JP2005221427A - ナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 自車位置を正確に表示することが可能なナビゲーション装置を提供すること。
【解決手段】 自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置10において、地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段(CPU11、HDD14)と、取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段(CPU11)と、マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置を所定の条件に応じて道路リンクから所定の距離だけ走行車線側に移動させる移動手段(CPU11)と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラムに関する。
車載用のナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning Systems)衛星から送信される信号を受信して自車の現在位置を検出するとともに、各種センサにより検出される自車に関する情報およびナビゲーション装置の記録装置に記録されている地図情報に基づいて、自車の現在位置と地図上の道路とをマッチング(マップマッチング)させ、表示部に表示された地図上に自車の現在位置を表示する。そして、目的地が設定された場合には、当該目的地までの案内(ナビゲーション)を実行する。
従来のナビゲーション装置では、特許文献1に開示されているように、道路の中心のベクトルデータである道路リンク(線分)に対してマップマッチングを行っていた。
特開平05−060565号公報(要約書)
ところで、道路には幅があるため、例えば、図13(A)に示すように、マッチングの対象となる道路が第1の車線と第2の車線の2車線からなり、それぞれの車線が3つのレーンによって構成されている場合において、車両が第1の車線の左端のレーンを走行中であるときに、マップマッチング処理を実行すると、道路の中心である中央分離帯上に車両位置がマッチングされてしまうことから、図13(B)に示すように、車両の実際の位置(破線で示す三角形)からdだけずれた位置が自車位置であると推定されてしまう。
その結果、実際には、左端のレーンを走行中であるにも拘わらず、中央分離帯を走行中であるかのような表示がされてしまい、ユーザに誤解を与えるおそれがある。
また、図14に示すように、道路がカーブしている場合、当該カーブにおける車両の走行距離は、半径R1,R2に比例する。このため、実際の位置が第1のレーンである場合において、推定位置が中央分離帯上であるときには、推定位置における車両の走行距離は半径R2に基づいて計算されるが、実際の走行距離は半径R1に基づくため、走行方向に対する誤差が発生してしまう。
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、自車位置の推定精度が高いナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置において、地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段と、取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段と、マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置を所定の条件に応じて道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させる移動手段と、を有している。
また、本発明は、上述の発明に加えて、移動手段は、走行中の道路の種類に応じて、マッピング位置の移動距離を決定するようにしている。
また、本発明は、上述の各発明に加えて、移動手段は、走行車線の中央位置までマッピング位置を移動させるようにしている。
また、本発明は、上述の発明に加えて、移動手段は、自車の速度に応じて、移動する距離を決定するようにしている。
また、本発明は、上述の各発明に加えて、移動手段は、自車の速度に応じて左から右のレーンへマッピング位置を順次移動させることを特徴とするようにしている。
また、本発明は、上述の発明に加えて、移動手段は、センターラインの位置が移動された場合には、当該移動距離に応じてマッピングする位置を決定するようにしている。
また、本発明は、上述の発明に加えて、移動手段は、カーブ走行後に生ずる進行方向の位置の誤差に応じて、マッピング位置を移動させるようにしている。
また、本発明は、自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置において、地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段と、取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段と、現在走行中の道路の道路リンクが上下車線で別々である場合に、マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置の移動方向を、自車の速度に応じて道路リンクの右側および左側のいずれかに決定し、選択した方向へ自車位置のマッピング位置を移動させる移動手段と、を有している。
また、本発明は、自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置のマップマッチング方法において、地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得ステップと、取得ステップによって取得された道路リンクを参照し、自車位置のマッピング位置を所定の条件に応じて道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させるマップマッチングを行うマップマッチングステップと、を有している。
