JP2005221035A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005221035A
JP2005221035A JP2004031218A JP2004031218A JP2005221035A JP 2005221035 A JP2005221035 A JP 2005221035A JP 2004031218 A JP2004031218 A JP 2004031218A JP 2004031218 A JP2004031218 A JP 2004031218A JP 2005221035 A JP2005221035 A JP 2005221035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking brake
hydraulic pressure
control circuit
piston
communication control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004031218A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Sakuma
賢 佐久間
Toshio Takayama
利男 高山
Hirotaka Oikawa
浩隆 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004031218A priority Critical patent/JP2005221035A/ja
Publication of JP2005221035A publication Critical patent/JP2005221035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】駐車ブレーキ機構のアクチュエータを駆動する駆動回路をブレーキシステムのコントローラから切り離しても駐車ブレーキ機構を有効に作動させることを可能にし、もって汎用性を著しく高めたディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ブレーキシステム内の液圧ポンプ21から液圧室5内への液圧供給によりピストン6を推進し、一対のパッド2,3をディスクロータDに押圧させて制動力を発生するキャリパ7に、液圧室5内への液圧供給により推進したピストン6を制動位置に固定および固定解除する駐車ブレーキ機構8と、駐車ブレーキ機構8内のアクチュエータ10を駆動する駆動回路11と、外部信号に応じて前記駆動回路11を制御する通信制御回路12とを内蔵させ、システムコントローラ24から駐車ブレーキ機構8の制御系を切離して、種々のブレーキシステムに汎用的に使用できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車ブレーキ機構を有するディスクブレーキ装置に係り、特にペダル操作と無関係に制動力を発生するブレーキシステムに用いて好適なディスクブレーキ装置に関する。
近年、アンチロックブレーキシステム(ABS)、トラクションコントロールシステム、ビークルダイナミクスコントロールシステム等のブレーキシステムの機能向上、信頼性向上が進む中、電動駐車ブレーキ機構を有するディスクブレーキ装置の開発が推し進められており、例えば、特許文献1には、電動モータ(アクチュエータ)の回転を回転−直動変換機構を介してキャリパ内のピストンに伝える駐車ブレーキ機構が提案されている。ところで、電動駐車ブレーキ機構付きのディスクブレーキを前記したブレーキシステムに適用する場合は、駐車ブレーキ機構のアクチュエータを駆動する駆動回路をブレーキシステム内のコントローラ(システムコントローラ)に内蔵させるのが一般であった。
特開2003−14015号公報
しかしながら、上記駐車ブレーキ機構のアクチュエータを駆動する駆動回路をシステムコントローラに内蔵させる従来の方式によれば、ディスクブレーキとブレーキシステムとが一体不可分の関係となるため、駐車ブレーキ機構のアクチュエータの電気的仕様が変更になるごとに、システムコントローラ内の駆動回路を変更しなければならず、逆にシステムコントローラ側の電気的仕様が変更になるごとに駐車ブレーキ機構のアクチュエータを交換しなければらならず、汎用性に著しく劣る、という問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、駐車ブレーキ機構のアクチュエータを駆動する駆動回路をブレーキシステムのコントローラから切り離しても駐車ブレーキ機構を有効に作動させることを可能にし、もって汎用性を著しく高めたディスクブレーキ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、液圧源から液圧室内への液圧供給によりピストンを推進し、前記一対のパッドを前記ディスクロータに押圧させるキャリパに、前記液圧室内への液圧供給により推進したピストンを制動位置に固定および固定解除する駐車ブレーキ機構と、該駐車ブレーキ機構内のアクチュエータを駆動する駆動回路と、外部信号に応じて前記駆動回路を制御する通信制御回路とを設けたことを特徴とする。このように構成したディスクブレーキ装置においては、駐車ブレーキ機構のアクチュエータを駆動する駆動回路とその通信制御回路をキャリパに設けているので、駐車ブレーキ機構側の電気仕様とシステムコントローラ側の電気仕様とを合致させる必要がない。
