JP2005223322A - 研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン及び研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一な圧力で基板を加圧することができる研磨ヘッド用フレキシブルメンブレインと、これを含み、基板表面を均一な厚さで研磨することができる研磨装置とを提供する。
【解決手段】 フレキシブルメンブレイン100は、加圧板110及び区画部材を備える。加圧板110は、基板を吸着及び加圧する第1面と、基板を吸着するための真空、及び基板を加圧するための第1空気圧の提供を受けるために、第1面と反対側に位置する第2面112とを有する。区画部材は、加圧板110の第2面112上に形成され第2面112の上部に多数の領域を限定し、加圧板110の第2面112に第2空気圧を提供するための空気圧導入部を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン及び研磨装置に関し、より具体的には、基板を吸着して研磨パッドに圧着させるためのフレキシブルメンブレインと、このようなフレキシブルメンブレインを用いて、基板を化学機械的に研磨する研磨装置とに関する。
最近、半導体装置が高集積化されるにつれて、配線構造が多層化され、半導体基板上に積層された単位セルの間の表面段差が漸次増加している。単位セルの間の表面段差を低減させるために、基板の表面を研磨する多様な方法が提示されている。研磨方法のうちでは、基板表面にスラリーを供給しながら研磨パッドで基板表面を研磨する化学機械的研磨方法(Chemical Mechanical Polishing:CMP)が主に用いられている。
このような化学機械的研磨方法を行うためのCMP装置は、例えば、特許文献1に開示されている。図1は、特許文献1に開示されたCMP装置を示す斜視図である。
図1を参照すると、図示されたCMP装置は、ステーション1上に配置されたプラテン(platen)2を含む。プラテン2は、ステーション1の内部に配置されたモーター(図示せず)で駆動され回転する。プラテン2の表面には、基板を研磨するための研磨パッド3が取付けられている。ステーション1に設置されたスラリーライン7は、研磨パッド3の表面にスラリーを供給する。又、ステーション1は、パッドコンディショナー8を具備している。パッドコンディショナー8は、研磨パッド3に付いている異物を除去する。
研磨パッド3上に装着された基板を加圧する研磨ヘッド4がプラテン2の上部に配置される。研磨ヘッド4は、モーター5に回転軸6を介して連結され、プラテン2の回転方向と反対方向に回転する。研磨ヘッド4は、基板を真空で吸着して、研磨パッド3上に配置する。又、研磨ヘッド4は、基板を空気圧で圧着して、研磨パッド3に密着させる。従って、研磨ヘッド4には、研磨ヘッド4に真空と空気圧をそれぞれ提供するための真空ライン(図示せず)と空気圧ライン(図示せず)が連結されている。
研磨ヘッド4は、真空ラインと空気圧ラインが連結されたキャリア、キャリア内に配置されたサポーター、サポーターにより支持され基板を吸着するフレキシブルメンブレイン、及びフレキシブルメンブレインに吸着された基板の離脱を防止するリテイナーリングを含む。
従来のフレキシブルメンブレインは、円板型の加圧板を含む。加圧板のエッジ上に側壁が形成されている。加圧板の中央部位には、真空にする領域を限定するための隔壁が形成されている。
前記のようなフレキシブルメンブレインで基板を研磨パッドに対して加圧しながら研磨工程を行う時、基板の表面を均一な厚さで研磨することが最も重要である。このためには、フレキシブルメンブレインから基板全体に均一な圧力が加えられるようにすることが要求される。
しかし、従来のフレキシブルメンブレインは、真空領域と加圧領域のみに区分されているので、全体的に均一に基板に圧力を加えることが困難である。従って、基板上に形成された膜を研磨する時に部位間で研磨速度に大きな差異を誘発する。
前記のような研磨速度の不均一は、基板表面の研磨厚さの不均一を招来する。従って、基板表面が平坦化されず、基板の中央部が凹むディッシング現象が発生する。平坦化されない基板表面には、後続工程で膜を所望する形状に正確に形成することができない。
大韓民国特許出願公開第2002−40529号明細書
本発明の目的は、加圧板を通じて基板に直接的に提供される圧力と、隔壁を通じて基板に間接的に提供される圧力との間の差異を低減させて、均一な圧力で基板を加圧することができる研磨ヘッド用フレキシブルメンブレインを提供することにある。
本発明の他の目的は、前述したフレキシブルメンブレインを含むことにより、基板全体に均一な圧力を加えながら研磨動作を行って、基板表面を均一な厚さで研磨することができる研磨装置を提供することにある。
