JP2005225038A - 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム - Google Patents
吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005225038A JP2005225038A JP2004035024A JP2004035024A JP2005225038A JP 2005225038 A JP2005225038 A JP 2005225038A JP 2004035024 A JP2004035024 A JP 2004035024A JP 2004035024 A JP2004035024 A JP 2004035024A JP 2005225038 A JP2005225038 A JP 2005225038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gradation data
- nozzle
- allocation
- discharge control
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
【解決手段】被記録対象の印刷方向にノズル群が複数列配置されたヘッドユニットを制御し、少なくとも複数列のノズル群から同色インクを吐出させる吐出制御装置10に、印刷データを各画素領域に吐出するインク滴の数を表現する階調データに変換する階調変換部10Aと、複数列のノズル群から均等にインク滴が吐出されるように、階調データを各ノズル群に割り当てる信号割当部10Bとを設ける。
【選択図】図2
Description
図10に、選択的にカラー印刷又は白黒印刷を実行できるプリンタ装置20の主要構成部を示す。また、プリンタ装置20は、白黒印刷モードとして、複数列のノズル群から同色インクを均等に吐出する均等印刷モードに対応しているものとする。
ヘッドユニット21は、ノズル駆動部21Aと、ラインヘッド21Bを有する。ノズル駆動部21Aは、インク滴の吐出が適切なタイミングで実行されるようにラインヘッド21Bを直接駆動するデバイスである。具体的には、ノズル駆動部21Aは、ノズル底部に配置されたヒーター(抵抗パターン)に駆動電流を流すタイミングを制御する。
吐出制御部22は、文字や画像その他の印刷データをインク滴の吐出に適したノズル駆動データに変換する信号処理部である。図10に示すように、吐出制御部22は、輝度/濃度変換部22A、ガンマ変換部22B、階調変換部22C、駆動信号割当部22D、システム制御部22Eを有する。
以下、駆動信号割当部22Dで実行される階調データの割当処理の具体例を説明する。なお、以下の説明では、ヘッドユニット21に配置された4列全てのノズル群から同色インクを吐出する印刷モードが選択されているものとする。
この処理動作は、階調データが2値データの場合にも多値データ(1つの画素領域を複数発のインク滴で表現する場合)にも適用できる。ここでは、2値データの場合について説明する。
まず、図3に示す割当手法の実施例を説明する。すなわち、階調データの割当先となるノズル群を、被記録対象の印刷方向とノズルの配列方向のそれぞれについて画素領域ごとにシフトする場合について説明する。
次に、図4に示す割当手法の実施例を説明する。すなわち、階調データの割当先となるノズル群を、吐出対象とする画素領域が印刷方向に進む度(1ライン進む度)にシフトする場合について説明する。
次に、図5及び図6に示す割当手法の実施例を説明する。すなわち、階調データの割当先となるノズル群を、各ノズル群への割当関係を定めたドットパターンに従ってシフトする場合について説明する。
次に、図7に示す割当手法の実施例を説明する。すなわち、階調データの割当先となるノズル群を、乱数発生器で発生された乱数に従って決定する場合について説明する。
この処理動作は、階調データが多値データ(1つの画素領域を複数発のインク滴で表現する場合)に適用される。なお、吐出回数は、複数のノズル間でできるだけ均等になるように割り当てる。
まず、複数のノズルに割り当てる吐出回数を、階調データの値を基に割当テーブルを参照して決定する場合について説明する。図18に、駆動信号割当部22Dとして使用する割当テーブルの一例を示す。
次に、複数のノズルに割り当てる吐出回数を、複数通りの割当パターンの中からその都度決定する場合について説明する。この点が、実施例1との違いである。すなわち、実施例1では、階調データの値に対する割当パターンが1対1の関係であった。これに対し、この実施例は、階調データの値に対する割当パターンが1対多の関係になる。
この実施例も、複数のノズルに割り当てる吐出回数を、複数通りの割当パターンの中からその都度決定する場合について説明する。ただし、この実施例では、より簡易な手法により、割当パターンを決定する。
この実施例では、同色インクの吐出に使用するノズル群の数をm、階調データの値をnとする場合に、nがmで割り切れるとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当て、nがmで割り切れないとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当てた上で、剰余を乱数に基づいて選択した一部のノズルに1発単位で割り当てる場合について説明する。
この実施例も、同色インクの吐出に使用するノズル群の数をm、階調データの値をnとする場合に、nがmで割り切れないときに、剰余分を一部のノズルに1発単位で割り当てる場合について説明する。
この実施例では、同色インクの吐出に使用する全てのノズル群から1つの画素領域に同数のインク滴を吐出させる場合について説明する。この実施例の実現方法としては、例えば、前述の各実施例に置いて剰余値を無視する方法がある。
以上のように、複数のノズル群を使用して印刷することにより、ノズル固有の濃度ムラやスジの発生を格段に目立ちにくくできる。これは、複数列のノズル群間では、同一箇所に同じ吐出不良の症状を示すノズルが存在する可能性が非常に小さいことによる。
(a)実施形態に係るインク吐出装置は、前述した全ての割当手法に対応する必要はなく、その1つ又は任意の複数に対応すれば良い。
10A 階調変換部
10B 信号割当部
11、21 ヘッドユニット
20 プリンタ装置
21A ノズル駆動部
21B ラインヘッド
22 吐出制御部
22A 輝度/濃度変換部
22B ガンマ変換部
22C 階調変換部
22D 駆動信号割当部
22E システム制御部
23 搬送機構
Claims (20)
- 被記録対象の印刷方向にノズル群が複数列配置されたヘッドユニットを制御し、少なくとも複数列のノズル群から同色インクを吐出させることができる吐出制御装置であって、
印刷データを各画素領域に吐出するインク滴の数を表現する階調データに変換する階調変換部と、
前記複数列のノズル群を使用して印刷するように、前記階調データを各ノズル群に割り当てる信号割当部と
を有することを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記階調変換部は、各画素領域に着滴するインク滴の有無で表現する2値データに変換する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記階調変換部は、各画素領域を最大複数発のインク滴で表現する多値データに変換する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、前記複数列のノズル群から均等にインク滴が吐出されるように、前記階調データを各ノズル群に割り当てる