また、本発明は、自車位置を表示部表示するナビゲーション装置において実行されるコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラムにおいて、コンピュータを、地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段、取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段、マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置を所定の条件に応じて道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させる移動手段、として機能させるようにしている。
本発明は、自車位置の推定精度が高いナビゲーション装置、軌跡表示方法、およびナビゲーション用プログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。この図に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、ビデオ回路15、I/F(Interface)16、バス17、LCD(Liquid Crystal Display)18、入力装置19、センサ20、GPS装置21、および音声出力装置22を有している。
ここで、取得手段の一部であり、マッピング手段であり、移動手段であるCPU11は、HDD14またはROM12に格納されているプログラムに応じて、各種演算処理を実行するとともに、装置の各部を制御する中央処理装置である。
ROM12は、CPU11が実行するプログラムを格納した半導体記憶装置である。RAM13は、CPU11が実行するプログラムを一時的に記憶する半導体記憶装置である。
取得手段の一部であるHDD14は、CPU11が実行するプログラムを格納するとともに、地図情報(地図表示用データ、道路リンクデータ等)を格納している。ビデオ回路15は、CPU11から供給された描画コマンドに応じた描画処理を実行するとともに、描画処理の結果として得られた画像を映像信号に変換してLCD18へ出力する。
I/F16は、入力装置19、センサ20、およびGPS装置21からの出力される信号の表現形式を変換して入力するとともに、音声出力装置に対して出力する信号の表現形式を変換する。バス17は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、ビデオ回路15、およびI/F16を相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能とするための信号線群である。
LCD18は、ビデオ回路15から出力される映像信号を表示するための表示装置である。図2は、LCD18の詳細を説明するための図である。この図に示すように、LCD18は、中央に表示部18aが配置されており、その周辺には入力装置19としてのハードウエアボタン19b〜19gが配置されている。また、表示部18aには入力装置19としてのタッチパネル19aが重畳するように配置されているので、表示部18aに表示されている画像情報等を参照してタッチパネル19aを操作することにより、所望の情報を入力することができる。この例では、表示部18aには、車両の現在地の周辺地図が表示されている。
アイコン30は、方位磁石を模したアイコンであり、南北方向を指示する。また、アイコン30は、地図の表示形態をノースアップ方式(地図上で、北方向が常に上向きなる表示方式)またはヘディングアップ方式(地図上で、進行方向が常に上向きなる表示方式)に設定する場合に操作される。アイコン31は、現在表示されている地図情報の縮尺を示すアイコンである。また、アイコン31は、地図情報の縮尺を変更する場合に操作される。自車位置を示す図形としての三角形32は、地図情報における自車の位置と、方向(三角形の上方の頂点が自車の方向)を示す。
図1に戻って、入力装置19は、前述したように、LCD18の表示部に重畳するように配置されたタッチパネル19aおよびハードウエアボタン19b〜19gを有しており、操作者の操作に応じた情報を生成して出力する。
センサ20は、車両の速度を示す車速センサ、車両の各制御軸の角速度を示す角速度センサ、およびサイドブレーキの操作状態を示すサイドブレーキセンサを有している。
GPS装置21は、複数のGPS人工衛星から発信される情報を利用して、車両の現在位置(緯度・経度・高度)を得る装置である。音声出力装置22は、CPU11から供給されたデータをD/A(Digital to Analog)変換し、音声として出力する。
つぎに、第1の実施の形態に係るナビゲーション装置10のマップマッチングに関する動作について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置のマッチングに関する動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の動作は、CPU11がナビゲーション用プログラムを実行することにより実現される。
図3は、本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10:CPU11は、センサ20を構成する車速センサとGPS21から自車位置を取得する。
ステップS11:CPU11は、HDD14に格納されている現在走行中の道路情報を取得する。なお、この道路情報には、道路の道幅、レーン数、種別(国道、県道等)、種類(一方通行等)その他の情報が含まれている。
ステップS12:CPU11は、ステップS11で取得した道路情報を参照し、マッチング位置を変更するか否かを判定する。具体的には、上り・下り車線が併走する道路である場合、特に片側に2つ以上のレーンが存在する双方向道路の場合には、マッチング位置を変更すると判断され、それ以外の場合、例えば、一方通行である場合や上り・下り車線が別々に分離している場合(上り・下り車線がそれぞれが別々の道路リンクとされている場合)には、マッチング位置を変更しないと判断される。
ステップS13:マッチング位置を変更しない場合には、CPU11は、従来の場合と同様に道路の中央をマッチング位置とする。すなわち、図4(A)に示すように、現在、道路リンクL1を走行中である場合には、道路リンクL1の直上をマッチング位置とする。なお、この図において、N1〜N4は、道路ノードを示し、L1〜L3は、リンクを示す。すなわち、一方通行等の場合には道路の中央を車両が走行すると考えられるので、道路の中央、すなわち、リンク上にマッチング位置が設定される。