本発明は、請求項2に記載されるように、通信制御回路が、車両の汎用通信バスを介してブレーキシステムのコントローラと接続されており、外部信号が、前記汎用通信バスを介して前記通信制御回路に送られる構成とすることができ、この場合は、汎用通信バスを利用することで、より汎用性が向上する。
本発明はまた、請求項3に記載されるように、通信制御回路に、ブレーキシステムのコントローラを通じて駐車ブレーキの主制御を行う機能を持たせるようにしてもよいもので、この場合は、別途、駐車ブレーキ制御回路を設ける必要がなくなるので、汎用性がより一層向上する。
本発明はまた、請求項4に記載されるように、キャリパに、ブレーキシステム内の液圧を検出する液圧センサを設け、該液圧センサの信号を通信制御回路に送出させるようにしてもよいもので、この場合は、外部の液圧センサを省略できるので、ブレーキシステムがシンプルとなる。
本発明はまた、請求項5に記載されるように、キャリパに、液圧室内の液温を検出する温度センサを設け、該液圧センサの信号を通信制御回路に送出させるようにしてもよいもので、この場合は、駐車中の温度低下によるパッドの寸法変化を予測することが可能であり、この予測に応じて事前に駐車ブレーキの制動力を高める制御を行うことができる。
本発明はさらに、請求項6に記載されるように、キャリパに、駐車ブレーキ機構の作動ストロークを検出するストロークセンサを設け、該ストロークセンサの信号を通信制御回路に送出させるようにしてもよいもので、この場合は、この場合は、駐車ブレーキが意図どおりに作用しているか否かの確認を行うことできる。
本発明はさらに、請求項7に記載されるように、キャリパに、ピストンの推力を検出する推力検出センサを付設し、該推力検出センサの信号を通信制御回路に送出させるようにしてもよいもので、この場合も、駐車ブレーキが意図どおりに作用しているか否かの確認を行うことできる。
本発明に係るディスクブレーキ装置によれば、駐車ブレーキ機構側の電気仕様とシステムコントローラ側の電気仕様とを合致させる必要がないので、汎用性が著しく向上する。特に、請求項2または3に係る発明によれば、車両の汎用通信バスの利用によりまたは通信制御回路に駐車ブレーキの主制御を行う機能を持たせることで、より一層汎用性が向上する。また、請求項5に係る発明によれば、外部液圧センサの省略によりブレーキシステム全体がシンプルとなる。
また、請求項5に係る発明によれば、駐車中のパッドの寸法変化を予測することが可能で、駐車ブレーキ作動時に駐車ブレーキの制動力を高めておけば、確実に駐車ブレーキを作動させることができる。さらに、請求項6または7に係る発明によれば、ストロークセンサや推力検出センサからの信号により駐車ブレーキ機構の状態を検出することが可能であり、この検出を行えば、駐車ブレーキが意図どおりに作用しているか否かの確認を行うことでき、装置に対する信頼性が著しく向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムを示したものである。同図において、1は、本発明に係るディスクブレーキ装置であり、車両の回転体に設けられたディスクロータDを挟んでその両面側に配置される一対のパッド2,3と、ピストンシール4で閉鎖された液圧室5内への液圧供給によりピストン6を推進し、前記一対のパッド2,3をディスクロータDに押圧させるキャリパ7と、ピストン6を制動位置に固定および固定解除する駐車ブレーキ機構8と、駐車ブレーキ機構8内のロック・アンロック機構9を作動させるアクチュエータ10を駆動する駆動回路11と、外部信号に応じて前記駆動回路11を制御する通信制御回路12とを備えている。駐車ブレーキ機構8は、キャリパ7の本体(キャリパ本体)13内に配設され、一方、駆動回路11と通信制御回路12とはキャリパ本体13と一体のケーシング13´内に配設されている。駆動回路11と通信制御回路12とは共通の電源線14により外部の電源15に接続され、また、通信制御回路12は通信線16により車両の汎用通信バス17に接続されている。なお、駐車ブレーキ機構8を含むキャリパ7については、後に詳細に説明する。
ブレーキシステムは、ブレーキペダル18と連動するマスタシリンダ19と、ブレーキ液を貯留する液タンク20と、液タンク20からブレーキ液を汲み上げる液圧ポンプ(液圧源)21と、前記キャリパ7内の液圧室5と配管22により接続され該液圧室5に対してマスタシリンダ19および液圧ポンプ21を切替えるモジュレータ23と、液圧ポンプ21およびモジュレータ23の作動を制御するシステムコントローラ24と、キャリパ7内の液圧室5に供給されるブレーキ液圧を検出する液圧センサ25とを備えている。システムコントローラ24と液圧センサ25とは、通信線26、26´により前記車両の汎用通信バス17に接続されている。また、車室内には、駐車ブレーキ制御回路27と駐車ブレーキをオン、オフするための切替スイッチ28とが配設されており、駐車ブレーキ制御回路27は通信線29により前記汎用通信バス17に接続されている。
