JP2005223982A - スイッチングレギュレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 マグアンプ方式が採用されたスイッチングレギュレータにおいて、その損失を低減することのできるスイッチングレギュレータを提供する。
【解決手段】 トランスTと、その二次巻線に接続され、負荷電流が流れることにより飽和状態となる可飽和リアクトルL1と、二次巻線から出力される出力電圧と予め定める基準電圧との差に基づいて可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irを付与することにより可飽和リアクトルL1を飽和状態から不飽和状態に移行させるリセット電流設定回路3とを備え、可飽和リアクトルL1が飽和状態と不飽和状態とを交互に繰り返されることによってトランスTの二次巻線に出力される出力電圧を制御するスイッチングレギュレータであって、トランスTの二次巻線に出力される電圧変化に基づいてリセット電流設定回路3によるリセット電流Irの付与時間TSを制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 トランスTと、その二次巻線に接続され、負荷電流が流れることにより飽和状態となる可飽和リアクトルL1と、二次巻線から出力される出力電圧と予め定める基準電圧との差に基づいて可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irを付与することにより可飽和リアクトルL1を飽和状態から不飽和状態に移行させるリセット電流設定回路3とを備え、可飽和リアクトルL1が飽和状態と不飽和状態とを交互に繰り返されることによってトランスTの二次巻線に出力される出力電圧を制御するスイッチングレギュレータであって、トランスTの二次巻線に出力される電圧変化に基づいてリセット電流設定回路3によるリセット電流Irの付与時間TSを制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、可飽和リアクトルを有する、マグアンプ方式を用いたスイッチングレギュレータに関するものである。
従来、スイッチングレギュレータにおいては、二次側で出力電圧の安定化を図るため、トランスの二次巻線側にヒステリシス特性を有する可飽和リアクトルをスイッチング素子として備えた、いわゆるマグアンプ方式が用いられたものが実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭52−4035号公報
図6は、マグアンプ方式が用いられたスイッチングレギュレータの一例を示す構成図である。このスイッチングレギュレータは、トランスTと、トランスTの一次巻線側に設けられたスイッチング回路1と、トランスTの二次巻線の一方端に接続された可飽和リアクトルL1と、可飽和リアクトルL1と出力端子VOUTとの間に設けられた整流ダイオードD1と、出力電圧を平滑化するための平滑コイルL2及び平滑コンデンサCと、出力電圧と予め定める基準電圧とを比較してその誤差を増幅する誤差検出増幅回路2と、その誤差分に基づいてリセット電流Irの値を設定し、可飽和リアクトルL1に対してそのリセット電流Irを付与するリセット電流設定回路3とによって概略構成されている。なお、図中、D2は逆電流防止用ダイオード、D3はフライホイール・ダイオードである。
ここで、可飽和リアクトルL1は、図7に示すようなB−H特性を有している。すなわち、可飽和リアクトルL1は、磁界Hが変化しても磁束密度Bはほとんど変化しない飽和領域(同図のA1参照)と、磁界Hが変化することにより磁束密度Bが急激に変化する遷移領域(同図のA2参照)とをもつ特性を有している。この飽和領域では、可飽和リアクトルL1は極めて低インピーダンスでありスイッチ状態としてはオン状態にある。一方、遷移領域では、可飽和リアクトルL1は極めて高インピーダンスでありスイッチ状態としてはオフ状態にある。従って、マグアンプ方式が用いられたスイッチングレギュレータでは、可飽和リアクトルL1を飽和領域と遷移領域とに切り換えることによりトランスTの二次側の出力電圧をスイッチングし、これにより出力電圧の安定化が図られるようになっている。
図6の構成において可飽和リアクトルL1に一定値以上の負荷電流が流れると、図7におけるB−H特性において磁界Hが増大し、可飽和リアクトルL1は飽和領域に移行する((3)の状態参照)。その後、可飽和リアクトルL1に流れる負荷電流が減少し、磁界Hが減少すると、可飽和リアクトルL1の磁束密度Bも減少していくが、ヒステリシス特性のため、負荷電流がゼロになっても磁束密度Bは十分に減少せず、可飽和リアクトルL1は飽和領域に留まり、遷移領域に移行しない((4)の状態)。このため、マグアンプ方式を用いたスイッチングレギュレータでは、可飽和リアクトルL1に負荷電流とは逆方向のリセット電流を流して可飽和リアクトルL1を強制的に遷移領域((5)の状態参照)に移行させるようにしている。