ステップS14:一方、マッチング位置を変更する場合には、CPU11は、ステップS11において取得した道路情報から道路幅Wに関する情報を取得する。ここで、道路幅Wとは、上り・下りが併走する車線においては、これら双方を含む幅(後述する図5参照)をいう。
ステップS15:道路幅Wを取得すると、CPU11は、マッチング位置をW/4だけ左側へ移動させる。すなわち、図4(B)に示すように、現在、道路リンクL1を走行中である場合には、道路リンクL1の直上からW/4だけ左側(走行車線側)に移動した位置がマッチング位置とされる。これにより、図5を参照して後述するように、幅がW/2である走行車線の中央(すなわち、道路リンクL1からW/4だけ左側)に車両が走行しているものとしてマップマッチング処理(ステップS16)が実行される。
ステップS16:CPU11は、ステップS13またはステップS15において設定されたマッチング位置を基準として、マップマッチング動作を実行する。つまり、ステップS13またはステップS15において、マッピング位置が導出され、ステップS16においてその位置へのマップマッチング処理が行われ、自車位置が地図上の適切な位置に表示される。このように、車両の走行位置がステップS13またはステップS15において設定された位置であると推定される。また、このとき、センサ20の測定誤差がキャンセルされる。その結果、車両の現在の推定位置が決定される。
ステップS17:マップマッチング処理後、CPU11は、処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合にはステップS10に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。
以上の処理によれば、従来は、図5(A)に示すように、道路リンクの直上、すなわち、中央分離帯上にマッチングされていたが、本発明の第1の実施の形態では、図5(B)に示すように、走行車線の中央にマッチングされることになる。このため、実際には第1の車線の一番左端のレーンを走行中である場合には、誤差はd1(=W/6)となり、中央のレーンを走行中である場合には誤差はほとんどゼロとなり、右端のレーンを走行中である場合にも同様に誤差はd1(=W/6)となる。一方、道路リンクの直上にマッピングする場合、実際には左端のレーンを車両が走行中である場合には、W×5/12だけ誤差を生じ、中央のレーンを走行中である場合にはW×3/12だけ誤差を生じ、右端のレーンを走行中にはW/12だけ誤差を生じることになる。
また、図2に示すアイコン31が操作されて、地図情報の縮尺が小さくなるように設定された場合には、従来においては中央分離帯上を走行するように表示がなされていたが、本実施の形態では、走行車線の中央に表示される。
なお、以上の実施の形態では、片側に3つのレーンが存在する道路を例に挙げて説明を行ったが、2レーンの場合または4レーン以上の場合にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、以上の実施の形態では、直線走行が一定距離以上継続した場合に、ステップS11以降の処理を実行するようにしたが、例えば、所定の時間間隔でステップS11以降の処理を実行するようにしてもよい。
つぎに、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーション装置は、図1の場合と同様の構成であるのでその詳細な説明は省略する。ただし、ROM12またはHDD14に格納されるナビゲーション用プログラムは、以下の動作を記述したものに変更される。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーション装置10の動作を説明するためのフローチャートである。本発明の第2の実施の形態では、カーブを走行した後に生じた誤差を参照して、車両の進行方向に垂直な方向の位置を修正する。この第2の実施の形態では、ナビゲーション用プログラムがCPU11により実行されると、以下の各ステップが実現される。
ステップS30:CPU11は、センサ20を構成する図示せぬ角速度センサからの出力を参照し、車両がカーブを走行中か否か、すなわち、走行方向を連続的に変更中であるか否かを判定し、カーブを走行中であると判定した場合にはステップS31に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
ステップS31:CPU11は、センサ20を構成する図示せぬ角速度センサからの出力を参照し、カーブが終了したか否か、すなわち、走行方向の連続的な変化が終了したか否かを判定し、カーブが終了したと判定した場合にはステップS32に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。なお、この処理において、カーブが終了したと判定された場合には、車両は実際にカーブを抜けた位置に存している。
ステップS32:CPU11は、センサ20およびGPS装置21の出力を参照して算出された自車の推定位置(図2において三角形32で示されている自車位置)を取得する。
ステップS33:CPU11は、走行したカーブ(ステップS30において検出されたカーブ)が右カーブだったか否かを角速度センサからの出力の履歴を参照して判定し、右カーブだった場合には、ステップS34に進み、それ以外の場合にはステップS38に進む。
ステップS34:右カーブの場合について、CPU11は、車両の実際の位置(カーブを抜けた位置)と、推定位置とを比較し、推定位置が遅れているか否か(例えば、カーブをまだ走行中と推定されているか否か)を判定し、遅れている場合にはステップS35に進み、それ以外の場合にはステップS36に進む。なお、推定位置がカーブの途中か否かの判断は、例えば、車両が存在すると推定されている道路リンクと、これに隣接する道路リンクとの接続角度が180度から所定の角度以上ずれている場合(道路リンク同士が曲がって接続されている場合)には、カーブの途中であると判断することができる。
