JP2005223987A - ステータ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、輪状鉄心の外周に外筒を設けてモールドし、ステータコイルの熱の放熱を効率よく行うことを目的とする。
【解決手段】本発明によるステータ構造は、輪状鉄心(1)の外周に外筒(20)を設けてステータコイル(2)をモールド材(3)でモールドし、ステータコイル(2)がモールド材(3)と外筒(20)を経て筒状モータケース(11)につながるようにし、放熱効率を高める構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるステータ構造は、輪状鉄心(1)の外周に外筒(20)を設けてステータコイル(2)をモールド材(3)でモールドし、ステータコイル(2)がモールド材(3)と外筒(20)を経て筒状モータケース(11)につながるようにし、放熱効率を高める構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、ステータ構造に関し、特に、輪状鉄心の外周に外筒を設けた状態でステータコイルをモールド材でモールドし、外筒を筒状モータケースに係合させることにより、ステータコイルをモールド材と外筒を経て筒状モータケースにつながらせ、放熱効果を向上させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、社内製作であるため、文献等は開示していないが、輪状鉄心1の各スロット(図示せず)にはステータコイル2が設けられ、このステータコイル2の表面には樹脂材からなるモールド材3が設けられている。
前述の構成の輪状ステータ10を筒状モータケース11内に係合してモータを組立てる場合、筒状モータケース11の内面11aに輪状鉄心1が嵌合して係合することにより、輪状ステータの筒状モータケースへの取付けが完了する。
従来のステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、輪状鉄心の外周のみが筒状モータケースと接合しているのみであり、ステータコイルの表面と筒状モータケースとの間には空間が存在しているため、ステータコイルからの発熱の放熱効果が低く、モータのパワーを上げるには障害となっていた。
すなわち、輪状鉄心の外周のみが筒状モータケースと接合しているのみであり、ステータコイルの表面と筒状モータケースとの間には空間が存在しているため、ステータコイルからの発熱の放熱効果が低く、モータのパワーを上げるには障害となっていた。
本発明によるステータ構造は、スロットを有する輪状鉄心の前記スロットにステータコイルを有するステータ構造において、前記輪状鉄心の外周に設けられた外筒と、前記外筒の内側に充填されたモールド材とからなり、前記ステータコイルは前記モールド材を介して前記外筒につながっている構成であり、また、前記外筒の一端は前記モールド材の一端面と面一であり、前記外筒の他端は前記モールド材の他端面に沿って軸心側へ曲折した曲折部を有している構成であり、また、前記曲折部は前記ステータコイルの端面に接触している構成であり、また、前記外筒の外周に筒状モータケースが係合されている構成である。
本発明によるステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、輪状鉄心の外周に外筒を設けてステータコイルにモールド材を充填して固化した後に、外筒の外周に筒状モータケースを係合させることにより、ステータコイルがモールド材と外筒を介して筒状モータケースにつながるため、ステータコイルからの発熱を効率的に放熱させることができる。
すなわち、輪状鉄心の外周に外筒を設けてステータコイルにモールド材を充填して固化した後に、外筒の外周に筒状モータケースを係合させることにより、ステータコイルがモールド材と外筒を介して筒状モータケースにつながるため、ステータコイルからの発熱を効率的に放熱させることができる。
本発明は、輪状ステータの外周に外筒を設けることにより、ステータコイルがモールド材及び外筒を介して筒状モータケースにつながり、ステータコイルからの発熱を高効率に放熱することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、輪状鉄心であり、この輪状鉄心1の各スロット(図示せず)にはステータコイル2が設けられ、この輪状鉄心1の外周には、金属又は樹脂等の熱伝導性の良好な材料からなる外筒20が設けられている。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、輪状鉄心であり、この輪状鉄心1の各スロット(図示せず)にはステータコイル2が設けられ、この輪状鉄心1の外周には、金属又は樹脂等の熱伝導性の良好な材料からなる外筒20が設けられている。
前記輪状鉄心1の中心に、柱状又は中空状の治具21を挿入した状態で、この治具21と外筒20との間に熱伝導性の良好な樹脂材からなるモールド材3が充填され、このモールド材3の一端面3aは外筒20の一端20aと面一に形成されている。
前記外筒20の他端20bは、輪状鉄心1の軸心22に向けて曲折して延設された曲折部23が形成されており、この曲折部23はステータコイル2の端面2aに接合して接触すると共に、モールド材3の他端面3bに沿って形成されている。
前記モールド材3が固化した状態で、治具21を除去し、完成した輪状ステータ10を筒状モータケース11内に挿入すると、外筒20の外周が筒状モータケース11の内面11aに係合して嵌合し、モータ(図示せず)を完成させることができる。
前述の状態で、ステータコイル2は、このモールド材3及び外筒20を介して筒状モータケース11に機械的につながり、ステータコイル2で発生した熱は、このモールド材3及び外筒20を介して筒状モータケース11に伝達されて外部に放熱される。
本発明は、モータに限らず、アクチュエータにも適用可である。
1 輪状鉄心
2 ステータコイル
2a 端面
3 モールド材
3a 一端面
10 輪状ステータ
11 筒状モータケース
20 外筒
20a 一端
20b 他端
22 軸心
23 曲折部
2 ステータコイル
2a 端面
3 モールド材
3a 一端面
10 輪状ステータ
11 筒状モータケース
20 外筒
20a 一端
20b 他端
22 軸心
23 曲折部
Claims (4)
- スロットを有する輪状鉄心(1)の前記スロットにステータコイル(2)を有するステータ構造において、
前記輪状鉄心(1)の外周に設けられた外筒(20)と、前記外筒(20)の内側に充填されたモールド材(3)とからなり、前記ステータコイル(2)は前記モールド材(3)を介して前記外筒(20)につながっていることを特徴とするステータ構造。 - 前記外筒(20)の一端(20a)は前記モールド材(3)の一端面(3a)と面一であり、前記外筒(20)の他端(20b)は前記モールド材(3)の他端面(3b)に沿って軸心側へ曲折した曲折部を有していることを特徴とする請求項1記載のステータ構造。
- 前記曲折部(23)は前記ステータコイル(2)の端面(2a)に接触していることを特徴とする請求項1又は2記載のステータ構造。
- 前記外筒(20)の外周に筒状モータケース(11)が係合されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のステータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004028053A JP2005223987A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | ステータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004028053A JP2005223987A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | ステータ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005223987A true JP2005223987A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34999200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004028053A Pending JP2005223987A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | ステータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005223987A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060834A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電動モータ |
JPWO2008020511A1 (ja) * | 2006-08-18 | 2010-01-07 | 株式会社Ihi | 電動過給機 |
JP2011109774A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
-
2004
- 2004-02-04 JP JP2004028053A patent/JP2005223987A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060834A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電動モータ |
JP4700439B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2011-06-15 | 富士重工業株式会社 | 電動モータ |
JPWO2008020511A1 (ja) * | 2006-08-18 | 2010-01-07 | 株式会社Ihi | 電動過給機 |
JP2011109774A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
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