JP2005225308A - 動力取り出し装置 - Google Patents

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JP2005225308A
JP2005225308A JP2004034630A JP2004034630A JP2005225308A JP 2005225308 A JP2005225308 A JP 2005225308A JP 2004034630 A JP2004034630 A JP 2004034630A JP 2004034630 A JP2004034630 A JP 2004034630A JP 2005225308 A JP2005225308 A JP 2005225308A
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Japan
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driven shaft
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JP2004034630A
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Tomohiro Nagase
知浩 長瀬
Takeyasu Sakurai
健泰 桜井
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Abstract

【課題】オイルの漏洩を抑制できる動力取り出し装置を提供する。
【解決手段】ドリブンシャフト2と一体的に回転するスリーブ11とハウジング3に固定してあるホルダ12との間に、摩耗によるオイルの漏洩が発生し得ない端面シール13を介在させ、この端面シール13をホルダ12に装着したカバー15により覆っている。
この構造を採用すれば、車両整備時などに高圧水を用いた洗浄を行なっても、高圧水が端面シール13に当たって損傷することがなく、オイルの漏洩を確実に抑止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は動力取り出し装置に関するものである。
ポンプやコンクリートミキサなどの作業機械を搭載した特装車では、エンジンの回転を作業機械に伝達するための動力取り出し装置を変速機に付設している(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
図2は従来の動力取り出し装置の回転伝達部分の一例を示すもので、ドリブンギヤ1を嵌装したドリブンシャフト2が貫通し且つ当該ギヤ1を覆うフライホイールハウジング3と、前記ドリブンシャフト2に嵌装され且つハウジング3の外部に位置するカップリング4と、ドリブンシャフト2枢支用のベアリング5を支持し且つカップリング4の胴部分に遊嵌するようにハウジング3に設けたホルダ6と、カップリング4胴部外周面とホルダ6内周面との間に介在させたラジアルシール7と、ホルダ6のラジアルシール7保持部分を取り囲むようにカップリング4胴部に嵌装したダストスリンガ8と、前記ハウジング3に連なり且つドリブンギヤ1並びにドリブンシャフト2をカップリング4の反対側から覆うタイミングギヤケース9と、当該ケース9に嵌装され且つドリブンシャフト2を枢支するベアリング10とを備えている。
ドリブンギヤ1には、エンジンの回転を伝達するアイドラギヤが噛合し、カップリング4の端部フランジには、駆動対象となる作業機械のドライブシャフトが連結されており、エンジンを走行目的とは別に、作業機械の駆動源としても利用できるようになっている。
また、ホルダ6に位置固定のラジアルシール7によって、ハウジング3内から外方へのオイルの漏洩を抑止し、カップリング4と一体的に回転するダストスリンガ8によって、ラジアルシール7のカップリング4摺接部分への異物の噛み込みを防ぐようにしている。
特開2003−194102号公報 トヨタ技術会、「自動車用語事典」改訂版、トヨタ自動車株式会社、1988年12月27日、p.457
しかしながら、ダストスリンガ8とホルダ6との間には、外方からダストスリンガ8内に連通する空隙が形成されるので、ラジアルシール7のカップリング4摺接部分への異物の噛み込みを完全に防ぐことは困難である。
このため、異物の噛み込みによりラジアルシール7が摩耗し、オイルの漏洩が発生することがある。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、オイルの漏洩を抑止できる動力取り出し装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、ドリブンギヤを嵌装したドリブンシャフトが貫通し且つ当該ギヤを覆うハウジングと、前記ドリブンシャフトに嵌装され且つハウジングの外部に位置するスリーブと、ドリブンシャフト枢支用のベアリングを支持し且つスリーブに遊嵌するようにハウジングに設けたホルダと、スリーブ外周面とホルダ内周面との間に全周にわたって介在させた端面シールと、該端面シールを覆うようにホルダに装着したカバーとを備えている。
本発明においては、ドリブンシャフトと一体的に回転するスリーブとハウジングに位置固定のホルダとの間に介在している端面シールを、ホルダに装着したカバーにより覆って保護する。
本発明では、スリーブ外周面とホルダ内周面との間に摩耗によるオイルの漏洩が発生し得ない端面シールを介在させ、該端面シールをホルダに装着したカバーにより覆って保護しているので、車両整備時などに高圧水を用いた洗浄を行なっても、高圧水が端面シールに当たって損傷することがなく、よって、オイルの漏洩を抑止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の動力取り出し装置の実施の形態の一例を示すもので、ドリブンギヤ1を嵌装したドリブンシャフト2が貫通し且つ当該ギヤ1を覆うフライホイールハウジング3と、前記ドリブンシャフト2に嵌装され且つハウジング3の外部に位置するスリーブ11と、ドリブンシャフト2枢支用のベアリング5を支持し且つスリーブ11に遊嵌するようにハウジング3に設けたホルダ12と、スリーブ11外周面とホルダ12内周面との間に介在させた端面シール13と、ホルダ12に接してハウジング3の外部に位置するようにドリブンシャフト2に嵌装したカップリング14と、該カップリング14の端部フランジに向き合い且つ端面シール13の全周を覆うようにホルダ12に装着したカバー15と、前記ハウジング3に連なり且つドリブンギヤ1並びにドリブンシャフト2をカップリング14の反対側から覆うタイミングギヤケース9と、当該ケース9に嵌装され且つドリブンシャフト2を枢支するベアリング10とを備えている。
カバー15は、複数の円弧状部材を組み合わせて環状にしたものであり、各円弧状部材は、ホルダ12にボルト締結されている。
ドリブンギヤ1には、エンジンの回転を伝達するアイドラギヤが噛合し、カップリング14には、駆動対象となる作業機械のドライブシャフトが連結されている。
図1に示す動力取り出し装置では、摩耗によるオイルの漏洩が発生し得ない端面シール13を、ドリブンシャフト2と一体的に回転するスリーブ11とハウジング3に位置固定のホルダ12との間に介在させ、この端面シール13をホルダ12に装着したカバー15により覆って保護している。
この構造を採用すれば、車両整備時などに高圧水を用いた洗浄を行なっても、高圧水が端面シール13に当たって損傷することがなく、オイルの漏洩を確実に抑止できる。
なお、本発明の動力取り出し装置は、上述の実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の動力取り出し装置は、様々な車種に適用できる。
本発明の動力取り出し装置の実施の形態の一例を示す部分断面図である。 従来の動力取り出し装置の一例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 ドリブンギヤ
2 ドリブンシャフト
3 フライホイールハウジング
5 ベアリング
11 スリーブ
12 ホルダ
13 端面シール
15 カバー

Claims (1)

  1. ドリブンギヤを嵌装したドリブンシャフトが貫通し且つ当該ギヤを覆うハウジングと、前記ドリブンシャフトに嵌装され且つハウジングの外部に位置するスリーブと、ドリブンシャフト枢支用のベアリングを支持し且つスリーブに遊嵌するようにハウジングに設けたホルダと、スリーブ外周面とホルダ内周面との間に全周にわたって介在させた端面シールと、該端面シールを覆うようにホルダに装着したカバーとを備えてなることを特徴とする動力取り出し装置。
JP2004034630A 2004-02-12 2004-02-12 動力取り出し装置 Pending JP2005225308A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574855U (ja) * 1978-11-17 1980-05-23
JPS6031553U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 株式会社クボタ 移動農機の防塵装置

Patent Citations (2)

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