図8は、上記構成における可飽和リアクトルL1の入力電圧の波形及び電流の波形を示す図であるが、トランスTの二次巻線の出力電圧が正のとき(同図のTa参照)、可飽和リアクトルL1に一定値以上の負荷電流が流れると、可飽和リアクトルL1はB−H特性の飽和領域に移行し、オン状態となる。図8の可飽和リアクトルの電流波形のTa期間における(1)から(3)は、可飽和リアクトルL1のB−H特性が図7において(1)から(3)に移行することを示している。可飽和リアクトルL1は、飽和領域(オン状態)にあると、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負に変化し、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れなくなったとしても(図7及び図8の(4)参照)、高い残留磁束密度Brをもっているため、低インピーダンスの状態が変わらず、飽和領域を維持し、オフ状態にならない。
そのため、その後、トランスTの二次巻線の出力電圧が所定の周期で正負に変化しても可飽和リアクトルL1はオン状態を維持し、スイッチング機能を果さない。
そこで、図8の可飽和リアクトルの入力電圧波形に示すように、トランスTの二次巻線の出力が正から負に反転するタイミング(図8のタイミングT1参照)でリセット電流設定回路3から飽和領域にある可飽和リアクトルL1に負荷電流とは逆向きに電流(リセット電流Ir)を流している。可飽和リアクトルL1にリセット電流Irが流れると、残留磁束密度Brが小さくなり、飽和領域から遷移領域(図7のA2参照)に移行し、可飽和リアクトルL1は、高インピーダンスになるとともにオフ状態になる(図7及び図8の(5)参照)。
そして、その後、トランスTの二次巻線の出力電圧がタイミングT2で負から正に変化し、再び、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れると、可飽和リアクトルL1は、飽和領域に移行し、オフ状態からオン状態になり(図7及び図8の(1)→(2)→(3)参照)、以下、上記の動作が繰り返される。
リセット電流Irは、誤差検出増幅回路2によってトランスTの二次巻線の出力電圧と、予め定められる基準電圧との誤差分に基づいて、リセット電流設定回路3によってその値が設定される。そのため、上記出力電圧と基準電圧との誤差分が大きいと、リセット電流Irも大きい値に設定される。
リセット電流Irが大きいと、トランスTの二次巻線の出力電圧が負から正になったとき、負荷電流が流れ出して可飽和リアクトルL1がオン(飽和)するまでの時間(図8のTc参照)を遅らせることになる(図7では、リセット電流Irが大きいと、点線Lが下方に移行することを示している。)。これは、出力電圧Vを低下させることを示しており、これにより、出力電圧Vが低めに押さえられて基準電圧Vrに近づくことにより、出力端子VOUTから出力される出力電圧が安定化されることになる。
このように可飽和リアクトルL1が用いられたマグアンプ方式のスイッチングレギュレータでは、可飽和リアクトルL1に対して目的とする出力電圧の誤差に応じたリセット電流Irを付与することが必要であり、これにより、出力電圧を容易に制御することができる。
しかしながら、従来の構成においては、図8に示すように、トランスTの二次巻線の出力電圧が負の期間(同図のTb参照)においては、リセット電流設定回路3から可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irが継続的に流され、いわゆるたれ流しの状態であった。
リセット電流Irは、可飽和リアクトルL1を遷移領域に移行させるためのものである。そのため、可飽和リアクトルL1が遷移領域に移行すれば、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れて飽和領域に移行しない限り、可飽和リアクトルL1は遷移領域を維持するので、可飽和リアクトルL1にリセット電流Irを流す必要はない。すなわち、図8の可飽和リアクトルL1に負の出力電圧が印加される期間Tbにおいて、例えばタイミングT3の時点で可飽和リアクトルL1がリセット電流Irにより遷移領域に移行しているとすれば、その後は可飽和リアクトルL1にリセット電流Irを流す必要はない。リセット電流Irは、図6の構成から明らかなように負荷に供給すべき出力の一部を利用して生成しているため、不必要にリセット電流Irを流すことは、却って損失となる。
従って、従来のマグアンプ方式のスイッチングレギュレータは、リセット電流Irが不必要に流れてリセット電流設定回路3における損失が増大し、スイッチングレギュレータの損失を増大させるといった問題点があった。