本発明による研磨ヘッド用フレキシブルメンブレインは、加圧板及び区画部材を備える。加圧板は、基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する。区画部材は、前記加圧板の第2面上に形成され前記第2面の上部に多数の領域を限定し、前記加圧板の第2面に第2空気圧を提供するための空気圧導入部を有する。
本発明による研磨ヘッド用フレキシブルメンブレインは、加圧板、第1隔壁、第2隔壁及び側壁を備える。加圧板は、基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1メイン空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する。第1隔壁は、前記加圧板の第2面の中央に配置され、前記真空及び前記第1メイン空気圧が選択的に提供される真空領域を限定し、前記加圧板の第2面に第1補助空気圧を提供するための第1空気圧導入部を有する。第2隔壁は、前記第1隔壁の外部に配置され、前記基板を加圧する時の第2メイン空気圧が提供される主加圧領域を前記第1隔壁と共に限定し、前記加圧板の第2面に第2補助空気圧を提供するための第2空気圧導入部を有する。側壁は、前記加圧板の第2面のエッジに形成され、前記基板を加圧する時の第3メイン空気圧が提供される外郭加圧領域を前記第2隔壁と共に限定する。
本発明の研磨装置は、基板を研磨するためのパッドを有するプラテンと、前記プラテン上に配置され、前記基板を吸着して前記プラテンの研磨パッドに対して加圧するフレキシブルメンブレイン、及び前記フレキシブルメンブレインを支持するサポーターを有する研磨ヘッドと、を備える。前記フレキシブルメンブレインは、加圧板及び区画部材を有する。加圧板は、基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する。区画部材は、前記加圧板の第2面上に形成され前記第2面上に多数の領域を限定し、前記加圧板の第2面に第2空気圧を提供するための空気圧導入部を有する。
前記のような本発明によると、区画部材に空気圧導入部が形成されることにより、区画部材下部に位置する加圧板部分にも空気圧を提供することができる。従って、加圧板が基板を均一な圧力で研磨パッドに対して加圧することができるので、基板を均一な厚さで研磨することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施例によるフレキシブルメンブレインを示す平面図であり、図3は、図2のIII部位を拡大した斜視図であり、図4は、図2のIV−IV′線に沿って切断した断面図である。
図2から図4を参照すると、本実施例によるフレキシブルメンブレイン100は、加圧板110と、加圧板110上に形成された区画部材である第1隔壁120及び第2隔壁130、ならびに側壁140と、区画部材及び側壁140に形成された空気圧導入部であるスロット125、135、145とを含む。フレキシブルメンブレイン100は、研磨ヘッドのサポーター(図示せず)に結合され、基板を真空で吸着することができる。フレキシブルメンブレイン100は、例えば、エチレンプロピレンゴム、ネオプレンゴム、ニトリルゴム等のゴムからなる。
加圧板110は、大体円板形状を有する。加圧板110の形状は、研磨対象体によって変更される。従って、大略円型である半導体ウェーハが研磨対象体である場合、加圧板110は、前述した円板形状を有する。反面、液晶表示装置に用いられる矩形のガラス基板が研磨対象体である場合、加圧板110は矩形の形状を有する。
加圧板110は、第1面111と、第1面111と反対側に位置する第2面112とを有する。第1面111が研磨パッド(図示せず)が位置する下部に向かい、第2面112が上部に向かうことになる。基板は、第1面111に吸着される。基板を吸着するための真空と、基板を研磨パッドに密着させるための空気圧は、第2面112に選択的に提供される。
側壁140は、加圧板110の第2面112のエッジに形成される。従って、側壁140は、リング形状を有する。側壁140は、研磨ヘッドのサポーターに結合され、サポーターと共に加圧板110の第2面112の上部に外部と隔離された空間を形成する。
区画部材は、側壁140の高さとほぼ同じ高さを有する第1隔壁120及び第2隔壁130を含む。第1隔壁120は、加圧板110の第2面112の中央に配置され、リング形状を有する。第1隔壁120も研磨ヘッドのサポーターに結合され、前記空間を区画することになる。第1隔壁120により区画された空間が、真空と第1メイン空気圧MP1が選択的に提供される真空領域MZ1として定義される。
