JP2005224039A - 電源装置 - Google Patents

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志朗 前田
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Abstract

【課題】3相交流電源を直流出力に変換する電源装置において、簡単な構成で電源高調波を抑制すること。
【解決手段】3相交流電源1と、3相交流電源1からの交流を全波整流する6個のダイオード2〜7で形成されたブリッジ整流回路8と、ブリッジ整流回路8の直流出力端に接続された平滑コンデンサ18と、3相交流電源1とブリッジ整流回路8の交流入力端との間に接続されたリアクタ9〜11と、コンデンサ12〜17を備え、直列に接続された2個のコンデンサの両端をブリッジ整流回路8の直流出力端に接続し、前記2個のコンデンサの中点をブリッジ整流回路8の交流入力端に接続することにより、コンデンサ12〜17の充放電電流が流れるため、各相電流が概正弦波状となり、高調波を抑制できることとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は3相交流を直流に変換する電源装置に係り、特に電源高調波の抑制を考慮した電源装置に関するものである。
従来、この種の電源装置として、3相交流電源とブリッジ整流回路との間に接続されたリアクタと、ブリッジ整流回路の出力端子間に互いに直列接続された1対のコンデンサと、前記リアクタと1対のコンデンサの中点との間を短絡すべく設けられたスイッチング手段を含むものが考案されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の電源装置を示すものである。図8に示すように、
3相交流電源1とブリッジ整流回路8との間に接続されたリアクタ9〜11と、ブリッジ整流回路8の出力端子間に互いに直列接続された1対のコンデンサ26、27と、前記リアクタ9〜11と1対のコンデンサ26、27の中点との間を短絡すべく設けられたスイッチング手段21〜23、交流電源のゼロクロスを検出し、それに基づき前記スイッチング手段21〜23を開閉する駆動回路31とから構成されている。
特開2003−174779号公報
しかしながら、前記従来の構成では、スイッチング手段21〜23の開閉を制御する駆動信号の生成方法が複雑であると同時に、前記スイッチング手段21〜23は双方向通電可能な半導体スイッチで構成する必要があり、装置が大掛かりになるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で電源高調波を抑制できる3相整流電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電源装置は、6個のコンデンサによるコンデンサ対を3対設け、それらの中点とブリッジ整流回路の交流入力端を直接接続したものである。
これによって、スイッチング素子およびその複雑な制御を用いることなく電源高調波を抑制できることとなる。
また、本発明の電源装置は、前記コンデンサ対の中点とブリッジ整流回路の交流入力端との間に開閉手段を設けるたものである。これによって、出力電圧が所定値を超えた場合に前記開閉手段を遮断し、出力電圧の過昇を防止できることとなる。
本発明の電源装置は、簡単な構成で電源高調波を抑制しながら3相交流を整流することができる。
第1の発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源からの交流を全波整流する6個のダ
イオードで形成されたブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続された平滑コンデンサとを有する電源装置であって、前記3相交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、直列に接続された2個のコンデンサの両端が前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続され、前記2個のコンデンサの中点が前記ブリッジ整流回路の交流入力端に接続された3対のコンデンサ群を備えたことにより、各相電流が正弦波状となり、電源高調波を抑制することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の平滑コンデンサを通常の3相全波整流回路において必要とされる平滑コンデンサ容量の約1/4に設定することにより、十分な出力電圧の平滑作用を得ながら装置の小型化、コストダウンが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の3対のコンデンサ群のそれぞれ2個のコンデンサの中点とブリッジ整流回路の交流入力端とを開閉手段を介して接続することにより、出力電圧が所定値を超えた場合に前記開閉手段を遮断し、出力電圧の過昇を防止することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の3対のコンデンサ群の両端をそれぞれ短絡し、開閉手段を介して前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続することにより、少ない開閉手段で出力電圧の過昇を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電源装置の構成図を示すものである。
図1において、ブリッジ整流回路8はダイオード2〜7により構成され、3相交流を直流に整流する。3相交流電源1はリアクタ9〜11を介して前記ブリッジ整流回路8の交流入力端に接続されている。2個ずつ直列に接続されたコンデンサ12〜17は、その両端が前記ブリッジ整流回路8の直流出力端に、またその中点が交流入力端に接続されている。そして、ブリッジ整流回路8の直流出力端には平滑コンデンサ18および負荷19が接続されている。
図2は本実施の形態1において、3相交流電源の相電圧が220V、リアクタを20mH、コンデンサを30μF、平滑コンデンサを40μFとし、3相出力を約10kWとした場合のU相電流(Iu)、U相電圧(Vu)、出力電圧(Vdc)の波形図である。また、図3は前記U相電流の高調波成分を示す波形図で、IECの高調波規制(CLASS
A)の規制値20以下に高調波が抑制されていることがわかる。また、この時の力率は約95%と高い値を維持している。
以下その動作、作用について図4を用いて説明する。図4ではU相電流(Iu)の1周期をU相に関連する線間電圧の変化に応じて6つのモードに分解し、それぞれのモードでのコンデンサ12〜17の充放電状態、ダイオード2〜7の導通状態を示している。図4の動作表において、コンデンサ12〜17の0はそれぞれのコンデンサ電圧が概略0Vに維持されていることを意味し、Hはそれぞれのコンデンサ電圧が概略直流出力電圧に維持されていることを意味する。
