JP2005221262A - 基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサ - Google Patents

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Takeshi Kato
武司 加藤
Naoto Yajima
直人 矢島
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Abstract

【課題】 半田付け作業の際の熱が基板に実装された電子部品に与える悪影響を低減しながら、半田付けの際の作業性を向上させることができる基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサを提供すること。
【解決手段】 回転センサ10は、樹脂本体部14に保持される基板12にスルーホール12a及びスルーホール12bが設けられ、これらのスルーホール12a,12bに挿通したIC端子13a及びコネクタ端子16が半田20によって基板12と接続され、基板12のIC端子13a及びコネクタ端子16が半田付けされる面である上面21と反対側の面である裏面18に電子部品17が実装されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサに関する。
従来から、ホール素子を利用した回転センサとして、図3に示すような回転センサ50が知られている(例えば、特許文献1参照)。この回転センサ50は、例えば内燃機関に使用され、クランク角及びカム角の位置検出等を行うことができる。回転センサ50は、電子部品51aが実装された基板51と、基板51が配設された架台部52と、架台部52と一体に形成されたコネクタハウジング53と、コネクタハウジング53内に配設された端子54と、基板51を覆うように設けられた樹脂カバー55と、ホールIC56と、ホールIC56の近傍に配設されたマグネット57とを備え、回転体58の突起部58aがホールICの近傍を通過したときの出力電圧の信号変化に基づき、クランク角等の位置検出ができるようになっている。
特開平11−14304号公報
ところで、回転センサ50では、基板51に電子部品51aを実装した後、その基板51を架台部52上に配設し、ホールIC56と端子54とを基板51のパターン(図示略)に半田によって接続する。
しかしながら、小型化の要請からホールIC56や端子54と電子部品51aとを互いに近接させて配設することが望ましく、このようにホールIC56や端子54と電子部品51aとが近接した中で、ブリッジ現象を回避するために半田が電子部品51aに付着するのを避けながらホールIC56や端子54の半田付け作業を行うことは非常に困難であり、作業性に劣るという問題がある。
また、たとえ半田が電子部品51aに付着しないように半田付け作業を行うことができたとしても、作業を行う際に半田を溶融する熱によりホールIC56や端子54からの引張力が生じる等、半田付けの熱が電子部品51aに悪影響を及ぼすという問題もある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、半田付け作業の際の熱が基板に実装された電子部品に与える悪影響を低減しながら、半田付けの際の作業性を向上させることができる基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、保持部に保持される基板に挿通孔が設けられ、該挿通孔に挿通した端子が半田によって前記基板と接続される基板取付構造であって、前記基板の前記端子が半田付けされる面と反対側の面に電子部品が実装されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板取付構造を備える回転センサを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基板の端子が半田付けされる面と反対側の面に電子部品が実装されているので、半田付け作業の際に半田を溶融する熱が直接的に電子部品に伝わるようなことがなく、従来の回転センサに比べて、半田付けの熱が電子部品に及ぼす悪影響を低減することができる。
また、従来の回転センサのように、半田付け作業の際に半田が電子部品に付着することを心配することなく、半田付け作業を行うことができるため、半田付け作業の作業性を向上させることができる。したがって、例えば、従来の回転センサでは電子部品が障害となり困難だった引き半田を行うこと等も可能となり、作業効率を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の基板取付構造の効果を回転センサにおいて得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2は本発明の実施の形態に係る基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサを示し、この回転センサ10は、下底(一方の底部)11aが開放した円筒状の樹脂カバー11と、裏面18に所定の配線パターン(図示略)を備える基板12と、ホール素子を備えるホールIC13と、基板12を保持する樹脂本体部(保持部)14とを備えている。