第2隔壁130は、第1隔壁120と側壁140との間に配置され、リング形状である。従って、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140は、同心円形態で配列される。一方、加圧板110が矩形である場合、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140は、矩形枠形状の同心パターン形態で配列される。勿論、加圧板110が矩形であっても、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140は、同心円形態で配置することもできる。第2隔壁130は、研磨ヘッドのサポーターと結合され、第1隔壁120と側壁140との間の空間を2個の空間に区画する。
第1隔壁120及び第2隔壁130の間の空間を、基板加圧のための第2メイン空気圧MP2が提供される主加圧領域MZ2として定義する。第2隔壁130と側壁140との間の空間を、基板加圧のための第3メイン空気圧MP3が提供される外郭加圧領域MZ3として定義する。即ち、基板は、真空領域MZ1に提供される真空により加圧板110の第1面111に真空吸着され、真空領域MZ1、主加圧領域MZ2及び外郭加圧領域MZ3に提供される第1メイン空気圧、第2メイン空気圧及び第3メイン空気圧MP1、MP2、MP3により研磨パッドに密着する。
第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140を通じて、第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3が加圧板110に提供されるようにするために、空気圧導入部が第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140に形成される。空気圧導入部は、第1隔壁120に形成された第1スロット125、第2隔壁130に形成された第2スロット135、及び側壁140に形成された第3スロット145を含む。第1スロットから第3スロット125、135、145は、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の上面から加圧板110の第2面112まで延長され、又、第1隔壁120、第2側壁130及び側壁140の全体長手方向に沿って形成される。
本実施例による第1スロットから第3スロット125、135、145は、それぞれ一体に連結されたリング形状を有する。従って、第1スロットから第3スロット125、135、145は、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140と同様に同心円形態で配列される。第1スロットから第3スロット125、135、145により第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140は、2個に分割される。従って、第1隔壁120及び第2隔壁130は、第1スロット125及び第2スロット135を挟んで配置された内側壁120a、130aと外側壁120b、130bとで構成される。又、側壁140も第3スロット145を挟んで配置された内側壁140aと外側壁140bとで構成される。
第1補助領域形成部材から第3補助領域形成部材が第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140上に形成されている。第1補助領域形成部材から第3補助領域形成部材は、第1補助圧力領域から第3補助圧力領域AZ1、AZ2、AZ3を定義する。補助領域形成部材は、第1隔壁120上に形成され第1補助空気圧領域AZ1を定義する第1隔板、第2隔壁130上に形成され第2補助空気圧領域AZ2を定義する第2隔板、及び側壁140上に形成され第3補助空気圧領域AZ3を定義する第3隔板を含む。
第1隔板から第3隔板のそれぞれは、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の上端内側から水平に延長された第1内側水平拡張部から第3内側水平拡張部121a、131a、141aと、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の上端外側から水平に延長された第1外側水平拡張部から第3外側水平拡張部121b、131b、141bと、第1内側水平拡張部から第3内側水平拡張部121a、131a、141aの端部から上方に向かって形成された第1内側障壁部から第3内側障壁部122a、132a、142aと、第1外側水平拡張部から第3外側水平拡張部121b、131b、141bの端部から上方に向かって形成された第1外側障壁部から第3外側障壁部122b、132b、142bとを含む。特に、第1内、外側水平拡張部から第3内、外側水平拡張部121a、121b、131a、131b、141a、141bの表面は、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の各表面より少し低いので、段差を形成する。
