受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設されることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
さらに請求項15の発明によれば、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を第1の電子機器の表示手段に表示することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項16の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項17の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項18の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項19の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際に受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設されることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
さらに請求項20の発明によれば、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を第1の電子機器の表示手段に表示することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項21の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項22の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項23の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項24の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際に受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設されることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
さらに請求項25の発明によれば、受信側は、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知し、送信側は、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、送信側の撮影手段で撮影された画像情報を第受信側の表示手段に表示することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項26の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項27の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項28の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項29の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際には併せて受信側から通知される姿勢の情報を排除も可能とすることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
さらに請求項30の発明によれば、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、一の撮影手段で撮影された画像情報を他の表示手段に相互に表示することによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、請求項31の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御であることによって、特に機器が人の手で支持されている場合に、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
また、請求項32の発明によれば、撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御であることによって、特別な機構を設けることなく、表示手段の縦長、横長及び任意の角度の姿勢に対して良好な制御を行うことができるものである。
請求項33の発明によれば、音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用されることによって、いわゆるカメラ機能付き携帯電話機において本発明を良好に実施することができるものである。
請求項34の発明によれば、撮影手段の姿勢を制御する際には併せて受信側から通知される姿勢の情報を排除も可能とすることによって、送信側の使用者が意識的にフレーミングを定めた場合にはそのフレーミングに従って撮影を行うことができるものである。
これによって、従来の装置では、例えば送信側の使用者が表示手段を見るのに都合のよい姿勢にしている場合においても、このように無意識に支持された機器の撮影手段に対して、受信側の機器の姿勢を同じに支持する必要があり、このような不合理な状況を容易に解決することができなかったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
すなわち本発明の電子機器においては、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知して送信側の撮影手段の姿勢を制御する通信手段を有してなるものである。
また、本発明の電子機器においては、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有してなるものである。
さらに本発明の電子機器においては、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有してなるものである。
また、本発明の画像情報伝送システムにおいては、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を第1の電子機器の表示手段に表示してなるものである。
さらに本発明の画像情報伝送システムにおいては、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する電子機器が少なくとも2台設けられ、一の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を他の電子機器の表示手段に相互に表示してなるものである。
また、本発明の画像情報伝送方法においては、受信側は、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知し、送信側は、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、送信側の撮影手段で撮影された画像情報を受信側の表示手段に表示してなるものである。
さらに本発明の画像情報伝送方法においては、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、一の撮影手段で撮影された画像情報を他の表示手段に相互に表示してなるものである。
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による電子機器、画像情報伝送システム及び方法に適用されるカメラ機能付き携帯電話機の一実施形態の構成を示す正面図である。