モード1ではU相に関わる線間電圧はVu-w(Uが高電位)である。また、モード1の開始時点でのU相に接続されたコンデンサ12の電圧はH(概略直流出力電圧)、コンデンサ13の電圧は概略0となっている(モード6参照)。Vu-wの上昇に伴ない3相交流
電源1−リアクタ9−コンデンサ12−平滑コンデンサ18−ダイオード7−リアクタ11のループでコンデンサ12の電荷は平滑コンデンサ18に放電される。また同時に3相交流電源1−リアクタ9−コンデンサ13−ダイオード7−リアクタ11のループでコンデンサ13が充電される。これらの合成電流が図4のモード1におけるU相電流となる。
同様にモード2ではU相に関わる線間電圧はVu-w(Uが高電位)とVu-v(Uが高電位)である。ここではモード1で流れていた電流が3相交流電源1−リアクタ9−ダイオード2−平滑コンデンサ18−ダイオード7−リアクタ11のループで環流すると同時に、V相に接続されたコンデンサ14は、3相交流電源1−リアクタ9−ダイオード2−コンデンサ14−リアクタ10のループで充電され、コンデンサ15は、3相交流電源1−リアクタ9−ダイオード2−平滑コンデンサ18−コンデンサ15−リアクタ10のループで放電される。これらの合成電流がU相電流となる。
モード3ではU相に関わる線間電圧はVu-v(Uが高電位)である。ここではモード2で流れていた電流が3相交流電源1−リアクタ9−ダイオード2−平滑コンデンサ18−ダイオード5−リアクタ10のループで環流し、U相電流を形成する。以上でU相電流の半周期が構成されるが、次の半周期も同様に図4に示す動作となる。
以上のように、本実施の形態においては、2個の直列コンデンサの両端をブリッジ整流回路の直流出力端に接続し、その中点をブリッジ整流回路の交流入力端に接続することにより、相電流は概正弦波状となり、電源高調波を抑制することができる。
また、本実施の形態では平滑コンデンサの静電容量を40μFとしたが、この容量で10kW入力時の出力電圧リップル率は約5%に収まっている。通常、実用的な3相全波整流回路はコスト、サイズの観点から入力力率を改善するためのリアクタを図5のように直流側に1個挿入する場合が多く、そのリアクタンスは6mH程度に設定される。このような回路では10kW入力時に出力電圧リップルを5%に抑制するためには約150μFの平滑コンデンサ18を必要とする。従がって本実施の形態では平滑コンデンサ18を通常の約1/4にまで低減することができ、コストとサイズを抑制することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態の電源装置の構成図である。図6において図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図6においてブリッジ整流回路8の交流入力端とコンデンサ12〜17の中点はスイッチ21〜23を介して接続されている。
本発明の実施の形態2の回路方式はコンデンサ12〜17に充電された電荷が平滑コンデンサ18に放電されるモードを有するため、いわゆる昇圧動作をすることとなる。従がって、負荷が軽くなると出力電圧が上昇するが、想定以上に負荷が軽くなった場合には出力電圧が上がりすぎる場合がある。その防止策として、出力電圧を検出し、所定値以上になった場合に前記スイッチ21〜23を遮断することにより、コンデンサ12〜17への充電が停止され、出力電圧の上昇を抑えることができる。
(実施の形態3)
図7は本発明の第3の実施の形態の電源装置の構成図である。図7において図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図7においてコンデンサ12〜17の両端はそれぞれ短絡され、スイッチ24、25を介してブリッジ整流回路8の直流出力端に接続されている。以上の構成により、2個のスイッチで実施の形態2と同様の作用効果が得られ、コストダウンと装置の小型化が可能となる。
以上のように、本発明にかかる電源装置は、入力電流の高調波抑制が可能となるので、エアコン等の比較的消費電力の大きい機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における電源装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における相電流、相電圧、出力電圧の波形図 本発明の実施の形態1における電源高調波とIEC規制値を示す波形図 本発明の実施の形態1における電源装置の動作説明図 従来の一般的な3相全波整流回路を示す回路図 本発明の実施の形態2における電源装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における電源装置の構成を示すブロック図 従来の電源装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 3相交流電源
2〜7 ダイオード
8 ブリッジ整流回路
9〜11 リアクタ
12〜17 コンデンサ
18 平滑コンデンサ
19 負荷
20 高調波IEC(CLASS A)規制値
21〜25 スイッチ
26〜27 コンデンサ

Claims (4)

  1. 3相交流電源と、前記3相交流電源からの交流を全波整流する6個のダイオードで形成されたブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続された平滑コンデンサとを有する電源装置であって、前記3相交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、直列に接続された2個のコンデンサの両端が前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続され、前記2個のコンデンサの中点が前記ブリッジ整流回路の交流入力端に接続された3対のコンデンサ群を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 平滑コンデンサの静電容量を、通常の3相全波整流回路において必要とされる平滑コンデンサ容量の約1/4に設定した請求項1に記載の電源装置。
  3. 3対のコンデンサ群のそれぞれ2個のコンデンサの中点とブリッジ整流回路の交流入力端とを開閉手段を介して接続した請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 3対のコンデンサ群の両端をそれぞれ短絡し、開閉手段を介してブリッジ整流回路の直流出力端に接続した請求項1または2に記載の電源装置。
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WO2010038841A1 (ja) * 2008-10-03 2010-04-08 東芝キヤリア株式会社 三相整流装置

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