JP2005221160A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯蔵室内の臭気除去や除菌の効率を向上できる直冷式の冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 送風機25及びイオン発生装置26を有したイオン送出ユニット20を冷蔵室3の上部後方に取り付け、送風機25の駆動によって前方上部の吸気口20aから吸気し、送風機25の排気側に配されたイオン発生装置26によってイオンを発生して後方下部に設けられた吐出口20bからイオンを含んだ冷気を送出する。吐出口20bには下方へ行くほど左右に広がった2枚の案内板30が設けられ、イオンは案内板30の案内によって吐出口20bの幅よりも左右方向に広がって送出される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自然対流により貯蔵室を冷却する冷蔵庫に関し、特に、イオンを発生するイオン発生装置を備えた冷蔵庫に関する。
イオンを発生するイオン発生装置を有する従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵室の背後に配された冷気ダクト内に送風機及びイオン発生装置の電極が配置されている。送風機の駆動によって冷気ダクトを流通する冷気とともにマイナスイオンが貯蔵室内に放出される。これにより、貯蔵物の臭気成分を除去することができる。また、イオン発生装置によりマイナスイオンとプラスイオンとを発生して貯蔵室に送出することによって貯蔵室内の除菌を行うことができる。
一方、冷気ダクト及び送風機が設けられず、冷却器の冷熱を貯蔵室に放出して自然対流により貯蔵室内を冷却する直冷式の冷蔵庫が知られている。この冷蔵庫は送風機を省くことにより消費電力を低減できるようになっている。
特開2003−14365号公報(第2頁−第6頁、第3図)
上記従来の直冷式の冷蔵庫は冷気ダクト及び送風機が設けられないためイオン発生装置が設置されず、貯蔵室内の臭気除去や除菌を行うことができない。このため、送風機及びイオン発生装置を有したイオン送出ユニットを貯蔵室の上面に設けた冷蔵庫が考えられている。この冷蔵庫によると、貯蔵物を貯蔵する際に邪魔にならず、自然対流によって貯蔵室の壁面に沿って流通する冷気にイオンが含まれて貯蔵室内に拡散されることにより臭気の除去や除菌を行うことができる。
しかしながら、イオン送出ユニットを貯蔵室の上面に設けた冷蔵庫は貯蔵室の上部から略真下方向に吐出されるイオンが貯蔵室内に充分拡散されない問題があった。本発明は、貯蔵室内にイオンを充分拡散して臭気除去や除菌の効果をより向上できる直冷式の冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、冷熱を放出するとともに壁面を介して前記貯蔵室に隣接する冷却手段とを備え、前記壁面を介して前記貯蔵室に放出される冷熱により発生する自然対流によって前記貯蔵室内を冷却する冷蔵庫において、前面に開口する吸気口及び後部に配されて下面に開口する吐出口を有するハウジングと、前記吸気口から前記貯蔵室の空気を取り込んで前記吐出口から送出する送風機と、前記送風機の排気側に配されてイオンを発生するイオン発生装置と、前記吐出口から下方に送出される空気を左右方向または前方に導く送風案内部とを有したイオン送出ユニットを前記貯蔵室の上部後方に配置したことを特徴としている。
この構成によると、冷却手段により発生した冷熱は壁面を介して貯蔵室内に放出され、低温となった冷気が壁面に沿って下降して貯蔵室内を冷気が自然対流する。自然対流によって貯蔵室の上面に沿って流通する冷気は、送風機を駆動すると貯蔵室の上部後方に配されたイオン送出ユニットのハウジング内に取込まれる。イオン発生装置の駆動により放出されるイオンは送風機によって吐出口から下方に向かって貯蔵室内に送出される。この時、イオンは送風案内部の案内によって吐出口から左右方向または前方に送出される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記送風案内部は、前記吐出口から下方に送出される空気を前記吐出口の幅よりも広がるように導くことを特徴としている。この構成によると、吐出口から送出されるイオンは送風案内部の案内によって吐出口から左右方向または前方に広がって送出される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記送風案内部は、前記吐出口に配されて前記吐出口から吐出される空気を左右方向へ案内する板状の案内板を有することを特徴としている。