樹脂本体部14の上面21に基板12が載置されて、これらが樹脂カバー11内に収容されるようになっている。また、回転センサ10には、下底11aに当接して樹脂カバー11内を密閉するパッキン部材15が設けられている。
基板12には端子が挿通するための複数のスルーホール(挿通孔)が設けられている。具体的には、後述するIC端子13aが挿通される四つのスルーホール12aと、後述するコネクタ端子16が挿通される三つのスルーホール12bとが設けられている。
また、基板12の裏面18には、複数の電子部品17が実装されている。この電子部品17との干渉を回避するために、樹脂本体部14の上面21の一部は凹状に切り欠かれて空間19が形成され、この空間19内に電子部品17が収容される。また、樹脂本体部14の上面21の先端側には後述するIC端子13aを保持するための端子保持凹部22が形成されている。
ホールIC13は、ICホルダ14aに保持されて、カバー11の上底(他方の底部)11bに沿うように配置されている。また、ホールIC13は、ICホルダ14a内で接着剤により接着されており、これにより、ホールIC13の位置ずれを防止して検出誤差を低減するような構成となっている。
このホールIC13の直近には永久磁石(図示略)が配設されている。そして、回転体の突起部(図示略)が上底11bの近傍を通過するとホールIC13の出力電圧が変化し、この出力電圧の変化に基づき、クランク角等の位置検出ができるようになっている。
また、ホールIC13は、制御電流を流すための入出力端子及びホール出力電圧を検知するための入出力端子からなる四本のIC端子13aを備えている。このIC端子13aは樹脂本体部14に形成された端子保持凹部22を通って上方に突出し、基板12に形成されたスルーホール12aに挿通されて半田付けされ基板12に接続される。
一方、回転センサ10には、前記コネクタ部から基板12に亘って配設された三本のコネクタ端子16が設けられている。このコネクタ端子16は、樹脂本体部14にインサート成形されて移動が規制されている。また、コネクタ端子16は、空間19内を通って上方に突出し、基板に形成されたスルーホール12bに挿通されて半田付けされ基板12に接続される。
すなわち、裏面18に電子部品17が実装された基板12を、スルーホール12aにIC端子13aを、またスルーホール12bにコネクタ端子16をそれぞれ挿通させつつ、基板12の裏面18が樹脂本体部14の上面21に当接するまで基板12を上方から押下し、樹脂本体部14の上面21に載置する。そして、基板12を載置した後、スルーホール12a及びスルーホール12bから突出したIC端子13a及びコネクタ端子16に、基板12の上面23側から半田20を付着させて半田付けするようになっている。
この実施の形態に係る基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサ10では、基板12の裏面18に電子部品17が実装される一方、IC端子13a及びコネクタ端子16は基板12の上面23で半田付けされるので、半田20が溶融される側の裏側の面(反対側の面)に電子部品17が実装されて設けられていることとなる。したがって、半田付け作業の際に半田を溶融する熱が直接的に電子部品17に伝わるようなことがなく、従来の回転センサ50に比べて、半田付けの熱が電子部品17に及ぼす悪影響を低減することができる。
また、従来の回転センサ50のように、半田付け作業の際に半田20が電子部品17に付着することを心配することなく、半田付け作業を行うことができるため、半田付け作業の作業性を向上させることができる。したがって、例えば、従来の回転センサ50では電子部品51aが障害となり困難だった引き半田を行うこと等も可能となり、作業効率を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、例えば本実施の形態では回転センサに用いられるものとして基板取付構造を説明したが、IC端子13a、コネクタ端子16等の端子の半田付けされる面の裏側の面に電子部品17等の電子部品が実装される構造であれば、回転センサには限られない。
本発明の実施の形態に係る基板取付構造を備えた回転センサの部分断面図である。 本発明の実施の形態に係る回転センサの図1のA−A’位置における断面図である。 従来の回転センサを示す断面図である。
符号の説明
10 回転センサ
12 基板
12a、12b スルーホール(挿通孔)
13a IC端子(端子)
14 樹脂本体部(保持部)
16 コネクタ端子(端子)
17 電子部品
18 裏面(反対側の面)
20 半田
23 上面(端子が半田付けされる面)

Claims (2)

  1. 保持部に保持される基板に挿通孔が設けられ、該挿通孔に挿通した端子が半田によって前記基板と接続される基板取付構造であって、
    前記基板の前記端子が半田付けされる面と反対側の面に電子部品が実装されていることを特徴とする基板取付構造。
  2. 請求項1に記載の基板取付構造を備えることを特徴とする回転センサ。
JP2004027015A 2004-02-03 2004-02-03 基板取付構造及びこの基板取付構造を備える回転センサ Withdrawn JP2005221262A (ja)

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