ところで、マグアンプ方式が用いられるスイッチングレギュレータでは、可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irを付与する必要があるため、一般に、半波整流の構成とされる場合が多い。しかしながら、半波整流の構成の場合、出力インピーダンスが比較的高くなるので、出力インピーダンスを下げる目的で、図9に示すように、両波整流の構成を用いることがある。
すなわち、図9に示すスイッチングレギュレータでは、トランスTの二次巻線の両端に2つの可飽和リアクトルLa,Lbをそれぞれ接続し、各可飽和リアクトルLa,Lbに対してそれぞれ制御巻線Lc,Ldを結合させ、制御巻線Lc,Ld同士を直列に接続している。そして、誤差検出増幅回路2の出力をトランジスタTrに与え、トランジスタTrに電流が流れることにより、制御巻線Lc,Ldに対してリセット電流Irを付与している。
この両波整流の構成の場合、トランスTの二次巻線の出力電圧が正の期間及び負の期間において、可飽和リアクトルLa,Lbが交互にオン、オフされる。すなわち、上記正の期間及び負の期間においてリセット電流Irが交互に流されるため、リセット電流Irに起因する損失が半波整流の構成に比べ、さらに大きくなるといった問題点がある。また、上記両波整流の構成では、可飽和リアクトルLa,Lbをリセットするためのリセット電流Irを制御巻線Lc,Ldに流すために、電源Eが必要となり、製作コストや部品コストが増大するといった問題点があった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、マグアンプ方式が採用されたスイッチングレギュレータにおいて、その損失を低減することのできるスイッチングレギュレータを提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供されるスイッチングレギュレータは、トランスの二次巻線に接続され、負荷電流が流れることにより飽和状態となるリアクトルと、前記二次巻線から出力される出力電圧と予め定める基準電圧との差に基づいて前記リアクトルに対してリセット電流を付与することにより前記リアクトルを飽和状態から不飽和状態に移行させる電流付与手段とを備え、前記リアクトルが飽和状態と不飽和状態とを交互に繰り返すことによって前記トランスの二次巻線に出力される出力電圧を制御するスイッチングレギュレータであって、前記トランスの二次巻線から出力される電圧変化に基づいて前記電流付与手段によるリセット電流の付与時間を制御する付与時間制御手段を備えることを特徴としている(請求項1)。
この構成によれば、リアクトルに対するリセット電流は、付与時間制御手段によってトランスの二次巻線から出力される出力電圧の変化に基づいて付与時間が設定されて付与されるので、リセット電流がリアクトルを飽和状態から不飽和状態に移行させるのに必要な時間だけ流れるように付与時間を設定することにより、リセット電流が不必要に付与されることを抑制することができる。そのため、リセット電流を付与する電流付与手段(例えばリセット電流設定回路)における損失、ひいてはスイッチングレギュレータにおける損失を低減することができる。
好ましい実施の形態によれば、前記付与時間制御手段は、前記トランスの二次巻線から出力される出力電圧の微分波形を生成する微分回路と、前記微分回路によって生成された微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったか否かを検出する検出回路と、前記検出回路によって前記微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったことが検出されているとき、前記リアクトルに対する前記電流付与手段によるリセット電流の付与を許可するスイッチ回路と、によって構成されているとよい(請求項2)。
他の好ましい実施の形態によれば、前記検出回路は、負側の微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったか否かを検出するとよい(請求項3)。
他の好ましい実施の形態によれば、前記トランスの二次巻線には、その一方端に前記リアクトルが接続されているとよい(請求項4)。
また、前記リアクトルは、一端が前記トランスの二次巻線の一方端に接続され、他端が出力端子に接続された第1リアクトルと、一端が前記トランスの二次巻線の他方端に接続され、他端が前記出力端子に接続された第2リアクトルとを有し、前記電流付与手段は、第1及び第2リアクトルの双方に対して異なるタイミングでリセット電流を付与してもよい(請求項5)。