ステップS35:推定位置が遅れている場合、CPU11は、自車の推定位置を現在位置から所定の距離だけ右側へ移動させる。具体的には、図7に示すように、車両の実際の走行位置よりも推定位置の方が左側(走行方向に垂直な方向の左側)に位置している場合に車両が右折すると、実際の車両がR2の半径のカーブを走行するのに対して、推定位置についてはR1(>R2)のカーブを走行するものとして計算がなされるので、カーブ走行後は、推定位置の方が実際の車両の位置より所定の距離dだけ遅れることになる。このような場合には、さらに、例えば、1レーン分だけ、進行方向に向かって右側に車両の推定位置を移動させる。
ステップS36:また、右カーブの場合について、CPU11は、車両の実際の位置(カーブを抜けた位置)と、推定位置とを比較し、推定位置が進んでいるか否か(例えば、カーブをすでに抜けたと推定されているか否か)を判定し、進んでいる場合にはステップS37に進み、それ以外の場合にはステップS42に進む。なお、推定位置がカーブを抜けたか否かの判断は、例えば、車両が存在すると推定されている道路リンクと、これに隣接する道路リンクとの接続角度の180度からのずれが所定の角度以内である場合(道路リンク同士がほぼ直線になっている場合)にはカーブを抜けて直線を進行中であると判断することができる。
ステップS37:CPU11は、自車の推定位置を現在位置から所定の距離だけ左側へ移動させる。具体的には、図7の場合とは逆に、車両の実際の走行位置よりも推定位置の方が右側(走行方向に垂直な方向の右側)に位置している場合に車両が右折すると、実際の車両がR1の半径のカーブを走行するのに対して、推定位置についてはR2(<R1)のカーブを走行するものとして計算がなされるので、カーブを走行後は、推定位置の方が実際の車両の位置よりも所定の距離dだけ進むことになる。このような場合には、さらに、例えば、1レーン分だけ進行方向に向かって、左側に車両の推定位置を移動させる。
ステップS38:ステップS33において右カーブでないと判定した場合には、左カーブであるため、左カーブの場合について、CPU11は、車両の実際の位置(カーブを抜けた位置)と、推定位置とを比較し、推定位置が遅れているか否かを判定し、遅れている場合にはステップS39に進み、それ以外の場合にはステップS40に進む。なお、推定位置がカーブの途中か否かの判断は、前述のステップS34の場合と同様に行う。
ステップS39:CPU11は、自車の推定位置を現在位置から所定の距離だけ左側へ移動させる。具体的には、図8に示すように、車両の実際の走行位置よりも推定位置の方が右側(走行方向に垂直な方向の右側)に位置している場合に車両が左折すると、実際の車両がR2の半径のカーブを走行するのに対して、推定位置についてはR1(>R2)のカーブを走行するものとして計算がなされるので、カーブを走行後は、推定位置の方が実際の車両の位置より所定の距離dだけ遅れることになる。このような場合には、さらに、例えば、1レーン分だけ進行方向に向かって左側に車両の推定位置を移動させる。
ステップS40:また、左カーブの場合について、CPU11は、車両の実際の位置(カーブを抜けた位置)と、推定位置とを比較し、推定位置が進んでいるか否かを判定し、進んでいる場合にはステップS41に進み、それ以外の場合にはステップS42に進む。なお、推定位置がカーブを抜けたか否かの判断は、前述のステップS36の場合と同様に行う。
ステップS41:CPU11は、自車の推定位置を現在位置から所定の距離だけ右側へ移動させる。具体的には、図8の場合とは逆に、車両の実際の走行位置よりも推定位置の方が左側(走行方向に垂直な方向の左側)に位置している場合に車両が左折すると、実際の車両がR1の半径のカーブを走行するのに対して、推定位置についてはR2(<R1)のカーブを走行するものとして計算がなされるので、カーブを走行後は、推定位置の方が実際の車両の位置より所定の距離dだけ進むことになる。このような場合には、さらに、例えば、1レーン分だけ進行方向に向かって右側に車両の推定位置を移動させる。
ステップS42:CPU11は、処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合には、ステップS30に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。
以上の処理によれば、車両の実際の走行レーンと、推定される走行レーンが一致していないことにより、推定位置に誤差が生じることを防止することができる。すなわち、実際の走行レーンと、推定される走行レーンとが一致していない場合には、カーブを走行したときに、進行方向に対して位置の誤差が生じるので、これを検出して、カーブの方向(右または左)に応じて、レーンのずれの補正をすることができる。
なお、以上の第2の実施の形態では、実際の走行位置と推定位置との間に誤差が生じている場合には、走行方向に垂直な方向にのみ推定位置を移動させるようにしたが、走行方向についても推定位置を移動させるようにしてもよい。具体的には、カーブの終端位置に推定位置を移動するようにしてもよい。
また、以上の第2の実施の形態では、カーブの長さに拘わらず、ステップS32以降の処理を実行するようにしたが、所定の距離以上のカーブのみステップS32以降の処理を実行するようにしてもよい。そのような処理によれば、走行位置のずれを正確に補正することが可能になる。なお、実際に実現する場合には、ステップS31とステップS32の間に、判断処理を設けて、カーブが所定の距離以上である場合にはステップS32以降の処理を実行するようにすればよい。
つぎに、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーション装置は、図1の場合と同様の構成であるのでその詳細な説明は省略する。ただし、ROM12またはHDD14に格納されるナビゲーション用プログラムは、以下の動作を記述したものに変更される。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーション装置10の動作を説明するためのフローチャートである。第3の実施の形態では、一般道路(上下車線が1つの道路リンクで表される道路)を走行中において、車両の走行速度に応じてマッピングする位置を補正する。この実施の形態では、ナビゲーション用プログラムがCPU11により実行されると、以下の各ステップが実現される。