この構成によると、吐出口から送出されるイオンは板状の案内板の案内によって吐出口から左右方向に広がって送出される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記送風案内部は、前記イオン送出ユニットの背壁を傾斜して前記吐出口から吐出される空気を前方へ案内する前方案内部を有することを特徴としている。この構成によると、吐出口から送出されるイオンはイオン送出ユニットの背壁を傾斜して形成された前方案内部の案内によって吐出口から前方に広がって送出される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記吐出口よりも下方に延びる保護板を前記吐出口の前方に設けたことを特徴としている。この構成によると、貯蔵物が保護板に遮られて吐出口の直下に配置されない。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記送風案内部の向きを可変にしたことを特徴としている。この構成によると、貯蔵物に配置に応じて送風案内部の向きが調節される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、貯蔵物を載置する棚の後方に開口部を設けるとともに前記開口部を通過する空気を前方に導く傾斜板を前記開口部に設けたことを特徴としている。この構成によると、貯蔵室の後方のイオン送出ユニットから下方に送出されるイオンは開口部を通過して棚の下方に流通するとともに、傾斜板により棚に沿って前方に導かれる。
また本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、冷熱を放出するとともに壁面を介して前記貯蔵室に隣接する冷却手段とを備え、前記壁面を介して前記貯蔵室に放出される冷熱により発生する自然対流によって前記貯蔵室内を冷却する冷蔵庫において、吸気口及び吐出口を有するハウジングと、前記吸気口から前記貯蔵室の空気を取り込んで前記吐出口から送出する送風機と、イオンを発生するイオン発生装置と、前記吐出口から送出される空気を左右方向または前方に導く送風案内部とを有したイオン送出ユニットを前記貯蔵室に設けたことを特徴としている。
この構成によると、冷却手段により発生した冷熱は壁面を介して貯蔵室内に放出され、低温となった冷気が壁面に沿って下降して貯蔵室内を冷気が自然対流する。自然対流によって貯蔵室を流通する冷気は、送風機を駆動すると貯蔵室のイオン送出ユニットのハウジング内に取込まれる。イオン発生装置の駆動により放出されるイオンは送風案内部に案内され、吐出口から左右方向または前方に送出される。
本発明によると、イオン送出ユニットを貯蔵室の上部後方に設置したので、貯蔵物を貯蔵する際に邪魔にならずに自然対流によって貯蔵室の上面に沿って流通する冷気にイオンを含ませて簡単にイオンを貯蔵室内に循環させることができる。また、吐出口から左右方向または前方にイオンを導く送風案内部を設けたので、イオンを貯蔵室内に充分拡散して臭気除去や除菌の効果を向上することができる。
また本発明によると、送風案内部は吐出口から下方に送出される空気を吐出口の幅よりも広がるように導くので、イオンを貯蔵室内に充分拡散することができる。
また本発明によると、吐出口から吐出される空気を左右方向へ案内する板状の案内板を吐出口に設けたので、吐出口からイオンを容易に左右方向に導くことができる。
また本発明によると、イオン送出ユニットの背壁を傾斜して吐出口から吐出される空気を前方へ案内する前方案内部を設けたので、簡単な構成で貯蔵室の背面や背面に結露した水分との接触によるイオンの消滅を低減してイオンの送出効率を向上できる。
また本発明によると、吐出口よりも下方に延びる保護板を吐出口の前方に設けたので、吐出口が貯蔵物により塞がれることを防止することができ、貯蔵室内にイオンを充分拡散することができる。
また本発明によると、送風案内部の向きを可変にしたので、貯蔵物の配置に応じて送風案内部の向きを変えて貯蔵物との衝突によるイオンの消滅を低減し、イオンの送出効率の低下を防止することができる。
また本発明によると、貯蔵物を載置する棚の後方に開口部を設けるとともに開口部を通過する空気を前方に導く傾斜板を開口部に設けたので、棚の下方及び棚に沿った前方にイオンを導いて貯蔵室内に充分拡散させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は断熱材により筐体2が構成され、上方から冷蔵室3及び冷凍室4が設けられている。冷蔵室3と冷凍室4とは筐体2に一体の断熱壁5により断熱隔離されている。