上記したブレーキシステムにおいて、通常走行時には、モジュレータ23がマスタシリンダ19をキャリパ7内の液圧室5に連通させており、ブレーキペダル18の踏込みに応じてマスタシリンダ19で発生したブレーキ液圧は、モジュレータ23を介して前記液圧室5に供給される。この時、駐車ブレーキ機構8内のロック・アンロック機構9はピストン6の移動を許容するアンロック状態にあり、前記ブレーキ液圧の供給に応じてピストン6が推進し、車両内側(図中、ディスクロータDの右側)のパッド(インナパッド)2をディスクロータ1に押圧する。一方、この時の反力でキャリパ本体13が車両内側(図中、右側)へ移動し、その爪部13aが車両外側(図中、ディスクロータDの左側)のパッド(アウタパッド)3をディスクロータ1の他面に押圧し、これによりディスクロータ1が一対のパッド2,3により挟まれて、液圧に応じた制動力が発生する。しかして、図示しない車輪に設けられたセンサにより車輪のスリップなどの状態が検知されると、システムコントローラ24からの指令で液圧ポンプ21が駆動されると同時にモジュレータ23が切替えられて、キャリパ7内の液圧室5には、液圧ポンプ21で発生したブレーキ液圧が供給され、その液圧制御により前記スリップ状態が解消される。
ここで、本ディスクブレーキ装置1の具体的構造を示すと図2に示すとおりとなっている。同図において、30は、車両の非回転部(ナックル等)に固定されたキャリア(一部のみを示す)であり、前記一対のパッド2,3とキャリパ7とは、このキャリア30にディスクロータDの軸方向へ移動可能に支持されている。ピストン6は、カップ形状をなし、その底部がインナパッド2に対向するようにキャリパ本体13のシリンダ13b内に前記ピストンシール4を介して摺動可能に収められている。シリンダ13bの一端はキャリパ本体13の後端にボルト31を用いて固定した端板32によって液密に閉じられており、前記ケーシング13´は、この端板32に結合されている。なお、パッド2,3のそれぞれは、裏板2a,3aとこの裏板2a,3aに接合されたライニング材2b,3bとからなっている。また、ピストン6はインナパッド2に対して回り止めされ、さらに、ピストン6とキャリパ本体13との間には、シリンダ13b内への異物の進入を防ぐダストブーツ33が設けられている。
本実施形態において、上記駐車ブレーキ機構8内のロック・アンロック機構9は、前記端板32に一端が固定され、先端部を前記ピストン6内まで延ばした固定部材35と、ピストン6の内面に嵌合固定された可動部材36と、両部材35と36の間に配設され、ピストン6の戻り方向の動きを規制するくさび機構37とから概略構成されている。
上記くさび機構37は、図3にも示されるように、固定部材35の先端側の平板部35aの両側に形成された一対の固定平面38,38と、上記可動部材36の内面に前記一対の可動平面38と平行をなすように形成された一対の可動平面39,39と、これら固定平面38と可動平面39との間に介装された複数(ここでは、片側2個で合計4個)のコロ(スプラグ)40、40とを備えている。固定部材35および可動部材36は、ここでは特殊鋼から製作されており、その固定平面38および可動平面39には表面を硬くするために浸炭焼入処理が施され、かつこれら平面は研磨仕上げされている。
各コロ40は、図4に示されるように、上・下にアール曲面40aを有する断面異形の棒状部材からなっている。このコロ40のアール曲面40aは、中心をオフセットさせた所定半径の円筒面内に設定されており、図2に見て時計方向へコロ40が自転するとき、その上・下アール曲面40aが可動平面39、固定平面38に当接する。このとき、コロ40は、起立方向に対して所定の角度で傾斜するようになっており、この状態から、ピストン6にその推進方向と反対方向(ピストン戻り方向)の力が加わると、固定平面38と可動平面39との間でコロ40が突張って、両平面39,38とコロ40との間に強い接触力が生じ、いわゆるコロ40のくさび作用でピストン6の戻りが規制される。一方、この状態からピストン6に推進方向の力を加えると、コロ40が、図1に見て反時計方向へ転動し、前記くさび作用が解消されてピストン6の推進方向への移動は自由となる。すなわち、このくさび機構37は、ピストン6の戻り方向への移動のみを規制する直動ワンウエイクラッチとして機能している。