ステップS50:CPU11は、HDD14から現在走行中の道路の道路情報を取得する。
ステップS51:CPU11は、ステップS50において取得した道路情報を参照し、現在走行中の道路が高速道路であるか否か判定する。その結果、高速道路を走行中であると判定した場合にはステップS52に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
ステップS52:CPU11は、ステップS50で取得した道路情報を参照し、走行中の車線のレーン数が2レーンであるか否かを判定し、2レーンである場合にはステップS53に進み、それ以外の場合にはステップS57に進む。
ステップS53:CPU11は、センサ20に含まれている車速センサからの出力を参照して現在の車速を取得する。
ステップS54:CPU11は、現在の車速が80km/h未満であるか否かを判定する。その結果、車速が80km/h未満であると判定した場合には、ステップS55に進み、それ以外の場合(車速が80km/h以上の場合)にはステップS56に進む。
ステップS55:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上からW×3/8だけ左へずらす。具体的には、図10(A)に示すように、第1および第2の走行車線を有する幅がWである片側2レーンの道路において、走行速度が80km/h未満である場合には、第1の走行車線の左側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には左側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
ステップS56:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上(中央分離帯上)からW/8だけ左へずらす。具体的には、図10(A)に示すように、第1および第2の走行車線を有する幅がWである片側2レーンの道路において、走行速度が80km/h以上である場合には、第1の走行車線の右側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には右側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
ステップS57:CPU11は、ステップS50で取得した道路情報を参照し、現在走行中の道路の片方の車線が3レーンであるか否かを判定し、3レーンである場合にはステップS58に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
ステップS58:CPU11は、センサ20に含まれている車速センサからの出力を参照して現在の車速を取得する。
ステップS59:CPU11は、現在の車速が80km/h未満であるか否かを判定する。その結果、車速が80km/h未満であると判定した場合には、ステップS60に進み、それ以外の場合(車速が80km/h以上の場合)にはステップS61に進む。
ステップS60:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上(中央分離帯上)からW×5/12だけ左へずらす。具体的には、図10(B)に示すように、第1および第2の走行車線を有する幅がWである片側3レーンの道路において、走行速度が80km/h未満である場合には、第1の走行車線の左側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には左側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
ステップS61:CPU11は、車速が90km/h未満であるか否かを判定する。その結果、車速が90km/h未満であると判定した場合には、ステップS62に進み、それ以外の場合(車速が90km/h以上の場合)にはステップS63に進む。
ステップS62:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上からW/4だけ左へずらす。具体的には、図10(B)に示すように、第1および第2の走行車線を有する幅がWである片側3レーンの道路において、走行速度が80km/h以上かつ90km/h未満である場合には、第1の走行車線の中央のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には中央のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
ステップS63:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上からW/12だけ左へずらす。具体的には、図10(B)に示すように、第1および第2の走行車線を有する幅がWである道路において、走行速度が90km/h以上である場合には、第1の走行車線の右側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には右側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
以上の処理によれば、高速道路を走行中において、その時点における車速を参照しつつ、走行中のレーンを推定し、自車位置を推定するようにしたので、自車の推定位置に誤差が生じることを防止できる。
なお、以上の第3の実施の形態では、2レーンまたは3レーンの場合を例に挙げて説明したが、例えば、4レーン以上の場合にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、走行速度と走行レーンとの関係は、その日の気象条件によっても変化することが考えられるので、例えば、雨天の場合や雪の場合には、図9に示す速度を全体的に低く設定するようにしてもよい。また、レーン選択時の速度のしきい値は、その道路の法定速度に応じて変更できるようにしてもよい。
また、走行速度と走行レーンの関係は、個人によっても異なる場合があるので、第2の実施の形態に示す処理と組み合わせることにより、個人差によって生じる誤差を最小限に抑えることが可能になる。
