JP2005094802A - スペクトラム拡散通信用送信機及び受信機 - Google Patents

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武志 井上
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Abstract

【課題】 所定の帯域幅及び拡散率のもとで情報伝送速度を増加させ、かつ、通常のスペクトラム拡散方式と同等のチップタイミング及びシンボルタイミング同期特性を得る。
【解決手段】 直交変調のQ相信号のための拡散符号系列に対して遅延器20及び選択器22によって情報2による位相変調を適用し、I相信号のための拡散符号系列には位相変調を適用しない。受信側においては、I相信号に対してチップタイミング同期及び符号同期を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直接拡散方式によるスペクトラム拡散通信のための送信機と受信機並びにスペクトラム拡散通信システムに関する。
伝送すべきディジタル情報をディジタル符号系列(code sequence)で直接拡散する直接拡散方式のスペクトラム拡散通信においては、符号系列の一周期を情報の1ビットに対応させる場合、符号系列一周期のビット長が一定であると、伝送すべき情報の速度に比例して使用帯域が広がる。一方、定められた帯域内で情報速度を上げるためには、符号系列のビット長を短かくして拡散率を下げる必要がある。すなわち一般の直接拡散方式のスペクトラム拡散通信では、与えられた帯域幅と拡散率(拡散符号のビット長)の下では或る一定値以上に情報の速度を上げることができない。
特開平7−46222号公報には、伝送すべき情報を直接拡散するための符号系列の符号の位相をさらに他の情報に基いて変調すること、又は符号系列そのものを位相変調して伝送することにより、定められた帯域幅及び拡散符号長のもとで、一般の直接拡散方式のスペクトラム拡散通信よりも多量の情報を伝送できる通信方式が記載されている。この方式では、受信信号において符号の位相が変調のために変動するので、一般のスペクトラム拡散通信において行なわれるように受信信号と受信側の逆拡散符号との相関を計算することによって符号同期及びチップ同期を確立し同期を保持することができない。そこで、上記公報には通信開始前に特別のビットパターンを双方向で送って同期を確立し、同期確立後は受信側の符号系列をそれとは逆方向の送信側の符号系列に同期させることにより同期保持を行なっている。
特開平7−46222号公報 特開平4−273632号公報 特開平7−123025号公報 特開平3−198543号公報 国際公開第95/34154号パンフレット 特開平5−227124号公報
上記の従来技術においては、通信を開始する毎に同期を確立するためのビットパターンを送る必要があり、また、同期確立後の周波数の微少変動による位相のずれに対応できないという問題がある。
従って本発明の目的は、与えられた帯域幅及び符号系列長の下でより多くの情報を伝送することができ、かつ、受信信号に対する同期の確立及び保持が可能なスペクトラム拡散通信方式を提案することにある。
本発明によれば第1の符号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部と、第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを具備するスペクトラム拡散通信用送信機が提供される。
本発明によれば、第1の符号系列を含む第1の信号と、第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号とで変調された搬送波からなる受信波を受信して情報信号を復元する受信機であって、該受信波を復調する復調部と、該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立することによって第1の信号の位相を決定する同期部と、該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定することによって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部とを具備するスペクトラム拡散通信用受信機もまた提供される。
本発明によれば、第1の符号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部と、第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを含む送信機と、該送信機からの受信波を受信して情報信号を復元する受信機であって、該受信波を復調する復調部と、該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立することによって第1の信号の位相を決定する同期部と、該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定することによって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部とを含む受信機とを具備するスペクトラム拡散通信システムもまた提供される。
第2の信号に含まれる第2の符号系列が情報信号で位相変調されているのに対して、第1の信号に含まれる第1の符号系列は位相変調されていないので、同期の確立及び保持が可能である。