本実施形態において、上記各コロ40は、前記固定部材35に固定された固定リテーナ41と可動部材36の内側に移動可能に配置された可動リテーナ42とに保持されている。両リテーナ41、42内には、各コロ40を、ピストン戻り方向へ付勢するばね43が配設されており、各コロ40は、これらばね43により、常時は固定平面38と可動平面39との間で起立する方向へ付勢されている。この場合、コロ40の姿勢は、固定リテーナ41と可動リテーナ42との相対的な位置関係で決まり、固定リテーナ41に対して可動リテーナ42が前進(左方向へ変位)している場合には、該可動リテーナ42によりコロ40の上・下アール曲面40aが固定平面38および可動平面39から離れるか、わずかに接触する状態となる。すなわち、コロ40のくさび作用は発生せず、したがって、ピストン6はその推進方向および戻り方向へ自由に動き得る状態(アンロック状態)となる。一方、固定リテーナ41に対して可動リテーナ42が後退(右方向へ変位)している場合には、コロ40の時計方向への自転が許容され、この場合は、上記したようにコロ40の上・下アール曲面40aが可動平面39および固定平面38に接触し、コロ40のくさび作用でピストン6の戻り方向への動きがロックされる。
駐車ブレーキ機構8を構成するアクチュエータ10は、ここではソレノイドからなっている。アクチュエータとしてのソレノイド10は、コイル45とコイル45への正・逆通電により伸縮動作するプランジャ46とを有しており、そのコイル45は前記端板32の背面に固設され、そのプランジャ46は、前記固定部材35の基端側のカップ部35b内に挿入されている。このプランジャ46の先端部には、前記カップ部36bに穿設された長穴47を挿通して延ばされたピン48を介して前記可動リテーナ42が連結されており、可動リテーナ42は、ソレノイド10のプランジャ46の伸縮動に応じてピストン6内を進退動するようになっている。
上記アクチュエータ10はまた、固定部材35のカップ部35bの内部に配設され、前記ピン48を介してプランジャ46を伸長方向へ付勢する戻しばね49を備えている。プランジャ46は、この戻しばね49により常時は伸長端に位置決めされ、これに応じて可動リテーナ42は、常時は前進端に位置決めされる。この可動リテーナ42の前進端において、上記くさび機構37を構成するコロ40の時計方向への自転が規制され、この結果、コロ40のくさび作用は解消されて、ピストン6の移動は自由となる。一方、この状態からソレノイド10のコイル45に通電すると、そのプランジャ46が前記戻しばね49の付勢力に抗して短縮側へ移動し、これにより可動リテーナ42が後退端へ位置決めされる。この可動リテーナ42の後退端において、前記くさび機構37を構成するコロ40がばね43により時計方向へ自転し、これによりコロ40のくさび作用でピストン6の戻り方向への動きがロックされる。
本実施形態において、上記ソレノイド10は永久磁石Mの吸引力でプランジャ46の位置を保持する自己保持型として構成されており、これによりプランジャ46が短縮端に達した後、コイル45に対する通電を停止しても、プランジャ46は永久磁石Mの吸引力で短縮端に保持される。一方、この状態からコイル45に逆向きの電流を供給すると、プランジャ46に前記永久磁石Mの吸引力を打消す方向の力が働き、プランジャ46は前記戻しばね49の付勢力で伸長側へ移動する。この場合、プランジャ46が伸長端に達した後、コイル45への通電を停止しても、プランジャ46には戻しばね49の付勢力と永久磁石Mの吸引力が加わっているので、プランジャ46は、そのまま伸長端に保持される。
以下、上記のように構成したディスクブレーキ装置1を含むブレーキシステムにおける駐車ブレーキの作動について説明する。
駐車ブレーキ時には、運転者が切替スイッチ28をオンすると、駐車ブレーキ制御回路27がシステムコントローラ24に対し、汎用通信バス17を介して液圧加圧指令を送る。すると、システムコントローラ24は、液圧ポンプ21を駆動すると同時にモジュレータ23を切替え、これによりキャリパ7内の液圧室5にはブレーキ液圧が供給され、この結果、ピストン6が推進して通常ブレーキ時と同様に制動力が発生する。このとき、ピストンシール4がピストン6の推進に伴って弾性変形していく。また、液圧室5に供給されたブレーキ液圧は液圧センサ25により監視されており、その情報は通信線26´および汎用通信バス17を経て駐車ブレーキ制御回路27に送られている。駐車ブレーキ制御回路27は、前記液圧センサ25からの情報に基づく液圧確認により、汎用通信バス17および通信線16を経てキャリパ7内の通信制御回路12に対して、ピストン6をロックする指令(駐車ブレーキ指令)を送る。すると、通信制御回路12は駆動回路11に制御信号を送出し、これにより駆動回路11から駐車ブレーキ機構8のソレノイド(アクチュエータ)10のコイル45に所定の電流が供給される。
アクチュエータ10のコイル45に所定の電流が供給されると、ソレノイド10のプランジャ46が戻しばね49の付勢力に抗して短縮し、プランジャ46は永久磁石Mの吸引力によりそのまま短縮端に保持される。一方、このプランジャ46の短縮に応じて、可動リテーナ42が後退する。すると、くさび機構37を構成するコロ40がばね43により起立方向へ自転し、その上・下アール曲面40aが可動平面39と固定平面38とに当接する。