図1において、本発明の適用されるカメラ機能付き携帯電話機100には、例えば電話番号等を入力するプッシュボタン1及び各種の操作ボタン2と、音声を入力するためのマイクロフォン3と、音声を出力するためのスピーカ4若しくはイヤフォン5とが設けられると共に、画像を表示する表示手段6と、画像を撮影する撮影手段7とが設けられ、さらに電波信号の送受信のためのアンテナ8が設けられる。そしてこの装置において、信号系の回路ブロックは、例えば図2に示すようなものとされる。
図2において、マイクロフォン3に入力された音声信号は音声信号処理回路11を通じて送信信号処理部12に供給される。また、撮影手段7で撮影された画像情報は画像情報処理回路13を通じて送信信号処理部12に供給される。そして送信信号処理部12で処理された送信信号が送受信ブロック14に供給される。さらにプッシュボタン1及び各種の操作ボタン2からの操作信号が操作信号処理部15を通じて送受信ブロック14に供給される。これにより送受信ブロック14からは、所望の相手宛にアンテナ8を通じた送信が行われる。
また、送受信ブロック14では、アンテナ8を通じて自己宛の受信も行われる。この送受信ブロック14で受信された受信信号が受信信号処理部16に供給される。そして受信信号処理部16で処理された音声信号が、音声信号処理回路17を通じてスピーカ4若しくはイヤフォン5に供給され音声が出力される。また、受信信号処理部16で処理された画像情報が、画像情報処理回路18を通じて表示手段6に供給され画像が表示される。このようにして、通常の音声及び画像の送受信が行われる。なお、ここまでは従来と同じである。
そこで、さらに本発明の適用されるカメラ機能付き携帯電話機100においては、自己の姿勢を検知する検知手段19が設けられる。この検知手段19は、例えばジャイロ装置や加速度センサ、地磁気センサなどでも形成できるが、特に姿勢の検知範囲を携帯電話機100の操作面に沿った平面等に限定する場合には、その平面に沿って360度回転する腕木に錘を設け、その腕木の回転角度を検出する手段で形成することができる。なお回転角度の検出には、抵抗値や光の遮断によって検出する方法などが考えられる。
そしてこの検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報が、信信号処理部12で処理されて送信信号が送受信ブロック14に供給され、所望の相手宛にアンテナ8を通じて送信される。さらに相手方では、アンテナ8を通じて送受信ブロック14で受信された受信信号が受信信号処理部16に供給され、上述の姿勢を示す情報が取り出されて姿勢角度の演算処理回路20に供給される。またこの演算処理回路20には、上述の検知手段19で検知された自己の姿勢を示す情報も供給され、これらの情報から姿勢角度の演算処理が行われる。
さらに演算処理された姿勢角度が、撮影手段7の姿勢を制御する制御手段に供給される。ここで撮影手段7の姿勢を制御する制御手段の具体例は、例えば図3に示すようなものである。すなわち図3のAにおいて、例えば撮影手段7が超音波モータのロータ部21に載置される。そして図3のBに示すように、撮影手段7と超音波モータはベアリング内蔵のハウジング22に挿入されて、超音波モータのステータ部23がハウジング22にビス留めされる。さらに配線やフラットケーブルの設けられたハウジングキャップ24が装着される。
このような構成において、演算処理回路20で演算処理された姿勢角度が、ハウジングキャップ24を通じて超音波モータのステータ部23に供給されることによって、ロータ部21が回転されて撮影手段7は、例えば撮影レンズ光軸を中心として回転制御される。従って、このような構成を用いることにより、撮影手段7を演算処理回路20で演算処理された姿勢角度に従って任意の角度に制御することができる。なお、姿勢を制御する制御手段の構成はこれに限られるものではなく、種々の構成が採用できるものである。
さらに図4には、上述の姿勢角度の演算処理を行うためのフローチャートを例示する。なお、以下の説明で、端末変位角度は、例えば図5のAに示すように端末(携帯電話機)が鉛直の状態を端末原点とし、時計回りを正として定義する。また、カメラ(撮影手段)変位角度は、例えば図5のBに示すように、画像表示部位と同じ側にカメラがある場合において、同じく端末原点から、時計回りを正として定義する。さらに、図中の黒丸は、カメラの姿勢を示すためレンズの上部を明示するように描かれた架空のものである。
図4において、動作がスタートされると、まず、ステップ〔1〕で電源投入時にカメラ位置を端末原点位置に移動させる。次に、ステップ〔2〕で相手端末との通信を開始し、自端末の変位角度を検出してカレント変位角度Lとして設定すると共に、値Lを相手端末に送信する。さらにステップ〔3〕で自端末の変位角度Lを検知する。そしてステップ〔4〕で、判定条件(1)として、例えば測定された値Lと、前回測定された値L0とのずれ量が所定の値cより大きく、いわゆる手ぶれの範囲を超えているか否か判断される。
なお、ステップ〔4〕では、判定条件(2)として、測定を連続して数回行い、値Lのズレ量の変化量が所定の値aよりも大きい(端末がある速度以上で等速に近い回転を行っている場合に自端末カメラの移動と相手端末への端末姿勢の変化の通知とを保留する)。あるいは、判定条件(3)として、測定を連続して数回行い、値Lのズレ量の変化量が所定の値b(通常a<b)よりも小さい(回転方向が頻繁に変化するなど、端末姿勢変化が激しい場合に自端末カメラの移動と相手端末への端末姿勢の変化の通知とを保留する)なども考えられる。
このステップ〔4〕で条件が成立しているとき、すなわち、ステップ〔4〕での判定条件として前記の判定条件(1)を採用した場合で、ずれ量が手ぶれ範囲を超えているとき(Yes)は、ステップ〔5〕で相手端末へ自端末の変位角度Lを送信する。また、ステップ〔4〕で条件が成立していないとき(No)は、ステップ〔6〕で受信バックアップに保存されている相手端末の変位角度Rに変化があるか否か判断される。そしてこのステップ〔6〕で、変化がないとき(No)はステップ〔3〕に戻される。また変化があるとき(Yes)と、ステップ〔5〕で送信が行われた後に、ステップ〔7〕に進められる。
さらにステップ〔7〕ではカメラが移動中であるか否か判断され、移動中のとき(Yes)はステップ〔8〕で移動が中止される。そしてステップ〔9〕で新たなカメラ位置Dが計算される。この新たなカメラ位置Dは、例えば式〔D=−R−L〕で計算される。Rは相手端末の変位角度である。さらにステップ〔10〕で、計算された値Dが、以前の値D0の値と同一か否か判断され、同一のとき(Yes)はステップ〔3〕に戻される。また、同一でないとき(NO)はステップ〔11〕でカメラ移動が開始されてステップ〔3〕に戻される。
これによって、撮影手段7は、例えば図6に示すように姿勢が制御される。すなわち図6のAに示すような相手端末の変位角度Rが受信され、図6のBに示すような自端末の変位角度Lが検知された場合に、カメラ変位角度Dは、例えば式〔D=−R−L〕で計算される。このようにすることによって、相手端末の表示手段6には、そのフレーミングに合わせた姿勢の撮影手段7で撮影された画像が表示される。すなわち、図6のBの黒丸でレンズの上部を明示するように撮影手段7の姿勢を制御することにより、良好な撮影が行われる。
すなわち、例えば従来の装置では、図7に示すように送信側のAさんが端末の姿勢を変化させると、受信側のBさんの端末には、図中に示すように姿勢の変化された画像が表示されてしまう。これはAさんの端末においても画像は不動で表示されるので、端末をスタンドアロンで使用する限りにおいては、これで構わないが相互に画像通信を行う場合には端末の姿勢によって、見辛いものになってしまうものである。
これに対して上述の実施形態によれば、図8に示すように送信側のAさんが端末の姿勢を変化させても、受信側のBさんの端末には、図中に示すように正常な姿勢の画像が表示される。また、Aさんの端末においても画像は正常な姿勢で表示され、常に見やすい表示が行われるものである。すなわち、図8の例においては、あたかもBさんの存在する場所でAさんが撮影しているかのごとくにAさんは撮影画像のフレーミングを自由に行うことができる。