図1は本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の一具体例に係る送信機のブロック図である。情報1は情報2の2倍のビット速度を有し、シリアル/パラレル変換器10で2ビットのパラレル信号に変換され、各ビットはそれぞれI相(同相)信号及びQ相(直交)信号として乗算器12,14の一方の入力へ印加される。乗算器12の他方の入力へはM系列発生器16が発生する例えばI相信号の7倍の速度を有する7ビットの符号語からなるM系列(最長符号系列:maximal code sequence)またはより一般的にはPN系列(以下同様)が印加される。M系列発生器18が出力する7ビットのM系列は遅延器20で1チップ分遅延され、選択器22へは遅延器20の出力及びM系列発生器18の出力が入力される。選択器22へは選択信号としての情報2が入力され、その値に応じて遅延器20の出力又はM系列発生器18の出力が選択されて、情報2で位相変調されたM系列が出力される。選択器22の出力は乗算器14の他方の入力へ印加される。乗算器12及び14においてM系列及び情報2で位相変調されたM系列でそれぞれ直接拡散されたI相信号及びQ相信号は直交変調器24で、QPSK(4相位相シフトキーイング)変調されて送信される。直交変調器24は、局部発振器26、局部発振器26の出力の位相を90°遅らせる遅延器28、位相が互いに直交する局部発振信号を拡散されたI相信号及びQ相信号にそれぞれ乗算する乗算器30及び32、及び乗算器30,32の出力を合成する合成器34からなる周知の構成を有している。
図2は図1の送信機の動作を説明するタイミングチャートである。M系列発生器16からは(b)欄に示すように(1110010)のM系列が出力される。乗算器12からは、(c)欄に示すように、(a)欄に示す情報1のI相(情報1I)がHレベルである間は(b)欄のM系列を反転した(0001101)が出力され、Lレベルである間はそのまま出力される。このようにして、情報1IはM系列(1110010)で直接拡散される。M系列発生器18からは(f)欄に示すようにM系列(1110100)が出力され、(g)欄に示すように遅延器20で1チップだけ遅延されて(1101001)が出力される。(e)欄に示す情報2がLレベルである間は、(h)欄に示すように選択器22は遅延されないM系列(1110100)を選択し、Hレベルである間は、遅延されたM系列(1101001)を選択する。このようにして、M系列発生器18が出力するM系列は情報2によって位相変調される。乗算器14からは、(i)欄に示すように、(d)欄に示す情報1のQ相(情報1Q)がLレベルである間は(h)欄の選択器22の出力がそのまま出力され、Hレベルである間は反転したものが出力される。このようにして、情報1Qは情報2で位相変調されたM系列で直接拡散される。
図3は本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の一具体例に係る受信機であって、図1の送信機からの受信波を受信して情報1及び2を復元する受信機のブロック図である。
受信入力は直交復調器36によってI相信号及びQ相信号が復調される。直交復調器36は局部発振器38、遅延器40及び乗算器42,44からなる周知の構成を有している。同期部46は図1の送信側のM系列発生器16が発生するM系列と同一の符号語(1110010)を有する符号系列をI相信号と同期させることによってI相信号に含まれるM系列を再生するとともに、相関器48,50へシンボルタイミング信号を与える。同期部46で再生されたM系列により乗算器52においてI相信号を逆拡散することにより、情報1Iが復元される。相関器48は同期部46から与えられるシンボルタイミング信号に基いて、図1の送信側のM系列発生器18が発生するM系列と同一の符号語(1110100)を有し、同期部46において再生されたM系列に同期したM系列を再生するとともに、再生されたM系列とQ相信号との相関値を計算して出力する。相関器50は相関器48において再生されるM系列よりも1チップ分遅延されたM系列を再生し、それとQ相信号との相関値を計算する。相関器48,50が計算した相関値は比較器54において比較され、どちらがより高い相関を示すかを連続的に決定することによって情報2が復元される。選択器56は相関器48及び50が出力する再生M系列の一方を比較器54における比較結果に従って選択することによって、情報2で位相変調されたM系列を復元する。これによって乗算器58においてQ相信号を逆拡散することによって、情報1Qが復元される。
図4は図3の同期部46の構成を示す回路図である。ラッチ60には図1の送信側のM系列発生器16が出力する符号系列と同一の符号語がラッチされている。シフトレジスタ62へは入力信号としてI相信号が1チップずつ入力される。乗算器641-7 においてラッチ60にラッチされている符号語の各ビットとシフトレジスタ62に現在格納されている入力信号の各ビットとの間でそれぞれ乗算が行なわれ、加算器66においてそれらが加算されて、ラッチ60にラッチされている符号語とシフトレジスタ62に格納されている各ビットとの間の相関値が計算される。この相関値は比較器68において固定値と比較され、比較結果をループフィルタ70で波形整形することにより、シンボルタイミングを表わす信号が生成される。この信号により、シフトレジスタ72へ符号語がロードされ、その内容を1ビットずつ出力することによって入力信号に符号同期した符号系列が再生される。なお、実際はシフトレジスタ62,72へ供給するチップクロックの位相(チップの位相)も入力信号に同期させる必要があるが、これについても、I相信号に対して周知のディレイロックドループ(DLL)を適用することにより容易に達成される。