第1内、外側障壁部122a、122bの上端はサポーターに結合され、第1隔板、サポーター及び第1隔壁120の表面が形成する空間は、第1補助空気圧AP1が提供される第1補助空気圧領域AZ1として定義される。
第2内、外側障壁部132a、133bの上端はサポーターに結合され、第2隔板、サポーター及び第2隔壁130の表面が形成する空間が、第2補助空気圧AP2が提供される第2補助空気圧領域AZ2として定義される。
第3内、外側障壁部142a、142bの上端はサポーターに結合され、第3隔板、サポーター及び側壁140の表面が形成する空間が、第3補助空気圧AP3が提供される第3補助空気圧領域AZ3として定義される。
第1スロットから第3スロット125、135、145は、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の表面から加圧板110に向かって形成される。従って、第1スロットから第3スロット125、135、145のそれぞれは、第1補助空気圧領域から第3補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3のそれぞれと連通する。従って、第1補助空気圧領域から第3補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3のそれぞれは、第1スロットから第3スロット125、135、145の大きさだけ拡張された空間を有する。
第1スロットから第3スロット125、135、145の深さは、第1隔壁120、第2隔壁130及び側壁140の高さとほぼ同じである。第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3は、第1スロットから第3スロット125、135、145を通じて加圧板110の第2表面112に直接提供される。従って、第1補助空気圧領域から第3補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3を通じて加圧板110に提供される第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3は、真空領域MZ1、主加圧領域MZ2及び外郭加圧領域MZ3を通じて加圧板110に提供される第1メイン空気圧から第3メイン空気圧MP1、MP2、MP3と大きな差異がない。このように、加圧板110の第2表面112に全体的に均一な圧力が提供されるので、加圧板110の第1表面111が均一な圧力で基板を研磨パッドに密着させることができる。
一方、本実施例では、第1スロットから第3スロット125、135、145の上下幅がほぼ同じである。第1スロットから第3スロット125、135、145を通じて加圧板110の第2表面112の露出面積を拡張させるために、第1スロットから第3スロット125、135、145は、上部から下部にいくほど、漸次幅が増加する形状を有することもできる。又、第1スロットから第3スロット125、135、145は、下部幅が上部幅より長い二重構造を有することもできる。
図5は、本発明の一実施例による研磨装置を示す断面図である。
図5を参照すると、本実施例による研磨装置600は、プラテン660と、プラテン660の上部に配置された研磨ヘッド610とを含む。
基板Sが密着される研磨パッド680がプラテン660の表面に取付けられる。プラテン660は、第1モーター670に回転軸690で連結される。スラリーライン685が研磨パッド680の表面に近接して配置され、研磨パッド680の表面にスラリーが供給される。
研磨ヘッド610は、第2モーター640、第2モーター640に回転軸645を介して連結されたサポーター620、サポーター620に支持され基板Sを吸着するフレキシブルメンブレイン100、及びフレキシブルメンブレイン100に吸着された基板Sの離脱を防止するリテイナーリング650を含む。
フレキシブルメンブレイン100は、前述したように、空気圧導入部125、135、145を有する。従って、フレキシブルメンブレイン100についての説明は省略する。フレキシブルメンブレイン100は、サポーター620の底面に支持される。基板Sは、フレキシブルメンブレイン100の底面に吸着され、研磨パッド680の表面に密着する。
リテイナーリング650はサポーター620の底面エッジに設けられ、研磨動作中基板Sがフレキシブルメンブレイン100から離脱することを防止する。
サポーター620は、フレキシブルメンブレイン100を収容する空間が底面に形成された構造を有する。又、サポーター620は、フレキシブルメンブレイン100の第1隔壁120及び第2隔壁130を支持する第1隔壁支持部621及び第2隔壁支持部622と、側壁140を支持する側壁支持部623とを有する。