図2は冷蔵庫1の側面断面図を示している。冷蔵室3(貯蔵室)及び冷凍室4の前面はそれぞれ開閉扉3a、4aにより開閉できるようになっている。冷蔵室3の後方には背面板3bを介して冷却器10(冷却手段)が設置されている。冷却器10は冷媒が流通する冷媒管10aを蛇行して構成され、冷媒管10aが背面板3bに接して配されている。
冷蔵室3内には貯蔵物を載置する棚15、16、17が設けられている。棚15、16、17は冷蔵室3の側壁に設けられた複数の台部18により任意の高さ設置できるようになっている。冷凍室4には上壁6及び棚7、8が設けられる。上壁6及び棚7、8には上記と同様にそれぞれ冷媒管11aを蛇行して構成される冷却器11が内装されている。
冷却器10、11は冷凍室4の背後に配された圧縮機12に接続されている。圧縮機12は制御部13の制御により冷凍サイクルを運転して冷却器10、11を冷却する。冷却器11から放出される冷熱は上壁6及び棚7、8を介して冷凍室4内に放出され、冷却された冷凍室4内の空気が上壁6及び棚7、8から降下する。これにより、冷凍室4内に自然対流が発生して冷気が循環し、冷凍室4内の貯蔵物が冷凍保存される。
また、冷却器10から放出される冷熱は背面板3bを介して冷蔵室3内に放出され、冷却された冷蔵室3内の空気が背面板3bに沿って降下する。これにより、冷蔵室3内に自然対流が発生して冷気が循環し、冷蔵室3内の貯蔵物が冷蔵保存される。尚、冷熱による冷却によって背面板3bに発生する結露は背面板3bに沿って流下する。冷蔵庫1の背面にはこの結露水を回収して排水するドレン管14が設けられている。
冷蔵室3の上面3cにはイオンを送出するイオン送出ユニット20が取り付けられている。イオン送出ユニット20は背面が背面板3bに接するように配置されている。図3、図4はそれぞれイオン送出ユニット20の斜視図及び正面図を示している。イオン送出ユニット20は樹脂成形品から成るハウジング21に透明な樹脂成形品から成るカバー22が取り付けられている。
ハウジング21の前方上部には冷蔵室3内の冷気を取り込む吸気口20aが形成され、後方下部には冷気を吐出する吐出口20bが設けられている。吐出口20bは冷却器10よりも上方に設けられる。これにより、後述するように吐出口20bから吐出されるイオンと背面板3b表面の結露との接触を抑制し、イオンの消失を低減できるようになっている。
図5、図6、図7はそれぞれイオン送出ユニット20の底面図、上面図、側面断面図を示している。イオン送出ユニット20内はリブ30により仕切られており、後方にカバー22(図3参照)を透過して冷蔵室3内を照明する照明灯28が設けられている。これにより、別途照明灯28を設置する筐体を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。照明灯28の前方にはシロッコファンから成る送風機25が配されている。シロッコファンによってイオン送出ユニット20を薄く構成することができる。
リブ30により吸気口20aに臨んで形成される吸気路23は連通孔23aを介して連通する上段部23cと下段部23dを有している。下段部23dは貫通孔23bを介して送風機25の吸気部25aに臨み、吸気部25aに吸気を軸方向に導く。吸気路23を2段に形成することによって、上部に設けられた吸気口20aから冷気を取り込んでシロッコファンから成る送風機25に容易に該冷気を導くことができる。
吸気路23の上段部23cには吸着フィルター27が配されている。これにより、別途吸着フィルター27を設置する筐体を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。吸着フィルター27は図9に示すようにハニカム状に形成された銅マンガン焼結材から成っており、通過する空気に含まれた臭気成分を吸着する。
送風機25の周面に設けられた排気部25bは吸気部25aから軸方向に取り込まれた空気を周方向に排気する。排気部25bに臨む排気路24は送風機25の排気を吐出口20bに導くように形成されている。送風機5の排気側にはイオン発生装置26が設けられている。図10に示すように、イオン発生装置26は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極から成るイオン発生面26aを有し、イオン発生面26aが排気路24に面して配されている。