つぎに、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーション装置は、図1の場合と同様の構成であるのでその詳細な説明は省略する。ただし、ROM12またはHDD14に格納されるナビゲーション用プログラムは、以下の動作を記述したものに変更される。
図11は、本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーション装置10の動作を説明するためのフローチャートである。第4の実施の形態では、図12に示すように、第1の車線(例えば、上り車線)と、第2の車線(例えば、下り車線)がそれぞれ道路リンクを有している(第1〜第3の実施の形態では中央分離帯上に道路リンクが1つだけ存在している)、例えば、高速道路が対象となる。このような道路において、車両の走行速度に応じてマッピングする位置を補正する。この実施の形態では、ナビゲーション用プログラムがCPU11により実行されると、以下の各ステップが実現される。
ステップS80:CPU11は、センサ20に含まれている車速センサからの出力を参照して現在の車速を取得する。
ステップS81:CPU11は、車速が80km/h未満であるか否かを判定する。その結果、車速が80km/h未満であると判定した場合には、ステップS82に進み、それ以外の場合(車速が80km/h以上の場合)にはステップS83に進む。
ステップS82:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上からW/3だけ左へずらす。具体的には、図12に示すように、幅がWである片側3レーンの高速道路の第1の車線を走行中において、走行速度が80km/h未満である場合には、第1の走行車線の左側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には左側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
ステップS83:CPU11は、車速が90km/h未満であるか否かを判定する。その結果、車速が90km/h未満であると判定した場合には、ステップS84に進み、それ以外の場合(車速が90km/h以上の場合)にはステップS85に進む。
ステップS84:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上とする。具体的には、図12に示すように、幅がWである片側3レーンの高速道路の第1の車線を走行中において、走行速度が80km/h以上かつ90km/h未満である場合には、第1の走行車線の中央のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には中央のレーンに中央部(すなわち、道路リンク上)に自車の推定位置を移動させる。
ステップS85:CPU11は、自車の推定位置を道路リンク上からW/3だけ右へずらす。具体的には、図12に示すように、幅がWである片側3レーンの高速道路の第1の車線を走行中において、走行速度が90km/h以上である場合には、第1の走行車線の右側のレーンを走行中であると推定されるので、その場合には右側のレーンの中央部に自車の推定位置を移動させる。
以上の処理によれば、第1の車線と、第2の車線とがそれぞれ個別の道路リンクを有する高速道路を走行中において、その時点における車速を参照しつつ、走行中のレーンを推定し、自車位置を推定するようにしたので、自車の推定位置に誤差が生じることを防止できる。
なお、以上の第4の実施の形態では、各車線が3レーンを有する場合を例に挙げて説明したが、例えば、2レーンまたは4レーン以上の場合にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、走行速度と走行レーンとの関係は、その日の気象条件によっても変化することが考えられるので、例えば、雨天の場合や雪の場合には、図11に示す速度を全体的に低く設定するようにしてもよい。また、レーン選択時の速度のしきい値は、その道路の法定速度に応じて変更できるようにしてもよい。
また、走行速度と走行レーンの関係は、個人によっても異なる場合があるので、第2の実施の形態に示す処理と組み合わせることにより、個人差によって生じる誤差を最小限に抑えることが可能になる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、以上の各実施の形態では、中央分離帯は不変として処理を行うようにしたが、例えば、時間帯に応じてセンターラインの位置が移動される道路が存在するので、そのような道路に対応するために、例えば、VICS(Vehicle Information and Communication System)情報を参照して、その時間帯に応じたセンターラインの位置を特定し、特定された位置に応じて前述の各処理を実行するようにしてもよい。
また、以上の各実施の形態では、走行車線は進行方向に向かって左側の車線としたが、走行車線が進行方向に向かって右側である場合であっても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
なお、上記の処理機能は、例えば、図1に示すようなコンピュータによって実現される。その場合、ナビゲーション装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本発明は、例えば、車載型のナビゲーション装置に利用することができる。