その後、駐車ブレーキ制御回路27は、システムコントローラ24に対して、液圧解除指令を送る。すると、システムコントローラ24は、液圧ポンプ21を停止して液圧室5のブレーキ液圧を解放する。このブレーキ液圧の解放により、ブレーキパッド2からの反力とピストンシール4の弾性力とでピストン6がわずかに戻り方向へ移動し、コロ40が時計方向へわずか自転して固定平面38と可動平面39との間で突張り、いわゆるコロ40のくさび作用でピストン6の戻りが規制される。すなわち、くさび機構37によりピストン6の戻り方向への動きがロックされた状態となり、駐車ブレーキが確立する。この間、自己保持型ソレノイド10のコイル45にはパルス的にワンショットの通電がなされるだけであるので、省エネルギーの面で有利となり、しかも発熱の影響もないので、ソレノイド10の機能が安定して維持される。
駐車ブレーキの解除は、運転者が切替スイッチ28をオフさせることで達成される。この場合は、駐車ブレーキ制御回路27から、汎用送信バス17およぼ通信線16を経てキャリパ7内の通信制御回路12に対し、ピストン6のロックを解除する指令(駐車ブレーキ解除指令)が送られる。すると、通信制御回路12は駆動回路11に制御信号を送出し、これにより駆動回路11からソレノイド10のコイル45に、上記駐車ブレーキ時と逆向きの電流が供給される。すると、プランジャ46に永久磁石Mの吸引力を打消す方向の力が働き、プランジャ46は前記戻しばね49の付勢力で伸長側へ移動しようとする。一方、駐車ブレーキ制御回路27は、システムコントローラ24に液圧加圧指令を送っており、システムコントローラ24は前記指令を受けて液圧ポンプ21を再び駆動する。すると、キャリパ7内の液圧室5にブレーキ液圧が供給され、これによりピストン6に推力が発生して、前記くさび機構37を構成するコロ40のくさび作用が解消され、これと同時に可動リテーナ42が前進端に移動する。その後、駐車ブレーキ制御回路27は、システムコントローラ24に対して、液圧解除指令を送る。すると、システムコントローラ24は、液圧ポンプ21を停止して液圧室5のブレーキ液圧を解放し、この液圧解放によりピストン6がピストンシール4の弾性力で戻り方向へ移動し、この結果、駐車ブレーキが解除される。この場合、可動リテーナ42の前進に応じてソレノイド10のプランジャ46が伸長するが、プランジャ46は戻しばね49の付勢力と永久磁石Mの吸引力とにより伸長端を維持するので、この段階でコイル45への通電を停止しても、駐車ブレーキ解除の状態が維持される。したがって、上記駐車ブレーキ時と同様に省エネルギーが達成され、かつ発熱が抑制される。
なお、上記くさび機構37を構成する断面異形のコロ40は、断面楕円形のコロに代えることができる。また、このくさび機構37を構成する固定平面38と可動平面39とを相互に傾斜するように設定した場合には、断面円形のコロの使用も可能になる。
また、上記実施形態においては、くさび機構37を構成する可動平面39をピストン6に嵌合した固定部材36に設けるようにしたが、この可動平面39は、ピストン6の内面に直接設けてもよいものである。
さらに、上記自己保持ソレノイド10は、2個のコイルを逆巻きにして、一方をプランジャ46の短縮用、他方をプランジャ46の伸長用として使い分けてもよい。
図5は、本発明の第2実施形態としてのディスクブレーキ装置1Aを含むブレーキシステムを示したものである。本第2実施形態においては、上記図1に示したブレーキシステム内の液圧センサ25を省略して、これをキャリパ7内に移設し、該液圧センサ25により液圧室5内のブレーキ液圧を直接検出するようにしている。また、キャリパ7内の送信制御回路12に、前記駐車ブレーキ制御回路27内の主機能を移し、前記液圧センサ25の情報を該送信制御回路12に送るようにしている。したがって、本第2実施形態においては、駐車ブレーキ制御回路27は、単純な駐車ブレーキスイッチ通信回路として構成されている。
本第2実施形態においては、通信制御回路12が駐車ブレーキの主制御を行うことになり、ここでは、運転者が切替スイッチ28をオンすると、その信号が駐車ブレーキ制御回路27から汎用通信バス17および通信線16を経て通信制御回路12に送られる。すると、通信制御回路12は、システムコントローラ24に対し、信号線16および汎用通信バス17を介して液圧加圧指令を送り、これに応じてシステムコントローラ24は、液圧ポンプ21を駆動すると同時にモジュレータ23を切替える。この結果、キャリパ7内の液圧室5にはブレーキ液圧が供給され、ピストン6が推進して通常ブレーキ時と同様に制動力が発生する。しかして、液圧室5内のブレーキ液圧は液圧センサ25により監視されており、その情報は通信制御回路12に送られている。通信制御回路12は、前記液圧センサ25からの情報に基づく液圧確認により、駆動回路11に駐車ブレーキ指令を送り、これにより駆動回路11から駐車ブレーキ機構8のソレノイド(アクチュエータ)10のコイル45に所定の電流が供給される。
ソレノイド10のコイル45に電流が供給されると、上記第1実施形態と同様にソレノイド10のプランジャ46が短縮して可動リテーナ42が後退し、くさび機構37を構成するコロ40がばね43により時計方向へ自転し、その上・下アール曲面40aが可動平面39と固定平面38とに当接する。その後、通信制御回路12は、システムコントローラ24に対して液圧解除指令を送り、これにより液圧ポンプ21が停止して液圧室5のブレーキ液圧が解放される。この結果、第1実施形態と同様にピストン6がわずか戻り方向へ移動し、くさび機構37を構成するコロ40のくさび作用でピストン6の戻り方向への動きがロックされ、駐車ブレーキが確立する。