従って、真空領域MZ1は、第1隔壁120、第1隔壁支持部621、サポーター620の底面、及び加圧板110の表面により定義される。主加圧領域MZ2は、第1隔壁120及び第2隔壁130と、第1隔壁支持部621及び第2隔壁支持部622と、サポーター620の底面と、加圧板110の表面とにより定義される。外郭加圧領域MZ3は、第2隔壁130、側壁140、第2隔壁支持部622、側壁支持部623、サポーター620の底面、及び加圧板110の表面により定義される。
一方、第1補助空気圧領域AZ1は、第1隔壁120の表面、第1隔板、及びサポーター620の底面により定義される。第2補助空気圧領域AZ2は、第2隔壁130の表面、第2隔板、及びサポーター620の底面により定義される。第3補助空気圧領域AZ3は、側壁140の表面、第3隔板、及びサポーター620の底面により定義される。
各領域に空気圧を提供するための第1通路630がサポーター620の上面に形成される。第1通路630は、第1メイン空気圧から第3メイン空気圧MP1、MP2、MP3を真空領域MZ1、主加圧領域MZ2及び外郭加圧領域MZ3にそれぞれ提供するための第1メイン通路から第3メイン通路631、632、633と、第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3を第1補助空気圧領域から第3補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3にそれぞれ提供するための第1補助通路から第3補助通路634、635、636に分岐する。又、第2通路630aが真空領域MZ1のみに連結され、真空領域MZ1に基板Sを吸着するための真空VPが提供される。
基板Sは、第2通路630aを通じて真空領域MZ1に提供された真空VPにより加圧板110の底面に吸着される。このような状態で、研磨ヘッド610がプラテン670の上部に配置される。
第1通路630を通じて空気圧が各領域に提供される。即ち、第1メイン空気圧から第3メイン空気圧MP1、MP2、MP3は、第1メイン通路から第3メイン通路631、632、633を通じて加圧板110の表面に直接提供される。一方、第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3は、第1補助通路から第3補助通路634、635、636と第1スロットから第3スロット125、135、145を通じて加圧板110の表面に直接提供される。
前述した空気圧と補助空気圧により、基板Sは均一な圧力で研磨パッド680に密着する。スラリーライン685からスラリーが研磨パッド680の表面に供給されると、第1モーター670により研磨パッド680が第1方向、例えば、時計方向に回転する。又、第2モーター640により研磨ヘッド610が第1方向と反対である時計反対方向又は時計方向に回転する。基板Sが回転しながら研磨パッド680に圧着されることにより、基板Sの表面が均一な厚さで研磨される。
(研磨特性実験1)
<フレキシブルメンブレイン製造>
大きさ200mmであって、空気圧導入部であるスロットがないフレキシブルメンブレインと、図2に示した本実施例によるフレキシブルメンブレイン100との間の研磨特性を比較した。まず、比較例として図6に示すように空気圧導入部がないフレキシブルメンブレイン1000を製作した。図6のフレキシブルメンブレイン1000は、空気圧導入部がない点を除いては、図2に示したフレキシブルメンブレイン100とほぼ同じ大きさ及び形状を有する。図6のフレキシブルメンブレイン1000と図2のフレキシブルメンブレイン100とを図5に示した研磨装置600に採用した。
<研磨対象膜の形成>
研磨対象体である200mm大きさの半導体基板上に酸化物を6000Åの厚さで蒸着し、タンタリウムを酸化物上に250Åの厚さで蒸着した。シード膜としての銅を1500Åの厚さでタンタリウム上に蒸着し、銅をシード膜上に電界鍍金法を通じて14000Åの厚さで蒸着した。このような構造物を有する半導体基板2個を準備した。
<研磨工程>
まず、図6のフレキシブルメンブレイン1000と図2のフレキシブルメンブレイン100との各領域に加えられた圧力を測定した。測定された圧力値を下記表1に示す。
Figure 2005223322
前記表1に示すように、図6に示したフレキシブルメンブレイン1000では、真空領域MZ1に提供された第1メイン空気圧MP1が2.8psi(19.3kPa)、主加圧領域MZ2に提供された第2メイン空気圧MP2が2.45psi(16.9kPa)、外郭加圧領域MZ3に提供された第3メイン空気圧MP3が2.6psi(17.9kPa)であった。又、第1補助空気圧領域AZ1に提供された第1補助空気圧AP1が4.0psi(27.6kPa)、第2補助空気圧領域AZ2に提供された第2補助空気圧AP2が3.5psi(24.1kPa)、第3補助空気圧領域AZ3に提供された第3補助空気圧AP3が2.0psi(13.8kPa)であった。前記結果のように、図6に示したフレキシブルメンブレイン1000では、補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3で測定された圧力値間に相当な差を示している。