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、被記録対象の印刷方向とノズルの配列方向のそれぞれについて、画素領域ごとに前記階調データを割り当てるノズル群を巡回的にシフトする
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、被記録対象の印刷方向について、画素領域ごとに前記階調データを割り当てるノズル群を巡回的にシフトする
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、各ノズル群への割当関係を定めたドットパターンに従って、前記階調データを各ノズル群に割り当てる
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項1に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、乱数発生器で発生された乱数に従い、前記階調データを各ノズル群に割り当てる
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項4に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、異なるノズル群から吐出されたインク滴で1つの画素領域が形成されるように、各画素領域に対応する階調データを複数のノズルに割り当てる
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項9に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、前記複数のノズル間で吐出回数が均等になるように、前記階調データの割り当てを決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項9に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、前記階調データの値を基に割当テーブルを参照し、前記複数のノズルに対する吐出回数の割当を決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項11に記載の吐出制御装置において、
前記割当テーブルは、前記階調データの各値に対して採り得る割り当て関係を規定した複数通りのサブテーブルでなり、
前記信号割当部は、前記階調データの各値について用意したサブテーブル内の割り当て関係の数を最大値とする乱数を前記階調データの値に基づいて発生し、当該乱数に対応する割り当て関係を階調データの値に対応するサブテーブルの中から選択することにより、階調データの値に対応する吐出回数の割当を決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項11に記載の吐出制御装置において、
前記割当テーブルは、前記階調データが採り得る各値と各値に対応する吐出回数の割り当て関係を一組とする複数通りのサブテーブルと、被記録対象の印刷方向に対する位置情報とノズルの配列方向に対する位置情報とで定まる吐出位置情報と、前記サブテーブルとを対応付ける選択用テーブルとでなり、
前記信号割当部は、前記吐出位置情報に応じて選択した特定の選択用テーブルを参照し、前記階調データの値に対応する吐出回数の割当を決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項9に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、同色インクの吐出に使用するノズル群の数をm、階調データの値をnとする場合に、nがmで割り切れるとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当て、nがmで割り切れないとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当てた上で、剰余を乱数に基づいて選択した一部のノズルに1発単位で割り当てることにより、前記階調データの値に対応する吐出回数の割当を決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項9に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、同色インクの吐出に使用するノズル群の数をm、階調データの値をnとする場合に、nがmで割り切れるとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当て、nがmで割り切れないとき、除算演算時の商p(=n/m)を各ノズルに均等に割り当てた上で、剰余を剰余割当テーブルに規定された一部のノズルに1発単位で割り当てることにより、前記階調データの値に対応する吐出回数の割当を決定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項15に記載の吐出制御装置において、
前記剰余割当テーブルは、被記録対象の印刷方向に対する位置情報とノズルの配列方向に対する位置情報とで定まる吐出位置情報と、剰余の割り当て関係を規定する
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 請求項9に記載の吐出制御装置において、
前記信号割当部は、同色インクの吐出に使用する全てのノズル群から1つの画素領域に同数のインク滴を吐出させる
ことを特徴とする吐出制御装置。 - 被記録対象の搬送機構と、
請求項1に記載の吐出制御装置と
を有することを特徴とするインク吐出装置。 - 被記録対象の印刷方向にノズル群が複数列配置されたヘッドユニットを制御し、少なくとも複数列のノズル群から同色インクを吐出させて被記録対象上に印刷する吐出制御方法であって、
印刷データを各画素領域に吐出するインク滴の数を表現する階調データに変換する処理と、
前記複数列のノズル群を使用して印刷するように、前記階調データを各ノズル群に割り当てる信号割当処理と
を有することを特徴とする吐出制御方法。 - 被記録対象の印刷方向にノズル群が複数列配置されたヘッドユニットを制御し、少なくとも複数列のノズル群から同色インクを吐出させて被記録対象上に印刷する吐出制御装置として機能するコンピュータに、
印刷データを各画素領域に吐出するインク滴の数を表現する階調データに変換する処理と、