図5は図3の相関器48の構成を示す回路図である。相関値を各符号位相毎に計算する部分及び再生系列を出力する部分は図4と同一なので同一の符号を付してその説明を省略する。ラッチ60には図1の送信側のM系列発生器18が出力する符号系列と同一の符号語がラッチされる。ラッチ74には同期部46から与えられるシンボルタイミングに同期して加算器66からの相関値がラッチされる。
図6は図3の相関器50の構成を示す回路図である。ラッチ75及びシフトレジスタ72へはシンボルタイミングを遅延器76及び77で1チップ分遅延したものが与えられる。図7に示すように相関器48,50の大部分を共通化することもできる。
図1に示した送信機と図3に示した受信機を組み合わせることにより、本発明のスペクトラム拡散通信システムが構成される。
図1の送信機において、情報信号に符号系列を乗算した後、搬送波を乗算しているが、符号系列に搬送波を乗算した後、情報信号を乗算しても、情報信号に搬送波を乗算した後、符号系列を乗算しても良い。したがって、「符号系列で拡散した情報信号を直交変調する」との文言は上記の3通りの場合を包含するものとして解釈すべきである。
説明を簡単にするため、図1には1シンボル周期において2通りの符号位相を1ビットの情報信号に従って選択する構成を示したが、例えば符号長7のM系列で直接拡散する場合、22 =4(≦7)通りの位相を2ビットの情報信号に従って選択する構成も可能である。また、例えば7ビットのM系列に0を追加した符号長8の符号系列のように、符号長2n の符号系列を使用すれば、拡散利得は減少するがnビットの情報信号で位相変調することができる。情報1I又は1Q或いはそれらの双方を0または1に固定すれば、1I、1Qの分が減り情報速度は低くなるが上記の符号長2n の符号系列のような相関の低い符号系列を用いたときの誤検出を防止することができる。この場合、乗算器12又は14或いはそれらの双方は不要である。受信側においても、乗算器52,58、選択器56及び符号系列を再生するための回路部分は適宜不要になる。
M系列発生器16及びM系列発生器18において発生する符号系列は相異なる符号系列であることが望ましいが同一でも良い。
図3の受信機において、位相不確定性、すなわち、I相信号とQ相信号が入れ替わって出力される可能性の除去については示されていないが、同期語の挿入や差動符号の使用によってこれを達成する以外に、符号系列の相異を利用して、例えばI相側で使用されている符号系列と相関の高い復調出力をI相とすることで達成することもできる。
図8は本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。図8の送信機においては、図1の直交変調器24が多値変調器80に置き換えられる以外は図1の送信機と同じである。多値変調器80は、情報1の連続する2ビットをシリアル/パラレル変換器10で並列信号に変換した各ビットX,Yを4レベルの信号に変換するD/A変換器82と、D/A変換器82の出力電圧に比例した周波数の信号を出力することによって4FSK変調信号を生成する電圧制御発振器(VCO)84とから構成される。VCO84を、局部発信信号の振幅をD/A82の出力で振幅変調する振幅変調器に置き換えれば、4ASK変調となる。
図9に受信側の構成を示す。ミキサ86において局部発振器88からの局部発振信号を混合してベースバンド信号を得、判定器90において、4FSK変調にあっては周波数を、4ASK変調にあっては振幅を判定することによって、信号X,Yを得る。その後の処理は図3と同じである。従って、図1及び図3のシステムについて述べたと同じ変形が多値変調の場合にもすべて可能である。4FSK,4ASKの様な多値変調においては、受信信号の周波数又は振幅を判定することによって、X,Yが一義的に決定されるので、直交変調のときのような位相不確定性の問題は生じない。従って、前述したような位相不確定性除去のための特別な処理は不要である。
図1及び図3を参照して説明した直交変調のシステムにおける信号I,Qのそれぞれについてさらに図8及び図9の多値振幅変調を適用することによって直交振幅変調(QAM)のような多値位相振幅変調のシステムを容易に実現することができる。この場合、1つのチャネルのみについては符号位相を固定して符号位相の基準として、他のチャネルの符号位相を判定する。
図10は本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。図10の送信機においては、図8の多値変調器80が、M系列で直接拡散された信号X,Yをそれぞれ変調する2値変調器92,94及びそれらの出力を合成して符号多重する合成器96で置き換えられる。符号多重であるので、M系列発生器16と18が発生するM系列の符号語が異なっていることが望ましいが、符号の位相が一致しないようにすれば同一の符号語であっても良い。
図11は受信側の構成を示す。判定器98においては2値が判定され、同期部46及び相関器48,50に並列に供給され、符号語の相異又は符号位相の相異を利用して情報が分離される。
図10及び図11のシステムにおいて、2値変調を図8及び図9の多値変調方式で置き換えることもできる。この場合にも、複数のチャネルのうち1つのチャネルについては符号系列に位相変調をかけないで、他のチャネルの位相の基準とする。