駐車ブレーキの解除は、運転者が切替スイッチ28をオフさせることで、その信号が駐車ブレーキ制御回路27からキャリパ7内の通信制御回路12に送られると、通信制御回路12は、駐車ブレーキ解除指令を駆動回路11へ送出する。すると、駆動回路11からソレノイド10のコイル45に、駐車ブレーキ時と逆向きの電流が供給され、第1実施形態と同様にプランジャ46が伸長側へ移動しようとする。一方、通信制御回路12は、駆動回路11に対する駐車ブレーキ解除指令と同時に、システムコントローラ24に液圧加圧指令を送っており、これにより液圧ポンプ21が再び駆動されて、キャリパ7内の液圧室5にブレーキ液圧が供給される。この結果、ピストン6に推力が発生して前記くさび機構37を構成するコロ40のくさび作用が解消され、これと同時に可動リテーナ42が前進端に移動する。その後、通信制御回路12は、システムコントローラ24に対して、液圧解除指令を送り、これにより液圧ポンプ21が停止されて液圧室5のブレーキ液圧が解放され、この結果、ピストン6が戻り方向へ移動して駐車ブレーキが解除される。
図6は、本発明の第3実施形態としてのディスクブレーキ装置1Bを含むブレーキシステムを示したものである。本第3実施形態の特徴とするところは、上記第2実施形態(図5)の構成に加え、キャリパ7内に液圧室5内の液温を検出する液温センサ50を設けた点にある。一般に、過度なブレーキ操作を繰返した直後ではパッド2,3の温度が上昇するため、パッド2,3は、熱膨張によってその厚みを増し、その後冷却されていくことによりパッド2,3の厚みが減少するようになっている。つまり、高温時に駐車ブレーキを適切な制動力で作動させたとしても、駐車中の冷却によるパッド2,3の寸法変化(厚み減少)によって制動力が低下してしまうことになる。一方、パッド2,3が高温となる状況では、液圧室5内のブレーキ液の温度も上昇し、したがって、このブレーキ液の温度を監視することで、パッド2,3の寸法変化を予測できることになる。本第3実施形態は、このパッド2,3の寸法変化を予測して、駐車ブレーキの制動力を適切に制御することを意図してなされたもので、通信制御回路12には、ブレーキ液圧補正機能がさらに追加されている。
本第3実施形態における駐車ブレーキの作用は、第2実施形態と実質的に同じであるが、通信制御回路12は、システムコントローラ24に対して液圧加圧指令を送出する際、パッド2,3の寸法変化を見込んだ増圧分を上乗せした信号を送出する。これより、ピストン6には規定よりも大きな推力が発生し、この結果、駐車中の冷却によりパッド2,3が厚み減少を起こしても規定の制動力が維持されるようになる。
図7は、本発明の第4実施形態としてのディスクブレーキ装置1Cを含むブレーキシステムを示したものである。本第4実施形態の特徴とするところは、上記第3実施形態(図6)の構成に加え、キャリパ7内に駐車ブレーキ機構8の作動ストロークを検出するストロークセンサ51を設けた点にある。この場合、通信制御回路12には、ストロークセンサ51からの情報に基づいてピストン6が確実にロックされたか否かを判断する機能を持たせる。なお、ストロークセンサ51は、ソレノイド10のプランジャ46のストロークを検出する構成としても、可動リテーナ42のストロークを検出する構成としてもよい。
本第4実施形態における駐車ブレーキの作用は、第3実施形態と実質的に同じであるが、通信制御回路12は、前記ストロークセンサ51からの情報に基づいてピストン6が確実にロックされたか否かを判断し、確実にロックされていないと判断した場合は、再度駆動回路11に駐車ブレーキ指令を、システムコントローラ24に液圧加圧指令を送出し、駐車ブレーキ機構8を再作動させる。したがって、駐車ブレーキが不完全な状態で維持されることはなくなる。
図8は、本発明の第5実施形態としてのディスクブレーキ装置1Dを含むブレーキシステムを示したものである。本第5実施形態の特徴とするところは、上記第3実施形態(図6)の構成に加え、キャリパ7内にピストン6の推力を検出する推力検出センサ52を設けた点にある。この場合、通信制御回路12には、推力検出センサ52からの情報に基づいて確実に制動力が発生しているか否かを判断する機能を持たせる。なお、推力検出センサ52を設ける箇所は任意であるが、固定部材35の先端とピストン6の内底面との間に配置する場合に設置が容易となる。
本第5実施形態における駐車ブレーキの作用は、第3実施形態と実質的に同じであるが、通信制御回路12は、前記推力検出センサ52からの情報に基づいて十分なる制動力が得られたか否かを判断し、制動力が十分に発生していないと判断した場合は、再度駆動回路11に駐車ブレーキ指令を、システムコントローラ24に液圧加圧指令を送出し、ピストン6を再度推進させる。したがって、駐車ブレーキが不完全な状態で維持されることはなくなる。
なお、上記実施形態においては、駐車ブレーキ機構としてくさび機構を用いたものを例にとって説明したが、駐車ブレーキ機構はこれに限らず、液圧により推進したピストンをロックする機構であれば、どのような機構を用いてもよい。