イオン発生装置26のイオン発生面26aには制御部13の制御によって交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。イオン発生面26aの印加電圧が正電圧の場合は主としてH+(H2O)nから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO2 -(H2O)mから成るマイナスイオンを発生する。H+(H2O)n及びO2 -(H2O)mは微生物の表面で凝集し、空気中の微生物等の浮遊菌を取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌の除菌を行う。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して冷蔵室3内の除菌を行うことができる。また、マイナスイオンを発生して冷蔵室3内の臭気成分の除去を行うことができる。尚、n、n’、m、m’は整数である。
+(H2O)n+O2 -(H2O)m→・OH+1/2O2+(n+m)H2O ・・・(1)
+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' →2・OH+O2+(n+n’+m+m’)H2O ・・・(2)
+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' →H22+O2+(n+n’+m+m’)H2O ・・・(3)
吐出口20bの前方にはハウジング21と一体に形成される保護板31が下方に延びて設けられている。保護板31は貯蔵物によって吐出口20bが塞がれることを防止し、イオンの送出量の減少を防止できるようになっている。
吐出口20bには軸部30aで支持される案内板30が設けられている。案内板30の後方はハウジング21の背壁の一部を傾斜した前方案内部21aが形成されている。案内板30及び前方案内部21aによって吐出口20bから送出されるイオンを含む冷気が左右方向及び前方に導く送風案内部が構成されている。
傾斜した前方案内部21aによって吐出口20bから下方に送出されるイオンは冷蔵室3の背面板3b(図2参照)から離れる方向に導かれる。従って、背面板3bや背面板3bに結露した水分との接触によるイオンの消滅を低減することができ、イオンの送出効率を向上することができる。
図8はイオン送出ユニット20の吐出口20b近傍の背面図を示している。案内板30は下方にいくほど広がるように2枚設けられる。これにより、吐出口20bから送出されるイオンが吐出口20bの幅よりも左右方向に広がるように導かれ、イオンを冷蔵室3内に充分拡散して臭気除去や除菌効果を向上することができる。
また、案内板30を軸部30aを軸として回動可能に設けるとより望ましい。このようにすると、イオン送出ユニット20の下方に貯蔵物が配置された際に貯蔵物の方向へのイオンの送出を規制して貯蔵物との衝突によるイオンの消滅を低減することができる。前方案内部21aの向きを可変できるようにしてもよい。
上記構成の冷蔵庫において、冷蔵室3内を自然対流して上面3c近傍を後方に流通する冷気は送風機25の駆動によって矢印A(図6、図7参照)に示すようにイオン送出ユニット20の前方上部に形成される吸気口20aからイオン送出ユニット20内に取込まれる。該冷気は吸着フィルター27を通過して吸気路23の上段部23cから連通孔23aを介して下段部23dを流通する。そして、矢印B(図7参照)に示すように貫通孔23bから吸気部25aを介して送風機25に吸引される。
送風機25の排気部25bから矢印C(図6参照)に示すように排気路24に排気される冷気にはイオン発生装置26から放出されるイオンが含まれる。そして、矢印D(図6参照)に示すようにイオン送出ユニット20の後方下部の吐出口20bからイオンを含んだ冷気が冷蔵室3内に送出され、自然対流に沿って冷蔵室3内に拡散される。
図11は冷蔵室3の上部の詳細を示す側面断面図である。棚15の後方には開口部15aが形成される。開口部15aには前方が下方になるように傾斜した傾斜板15bが棚15と一体に形成されている。棚16、17についても同様の開口部及び傾斜板が設けられている。
これにより、イオン送出ユニット20の吐出口20bから矢印Eに示すように冷蔵室3の背面に沿って下方に送出されるイオンは矢印Fに示すように開口部15aを通過して棚15の下方を流通する。また、矢印Gに示すように傾斜板15bによって棚15に沿って前方に導かれる。従って、イオンを冷蔵室3内により拡散させることができる。
