JP2005223780A - カメラ及び合焦情報の表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
手動焦点調節を効率良く行う方法を提供すること
【解決手段】
本発明にかかるカメラは、手動による焦点調節機能を備えたカメラである。静止画像を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出手段と、撮影手段により撮影された画像情報と抽出手段により抽出された合焦情報を表示する表示手段とを備える。表示手段は、現在の合焦情報と共に、過去の最適合焦時の合焦情報を表示することを特徴とする。このような構成により、利用者は容易に焦点調節を行うことが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラ及び合焦情報の表示方法に関するものであり、より詳細には、カメラの手動焦点調節のための補助情報を表示する方法に関する。
近年、小型カメラはデジタルカメラを中心として普及が広まっている。特に携帯電話はデジタルカメラ内蔵のものがほとんどであり、その高画素化、高性能化が進んでいる。しかし、カメラが高画素化していくのに対し、カメラ本体やカメラ内蔵の携帯電話は小型化が進んでおり、それに合わせて液晶画面も小型のものにする必要がある。そのため、液晶画面で撮影する画像を確認しながらピント合わせを行おうとしても表示部の液晶画面が小さいために、目視による確認が困難になるという問題があった。
そこで、ピント合わせを行うときの補助として、フォーカスレンズの位置を示す位置相当値や被写体の焦点状態に応じて変化する合焦評価値を数値で算出してその値を数値や棒グラフなどで表示し、ピント合わせの参考にするという手法が提案されている(例えば、特許文献1など)。
特開2001−42207号公報
ところが、上述の方法では、合焦評価値が数値化されて目で見ることができるので、ピントの合い具合が確認しやすいという特徴はあるものの、ピントを合わせていく際に上述の数値が変化してしまい、最もピントの合っている位置がどこなのかを記憶しておく必要があり、最適状態に合わせづらいという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、手動焦点調節を効率良く行う方法を提供することを目的とする。
本発明にかかるカメラは、手動により焦点調節を行うカメラであって、静止画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出手段と、前記撮影手段により撮影された画像情報と前記抽出手段により抽出された合焦情報を表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、現在の合焦情報と共に、過去の最適合焦時の合焦情報を表示することを特徴とするカメラである。このような構成により、利用者は容易に焦点調節を行うことが可能となる。
上述のカメラは、合焦情報を棒グラフにより表示させることを特徴としてもよい。
上述のカメラは、合焦情報を折れ線グラフにより表示させることを特徴としてもよい。
本発明にかかるカメラは、手動により焦点調節を行うカメラであって、静止画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出手段と、前記撮影手段により撮影された画像情報と前記抽出手段により抽出された合焦情報を表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、現在の合焦情報と共に、過去の合焦情報の来歴を表示することを特徴とするカメラである。このような構成により、利用者は容易に焦点調節を行うことが可能となる。
前記表示手段は、現在の合焦情報を棒グラフにより表示し、過去の合焦情報の来歴を折れ線グラフにより表示することを特徴としてもよい。
前記撮影手段は、携帯電話に内蔵されたものであることを特徴としてもよい。こうすることにより、利用者は撮影画像での確認が難しい小型のディスプレイであっても容易に焦点調節を行うことが可能となる。
上述のカメラにおいて、撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出エリアを別途設定し、そのエリアを、現在の合焦状態と共に前記表示手段に表示することを特徴としてもよい。こうすることにより、どの部分のフォーカス状態を表示しているのかを分かりやすく表示することが可能となる。
本発明にかかる合焦情報表示方法は、画像撮影のための合焦情報表示方法であって、画像データから合焦情報を抽出するステップと、抽出された合焦情報に基づき、現在の合焦情報と共に、過去の最適合焦時の合焦情報を表示するステップを備えた合焦情報表示方法である。このような構成により、利用者は容易に焦点調節を行うことが可能となる。
本発明にかかる合焦情報表示方法は、画像撮影のための合焦情報表示方法であって、画像データから合焦情報を抽出するステップと、抽出された合焦情報に基づき、現在の合焦情報と共に、過去の合焦情報の来歴を表示するステップを備えた合焦情報表示方法である。このような構成により、利用者は容易に焦点調節を行うことが可能となる。
本発明によれば、手動焦点調節を容易に行う方法を提供することが可能となる。
発明の実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるカメラの一例の概略を示す図である。図1(a)はカメラの正面図、図1(b)は同背面図、図1(c)は同側面図である。カメラ100は、例えば、カメラ機能を内蔵した携帯電話などである。カメラ100は、静止画像を撮影する撮影手段と、撮影する画像のピントを手動で調節する焦点調節手段と、撮影しようとする画像や合焦情報などを表示する表示手段と、利用者からの指示を入力する入力手段を備える。図1では、撮影手段の一部として撮影レンズ104が示されている。また、表示手段としてモニタ画面101が示され、入力手段として操作ボタン102が示されている。マクロスイッチ103を備えて、スイッチによりマクロ撮影と通常撮影を切り替えるようにしてもよい。
このとき、カメラ100は、マクロ撮影時に、モニタ画面101にカメラ撮影画像と共に合焦情報1011を表示する。このときの合焦情報1011は合焦評価値などの数値化された情報であり、モニタ画面101には現在の値と最大値を同時に表示する。このようにすることにより、現在の値を最大値と比較しながらピントを調整することができ、最もピントが合っている最大値の状態に合わせることが容易になる。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるカメラの構成例を示すブロック図である。レンズ1は、被写体の光学像を結像するものであり、その情報を撮像サンサ2に対して出力する。駆動回路8は、当該カメラ100における各種の制御を実行するものであり、例えば、カメラのセンサや信号処理の駆動回路やCPU(Central Processing Unit)等により構成される。駆動回路9は、撮像センサ2、撮像信号処理回路3、高域成分抽出回路4、合焦情報処理回路5、モニタ表示回路6とそれぞれ接続されている。
撮像センサ2は、レンズ1から入力した光学像情報に基づき、光電変換により撮像信号を生成し、その撮像信号を撮像信号処理回路3及び高域成分抽出回路4へ出力する。撮像信号処理回路3は、撮像センサ2から出力された撮像信号に対して、ガンマ補正やニー補正等の基本的な映像信号処理を行うための回路であり、信号処理が行われた撮像信号を、モニタ表示回路6や携帯端末用回路20に対して出力する。
高域成分抽出回路4は、撮像センサ2から入力した撮像信号の周波数成分を分析するものであり、分析された周波数成分情報を合焦情報処理回路5に対して出力する。合焦情報処理回路5では、かかる周波数成分情報は、合焦情報として利用される。合焦情報処理回路5は、高域成分抽出回路4から入力した周波数成分情報や、マクロ検出回路8から入力した撮影種類情報に基づいて、合焦情報を表示するための画像信号を生成するものであり、生成した画像信号をモニタ表示回路5に出力する。
モニタ表示回路6は、撮像信号処理回路3や合焦情報処理回路7から入力した撮像信号に基づき、モニタ7に表示するための表示用の画像信号を生成する回路であり、生成された画像信号をモニタ7に出力する。モニタ7は、モニタ表示回路6から入力した画像信号に基づき、実際に画面表示を行うモニタであり、例えば、液晶ディスプレイ等である。マクロ検出回路8は現在行われている撮影がマクロ撮影か通常撮影かを検出する回路であり、その情報を合焦情報処理回路5に対して出力する。合焦情報処理回路5は、撮影種類情報がマクロ撮影の場合に、合焦情報の画像信号を出力する。
図3は、本発明の実施の形態1におけるカメラ100のモニタに映し出される画面の状態を示す図であり、棒グラフにより合焦情報(ピント情報)70の現在値701と最大値702が同時に表示される。このとき、現在値は、高域成分抽出回路4により抽出された周波数成分情報に基づき算出された値であり、値が大きいほどピントが合っている状態であることを示している。最大値702は、撮影開始時からの現在値の履歴の中での最大値を示しており、最もピントが合っていたときの値を示している。
このように現在値と最大値を同時に表示することにより、ピント調節時に移動させるフォーカスレンズを動かし過ぎたときに、現在値と最大値を比較させながら動かすことにより、最もピントが合っていた状態に戻すことが容易にできるようになる。
図11は、実際に撮影を行ったときのピント数値レベルの動きの一例を示したグラフである。横軸が時間、縦軸がピントの数値レベルを示している。最初にフォーカスレンズを一方向に移動しているときは、移動と共に合焦値が上昇しており、ピントが合ってきていることを示している。グラフが途中で、下がっているのは、表示レベルの調整が行われたためで、数値が下がったわけではない。最適な状態になるまでは現在値と同じ値で最大値も上昇している。
最適な状態を超えると、合焦値は減少するようになり、現在値も減少するが、最大値は減少しないために、画面上の情報を確認することにより、最適な状態を通り過ぎたことがわかる。ここで、利用者はフォーカスレンズの移動を止めることができる。停止中は現在値も変化しないのでグラフの値も変化しない。
最適な状態に近づけるために、フォーカスレンズを逆方向に移動すると、現在値も上昇を始める。画面上の現在値は最大値に近づいていくので、利用者は画面を確認しながら最適な状態を探すことができる。
続いて、図4に示すフローチャートを用いて、本発明にかかるカメラ100の処理について説明する。
まず、カメラ100は、被写体に合わせて位置と向きを固定する(S401)。位置や向きが変わった場合はピント合わせを最初からやり直す必要がある。その後、ピント合わせのため、フォーカスレンズを移動させる(S402)。フォーカスレンズの移動に合わせて、撮像センサに送られる画像情報の周波数成分も変化するので、モニタに表示される棒グラフの現在値は変化していく。
モニタに表示される棒グラフによる情報は随時利用者に確認され(S403)、ピントが最も合っていると判断されるまでは、フォーカスレンズの移動によるピント合わせが繰り返される。ピントが最も合っていると判断されると(S404)、シャッターが押され(S405)、撮影が完了となる。このようにして、利用者はモニタに映る情報を確認しながら、最もピントがあっている状態で被写体を撮影することが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態1におけるカメラ100内の合焦情報処理回路7の構成をより詳細に示したブロック図である。一画面分積算回路11は、高域成分抽出回路4から入力される周波数成分情報を一画面分ごとの情報に計算するものであり、計算された周波数成分情報を、最大値保持回路12とスレッショルド検出回路13に対しそれぞれ出力する。
最大値保持回路12は、一画面分積算回路11から入力した周波数成分情報が保持された最大値と比較して保持された最大値よりも大きい値かどうか判定し、大きい場合にはその値を更新し、小さい場合は今までの最大値を保持する回路であり、この値をゲイン切り替え回路15に対して出力する。スレッショルド検出回路13は、現在値が表示上の上限値を超えていないか、あるいは現在値が下限値以下かどうかを判定する回路であり、判定情報を、ゲイン切り替え回路14に対し出力する。
ゲイン切り替え回路14は、スレッショルド検出回路13より入力した判定結果情報に基づきゲインを切りかえる。具体的には現在値が上限値を超えていた場合は、表示領域を倍増し、現在値が表示領域内に入るように表示を調整する。また、現在値が下限値以下であった場合は、表示領域を半減させ、現在値が見やすくなるように表示を調整する。このようにして、見やすくなるように調整された合焦情報を表示する画像信号は、モニタ表示回路6に出力される。現在値の表示を調整した場合は、その調整情報がゲイン切り替え回路15へ出力される。ゲイン切り替え回路15は、最大値保持回路12から入力した最大値をゲイン切り替え回路14から入力した調整情報に合わせて調整し、最大値を示す合焦情報を表示する画像信号を、モニタ表示回路5へ出力する。
続いて、図6におけるフローチャートを用いて、本発明にかかる合焦情報処理回路5の処理の流れについて説明する。
まず、高域成分抽出回路4により抽出された周波数情報が、一画面分積算回路11に入力される(S601)。一画面分積算回路11は、入力された情報に基づき、周波数成分情報を一画面分ごとの情報に計算する(S602)。その情報を、最大値保持回路12とスレッショルド検出回路13に対しそれぞれ出力する。スレッショルド検出回路13は、現在値が表示上の上限値を超えていないか、あるいは現在値が下限値以下かどうかを判定し、(S603)、判定情報を、ゲイン切り替え回路14に対し出力する。
ゲイン切り替え回路14は、スレッショルド検出回路13より入力した判定結果情報に基づきゲインを切りかえる。具体的には現在値が上限値を超えていた場合は、表示領域を倍増し、現在値が表示領域内に入るように表示を調整する。また、現在値が下限値以下であった場合は、表示領域を半減させ、現在値が見やすくなるように表示を調整する。また、現在値が下限値以下であった場合は、表示領域を半減させ、現在値が見やすくなるように表示を調整する(S604)。現在値の表示を調整した場合は、その調整情報がゲイン切り替え回路15へ出力される。最大値保持回路12は、一画面分積算回路11から入力した周波数成分情報が保持された最大値と比較し(S605)、保持された最大値よりも大きい値かどうか判定し、大きい場合にはその値を更新し、小さい場合は今までの最大値を保持する。この値をゲイン切り替え回路15に対して出力する。
ゲイン切り替え回路15は、最大値保持回路12から入力した最大値をゲイン切り替え回路14から入力した調整情報に合わせて調整し(S606)、最大値を示す合焦情報を表示する画像信号を、モニタ表示回路5へ出力する(S607)。
発明の実施の形態2.
上述におけるカメラのモニタに表示される合焦情報の表示を棒グラフから折れ線グラフに変えたものであり、来歴情報を確認することができる。
図7は、本発明の実施の形態2における、カメラ100のモニタに映し出される画面の状態を示す図であり、折れ線グラフにより合焦情報71の現在値711と来歴値712が同時に表示される。このとき、現在値711は、高域成分抽出回路4により抽出された周波数成分情報に基づき算出された値であり、値が大きいほどピントが合っている状態であることを示している。来歴値712は、撮影開始時からの現在値の履歴の中での値の経過を示しており、今までどのような値を取ってきたのかを知ると共に、最もピントが合っていたときの値を知ることができる。
このように現在値と来歴値を同時に表示することにより、ピント調節時に移動させるフォーカスレンズを動かし過ぎたときに、現在値と最大値を比較させながら動かすことが可能になり、最もピントが合っていた状態に戻すことが容易にできるようになる。
図12は、実際に撮影を行ったときのピント数値レベルの動きの一例を示したグラフである。横軸が時間、縦軸がピントの数値レベルを示している。最初にフォーカスレンズを一方向に移動しているときは、移動と共に合焦値が上昇しており、ピントが合ってきていることを示している。棒グラフ表示時は、グラフが途中で下がっているが、折れ線グラフによる来歴表示のときは、折れ線グラフによる来歴だけの表示となるので表示レベルの調整は行うが、比較対象がなく値が減少したときとの区別がつかなくなるため、半減などの急激な変化は行わない。最適な状態になるまでは現在値は上昇を続ける。
最適な状態を超えると、合焦値は減少するようになり、現在値も減少するが、来歴上の最大値を下回ったことが分かるために、画面上の情報を確認することにより、最適な状態を通り過ぎたことがわかる。ここで、利用者はフォーカスレンズの移動を止めることができる。停止中は現在値も変化しないのでグラフの値も変化しない。
最適な状態に近づけるために、フォーカスレンズを逆方向に移動すると、現在値も上昇を始める。画面上の現在値は来歴グラフの最大値に近づいていくので、利用者は画面を確認しながら最適な状態を探すことができる。
続いて、図8に示すフローチャートを用いて、本発明にかかるカメラ100の処理について説明する。
まず、カメラ100は、被写体に合わせて位置と向きを固定する(S801)。位置や向きが変わった場合はピント合わせを最初からやり直す必要がある。その後、ピント合わせのため、フォーカスレンズを移動させる(S802)。フォーカスレンズの移動に合わせて、撮像センサに送られる画像情報の周波数成分も変化するので、モニタに表示される折れ線グラフの現在値は変化していく。
モニタに表示される折れ線グラフによる情報は随時利用者に確認され(S803)、ピントが最も合っていると判断されるまでは、フォーカスレンズの移動によるピント合わせが繰り返される。ピントが最も合っていると判断されると(S804)、シャッターが押され(S805)、撮影が完了となる。
このようにして、利用者はモニタに映る情報を確認しながら、最もピントがあっている状態で被写体を撮影することが可能となる。
図9は、本発明の実施の形態2における、カメラ100内の合焦情報処理回路5の構成をより詳細に示したブロック図である。一画面分積算回路21は、高域成分抽出回路4から入力された周波数成分情報を一画面分ごとの情報に計算するものであり、計算された周波数成分情報を、来歴メモリ回路22と最大値検出回路23に対しそれぞれ出力する。
来歴メモリ回路22は、一画面分積算回路21から入力した周波数成分情報を、経過時間に関連付けて記憶するための回路であり、記憶された情報をメモリ値レベル調整回路24へ出力する。最大値検出回路23は、一画面分積算回路21から入力した周波数成分情報が保持された最大値と比較して保持された最大値より大きい値かどうか判定し、大きい場合にはその値を更新し、小さい場合は今までの最大値を保持する回路であり、この値をメモリ値レベル調整回路24に対して出力する。
メモリ値レベル調整回路24は、最大値検出回路23から入力した最大値に基づき、折れ線グラフの表示レベルを調整する回路であり、調整したレベルに合わせて、来歴メモリ回路22から入力した値に基づき折れ線グラフの画面情報を作成し、画像信号に変換して、モニタ表示回路5に対して出力する。
続いて、図10に示すフローチャートを用いて、本発明にかかる合焦情報処理回路7の処理の流れについて説明する。
まず、高域成分抽出回路4により抽出された周波数情報が、一画面分積算回路21に入力される(S1001)。一画面分積算回路11は、入力した情報に基づき、周波数成分情報を一画面分ごとの情報に計算する(S1002)。その情報を、来歴メモリ回路22と最大値検出回路23に対してそれぞれ出力する。来歴メモリ回路22は、一画面分積算回路21から入力した周波数成分情報を、経過時間に関連付けて記憶し(S1003)、記憶された情報をメモリ値レベル調整回路24に対して出力する。
最大値検出回路23は、一画面分積算回路21から入力した周波数成分情報が保持された最大値と比較して保持された最大値より大きい値かどうか判定し、大きい場合にはその値を更新し、小さい場合は今までの最大値を保持する。この値をメモリ値レベル調整回路24に対して出力する。メモリ値レベル調整回路24は、最大値検出回路23から入力した最大値に基づき、折れ線グラフの表示レベルの調整が必要かどうかを判断し(S1004)、調整が必要であれば表示レベルの調整を行う(S1005)。
調整したレベルに合わせて、来歴メモリ回路22から入力した値を折れ線グラフの画面情報を作成し、画像信号へ変換が行われる(S1006)。変換された撮像信号を、モニタ表示回路5に対して出力する。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、マクロ撮影時に合焦情報を表示するようにしたが、通常撮影時に表示するようにしてもよい。また、選択により表示のオン・オフを切り替えることができるようにしてもよい。
また、上述の例では、最大値を表示するのみであったが、レンズを移動させて一度通過した最大値と再び一致した場合に、その最大値をピントが最も合った状態と判断し、自動的にシャッターが押されるようにしてもよい。さらに、現在値が最大値から外れ減少を始めた時点で、音や光などで警告を発するようにしてもよい。
また、一画面分積算回路11,12では、特に画面内の積算領域について指定しなかったが、直前にゲート回路等を配置し、画面内の中央部分のみ通過させ積算することにより、中央部分のみの合焦情報を抽出し、そのエリアのフォーカス情報を表示してもよい。また、ゲート回路に重み付けを施して、いわゆる中央重点測光に類したフォーカス状態表示にすることも可能である。更には、これらの測定エリアを画面上に表示することによりどの部分のフォーカス状態を表示しているかを分かりやすく表示することも可能である。
本発明にかかるカメラの一例の概略を示す図である。 本発明にかかるカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明におけるカメラのモニタに映し出される画面の状態を示す図である。 本発明にかかるカメラの処理フローを示すフローチャートである。 本発明におけるカメラ内の合焦情報処理回路の構成をより詳細に示したブロック図である。 本発明にかかるカメラ内の合焦情報処理回路の処理フローを示すフローチャートである。 本発明におけるカメラのモニタに映し出される画面の状態を示す図である。 本発明にかかるカメラの処理フローを示すフローチャートである。 本発明におけるカメラ内の合焦情報処理回路の構成をより詳細に示したブロック図である。 本発明にかかるカメラ内の合焦情報処理回路の処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかるカメラの合焦度の変化を示すグラフである。 本発明にかかるカメラの合焦度の変化を示すグラフである。
符号の説明
1 レンズ
2 撮像センサ
3 撮像信号処理回路
4 高域成分抽出回路
5 合焦情報処理回路
6 モニタ表示回路
7 モニタ
8 マクロ検出回路
9 駆動回路
11 一画面分積算回路
12 最大値保持回路
13 スレッショルド検出回路
14 ゲイン切り替え回路
15 ゲイン切り替え回路
20 携帯端末用回路
21 一画面分積算回路
22 来歴メモリ回路
23 最大値検出回路
24 メモリ値レベル調整回路
100 カメラ
101 モニタ画面
102 操作ボタン
103 マクロスイッチ
104 撮影レンズ
1011 合焦情報

Claims (9)

  1. 手動により焦点調節を行うカメラであって、
    静止画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像情報と前記抽出手段により抽出された合焦情報を表示する表示手段とを備え、
    前記表示手段は、現在の合焦情報と共に、過去の最適合焦時の合焦情報を表示することを特徴とするカメラ。
  2. 前記表示手段は、合焦情報を棒グラフにより表示させることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記表示手段は、合焦情報を折れ線グラフにより表示させることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 手動により焦点調節を行うカメラであって、
    静止画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像情報と前記抽出手段により抽出された合焦情報を表示する表示手段とを備え、
    前記表示手段は、現在の合焦情報と共に、過去の合焦情報の来歴を表示することを特徴とするカメラ。
  5. 前記表示手段は、現在の合焦情報を棒グラフにより表示し、過去の合焦情報の来歴を折れ線グラフにより表示することを特徴とする、請求項4に記載のカメラ。
  6. 前記撮影手段は、携帯電話に内蔵されたものであることを特徴とする、請求項1、2、3、4、及び5に記載のカメラ。
  7. 請求項1乃至6項記載のカメラにおいて、
    撮影された画像データから合焦情報を抽出する抽出エリアを別途設定し、そのエリアを、現在の合焦状態と共に前記表示手段に表示することを特徴とするカメラ。
  8. 画像撮影のための合焦情報表示方法であって、
    画像データから合焦情報を抽出するステップと、
    抽出された合焦情報に基づき、現在の合焦情報と共に、過去の最適合焦時の合焦情報を表示するステップを備えた合焦情報表示方法。
  9. 画像撮影のための合焦情報表示方法であって、
    画像データから合焦情報を抽出するステップと、
    抽出された合焦情報に基づき、現在の合焦情報と共に、過去の合焦情報の来歴を表示するステップを備えた合焦情報表示方法。
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