また、前記リアクトルは、一端が前記トランスの二次巻線の一方端に接続され、他端が出力端子に接続された第1リアクトルと、一端が前記トランスの二次巻線の他方端に接続され、他端が前記出力端子に接続された第2リアクトルとを有し、前記第1及び第2リアクトルには、前記電流付与手段によってリセット電流が直接的に付与される補助巻線がそれぞれ結合されていてもよい(請求項6)。
本願発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明の実施例1にかかるスイッチングレギュレータの構成図である。このスイッチングレギュレータは、トランスの二次巻線に可飽和リアクトルが接続された、いわゆるマグアンプ方式が採用されたものである。このスイッチングレギュレータでは、可飽和リアクトルに対して流されるリセット電流が制御されて、このスイッチングレギュレータにおける損失が低減されたものとされている。以下、詳述する。
このスイッチングレギュレータは、トランスTを備え、このトランスTの一次巻線側においてスイッチング回路1が備えられている。スイッチング回路1は、例えば商用交流電源が整流されることにより得られた直流電源としての入力電源Pをスイッチングして、所定の周波数(例えば50kHz〜200kHz)を有する交流電圧に変換するものである。スイッチング回路1は、図示しないが、入力電源Pが入力される入力端子の両端において、複数のスイッチング素子(例えばMOS−FET)がフルブリッジ回路を構成するものである。なお、スイッチング回路1の構成は、これに限るものではなく、例えばPWM(pulse width modulation)方式やPFM(pulse frequency modulation)方式が採用された構成としてもよい。
トランスTは、一次巻線に入力された電圧値を所定の電圧値に昇圧もしくは降圧して二次巻線から出力させるものである。トランスTの二次巻線の一方端aには、可飽和リアクトルL1が直列に接続されている。
可飽和リアクトルL1は、自身がオン、オフすることにより、トランスTの二次巻線から出力される出力電圧を安定化させて出力端子VOUTから出力させるものである。可飽和リアクトルL1は、図7に示したように、磁界Hと磁束密度Bとの関係で表されるヒステリシス特性を有している。
すなわち、可飽和リアクトルL1は、磁界Hが変化しても磁束密度Bはほとんど変化しない飽和領域(同図のA1参照)と、磁界Hが変化することにより磁束密度Bが急激に変化する遷移領域(同図のA2参照)とをもつ特性を有している。同図のA1に示す飽和領域では、可飽和リアクトルL1は極めて低インピーダンスであり、スイッチ状態としてはオン状態にある。一方、同図のA2に示す遷移領域では、可飽和リアクトルL1は極めて高インピーダンスであり、スイッチ状態としてはオフ状態にある。
通常、可飽和リアクトルL1に、一旦、一定値以上の負荷電流が流れると、可飽和リアクトルL1はB−H特性の飽和領域にあり、オン状態であるが(図7の(3)参照)、その後、負荷電流が0になっても可飽和リアクトルL1は高い残留磁束密度Brをもっているため、低インピーダンスの状態が変わらず、可飽和リアクトルL1は飽和領域にありオン状態も維持する(図7の(4)参照)。そこで、可飽和リアクトルL1をオフ状態にするには、負荷電流と逆向きの電流(リセット電流Ir)を可飽和リアクトルL1に対して流す。リセット電流Irが流れると、可飽和リアクトルL1は残留磁束密度Brが小さくなるため、遷移領域に移行し高インピーダンスとなってスイッチ状態はオフ状態となる(図7の(5)参照)。そして、再び負荷電流が流れると、飽和領域に移行し、可飽和リアクトルL1のスイッチ状態はオン状態となる(図7の(6)→(1)→(2)→(3)参照)。
このように、可飽和リアクトルL1をオン、オフ動作させるには、負荷電流の他にそれと逆向きの電流であるリセット電流Irを付与する必要がある。なお、上記リセット電流Irは、後述する誤差検出増幅回路2及びリセット電流設定回路3によって生成される。
図1に戻り、可飽和リアクトルL1には、整流ダイオードD1のアノード端子が接続され、整流ダイオードD1のカソード端子には、平滑コイルL2の一端が接続されている。平滑コイルL2の他端には、出力端子VOUTが接続されている。また、出力端子VOUTには、平滑コンデンサCが並列接続されている。
整流ダイオードD1は、可飽和リアクトルL1の出力電圧を整流化するためのものである。また、平滑コイルL2及び平滑コンデンサCは、整流ダイオードD1の出力電圧を平滑化するためのものである。
出力端子VOUTには、平滑コイルL2の下流側において誤差検出増幅回路2が接続されている。誤差検出増幅回路2は、平滑コイルL2及び平滑コンデンサCによって平滑された出力電圧Vと予め定められた基準電圧Vrとの誤差を検出し、かつ検出した誤差電圧(V−Vr)を所定の増幅率で増幅するためのものである。誤差検出増幅回路2には、リセット電流設定回路3が接続されている。