本実施形態によると、イオン送出ユニット20を冷蔵室3の上部後方に設置したので、自然対流によって冷蔵室3の上面に沿って流通する冷気にイオンを含ませて簡単にイオンを冷蔵室3内に循環させることができる。この時、案内板30や前方案内部21aから成る送風案内部を設けることによってイオンが吐出口20bから左右方向や前方に広がって送出され、イオンを冷蔵室3内に充分拡散させることができる。尚、イオン送出ユニット20を冷蔵室3の上面3cに近接して背面板3bや側壁3d(図1参照)に取り付けてもよい。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す底面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す背面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の吸着フィルターを示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン発生装置を示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室上部を示す側面断面図
符号の説明
1 冷蔵庫
2 筐体
3 冷蔵室
3b 背面板
3c 上面
4 冷凍室
10、11 冷却器
12 圧縮機
13 制御部
14 ドレン管
15〜17 棚
15a 開口部
15b 傾斜板
20 イオン送出ユニット
20a 吸気口
20b 吐出口
21 ハウジング
21a 背壁
22 カバー
23 吸気路
24 排気路
25 送風機
26 イオン発生装置
26a イオン発生面
27 吸着フィルター
28 照明灯
30 案内板
31 保護板

Claims (8)

  1. 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、冷熱を放出するとともに壁面を介して前記貯蔵室に隣接する冷却手段とを備え、前記壁面を介して前記貯蔵室に放出される冷熱により発生する自然対流によって前記貯蔵室内を冷却する冷蔵庫において、前面に開口する吸気口及び後部に配されて下面に開口する吐出口を有するハウジングと、前記吸気口から前記貯蔵室の空気を取り込んで前記吐出口から送出する送風機と、前記送風機の排気側に配されてイオンを発生するイオン発生装置と、前記吐出口から下方に送出される空気を左右方向または前方に導く送風案内部とを有したイオン送出ユニットを前記貯蔵室の上部後方に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記送風案内部は、前記吐出口から下方に送出される空気を前記吐出口の幅よりも広がるように導くことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記送風案内部は、前記吐出口に配されて前記吐出口から吐出される空気を左右方向へ案内する板状の案内板を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記送風案内部は、前記イオン送出ユニットの背壁を傾斜して前記吐出口から吐出される空気を前方へ案内する前方案内部を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記吐出口よりも下方に延びる保護板を前記吐出口の前方に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記送風案内部の向きを可変にしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 貯蔵物を載置する棚の後方に開口部を設けるとともに前記開口部を通過する空気を前方に導く傾斜板を前記開口部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、冷熱を放出するとともに壁面を介して前記貯蔵室に隣接する冷却手段とを備え、前記壁面を介して前記貯蔵室に放出される冷熱により発生する自然対流によって前記貯蔵室内を冷却する冷蔵庫において、吸気口及び吐出口を有するハウジングと、前記吸気口から前記貯蔵室の空気を取り込んで前記吐出口から送出する送風機と、イオンを発生するイオン発生装置と、前記吐出口から送出される空気を左右方向または前方に導く送風案内部とを有したイオン送出ユニットを前記貯蔵室に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
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