本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す実施の形態のLCDに表示される画面の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態において、マッチング位置を変更する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において、マッチング位置を説明するための図であり、(A)は従来と同様に道路リンク上にマッチングする場合を説明する図であり、(B)は道路リンクから走行車線側にW/4だけ離れた位置にマッチングする場合を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態において、マッチング位置を具体的に説明するための図であり、(A)は従来と同様に道路リンク上にマッチングする場合を説明する図であり、(B)は道路リンクから走行車線側にW/4だけ離れた位置にマッチングする場合を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態において、カーブを走行した後に生じる誤差に応じて、推定位置を補正するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において、右側にカーブした場合に発生する誤差を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態において、左側にカーブした場合に発生する誤差を説明するための図である。 本発明の実施の第3の形態において、走行速度に応じて車両の推定位置を補正する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態において、走行速度に応じて車両の推定位置を補正する処理を説明するための図であり、(A)は走行車線が2レーンである場合について説明する図であり、(B)は走行車線が3レーンである場合について説明する図である。 本発明の第4の実施の形態において、第1の車線と第2の車線がそれぞれ道路リンクを有する場合に、走行速度に応じて車両の推定位置を補正する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態において、走行速度に応じて車両の推定位置を補正する処理を説明するための図である。 従来のマップマッチング方法を説明するための図である。 従来のマップマッチング方法において発生する誤差について説明するための図である。
符号の説明
10 ナビゲーション装置
11 CPU(取得手段の一部、マップマッチング手段、移動手段)
14 HDD(取得手段の一部)

Claims (10)

  1. 自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置において、
    地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段と、
    上記取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段と、
    上記マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置を所定の条件に応じて上記道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記移動手段は、走行中の道路の種類に応じて、マッピング位置の移動距離を決定することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記移動手段は、走行車線の中央位置までマッピング位置を移動させることを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記移動手段は、自車の速度に応じて、移動する距離を決定することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 前記移動手段は、自車の速度に応じて左から右のレーンへマッピング位置を順次移動させることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 前記移動手段は、センターラインの位置が移動された場合には、当該移動距離に応じてマッピングする位置を決定することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  7. 前記移動手段は、カーブ走行後に生ずる進行方向の位置の誤差に応じて、マッピング位置を移動させることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  8. 自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置において、
    地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段と、
    上記取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段と、
    現在走行中の道路の上記道路リンクが上下車線で別々である場合に、上記マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置の移動方向を、自車の速度に応じて上記道路リンクの右側および左側のいずれかに決定し、選択した方向へ自車位置のマッピング位置を移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 自車位置を表示部に表示するナビゲーション装置のマップマッチング方法において、
    地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得ステップと、
    上記取得ステップによって取得された道路リンクを参照し、自車位置をマッピングする位置を所定の条件に応じて上記道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させ、マップマッチングを行うマップマッチングステップと、
    を有することを特徴とするマップマッチング方法。
  10. 自車位置を表示部表示するナビゲーション装置において実行されるコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    地図情報から現在走行中の道路に対応する道路リンクを取得する取得手段、
    上記取得手段によって取得された道路リンクを参照してマップマッチングを行うマップマッチング手段、
    上記マップマッチング手段により自車位置のマッピングされる位置を所定の条件に応じて上記道路リンクから所定の距離だけ実際の走行位置側に移動させる移動手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラム。
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