従ってこの実施形態において、相互に通信する機能を有し、少なくとも送信側で撮影された画像情報を受信側で観視する場合に、受信側の機器の姿勢を検知して送信側の撮影手段の姿勢を制御するようにしたことによって、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができる。
これによって、従来の装置では、例えば送信側の使用者が表示手段を見るのに都合のよい姿勢にしている場合においても、このように無意識に支持された機器の撮影手段に対して、受信側の機器の姿勢を同じに支持する必要があり、このような不合理な状況を容易に解決することができなかったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
ところで、上述の実施形態において、図6の状況では、撮影手段7が手前側を向いているので、カメラ変位角度Dは、式〔D=−R−L〕で計算される。これに対して、撮影手段7が向う側を向いている場合は、カメラ変位角度Dは、式〔D=R−L〕で計算される。ただし、撮影手段7が向う側を向いている場合の撮影では、使用者は自端末の表示手段6でフレーミングを確認しながら撮影を行っている可能性があり、その場合には、撮影手段7の姿勢が相手端末の変位角度Rによって制御されるのは好ましくない。
そこで、上述した図2のブロック図においては、必要に応じて画像情報処理回路13からの撮影手段7で撮影された画像情報を、画像情報処理回路18を通じて表示手段6に供給するための信号切り換え手段25と、必要に応じて受信信号処理部16から演算処理回路20に供給される受信信号の相手端末の姿勢を示す情報を遮断する手段26が設けられる。そしてこれらの手段25、26の切り換えが、操作信号処理部15からの制御信号に従って、例えばプッシュボタン1及び各種の操作ボタン2の操作に応じて制御される。
これによって、使用者は希望するフレーミングでの撮影を行うことができる。なおこの場合に、相手端末で自然なフレーミングで画像を見るためには受信された画像情報のフレーミングに合わせて表示手段6の姿勢を取ることになる。また、このような使用者が希望するフレーミングでの撮影は、撮影手段7が手前側を向いている場合に行うこともできる。さらに撮影手段7の向きを手前側と向う側に切り換える場合で、使用者が希望するフレーミングでの撮影を向う側の向きで優先する場合には、撮影手段7の切り換えに連動させることもできる。
さらに上述の実施形態では、超音波モータを用いて撮影手段7を直接回転制御することとしたが、これは図9のAに示すように、例えば正方形に近いフレーミングを有する撮影手段を設けて、この撮影手段で撮影された画像から図9のBに示すように端末の姿勢に合わせて画像を切り出すようにしてもよい。この場合に画像の切り出しは、略正方形の画像を伝送させて受信側で行ってもよく、また受信側端末の姿勢の情報を送信側に伝送して送信側で行うこともできる。
こうして上述の電子機器によれば、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知して送信側の撮影手段の姿勢を制御する通信手段を有することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、上述の電子機器によれば、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、上述の電子機器によれば、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
さらに上述の画像情報伝送システムによれば、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を第1の電子機器の表示手段に表示することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、上述の画像情報伝送システムによれば、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を第1の電子機器の表示手段に表示することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
さらに上述の画像情報伝送方法によれば、受信側は、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知し、送信側は、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、送信側の撮影手段で撮影された画像情報を第受信側の表示手段に表示することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
また、上述の画像情報伝送方法によれば、画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知し、検知された姿勢の情報を表示手段に表示される画像情報の送信側に通知すると共に、検知手段で検知された姿勢の情報と受信側から通知される姿勢の情報に基づいて画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、一の撮影手段で撮影された画像情報を他の表示手段に相互に表示することにより、受信側の使用者が見ようとするフレーミングに合わせて送信側の撮影手段の姿勢を制御して、常に良好な画像情報の伝送を行うことができるものである。
なお本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。また、特に本発明は、上述の実施形態で述べた携帯電話機に限定されるものではなく、撮影手段と表示手段を任意に保持して画像の伝送を行う装置のあらゆる形態に適用可能なものである。
100…本発明の適用されるカメラ機能付き携帯電話機、1…電話番号等を入力するプッシュボタン、2…操作ボタン、3…音声を入力するためのマイクロフォン、4…音声を出力するためのスピーカ、5…イヤフォン、6…画像を表示する表示手段、7…画像を撮影する撮影手段、8…電波信号の送受信のためのアンテナ、11…音声信号処理回路、12…送信信号処理部、13…画像情報処理回路、14…送受信ブロック、15…操作信号処理部、16…受信信号処理部、17…音声信号処理回路、18…画像情報処理回路、19…自己の姿勢を検知する検知手段、20…姿勢角度の演算処理回路、21…超音波モータのロータ部、22…ベアリング内蔵のハウジング、23…超音波モータのステータ部、24…ハウジングキャップ、25…信号切り換え手段、26…情報を遮断する手段
Claims (34)
- 画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、
自己の姿勢を検知する検知手段を設け、
前記検知手段で検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知して送信側の撮影手段の姿勢を制御する通信手段を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1記載の電子機器において、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする電子機器。 - 画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、
自己の姿勢を検知する検知手段を設け、
前記検知手段で検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項5記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項5記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項5記載の電子機器において、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項5記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢を制御する際に前記受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設される