リセット電流設定回路3は、誤差検出増幅回路2の出力に基づいてリセット電流Irの値を設定するためのものである。リセット電流設定回路3には、リセットスイッチSWが接続されている。
リセットスイッチSWは、可飽和リアクトルL1に対するリセット電流Irの付与を許可するか又は阻止するかを切り換えるためのものであり、後述する立下り検出回路5によってオン、オフ制御される。すなわち、リセットスイッチSWは、立下り検出回路5によってオンされると、可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irを流し、立下り検出回路5によってオフされると、可飽和リアクトルL1に対するリセット電流Irを阻止する。
リセットスイッチSWには、逆電流防止用ダイオードD2のアノード側が接続されている。逆電流防止用ダイオードD2は、負荷電流がリセット電流設定回路3に流れるのを防止するためのものである。逆電流防止用ダイオードD2のカソード端子には、可飽和リアクトルL1の他端が接続されている。
また、整流ダイオードD1のカソード側とトランスTの二次巻線の他方端bとの間には、フライホイール・ダイオードD3が並列接続されている。このフライホイール・ダイオードD3は、平滑コイルL2に蓄えられたエネルギーを出力端子VOUTに出力させるために回路中に流れる電流を還流させるためのものである。
さらに、トランスTの二次巻線の一方端aには微分回路4が接続されている。微分回路4は、図示しない抵抗及びコンデンサ等によって構成され、トランスTの二次巻線の出力電圧の変化に基づく微分波形を生成するものである。微分回路4の出力は、立下り検出回路5に接続されている。
立下り検出回路5は、微分回路4から出力される微分波形に基づいて、リセットスイッチSWをオン、オフ制御するためのものである。より詳細には、立下り検出回路5は、微分回路4から出力される微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になっているとき、リセットスイッチSWをオンする一方で、上記電圧値が上記所定値を越えているとき、リセットスイッチSWをオフにする。なお、上記所定値は、経験的及び実験的に求められた値であり、リセット電流Irの可飽和リアクトルL1に対する付与時間を決定するものである。この付与時間は、飽和状態にある可飽和リアクトルL1を確実に遷移状態に移行させるために必要なリセット電流の付与時間である。
すなわち、可飽和リアクトルL1は、負荷電流が流れることにより、一旦、飽和すると(オンすると)、その状態を維持し、負荷電流とは逆向きのリセット電流Irを流されない限りオフしない。そのため、誤差検出増幅回路2及びリセット電流設定回路3によってリセット電流Irを生成し、このリセット電流Irを一定時間以上、可飽和リアクトルL1に付与するのであるが、本実施形態では、このリセット電流Irの可飽和リアクトルL1に対する付与時間を、後述するように、微分回路4、立下り検出回路5及びリセットスイッチSWによって決定している。
次に、上記構成における作用を、図2に示す波形図及び図7に示したB−H特性図を参照して説明する。
トランスTの二次巻線から出力される出力電圧が正のとき(図2のTa参照)、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れる(図2の(3)参照)。この場合、図7に示したように、可飽和リアクトルL1は、B−H特性の飽和領域にあり(図7の(3)参照)、低インピーダンスであるためスイッチ状態はオン状態にある。
トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負になると(図2のT1参照)、可飽和リアクトルL1には負荷電流が流れなくなるが(図2の(4)参照)、可飽和リアクトルL1は、未だ飽和領域にあり(図7の(4)参照)、オン状態を維持している。
このとき、微分回路4は、トランスTの二次巻線から出力される出力電圧の変化量に基づく微分波形(図2のW参照)を生成する。そして、微分回路4は、それを立下り検出回路5に対して出力する。立下り検出回路5では、予め設定されている所定値E0と微分波形の電圧値とを比較し、微分波形の電圧値が所定値E0を下回った場合、リセットスイッチSWをオンにする。リセットスイッチSWがオンになることにより、リセット電流設定回路3から可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irが流れる。
この場合、誤差検出増幅回路2では、予め定める基準電圧Vrと、平滑コイルL2によって平滑された電圧Vとの差(誤差電圧V−Vr)を算出し、それをリセット電流設定回路3に送ることにより、リセット電流設定回路3では、その誤差電圧(V−Vr)に応じたリセット電流Irを設定する。そして、上記したように、リセットスイッチSWがオンになると、値が設定されたリセット電流Irが可飽和リアクトルL1に対して流れる。