反面、図2に示したフレキシブルメンブレイン100では、真空領域MZ1、主加圧領域MZ2及び外郭加圧領域MZ3にそれぞれ提供された第1メイン空気圧から第3メイン空気圧MP1、MP2、MP3は、2.4psi(16.5kPa)、2.23psi(15.4kPa)及び2.3psi(15.9kPa)であった。第1補助空気圧から第3補助空気圧AZ1、AZ2、AZ3にそれぞれ提供された第1補助空気圧から第3補助空気圧AP1、AP2、AP3は、それぞれ2.0psi(13.8kPa)、1.8psi(12.4kPa)、1.0psi(6.89kPa)であった。このように、本実施例によるフレキシブルメンブレイン100では、補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3で測定された圧力値がメイン空気圧領域で測定された値より低かった。このような圧力差は、空気圧導入部により形成されたと判断される。
前記のような圧力分布をそれぞれ有する従来のフレキシブルメンブレイン1000と本実施例のフレキシブルメンブレイン100とをそれぞれ有する研磨装置を用いて、半導体基板に対する研磨工程を実施した。ここで、研磨剤としては、無研磨剤(abrasive−free)スラリーを用いた。研磨ヘッドの回転速度は23rpm、プラテンの回転速度は600rpmで、90秒間研磨工程を実施した。
図7は、図6のフレキシブルメンブレイン1000を用いた場合の研磨速度を示すグラフであり、図8は、図2のフレキシブルメンブレイン100を用いた場合の研磨速度を示すグラフである。図7及び図8において、横軸は半導体基板の位置を示し、縦軸は研磨速度(Å/分)を示す。
まず、図7に示すように、真空領域MZ1、主加圧領域MZ2及び外郭加圧領域MZ3と対応する半導体基板部分の研磨速度は8000Å/分程度である反面、第1補助空気圧領域AZ1及び第2補助空気圧領域AZ2と対応する半導体基板部分の研磨速度は6000Åであり、第3補助空気圧領域AZ3と対応する半導体基板部分の研磨速度は11000Å/分であった。このように、図6のフレキシブルメンブレイン1000を用いた研磨工程では、真空及び加圧領域MZ1、MZ2、MZ3と補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3との間に大きな差異を有する研磨速度を示している。
これは、前述した圧力測定結果から分かる。即ち、補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3で測定された圧力値と真空及び加圧領域MZ1、MZ2、MZ3で測定された圧力値との間に非常に大きな差異が発生し、又、補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3で測定された圧力値も互いに異なるので、従来のフレキシブルメンブレイン1000では、半導体基板を均一な圧力で研磨パッドに密着させることができなかった。
反面、図8に示すように、図2のフレキシブルメンブレイン100を用いた研磨工程では、11000Å/分以上の研磨速度を示す第3補助空気圧領域AZ3を除いては、研磨速度が全般的に9500〜10000Å/分程度であって均一に測定された。
前述した圧力測定結果から分かるように、本実施例のフレキシブルメンブレイン100では、補助空気圧領域AZ1、AZ2、AZ3に加えられた圧力がほぼ同じであり、又、真空及び加圧領域MZ1、MZ2、MZ3に加えられた圧力とも大きな差異がない。従って、本実施例のフレキシブルメンブレイン100は、半導体基板を全体的に均一な圧力で研磨パッドに密着させることができる。従って、本実施例による研磨装置は、半導体基板を均一な厚さで研磨することができる。
(研磨特性実験2)
<研磨対象膜の形成>
研磨対象体である半導体基板上に、フッ素がドーピングされたシリケートガラス(Fluorine doped Silicate Glass:FSG)を3000Å厚さで蒸着した。
<研磨工程>
図2に示したフレキシブルメンブレインを有する本実施例による研磨装置を用いて、半導体基板に対する研磨工程を実施した。研磨剤としては、シリカ基材(silica−based)スラリーを用いた。研磨ヘッドの回転速度は23rpm、プラテンの回転速度は300rpmで、90秒間研磨工程を実施した。
図9に半導体基板の位置別研磨速度がグラフとして図示されている。図9において、線「丸囲み1」は所望する目標研磨速度を示し、線「丸囲み2」は半導体基板の実際研磨速度を示す。
図9に示すように、本実施例のフレキシブルメンブレインを有する研磨装置で半導体基板を研磨した結果、実際研磨速度が目標研磨速度に非常に近接した。又、半導体基板の位置別研磨速度も領域別差異を殆ど示さなかった。