ことを特徴とする電子機器。 - 画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用される電子機器であって、
自己の姿勢を検知する検知手段を設け、
前記検知手段で検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、
前記検知手段で検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項10記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項10記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項10記載の電子機器において、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項10記載の電子機器において、
前記撮影手段の姿勢を制御する際に前記受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設される
ことを特徴とする電子機器。 - 画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、前記検知手段で検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有する第1の電子機器と、
画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、前記検知手段で検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する第2の電子機器とからなり、
前記第2の電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を前記第1の電子機器の表示手段に表示する
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項15記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項15記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項15記載の画像情報伝送システムにおいて、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項15記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢を制御する際に前記受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設される
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知する検知手段を設け、前記検知手段で検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知する通信手段を有すると共に、前記検知手段で検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御する制御手段を有する電子機器が少なくとも2台設けられ、
一の前記電子機器の撮影手段で撮影された画像情報を他の前記電子機器の表示手段に相互に表示する
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項20記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項20記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項20記載の画像情報伝送システムにおいて、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 請求項20記載の画像情報伝送システムにおいて、
前記撮影手段の姿勢を制御する際に前記受信側から通知される姿勢の情報を排除する手段が併設される
ことを特徴とする画像情報伝送システム。 - 受信側は、画像情報を受信して表示する表示手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、前記検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知し、
送信側は、画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段を有すると共に任意の手段で支持され、自己の姿勢を検知し、前記検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、
前記送信側の撮影手段で撮影された画像情報を前記受信側の表示手段に表示する
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項25記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項25記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項25記載の画像情報伝送方法において、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項25記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢を制御する際には併せて前記受信側から通知される姿勢の情報を排除も可能とする
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 画像情報を受信して表示する表示手段と画像を撮影して撮影された画像情報を任意の受信側に送信する手段とを有すると共に任意の手段で支持して使用され、自己の姿勢を検知し、前記検知された姿勢の情報を前記表示手段に表示される画像情報の送信側に通知すると共に、前記検知手段で検知された姿勢の情報と前記受信側から通知される姿勢の情報に基づいて前記画像を撮影する撮影手段の姿勢を制御し、
一の前記撮影手段で撮影された画像情報を他の前記表示手段に相互に表示する
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項30記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影レンズ光軸を中心とした回転制御である
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項30記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢の制御は、撮影された画像からの切り出し範囲の制御である
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項30記載の画像情報伝送方法において、
音声入力手段と音声出力手段の併設された携帯電話機に適用される
ことを特徴とする画像情報伝送方法。 - 請求項30記載の画像情報伝送方法において、
前記撮影手段の姿勢を制御する際には併せて前記受信側から通知される姿勢の情報を排除も可能とする
ことを特徴とする画像情報伝送方法。
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2003
- 2003-12-10 JP JP2003412283A patent/JP2005175813A/ja active Pending
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