これにより、可飽和リアクトルL1では、負荷電流と流れる方向が逆方向となるリセット電流Irが流れることにより、残留磁束密度Brが小さくなるため、遷移領域に移行し高インピーダンスとなってスイッチ状態はオン状態からオフ状態になる(図2及び図7の(5)参照)。
次いで、立下り検出回路5では、微分回路4で生成された微分波形の電圧値が所定量E0を超えた場合、リセットスイッチSWをオフにする。これにより、リセット電流Irは、可飽和リアクトルL1に流れなくなる(図2及び図7の(6)参照)。このとき、可飽和リアクトルL1は、オフ状態を維持している。この状態は、トランスTの二次巻線の出力電圧が負のとき(図2のTb 参照)、継続される。
可飽和リアクトルL1は、負荷電流が流れなくなった時点でオンからオフにする必要があるため、負荷電流が流れなくなった時点、すなわち、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負に変わった時点でリセット電流Irを流す必要がある。そのため、本実施形態では、微分回路4によってトランスTの二次巻線の出力電圧の微分波形を生成することにより、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負に変わった時点を実質的に検出するようにしている。
そして、立下り検出回路5によって微分回路4によってトランスTの二次巻線の出力電圧が正から負に変わった時点を検出し、さらに、立下り検出回路5は、その時点からスイッチSWをオンにする所定時間TS(図2参照)を算出するために、微分波形の電圧値と所定値E0とを比較するようにしている。上記所定時間TSの算出により、リセットスイッチSWは、この所定時間TSのみオンするので、換言すれば、所定時間TSのみしか可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irが流れないので、リセット電流Irの不必要な流出を抑制することができる。
図2に戻り、再び、トランスTの二次巻線の出力電圧が負から正になって、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れると(図2及び図7の(1)(2)(3)参照)、可飽和リアクトルL1は飽和領域に移行し、オン状態となる。
なお、リセット電流Irが大きいほど、トランスTの二次巻線の出力電圧が再び負から正になったとき、可飽和リアクトルL1に負荷電流が流れるまでの時間(図2のTc参照)が遅れるようになる。図2では、点線Laで示すように、リセット電流Irが大きいほど負荷電流が流れるまでの時間が右方向に移行することを示している。また、図7では、点線Lで示すように、リセット電流Irが大きいほど可飽和リアクトルL1の動作軌跡が下方向に移行することを示している。
このように、本実施形態では、二次巻線の出力電圧が負の期間(図2のTb 参照)であって、微分回路4によって生成される微分波形に基づいて検出された所定時間TSにおいてのみ、可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irが流れる。すなわち、可飽和リアクトルL1をオン状態からオフ状態にする(又は飽和領域から遷移領域に移行させる)のに必要な時間だけ可飽和リアクトルL1に対してリセット電流Irを流すので、リセット電流Irが可飽和リアクトルL1に不必要に流れることがなく、リセット電流設定回路3における損失を低減することができる。
なお、リセットスイッチSWをオンさせる所定時間TS、すなわち、リセット電流Irを流す所定時間TSを決定するための構成としては、上記したように微分回路4及び立下り検出回路5の構成に限るものではない。例えば、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負に変化する時点を検出してその時点からタイマ等を用いて所定時間TSを計測するようにしてもよい。
図3は、実施例2にかかるスイッチングレギュレータの構成図である。上記した実施例1の構成は、半波整流の構成においてリセット電流Irを制御する方法を適用したが、この実施例2では、両波整流の構成において上記方法を適用するようにしている。
具体的には、トランスTの二次巻線の一方端a及び他方端bには、それぞれ第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbが接続されている。第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbには、第1及び第2整流ダイオードDa,Dbのアノード側が接続されている。第1及び第2整流ダイオードDa,Dbのカソード側は、ともに平滑コイルL2の一端に接続されている。