また、上記実施形態においては、液圧源として液圧ポンプを用いたものを例にとって説明したが、液圧源としてはこれに限らず、マスタシリンダからの液圧を液圧源としてもよい。この場合は、ペダル操作によるマスタシリンダ液圧や、制御型の気圧式倍力装置を駆動してマスタシリンダの液圧をキャリパに供給するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムの構成を示す系統図である。 本第1実施形態としてのディスクブレーキ装置の要部構造を示す断面図である。 本ディスクブレーキ装置内のくさび機構の構造を示す断面図である。 本くさび機構で用いるコロの形状を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムの構成を示す系統図である。 本発明の第3実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムの構成を示す系統図である。 本発明の第4実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムの構成を示す系統図である。 本発明の第5実施形態としてのディスクブレーキ装置を含むブレーキシステムの構成を示す系統図である。
符号の説明
D ディスクロータ
1,1A〜D ディスクブレーキ装置
2,3 パッド
5 液圧室
6 ピストン
7 キャリパ
8 駐車ブレーキ機構
9 ロック・アンロック機構
10 ソレノイド(アクチュエータ)
11 駆動回路
12 通信制御回路
17 汎用通信バス
21 液圧ポンプ(液圧源)
24 システムコントローラ
25 液圧センサ
27 駐車ブレーキ制御回路
37 くさび機構
50 液温センサ
51 ストロークセンサ
52 推力検出センサ


Claims (7)

  1. 液圧源から液圧室内への液圧供給によりピストンを推進し、一対のパッドを前記ディスクロータに押圧させるキャリパに、前記液圧室内への液圧供給により推進したピストンを制動位置に固定および固定解除する駐車ブレーキ機構と、該駐車ブレーキ機構内のアクチュエータを駆動する駆動回路と、外部信号に応じて前記駆動回路を制御する通信制御回路とを設けたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
  2. 通信制御回路が、車両の汎用通信バスを介してブレーキシステムのコントローラと接続されており、外部信号が、前記汎用通信バスを介して前記通信制御回路に送られることを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
  3. 通信制御回路に、ブレーキシステムのコントローラを通じて駐車ブレーキの主制御を行う機能を持たせたことを特徴とする請求項2に記載のディスクブレーキ装置。
  4. キャリパに、ブレーキシステム内の液圧を検出する液圧センサを設け、該液圧センサの信号を通信制御回路に送出させることを特徴とする請求項3に記載のディスクブレーキ装置。
  5. キャリパに、液圧室内の液温を検出する温度センサを設け、該温度センサの信号を通信制御回路に送出させることを特徴とする請求項3または4に記載のディスクブレーキ装置。
  6. キャリパに、駐車ブレーキ機構の作動ストロークを検出するストロークセンサを設け、該ストロークセンサの信号を通信制御回路に送出させることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載のディスクブレーキ装置。
  7. キャリパに、ピストンの推力を検出する推力検出センサを設け、該推力検出センサの信号を通信制御回路に送出させることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載のディスクブレーキ装置。

JP2004031218A 2004-02-06 2004-02-06 ディスクブレーキ装置 Pending JP2005221035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031218A JP2005221035A (ja) 2004-02-06 2004-02-06 ディスクブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031218A JP2005221035A (ja) 2004-02-06 2004-02-06 ディスクブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005221035A true JP2005221035A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34996828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004031218A Pending JP2005221035A (ja) 2004-02-06 2004-02-06 ディスクブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005221035A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067264A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 電動駐車ブレーキ装置