図12は本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。乗算器14から出力される、情報2で位相変調されたM系列で情報1を直接拡散したものに、選択器100において同期語発生器102からの同期語が所定の時間間隔で挿入され、2値変調器104で変調される。同期語としては、すべての可能な符号系列に対して相関の高い符号系列を使うことが望ましい。例えば、1シンボル内のすべてのチップで“0”が連続したものと“1”が連続したものを交互に挿入する。
図13に受信側の構成を示す。同期部106は図4に示した同期部46の構成と同様で良いが、間欠的に含まれる同期語に対してシンボルタイミングを連続的に出力するための保護回路が必要である。
以上説明したように本発明によれば、限られた帯域幅及び所定の拡散率のもとで、伝送容量を増加させることができ、しかも、通常のスペクトラム拡散通信と同等のチップタイミング及びシンボルタイミング同期特性が得られる。
(付記1) 第1の符号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部と、
第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、
第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを具備するスペクトラム拡散通信用送信機。
(付記2) 前記第2の信号発生部は、
第2の符号系列を発生する符号系列発生器と、
符号系列発生器の出力を様々に遅延することによって符号の位相が互いに異なる複数の符号系列を発生する遅延器と、
第1の情報信号の値に応じて該複数の符号系列の1つを選択して出力することによって、位相変調された第2の符号系列を発生する選択器とを含む付記1記載の送信機。
(付記3) 前記第2の信号発生部は、位相変調された第2の符号系列で第2の情報信号を直接拡散して第2の信号を発生する乗算器を含む付記1又は2記載の送信機。
(付記4) 前記第1の信号発生部は、第3の情報信号を第1の符号系列で直接拡散して第1の信号を発生する乗算器を含む付記1,2又は3記載の送信機。
(付記5) 前記変調部は、第1及び第2の信号をそれぞれ同相信号入力及び直交信号入力とする直交変調器を含む付記1〜4のいずれか1項記載の送信機。
(付記6) 前記変調部は、第1及び第2の信号を、相異なる複数の値を有する多値信号であって第1及び第2の信号の値の可能な組み合わせの各々が相異なる値の各々に対応するものに変換する信号変換器と、
該多値信号で搬送波を変調する変調器とを含む付記1〜4のいずれか1項記載の送信機。
(付記7) 前記変調部は、第1及び第2の信号で搬送波をそれぞれ変調する第1及び第2の変調器と、
該第1及び第2の変調器の出力を合成して送信信号とする合成器とを含む付記1〜4のいずれか1項記載の送信機。
(付記8) 前記第1の信号発生部は、第1の信号として、第1の符号系列からなる同期語を発生し、
前記変調部は、
該第1の信号及び第2の信号を交互に選択して出力する選択器と、
該選択器の出力で搬送波を変調する変調器とを含む付記1〜3のいずれか1項記載の送信機。
(付記9) 前記第2の符号系列の符号長は2のべき乗である付記1〜8のいずれか1項記載の送信機。
(付記10) 前記第1及び第2の符号系列は互いに同一の符号語を有する付記1〜7のいずれか1項記載の送信機。
(付記11) 第1の符号系列を含む第1の信号と、第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号とで変調された搬送波からなる受信波を受信して情報信号を復元する受信機であって、
該受信波を復調する復調部と、
該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立することによって第1の信号の位相を決定する同期部と、
該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定することによって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部とを具備するスペクトラム拡散通信用受信機。
(付記12) 前記第1の情報復元部は、前記第2の符号系列と同一の符号語を有し第1の信号の位相を基準とした符号の位相が互いに異なる複数の符号系列と第2の信号との相関値をそれぞれ計算する複数の相関器と、
該複数の相関器が計算した相関値を互いに比較して第2の信号との相関が最も高い符号系列を連続的に決定することによって、第1の情報信号を復元する比較器とを含む付記11記載の受信機。
(付記13) 前記第2の信号は、位相変調された第2の符号系列で第2の情報信号を直接拡散して発生されたものであり、
復元された第1の情報信号に基づき、前記複数の符号系列の中から第2の信号との相関が最も高いものを連続的に選択する選択器と、
該選択器が選択した符号系列を第2の信号に乗算することによって第2の情報信号を復元する乗算器とを含む第2の情報復元部をさらに具備する付記12記載の受信機。
(付記14) 前記第1の信号は、第1の符号系列で第3の情報信号を直接拡散して発生されたものであり、
前記同期部は第1の信号に含まれる第1の符号系列と同一の符号語を有し第1の符号系列と同期した符号系列を出力し、
同期部が出力する符号系列を第1の信号に乗算することによって第3の情報信号を復元する乗算器を含む第3の情報復元部をさらに具備する付記12又は13記載の受信機。