また、トランスTの二次巻線の一方端a及び他方端bには、第1及び第2微分回路4a,4bが接続され、それぞれの出力は、ともに立下り検出回路5に接続されている。立下り検出回路5の出力は、リセットスイッチSWに接続され、リセットスイッチSWは、第1及び第2逆電流防止用ダイオードDc,Ddのアノード端子に接続され、第1及び第2逆電流防止用ダイオードDc,Ddのカソード端子は、それぞれ第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbに接続されている。その他の構成については、上記実施例1にかかる構成と略同様である。
この構成によれば、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負になるとき、あるいは二次巻線の出力電圧が負から正になるときにおいて、リセット電流Irがそれぞれ第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbに流される。この場合、リセット電流Irの付与時間が、実施例1で示したのと同様に制御されるので、図3に示す両波整流の構成においてリセット電流設定回路3における損失を適切に抑制することができる。
図4は、この実施例2にかかる構成のスイッチングレギュレータの詳細回路図である。この図によると、点線枠2,3,4,5で示す部分がそれぞれ誤差検出増幅回路2、リセット電流設定回路3、微分回路4、立下り検出回路5に相当し、立下り検出回路5にエミッタ端子が接続されているスイッチングトランジスタがリセットスイッチSWに相当する。
簡単に回路動作を説明すると、誤差検出増幅回路2を構成する複数の抵抗Ra,Rb,Rcによって出力電圧が検出され、上記出力電圧がツェナーダイオードZDによって設定された基準電圧を超えると、トランジスタTrAにコレクタ電流が流れ、トランジスタTrAがオンする。トランジスタTrAがオンすることにより、トランジスタTrBのベース電流が流れ、トランジスタTrBにリセット電流Irが流れようとする。
トランジスタTrBは、期間Ta(図2参照)では立下り検出回路5の抵抗Rdによって出力電圧が供給されているため、オフに保持されている。ここで、微分回路4の抵抗Re及びコンデンサCaによって、トランスTの二次巻線からの出力電圧の微分波形が生成され、微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になっているとき、リセットスイッチSWとしてのスイッチングトランジスタTrCをオンする。すなわち、点Pにおける電位がダイオードDeが導通する電位に達したとき、トランジスタTrBがオンする。
なお、図4では、トランスTの一次巻線側の構成を省略している。また、図4では、トランスTのセンタータップCTを0Vに設定しているため、トランスTの二次巻線の他方端bとセンタータップCTとの間に、図4に示される回路を正負を逆にして略同様に設け、正負(+V,−V)の電圧を出力することのできるスイッチングレギュレータとしてもよい。
図5は、実施例3にかかるスイッチングレギュレータの構成図である。この実施例3にかかるスイッチングレギュレータは、実施例2と同様に、両波整流の構成を採用したものであるが、以下の点で実施例2と異なる。
すなわち、この構成では、第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbにそれぞれ制御巻線Lc,Ldが結合されている。第1可飽和リアクトルLaに結合された制御巻線Lcの一端は、第1可飽和リアクトルLaの一端(トランスTの二次巻線側の一方端a)に接続され、第2可飽和リアクトルLbに結合された制御巻線Ldの一端は、第2可飽和リアクトルLbの一端(トランスTの二次巻線側の他方端b)に接続されている。また、制御巻線Lcの他端は、第1逆電流防止用ダイオードDcのカソード端子に接続され、制御巻線Ldの他端は、第2逆電流防止用ダイオードDdのカソード端子に接続されている。その他の構成については、上記実施例2にかかる構成と略同様である。
この構成においても、実施例2の作用と同様に、トランスTの二次巻線の出力電圧が正から負になるとき、あるいはトランスTの二次巻線の出力電圧が負から正になるときにおいてリセット電流Irがそれぞれ第1及び第2可飽和リアクトルLa,Lbに流される。この場合、リセット電流Irの付与時間が、実施例1で示したのと同様に制御されるので、リセット電流設定回路3における損失を適切に抑制することができる。特に、図5に示す構成では、背景技術の欄で説明した図9に示す構成と同様に、可飽和リアクトルLa,Lbに結合された制御巻線を用いているが、電源Eを必要としないため、コストの低減化を図ることができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。