JP2009101948A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Hitachi Ltd ディスクブレーキ装置
WO2015170597A1 (ja) * 2014-05-08 2015-11-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ装置
CN110529528A (zh) * 2019-09-25 2019-12-03 内蒙古工业大学 一种新型盘式制动器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067264A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 電動駐車ブレーキ装置
JP2009101948A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Hitachi Ltd ディスクブレーキ装置
WO2015170597A1 (ja) * 2014-05-08 2015-11-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ装置
JP2015214190A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ装置
CN106458177A (zh) * 2014-05-08 2017-02-22 日立汽车系统株式会社 制动装置
US10207690B2 (en) 2014-05-08 2019-02-19 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Brake apparatus
CN110529528A (zh) * 2019-09-25 2019-12-03 内蒙古工业大学 一种新型盘式制动器
CN110529528B (zh) * 2019-09-25 2024-02-13 内蒙古工业大学 一种新型盘式制动器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7188710B2 (en) Hydraulic brake actuator comprising electrically actuable lock for park brake
KR100897941B1 (ko) 솔레노이드 보조력 생성 타입 단일 모터 전자 웨지브레이크 시스템
KR101098144B1 (ko) 안전 제동 기능을 갖춘 제동 장치
JP4611363B2 (ja) 駐車制動力固定タイプの単一モータのエレクトロニックウェッジブレーキシステム
JP4756244B2 (ja) 電動ディスクブレーキ装置
JP2010054010A (ja) 電動ディスクブレーキ
KR101271509B1 (ko) 전자 기계식 브레이크
JP2014108655A (ja) ブレーキ装置
KR20140086913A (ko) 브레이크 시스템
JP4674690B2 (ja) ディスクブレーキ
WO2005033541A1 (ja) 自動パーキングブレーキ装置
JP2007522398A (ja) 車両用油圧ブレーキ
JP2015193357A (ja) 電動式ブレーキシステム、電動式ブレーキシステムを搭載した車両、及び電動式ブレーキシステムの制御方法
US6976563B1 (en) Brake caliper with integral parking brake
JP2007523789A (ja) パーキングブレーキ装置を有する油圧車両ブレーキとその運転をするための方法
JP2005221035A (ja) ディスクブレーキ装置
JP4011033B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JP2005282607A (ja) パーキングブレーキ装置
JP2005214286A (ja) ディスクブレーキ
JP4569762B2 (ja) 電動ディスクブレーキ装置
JP2005291337A (ja) ディスクブレーキ
JP4502749B2 (ja) 電動駐車ブレーキ装置および電動駐車ブレーキ装置におけるブレーキパッドの実位置推定方法
JP5053196B2 (ja) 流体圧ブレーキ装置
JP4521615B2 (ja) ディスクブレーキ
JP2006017193A (ja) ディスクブレーキ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081210