前記複数列のノズル群を使用して印刷するように、前記階調データを各ノズル群に割り当てる信号割当処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035024A JP2005225038A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035024A JP2005225038A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005225038A true JP2005225038A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=35000125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004035024A Pending JP2005225038A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005225038A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006604A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Canon Finetech Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2008247027A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
JP2009226651A (ja) * | 2008-03-20 | 2009-10-08 | Brother Ind Ltd | 印刷データ作成装置、印刷データ作成プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2004
- 2004-02-12 JP JP2004035024A patent/JP2005225038A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006604A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Canon Finetech Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2008247027A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
JP2009226651A (ja) * | 2008-03-20 | 2009-10-08 | Brother Ind Ltd | 印刷データ作成装置、印刷データ作成プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9028028B2 (en) | Defective printer nozzle compensation control | |
JP2002301850A (ja) | 逐次印刷において着色剤付着エラーを軽減させる装置および方法 | |
US7196821B2 (en) | Image processing device, printing control device, image processing method, and recorded medium | |
JP2018089787A (ja) | 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを記録した媒体 | |
JP3981480B2 (ja) | 印刷装置および記録媒体 | |
JP4561571B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、印刷装置、印刷方法、プログラム、および、記録媒体 | |
JP3176124B2 (ja) | インクジェット記録装置および該装置の記録方法 | |
JP2005225038A (ja) | 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法及びプログラム | |
JP2005225037A (ja) | 吐出制御装置、インク吐出装置、ヘッドユニット、吐出制御方法、画面表示方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2004276596A (ja) | 記録方法及び記録装置 | |
US7178895B2 (en) | Correcting method, liquid ejecting apparatus, computer program, computer system, and correction pattern | |
JP2018094886A (ja) | 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを記録した媒体 | |
JP2005225036A (ja) | 吐出制御装置、インク吐出装置、吐出制御方法、画面表示方法、プログラム及び記録媒体 | |
US7481514B2 (en) | Printing method, control method, printing apparatus, control apparatus, and computer-readable storage medium | |
JP2005193645A (ja) | 吐出制御装置、ヘッドユニット、インクカートリッジ、インク吐出装置、吐出制御方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP4535081B2 (ja) | 印刷装置および記録媒体 | |
JP4639715B2 (ja) | ドットパターン割り当て方法、ドットパターン割り当て装置、印刷装置、及びプログラム | |
JP2008162096A (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JP2006231735A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録装置 | |
JP2011136501A (ja) | 印刷システム、プログラム、及び、印刷装置 | |
JP6015230B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理プログラム | |
US20200269599A1 (en) | Recording device and recording method | |
JP2008062472A (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP2023114410A (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP2020121487A (ja) | 記録装置および記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061030 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20081219 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081225 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20091002 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20091030 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |