JP2005223379A - 無線通信方法、送信機および受信機 - Google Patents

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【課題】送受信機の構成および無線通信の際の処理過程を簡素化し、消費電力を低減する。
【解決手段】アナログ信号に応じたチップレートで送信側拡散符号を生成し、この送信側拡散符号を送信する送信ステップS1と、受信信号に含まれる送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとり、この受信側拡散符号のチップレートからデータ信号を得る受信ステップS2とを備える。送信ステップS1において、データ信号に応じたチップレートで送信側拡散符号を生成する処理により、周波数変調とスペクトラム拡散という2つの処理が同時に行われる。また、受信ステップS2において、受信信号に含まれる送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとる処理により、スペクトラム逆拡散と周波数復調という2つの処理が同時に行われる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信方法および送受信機に関し、特に、スペクトラム拡散技術を用いた無線通信方法および送受信機に関する。
無線通信の一つにスペクトラム拡散通信がある(非特許文献1参照)。スペクトラム拡散通信では、互いに相関が小さく自己相関が十分に大きい拡散符号系列と呼ばれる符号系列を用いることにより、周波数軸・時間軸上で干渉し合っている信号同士でも、同時に通信することができる。拡散符号は、「1」および「−1」からなるビット列である。拡散符号の1ビットを1チップといい、チップの伝送速度をチップレート[単位:chip per second]という。
図12は、周波数変復調を利用したスペクトラム拡散通信に用いられる従来の送信機および受信機の構成を示すブロック図である。図12(a)に示すように、送信機110は、入力されるアナログ信号の電圧レベルに応じて搬送波を周波数変調することにより情報信号を生成する周波数変調回路111と、拡散符号を生成する拡散符号生成回路112と、拡散符号を情報信号に乗算してスペクトラム拡散することにより拡散信号を生成する乗算回路113と、拡散信号を送信するアンテナ114とを有している。
また、図12(b)に示すように、受信機120は、アンテナ121と、送信機110で生成される拡散符号と同じ拡散符号を生成する拡散符号生成回路122と、アンテナ121で受信された受信信号と拡散符号生成回路122で生成された拡散符号との相関値が最大になるように拡散符号のチップレートを制御し、受信信号と拡散符号との同期をとる同期回路123と、受信信号に拡散符号を乗算してスペクトラム逆拡散することにより拡散前の情報信号を得る乗算回路124と、得られた情報信号に対しパルスカウントなどを行うことによりアナログ信号を復調する周波数復調回路125とを有している。
送信機110から受信機120へアナログ信号を送信する場合には、図13に示すように、送信機110において、アナログ信号で搬送波を周波数変調して情報信号を生成し(ステップS101)、情報信号を拡散符号でスペクトラム拡散して拡散信号を生成し、拡散信号をアンテナ114から送信する(ステップS102)。そして、受信機120において、アンテナ121で受信された受信信号と拡散符号との同期をとり、この状態で受信信号を拡散符号でスペクトラム逆拡散し(ステップS103)、これにより得られた情報信号からアナログ信号を復調する(ステップS104)(非特許文献2参照)。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
丸林, 中川, 河野 "スペクトラム拡散通信とその応用," pp.11-13, 電子情報通信学会, 1998. K.Ishiguro, Y.Takahashi, Y.Yoshida, and K.Miyajima, "Single-Chip Transceiver LSI for Spread Spectrum Communication with Smart Synchronization Technique," IEEE Trans. Consumer Electronics, vol.43, no.4, pp.1331-1339, 1997. 丸林, 中川, 河野 "スペクトラム拡散通信とその応用," pp.131-141, 電子情報通信学会, 1998.
しかしながら、従来の送受信機110,120は回路ブロック数が多い。特に、受信機120では、同期およびスペクトラム逆拡散のための回路123,124とは別に、周波数復調のための回路125が必要であった。このため、回路規模と消費電力が大きくなるという問題があった。
また、無線通信の際に周波数変調(ステップS101)、スペクトラム拡散(ステップS102)、同期およびスペクトラム逆拡散(ステップS103)、周波数復調(ステップS104)という多くの処理過程が必要であるという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、送受信機の構成および無線通信の際の処理過程を簡素化し、消費電力を低減することにある。
このような目的を達成するために、本発明に係る無線通信方法は、データ信号に応じたチップレートで送信側拡散符号を生成し、この送信側拡散符号を送信する送信ステップと、受信信号に含まれる送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとり、この受信側拡散符号のチップレートからデータ信号を得る受信ステップとを備えたことを特徴とする。送信ステップにおいて、データ信号に応じたチップレートで送信側拡散符号を生成する処理には、送信側拡散符号の周波数ともいえるチップレートをデータ信号のレベルに応じて変調する周波数変調の概念が含まれる。よって、この処理により、周波数変調とスペクトラム拡散という2つの処理が同時に行われる。また、受信ステップにおいて、受信信号に含まれる送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとる処理により、スペクトラム逆拡散と周波数復調という2つの処理が同時に行われる。
ここで、受信ステップでは、受信信号と受信側拡散符号との相関をとり、得られた相関値が最大となるように受信側拡散符号のチップレートを制御する制御信号を生成し、この制御信号を用いて受信側拡散符号を生成することにより受信信号に含まれる送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとるとともに、制御信号をデータ信号とするようにしてもよい。
また、受信ステップでは、受信信号と受信側拡散符号との相関をとり、得られた相関値が閾値以下の場合に、受信側拡散符号のチップレートを所定の値に固定し、相関値を閾値よりも大きくするようにしてもよい。ここで、受信側拡散符号のチップレートを固定する値を、送信ステップにおいて、データ信号が入力されていない初期状態における送信側拡散符号のチップレートとは異なる値に設定してもよい。
また、本発明に係る送信機は、データ信号に応じたチップレートで拡散符号を生成する周波数変調部と、拡散符号を送信するアンテナとを備えたことを特徴とする。
ここで、周波数変調部は、データ信号のレベルに応じた周波数のクロックを生成するクロック生成部と、クロックに基づき拡散符号を生成する拡散符号生成部とを有するものであってもよい。
また、本発明に係る受信機は、アンテナと、制御信号に応じたチップレートで拡散符号を生成し出力する拡散符号生成部と、アンテナで受信された受信信号と拡散符号との相関をとり、得られた相関値に基づいて制御信号を生成し拡散符号生成部へ出力するとともに、生成した制御信号を復調信号として出力する第1の相関部とを備えたことを特徴とする。
この受信機は、受信信号と拡散符号との相関をとり相関値を求める第2の相関部と、この第2の相関部により求められた相関値が閾値以下の場合に、予め設定されたレベルの制御信号を拡散符号生成部へ出力し、第2の相関部により求められた相関値が閾値よりも大きい場合に、第1の相関部から入力される制御信号を拡散符号生成部へ出力する制御信号切替部とを更に備えるものであってもよい。
なお、変復調されるデータ信号は、アナログ信号でも、ディジタル信号でもよい。例えば、音声信号や画像信号そのものでもよいし、これらの信号で振幅変調、周波数変調、位相変調されたアナログ信号でもよい。ただし、データ信号の周波数は、拡散符号のチップレートよりも小さくする。
本発明では、搬送波を用いずに拡散符号を変復調することにより、変調、拡散、同期および逆拡散、復調という4つの処理を2つの処理過程で行うことができ、処理過程を簡素化し、かつ、送受信機の構成を簡素化することができる。その結果、無線通信の際の消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、送信機の構成を示すブロック図である。送信機10は、変調信号として入力されるアナログ信号の電圧レベルに応じたチップレートで拡散符号を生成する周波数変調回路11と、周波数変調回路11で生成された拡散符号を送信するアンテナ14とを有している。
ここで、周波数変調回路11は、アナログ信号の電圧レベルに応じた周波数のクロックを生成するクロック生成回路12と、クロック生成回路12から入力されるクロックに基づき拡散符号を生成する拡散符号生成回路13とから構成されている。拡散符号生成回路13で生成される拡散符号のチップレートは、アナログ信号の周波数に対して十分に大きいものとする。
図2は、受信機の構成を示すブロック図である。受信機20は、アンテナ21と、拡散符号生成回路22と、第2相関部23と、制御信号切替器24と、第1相関部25とを有している。
ここで、拡散符号生成回路22は、制御信号の電圧レベルに応じたチップレートで拡散符号を生成し、第2相関部23および第1相関部25へ出力する回路部である。拡散符号生成回路22で生成される拡散符号は、送信機10の周波数変調回路11で生成される拡散符号と同じ系列の符号であり、拡散符号生成回路22の入出力特性は、周波数変調回路11の入出力特性と同じである。入出力特性とは、入力電圧レベルに対する出力周波数(チップレート)の特性である。
第2相関部23は、アンテナ21で受信された受信信号と拡散符号生成回路22から入力される拡散符号の符号系列との相関をとり、その相関値と閾値との大小により制御信号切替器24の動作を制御する回路部である。受信信号に含まれる拡散符号とその符号と同じ符号系列との相関値は、両者の位相差が小さいときに大きな値をとる。閾値は、後述するように、第1相関部25により受信信号と拡散符号生成回路22で生成される拡散符号との同期を捕捉および保持(以下、「確立」という)できる位相差を基に決められる。
制御信号切替器24は、拡散符号生成回路22へ出力する制御信号を切り替える回路部である。すなわち、相関値が閾値以下で、位相差が同期を確立できないほど大きい場合には、制御信号切替器24は、予め設定された電圧信号を制御信号として拡散符号生成回路22へ出力する。この電圧信号の電圧レベルは、送信機10においてアナログ信号が入力されない初期状態で生成される拡散符号のチップレートに対して、僅かに異なるチップレートの拡散符号が拡散符号生成回路22で生成されるように設定されている。この場合、両拡散符号の符号系列の位相差は、時間とともに変化していく。送信機10で生成される拡散符号が受信信号に含まれている場合には、受信信号と拡散符号生成回路22で生成される拡散符号の符号系列との位相差が同期を確立できないほど大きくても、上記電圧信号を拡散符号生成回路22に与え続けることにより、位相差が同期を確立できるほどにまで小さくなる。
一方、相関値が閾値よりも大きく、位相差が同期を確立できるほど小さい場合には、制御信号切替器24は、第1相関部25から入力される電圧信号を制御信号として拡散符号生成回路22へ出力する。
第1相関部25は、アンテナ21で受信された受信信号と拡散符号生成回路22から入力される拡散符号の符号系列との相関をとり、相関値が最大となるように拡散符号のチップレートを制御する電圧信号を生成する回路部である。第2相関部23で得られる相関値が上述した閾値よりも大きい状態で、第1相関部25で生成される電圧信号を、制御信号切替部24を介し制御信号として拡散符号生成回路22へ出力することにより、受信信号と拡散符号の符号系列との相関値が最大となり、両者の同期が確立される。
上述したように、第1相関部25で生成される電圧信号は、受信信号と拡散符号の符号系列との相関値が最大となるように拡散符号のチップレートを制御する電圧信号である。言い換えれば、受信信号に含まれる拡散符号のチップレートの変化に合わせて、拡散符号生成回路23で生成される拡散符号のチップレートを変化させる電圧信号である。このため、受信信号に含まれる拡散符号を生成したアナログ信号の電圧変化は、第1相関部25で生成される電圧信号の電圧変化と同じ傾向を示す。よって、この受信機20では、第1相関部25で生成される電圧信号を復調信号として出力する。
次に、図1〜図4を参照して、送信機10から受信機20へアナログ信号を無線送信する際の動作について説明する。図3は、無線通信の処理の流れを示す概念図である。図4は、受信機20における処理の流れを示すフローチャートである。
送信機10においては、入力されたアナログ信号の電圧レベルに応じた周波数のクロックをクロック生成回路12で生成し、そのクロックに基づき拡散符号生成回路13で拡散符号を生成する。これにより、アナログ信号の電圧レベルによって拡散符号のチップレートが変化する。この1つの処理過程により、周波数変調とスペクトラム拡散という2つの処理が同時に行われる(図3,ステップS1)。
アナログ信号の電圧レベルによってチップレートが変化する拡散符号は、アンテナ14から送信される。
受信機20においては、初期状態において、制御信号切替器24を介して、予め設定された電圧信号を制御信号として拡散符号生成回路22へ出力し、送信機10において初期状態で生成される拡散符号のチップレートとは僅かに異なるチップレートの拡散符号を生成する。
アンテナ21で受信された受信信号と拡散符号生成回路22で生成された拡散符号の符号系列との相関を第2相関部23でとる(図4,ステップS11)。
その相関値が閾値以下で、受信信号と拡散符号の符号系列との位相差が第1相関部25で同期を確立できないほど大きい場合には(図4,ステップS12:NO)、初期設定と同じく、送信機10において初期状態で生成される拡散符号のチップレートとは僅かに異なるチップレートの拡散符号を、拡散符号生成回路22で生成する(図4,ステップS13)。
上記電圧信号を拡散符号生成回路22に印加し続けた結果、第2相関部23で得られる相関値が閾値よりも大きくなり、受信信号と受信機20で生成される拡散符号の符号系列との位相差が第1相関部25で同期を確立できるほど小さくなったら(図4,ステップS12:YES)、受信信号と受信機20で生成される拡散符号の符号系列との相関を第1相関部25でとり(図4,ステップS14)、相関値が最大となるように拡散符号のチップレートを制御する電圧信号を生成し、制御信号切替器24を介して制御信号として拡散符号生成回路22へ出力し、拡散符号を生成する。これにより、受信信号と拡散符号の符号系列との相関値が最大となり、両者の同期が確立される。また、第1相関部25で生成された電圧信号、すなわち拡散符号生成回路22への制御信号を復調信号として出力する(図4,ステップS15)。
このように、受信機20では、受信信号と受信機20で生成される拡散符号の系列との同期を確立するための制御信号を復調信号とする。よって、同期の確立という1つの処理過程により、スペクトラム逆拡散と周波数復調という2つの処理が同時に行われる(図3,ステップS2)。
以上のように、本実施の形態によれば、無線通信の際の周波数変調、スペクトラム拡散、同期およびスペクトラム逆拡散、周波数復調という4つの処理を、2つの処理過程S1,2で行うことができ、処理過程を簡素化し、かつ、送受信機の構成を簡素化することができる。
その結果、無線通信の際の消費電力を低減することができる。
なお、第2相関部23で得られる相関値が閾値よりも大きくなった時点で、第2相関部23の動作を停止させてもよいし、そのまま制御信号切替器24の制御を続けさせてもよい。
次に、送信機10の具体的な構成例について説明する。
図5は、送信機10の一構成例を示すブロック図である。この図に示す送信機10Aでは、クロック生成回路12は、入力電圧レベルに応じて出力クロック周波数が変化する電圧制御発振回路(VCO)12Aで構成され、入力にアナログ信号が印加されている。また、拡散符号生成回路13は、拡散符号として最大長系列符号(M系列)を生成するPNG13Aで構成されている。
図6は、PNG13Aの一構成例を示すブロック図である。このPNG13Aは、排他的論理和による帰還タップをもつシフトレジスタにより構成されている。より具体的には、4つのDフリップフロップ311,312,313,314からなる4ビットのシフトレジスタ31と、最下位のDフリップフロップ314の出力と最上位のDフリップフロップ311の出力との排他的論理和をとり最上位のDフリップフロップ311の入力に帰還させる排他的論理和回路32とから構成されている。
クロックに同期してシフトレジスタ31の各ビットの値をシフトさせることにより、各ビットの出力X1,X2,X3,X4のそれぞれから1チップずつ位相がずれたM系列が得られる。本実施の形態では、出力X1〜X4のいずれか1つから得られるM系列を利用する。
1クロックによりM系列を構成する符号の1チップが出力されるので、クロック周波数の変化に応じてM系列のチップレートも変化する。よって、アナログ信号の電圧レベルに応じてクロック周波数を変化させることにより、アナログ信号の電圧レベルに応じたチップレートのM系列が得られる。
なお、PNG13Aの構成は図6に示したものには限られない。例えば、PNG13Aのシフトレジスタ31のビット数によって、M系列の符号長を変えることができるし、排他的論理和をとる組み合わせによって、M系列のパターンを変えることができる。
次に、受信機20の具体的な構成例について説明する。
図7は、受信機20の一構成例を示すブロック図である。この図に示す受信機20Aでは、拡散符号生成回路22は、VCO41と、PNG42と、Dフリップフロップ43,44とから構成されている。
ここで、VCO41は、制御信号切替器24から入力される制御信号の電圧レベルに応じて出力クロック周波数が変化する電圧制御発振回路であり、送信機10AのVCO12Aと入出力特性が同じものが用いられる。入出力特性とは、入力電圧レベルに対する出力周波数の特性である。VCO41で生成されるクロックは、PNG42およびDフリップフロップ43,44へ出力される。
PNG42としては、送信機10AのPNG13Aと同じものが用いられる。したがって、PNG42により、送信側と同じM系列が生成される。1クロックによりM系列を構成する符号の1チップが出力されるので、クロック周波数の変化に応じてM系列のチップレートも変化する。よって、制御信号の電圧レベルに応じたチップレートのM系列が得られる。
PNG42の出力にはDフリップフロップ43の入力が接続され、Dフリップフロップ43の出力にはDフリップフロップ44の入力が接続されている。
PNG42としてクロックの立ち上がりで動作する回路を用いる場合には、Dフリップフロップ43としてクロックの立ち下がりで動作する回路を用い、Dフリップフロップ44としてクロックの立ち上がりで動作する回路を用いる。これにより、PNG42から出力されるM系列bに対し、1/2チップだけ位相が遅れたM系列aがDフリップフロップ43から出力され、さらに1/2チップだけ位相が遅れたM系列cがDフリップフロップ44から出力される。これにより、M系列aを基準にして、1/2チップだけ位相が進んだM系列bと、1/2チップだけ位相が遅れたM系列cが得られる。
PNG42としてクロックの立ち下がりで動作する回路を用いる場合には、Dフリップフロップ43としてクロックの立ち上がりで動作する回路を用い、Dフリップフロップ44としてクロックの立ち下がりで動作する回路を用いる。このようにしても、1/2チップずつ位相差があるM系列a,b,cが得られる。
M系列a,b,c間の1/2チップの位相差は、VCO41から入力されるクロックの周期に比例して変化する。
次いで、制御信号切替器24は、定電圧源48と拡散符号生成回路22のVCO41との間を接断するスイッチSW1と、後述する第1相関部25のチャージポンプ回路CP53と拡散符号生成回路22のVCO41との間を接断するスイッチSW2とから構成されている。定電圧源48は定電圧Vrefを出力する。定電圧Vrefを拡散符号生成回路22のVCO41に与えることにより、送信機10においてアナログ信号が入力されない初期状態でVCO12Aにより得られるクロック周波数とは僅かに異なるクロック周波数が得られる。
次いで、第2相関部23は、スライディング相関を行うことにより、入力信号とM系列aとの位相差を、第1相関部25で同期を確立できる位相差、すなわち1チップよりも小さくする同期を行う。具体的には、乗算器45と、LPF(Low Pass Filter)46と、レベル判定器47とから構成されている。
ここで、乗算器45には、アンテナ21で受信された入力信号と、拡散符号生成回路22から入力されるM系列aとを乗算し、その結果をLPF46へ出力する回路部である。
LPF46は、乗算結果を積分することにより、入力信号とM系列aとの相関値を求め、レベル判定器47へ出力する回路部である。
レベル判定器47は、LPF46で求められた相関値と閾値との大小を判定し、その結果により制御信号切替器24を制御する回路部である。閾値は、入力信号に含まれる送信M系列とM系列aとの位相差が、第1相関部25で同期を確立できる位相差、すなわち1チップであるときの相関値である。
第2相関部23の動作について説明する。
初期状態においては、制御信号切替器24のスイッチSW1をON、スイッチSW2をOFFにし、定電圧源48から出力される定電圧Vrefを制御信号として拡散符号生成回路22のVCO41に与える。これにより、送信機10の初期状態におけるクロック周波数とは僅かに異なるクロック周波数がVCO41より出力されるので、送信機10の初期状態におけるチップレートとは僅かに異なるチップレートのM系列aが生成される。
入力信号と拡散符号生成回路22で生成されたM系列aとを乗算器45で乗算し、その乗算結果をLPF46で積分することにより、入力信号とM系列aとの相関値を求める。この相関値と閾値との大小をレベル判定器47で判定する。相関値が閾値以下で、入力信号とM系列aとの位相差が1チップ以上である場合には、制御信号切替器24のスイッチSW1をON、スイッチSW2をOFFのままにし、定電圧Vrefを制御信号としてVCO41に与える続ける。この間、入力信号に含まれる送信M系列と拡散符号生成回路22で生成されるM系列aとではチップレートが僅かに異なるので、両系列の位相差は時間とともに変化していく。その結果、入力信号とM系列aとの位相差が1チップよりも小さくなり、相関値が閾値よりも大きくなったら、スイッチSW1をOFF、スイッチSW2をONに切り替え、第1相関部25のCP53の出力信号を制御信号としてVCO41に与える。
このようにして、第2相関部23は、入力信号とM系列aとの位相差を1チップよりも小さくする同期を行う。
次いで、第1相関部25は、遅延ロックループ(Delay Locked Loop: DLL)(非特許文献3参照)を用いることにより、スライディング相関よりも精度よく入力信号とM系列aとの同期を確立する。
図8を参照し、入力電圧レベルが大きくなるにつれて出力周波数が大きくなるVCO12A,41を用いた場合を例に、DLLの原理について説明する。入力信号とM系列aとの自己相関値が互いの時間ずれに対して、図8(a)に示す特性をもつとする。この場合、入力信号とM系列aとの時間ずれに対して、入力信号とM系列cとの自己相関値、および、入力信号とM系列bとの自己相関値は、それぞれ図8(b)および図8(c)に示すような特性になる。よって、図8(b)に示す特性と図8(c)に示す特性との差分は、図8(d)に示すようなS字特性になる。この図において、TcはM系列aの1チップ時間である。
第2相関部23でスライディング相関を行うことにより、入力信号とM系列aとの位相差は1チップよりも小さくなる。図8(d)でいえば、入力信号とM系列aとの時間ずれは、−Tc/2からTc/2の範囲内になる。この範囲内において、図8(d)の縦軸の値(M系列cとの相関値とM系列bとの相関値との差分)に相当する電圧値を現時点での制御信号の電圧値に付加し、拡散符号生成回路22のVCO41に与える。M系列aの位相が入力信号の位相に対して遅れている場合には、上記縦軸の値が正になり、制御信号の電圧レベルが大きくなるので、VCO41のクロック周波数が高くなり、M系列aの位相を進めることができる。また、M系列aの位相が入力信号の位相に対して進んでいる場合には、上記縦軸の値が負になり、制御信号の電圧レベルが小さくなるので、VCO41のクロック周波数が低くなり、M系列aの位相を遅らせることができる。これにより、M系列aの位相を入力信号の位相に合わせ、両者の同期を確立することができる。
このDLLを実現するために、第1相関部25は、図7に示すように、乗算器49,50と、減算器51と、LPF52と、CP53とから構成されている。
ここで、乗算器49は、アンテナ21で受信された入力信号と、M系列aに対して1/2チップだけ遅れ位相をもつM系列cとを乗算し、その結果を減算器51へ出力する回路部である。
乗算器50は、同じ入力信号と、M系列aに対して1/2チップだけ進み位相をもつM系列bとを乗算し、その結果を減算器51へ出力する回路部である。
減算器51は、乗算器49による乗算結果から乗算器50による乗算結果を減算し、その結果をCP53へ出力する回路部である。
LPF52は、減算器51による減算結果を積分することにより、図8(d)に示したS字特性の縦軸の値に相当する電圧値を得て、CP53へ出力する回路部である。
CP53は、LPF52から入力された電圧値を現時点での電圧値に付加し、制御信号切替器24のスイッチSW2へ出力する。
入力信号とM系列aとの位相差が1チップよりも小さく、スイッチSW2がONとなっている場合には、CP53から出力される電圧値の制御信号が拡散符号生成回路22のVCO41に与えられる。この制御信号に基づくクロック周波数によってM系列aの位相を制御することにより、入力信号とM系列aとの同期を確立することができる。
送信機10Aにおいて、アナログ信号の電圧レベルが大きくなり、M系列のチップレートが大きくなると、受信機20Aの第1相関部25に入力される入力信号の位相が進むので、これに合わせて拡散符号生成回路22で生成されるM系列aの位相を進めるために、第1相関部25のCP53から拡散符号生成回路22のVCO41に与えられる制御信号の電圧レベルは大きくなる。逆に、アナログ信号の電圧レベルが小さくなると、CP53からVCO41に与えられる制御信号の電圧レベルは小さくなる。このように、アナログ信号の電圧変化は制御信号の電圧変化と同じ傾向を示すので、制御信号を復調信号として出力する。
なお、入力電圧レベルが大きくなるにつれて出力周波数が小さくなるVCO12A,41を用いた場合には、減算器51の処理を、乗算器50による乗算結果から乗算器49による乗算結果を減算する処理に変更するだけで、VCO41に与えられる制御信号を復調信号として出力することが可能になる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態として、周波数変調された拡散符号を用いて無線通信する形態について説明したが、周波数変調された拡散符号を更にRF周波数に周波数変換して無線通信をするようにしてもよい。図9および図10は、それぞれ周波数変換を行う機能を有する送信機および受信機の構成を示すブロック図である。これらの図では、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素に対しては、図1および図2と同一符号で示している。
図9に示す送信機10Bは、局部発振器15Aと乗算器15Bとを含むアップコンバータ15を有している。ここで、局部発振器15Aは、周波数変調回路11で生成される拡散符号のチップレートに対して十分に高い周波数f0のRF信号を出力する。乗算器15Bは、拡散符号とRF信号とを乗算し、アンテナ14へ出力する。このような構成により、拡散符号を、そのチップレートに対して十分に高い周波数にアップコンバートできる。
図10に示す受信機20Bは、局部発振器26Aと乗算器26BとBPF(Band Pass Filter)26Cとを含むダウンコンバータ26を有している。ここで、局部発振器26Aは、送信機10Bの局部発振器15Aと同じ周波数f0のRF信号を出力する。乗算器15Bは、アンテナ21で受信された受信信号とRF信号とを乗算する。BPF26Cは、受信信号とRF信号とを乗算して得られる所望波を通過させ、第2相関部23および第1相関部25へ出力する。このような構成により、受信信号をダウンコンバートし、元のチップレートの拡散符号を得ることができる。
図11は、送信機10Bおよび受信機20Bを用いた無線通信の処理の流れを示す概念図である。送信機10Bでは、周波数変調回路11においてアナログ信号の電圧レベルに応じたチップレートで拡散符号を生成することにより、周波数変調とスペクトラム拡散とを同時に行い、アップコンバータ15において拡散符号をRF周波数にアップコンバートし、アンテナ14から送信する。
受信機20Bでは、アンテナ21で受信された受信信号をダウンコンバータ26においてダウンコンバートした上で、拡散符号生成回路22、第2相関部23、制御信号切替器24および第1相関部25を用いて同期とスペクトラム逆拡散と周波数復調とを同時に行う。
本実施の形態では、RF周波数で無線通信を行えるので、広帯域のアンテナを用いなくても送受信を行うことができる。
本発明は、携帯端末を用いた高品質の近距離無線ステレオ音声伝送など、微弱無線規格下を利用した無線通信にも利用できる。また、テレビとテレビ用アンテナ、テレビとビデオとの間を本発明による無線通信でつなぐことにより、屋内配線を簡素化することもできる。
第1の実施の形態における送信機の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における送信機の構成を示すブロック図である。 無線通信の処理の流れを示す概念図である。 受信機における処理の流れを示すフローチャートである。 送信機の一構成例を示すブロック図である。 PNGの一構成例を示すブロック図である。 受信機の一構成例を示すブロック図である。 遅延ロックループの原理を説明するための図である。 第2の実施の形態における送信機の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における送信機の構成を示すブロック図である。 無線通信の処理の流れを示す概念図である。 従来の送信機および受信機の構成を示すブロック図である。 従来の無線通信の処理の流れを示す概念図である。
符号の説明
10,10A,10B…送信機、11…周波数変換回路、12…クロック生成回路、12A…VCO、13…拡散符号生成回路、13A…PNG、14…アンテナ、15…アップコンバータ、15A…局部発振器、15B…乗算器、20,20B…受信機、21…アンテナ、22…拡散符号生成回路、23…第2相関部、24…制御信号切替器、25…第1相関部、26…ダウンコンバータ、26A…局部発振器、26B…乗算器、26C…BPF、31…シフトレジスタ、311〜314…Dフリップフロップ、32…排他論理和回路、41…VCO、42…PNG、43,44…Dフリップフロップ、45,49,50…乗算器、46,52…LPF、47…レベル判定器、48…定電圧源、51…減算器、53…CP。

Claims (7)

  1. データ信号に応じたチップレートで送信側拡散符号を生成し、この送信側拡散符号を送信する送信ステップと、
    受信信号に含まれる前記送信側拡散符号と受信側拡散符号との同期をとり、この受信側拡散符号のチップレートから前記データ信号を得る受信ステップと
    を備えたことを特徴とする無線通信方法。
  2. 請求項1に記載された無線通信方法において、
    前記受信ステップでは、
    前記受信信号と前記受信側拡散符号との相関をとり、
    得られた相関値が最大となるように前記受信側拡散符号のチップレートを制御する制御信号を生成し、
    この制御信号を用いて前記受信側拡散符号を生成することにより前記受信信号に含まれる前記送信側拡散符号と前記受信側拡散符号との同期をとるとともに、前記制御信号を前記データ信号とする
    ことを特徴とする無線通信方法。
  3. 請求項2に記載された無線通信方法において、
    前記受信ステップでは、
    前記受信信号と前記受信側拡散符号との相関をとり、
    得られた相関値が閾値以下の場合に、前記受信側拡散符号のチップレートを所定の値に固定し、前記相関値を前記閾値よりも大きくする
    ことを特徴とする無線通信方法。
  4. データ信号に応じたチップレートで拡散符号を生成する周波数変調部と、
    前記拡散符号を送信するアンテナと
    を備えたことを特徴とする送信機。
  5. 請求項4に記載された送信機において、
    前記周波数変調部は、
    前記データ信号のレベルに応じた周波数のクロックを生成するクロック生成部と、
    前記クロックに基づき前記拡散符号を生成する拡散符号生成部と
    を有することを特徴とする送信機。
  6. アンテナと、
    制御信号に応じたチップレートで拡散符号を生成し出力する拡散符号生成部と、
    前記アンテナで受信された受信信号と前記拡散符号との相関をとり、得られた相関値に基づいて前記制御信号を生成し前記拡散符号生成部へ出力するとともに、生成した前記制御信号を復調信号として出力する第1の相関部と
    を備えたことを特徴とする受信機。
  7. 請求項6に記載された受信機において、
    前記受信信号と前記拡散符号との相関をとり相関値を求める第2の相関部と、
    この第2の相関部により求められた前記相関値が閾値以下の場合に、予め設定されたレベルの前記制御信号を前記拡散符号生成部へ出力し、前記第2の相関部により求められた前記相関値が前記閾値よりも大きい場合に、前記第1の相関部から入力される前記制御信号を前記拡散符号生成部へ出力する制御信号切替部と
    を備えたことを特徴とする受信機。
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