前記測定結果から、本実施例によるフレキシブルメンブレインが採用された研磨装置は、半導体基板を均一な厚さで研磨することができることがわかる。このような結果から本実施例のフレキシブルメンブレインは、半導体基板を均一な圧力で研磨パッドに密着させることができることがわかる。
前述したように、本実施例によると、区画部材と側壁に空気圧導入部が形成されることにより、空気圧を区画部材と側壁が形成された加圧板部分でも直接的に提供することができる。従って、加圧板に全体的に均一な空気圧が提供されるので、加圧板が基板を均一な圧力で研磨パッドに密着させることができる。従って、基板を均一な厚さで研磨することができる。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明の実施例を修正または変更できる。
従来の研磨装置を示す斜視図である。 本発明の実施例によるフレキシブルメンブレインを示す平面図である。 図2のIII部位を拡大した斜視図である。 図2のIV−IV′線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施例による研磨装置を示す断面図である。 本発明の比較例としての従来技術によるフレキシブルメンブレインを示す断面図である。 本発明の比較例によるフレキシブルメンブレインを用いて、半導体基板上に形成された銅膜を研磨した場合の研磨速度を半導体基板の位置別に示すグラフである。 本発明の実施例によるフレキシブルメンブレインを用いて、半導体基板上に形成された銅膜を研磨した場合の研磨速度を半導体基板の位置別に示すグラフである。 本発明の実施例によるフレキシブルメンブレインを用いて、半導体基板上に形成されたFSG膜を研磨した場合の研磨速度を半導体基板の位置別に示すグラフである。
符号の説明
110 加圧板、111 第1面、112 第2面、120 第1隔壁、125 第1スロット、130 第2隔壁、135 第2スロット、140 側壁、145 第3スロット

Claims (20)

  1. 基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する加圧板と、
    前記加圧板の第2面上に形成され前記第2面の上部に多数の領域を限定し、前記加圧板の第2面に第2空気圧を提供するための空気圧導入部を有する区画部材と、
    を備えることを特徴とする研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  2. 前記区画部材は、
    前記加圧板の第2面の中央に配置され、前記基板を吸着する時の真空領域を形成する領域を限定する第1隔壁と、
    前記第1隔壁の外部に配置され、前記基板を加圧する時の主加圧領域を限定する第2隔壁と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  3. 前記加圧板の第2面のエッジに形成された側壁を更に備えることを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  4. 前記側壁には、前記加圧板の第2面のエッジに第3空気圧を提供するための第2空気圧導入部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  5. 前記第2空気圧は、前記第1空気圧より小さいことを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  6. 前記空気圧導入部は、前記区画部材の上面に形成されているスロットであることを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  7. 前記スロットは、前記区画部材の全体長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項6記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  8. 前記スロットは、前記区画部材の高さとほぼ同じ深さを有することを特徴とする請求項6記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  9. 前記加圧板及び前記区画部材は、エチレンプロピレンゴム、ネオプレンゴム又はニトリルゴムのいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  10. 前記区画部材は、
    前記基板の中央側に形成されている内側壁と、
    前記基板の外郭側に前記内側壁に対向して配置され、前記空気圧導入部を形成する外側壁と、
    前記内側壁の上端から前記中央側に水平に延長された内側水平拡張部と、
    前記外側壁の上側から前記外郭側に水平に延長された外側水平拡張部と、
    前記内側水平拡張部の端部から上方に延長されている内側障壁部と、
    前記外側水平拡張部の端部から上方に延長されている外側障壁部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  11. 基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1メイン空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する加圧板と、
    前記加圧板の第2面の中央に配置され、前記真空及び前記第1メイン空気圧が選択的に提供される真空領域を限定し、前記加圧板の第2面に第1補助空気圧を提供するための第1空気圧導入部を有する第1隔壁と、
    前記第1隔壁の外部に配置され、前記基板を加圧する時の第2メイン空気圧が提供される主加圧領域を前記第1隔壁と共に限定し、前記加圧板の第2面に第2補助空気圧を提供するための第2空気圧導入部を有する第2隔壁と、
    前記加圧板の第2面のエッジに形成され、前記基板を加圧する時の第3メイン空気圧が提供される外郭加圧領域を前記第2隔壁と共に限定する側壁と、
    を備えることを特徴とする研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  12. 前記側壁には、前記加圧板の第2面のエッジに第3補助空気圧を提供するための第3空気圧導入部が形成されていることを特徴とする請求項11記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  13. 前記第1補助空気圧及び前記第2補助空気圧は、前記第1メイン空気圧及び前記第2メイン空気圧より小さいことを特徴とする請求項11記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  14. 前記第1空気圧導入部及び前記第2空気圧導入部は、区画部材の上面から前記加圧板の第2面まで延長され前記区画部材の全体長手方向に沿って形成されているスロットであることを特徴とする請求項11記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  15. 前記加圧板及び区画部材は、エチレンプロピレンゴム、ネオプレンゴム又はニトリルゴムのいずれかを含むことを特徴とする請求項11記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  16. 前記第1隔壁及び前記第2隔壁のそれぞれは、
    前記基板の中央側に形成されている内側壁と、
    前記基板の外郭側に前記内側壁に対向して配置され、前記第1空気圧導入部又は前記第2空気圧導入部を形成する外側壁と、
    前記内側壁の上端から前記中央側に水平に延長された内側水平拡張部と、
    前記外側壁の上端から前記外郭側に水平に延長された外側水平拡張部と、
    前記内側水平拡張部の端部から上方に延長されている内側障壁部と、
    前記外側水平拡張部の端部から上方に延長されている外側障壁部と、
    を有することを特徴とする請求項11記載の研磨ヘッド用フレキシブルメンブレイン。
  17. 基板を研磨するためのパッドを有するプラテンと、
    前記プラテン上に配置され、前記基板を吸着して前記プラテンの研磨パッドに対して加圧するフレキシブルメンブレイン、及び前記フレキシブルメンブレインを支持するサポーターを有する研磨ヘッドと、を備え、
    前記フレキシブルメンブレインは、
    基板を吸着及び加圧する第1面と、前記基板を吸着するための真空、及び前記基板を加圧するための第1空気圧の提供を受けるために、前記第1面と反対側に位置する第2面とを有する加圧板と、
    前記加圧板の第2面上に形成され前記第2面上に多数の領域を限定し、前記加圧板の第2面に第2空気圧を提供するための空気圧導入部を有する区画部材と、
    を有することを特徴とする研磨装置。
  18. 前記区画部材は、
    前記加圧板の第2面の中央に配置され、前記基板を吸着する時の真空領域を形成する領域を限定する第1隔壁と、
    前記第1隔壁の外部に配置され、前記基板を加圧する時の主加圧領域を限定する第2隔壁と、
    を有することを特徴とする請求項17記載の研磨装置。
  19. 前記フレキシブルメンブレインは、前記加圧板の第2面のエッジに形成された側壁を更に有し、前記側壁には前記加圧板の第2面のエッジに第3空気圧を提供するための第2空気圧導入部が形成されていることを特徴とする請求項17記載の研磨装置。
  20. 前記空気圧導入部は、前記区画部材の上面に形成されているスロットであることを特徴とする請求項17記載の研磨装置。
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