1 スイッチング回路
2 誤差検出増幅回路
3 リセット電流設定回路
4 微分回路
5 立下り検出回路
C 平滑コンデンサ
D1 整流ダイオード
D2 逆電流防止用ダイオード
D3 フライホイール・ダイオード
L1 可飽和リアクトル
L2 平滑コイル
P 入力電源
SW リセットスイッチ
T トランス
2 誤差検出増幅回路
3 リセット電流設定回路
4 微分回路
5 立下り検出回路
C 平滑コンデンサ
D1 整流ダイオード
D2 逆電流防止用ダイオード
D3 フライホイール・ダイオード
L1 可飽和リアクトル
L2 平滑コイル
P 入力電源
SW リセットスイッチ
T トランス
Claims (6)
- トランスの二次巻線に接続され、負荷電流が流れることにより飽和状態となるリアクトルと、前記二次巻線から出力される出力電圧と予め定める基準電圧との差に基づいて前記リアクトルに対してリセット電流を付与することにより前記リアクトルを飽和状態から不飽和状態に移行させる電流付与手段とを備え、前記リアクトルが飽和状態と不飽和状態とを交互に繰り返すことによって前記トランスの二次巻線に出力される出力電圧を制御するスイッチングレギュレータであって、
前記トランスの二次巻線から出力される電圧変化に基づいて前記電流付与手段によるリセット電流の付与時間を制御する付与時間制御手段を備えることを特徴とする、スイッチングレギュレータ。 - 前記付与時間制御手段は、
前記トランスの二次巻線から出力される出力電圧の微分波形を生成する微分回路と、
前記微分回路によって生成された微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったか否かを検出する検出回路と、
前記検出回路によって前記微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったことが検出されているとき、前記リアクトルに対する前記電流付与手段によるリセット電流の付与を許可するスイッチ回路と、によって構成されている、請求項1に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記検出回路は、負側の微分波形の電圧値が予め定める所定値以下になったか否かを検出する、請求項2に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記トランスの二次巻線には、その一方端に前記リアクトルが接続されている、請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記リアクトルは、一端が前記トランスの二次巻線の一方端に接続され、他端が出力端子に接続された第1リアクトルと、一端が前記トランスの二次巻線の他方端に接続され、他端が前記出力端子に接続された第2リアクトルとを有し、
前記電流付与手段は、第1及び第2リアクトルの双方に対して異なるタイミングでリセット電流を付与する、請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記リアクトルは、一端が前記トランスの二次巻線の一方端に接続され、他端が出力端子に接続された第1リアクトルと、一端が前記トランスの二次巻線の他方端に接続され、他端が前記出力端子に接続された第2リアクトルとを有し、
前記第1及び第2リアクトルには、前記電流付与手段によってリセット電流が直接的に付与される補助巻線がそれぞれ結合されている、請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチングレギュレータ。
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JP2004028000A JP2005223982A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | スイッチングレギュレータ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013512648A (ja) * | 2009-11-26 | 2013-04-11 | センタ・ナショナル・デチュード・スパティアレ | 直流電源を使用する電力用dc−dcコンバータ |
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2004
- 2004-02-04 JP JP2004028000A patent/JP2005223982A/ja active Pending
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