(付記15) 前記受信波は第1及び第2の信号をそれぞれ同相信号入力及び直交信号入力として搬送波を直交変調したものからなり、
前記復調部は受信波を直交復調して第1及び第2の信号を出力する直交復調器を含む付記11〜14記載のいずれか1項記載の受信機。
(付記16) 前記受信波は、第1及び第2の信号の値の可能な組み合わせの各々が相異なる値の各々に対応する多値信号で搬送波を変調したものからなり、
前記復調部は受信波を多値復調して第1及び第2の信号を出力する多値復調器を含む付記11〜14のいずれか1項記載の受信機。
(付記17) 前記受信波は搬送波を第1及び第2の信号でそれぞれ変調した後合成したものからなる付記11〜14のいずれか1項記載の受信機。
(付記18) 前記受信波は前記第1の信号及び第2の信号を交互に含む付記11〜13のいずれか1項記載の受信機。
(付記19) 前記第2の符号系列の符号長は2のべき乗である付記11〜18のいずれか1項記載の受信機。
(付記20) 前記第1及び第2の符号系列は互いに同一の符号語を有する付記11〜17のいずれか1項記載の受信機。
(付記21) 第1の符号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部と、
第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、
第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを含む送信機と、
該送信機からの受信波を受信して情報信号を復元する受信機であって、
該受信波を復調する復調部と、
該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立することによって第1の信号の位相を決定する同期部と、
該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定することによって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部とを含む受信機とを具備するスペクトラム拡散通信システム。
本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の一具体例に係る送信機のブロック図である。 図1の送信機の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の一具体例に係る受信機のブロック図である。 同期部46の構成を示す回路図である。 相関器48の構成を示す回路図である。 相関器50の構成を示す回路図である。 相関器48,50の構成の他の例を示す回路図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他の具体例に係る受信機のブロック図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他の具体例に係る受信機のブロック図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。 本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他の具体例に係る受信機のブロック図である。
符号の説明
24 直交変調器
80 多値変調器

Claims (1)

  1. 第1の符号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部と、
    第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、
    第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを具備するスペクトラム拡散通信用送信機。
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CN103957026A (zh) * 2014-04-14 2014-07-30 武汉大学 一种基于混沌序列的跳码扩频通信系统
JP2016524384A (ja) * 2013-05-14 2016-08-12 ブロードネット・インベスト・アーゲー データを表す信号、そのような信号を生成するための方法およびデバイスならびに表されたデータをそのような信号から決定するための方法およびデバイス
RU218369U1 (ru) * 2023-03-09 2023-05-23 Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего образования "Военный учебно-научный центр Военно-Морского Флота "Военно-морская академия им. Адмирала Флота Советского Союза Н.Г. Кузнецова" Устройство передачи и приема сигналов с относительной фазовой модуляцией и расширенным спектром

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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